JPH04100880A - 水性澱粉スラリー接着剤 - Google Patents

水性澱粉スラリー接着剤

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JPH04100880A
JPH04100880A JP2216525A JP21652590A JPH04100880A JP H04100880 A JPH04100880 A JP H04100880A JP 2216525 A JP2216525 A JP 2216525A JP 21652590 A JP21652590 A JP 21652590A JP H04100880 A JPH04100880 A JP H04100880A
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starch
slurry
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water
starch slurry
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Masahiro Kumabe
正博 隈部
Kohei Hamazaki
浜崎 光平
Osahisa Karibe
苅部 長久
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Honshu Paper Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は澱粉をベースとする水性澱粉スラリ接着剤、特
に段ボール用に適した水性澱粉スラリー接着剤に関する
(従来の技術及びその解決すべき課題)澱粉をベースに
した段ボール用接着剤としてはスタインホール方式で得
られた接着剤が広く用いられている。スタインホール方
式においては、キャリヤ一部と称する熱とアルカリで完
全に糊(Eした澱粉水溶液に、メイン部と呼ばれる未糊
化澱粉を懸濁させることにより、段ボール用として有用
な接着剤が製造される。
しかしながら、このスタインホール方式では、このよう
な2成分水系を採用するため製造作業が煩雑であるなど
問題となっていた。
また、スタインホール方式では、キャリヤ一部の溶解澱
粉が低濃度において高粘度になるため、トータル#初濃
度として30重量%以上の高濃度澱粉糊を製造できない
という大きな欠点があった。
そこで、本件出願人は、澱粉20〜60重量%含有する
水性澱粉スラリー接着剤に対してラムザンガム及び/又
はキサンタンガムを少量添加することにより、スタイン
ホール方式の欠点を解消し、簡易な工程で高濃度の水性
澱粉スラリー接着剤が製造できることを見い出し、この
知見に基ついて特即平1−187058号を出願した。
しかしながら、この出願の発明は剪断をかけた状態で塗
布する実機コルゲータ−のロールコート方式の糊塗工装
置で塗布した場合、糊揚り性が必ずしも充分とは言えず
、糊塗工装置の通常条件で中芯段頂部に均一塗布ができ
にくいなど問題となっていた。
(発明が解決しようとする課題) 従って、本発明は、高濃度で澱粉を含みかつ流動性の改
良された水性澱粉スラリー接着剤を提供することを目的
とする。
(課題を解決するための手段) 本発明者は上記課題を達成するため鋭意検討した結果、
スタインホール方式におけるキャリヤ邪である澱粉水溶
液を使用せず、未糊化澱粉を主体とし、キ、リヤ一部の
効果である、未糊化澱粉の懸濁安定をラムザンガム及び
/又は牛サンタンガムで行うことともに、水性澱粉スラ
リー接着剤への流動性の改良は吸水性ポリマー及び/又
はアルギン酸ナトリウムで行なうことにより上記課題を
達成できることを見い出し、本発明に到達したものであ
る。
以下、本発明について詳述する。
本発明で使用される澱粉は特に制限されないが、例えば
ジャガイモ澱粉、サツマイモ澱粉、トウモロコシ澱粉、
小麦澱粉、タピオカ澱粉等の、いわゆる生澱粉が挙げら
れ、更に、酸化、カチオン化又はアニオン化等の変性処
理を受けた変性澱粉等であってもよく、またそれの混合
物でもよい。水性澱粉スラリー中の澱粉濃度は20〜6
0重量%である。澱粉濃度が60重量%を超えると、ス
ラリー粘度が急上昇してスラリーとじての取扱いが困難
となる。
本発明で使用されるラムザンガムは、グラム陰性の好気
性細菌アルカリゲネス(A lca l igenes
>に属するアメリカン・タイプ・カルチュア・コレクシ
B ン(1’iashington D、C,)寄託種
AT[:C31961が、クルコースを発酵してその菌
体外に放出した多糖類を精製、粉末化することにより得
られる天然ガム質てあって、次式に示すように、主鎖が
、2個のグリコースと、グルクロン酸及びラムノース各
1個、側鎖が、2個のグリコースより構成された構造を
有する。
本発明で使用されるキサンタンガムはグルコースを含む
糖類を原料として、これに無機酸を含み、pHが微酸件
の培地の中に、キサントモナス・キャンペス) IJス
菌を接種して通気培養することにより生産される。この
構造は確定的ではないが、次式に示すようなグルコース
、マンノース、グルクロン酸、ピルビン酸からなるアニ
オン性天然高分子と考えられる。
(ただし、■ Na、に、Ca) 高濃度の水性澱粉スラリーを得ようとする場合、該スラ
リー中におけるラムザンガム及び/又はキサンタンガム
の量は、澱粉の乾燥重量に対して0.01〜1,0重量
%であるが、好ましくは0.03〜0.5重量%である
本発閂の流動性改良剤としては、吸水性ポリマー又はア
ルギン酸ナトリウムが使用される。吸水性ポリマーは、
通常、紙おむつや生理用ナプキン等の吸水剤として使用
されている。吸水性ポリマーは、ポリアクリル酸塩系、
澱粉−ポリアクリル酸塩系、アクリル酸ビニルアルコー
ル共重合体、ポリエチレンオキサイド系、マレイン酸系
、カルボキシメチルセルロース系であり、部分架橋され
ているので、水に無制限に溶解することはなく、ラムザ
ンガム及び/又はキサンタンガムの懸濁安定効果を妨げ
ず、澱粉スラリーの流動性を改良するものと考えられる
(実施例) 以下、本発明について更に実施例により詳述する。
実施例1 100gビーカーにカセイソーダ5.7gを入れ、次い
で水60gを入れて、攪拌し、カセイソーダ溶液を作成
した。一方、2βビーカーに水620.2gを入れ、攪
拌しながら硼砂を6g投入し、溶解した。次いで、コー
ンスターチ300gとラムザンガム0.6gと吸水性ポ
リマー(日本触媒化学工業■製アク了りツクCN  7
 S) 7. D gを粉体で混合し、混合機上記2β
ビーカーに攪拌しながら投入し、澱粉スラリーとした。
カセイソーダ溶液をこの澱粉スラリーに攪拌しながら、
20分以上の時間をかけ、未糊化澱粉がアルカリショッ
クで糊化しないように投入して水性澱粉スラリー接着剤
を製造した。水性澱粉スラリー接着剤の配合及び、物性
を以下の表−1に示す。
また、この接着剤を使用し、一方、ライナーとして本州
NRK220を、また中芯として三興中芯120を使用
し、コルゲータ−で貼合した。その結果も、同表−1に
示した。
実施例2 ラムザンガムの代わりにキサンタンガムを使用し、また
吸水性ポリマーの代わりにアルギン酸ソーダーを用いる
ことを除いて、実施例1と同様にして行った。
比較例1 流動性改良剤を使用しないことを除いて実施例1を繰り
返した。
比較例2 参考のため、従来のスタインホール方式により接着剤を
製造した。
表−1より、本発明の接着剤は、スタインホール方式で
製造したものと同程度の接着強度及びバーキュレス程度
を有するものを簡易に製造できることが分る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 澱粉20〜60重量%を含む水性澱粉スラリー接着剤で
    あって、前記澱粉の重量に基づいて、該澱粉の懸濁安定
    剤としてのラムザンガム及び/又はキサンタンガム0.
    01〜2重量%と、水性澱粉スラリー接着剤の流動性改
    良剤としての吸水性ポリマー及び/又はアルギン酸ナト
    リウム1〜10重量%と、 を含有することを特徴とする接着剤。
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JP2007284562A (ja) * 2006-04-17 2007-11-01 Oji Cornstarch Co Ltd アルカリ吸着澱粉を用いた段ボール用接着剤
JP2015024351A (ja) * 2013-07-24 2015-02-05 株式会社豊田自動織機 塗工装置

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