JPH06299131A - 高速コルゲーテイングの為の澱粉−ヘミセルロース接着剤 - Google Patents

高速コルゲーテイングの為の澱粉−ヘミセルロース接着剤

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JPH06299131A JP6007884A JP788494A JPH06299131A JP H06299131 A JPH06299131 A JP H06299131A JP 6007884 A JP6007884 A JP 6007884A JP 788494 A JP788494 A JP 788494A JP H06299131 A JPH06299131 A JP H06299131A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 キャリヤー、非キャリヤーおよびキャリヤー
−非キャリヤーの種類のコルゲーテイング用澱粉ベース
接着剤は、ヘミセルロースを添加して製造すると、改善
されたグリーン強度および耐水性を示す。接着剤がキャ
リヤーの種類またはキャリヤー−非キャリヤーの種類で
ある時には、ヘミセルロースはキャリヤー層を製造する
工程の間にその場でコーン−ファイバーから抽出でき
る。 【効果】 この接着剤は改善されたグリーン強度および
耐水性を示す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヘミセルロースを含有
する澱粉ベースのコルゲーテイング用接着剤に関する。
更に特に、本発明は改善されたグリーン強度(gree
n strength)および耐水性を得る為に接着剤
調製物中にヘミセルロースを混入することによって製造
されるキャリヤー、非キャリヤーまたはキャリヤー−非
キャリヤーの種類の高速コルゲーテイング用接着剤に関
する。
【0002】
【従来技術】段ボールの製造で使用される接着剤は一般
に澱粉、苛性アルカリ、硼素含有化合物および、耐水性
が要求される場合には、耐水性樹脂を含有している。段
ボール紙の主な結合剤は、澱粉が紙繊維に浸透するの
で、コルゲーテイング工程でゼラチン化する澱粉であ
る。他の成分、即ち苛性アルカリ、硼素含有化合物およ
び耐水性樹脂は澱粉の基本的性質を変性する助剤であ
る。
【0003】苛性アルカリ──一般には水酸化ナトリウ
ムの状態のもの──は、澱粉のゼラチン化点温度に直接
的に影響を及ぼす。ゼラチン化点温度はしばしばゲル点
またはゲル温度と呼ばれ、未変性のコーン澱粉の165
°F(74℃)のその天然の値から苛性アルカリの添加
によって約138°F(59℃)〜約152°F(67
℃)の範囲の温度に低下する。また、苛性アルカリは更
に良好な結合を可能とする表面の紙繊維へのゼラチン化
した澱粉の浸透を増加させる。
【0004】硼素含有化合物は多様な役割を果たす。最
も重要な機能は、“グリーン結合(green bon
d)”の形成において必須である接着剤粘着性を改善す
ることである。グリーン結合は接着剤系が最終的な熱硬
化するまで段ボールの各構成成分を一緒に保持する結合
である。硬化する間に生成物のまとまった形を維持する
のは接着剤の粘度だけに依存している。コルゲーテイン
グ装置速度はそれ故に、ライナと段付き中しんとの間の
段の頂き結合ラインにおける粘度増加の速度(即ち、グ
リーン結合形成速度)によって制限される。酸素原子は
硼素に付着して澱粉とセルロース水酸基との間に比較的
強い結合を形成する──これはしばしば硼素ブリッジと
呼ばれる──。また、硼素含有化合物は苛性アルカリの
存在下に緩衝剤として作用しそして接着剤ペーストの粘
度安定性の維持を補佐する。
【0005】澱粉以外のポリヒドロキシ化合物、例えば
ポリビニルアルコールが硼素含有化合物に、澱粉および
それと同様に反応することは公知である。硼素含有化合
物およびポリビニルアルコールは、相乗的に作用し合っ
て強い結合を形成するものと思われる。澱粉の存在下に
に同様の他のポリヒドロキシ化合物、即ちポリビニルア
ルコールは、硼素の存在下により速やかに接着剤粘着性
を発揮し、これはコルゲーターを比較的早い機械速度で
運転できることを意味する。
【0006】防水性−または耐水性樹脂は、接着剤の任
意成分であると考えれており、そして、いくつかのコル
ゲーテイング−プラントがそれを必要なが、ほとんどの
プラントは必要な時にはそれを使用る為に準備されてい
る。沢山の種類の熱硬化性樹脂が適している。それらの
最も一般的なものは尿素−ホルムアルデヒド、ケトン−
ホルムアルデヒドまたはメラミン−ホルムアルデヒドか
ら誘導される。熱および圧力をコルゲーテイング装置中
でそれに適用した時に、それらは縮合して優れた耐水性
架橋を形成する。ポリビニルアルコールをこれらの樹脂
を含有する接着剤に添加した時に、これが耐水性結合を
改善する架橋に関与する。
【0007】段ボール製造工程で、接着剤は一般に段付
き中しんの段の頂きに塗布される。次いで段付けしてな
い平らな紙ライナを、段ロールとプレスロールとの間に
通す時に、接着剤が塗布された段に貼り合わせる。得ら
れる生成物は一方の側に段付き中しんを有しそしてもう
一方の側に平らなライナを有しており、これは片面部材
と呼ばれる。この片面部材はそのまま(“片面”段ボー
ルト呼ばれる)で使用するかまたは接着剤を片面部材の
段の頂きに塗布しそして第二の平らなシートを最初のも
との同様の方法で適用させる。これを“ダブルフェーサ
ー(double−facer)”または“ダブル−バ
ッカー(double−backer)”操作と呼ぶ。
第二のライナシートは接着剤との接触した直後に熱およ
び(片面部材を製造する為に使用した圧力に比較して)
下げられた圧力で処理する。
【0008】キャリヤー、非キャリヤーおよびキャリヤ
ー−非キャリヤーの種類であってもよい澱粉ベースの接
着剤が、段ボール製造の工程で一般に使用される。キャ
リヤーの種類の接着剤では、澱粉(またはデキストリ
ン)の一部が、キャリヤー──しばしばゼラチン化相と
して知られている──を形成し、それが未ゼラチン化状
態で存在する残りの澱粉を懸濁させている。加熱加圧条
件のもとで、非ゼラチン化澱粉は速やかに水和化しそし
てゼラチン化して接着剤組成物の粘度および接着性を迅
速に向上させる。非キャリヤーの種類の接着剤では、澱
粉の全てが粘度の為に僅かに調理されているかまたは熱
および苛性ソーダで膨潤されている。最後にキャリヤー
−非キャリヤーの種類の接着剤は、キャリヤーを形成し
そして粘度の約半分に対応し得る一部の澱粉を有しそし
て残りの澱粉の粘度を調理してない澱粉を僅かに膨潤さ
せることによって得ている。
【0009】コルゲーテイング用接着剤の最も重要な性
質の一つはグリーン強度である。グリーン強度は、接着
剤の全強度が発揮されるまで一緒に紙を保持する性質で
ある。慣用の澱粉系接着剤によって与えられるグリーン
強度は全く低いが、ポリビニルアルコールの様な物質の
添加がこの性質を上述の如く改善する。グリーン強度の
高められた水準は、時々早期粘着と呼ばれ、コルゲーテ
イング装置運転者がその装置の速度を早めることを生成
物の品質を犠牲にすることなしに可能とする。
【0010】グリーン強度に影響を及ぼす合成ポリマー
には多大な費用がかかる傾向があり、それの価格は石油
市場の不安定さに従っている。要するにこれらのポリマ
ーは当業者に天然生成物よりも望ましくないものと理解
されている。更に掛かるポリマーを用いることは、段ボ
ール製造者に費用を付加させる追加的製造段階を必要と
される。
【0011】米国特許第4,941,922号明細書に
よると、接着性および分散性を向上させる為に澱粉ベー
スのコルゲーテイング用接着剤にファイバーを添加して
もよくそして接着剤向上した耐水性、乾燥強度、粘度お
よび接着性を含む改善された接着特性を生じる。ファイ
バーに適する源泉として、木材、紙、綿およびレーヨン
を含むセルロースファイバー;ナイロン、ポリエステ
ル、ポリプロピレン、ライクラ−スパンデックス(Ly
cra Spandex)、ビレン(Vyrene)、
ビニロン、ダイネル(Dynel)、サラン(Sara
n)、クレセラン(Creselan)、アクリル、ポ
リエチレン、テフロン、テトラフルオロエチレン、ガラ
ス、コレロン(Corlon)を含む合成源のファイバ
ーおよび金属ファイバーが記載されている。小麦および
コーンを粉砕する間に生じるファイバーも適しているそ
うである。この米国特許によるとファイバーを一般に、
未調理の澱粉部分の中に最初に懸濁させ、キャリヤー部
分と一緒に懸濁させ、キャリヤー−非キャリヤー(また
は非キャリヤー)が膨潤する前に懸濁させるかまたは貯
蔵または使用の前に最終的接着剤混合物に添加する。こ
の特許には実験データがないが、コーンの粉砕工程の間
に発生するファイバーを使用することが記載されてお
り、そしてこの特許にはどの種類のファイバーからヘミ
セルロースを抽出することは開示していない。
【0012】
【発明の構成】本発明者は、ヘミセルロース──即ち、
コーン粒、殻および他の植物材料の天然で且つ容易に製
造できる成分──を澱粉ベースのコルゲーテイング用接
着剤においてグリーン強度を向上させる為に使用できる
ことを見出した。ヘミセルロースは植物源に依存してい
ろいろな状態で存在し得るペントグリカン(pentg
lycan)である。
【0013】また本発明者はキャリヤーおよびキャリヤ
ー−非キャリヤーの種類のコルゲーテイング用接着剤の
製造において調理段階の間にコーン−ファイバーからそ
の場でヘミセルロースが抽出できることも見出した。コ
ーンの湿式粉砕工業によって製造されるコーン−ファイ
バーが有利である。
【0014】この明細書および特許請求の範囲におい
て、全ての部および百分率は他に指摘がない限り重量に
関しそして“接着剤の部”という言葉は水、澱粉および
あらゆる化学品を含める接着剤の全重量に関して用いて
いる。“キャリヤー相の部”という言葉は、水、澱粉お
よびあらゆる化学品を含めたキャリヤー相の全重量に関
して用いる。“全澱粉”および“全炭水化物”という言
葉は、存在する未変性澱粉、変性澱粉およびデキストリ
ン、即ち全部の炭水化物の累積総重量に関する。
【0015】本発明のコルゲーテイング用接着剤組成物
は、キャリヤー、非キャリヤーまたはキャリヤー−非キ
ャリヤーの種類の澱粉ベースのコルゲーテイング用接着
剤であって、澱粉全体を基準として約0.1〜約20.
0重量% 、好ましくは約0.3% 〜約10.0重量% の
ヘミセルロースを含有している。ヘミセルロースは木材
および農業製品を含む種々の植物物質から得ることがで
き、ヘミセルロースの有利な源泉はコーンである。ヘミ
セルロースも粘度の改善の為に僅かに加水分解すること
ができる。部分的に加水分解されたヘミセルロースは日
本国東京のNSK社からCELLACEの名称で入手で
きる。
【0016】ヘミセルロースはキャリヤーの種類のコル
ゲーテイング用接着剤の製造で第一および第二ミキサー
に添加してもよいしまたは非キャリヤーまたはキャリヤ
ー−非キャリヤーの種類の接着剤の製造におけるどの段
階で添加してもよい。有利な実施態様においては、ヘミ
セルロースは、キャリヤーの種類またはキャリヤー−非
キャリヤーの種類のコルゲーテイング用接着剤の製造に
おいて第一ミキサーに添加されたコーン−ファイバーか
らその場で抽出する。
【0017】有利な実施形態によれば、キャリヤーの種
類の本発明のコルゲーテイング用接着剤は次の方法で製
造される: 1.水、未変性澱粉および/または変性澱粉および/ま
たはデキストリンおよびコーン−ファイバーを第一ミキ
サー中で混合しそして少なくとも約1分、好ましくは約
1分〜約25分、約115°F(46℃)〜約180°
F(82℃)の温度に加熱する; 2.苛性アルカリの水溶液を添加して約10〜約14、
好ましくは約12〜約14のpHを達成しそして混合を
少なくとも約10分、好ましくは約10〜約40分継続
しそして 3.追加的な水を添加しそして混合を少なくとも約1
分、好ましくは約1〜約15分、特に好ましくは約5分
〜約8分継続して、キャリヤー相を形成し; 4.第二ミキサーに水を充填し、約70°F(21℃)
〜約105°F(41℃)、好ましくは約90°F(3
2℃)〜約100°F(38℃)に加熱しそして硼砂を
添加し; 5.未変性澱粉および/または変性澱粉および/または
デキストリンを添加し、そして耐水樹脂を任意成分とし
て添加してもよく、懸濁相(懸濁した澱粉相とも言う)
を形成しそして含有成分を約3〜25分の間混合し; 6.第一ミキサーの含有物を連続的混合下に第二ミキサ
ーに徐々に添加する。この段階を一般に約5〜20分に
亘って実施する。 第一ミキサーに添加されるコーン−ファイバーはあらゆ
る種類のコーン−ファイバーであることができる。適す
るファイバーは飼料として一般に記載される如き粗ファ
イバーおよび人間が消費する為に造られる食用コーン−
ファイバーの如き更に加工された製品がある。粗ファイ
バーまたは飼料は一般に約20% 〜約40% のヘミセル
ロースを含有しておりそして食用コーン−ファイバーは
一般に約50% 〜約80% のヘミセルロースを含有して
いる。食用コーン−ファイバーを使用する場合には、使
用する量は100部の接着剤当たりに約0.1〜約5.
0部のであるのが有利である。
【0018】本発明のコルゲーティング用接着剤は水、
澱粉全体を基準として約0.1〜約20.0重量% 、好
ましくは約0.3〜約1.0重量% のヘミセルロース、
100部の接着剤当たり約10〜約35部、好ましくは
約18〜約32部の炭水化物成分──これはここでは未
変性澱粉および/または変性澱粉および/またはデキス
トリンを含むと定義される──および約10〜約14、
好ましくは約12〜約14のpHを得るのに充分な苛性
アルカリを含有する水性エマルジョンである。
【0019】キャリヤーの種類の実施形態においては、
キャリヤー相は100部の接着剤当たり約2〜約6部の
炭水化物を含有しておりそして残りの炭水化物成分は懸
濁した相の状態で存在している。接着剤が非キャリヤー
の種類の接着剤である場合には、炭水化物成分は部分的
に膨潤して、Stein Hall cup.として一
般に知られているオリフィス−タイプの粘度計によって
測定される如き約20〜約40秒、好ましくは約25〜
約35秒の粘度を得る。最後にキャリヤー−非キャリヤ
ーの種類の実施態様では、約0.05〜約0.10部の
炭水化物成分(澱粉全体量)がキャリヤー相中に存在し
そして残りが部分的に膨潤されて、非キャリヤーの実施
態様についてと同様に測定された約30〜約50秒、好
ましくは約35〜約45秒の粘度が得られる。
【0020】本発明の接着剤は100部の接着剤当たり
に約0.2〜約1部の硼素含有化合物を含有していても
よい。耐水性樹脂も100部の接着剤当たりに約0.5
〜約5部の量で混入してもよい。
【0021】有利な実施形態においては、接着剤はキャ
リヤーの種類のまたはキャリヤー−非キャリヤーの種類
の接着剤でありそしてヘミセルロースはキャリヤー相の
製造の間にその場でコーン−ファイバーから抽出され
る。
【0022】キャリヤーの種類の本発明のコルゲーイテ
ング用接着剤組成物は、二つの中間体を別々に製造しそ
して次にそれらを混ぜて製造する。一つの中間体はキャ
リヤー相と称されそしてもう一方は懸濁された澱粉相と
呼ばれている。
【0023】キャリヤー相はヘミセルロースおよび炭水
化物を水と混合することによって製造される。これらの
成分は一緒にまたはどんな順序でも水に添加することが
できる。ヘミセルロースの量は100部のキャリヤー相
当たり約0.4〜約80部、好ましくは約1.2〜約4
0部であるかまたは接着剤中の澱粉全体100部当たり
約0.1〜約20.0部である。炭水化物成分は100
部のキャリヤー相当たり約10〜約25部の量で添加す
るかまたは100部の接着剤当たりに約2〜約6部ので
ある。
【0024】本発明の有利な実施形態においては、コー
ン−ファイバーからのヘミセルロースはキャリヤーの種
類の接着剤において使用される。この有利なコーン−フ
ァイバーは約50〜約80% のヘミセルロースを含有す
る食用コーン−ファイバーでありそしてこのものは米国
特許第4,994,115号明細書または同第5,07
3,201号明細書に従って製造できる。ヘミセルロー
ス含有コーン−ファイバーをキャリヤー相の製造段階で
他の成分と混合する。これらの成分を連続的に混合しそ
して約115°F(46℃)〜約180°F(82℃)
の温度に加熱する。次に、継続的に混合しそして熱を維
持する間にアルカリ性pHにするのに充分な苛性アルカ
リを添加する。ヘミセルロースをコーン−ファイバーの
状態で添加する場合には、混合および加熱は、コーン−
ファイバーからその場でヘミセロルースを抽出するのに
充分な時間継続する。pHは約10を超えるべきであ
り、好ましくは約12を超えさせる。充分な時間および
温度は一般に約10〜約40分、約115°F(46
℃)〜約180°F(82℃)である。更により低い温
度は一般により長い時間を必要とする。
【0025】熱を除いた後で、混合を均一に冷却ができ
るように継続してもよい。水は迅速に冷却する為にこの
段階で添加してもよい。懸濁した澱粉相を熱水と炭水化
物成分との混合によって製造する。水を約70°F(2
1℃)〜約105°F(41℃)の温度に加熱しそして
連続的に混合する。炭水化物成分は100部のコルゲー
テイング用接着剤当たり約10〜約25部の量で、好ま
しくは100部の接着剤当たり約17〜約20部の量で
添加する。
【0026】硼酸または硼酸塩の如き硼素含有化合物
は、粘着性を改善する為に幾つかの方法段階で添加しな
ければならない。キャリヤー相、懸濁した澱粉相または
両方の相の製造段階で添加してもよい。硼素含有化合物
の一部をキャリヤー相の製造の間に添加した場合には、
該化合物が最終的接着剤生成物の粘度安定性も改善す
る。しかしながら好ましくは、硼素含有化合物の殆どは
懸濁された澱粉相に添加する。硼素含有化合物をキャリ
ヤー相の製造の間に添加する場合には、それは100部
のキャリヤー相当たりに約0.03〜約1部の量でまた
は100部の接着剤当たりに約0.01〜約0.3部の
量で添加する。懸濁された澱粉相に添加される硼素含有
化合物は、硼素含有化合物全体が100部の接着剤当た
りに約0.2〜約1部に達する程の量で添加する。
【0027】キャリヤー相は、タンクの内容物を連続的
に混合しながら懸濁した澱粉相を含有するタンクに徐々
に添加する。タンク内容物の温度を、徐々の添加の間、
約70°F(21℃)〜約105°F(41℃)に維持
する。添加されるキャリヤー相の量は100部の接着剤
当たりに約15〜約50部である。
【0028】耐水性樹脂は、懸濁した澱粉相タンクに1
00部の澱粉当たりに約0.5〜約5部の量で何れかの
時点で添加することができる。他の接着剤製造段階の全
てが完了した後にこの樹脂を添加するのが有利である。
【0029】本発明のキャリヤーの種類の接着剤組成物
の個々の成分を、それの有利な実施形態の説明と共に以
下に詳細に説明する。ヘミセルロース ヘミセルロースは多くの生きている植物中に存在する天
然のポリマーであり、本発明に従って使用する為に種々
の源から導き出することができる。その名称は植物組織
中のセルロースに密接に関連して導き出されており、一
旦はセルロース合成の前駆体であると考えられていた。
このものは機械的剪断による崩壊および関連する粘度の
喪失に耐える比較的強い材料である。このものは澱粉と
の完全な相容性がありそして硼素化合物と積極的に反応
して、コルゲーテイング用接着剤中のポリヒドロキシ化
合物と共同で硼素−酸素ブリッジ構造を形成する。ヘミ
セルロースは、その分子量を減らすことおよびその粘度
特性を増加させることを望む場合には、部分的に加水分
解してもよい。
【0030】水酸化カルシウム溶液または希釈アルカリ
液の如きアルカリ性媒体を用いてコーン−ファイバーか
らヘミセルロースを抽出することができる。しかしなが
らこの段階は、コルゲーテイング用接着剤の製造時には
排除することができる。何故ならばこれらはアルカリ性
媒体中で製造されるからである。それ故にヘミセルロー
スは予めの抽出−精製段階を必要とすることなしにその
場で抽出することができる。
【0031】ヘミセルロースは追加的側鎖を持つ5員キ
シラン(ペントサン類)、例えばアルバノ−キシランお
よびグルクロン酸を基礎としている。骨格配置はセルロ
ース中に認められるのと同様なβ−1,4−結合であ
る。それの分子量は澱粉およびセルロースと相違してい
るにもかかわらず、それの類似性についての鍵は結合に
自由に利用できる沢山の官能性水酸基である。ヘミセル
ロースの構造は本質的に変化し得るが、構造の一般化し
た形で以下に図示する:
【0032】
【化1】
【0033】コーン粒の外皮または殻はヘミセルロース
含有量が多く、それからヘミセルロースが容易に抽出さ
れそしてそれらは多量に入手できるので、ヘミセルロー
スの特に良好な源泉である。ヘミセルロースの最大の潜
在的な未汚染の(コルゲーテイング法にとって重大でな
い)源泉の一つは、コーンの湿式粉砕工業によって製造
されるコーン−ファイバーである。コーン−ファイバー
の有利な種類は、CPC International
Inc.、P.O.Box8000、Engelwo
od Cliffs、ニュージャージー州07632米
国のコーン・プロダクト部門によってPEERLESS
(登録商標)コーン−ファイバーの名称で販売されてい
る食用コーン−ファイバーである。
【0034】ヘミセルロースは硼素化合物の添加に好都
合に反応する。ポリヒドロキシ化合物に対する共通する
硼素ブリッジ−メカニズムは、澱粉ベースのコルゲーテ
イング用接着剤中のヘミセルロースの他の積極的な属性
にあると思われる。
【0035】キャリヤー相澱粉またはデキストリン 未変性澱粉またはデキストリンは本発明のキャリヤー相
の製造の為に使用できるが、変性澱粉が有利である。何
故ならば変性澱粉は接着剤組成物中に実質的に多い固形
分を溶解することができ(未変性澱粉で達成できる量の
二倍まで)そしてそれ故により良好なグリーン結合およ
び接着特性の改善に寄与するからである。理由は、変性
澱粉が──水中ペースト化している時──未変性澱粉よ
りも粘性が低くそして結果として実用的粘度で未ゼラチ
ン化澱粉をより多量に“運搬”できる点にある。
【0036】本発明に従って使用される変性澱粉は機械
的に、化学的にまたは熱的に変性することができる。未
変性澱粉に比較して、変性澱粉はしばしば優れた物理的
性質、例えば向上した安定性、より良好な造膜性、増加
した白色度、改善されたゲル強度、粘度安定性、向上し
た接着性、改善された耐剪断性および向上した凍結融解
分解安定性を有している。コーンの他の発生形態から誘
導される澱粉:例えば高アミロースおよびワクシーコー
ン並びに種々のモロコシもかゝる用途に適している。適
する化学変性澱粉には低下した分子量、高い流動性およ
び/または官能性サブグループを持つ変性された酸化澱
粉、例えば次亜塩素酸塩で酸化した澱粉、酸−缶詰めし
た澱粉、エチラート化澱粉、交叉結合した澱粉等が含ま
れる。
【0037】本発明で使用できそして市販されている化
学的に変性された澱粉の例には、残留カルボキシル官能
性および極端な均一性を持つ変性澱粉SUREBOND
(登録商標)またはSTABLEBOND(登録商標)
がありおよびCPC International I
nc.、P.O.Box8000、Engelwood
Cliffs、ニュージャージー州07632米国の
コーン・プロダクト部門によって市販されている。
【0038】キャリヤー相で使用できる未変性澱粉は、
懸濁相澱粉の説明で以下に更に詳述する中に説明された
ものと同じである。キャリヤー相で使用できるデキスト
リンは、Whistler R.L.等がStarc
h:Chemistry and Technolog
y(澱粉:化学および技術)、第2版、第XX章、第5
96〜607頁、AcademicPress In
c.(ニューヨーク、1984年)に充分に説明されて
いる色々な条件のもとで澱粉を加熱することによって製
造される。
【0039】懸濁相澱粉 懸濁相で使用される未変性澱粉は沢山の植物の根、茎ま
たは実から化学的に製造される必需品である。このもの
は線状−または枝分かれした多糖類ポリマーより成る高
分子量炭水化物である。変性澱粉および/またはデキス
トリンは懸濁相澱粉として使用できるが、未変性澱粉は
より経済的である。
【0040】硼素含有化合物 硼素原子に着く遊離水酸基を持つあらゆる硼素含有化合
物が使用できる。最も一般的に使用される化合物は市販
の硼酸(オルソ硼酸、H3 BO3 およびそれのH3 BO
3 ・xH2 Oなる水和物)および硼砂(四硼酸ナトリウ
ム二水和物、Na2 4 7 ・10H2 Oおよび他の水
和物および無水物の状態のもの)である。
【0041】苛性アルカリ あらゆる強い塩基が使用されるが、有利な塩基がアルカ
リ金属水酸化物である。最も有利なのは水酸化ナトリウ
ムおよび−カリウムである。
【0042】耐水性 ヘミセルロースを用いて製造される澱粉ベースのコルゲ
ーテイング接着剤はヘミセルロースを用いずに製造され
た同じ接着剤と比較して優れた耐水性を有する。しかし
ながらもし更に向上した耐水性が望まれる場合には、段
ボール製造工業で使用される慣用の樹脂を使用すること
ができる。
【0043】有利な耐水性樹脂には、塩基性媒体中で加
熱した時に、澱粉、ポリビニルアルコール、ヘミセルロ
ースまたはセルロース分子中のあらゆる有効な水酸基と
反応および架橋反応する架橋種が発生するものが含まれ
る。架橋作用は澱粉、ヘミセルロースおよび他のポリヒ
ドロキシ分子の親水性および水溶性を水に対する水酸基
の有効性を効果的に排除することによっておよび疎水性
を発展させ、脂肪族架橋部分を成長させることによって
低減させる。ケトンとアルデヒド化合物との反応からの
縮合生成物も適している。これらの樹脂はポリエーテル
ポリマーであるが、尿素、メラミン等の如き他の種々の
モノマーを含有していてもよい。殆どの有利な樹脂は、
約1.5〜30重量% のアセトン、約5〜50重量% の
ホルムアルデヒドおよび約0〜15% の第三モノマーよ
り成るアセトン−ホルムアルデヒド樹脂、アセトン−尿
素−ホルムアルデヒド樹脂およびアセトン−メラミン−
ホルムアルデヒド樹脂である。本発明で使用するのに適
する市販の架橋性樹脂は、Astro Industr
ies Inc.、114 IndustrialBo
ulevard、P.O.Box 2559、Morg
anton、NC28655 米国によって製造されて
いる一連の樹脂ASTROMEL(登録商標)である。
【0044】
【実施例】キャリヤーの種類の接着剤 段ボールの例を慣用の段ボール製造装置を用いて製造し
た。澱粉系接着剤は、250ガロンの第一ミキサーと6
66ガロンの第二ミキサーとで構成されているRing
wood Company、シカゴ、イリノイ州、米国
によって製造される標準的Stein−Hallシステ
ムを用いて製造される。接着剤は簡単な粘度配合を用い
て製造される。PEERLESS(登録商標)G311
ファイバーをこの接着剤に添加しそして第二ミキサー中
の水を作業可能範囲内のバッチ粘度を維持する為に増や
す。ファイバーを添加する時の接着剤の製造でも装置の
動作中でも根本的相違はない。最も重要な相違は接着剤
の色であった。ファイバーが接着剤の一般的なクリーム
色に比較した時に“カボチャのパイ詰めもの”の様に見
える暗褐色を与える。
【0045】製造された接着剤はヘミセルロース/ファ
イバーおよび下記の三つの群から澱粉を用いて製造され
た: 1.低い流動性(アルカリ流動度:約1)の未変性のパ
ール状澱粉。 2.約10のアルカリ流動度を持つ変性キャリヤー澱粉
STABLEBOND(登録商標)G551 3.約30のアルカリ流動度を持つ変性キャリヤー澱粉
SUREBOND(登録商標)G550 アルカリ流動度はアルカリ媒体中での澱粉ペーストの流
動性の目安である。それ故にアルカリ流動度が大きけれ
ば大きい程、澱粉ペーストの流動性が大きいかまたは澱
粉ペーストのコンシステンシーが薄い。この性質は接着
剤に更に澱粉または固体を添加することをコルゲーター
をして許容せしめ、このことが今度は紙フィバーおよび
他の接着剤添加物と良好に相互作用することを意味して
いる。アルカリ流動度を測定する方法は以下の通りであ
る:重さ5.00g のサンプルを300ミリリットルの
ガラス製ビーカーに移し、25℃で10.0ミリリット
ルの水を添加しそしてガラス棒で攪拌してスラリーを得
る。このビーカーを25℃でウオーターバス中に置き、
90.0ミリリットルの1% 濃度(重量/容量)水酸化
ナトリウムを25℃で添加しそしてストップ・ウオッチ
をスタートさせる。200回転/分で3分攪拌しそして
全部で32.5分の間、浴中に放置する。
【0046】流動度ロートを25℃の水で濯ぎそして完
全に流し出す。このロートの先端の下に指を置きそし
て、気泡が入り込むのを避けながら、製造された量のペ
ーストをロート中に注ぎ込む。上記先端の下に100ミ
リリットルのメスシリンダーを置く。水酸化ナトリウム
を添加して全部で33分の経過時間の後に、ロート先端
を遮断していた指を外しそして正確に70秒の間、ペー
ストをメスシリンダー中に流入させそして該シリンダー
を速やかに除く。アミルアルコールの滴加と共にいかな
る泡も分散する。
【0047】アルカリ流動度は70秒当たりのメスシリ
ンダー中に集まったペーストのミリリットル数であり、
これはロートを用いて与えられた澱粉検定目盛曲線に従
って補正される。
【0048】添加したヘミセルロースを含有する実験室
接着剤は強い段頂結合を示す。コルゲーテイング装置で
の試験で、ヘミセルロースの豊富なコーン・ファイバー
〔REERLESS(登録商標G311)〕を用いた時
に段ボールが改善された耐水性を示す。高いグリーン結
合強度から、板紙の品質を如何様にも失うことなくコル
ゲーターを高速で運転することを可能とすることが判
る。
【0049】実施例1 未変性澱粉接着剤 あらゆるパール状澱粉を用いる接着剤に添加されるファ
イバーは、表1に説明されている様にコーン−ファイバ
ーを用いてまたは用いずに製造する。PEERLESS
(登録商標)G311コーン−ファイバーを配合物2で
使用した。耐水性樹脂は使用しない。 表1:未変性澱粉の為の簡単な粘度配合物 ──────────────────────────────────── 配合番号 1 2 ファイバー(%) 0 5第一ミキサー 水(ガロン) 100 100 パール状澱粉(符号 3005)(ポンド) 175 175 ファイバー(ポンド) 0 70 最大 (分) 3 3 加熱(°F) 140 140 苛性アルカリ(ポンド) 36 36 (10ガロンの水に希釈した) 最大 (分) 15 15 水(ガロン) 60 60 最大 (分) 5 5第二ミキサー 水(ガロン) 400 430 加熱(°F) 90 90 硼砂(10mol)(ポンド) 31 31 パール状澱粉(ポンド) 1225 1225 粘度、(秒) 55 72 ゲル温度 (°F) 149 147 固形分含有量(%) 21.1 21.1実施例2 変性キャリヤー澱粉接着剤 酸化された(変性された)澱粉STABEBOND(登
録商標)G551およびSUREBOND(登録商標)
G550を実施例1の接着剤配合物よりも高い固形分含
有量を有する配合接着剤を使用する。4つの配合物を表
2および3に総括掲載した様にそれぞれの澱粉と一緒に
用い、その結果ファイバーおよび耐水性樹脂を用いた接
着剤と用いない接着剤との間で比較できた。 表2:STABEBOND(登録商標)G551の為の簡単な粘度配合物 ──────────────────────────────────── 配合番号 3 4 5 6 ファイバー(%) 0 0 5 5 耐水性樹脂 無し 有り 無し 有り第一ミキサー 水(ガロン) 100 100 100 100 STABLEBOND G551 300 300 250 250 ファイバー(ポンド) 0 0 80 80 最大 (分) 3 3 3 3 加熱(°F) 140 140 140 140 苛性アルカリ(ポンド) 36 36 36 36 (10ガロンの水に希釈した) 最大 (分) 15 15 15 15 水(ガロン) 60 60 60 60 最大 (分) 5 5 5 5第二ミキサー 水(ガロン) 360 360 400 400 加熱(°F) 94 94 94 94 硼砂(10mol)(ポンド) 31 31 31 31 パール状澱粉 (ポンド) 1400 1400 1400 1400 樹脂(ポンド) 0 100 0 100 粘度、(秒) 60 60 67 32 ゲル温度 (°F) 142 142 148 147 固形分含有量(%) 25.5 25.6 24.7 24.7 配合物4および6で防水性の為に用いた樹脂はH.B.
Fuller FulREz WB 2524である。
PEERLESS(登録商標)G311コーン−ファイ
バーを配合物5および6で使用した。 表2:SUREBOND(登録商標)G550の為の簡単な粘度配合物 ──────────────────────────────────── 配合番号 7 8 9 10 ファイバー(%) 0 0 5 5 耐水性樹脂 無し 有り 無し 有り第一ミキサー 水(ガロン) 100 100 100 100 SUREBOND G550 350 350 350 350 ファイバー(ポンド) 0 0 90 90 最大 (分) 3 3 3 3 加熱(°F) 140 140 140 140 苛性アルカリ(ポンド) 39 39 39 39 (10ガロンの水に希釈した) 最大 (分) 15 15 15 15 水(ガロン) 50 50 50 50 最大 (分) 5 5 5 5第二ミキサー 水(ガロン) 380 380 465 465 加熱(°F) 90 90 90 90 硼砂(10mol)(ポンド) 27 27 27 27 パール状澱粉 (ポンド) 1400 1400 1400 1400 樹脂(ポンド) 0 100 0 100 粘度、(秒) 66 44 61 44 ゲル温度 (°F) 145 147 150 151 固形分含有量(%) 25.7 26.5 24.1 24.8 防水性の為に配合物8および10で用いた樹脂は、Co
rrugated Chemicals Inc.、3
865Virginia Avenue、シンシナテ
ー、オハイオ州45227から入手できるEZ−ReZ
2714である。PEERLESS(登録商標)G3
11コーン−ファイバーを配合物9および10で使用し
た。
【0050】ボード−サンプルをこれらの接着剤で造っ
た後に、それらを、パルプおよび紙工業の技術協会(T
APPI)試験二つと非公式であるが厳密な耐水性試験
一つに委ねる。結合強度の為の乾燥ピン接着(TAPP
I T821)が最初の試験でありそして耐水性の為の
層分離(TAPPI T812)が第二の試験である。
(これら試験の詳細は、TAPPI、One Dunw
oody Park、アトランタ、GA、30341米
国から入手できるTAPPI試験法1987(TAPP
I Test Method 1987)に公表されて
いる。非公式の耐水性試験用ボードは、3〜5日貯蔵し
た耐水性接着剤を用いて製造しそして次に以下の技術に
よって湿潤強度をチェックする: 1.段付きボードのサンプル領域に、細長い5つの試験
片を表示する為にスタンプする。 2.切れるナイフでボードから細長い試験用テープ状物
を注意深く切り取る。 3.感圧テープの3/4インチの細長い補強テープ状物
に、試験用テープ状物の底部の周りに傷を付ける。 4.この細長いテープ状物を穴空けプライヤーで穴空け
しそして紐通し穴を紐通しプライヤーで空ける。 5.5つの接着点(5つの段)を試験用テープ状物の真
中の約3/4インチの区域に亘って試験する。 6.試験用テープ状物を、250g および350g の水
面下の荷重(紐通し穴に繋がれている)が試験される5
つの接着点(5つの段)だけに影響を及ぼす様に、ライ
ナおよび段の所を切り開く。
【0051】接着点で分離することなく24時間水に浸
漬した後では、250g の負荷をかけた細長いテープ状
物は満足と分類され、350g の負荷をかけた細長いテ
ープ状物は良好と分類される。
【0052】接着点で分離することなく36時間水に浸
漬した後では、250g の負荷をかけた細長いテープ状
物は満足−プラスと分類され、350g の負荷をかけた
細長いテープ状物は良好−プラスと分類される。
【0053】接着点で分離することなく48時間水に浸
漬した後では、250g の負荷をかけた細長いテープ状
物は良好と分類され、350g の負荷をかけた細長いテ
ープ状物は非常に良好と分類される。
【0054】水の下で250g の重りを負荷されて24
時間より前に分離するテープ状物は不満足な耐水性と分
類される。試験結果を表4に総括掲載する。 表4:ボードの比較分析 ──────────────────────────────────── 紙の構成1 乾燥ピン接着性 (ポンド/ 層分離 耐水性試験 機械速度(fpm)2 直線フィート) (吊るし試験) 接着剤の種類 (%)紙欠陥 (%)接着欠陥 ────── ───────────── ───── ─────── シンク゛ルフェーサー タ゛フ゛ルハ゛ッカー ボード1 38 50 − − 35-26-35 10/90 20/80 400 fpm パール状物 3005 ファイバーなし 耐水性樹脂なしボード2 50 56 − − 42-26-33-26-42 3/97 60/40 365 fpm パール状物 3005 5%のPEERLESS G311 耐水性樹脂なしボード3 53 50 − − 35-26-35 15/85 70/30 500 fpm SUREBOND G550 ファイバーなし 耐水性樹脂なしボード4 53 48 合格 不合格 35-26-35 5/95 15/85 535 fpm SUREBOND G550 ファイバーなし 耐水性樹脂添加ボード5 52 51 − − 33-26-33 20/80 70/30 530 fpm SUREBOND G311 5%のPEERLESS G311 耐水性樹脂添加 ボード6 58 50 合格 合格 46-26-42 75/25 50/50 (48時間) 528 fpm SUREBOND G550 5%のPEERLESS G311 耐水性樹脂添加 表4:(続き)PEERLESS G311を含有する澱粉接着剤を用いてのボ ードの比較分析 ──────────────────────────────────── ボード10 乾燥ピン接着性 (ポンド/ 層分離 耐水性試験 紙の構成 直線フィート) (吊るし試験) 機械速度(fpm) (%)紙欠陥 (%)接着欠陥 接着剤の種類 ────── ───────────── ───── ─────── シンク゛ルフェーサー タ゛フ゛ルハ゛ッカー ボード7 57 48 − − 42-33-42 80/20 98/2 500 fpm STABLEBOND G551 ファイバーなし 耐水性樹脂なしボード8 54 40 合格 不合格 42-33-42 60/40 98/2 500 fpm STABLEBOND G551 ファイバーなし 耐水性樹脂添加ボード9 50 54 − − 35-26-35 5/95 15/85 510 fpm STABLEBOND G551 5%のPEERLESS G311 耐水性樹脂なし ボード10 43 57 合格 不合格 35-26-35 2/98 30/70 555 fpm STABLEBOND G551 5%のPEERLESS G311 耐水性樹脂添加 ────────── 1:紙の構成は一連の3または5つの数で記載されてい
る。第一、第三および第五の数はライナの為に使用され
る紙の重量でありそして第二および第四の数は中しんの
為に使用される紙の重量を表している。例えば42−3
3−42は42ポンドの紙がライナに使用されそして3
3ポンドの紙が中しんの為に使用されている。(42ポ
ンドの紙は1,000平方フィートで42ポンドの重量
の紙を意味する。) 2:fmpはフィート/ 分を意味する。
【0055】表4の結果を考察すると、紙の強度の限界
に達したことが判る。ピン接着の結果が直線1フィート
の範囲当たり50〜60ポンドの時に、高度の紙欠陥が
ある。この範囲は、接着相がヘミセルロースを有してい
ようと有していまいと到達する。これは、ヘミセルロー
スを含有するまたは含有しない変性澱粉の結合強度を分
類するのに更に強い紙組合せが必要とされるので、ヘミ
セルロースの使用に逆に反映することはない。
【0056】耐水性試験に関しては、SUREBOND
G550、ヘミセルロース(PEERRLESS G
311)および耐水性樹脂(CCI EZ−ReZ 2
714)を用いて製造したボード6が、完全に水面下で
250g の重りを48時間より長時間、負荷した厳密な
耐水性試験に合格した。これは、試験の説明では24時
間の保持時間しか要求されていないので、明白である。
SUREBONDおよび樹脂が単独で使用された時に形
成される結合に比較して卓越した耐水性結合が、コーン
−ファイバーから抽出されたヘミセルロースと他の成分
との組み合せ相互作用によって生じるものと思われる。
STABLEBOND G551は、ヘミセルロースお
よび樹脂と一緒に使用した時に同様な結合は形成しな
い。キャリヤー−非キャリヤーの種類の接着剤 キャリヤー−非キャリヤーの種類のコルゲーテイング用
接着剤は本発明にしたがって以下の段階によって製造す
ることができる: 1.約100ポンドの澱粉、変性澱粉またはデキストリ
ン(またはそれらのあらゆる組合せ)を75〜100ガ
ロンの強アルカリ系(水に溶解したNaOH)と混合す
る。この混合物を、澱粉、変性澱粉またはデキストリン
が完全にゼラチン化するのに充分な時間加熱する。 2.生澱粉と水とのスラリー(一般には、1400ポン
ドの生澱粉を約400ガロンの水に入れたスラリー)を
製造する。生澱粉に加えてまたは替わりに変性澱粉およ
び/またはデキストリンを使用してスラリーを製造して
もよい。 3.ゼラチン化した第1段階の生成物を第2段階のスラ
リーに攪拌しながら添加する。 4.第3段階の混合物を攪拌下に水蒸気にて約100〜
102°Fに加熱し、生澱粉(および/または変性澱粉
および/またはデキストリ)顆粒をほぼ制御して膨潤反
応させる。第1段階のゼラチン化生成物に、この反応の
間に顆粒を懸濁させる。制御された膨潤はオリフィス型
粘度計を用いて監視する。Stein Hall粘度
計、Love CupまたはZahn Cupも適し得
る。 5.接着剤が所期の粘度、一般に約30〜約50秒、好
ましくは約35〜約45秒に到達した時に、硼酸を添加
して過剰の苛性アルカリの成分を中和しそして膨潤反応
を終了させる。
【0057】本発明の一般的な本質および幾つかの特別
な実施例から見て、本発明の範囲は特許請求の範囲に記
載した通りである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D21H 17/28 (72)発明者 ジエイムズ・ジエイ・ピ−ンコウスキー アメリカ合衆国、イリノイ州60452 、オ ーク・フオーレスト、ロブ・ロイ・ドライ ブ、5931 (72)発明者 ジヤック・アール・ウア−ラス アメリカ合衆国、イリノイ州60440 、ボ ーリングブルック、ホ−ムウッド・ドライ ブ、368

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリヤー、非キャリヤーまたはキャリ
    ヤー−非キャリヤーの種類の澱粉ベースのコルゲーテイ
    ング用接着剤組成物において、接着剤組成物中に澱粉全
    体を基準として約0.1〜約20.0重量% のヘミセル
    ロースを接着剤組成物中に混入することを特徴とする、
    上記接着剤組成物。
  2. 【請求項2】 水、100部の接着剤当たり約10〜約
    35部の炭水化物成分、炭水化物全量を基準として約
    0.1〜約20重量% のヘミセルロースおよび約10〜
    約14のpHを得るのに十分な苛性アルカリを含有す
    る、水性エマルジョンの状態である請求項1に記載の組
    成物。
  3. 【請求項3】 炭水化物成分が100部の接着剤当たり
    約18〜約32部の量で存在する、請求項2に記載の組
    成物。
  4. 【請求項4】 100部の接着剤当たり約2〜約6部の
    炭水化物がキャリヤー相に存在している、請求項2に記
    載の組成物。
  5. 【請求項5】 懸濁層が100部の接着剤当たり約10
    〜約25部の炭水化物成分を含有する、請求項4に記載
    の組成物。
  6. 【請求項6】 硼素含有化合物を100部の接着剤当た
    りに約0.2〜約1部の量で含有する、請求項1に記載
    の組成物。
  7. 【請求項7】 耐水性樹脂を100部の接着剤当たりに
    約0.5〜約5部の量で含有する、請求項6に記載の組
    成物。
  8. 【請求項8】 ヘミセルロースが部分的に加水分解され
    ている、請求項1に記載の組成物。
  9. 【請求項9】 ヘミセルロースがキャリヤー相の製造時
    にその場でコーン−ファイバーから抽出されている、請
    求項4に記載の組成物。
  10. 【請求項10】 コーン−ファイバーが約50% 〜約8
    0% のヘミセルロースを含む食用コーン−ファイバーで
    ある、請求項9に記載の組成物。
  11. 【請求項11】 キャリヤー、非キャリヤーまたはキャ
    リヤー−非キャリヤーの種類のコルゲーテイング用接着
    剤組成物において用いる為にキャリヤー相組成物を製造
    する方法において、連続的に混合しながらの連続する以
    下の各段階: a)炭水化物成分を水およびコーン−ファイバーと第一
    ミキサーで混合しそして約46℃〜約82℃の温度に少
    なくとも約1分間加熱し; b)苛性アルカリの水溶液を混入して約10〜約14の
    pHを達成しそして混合を継続しそして c)追加的に水を混入する を包含することを特徴とする、上記方法。
  12. 【請求項12】 100部のキャリヤー相当たりに約
    0.03〜約1部の硼素含有化合物を混入する追加的段
    階を含む請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 キャリヤー−タイプのコルゲーテイン
    グ用接着剤組成物の製造方法において、 a)継続的に混合しながら連続する以下の各段階によっ
    てキャリヤー相を製造する; − 炭水化物成分を水およびコーン−ファイバーと第一
    ミキサーで混合しそして約46℃〜約82℃の温度に少
    なくとも1分間加熱し; − 苛性アルカリの水溶液を混入して約10〜約14の
    pHを達成しそして − 追加的に水を混入する; b)継続的に混合しながら連続する以下の各段階によっ
    て懸濁相を製造する − 第二ミキサーに水と一緒に充填しそして約21℃〜
    約41℃の温度に水を加熱しそして − 熱せられた水と炭水化物成分を混合する; c)継続的に混合しながら第一ミキサーの内容物を第二
    ミキサーの内容物と徐々に混合する ことを特徴とする、上記方法。
  14. 【請求項14】 硼素含有化合物をキャリヤー相に、懸
    濁相にまたはキャリヤー相と懸濁相との両方に混入する
    追加的段階を含有し、添加される硼素含有化合物の全体
    量が100部の接着剤当たり約0.2〜約1部である、
    請求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 エマルジョン状態で水、100部の接
    着剤当たりに約10〜約35部の炭水化物成分、炭水化
    物全体を基準として約0.1〜約20重量%のヘミセル
    ロースおよび約10〜約14のpHを達成するのに充分
    な苛性アルカリを含有するコルゲーテイング用接着剤組
    成物を用いて少なくとも1枚のライナに段付き中しんを
    接合することを特徴とする、段ボールの製造方法。
  16. 【請求項16】 100部の接着剤当たりに約2〜約6
    部の炭水化物成分がキャリヤー相中に存在する、請求項
    15に記載の方法。
  17. 【請求項17】 ヘミセルロースをキャリヤー相の製造
    時にその場でコーン−ファイバーから抽出する、請求項
    16に記載の方法。
  18. 【請求項18】 コーン−ファイバーが約50% 〜約8
    0% のヘミセルロースを含む食用コーン−ファイバーで
    ある、請求項17に記載の方法。
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