JP2015024351A - 塗工装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】基材に塗工される塗料の幅の変動を抑制できる塗工装置を提供する。
【解決手段】塗工装置1では、ダム2からの電極ペーストPがコーティングロール3に供給され、次いでバックロール5により金属箔6がコーティングロール3に接触して、コーティングロール3上の電極ペーストPが金属箔6に転写される。ここで、ダム2は、コーティングロール3の軸方向の両端面3bにそれぞれ接する一対のダム部材7,7によって形成されているため、コーティングロール3上における電極ペーストPのコーティングロール3の端面3bより外側への移動がダム部材7により規制される。このため、コーティングロール3上における電極ペーストPの幅、及びコーティングロール3から金属箔6に塗工される塗料の幅は、コーティングロール3の幅に等しくなる。したがって、この塗工装置1によれば、金属箔6に塗工される電極ペーストPの幅の変動を抑制できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、塗工装置に関する。
従来、金属箔等の基材にスラリー状の塗料を塗工する装置として、塗料を貯留するダムと、ダムからの塗料を受けて回転するコーティングロールと、コーティングロールに対向して配置され、基材を送りながらコーティングロールに接触させるバックロールと、を備えた塗工装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−99269号公報
上述した従来の塗工装置では、コンマロール及びコーティングロールの両端部に一対のダム部材を渡し、このダム部材をコンマロール及びコーティングロールの周面に押し付けることにより、ダムが形成されている。
しかしながら、このような塗工装置では、ダム部材とコーティングロールとの接触箇所における隙間から塗料が漏れ出すことにより、コーティングロールに転写される塗料の幅が一定とならない場合がある。塗料の幅が一定とならないと、基材に転写されるペーストの幅が変動してしまうおそれがある。したがって、基材に塗工される塗料の幅の変動を抑制できる塗工装置が求められている。
本発明は、上記課題の解決のためになされたものであり、基材に塗工される塗料の幅の変動を抑制できる塗工装置を提供することを目的とする。
本発明に係る塗工装置は、基材にスラリー状の塗料を塗工する塗工装置であって、塗料を貯留するダムと、ダムからの塗料を供給されながら回転するコーティングロールと、コーティングロールに対向して配置され、基材を送りながらコーティングロールに接触させるバックロールと、を備え、ダムは、コーティングロールの軸方向の両端面にそれぞれ接する一対のダム部材によって形成されている。
この塗工装置では、ダムからの塗料がコーティングロールに供給され、次いでバックロールにより基材がコーティングロールに接触して、コーティングロール上の塗料が基材に転写される。ここで、ダムは、コーティングロールの軸方向の両端面にそれぞれ接する一対のダム部材によって形成されているため、コーティングロール上における塗料のコーティングロールの端面より外側への移動がダム部材により規制される。このため、コーティングロール上における塗料の幅は、コーティングロールの幅に等しくなり、コーティングロールから基材に塗工される塗料の幅も、コーティングロールの幅に等しくなる。したがって、この塗工装置によれば、基材に塗工される塗料の幅の変動を抑制できる。
また、コーティングロールと略等幅であり、ダムから供給されてコーティングロールに付着する塗料の厚みを調整するコンマロールを更に備え、一対のダム部材は、コンマロールの軸方向の両端面にそれぞれ接することが好ましい。この場合には、コンマロールとコーティングロールとの間隙部から塗料がコーティングロールに供給されることとなる。ここで、コンマロールとコーティングロールとは略等幅であり、一対のダム部材はコンマロールの軸方向の両端面にそれぞれ接する。これにより、コーティングロール上における塗料の幅をより確実にコーティングロールの幅に等しくすることができるため、基材に塗工される塗料の幅の変動をより確実に抑制できる。
また、コーティングロールの軸方向の両端面には、塗料を掻き取る掻取部材が設けられていることが好ましい。この場合には、仮にダム部材とコーティングロールの端面との間の隙間から塗料が漏れたとしても、この漏れた塗料を掻取部材により掻き取ることができる。このため、漏れた塗料が基材に転写されることはなく、基材に塗工される塗料の幅をより確実にコーティングロールの幅に等しくすることができる。
また、掻取部材は、ダムによる塗料の供給終端位置からコーティングロールと基材との接触位置までの間に配置されていることが好ましい。この場合、塗料の供給終端位置からコーティングロールと基材との接触位置までの間で、掻取部材によりダム部材とコーティングロールの端面との間の隙間から漏れた塗料が掻き取られるため、基材に塗工される塗料の幅の変動を一層確実に抑制できる。
本発明によれば、基材に塗工される塗料の幅の変動を抑制できる塗工装置が提供される。
第1実施形態に係る塗工装置の側面図である。 第1実施形態に係る塗工装置の平面図である。 従来の塗工装置により塗工される電極ペーストを示す模式図である。 第1実施形態に係る塗工装置により塗工される電極ペーストを示す模式図である。 第2実施形態に係る塗工装置の側面図である。 第2実施形態に係る塗工装置の平面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る塗工装置の好適な実施形態について詳細に説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係る塗工装置の側面図である。図2は、本発明の第1実施形態に係る塗工装置の平面図である。図1及び図2に示されるように、塗工装置1は、例えば、ダム2と、コーティングロール3と、コンマロール4と、バックロール5と、を備えて構成されている。本実施形態の塗工装置1は、例えば蓄電装置などに用いられる電極の製造装置に組み込まれ、リバース型のコンマロール方式により、金属箔(基材)6の一面側に電極ペースト(塗料)Pを所定の塗工幅Wで間欠塗工する。
ダム2は、電極ペーストPを貯留する部分である。ダム2には、不図示の供給管及びポンプ等が接続されており、電極ペーストPの供給を受け得るようになっている。電極ペーストPは、例えば活物質、バインダ、及び溶剤を含むスラリー状のペーストである。
電極ペーストPには、例えばアセチレンブラック等の導電助剤が更に含まれていてもよい。活物質は、正極活物質及び負極活物質のいずれであってもよい。正極活物質としては、例えば複合酸化物、金属リチウム、硫黄等が挙げられる。複合酸化物は、例えばマンガン、ニッケル、コバルト及びアルミニウムの少なくとも1つとリチウムとを含んで構成される。
負極活物質としては、例えば黒鉛、高配向性グラファイト、メソカーボンマイクロビーズ、ハードカーボン、ソフトカーボン等のカーボン、リチウム、ナトリウム等のアルカリ金属、金属化合物、SiOx(0.5≦x≦1.5)等の金属酸化物、ホウ素添加炭素等が挙げられる。
コーティングロール3は、ダム2から電極ペーストPの供給を受けて一方向(ここでは時計回り方向)に回転するロールである。また、バックロール5は、コーティングロールに対向して配置され、金属箔6を一方向に送るようにコーティングロール3と同方向に回転可能に設けられたロールである。コーティングロール3の幅は、電極ペーストPの塗工幅Wと等しくなっている。
コーティングロール3の駆動及びバックロール5の駆動は、不図示の駆動手段によって制御される。駆動手段により、バックロール5は、金属箔6をコーティングロール3の外周面3aに接触させる進出位置R1と、金属箔6をコーティングロール3の外周面3aから離間させる退避位置R2との間で駆動する。また、駆動手段により、コーティングロール3は、バックロール5が進出位置R1に位置しているときに回転し、バックロール5が退避位置R2に位置しているときに回転を停止する。
コンマロール4は、コーティングロール3に供給される電極ペーストPの厚みを調整するロールである。コンマロール4は、コーティングロール3と略等幅とされている。コンマロール4は、ダム2によるコーティングロール3への電極ペーストPの供給終端位置V1において、コーティングロール3の外周面3aから所定の距離だけ離間するように配置されている。コーティングロール3とコンマロール4との間の隙間を通ることで、電極ペーストPの厚みの調整がなされる。
コーティングロール3、バックロール5、及びコンマロール4の協働により、ダム2に貯留された電極ペーストPは、ダム2によるコーティングロール3への電極ペーストPの供給終端位置V1を起点とし、コーティングロール3と金属箔6との接触位置V2に至るまで、コーティングロール3の外周面3a上を時計回りに1/4周程度移動する。また、接触位置V2において金属箔6に転写された電極ペーストPは、接触位置V2を起点とし、電極ペーストPが塗工された金属箔6がバックロール5から離間する離間位置V3に至るまで、バックロール5の外周面5a上を時計回りに1/4周程度移動する。
ここで、ダム2は、一対のダム部材7,7によって形成されている。この一対のダム部材7,7は、平板状の部材であり、コーティングロール3の軸方向の両端面3b,3bにそれぞれ接しているとともに、コンマロール4の軸方向の両端面4b,4bにそれぞれ接している。したがって、一対のダム部材7,7における互いに対向する面7a,7aの間の距離は、コンマロール4の幅に等しくなっている。なお、コーティングロール3の幅とコンマロール4の幅とが異なる場合には、ダム部材7が、コーティングロール3の軸方向の両端面3b,3bに接しており、コンマロール4の軸方向の両端面4b,4bには接しないようにしてもよい。
図1に示されるように、ダム部材7は、塗工装置1を側方から見た場合に、コーティングロール3の外周面3aのうち、例えば電極ペーストPの供給終端位置V1の手前側の約1/8周程度を覆うとともに、コンマロール4の外周面のうち、電極ペーストPの供給終端位置V1の手前側の約1/4周程度を覆う形状となっている。塗工装置1の側方から見た場合に、ダム部材7の外周部は、コーティングロール3の外周面3a及びコンマロール4の外周面に沿う曲線形状となっている。ダム部材7の材質は、例えばテフロン(登録商標)とすることができる。
さらに、コーティングロール3の両端面3b,3bには、一対の掻取部材8,8が設けられている。掻取部材8は、コーティングロール3の外周面3a上に付着した電極ペーストPがコーティングロール3の幅方向において広がるように移動してコーティングロール3の両端面3b,3b上に漏れ出した場合に、両端面3b,3b上に漏れ出した電極ペーストPを掻き取るための部材である。
図1に示されるように、掻取部材8は、塗工装置1を側方から見た場合に、コーティングロール3の外周面3aのうち、例えば電極ペーストPの供給終端位置V1から先の約1/8周程度を覆うとともに、コンマロール4の外周面のうち、電極ペーストPの供給終端位置V1から先の約1/4周程度を覆う形状となっている。塗工装置1を側方から見た場合に、掻取部材8の外周部は、コーティングロール3の外周面3a及びコンマロール4の外周面に沿う曲線形状となっている。
また、図2に示されるように、一対の掻取部材8,8が互いに対向する側において、掻取部材8は、コーティングロール3の外周面3a及びコンマロール4の外周面4aに沿う形状に切り欠かれて、切欠部8aが形成されている。この切欠部8aにコーティングロール3及びコンマロール4が入り込むことにより、掻取部材8は、コーティングロール3とコンマロール4との間に嵌め込まれている。掻取部材8により掻き取られた電極ペーストPは、例えば断面がL字状とされた不図示の案内部材により形成される流路を通って、コーティングロール3の外周面3aや軸3cに接触しないようにして、塗工装置1から除去される。
本実施形態では、掻取部材8は、ダム2による電極ペーストPの供給終端位置V1から、コーティングロール3と金属箔6との接触位置V2までの間に配置されている。ただし、掻取部材8が設けられる位置は、供給終端位置V1から接触位置V2までの間でなくてもよい。
上述した本実施形態の塗工装置1の作用効果を、従来の塗工装置と対比しながら説明する。図3は、従来の塗工装置51と、この塗工装置51により塗工される電極ペーストPを模式的に示す平面図である。図4に、本実施形態の塗工装置1の場合における、図3に相当する模式図を示す。この図4は、図1のIV‐IV線における断面図である。
図3に示されるように、塗工装置51の構成は、上述した塗工装置1と、次の点で相違する。塗工装置51が備えるコーティングロール53は、塗工装置51により電極ペーストPの塗工幅Wよりも広くなっている。そして、ダム2を形成するダム部材57は、コーティングロール53の軸方向における両端面に接するように設けられているのではなく、コーティングロール53の外周面に対して略直交するように設けられている。ダム部材57において、コーティングロール53の外周面に接触する側は、コーティングロール53の外周面に沿って曲面状に形成されている。ダム部材57は、コーティングロール53の外周面に対して押し付けられており、これにより、ダム2からコーティングロール53の軸方向における外側への電極ペーストPの流出が防止される。ダム部材57の材質は、例えばポリエチレンであり、ダム部材57は、スポンジ状の部材となっている。
このような従来の塗工装置51では、ダム部材57とコーティングロール53の外周面との隙間から、電極ペーストPが漏れ出し、コーティングロール53の外周面において、所定の塗工幅Wからはみ出した部分P1が生じる。この部分P1が金属箔6に転写されると、一点鎖線Eにより示される所定の塗工幅Wからはみ出した部分P2となる。したがって、金属箔6に転写される電極ペーストPの幅は、所定の塗工幅Wよりも広くなってしまうおそれがある。しかも、ダム部材57とコーティングロール53の外周面との間の隙間から漏れ出す電極ペーストPの幅は一定とならないため、金属箔6に転写される電極ペーストPの幅も一定とならない。この結果、金属箔6に塗工される電極ペーストPの幅が変動してしまうおそれがある。
これに対し、図4に示されるように、本実施形態の塗工装置1によれば、ダム2からの塗料がコーティングロール3に供給され、次いでバックロール5により金属箔6がコーティングロール3の外周面3aに接触して、コーティングロール3上の電極ペーストPが金属箔6に転写される。ここで、ダム2は、コーティングロール3の軸方向の両端面3bにそれぞれ接する一対のダム部材7,7によって形成されているため、コーティングロール3の外周面3a上における電極ペーストPのコーティングロール3の端面3bより外側への移動がダム部材7により規制される。このため、コーティングロール3上における電極ペーストPの幅は、コーティングロール3の幅に等しくなり、コーティングロール3から金属箔6に塗工される電極ペーストの幅も、コーティングロール3の幅、すなわち所定の塗工幅Wに等しくなる。したがって、塗工装置1によれば、金属箔6に塗工される電極ペーストPの幅の変動を抑制できる。
また、塗工装置1は、コーティングロール3と略等幅であり、ダム2から供給されてコーティングロール3に付着する電極ペーストPの厚みを調整するコンマロール4を備えており、一対のダム部材7,7は、コンマロール4の軸方向の両端面4bにもそれぞれ接している。このため、コンマロール4とコーティングロール3との間隙部からコーティングロール3の外周面3a上に供給される電極ペーストPの幅をより確実にコーティングロール3の幅に等しくすることができるため、金属箔6に塗工される電極ペーストPの幅の変動をより確実に抑制できる。
また、コーティングロール3の軸方向の両端面3bには、電極ペーストPを掻き取る掻取部材8,8が設けられている。このため、仮にダム部材7とコーティングロール3の端面3bとの間の隙間から電極ペーストPが漏れたとしても、漏れた電極ペーストPを掻取部材8により掻き取ることができる。したがって、漏れた電極ペーストPが金属箔6に転写されることはなく、金属箔6に塗工される電極ペーストPの幅をより確実にコーティングロール3の幅に等しくすることができる。
また、掻取部材8が、ダム2による電極ペーストPの供給終端位置V1からコーティングロール3と金属箔6との接触位置V2までの間に配置されている。このため、電極ペーストPの供給終端位置V1からコーティングロール3と金属箔6との接触位置V2までの間で、ダム部材7とコーティングロール3の端面3bとの間の隙間から漏れた電極ペーストPが掻取部材8により掻き取られるため、金属箔6に塗工される電極ペーストPの幅の変動を一層確実に抑制できる。
さらに、ダム部材7の材質をテフロンとした場合には、ダム部材をコーティングロール3に対して滑りやすくすることができるため、ダム部材7の摩耗等による異物の発生、混入を抑制することができるとともに、ダム部材7自体の寿命も長くすることができる。
[第2実施形態]
図5は、本発明の第2実施形態に係る塗工装置の側面図である。図6は、本発明の第2実施形態に係る塗工装置の平面図である。図5及び図6に示されるように、第2実施形態に係る塗工装置21は、掻取部材8に代えて、掻取部材8とは異なる形状の掻取部材28を備えている点で、第1実施形態に係る塗工装置1と異なっている。
掻取部材28は、棒状の形状を呈する部材である。掻取部材28は、コーティングロール3の軸方向の両端面3bに接しており、例えば、コーティングロール3の軸3cから、電極ペーストPの供給終端位置V1と、コーティングロール3と金属箔6との接触位置V2との略中間の位置に向かって延びている。掻取部材28の一端は、不図示のベアリングを介してコーティングロール3の軸3cに固定されている。これにより、コーティングロール3が回転した場合にも、コーティングロール3の軸3cの周りに回転しないようにされている。
また、掻取部材28は、コーティングロール3の軸3cに着脱可能に取り付けられ、その延びる方向が軸3cの周りに調整可能となっていてもよい。この場合には、掻取部材28の延びる方向を簡単に調整することができる。掻取部材28の材質は、例えばテフロンやポリエチレンとすることができる。
このような塗工装置21によっても、ダム部材7とコーティングロール3の端面3bとの間の隙間から漏れた電極ペーストPが掻取部材28により掻き取られるため、金属箔6に塗工される電極ペーストPの幅の変動を確実に抑制できる。
1,21…塗工装置、2…ダム、3…コーティングロール、3b…端面、4…コンマロール、5…バックロール、6…金属箔(基材)、7…ダム部材、8,28…掻取部材、P…電極ペースト(塗料)、V1…供給終端位置、V2…接触位置。

Claims (4)

  1. 基材にスラリー状の塗料を塗工する塗工装置であって、
    前記塗料を貯留するダムと、
    前記ダムからの前記塗料を供給されながら回転するコーティングロールと、
    前記コーティングロールに対向して配置され、前記基材を送りながら前記コーティングロールに接触させるバックロールと、を備え、
    前記ダムは、前記コーティングロールの軸方向の両端面にそれぞれ接する一対のダム部材によって形成されている、塗工装置。
  2. 前記コーティングロールと略等幅であり、前記ダムから供給されて前記コーティングロールに付着する前記塗料の厚みを調整するコンマロールを更に備え、
    前記一対のダム部材は、前記コンマロールの軸方向の両端面にそれぞれ接する、請求項1記載の塗工装置。
  3. 前記コーティングロールの軸方向の両端面には、前記塗料を掻き取る掻取部材が設けられている、請求項1又は2記載の塗工装置。
  4. 前記掻取部材は、前記ダムによる前記塗料の供給終端位置から前記コーティングロールと前記基材との接触位置までの間に配置されている、請求項3記載の塗工装置。
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