JPH0399945A - 車両用トラクション制御装置 - Google Patents
車両用トラクション制御装置Info
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- JPH0399945A JPH0399945A JP1237560A JP23756089A JPH0399945A JP H0399945 A JPH0399945 A JP H0399945A JP 1237560 A JP1237560 A JP 1237560A JP 23756089 A JP23756089 A JP 23756089A JP H0399945 A JPH0399945 A JP H0399945A
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Landscapes
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は、車両用トラクション制御装置に関するもので
ある。
ある。
従来の技術
変速比が無段階に変化させられる無段変速機を備えた車
両が知られている。このような車両においては、予め定
められた関係から実際のスコツドル開度などの要求出力
量に基づいて自動的に変速比が調節され、燃費率および
運転性能などが好適に得られるようになっている。そし
て、上記のように無段変速機を備えた車両においては、
たとえば、特開昭61−46725号に記載されている
ように、加速時の駆動輪のスリップ制御装置、すなわち
、遊動輪から得られた車体速度と駆動輪から得られた車
速である駆動輪速度とに基づくスリップ率が所定の範囲
内となるようにエンジンの出力を制御し、駆動輪速度が
車体速度に沿って変化するように制御する形式のトラク
ション制御装置が設けられる場合がある。
両が知られている。このような車両においては、予め定
められた関係から実際のスコツドル開度などの要求出力
量に基づいて自動的に変速比が調節され、燃費率および
運転性能などが好適に得られるようになっている。そし
て、上記のように無段変速機を備えた車両においては、
たとえば、特開昭61−46725号に記載されている
ように、加速時の駆動輪のスリップ制御装置、すなわち
、遊動輪から得られた車体速度と駆動輪から得られた車
速である駆動輪速度とに基づくスリップ率が所定の範囲
内となるようにエンジンの出力を制御し、駆動輪速度が
車体速度に沿って変化するように制御する形式のトラク
ション制御装置が設けられる場合がある。
発明が解決すべき課題
ところで、上記のように無段変速機およびトラフシラン
制御fll装置を備えた車両においてエンジンの出力を
制御する際には、たとえばスロットル開度のようなエン
ジン出力調節部材がアクチエエータにより駆動操作され
るように構成されるが、そのエンジン出力調節部材とエ
ンジンの出力との関係を表す特性曲線には、たとえば第
8図に示すように、エンジン出力調節部材の変位に対し
てエンジンの出力が大きく変化する領域と殆ど変化しな
い領域とが存在するとともに、この特性はエンジンの回
転数によっても変化する。このため、トラクション制御
装置が駆動輪のスリップ率を制御するために、たとえば
一定の制御式を前提として駆動輪の駆動トルクを調節し
ようとすると、たとえば路面摩擦係数が小さい状態では
スロットル開度が小さい領域で変化させられて好適な制
御特性が得られるが、路面摩擦係数が大きい状態ではス
ロットル開度が大きい領域で変化させられるので、路面
摩擦係数の変化全域にわたって充分な制御特性が得られ
難い欠点があった。また、路面摩擦係数に拘わらず良好
な制御特性を得るために制御定数(制御利得)などをエ
ンジンの回転数に応じた特性曲線に基づいて算出しよう
とすると、複雑な演算が必要になる欠点があった。
制御fll装置を備えた車両においてエンジンの出力を
制御する際には、たとえばスロットル開度のようなエン
ジン出力調節部材がアクチエエータにより駆動操作され
るように構成されるが、そのエンジン出力調節部材とエ
ンジンの出力との関係を表す特性曲線には、たとえば第
8図に示すように、エンジン出力調節部材の変位に対し
てエンジンの出力が大きく変化する領域と殆ど変化しな
い領域とが存在するとともに、この特性はエンジンの回
転数によっても変化する。このため、トラクション制御
装置が駆動輪のスリップ率を制御するために、たとえば
一定の制御式を前提として駆動輪の駆動トルクを調節し
ようとすると、たとえば路面摩擦係数が小さい状態では
スロットル開度が小さい領域で変化させられて好適な制
御特性が得られるが、路面摩擦係数が大きい状態ではス
ロットル開度が大きい領域で変化させられるので、路面
摩擦係数の変化全域にわたって充分な制御特性が得られ
難い欠点があった。また、路面摩擦係数に拘わらず良好
な制御特性を得るために制御定数(制御利得)などをエ
ンジンの回転数に応じた特性曲線に基づいて算出しよう
とすると、複雑な演算が必要になる欠点があった。
本発明者は、車両の発進加速に際して駆動輪のスリップ
制御に関して路面摩擦係数に関わらず好適な制御特性が
得られる車両用トラクション制御装置を提供することを
目的として種々検討を重ねた結果、無段変速機の変速比
と駆動輪回転速度との関係は非線型であって、変速比が
増速側の値となるほど一定の変速比の変化に対する駆動
輪の回転速度(駆動トルク)の変化が大きくなることか
ら、スロットル開度および無段変速機の変速比を併用し
て駆動輪の駆動力をl1節する一方、路面の摩擦係数が
小さい状態ではスロットル開度に基づいて駆動輪の駆動
力を制御する割合を多くし、路面の摩擦抵抗が大きい状
態では無段変速機の変速比に基づいて駆動輪の駆動力を
調整する割合を多くすると、路面摩擦係数に関わらず好
適な制御特性が得られる事実を見出した。本発明は、か
かる知見に基づいて為されたものである。
制御に関して路面摩擦係数に関わらず好適な制御特性が
得られる車両用トラクション制御装置を提供することを
目的として種々検討を重ねた結果、無段変速機の変速比
と駆動輪回転速度との関係は非線型であって、変速比が
増速側の値となるほど一定の変速比の変化に対する駆動
輪の回転速度(駆動トルク)の変化が大きくなることか
ら、スロットル開度および無段変速機の変速比を併用し
て駆動輪の駆動力をl1節する一方、路面の摩擦係数が
小さい状態ではスロットル開度に基づいて駆動輪の駆動
力を制御する割合を多くし、路面の摩擦抵抗が大きい状
態では無段変速機の変速比に基づいて駆動輪の駆動力を
調整する割合を多くすると、路面摩擦係数に関わらず好
適な制御特性が得られる事実を見出した。本発明は、か
かる知見に基づいて為されたものである。
課題を解決するための手段
すなわち本発明の要旨とするところは、駆動輪の駆動ト
ルクを制御するためのエンジン出力iJ節部材と、変速
比が無段階に変化させられる無段変速機とを備えた車両
において、車両の発進時における駆動輪のスリップ率が
所定の値となるように調節する車両用トラクション制御
装置であって、(a)前記車両の走行路面の摩擦係数を
検出する路面Fi!擦係数検出手段と、(b)前記エン
ジン出力調節部材を変位させることにより前記車両の発
進時における駆動輪の駆動トルクを11節する第1調節
手段と、(C)前記無段変速機の変速比を変化させるこ
とにより前記車両の発進時における駆動輪の駆動トルク
を調節する第2UF4節手段と、(d)前記路面摩擦係
数検出手段により検出された路面摩擦係数が低い場合に
は前記第1調節手段によって前記駆動トルクを1N節す
る割合を多くし、高い場合には前記第2調節手段によっ
て前記駆動トルクを調節する割合を多くする制御手段と
を、含むことにある。
ルクを制御するためのエンジン出力iJ節部材と、変速
比が無段階に変化させられる無段変速機とを備えた車両
において、車両の発進時における駆動輪のスリップ率が
所定の値となるように調節する車両用トラクション制御
装置であって、(a)前記車両の走行路面の摩擦係数を
検出する路面Fi!擦係数検出手段と、(b)前記エン
ジン出力調節部材を変位させることにより前記車両の発
進時における駆動輪の駆動トルクを11節する第1調節
手段と、(C)前記無段変速機の変速比を変化させるこ
とにより前記車両の発進時における駆動輪の駆動トルク
を調節する第2UF4節手段と、(d)前記路面摩擦係
数検出手段により検出された路面摩擦係数が低い場合に
は前記第1調節手段によって前記駆動トルクを1N節す
る割合を多くし、高い場合には前記第2調節手段によっ
て前記駆動トルクを調節する割合を多くする制御手段と
を、含むことにある。
作用および発明の効果
一般に、路面摩擦抵抗が低い状態では、駆動輪のスリッ
プが発生する限界駆動力も低く、エンジン出力調節部材
の変位が小さい(スロットル開度が小さい)領域で駆動
輪のスリップ率の制御が行われるが、路面摩擦抵抗が高
い状態では、駆動輪のスリップが発生する限界駆動力も
高く、エンジン出力調節部材の変位が大きい(スロット
ル開度が大きい)領域で駆動輪のスリップ率の制御が行
われる。このため、本発明によれば、上記路面摩擦係数
が低い領域では、エンジン出力調節部材の変位が小さく
且つその変位に対して駆動トルクの変化が大きいので、
前記第1調節手段によってエンジン出力調節部材に基づ
いて駆動トルクを調節する割合が前記制御手段によって
多くされることにより、駆動輪のスリップ率を制御する
際の駆動輪の駆動トルクの制御特性が良好に得られる。
プが発生する限界駆動力も低く、エンジン出力調節部材
の変位が小さい(スロットル開度が小さい)領域で駆動
輪のスリップ率の制御が行われるが、路面摩擦抵抗が高
い状態では、駆動輪のスリップが発生する限界駆動力も
高く、エンジン出力調節部材の変位が大きい(スロット
ル開度が大きい)領域で駆動輪のスリップ率の制御が行
われる。このため、本発明によれば、上記路面摩擦係数
が低い領域では、エンジン出力調節部材の変位が小さく
且つその変位に対して駆動トルクの変化が大きいので、
前記第1調節手段によってエンジン出力調節部材に基づ
いて駆動トルクを調節する割合が前記制御手段によって
多くされることにより、駆動輪のスリップ率を制御する
際の駆動輪の駆動トルクの制御特性が良好に得られる。
また、上記路面摩擦抵抗が高い領域では、エンジン出力
調節部材の変位が大きく且つその変位に対して駆動トル
クの変化が小さいので、前記第2調節手段によって変速
比に基づいて駆動トルクを調節する割合が前記制御手段
によって多くされることにより、駆動輪のスリップ率を
制御する際の駆動輪の駆動トルクの制御特性が良好に得
られる。したがって、路面の摩擦係数の変化に拘わらず
、好適な制御特性が得られるのである。
調節部材の変位が大きく且つその変位に対して駆動トル
クの変化が小さいので、前記第2調節手段によって変速
比に基づいて駆動トルクを調節する割合が前記制御手段
によって多くされることにより、駆動輪のスリップ率を
制御する際の駆動輪の駆動トルクの制御特性が良好に得
られる。したがって、路面の摩擦係数の変化に拘わらず
、好適な制御特性が得られるのである。
実施例
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第1図において、エンジン10の回転は、ロックアツプ
クラッチを備えたフルードカップリング12を介してベ
ルト式無段変速機(以下、CVTという)14へ伝達さ
れ、このCVT・14により無段階に変速された後、前
後進切替装置15および差動歯車装置17を介して左右
の駆動輪(前輪)16および18へ伝達されるようにな
っている。
クラッチを備えたフルードカップリング12を介してベ
ルト式無段変速機(以下、CVTという)14へ伝達さ
れ、このCVT・14により無段階に変速された後、前
後進切替装置15および差動歯車装置17を介して左右
の駆動輪(前輪)16および18へ伝達されるようにな
っている。
上記CVT14は、フルードカップリング12を介して
エンジン10に連結された入力軸19と、前後進切替装
置15および差動歯車装置17を介して左右の駆動輪1
6および18に連結された出力軸21と、それら入力軸
19および出力軸21にそれぞれ設けられた有効径が可
変な一対の可変プーリ20および22と、それら一対の
可変プーリ20および22に巻き掛けられた伝動ベルト
24とを備えている。このため、CVT油圧制御回路2
5内の変速制御によって、一対の可変プーリ20および
22に挟圧力(堆力)をそれぞれ付与する一対の油圧シ
リンダの一方へ作動油が供給され、且つ他方から作動油
を排出させることにより、変速比R(−人力軸回転速度
N1fi/出力軸回転速度−Nout)が変化させられ
るようになっている。
エンジン10に連結された入力軸19と、前後進切替装
置15および差動歯車装置17を介して左右の駆動輪1
6および18に連結された出力軸21と、それら入力軸
19および出力軸21にそれぞれ設けられた有効径が可
変な一対の可変プーリ20および22と、それら一対の
可変プーリ20および22に巻き掛けられた伝動ベルト
24とを備えている。このため、CVT油圧制御回路2
5内の変速制御によって、一対の可変プーリ20および
22に挟圧力(堆力)をそれぞれ付与する一対の油圧シ
リンダの一方へ作動油が供給され、且つ他方から作動油
を排出させることにより、変速比R(−人力軸回転速度
N1fi/出力軸回転速度−Nout)が変化させられ
るようになっている。
上記CVT油圧制御回路25は、本実施例では車両の発
進加速時において変速比Rを調節して駆動輪の駆動トル
クを制御するための第2調節手段として機能している。
進加速時において変速比Rを調節して駆動輪の駆動トル
クを制御するための第2調節手段として機能している。
また、上記前後進切替装置15は、遊星歯車機構、前進
用クラッチ、および後進用ブレーキを備えており、シフ
トレバ−26のDレンジなどの前進レンジまたはRレン
ジへの操作に連動して、前進用クラッチまたは後進用ブ
レーキが選択的に作動させられることにより、車両を前
進または後進させるようになっている。また、上記シフ
トレバ−26がPレンジ或いはNレンジへ操作されて上
記前進用クラッチおよび後進用ブレーキが共に作動させ
られない場合には、前後進切替装置15内における動力
伝達が遮断されるようになっている。
用クラッチ、および後進用ブレーキを備えており、シフ
トレバ−26のDレンジなどの前進レンジまたはRレン
ジへの操作に連動して、前進用クラッチまたは後進用ブ
レーキが選択的に作動させられることにより、車両を前
進または後進させるようになっている。また、上記シフ
トレバ−26がPレンジ或いはNレンジへ操作されて上
記前進用クラッチおよび後進用ブレーキが共に作動させ
られない場合には、前後進切替装置15内における動力
伝達が遮断されるようになっている。
エンジン10に対する要求出力量を検出するためのスロ
ットルセンサ30からはスロットル弁28の開度Thを
表す信号Sいがトラフシラン電子制御装置32およびC
VT電子制御装置34へ供給されている。また、CVT
14の入力軸回転速度N1およびCVT14の出力軸回
転速度N。。、を検出するための回転センサ36および
38からは、入力軸回転速度N i Rおよび出力軸回
転速度N0.。
ットルセンサ30からはスロットル弁28の開度Thを
表す信号Sいがトラフシラン電子制御装置32およびC
VT電子制御装置34へ供給されている。また、CVT
14の入力軸回転速度N1およびCVT14の出力軸回
転速度N。。、を検出するための回転センサ36および
38からは、入力軸回転速度N i Rおよび出力軸回
転速度N0.。
を表す信号SRIおよびSR2がトラクション電子制御
装置32およびCVT電子制御装置34へ供給されると
ともに、シフトレバ−26の操作位置を検出するための
シフト位置センサ40からはシフトレバ−26の操作位
置を表す信号SPがCVT電子制御装置34へ供給され
ている。また、エンジン回転速度N、を検出するための
エンジン回転センサ42からはエンジン回転速度N、を
表す信号SEがCVT電子制御装置34へ供給されてい
る。
装置32およびCVT電子制御装置34へ供給されると
ともに、シフトレバ−26の操作位置を検出するための
シフト位置センサ40からはシフトレバ−26の操作位
置を表す信号SPがCVT電子制御装置34へ供給され
ている。また、エンジン回転速度N、を検出するための
エンジン回転センサ42からはエンジン回転速度N、を
表す信号SEがCVT電子制御装置34へ供給されてい
る。
上記CVT電子制御装置34は、CPU、ROMSRA
Mを含む所謂マイクロコンピュータであって、そのCP
LJはRAMの記憶機能を利用しつつ予めROMに記憶
されたプログラムに従って入力信号を処理し、図示しな
いCVT用油圧制御回路にロックアツプクラッチの係合
状態、CVTI4の変速比Rなどを制御させる。たとえ
ば、C■T電子制御装置34において、CVT14に関
しては、上記CVT14の出力軸回転速度N outか
ら駆動輪車速■が算出される一方、燃費および運転性能
を考慮した最適曲線に沿ってエンジン1゜を作動させる
ために予め記憶された第2図に示す関係から、実際のス
ロットル開度Thおよび車速■に基づいて目標入力軸回
転速度N、−が決定され、この目標入力軸回転速度N、
−と実際の入力軸回転速度N i P+とが一致するよ
うにCVT14の変速比Rが調節される。或いは、入力
軸回転速度N8、および出力軸回転速度N。utから実
際のCVTI4の変速比Rが算出された後、最適曲線に
沿ってエンジン10を作動させるための予め記憶された
関係から、実際のスロットル開度Thおよび車速■に基
づいて目標変速比R1が決定され、この目標変速比R1
と実際の変速比Rとが一致するようにCVT14の変速
比Rが調節される。目標変速比R1、目標入力軸回転速
度N1fi 、および車速■に対応する出力軸回転速度
N 6 u Lの間には、R8” N out / N
i、、”なる関係があるから、上記の前者の制御と後
者の制御とは実質的に同じである。
Mを含む所謂マイクロコンピュータであって、そのCP
LJはRAMの記憶機能を利用しつつ予めROMに記憶
されたプログラムに従って入力信号を処理し、図示しな
いCVT用油圧制御回路にロックアツプクラッチの係合
状態、CVTI4の変速比Rなどを制御させる。たとえ
ば、C■T電子制御装置34において、CVT14に関
しては、上記CVT14の出力軸回転速度N outか
ら駆動輪車速■が算出される一方、燃費および運転性能
を考慮した最適曲線に沿ってエンジン1゜を作動させる
ために予め記憶された第2図に示す関係から、実際のス
ロットル開度Thおよび車速■に基づいて目標入力軸回
転速度N、−が決定され、この目標入力軸回転速度N、
−と実際の入力軸回転速度N i P+とが一致するよ
うにCVT14の変速比Rが調節される。或いは、入力
軸回転速度N8、および出力軸回転速度N。utから実
際のCVTI4の変速比Rが算出された後、最適曲線に
沿ってエンジン10を作動させるための予め記憶された
関係から、実際のスロットル開度Thおよび車速■に基
づいて目標変速比R1が決定され、この目標変速比R1
と実際の変速比Rとが一致するようにCVT14の変速
比Rが調節される。目標変速比R1、目標入力軸回転速
度N1fi 、および車速■に対応する出力軸回転速度
N 6 u Lの間には、R8” N out / N
i、、”なる関係があるから、上記の前者の制御と後
者の制御とは実質的に同じである。
一方、前記トラクション電子制御装置32は、特に低摩
擦路面の走行中における車両の操縦安定性を高めるため
に、発進などの加速操作に関連して駆動輪16および1
8のスリップ状態を所定の範囲内に維持するようにスロ
ットル弁28の開度を自動的に調節する。すなわち、車
両の左右の前輪16および18と左右の後輪46および
48とには、それぞれの回転速度を検出するための車輪
回転センサ50.52.54.56がそれぞれ設けられ
ており、それら車輪回転センサ5o、52.54.56
からは各車輪16.18.46.48の回転速度を表す
信号swi、SW2、SW3、SW4がトラクション電
子制御装置32へ供給されている。また、アクセルペダ
ル6oの加速操作量を検出するためのアクセルセンサ6
2が設けられており、加速操作量を表す信号SAがトラ
クション電子制御装置32へ供給されている。
擦路面の走行中における車両の操縦安定性を高めるため
に、発進などの加速操作に関連して駆動輪16および1
8のスリップ状態を所定の範囲内に維持するようにスロ
ットル弁28の開度を自動的に調節する。すなわち、車
両の左右の前輪16および18と左右の後輪46および
48とには、それぞれの回転速度を検出するための車輪
回転センサ50.52.54.56がそれぞれ設けられ
ており、それら車輪回転センサ5o、52.54.56
からは各車輪16.18.46.48の回転速度を表す
信号swi、SW2、SW3、SW4がトラクション電
子制御装置32へ供給されている。また、アクセルペダ
ル6oの加速操作量を検出するためのアクセルセンサ6
2が設けられており、加速操作量を表す信号SAがトラ
クション電子制御装置32へ供給されている。
上記トラクション電子制御装置32も、cPU、ROM
、RAMを含む所謂マイクロコンピュータであって、そ
のCPUはROMの記憶機能を利用しつつ予めROMに
記憶されたプログラムに従って入力信号を処理する。上
記CPUは、加速操作量を表す信号SAに対応した駆動
信号をスロットルアクチュエータ58に供給して、スロ
ットル弁28の開度Thを加速操作量に対応した値とす
るが、加速時において駆動輪である前輪16または18
のスリップが発生すると、そのスリップが所定の範囲内
となるように上記駆動信号を調節する。例えば前輪16
または18の回転速度から駆動輪速度(車速)Vwを算
出し且つ遊動輪である後輪46または48の回転速度か
ら実際の車体速度■、。
、RAMを含む所謂マイクロコンピュータであって、そ
のCPUはROMの記憶機能を利用しつつ予めROMに
記憶されたプログラムに従って入力信号を処理する。上
記CPUは、加速操作量を表す信号SAに対応した駆動
信号をスロットルアクチュエータ58に供給して、スロ
ットル弁28の開度Thを加速操作量に対応した値とす
るが、加速時において駆動輪である前輪16または18
のスリップが発生すると、そのスリップが所定の範囲内
となるように上記駆動信号を調節する。例えば前輪16
または18の回転速度から駆動輪速度(車速)Vwを算
出し且つ遊動輪である後輪46または48の回転速度か
ら実際の車体速度■、。
を算出するとともに、車体速度■、。(非駆動輪速度)
に基づいてそれよりも所定値或いは所定割合だけ高い制
御目標速度v8′を決定し、その制御目標速度■。′と
実際の駆動輪速度■、とが一致するように、スロットル
アクチュエータ58によりスロットル弁28を開閉させ
る。或いは、上記駆動輪速度■。と車体速度V、。とに
基づいて駆動輪のスリップ率Sを次式(1)から算出し
、S= (Vw Vso)/Vso ・ ・
11)そのスリップ率Sが所定の範囲内となるように
スロットルアクチュエータ58によりスロットル弁28
を開閉させる。すなわち、上記トラクション電子制御装
置32では、駆動輪速度■9が車体速度■、。に沿って
変化するようにスロットル弁28の開度が制御されるよ
うになっているのである。
に基づいてそれよりも所定値或いは所定割合だけ高い制
御目標速度v8′を決定し、その制御目標速度■。′と
実際の駆動輪速度■、とが一致するように、スロットル
アクチュエータ58によりスロットル弁28を開閉させ
る。或いは、上記駆動輪速度■。と車体速度V、。とに
基づいて駆動輪のスリップ率Sを次式(1)から算出し
、S= (Vw Vso)/Vso ・ ・
11)そのスリップ率Sが所定の範囲内となるように
スロットルアクチュエータ58によりスロットル弁28
を開閉させる。すなわち、上記トラクション電子制御装
置32では、駆動輪速度■9が車体速度■、。に沿って
変化するようにスロットル弁28の開度が制御されるよ
うになっているのである。
本実施例では、上記スロットルアクチュエータ58が、
スロットル弁28の開度を変更することにより車両の発
進時における駆動輪の駆動トルクを調節する第1調節手
段として機能する。
スロットル弁28の開度を変更することにより車両の発
進時における駆動輪の駆動トルクを調節する第1調節手
段として機能する。
そして、トラクション(スリップ)制御の作動中である
ことを表す1ビツトの信号SBと、上記トラクシジン制
御のために目標とされる目標変速比RILPを表す信号
SCとが、トラクション電子制御装置32からCVT電
子制御装置34へ供給されるようになっている。
ことを表す1ビツトの信号SBと、上記トラクシジン制
御のために目標とされる目標変速比RILPを表す信号
SCとが、トラクション電子制御装置32からCVT電
子制御装置34へ供給されるようになっている。
以下、上記CVTiii子制御装置34の作動の要部を
、第2図のフローチャートに従って説明する。
、第2図のフローチャートに従って説明する。
第2図は、CVT電子制御装置34において所定の周期
、たとえばBmsF期で繰り返し実行されるルーチンを
示している。先ず、ステップSCIにおいては、実際の
スロットル開度Thがスロットルセンサ30からの信号
Sいに基づいて読み込まれ、出力軸回転速度N0□から
実際の車速SPDが算出されるとともに、入力軸回転速
度(入力ブーり回転数)N、7および出力軸回転速度(
出力プーリ回転数)No。、から実際の変速比R1が算
出される。そして、ステップSC2においては、トラク
ション制御中、すなわち加速スリップ制御中であるか否
かが、フラグF ffLPの内容がrl、であるか否か
に従って判断される。このフラグF !LPはトラクシ
ョン電子制御装置32からの信号SBに対応してセット
およびリセットされる。上記ステップSC2において加
速スリップ制御中でないと判断された場合には、通常走
行の変速比制御を実行するために、ステップSC3にお
いて、予め記憶された関係から実際のスロットル開度T
hおよび車速■に基づいて目標変速比R”が決定される
。
、たとえばBmsF期で繰り返し実行されるルーチンを
示している。先ず、ステップSCIにおいては、実際の
スロットル開度Thがスロットルセンサ30からの信号
Sいに基づいて読み込まれ、出力軸回転速度N0□から
実際の車速SPDが算出されるとともに、入力軸回転速
度(入力ブーり回転数)N、7および出力軸回転速度(
出力プーリ回転数)No。、から実際の変速比R1が算
出される。そして、ステップSC2においては、トラク
ション制御中、すなわち加速スリップ制御中であるか否
かが、フラグF ffLPの内容がrl、であるか否か
に従って判断される。このフラグF !LPはトラクシ
ョン電子制御装置32からの信号SBに対応してセット
およびリセットされる。上記ステップSC2において加
速スリップ制御中でないと判断された場合には、通常走
行の変速比制御を実行するために、ステップSC3にお
いて、予め記憶された関係から実際のスロットル開度T
hおよび車速■に基づいて目標変速比R”が決定される
。
この関係は、燃費および運転性能が得られるように予め
求められた最適曲線であり、たとえば第3図に示すもの
である。
求められた最適曲線であり、たとえば第3図に示すもの
である。
前記ステップSC2において加速スリップ制御中である
と判断された場合には、ステップSC4において目標変
速比R8の内容が、トラクション電子制御装置32から
送信された信号SCの内容、すなわち加速スリップ制御
のための変速比R3LPに更新される。そして、ステッ
プSC5においては、上記ステップSC3あるいはSC
4において決定或いは更新された目標変速比R8と実際
の変速比R7とが一致するように制御信号がCVT電子
制御装置34からCVT油圧制御回路25へ出力される
。
と判断された場合には、ステップSC4において目標変
速比R8の内容が、トラクション電子制御装置32から
送信された信号SCの内容、すなわち加速スリップ制御
のための変速比R3LPに更新される。そして、ステッ
プSC5においては、上記ステップSC3あるいはSC
4において決定或いは更新された目標変速比R8と実際
の変速比R7とが一致するように制御信号がCVT電子
制御装置34からCVT油圧制御回路25へ出力される
。
以上のサイクルが繰り返し実行されることにより、たと
えば車両の発進加速走行時においては、CVT14の変
速比Rが加速スリップ制御のための変速比R3LPとさ
れることにより、駆動輪の駆動トルクが調節される。
えば車両の発進加速走行時においては、CVT14の変
速比Rが加速スリップ制御のための変速比R3LPとさ
れることにより、駆動輪の駆動トルクが調節される。
第4図は、トラクション電子制御装置32において所定
の周期、たとえば8ms周期で繰り返し実行されるルー
チンを示している。先ず、ステップSTIにおいては、
実際のスロットル開度Thがスロットルセンサ30から
の信号Sいに基づいて読み込まれ、各車輪16.18.
46.48の回転速度を表す信号SWI、SW2、SW
3、SW4から実際の駆動輪車速■8および非駆動輪車
速■3゜が算出され、入力軸回転速度N i nおよび
出力軸回転速度N outから実際の変速比R1が算出
される。
の周期、たとえば8ms周期で繰り返し実行されるルー
チンを示している。先ず、ステップSTIにおいては、
実際のスロットル開度Thがスロットルセンサ30から
の信号Sいに基づいて読み込まれ、各車輪16.18.
46.48の回転速度を表す信号SWI、SW2、SW
3、SW4から実際の駆動輪車速■8および非駆動輪車
速■3゜が算出され、入力軸回転速度N i nおよび
出力軸回転速度N outから実際の変速比R1が算出
される。
次いで、ステップST2においては、予め定められた関
係からアクセルペダル60の加速操作量を表す信号SA
に基づいてスロットル開度基本制御値Th、が決定され
る。上記の関係は、アクセルペダル60の加速操作量に
対応したスロットル開度Thを得るための線型あるいは
非線型の関係である。
係からアクセルペダル60の加速操作量を表す信号SA
に基づいてスロットル開度基本制御値Th、が決定され
る。上記の関係は、アクセルペダル60の加速操作量に
対応したスロットル開度Thを得るための線型あるいは
非線型の関係である。
ステップST3においては、スロットル開度Thが全閉
であるか否か、すなわちアクセルペダル操作量が零であ
るか否かが判断される。全閉であると判断された場合に
は、加速走行状態ではないので、アクセルペダル操作量
に対応したスロットル開度基本制御値Thmをトラクシ
ョン制御のために修正する量であるスロットル補正量T
h5LPの内容がステップ5TIIにおいて「0」にク
リアされた後、後述のステップ5T12以下が実行され
る。
であるか否か、すなわちアクセルペダル操作量が零であ
るか否かが判断される。全閉であると判断された場合に
は、加速走行状態ではないので、アクセルペダル操作量
に対応したスロットル開度基本制御値Thmをトラクシ
ョン制御のために修正する量であるスロットル補正量T
h5LPの内容がステップ5TIIにおいて「0」にク
リアされた後、後述のステップ5T12以下が実行され
る。
しかし、ステップST3においてスロットル開度Thが
全閉でないと判断された場合には、加速操作中であるの
で、ステップST4において前記の弐(1)からスリッ
プ率Sが求められた後、ステップST5において実際の
スリップ率Sが目標スリップ率S*とそれよりも所定値
aだけ低い値(s”a)との間の範囲内にあるか否か、
換言すれば実際のスリップ率Sが目標スリップ率S11
よりも僅かに小さい状態であるか否かが判断される。上
記目標スリップ率S1は、トラクション制御の目標値で
あって、路面と駆動輪との間の摩擦係数が最大となる付
近の値に予め決定されている。また、上記所定値aは、
実際のスリップ率Sと目標スリップ率S8との一致性を
判断するための基準値であり、比較的小さな値が用いら
れる。
全閉でないと判断された場合には、加速操作中であるの
で、ステップST4において前記の弐(1)からスリッ
プ率Sが求められた後、ステップST5において実際の
スリップ率Sが目標スリップ率S*とそれよりも所定値
aだけ低い値(s”a)との間の範囲内にあるか否か、
換言すれば実際のスリップ率Sが目標スリップ率S11
よりも僅かに小さい状態であるか否かが判断される。上
記目標スリップ率S1は、トラクション制御の目標値で
あって、路面と駆動輪との間の摩擦係数が最大となる付
近の値に予め決定されている。また、上記所定値aは、
実際のスリップ率Sと目標スリップ率S8との一致性を
判断するための基準値であり、比較的小さな値が用いら
れる。
上記ステップST5において、実際のスリップ率Sが目
標スリップ率S11とそれよりも所定値aだけ低い値(
S”−a)との間の範囲内にないと判断された場合には
、後述のステップST9以下が実行されるが、実際のス
リップ率Sが目標スリップ率S*と値(S”−a)との
間の範囲内にあると判断された場合には、実際のスリッ
プ率Sと目標スリップ率S8とが略一致している状態で
あるので、本実施例の路面摩擦係数検出手段に対応する
ステップST6乃至ST8において路面摩擦係数μが求
められる。すなわち、ステップST6においては、予め
記憶された関係から実際のスロットル開度Thおよびエ
ンジン回転速度N0に基づいてエンジン出力トルクT、
が求められる。上記関係は、たとえば、エンジン回転速
度N1と出力トルクT、との関係がスロットル開度Th
毎にエンジンlOから求められ、データマツプ化された
ものである。ステップST7では、駆動輪の駆動力Fが
次式(2)から実際の変速比R,および上記出力トルク
T0に基づいて算出される。
標スリップ率S11とそれよりも所定値aだけ低い値(
S”−a)との間の範囲内にないと判断された場合には
、後述のステップST9以下が実行されるが、実際のス
リップ率Sが目標スリップ率S*と値(S”−a)との
間の範囲内にあると判断された場合には、実際のスリッ
プ率Sと目標スリップ率S8とが略一致している状態で
あるので、本実施例の路面摩擦係数検出手段に対応する
ステップST6乃至ST8において路面摩擦係数μが求
められる。すなわち、ステップST6においては、予め
記憶された関係から実際のスロットル開度Thおよびエ
ンジン回転速度N0に基づいてエンジン出力トルクT、
が求められる。上記関係は、たとえば、エンジン回転速
度N1と出力トルクT、との関係がスロットル開度Th
毎にエンジンlOから求められ、データマツプ化された
ものである。ステップST7では、駆動輪の駆動力Fが
次式(2)から実際の変速比R,および上記出力トルク
T0に基づいて算出される。
F=T* ・R−iD・77m /rD l
l ・(2)但し、iDはCVT14より後段の減速
比、η、は動力伝達装置の伝達効率、rDは駆動輪の動
荷重半径である。
l ・(2)但し、iDはCVT14より後段の減速
比、η、は動力伝達装置の伝達効率、rDは駆動輪の動
荷重半径である。
ステップST8においては、予め記憶された次式(3)
の関係から上記駆動力Fに基づいて路面摩擦係数μが算
出される。但し、W、は車両の総荷重に関連して駆動輪
から路面に加えられる荷重である。
の関係から上記駆動力Fに基づいて路面摩擦係数μが算
出される。但し、W、は車両の総荷重に関連して駆動輪
から路面に加えられる荷重である。
μ−F / W n、A ・ ・ ・(3)ス
テップST9においてはスロットル補正MI T h
S L Pの内容が「0」であるか否かが判断されると
ともに、ステップ5TIOにおいては実際のスリップ率
Sが目標スリップ率S11よりも小さいか否かが判断さ
れる。上記ステップST9においてスロットル補正量T
h5tpの内容が「0」であると判断され、且つステッ
プ5TIOにおいて実際のスリップ率Sが目標スリップ
率S1より小であると判断された場合には、トラクショ
ン制御が必要でない状態であるので、ステップ5T12
においてトラクション制御のために目標とされる目標変
速比R3LPの内容が実際の変速比R1に置換され、且
つステップ5T13においてトラクション制御中を示す
フラグF 5LIPの内容が「0」にリセットされた後
、ステップ5T23において目標スロットル開度Th”
が次式(4)から算出されるとともに、ステップ5T2
4において上記目標スロットル開度Th”が得られるよ
うにスロットルアクチュエータ5Bが駆動される。上記
のように、ステップST3においてスロットルが全閉で
あると判断された後においては、スロットル補正値Th
5Lpが零とされているので、ステップST23が実行
されても、Th” −Thlとなり、基本スロットル開
度Theがそのまま目標スロットル開度Th”となって
いる。
テップST9においてはスロットル補正MI T h
S L Pの内容が「0」であるか否かが判断されると
ともに、ステップ5TIOにおいては実際のスリップ率
Sが目標スリップ率S11よりも小さいか否かが判断さ
れる。上記ステップST9においてスロットル補正量T
h5tpの内容が「0」であると判断され、且つステッ
プ5TIOにおいて実際のスリップ率Sが目標スリップ
率S1より小であると判断された場合には、トラクショ
ン制御が必要でない状態であるので、ステップ5T12
においてトラクション制御のために目標とされる目標変
速比R3LPの内容が実際の変速比R1に置換され、且
つステップ5T13においてトラクション制御中を示す
フラグF 5LIPの内容が「0」にリセットされた後
、ステップ5T23において目標スロットル開度Th”
が次式(4)から算出されるとともに、ステップ5T2
4において上記目標スロットル開度Th”が得られるよ
うにスロットルアクチュエータ5Bが駆動される。上記
のように、ステップST3においてスロットルが全閉で
あると判断された後においては、スロットル補正値Th
5Lpが零とされているので、ステップST23が実行
されても、Th” −Thlとなり、基本スロットル開
度Theがそのまま目標スロットル開度Th”となって
いる。
Th” =Thm +Th5tp ・ ・ ・(
4)しかし、ステップST9においてスロットル補正量
rhsLpの内容がrQJでないと判断された場合には
、トラクション制御のために補正が行われている状態で
あるので、トラクション制御のための後述のステップ5
T14以下が実行される。また、ステップST9におい
てスロットル補正51 T h S L Pの内容が「
0」であると判断されても、ステップ5TIOにおいて
実際のスリップ率Sが目標スリップ率31以上であると
判断された場合には、トラクション制御が必要であるの
で、上記と同様にステップ5T14以下が実行される。
4)しかし、ステップST9においてスロットル補正量
rhsLpの内容がrQJでないと判断された場合には
、トラクション制御のために補正が行われている状態で
あるので、トラクション制御のための後述のステップ5
T14以下が実行される。また、ステップST9におい
てスロットル補正51 T h S L Pの内容が「
0」であると判断されても、ステップ5TIOにおいて
実際のスリップ率Sが目標スリップ率31以上であると
判断された場合には、トラクション制御が必要であるの
で、上記と同様にステップ5T14以下が実行される。
ステップ5T14では、実際のスリップ率Sと目標スリ
ップ率S′″とのスリップ率偏差Δ5(=s−s” >
が算出される。次いで、ステップ5T15では、たとえ
ば第5図のデータマツプに示す予め記憶された関係から
実際のスリップ率が偏差ΔSおよび路面摩擦係数μに基
づいてスロットル制御利得Kthが算出され、ステップ
5T16では、たとえば第6図のデータマツプに示す予
め記憶された関係から実際のスリップ率偏差ΔSおよび
路面摩擦係数μに基づいて変速比制御利得KRが算出さ
れ、ステップ5T17では、たとえば第7図のデータマ
ツプに示す予め記憶された関係から実際のエンジン回転
速度N0および変速比R1に基づいて上記スロットル制
御利得にいの補正量Kt□8が算出される。上記第5図
および第6図のデータマツプに示された関係は、スロッ
トル開度Thを変化させて駆動輪の駆動力Fを調節する
ことによりスリップ制御をする割合を、変速比R,を変
化させて駆動輪の駆動力Fを調節することによりスリッ
プ制御をする割合よりも、路面摩擦係数μの増加に応じ
て減少させて発進加速時のスリップ制御特性を得るよう
に予め求められたものである。また、上記第7図の関係
は、スロットル開度Thの変化に対して駆動力Fに換算
した変化量が略一定となるように補正するためのもので
ある。
ップ率S′″とのスリップ率偏差Δ5(=s−s” >
が算出される。次いで、ステップ5T15では、たとえ
ば第5図のデータマツプに示す予め記憶された関係から
実際のスリップ率が偏差ΔSおよび路面摩擦係数μに基
づいてスロットル制御利得Kthが算出され、ステップ
5T16では、たとえば第6図のデータマツプに示す予
め記憶された関係から実際のスリップ率偏差ΔSおよび
路面摩擦係数μに基づいて変速比制御利得KRが算出さ
れ、ステップ5T17では、たとえば第7図のデータマ
ツプに示す予め記憶された関係から実際のエンジン回転
速度N0および変速比R1に基づいて上記スロットル制
御利得にいの補正量Kt□8が算出される。上記第5図
および第6図のデータマツプに示された関係は、スロッ
トル開度Thを変化させて駆動輪の駆動力Fを調節する
ことによりスリップ制御をする割合を、変速比R,を変
化させて駆動輪の駆動力Fを調節することによりスリッ
プ制御をする割合よりも、路面摩擦係数μの増加に応じ
て減少させて発進加速時のスリップ制御特性を得るよう
に予め求められたものである。また、上記第7図の関係
は、スロットル開度Thの変化に対して駆動力Fに換算
した変化量が略一定となるように補正するためのもので
ある。
そして、ステップ5T18では、スリップ制御用の制御
値であるスロットル補正値Th5Lpが次式(5)から
前回のサイクルにおいて求められたスロットル補正値T
ll5LP +−11、スロットル制御l利得にい、お
よび上記補正量にいTINに基づいて求められる。
値であるスロットル補正値Th5Lpが次式(5)から
前回のサイクルにおいて求められたスロットル補正値T
ll5LP +−11、スロットル制御l利得にい、お
よび上記補正量にいTINに基づいて求められる。
なお、(5)式右変第2項は、目標スリップ率S1より
も実際のスリップ率Sが大きいときには負の値のとなり
、小さいときには正の値となる。
も実際のスリップ率Sが大きいときには負の値のとなり
、小さいときには正の値となる。
Th5tp −Thstpt−n +Kzh・Kt
b*n ・・15)そして、ステップ5T19では、
スリップ制御用スロットル開度Th5hpの値が零また
は負であるか否かが判断される。零または負である場合
には次のステップST21が実行されるが、正であれば
ステップ5T20においてスリップ制御用スロットル補
正値rhstpの内容が零に制限された後、次のステッ
プST21が実行される。ステップ5T21では、スリ
ップ制御用の目標変速比R!ILPが次式(6)から前
回の目標変速比R1L□、、1.および変速比制御利得
に7に基づいて算出されるととともに、ステップST2
2ではフラグF SLPの内容が「1」にセットされる
。
b*n ・・15)そして、ステップ5T19では、
スリップ制御用スロットル開度Th5hpの値が零また
は負であるか否かが判断される。零または負である場合
には次のステップST21が実行されるが、正であれば
ステップ5T20においてスリップ制御用スロットル補
正値rhstpの内容が零に制限された後、次のステッ
プST21が実行される。ステップ5T21では、スリ
ップ制御用の目標変速比R!ILPが次式(6)から前
回の目標変速比R1L□、、1.および変速比制御利得
に7に基づいて算出されるととともに、ステップST2
2ではフラグF SLPの内容が「1」にセットされる
。
R3LP−R1L□−1)+Kll ・ ・ ・(
6)上記のステップ5T14乃至5T22を経たときに
はスロットル補正値Th!LPが零でない場合が多いの
で、ステップST23において基本スロットル開度Th
mにスロットル補正値Th5tp (負または零)が
加えられることにより目標スロットル開度Th”が算出
される。
6)上記のステップ5T14乃至5T22を経たときに
はスロットル補正値Th!LPが零でない場合が多いの
で、ステップST23において基本スロットル開度Th
mにスロットル補正値Th5tp (負または零)が
加えられることにより目標スロットル開度Th”が算出
される。
ここで、前記エンジン10の出力トルク(正味トルク)
T、とスロットル開度Thとの間には、第8図に示すよ
うに、スロットル開度Thが小さい領域ではスロットル
開度Thに対して出力トルクT。
T、とスロットル開度Thとの間には、第8図に示すよ
うに、スロットル開度Thが小さい領域ではスロットル
開度Thに対して出力トルクT。
が敏感に変化するが、スロットル開度Thが大きい領域
ではスロットル開度Thに対して出力トルクT。
ではスロットル開度Thに対して出力トルクT。
がそれ程変化しない特性があり、しかもその特性はエン
ジン回転速度N、に応じて変化する。また、入力トルク
が一定であるときのCVT14の変速比Rと駆動輪の駆
動力Fとの間には第9図に示すように線型の関係がある
が、入力回転数が一定であるときのCVT14の変速比
Rと駆動輪速度■5(駆動輪回転速度)との間には、第
1O図に示すように、変速比Rが小さい(増速側)領域
では変速比Rに対して駆動輪回転速度が敏感に変化する
が、変速比Rが大きい(f$i速側)領域では変速比R
に対して駆動輪回転速度がそれ程変化しない特性がある
。また、車両が走行する路面では、第11図に示すよう
に、路面摩擦係数μの低下に伴って駆動輪のスリップが
発生する限界駆動力が低下することから、路面摩擦係数
μが低い状態では、駆動輪のスリップが発生する限界駆
動力も低いために、アクセルペダル60の踏込量が少な
い(スロットル開度Thが小さい)状態で発進加速時の
駆動輪のスリップ制mcトラクシコン制御)が行われる
が、路面摩擦係数μが高い状態では、駆動輪のスリップ
が発生する限界駆動力が高いために、アクセルペダル6
0の踏込量が多い(スロットル開度Thが大きい)状態
で発進加速時の駆動輪のスリップ制御が行われる。
ジン回転速度N、に応じて変化する。また、入力トルク
が一定であるときのCVT14の変速比Rと駆動輪の駆
動力Fとの間には第9図に示すように線型の関係がある
が、入力回転数が一定であるときのCVT14の変速比
Rと駆動輪速度■5(駆動輪回転速度)との間には、第
1O図に示すように、変速比Rが小さい(増速側)領域
では変速比Rに対して駆動輪回転速度が敏感に変化する
が、変速比Rが大きい(f$i速側)領域では変速比R
に対して駆動輪回転速度がそれ程変化しない特性がある
。また、車両が走行する路面では、第11図に示すよう
に、路面摩擦係数μの低下に伴って駆動輪のスリップが
発生する限界駆動力が低下することから、路面摩擦係数
μが低い状態では、駆動輪のスリップが発生する限界駆
動力も低いために、アクセルペダル60の踏込量が少な
い(スロットル開度Thが小さい)状態で発進加速時の
駆動輪のスリップ制mcトラクシコン制御)が行われる
が、路面摩擦係数μが高い状態では、駆動輪のスリップ
が発生する限界駆動力が高いために、アクセルペダル6
0の踏込量が多い(スロットル開度Thが大きい)状態
で発進加速時の駆動輪のスリップ制御が行われる。
前述の実施例のステップ5T15では第5図の関係から
実際のスリップ率偏差ΔSおよび路面摩擦係数μに基づ
いてスロットル制御利得にいが算出され、ステップ5T
16では第6図の関係から実際のスリップ率偏差ΔSお
よび路面摩擦係数μに基づいて変速比制御利得KRが算
出され、ステップ5T17では第7図の関係から実際の
エンジン回転速度N、および変速比R1に基づいて上記
スロットル制御利得Kthの補正IKt□8が算出され
る一方、上記変速比制御利得KRに基づいてスリップ制
御用の目標変速比Rstpが決定され、5TlBでは上
記スロットル制御利得Kthおよびその補正量にい、に
基づいてスリップ制御用の制御値であるスロットル補正
値Th5tpが決定され、5723ではそのスロットル
補正値Thttpから目標スロットル開度Th”が決定
される。このため、スロットル開度Thが小さく且つそ
のスロットル開度Thに対して出力トルクT、の変化が
大きい路面摩擦係数μの低い領域では、スロットル開度
に基づいて駆動力Fを制御する割合が多くされることに
より、駆動輪のスリップ率を制御する際の駆動輪の駆動
力Fの制御特性が良好に得られる。また、スロットル開
度Thが大きく且つそのスロットル開度Thの変化に対
して出力トルクT、の変化が小さい路面摩擦係数μが高
い領域では、変速比Rに基づいて駆動力Fを制御する割
合が多くされることにより、駆動輪のスリップ率を制御
する際の駆動輪の駆動トルクの制御特性が良好に得られ
る。それ故、本実施例によれば、車両の発進加速時にお
いて、路面の摩擦係数μの変化に拘わらず、好適な制御
特性が得られるのである。
実際のスリップ率偏差ΔSおよび路面摩擦係数μに基づ
いてスロットル制御利得にいが算出され、ステップ5T
16では第6図の関係から実際のスリップ率偏差ΔSお
よび路面摩擦係数μに基づいて変速比制御利得KRが算
出され、ステップ5T17では第7図の関係から実際の
エンジン回転速度N、および変速比R1に基づいて上記
スロットル制御利得Kthの補正IKt□8が算出され
る一方、上記変速比制御利得KRに基づいてスリップ制
御用の目標変速比Rstpが決定され、5TlBでは上
記スロットル制御利得Kthおよびその補正量にい、に
基づいてスリップ制御用の制御値であるスロットル補正
値Th5tpが決定され、5723ではそのスロットル
補正値Thttpから目標スロットル開度Th”が決定
される。このため、スロットル開度Thが小さく且つそ
のスロットル開度Thに対して出力トルクT、の変化が
大きい路面摩擦係数μの低い領域では、スロットル開度
に基づいて駆動力Fを制御する割合が多くされることに
より、駆動輪のスリップ率を制御する際の駆動輪の駆動
力Fの制御特性が良好に得られる。また、スロットル開
度Thが大きく且つそのスロットル開度Thの変化に対
して出力トルクT、の変化が小さい路面摩擦係数μが高
い領域では、変速比Rに基づいて駆動力Fを制御する割
合が多くされることにより、駆動輪のスリップ率を制御
する際の駆動輪の駆動トルクの制御特性が良好に得られ
る。それ故、本実施例によれば、車両の発進加速時にお
いて、路面の摩擦係数μの変化に拘わらず、好適な制御
特性が得られるのである。
なお、本実施例では、トラクション電子制御装置32は
、上記のように、トラクション制御中においてステップ
ST6乃至ST8にて算出された路面摩擦係数μが低い
場合にはスロットルアクチュエータ58により駆動輪の
駆動力Fを制御する割合を多くし、高い場合にはCVT
油圧制御回路25を用いてCVT14の変速比Rを調節
することにより駆動輪の駆動力を制御する割合を多くす
る制御手段として機能しているのである。
、上記のように、トラクション制御中においてステップ
ST6乃至ST8にて算出された路面摩擦係数μが低い
場合にはスロットルアクチュエータ58により駆動輪の
駆動力Fを制御する割合を多くし、高い場合にはCVT
油圧制御回路25を用いてCVT14の変速比Rを調節
することにより駆動輪の駆動力を制御する割合を多くす
る制御手段として機能しているのである。
以上、本発明の一実施例を図面に基づいて説明したが、
本発明はその他の態様においても適用される。
本発明はその他の態様においても適用される。
たとえば、エンジン10の出力を調節するためにスロッ
トル弁28が用いられていたが、アクセルペダル、燃料
噴射量[ffレバーなどがエンジン出力調節部材として
用いられてもよいのである。
トル弁28が用いられていたが、アクセルペダル、燃料
噴射量[ffレバーなどがエンジン出力調節部材として
用いられてもよいのである。
また、前述の実施例では、トラクション電子制御装置3
2とCVT電子制御装置34とが独立に設けられている
が、それらトラクション電子制御装置32およびCVT
電子制御装置34と同等の機能を有する単一の電子制御
装置が用いられてもよいのである。
2とCVT電子制御装置34とが独立に設けられている
が、それらトラクション電子制御装置32およびCVT
電子制御装置34と同等の機能を有する単一の電子制御
装置が用いられてもよいのである。
また、前述の実施例では、スロットル弁28が専らスロ
ットルアクチュエータ58によって駆動される形式の車
両について説明されていたが、スロットル弁28がアク
セルペダル60およびスロットルアクチュエータ58に
よって駆動される形式の車両などであってもよい。要す
るに、トラクション制御に際してエンジンの出力を変化
させるために調節されるパラメータが変速比制御のため
にも用いられる形式の車両において本発明が適用され得
るのである。
ットルアクチュエータ58によって駆動される形式の車
両について説明されていたが、スロットル弁28がアク
セルペダル60およびスロットルアクチュエータ58に
よって駆動される形式の車両などであってもよい。要す
るに、トラクション制御に際してエンジンの出力を変化
させるために調節されるパラメータが変速比制御のため
にも用いられる形式の車両において本発明が適用され得
るのである。
また、前述のステップSC3において、目標変速比R8
を決定する際にスロットル開度Thが用いられていたが
、吸気管負圧、燃料噴射量、燃料噴射装置の調節レバー
の回動量などの量が用いられてもよい。
を決定する際にスロットル開度Thが用いられていたが
、吸気管負圧、燃料噴射量、燃料噴射装置の調節レバー
の回動量などの量が用いられてもよい。
また、前述の実施例のCVT14はベルト式無段変速機
であったが、他の形式の無段変速機であってもよいので
ある。
であったが、他の形式の無段変速機であってもよいので
ある。
また、前述の実施例ではFF車両の場合について詳述し
たが、FR重車両場合についても同様に本発明が適用さ
れ得る。
たが、FR重車両場合についても同様に本発明が適用さ
れ得る。
なお、上述したのはあくまでも本発明の一実施例であり
、本発明はその精神を逸脱しない範囲において種々変更
が加えられ得るものである。
、本発明はその精神を逸脱しない範囲において種々変更
が加えられ得るものである。
第1図は、本発明の一実施例を示す車両のC■T !I
J <8機構およびトラクション制御機構を示すブロッ
ク線図である。第2図は、第1図の実施例におけるCV
T!l[0作動の要部を示すフローチャートである。第
3図は、第1図のCVT電子制御装置において用いられ
る関係である。第4図は、第3図の制御作動を説明する
タイムチャートである。 第5図、第6図、および第7図は、第4図のトラクショ
ン電子制御装置において用いられる関係をそれぞれ示す
データマツプの一例であって、第5図はスロットル制御
利得を求めるための関係、第6図は変速比制御利得を求
めるための関係、第7図は上記スロットル制御利得をエ
ンジン回転数および変速比に基づいて補正する補正量を
求める関係を示す。第8図は、第1図のエンジンにおけ
るエンジン出力トルクとスロットル開度との関係を示す
特性図である。第9図は、第1図の無段変速機における
変速比と車輪駆動力との関係を示す特性図、第1O図は
、その変速比と車輪回転速度との関係を示す特性図であ
る。第11図は、車両走行路における車輪と路面との間
の摩擦係数と附界駆動力との関係を示す図である。 16.18:前輪(駆動輪) 25:CVT油圧制御回路(第2調節手段)2日:スロ
ットル弁(エンジン出力調節部材)32:トラクション
電子制御装置(制御手段)34:CVT電子制御装置 58:スロットルアクチュエータ(第1調節手段)ステ
ップST6乃至ST8 :路面摩擦係数検出手段出廓人
トヨタ自動車株式会社 10:エンジン 14:CVT(無段変速機) 第2図 0 第3図 庫イ木f由しルE、VS) 第7図 第8図 全閉 スロット比周り艷丁り 全島 第10図 母、4! 勉1に 最臓先 第9因 ゑ1速 麦!J>上bR 最ム庖 第11図 タイヤヒ路面の摩椙P添鷹(μ
J <8機構およびトラクション制御機構を示すブロッ
ク線図である。第2図は、第1図の実施例におけるCV
T!l[0作動の要部を示すフローチャートである。第
3図は、第1図のCVT電子制御装置において用いられ
る関係である。第4図は、第3図の制御作動を説明する
タイムチャートである。 第5図、第6図、および第7図は、第4図のトラクショ
ン電子制御装置において用いられる関係をそれぞれ示す
データマツプの一例であって、第5図はスロットル制御
利得を求めるための関係、第6図は変速比制御利得を求
めるための関係、第7図は上記スロットル制御利得をエ
ンジン回転数および変速比に基づいて補正する補正量を
求める関係を示す。第8図は、第1図のエンジンにおけ
るエンジン出力トルクとスロットル開度との関係を示す
特性図である。第9図は、第1図の無段変速機における
変速比と車輪駆動力との関係を示す特性図、第1O図は
、その変速比と車輪回転速度との関係を示す特性図であ
る。第11図は、車両走行路における車輪と路面との間
の摩擦係数と附界駆動力との関係を示す図である。 16.18:前輪(駆動輪) 25:CVT油圧制御回路(第2調節手段)2日:スロ
ットル弁(エンジン出力調節部材)32:トラクション
電子制御装置(制御手段)34:CVT電子制御装置 58:スロットルアクチュエータ(第1調節手段)ステ
ップST6乃至ST8 :路面摩擦係数検出手段出廓人
トヨタ自動車株式会社 10:エンジン 14:CVT(無段変速機) 第2図 0 第3図 庫イ木f由しルE、VS) 第7図 第8図 全閉 スロット比周り艷丁り 全島 第10図 母、4! 勉1に 最臓先 第9因 ゑ1速 麦!J>上bR 最ム庖 第11図 タイヤヒ路面の摩椙P添鷹(μ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 駆動輪の駆動トルクを制御するためのエンジン出力調
節部材と、変速比が無段階に変化させられる無段変速機
とを備えた車両において、車両の発進時における駆動輪
のスリップ率が所定の値となるように調節する車両用ト
ラクション制御装置であって、 前記車両の走行路面の摩擦係数を検出する路面摩擦係数
検出手段と、 前記エンジン出力調節部材を変位させることにより前記
車両の発進時における駆動輪の駆動トルクを調節する第
1調節手段と、 前記無段変速機の変速比を変化させることにより前記車
両の発進時における駆動輪の駆動トルクを調節する第2
調節手段と、 前記路面摩擦係数検出手段により検出された路面摩擦係
数が低い場合には前記第1調節手段によって前記駆動ト
ルクを調節する割合を多くし、高い場合には前記第2調
節手段によって前記駆動トルクを調節する割合を多くす
る制御手段と を含むことを特徴とする車両用トラクション制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1237560A JP2527043B2 (ja) | 1989-09-13 | 1989-09-13 | 車両用トラクション制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1237560A JP2527043B2 (ja) | 1989-09-13 | 1989-09-13 | 車両用トラクション制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0399945A true JPH0399945A (ja) | 1991-04-25 |
JP2527043B2 JP2527043B2 (ja) | 1996-08-21 |
Family
ID=17017127
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1237560A Expired - Fee Related JP2527043B2 (ja) | 1989-09-13 | 1989-09-13 | 車両用トラクション制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2527043B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014202243A (ja) * | 2013-04-03 | 2014-10-27 | トヨタ自動車株式会社 | 車両の発進制御装置 |
JP2017171254A (ja) * | 2016-03-25 | 2017-09-28 | トヨタ自動車株式会社 | 車両の制御装置 |
US11183350B2 (en) | 2018-06-08 | 2021-11-23 | Schneider Electric Industries Sas | Ferromagnetic part for an electromagnetic contact, its manufacturing process and its use |
-
1989
- 1989-09-13 JP JP1237560A patent/JP2527043B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014202243A (ja) * | 2013-04-03 | 2014-10-27 | トヨタ自動車株式会社 | 車両の発進制御装置 |
JP2017171254A (ja) * | 2016-03-25 | 2017-09-28 | トヨタ自動車株式会社 | 車両の制御装置 |
US11183350B2 (en) | 2018-06-08 | 2021-11-23 | Schneider Electric Industries Sas | Ferromagnetic part for an electromagnetic contact, its manufacturing process and its use |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2527043B2 (ja) | 1996-08-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |