JPH0399658A - 人工肛門用具の凸面状アダプタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】

本発明は、人工肛門用具に係り、特に、ワンピース型及
びツーピース型の人工肛門用具にお（）る身体側の面に
用いるための凸面状のアダプタに関する。

【従来の技術及びその課題】

例えば結腸人工肛門形成術や回腸切開術やユーロストミ
ーズ（ｕｒｏｓｔｏｍｉｅｓ）などの種々の外斜手術で
は、体内から排せつ物を排出するための開１コもしくは
小孔が腹部に形成される。患者が排せつをコントロール
できないため、その小孔を保護するとともに排出された
排せつ物を入れる容器とじて作用する用具を設ける必要
がある。 この分野では、種々の異なるタイプの人工肛門用具が知
られている。最も一般的な用具ｔＪＸ＋ｉ３者の小孔の
周囲の皮膚に貼り付けるための接着面（身体側の面）を
持った柔軟な平板状のフェイスプレートまたは手当用具
を有している。フェイスプレートには小孔と心合わせさ
れてこの小孔を受は入れる開口が形成されている。フェ
イスプレートの裏側（ポーチ側）には、ポーチあるいは
バッグが、そのポーチ等の口とフェイスプレートに形成
されノこ小孔の受は入れ開口とを心合わせするように、
例えば熱溶着やインパクト溶着によって固定される。 この形態の人工肛門用具は、単一の部品から構成されて
いてポーチかフェイスプレーＩ・に対して永続して固定
されるために、「ワンピース型」の用具として知られて
いる。このタイプの用具では、バッグを取り外すべき場
合には、用具全体を小者から外さなければならない。小
孔の周囲の皮膚は非常に敏感なことが多いので、フェイ
スプレートを繰り返し剥がずのは痛みを伴う。したがっ
て、フェイスプレートを剥がずことなく、必要な場合に
ポーチだのを取り外して（ｔ　ｔｅｌ替えることができ
るように、ポーチがフェイスプレートに対して取り外し
可能に装着されたシステムが考案された。 これは、「ツーピース型」人工肛門用システムとして知
られている。 １９８４年７月１７日にステイア−氏等に付与された人
工肛門用具用バッグと題する米国特許第４．４６０，３
６３号は、商業的に大成功を収めたツーピース型人工肛
門用具を開示している。この特許は、フェイスプレート
を剥がさずにバッグだけを取り外せるような方法でフェ
イスプレートにしっかりと連結された人工肛門用具用バ
ッグを示している。また、このシステムは、フェイスプ
レートにおける小孔の受は入れ開口を取り囲むプラスチ
ック・リングとして形成された第１カップリング部材と
、環状のチャンネル部材として形成されて口の回りで人
工肛門用具用バッグに接合された第２カップリング部材
とを有している。このすングは、ヂャンネル部材の開口
部分と密に嵌合するように寸法設定された突出リブ等の
突起を有している。 小者の小孔の回りの筋肉が老齢や伸びのために硬さを失
った場合、小孔の部分が皮膚の表面よりも十分に突き出
していない場合、あるいは小孔の周辺部分にくぼみや傷
痕やしわなどがある場合などには、従来の用具における
平板状のフェイスプレートか必要な耐水性と重量の保持
力を発揮する程度の密閉状態を得るようには小孔の周囲
の皮膚と接合されないことが良く見受けられていた。し
かし、フェイスプレートが凸面状である場合には、その
周囲の皮膚とフェイスプレートとの間においてより良好
な密閉状態が得られ、小孔が突出していなくても小孔の
受け１０内に突き出ずようになるということが発見され
た。 凸面状に湾曲したフェイスプレートを有する人工肛門用
具を製作することは、勿論可能である。 しかし、そのような特殊な構造のものを必要とする比較
的限られた数の小者に使用させるために、種々異なるサ
イズの特殊な人工肛門用具を揃えておくことは現実的で
はない。したがって、フェイスプレートを所望の凸面状
に湾曲させるような単一のアダプタが、通常の人工肛門
用具と共に使用されている。 従来のアダプタは、フェイスプレー）・にお＋′Ｊるポ
ーチ側の面に装着されるように設計されているため、ポ
ーチがフェイスプレートのポーチ面に対して永久に固定
されるワンピース型の用具では装着が困難である。しか
し、それを可能にした１つのシステムが、ガリンド氏に
付与された米国特許第４，２１９，０２３号に示されて
いる。 また、ツーピース型の用具で使用するように設計された
アダプタは公知である。人工肛門用具の分野で第１人者
でありニュー・シャーシー州プリンストンに住所を有す
るスクイブ・コーポレイノヨンの１部門であるコンヴア
テックは、幾分変イつった凸面状のインサートを販売し
て商業的に成功した。このインサートは、特にツーピー
ス型の人工肛門用具においてのみ使用するように設計さ
れている。このインサートは、フェイスプレートのポー
チ面に正しく取り付（Ｊられると、皮膚の保護部材とそ
の周囲の皮膚との間の接触状態を良くする。 このコンヴアテック・インサートでは、このインサート
をフェイスプレートのポーチ面」二の連結リング内に配
置する前に、フェイスプレートの中央穴が小孔にフィツ
トするように広げられる。このインサートは環状でその
表面は凸面状であり、十分な硬さをもったプラスチック
で形成されている。また、別のサイズの連結リングに対
応して、外径の異なる種々のサイズのインサートが用意
されている。 一方、コンヴアテック・インサートを用いてフェイスプ
レートを所望の凸面形状にすることはできるが、その場
合、ポーチがフェイスプレートから不意に外れることが
ある。このような不意の脱落は、極めて好ましくないこ
とではあるが、ポーチか排せつ物で満たされているとき
にポーチの重量が増加するためにしばしば起こっている
。凸面状のインサートがフェイスプレートのポーチ面」
二の１ 連結リング内、つまりポーチとフェイスブー１・の間に
位置しているため、ポーチの連結リング」二でそれを外
すような外方向への力が生じるのである。 第１図に従来の凸面状のインサートを備えたツーピース
型人工肛門用具の分解斜視図を示している。 この第１図は米国特許第４，４６０，３６３号に記述さ
れたステイア−氏等のツーピース・システムと、そのシ
ステムとともに使用するように設計された従来の凸面状
のインサートを示している。 このシステムでは２枚の薄い柔軟なフィルムで作られた
人工肛門用具用ポーチ１０が用いられる。 このフィルムは、水分を透過させず、しかも臭いを通さ
ない特性を備えており、熱ノールやインパルス溶着によ
って密封可能である。その＋Ａ料として好ましいのは、
ポリエチレン、ポリエチレンとエヂレン酢酸ビニルの共
重合体、ポリエチレン・アセテートの共重合体、塩化ビ
ニルとポリ塩化ビニリデンの共重合体及びそれらの積層
体などである。ポーチの壁の肉厚は、約０．０５０８か
ら０１０１６ミ２ す程度であることが好ましい。このフィルムがその周囲
に沿って密閉されることで排せつ物の容器が形成される
。ポーチの端部は、望みに応じて閉じたり開いたりでき
る。 このポーチの一方のフィルムには、硬いプラスデック製
の環状のチャンネルすなわち溝部材として形成された連
結リング１２が、溶着その他の方法によりその外面に固
定されている。リングＩ２の内面は、ポーチにおける小
孔の受は入れ開口１４を形成している。 リング１２は、裏側に接着面を有する柔軟なフェイスプ
レート２０のポーチ側の而１８に接合される第２の連結
リング１６と嵌合するように形成されている。連結リン
グ１２と１６は、ポーチ１０をフェイスプレート２０に
取り外し可能に装着するために、密封状態で係合する。 フェイスプレート２０は、連結リング１６のヘース２Ｉ
が固定される高分子材料の薄いフィルム１９によって覆
われている。フェイスプレート２０の身体側の面２２に
は、接着層２３が設ｉ−Ｊられている。接着層２３は、
人間の皮膚に対して使用するのに適していてこの人工肛
門用具の重量を支え得る感圧接着剤で構成すればよい。 接着層２３は、使用前に（ｊ剥離紙（不図示）によって
覆われている。 通常の使用時には、フェイスプレート２０の開口２４は
、使用者ににってその小孔にフィツトするように調整さ
れる。このことは、その開口を小孔の周囲にぴったりと
フィツトするまで広げることでなされる。その後、身体
側の而２２の接着層２３が小孔の周囲の皮膚に貼り付け
られて小孔か広がった開口２４から突出きずように、フ
ェイスプレートが小者の身体に取りイ」けられる。フェ
イスプレート２０が正しい位置に貼り付けられると、連
結リング１２と１６とを適切に係合させることによって
、バッグＩＯがそこに装着される。 これらの例では、フェイスプレート２０が凸面状である
ことが好ましい場合には、フェイスプレートの装着前に
、連結リング１６により区画された領域内に対して、凸
面状に成型されたプラスチック・インサート２６が好ま
しくは親指を用いるとともにフェイスプレートを他の指
て支えながら押し付（プられてフェイスプレート２０の
ポーチ面１８に圧着される。インサートをフェイスプレ
ート内でしっかりと押しイｌ（′ｌることによって、フ
ェイスプレートはその柔軟性のために凸状に変形する。 この従来例のシステムでは、凸面状のインサートは、連
結リングによって区画された領域においてフェイスプレ
ートのポーチ面に装着されることでフェイスプレートと
ポーチの間に位置する。このケースでは、特にポーチが
排せつ物で重くなっている場合に、インサートによって
リングの不意の脱落が引き起こされる傾向がある。以下
に詳細に説明するように、この従来技術のインサートの
不具合は、本発明によって完全に削除される。 また、１９８９年５月３０日にノワック氏等に付与され
た米国特許第４．８３／１，７３１号は、ワンピース型
とツーピース型の両方で使用するために、フェイスプレ
ートの身体側の面に固定すべく設計された凸面状の圧力
リングを示している。しかしこの構造は、凸面状のリン
グの粘着面がフェイスプレートの接着面と直接には接触
せず、したがって部品間での確実な接着が得られないと
いう大きな欠点を有している。さらに、患者に而する粘
着面は連続してはいない。 したがって、本発明の主たる目的（Ｊ１ツーピース型人
工肛門用具と同様にワンピース型のものでもフェイスプ
レートの身体側の面に確実に接着できる凸面状のアダプ
タを提供することである。 また、本発明の別の目的は、フェイスプレーｊ・の身体
側の面に実質的に連続した粘着層を形成するような人工
肛門用具用の凸面状アダプタを提供することである。 本発明のさらに別の目的は、粘着層を保護するとともに
その粘着層の部分的な乾燥を防止するように形成された
プラスチック・シールドを備えた人工肛門用具用の凸面
状アダプタを提供することである。

【課題を解決するための手段］ 本発明によれば、身体にポーチを取りイ」けるための接
着層が身体側の面に被覆されたフェイスプレートを備え
たタイプの人工肛門用具て使用するためのアダプタが提
供される。このアダプタは表面が大略凸面状で十分な剛
性を持った部材と、その部材のエツジに重ねられる粘着
層を備えている。 この部材は、粘着層に接する凸面状の表面とその粘着層
の露出した部分が接着層で被覆されたフェイスプレート
の身体側の面に接触する状態で、その粘着層とフェイス
プレートの間に配置される。 この部材は所定の外径の環状に形成されることが好まし
い。また、粘着層も環状であることが好ましい。粘着層
とこの部材の外側のエツジとが重ねられて大略環状であ
る粘着層の一部が露出するように、粘着層の外径はこの
部材の外径よりも大きいことが好ましい。 この部材には所定の直径の中心穴が形成されている。ま
た、粘着層にも中心穴が形成されている。 粘着層の中心穴の直径は、粘着層がこの部材の内側のエ
ツジに重ねられて同しように環状の露出部分が形成され
るように、この部材の中心穴の直径よりも小さいことか
好ましい。 また、このアダプタは粘着層を保護するためのプラスチ
ック・シールドを備えている。プラスチック・シールド
の輪郭は、粘着層とその下側に位置する部材の輪郭とほ
ぼ同一である。プラスチック・シールドはしわのない表
面を有している。 ツーピース型のシステムでは、ポーチをフェイスプレー
トのポーチ側の面に取り外し可能に装着するための連結
手段をフェイスプレートに設ζノでもよい。この連結手
段は、所定の内径を有する比較的硬い連結リングとすれ
ばよい。」二連の環状の部材の外径は、連結リングの内
径よりも小さいのが好ましい。連結リングはフェイスプ
レート上に円形の領域を区画形成する。環状の部材が心
合わせのために調整されるのはこの領域においてである
。 また、本発明によれば、身体にポーチを取り付プるため
の接着層が身体側の面に被覆された手段を備えたタイプ
の人工肛門用具とともに使用ずろためのアダプタか提供
される。このアダプタは、大略凸状の表面を有する大略
環状部材と大略環状の粘着ウェハーを有している。粘着
ウェハーはこの環状部材よりもサイズが大きく、ウェハ
ーはその一部を露出させるように環状部材の外側のエツ
ジとオーバーラツプする。この部材は、ウェハーに接す
る凸状面を持った取り付は手段と、この取りイζ１（」
手段の身体側の接着層の被覆された面に接触するウェハ
ーの露出部分との間に位置して、凸状の外形と実質的に
連続した粘着層を身体側の面に形成する。 この部材の中心穴の直径は、粘着ウェハーがこの部材の
内側のエツジとオーバーラツプするように、ウェハーの
中心穴よりも大きいことが好ましい。 【実施例］ 第２図から第５図は本発明を示している。本発明は、前
述のステイア−氏の特許に示されていたものと同じく、
従来のツーピース型人工肛門用具で使用するためのもの
として示されている。しかし、本発明に係るアダプタは
、ワンピース型の人工肛門用具でも同じ方法で使用する
のに適している。このアダプタはフェイスプレー１・の
身体側の面に貼りイ」けられるように構成されている。 フェイスプレートの身体側の面は、人工肛門用具ｈロフ
ンピース型であってもツーピース型であっても本質的に
は同一であるため、本発明に係るアダプタは、どちらの
タイプの人工肛門用具に取りイ」（）られてム等しく良
好な結果が得られる。 上述したように、裏面が接着面である従来のフェイスプ
レー１・２０は、連結リング１６が貼り（＝ｔｌ；１ら
れるポーチ而１８を有している。このリングは、リング
１６のベース２Ｉの下面がフェイスプレート２０のポー
チ側１８のフィルム面１９に対して溶着等の方法により
接合されることで固定される。 第２図及び第５図に最も良く示されているように、連結
リング１６は、ポーヂ１０の壁の外面に固定された連結
リング１２の’ｔｔｌｊ　３　／Ｉと、密封状態で係合
するように形成された突起３０と３２を備えた突出環状
壁２８を有している。この連結リングの特殊な構成は本
発明のいかなる部分をも形成するものではなく、本発明
を限定するものでもない。 本発明に係るアダプタは、大略平面状の周辺部３８と大
略凸面状の中央部４０とからなる面を有する剛性もしく
は半剛性（通常の使用状態においてその形状を保つ程度
の硬さ）を持った環状部材３６を有している。中央部４
０には中心穴４２が形成されている。環状部材３６は、
プラスチックもしくはその他の十分な硬さのある材料を
用いて例えば射出成型等により形成することができる。 環状部材３６の」二面に接した状態で位置しているのは
、中心穴４７が形成された粘着ウェハー４４である。粘
着ウェハー４／ＩＩは、人工肛門用具の重量を支えるこ
とができ、且つ人間の皮膚に対して使用するのに適した
感圧接着剤を用いて形成される。接着剤としては、たと
えば米国特許第３，３３９．５４６号においてヂエン氏
により、米国特許第４，１９２，７８５号においてヂエ
ン氏等により、あるいは米国特許第４，３９３，０８０
号においてパラエルチャック氏により示されたような、
１種以上のヒドロコロイドを含むポリイソブチレン等の
エラストマー材料を使用したり、米国特許第４，５５１
，４９０号においてドイル氏等により示されたスチレン
タイプのブロック共重合体を含むものを用いることがで
きる。この粘着ウェハーは、厚さが約０５０８から１７
７８ミリであることが好ましい。 ウェハー４４は、その表面の環状部分４５が露出した状
態で環状部材３６の外エツジと重なるように、環状部材
３６の外エツジよりも外径の大きな環状に形成されるこ
とが好ましい。さらに、ウェハー４４の中心穴４７の直
径は、穴４７の縁の環状部分が露出するように環状部＋
Ａ３６の穴４２の直径よりも小さいことが好ましい。つ
まり、ウェハー４４は、環状部材３６の内側エツジ及び
外側エツジと重なることが好ましい。 第５図に最も良く表れているように、ウェハー４４の下
面の環状部分４５は、フェイスプレー１・２０の身体側
の面２２の接着層２３に直接に接触して接着される。さ
らに、穴４７に沿ったウェハー４４の露出部分も、接着
層２３に直接に接触して接着される。粘着剤の内側の縁
の部分は、各部品か相互に搾られたときに環状部材３６
の内側エッソ付近で流動する。 粘着ウェハー４４とフェイスプレート２０の身体側の接
着面との間にお（」ろ直接の接触は、その２つの間での
確実な接着を得るためには重要なことである。この特徴
は、前述した米国特許第４８３／１．７３１号で開示さ
れた人工肛門用具では完全に欠乏していた３、外側エツ
ジに沿−）でだ（ｊでなくウェハーの内側の縁に沿って
も接触することは、好ましいことではあるけれども必ず
しも必要なことではない。 ウェハー４４の露出した上面はプラスチック・シールド
４８によって覆イっれて保護されており、このプラスチ
ック・シールドは、ウェハー」二で真空吸着されること
によりウェハー４４の輪郭と実質的に同一の輪郭が与え
られている。プラスチック・シールドがプラスチック材
料からなる平板状のノート材で形成されているにも拘わ
らず、真空吸着による形成工程では、ンール）・にしイ
つを生じさせず、月つ粘着剤の部分的な乾燥の原因とな
る気泡をシールドとウェハー４．４の間に発生させずに
、シールドをウェハー４４の上面に正確に沿った凸状に
形成することができる。 第２図に表れされているように、フェイスプレート２０
は、本発明に係るアダプタが装着される前は大略平板状
である。このアダプタは、プラスチック・シールド４８
によって覆われた凸面状部材３６と粘着ウェハー４４を
有している。アダプタの下面は、もし露出した粘着面を
保護しておく必要があれば、剥離紙によりカバーするこ
とができる。その場合、この剥離紙は装着前に剥がされ
る。 このアダプタを取り付（）る１旧こ、フェイスプレート
２０の開口２４が所望の大きさに広げられる。 そして、適当な大きさのアダプタが選択される。 適当なサイズのアダプタを選択するのを補助するため、
アダプタ」二の保護シールド４８には開口２４にはまり
込む筒状部５０が設（ジられでいる。異なったサイズの
アダプタにはサイズの異なる筒状部の形成されたシール
ドが設けられている。この筒状部５０はアダプタのフェ
イスプレー１・上での位置合わＵ−を補助するガイドと
しても作用する。したがってアダプタは、シールド４８
の筒状部５０を小孔の受ＩＪ入れ開口２４と心合わせす
ることによって、裏面に接着層を有するフェイスプレー
ト２０の身体側の面２２に位置が合わせられる。 第５図に示されているように、フェイスプレート２０は
、環状部材３６の凹んだ下面に適合するように、そのポ
ーチ側から開口２４の周囲の部分が親指で押さえ付けら
れる。これが行なわれると、ウェハー４４の粘着層は、
開口２４の縁と環状部材３６の外側エツジとに沿ってフ
ェイスプレート２０の表面の方向へ流るように引き込ま
れ、フェイスプレートの接着層と直接に接触する。その
後、プラスチック・シールド４８（剥離剤を設（ジてお
くことが好ましい）がフェイスプレートから剥がされて
、フェイスプレートが患者の身体に貼り付けられる。フ
ェイスプレー１・２０が粘着層で一旦身体に貼り付けら
れると、第５図に示したように、通常の方法てそこにポ
ーヂＩＯか取り付けられる。 本発明を示すために用いた図は、上述したステイア−氏
の特許で示されたような、ザー・フィツト（Ｓｕｒ−Ｆ
ｉｔ）型ツーピース・システムで使用されるタイプを示
している。ザー・フィツトは、イー・アール・スクイブ
・アンド・ザンズ・インコーホレイチットの登録商標で
ある。しかし、このアダプタは、１９８８年ＩＯ月４日
にシレント氏に付与された米国特許第４．．７７５，３
７４号に記述されたような、広げられた一体型の額縁タ
イプであって、接着層が薄くてより柔軟なフェイスプレ
ートを備えたスクイーゾのザー・フィツト型フレギシブ
ル・システムにおいて同等の良好な結果を得るように使
用できる。 フェイスプレート２０の身体側の面２２と粘着ウェハー
４４とは、実質的に連続した、その周囲の皮膚とで耐水
シールを作るのに適した粘着層を形成する。粘着ウェハ
ー４４は環状部材３６と輪郭がほぼ同一であるから、フ
ェイスプレートとアダプタを組み合わせたものは、内側
に凸状部を備え且つ身体側の面に接着層が均一にコーテ
インクされて製作されたフェイスプレートと、全ての点
において類似する。しかしなから、本発明に係るアダプ
タは凸形状を得るために通常のいかなるフェイスプレー
トとら組み合わせて使用できるため、凸面状のフェイス
プレー！・を特別に準備する必要はない。ざらに、この
アダプタはワンピース型とツーピース型の両方の人工肛
門用具に極めて確実な状態で装着てきる。 以」二、本発明の好適な１実施例のみを説明したが、こ
れに対して変更を施したり修正を加えたりすることは当
然可能である。また、特許請求の範囲によって規定され
た本発明の範囲は、これらの変更や修正を全てカバーし
ようとするものである。 【発明の効果】 以上説明したように、本発明に係るアダプタはワンピー
ス型とツーピース型の両方の人工肛門用具に対して確実
に取り付（」ることかでき、ワンピース型とツーピース
型の両方の人工肛門用具において身体への装着状態が良
好となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の凸面状のインサートを備えたツーピース
型人工肛門用具の分解斜視図、第２図（ｊツーピース型
人工肛門用具と本発明に係るアダプタの装着前の横断面
図、第３図は本発明に係るアダプタとツーピース型人工
肛門用具のフェイスプレートの分解斜視図、第４図はツ
ーピース型人工肛門用具に装着される本発明に係るアダ
プタの平面図、第５図はプラスチック・ノールドが取り
外され小孔の受１月コが広げられた状態でツーピース聖
人］二肛門用具に装着された本発明に係るアダプタの横
断面図である。 １０・・・ポーヂ、１２・・連結リング、１４・受（プ
ロ、１６・・連結リング、１８　ポーチ側の而、Ｉ９・
・フィルム而、２０　・フェイスブレー）・、２１　・
ベース、２２　身体側の面、２３　・接着層、２４・・
・開口、２６・・・インサート、２８　環状壁、３０．
３２　　突起、３４　溝、３６　環状部月、３８　・周
辺部、４０　・中央部、４２　・穴、４４・−ウェハー
、４５　環状部分、４７　穴、４８−・プラスデック・
ノールド、５０　・筒状部ＦＩＧ。

Claims (16)

【特許請求の範囲】
1. （１）．身体にポーチ（１０）を取り付けるために身体
   側の面（２２）に接着層（２３）の被覆された取付手段
   （２０）を有するタイプの人工肛門用具と使用する凸面
   状のアダプタにおいて、 大略凸面状の表面を有する部材（３６）と該部材（３６
   ）のエッジと重ねられる粘着層（４４）を備え、該部材
   （３６）は、該粘着層（４４）と上記取付手段（２０）
   の間で、該粘着層（４４）に接する凸状面が粘着層（４
   ４）の所定部分を露出させた状態で位置し、少なくとも
   該露出部分の一部分が上記取付手段（２０）の身体側の
   面（２２）と直接に接触することを特徴とする人工肛門
   用具の凸面状アダプタ。
2. （２）．上記部材（３６）は所定の外径の大略環状に形
   成され、上記粘着層（４４）は該所定の外径よりも大き
   な外径を有する大略環状に形成され、上記粘着層（４４
   ）の露出部分は大略環状であることを特徴とする請求項
   １記載の人工肛門用具の凸面状アダプタ。
3. （３）．上記部材（３６）には所定の直径の中心穴（４
   ２）が形成され、上記粘着層（４４）には該所定の直径
   よりも小さな直径の中心穴（４７）が形成されたことを
   特徴とする請求項１記載の人工肛門用具の凸面状アダプ
   タ。
4. （４）．上記粘着層（４４）の露出部分は大略環状であ
   ることを特徴とする請求項３記載の人工肛門用具の凸面
   状アダプタ。
5. （５）．上記粘着層（４４）を保護し、該粘着層（４４
   ）の輪郭と大略等しい輪郭を有するプラスチック・シー
   ルド（４８）を備えたことを特徴とする請求項１記載の
   人工肛門用具の凸面状アダプタ。
6. （６）．上記取付手段（２０）はポーチ（１０）を取り
   外し可能に装着する連結手段（１６）を有し、該連結手
   段（１６）は所定の内径を有する比較的硬い連結リング
   で構成され、上記部材（３６）の外径は該所定の内径よ
   りも小さいことを特徴とする請求項１記載の人工肛門用
   具の凸面状アダプタ。
7. （７）．上記連結手段（１６）は、上記部材（３６）を
   心合わせのために調整すべく、取付手段（２０）上に円
   形の領域を区画する比較的硬い連結リングで構成された
   ことを特徴とする請求項６記載の人工肛門用具の凸面状
   アダプタ。
8. （８）．身体にポーチ（１０）を取り付けるために身体
   側の面（２２）に接着層（２３）の被覆された取付手段
   （２０）を有するタイプの人工肛門用具と使用する凸面
   状のアダプタにおいて、 大略凸面状の表面を有する大略環状の部材（３６）と大
   略環状の粘着ウエハー（４４）を備え、該ウエハー（４
   ４）は該部材（３６）よりも外径が大きく、該ウエハー
   （４４）の一部を露出させるようにその外側のエッジが
   重ねられ、上記部材（３６）は、上記取付手段（２０）
   の身体側の面（２２）が大略凸面状の輪郭を有し且つ実
   質的に連続した粘着層を有するように、上記粘着ウエハ
   ー（４４）と上記取付手段（２０）の間に、上記ウエハ
   ー（４４）に接する凸状面と該ウエハー（４４）の露出
   部分とが、上記取付手段（２０）の身体側の面（２２）
   に被覆された接着層（２３）に接触した状態で位置する
   ことを特徴とする人工肛門用具の凸面状アダプタ。
9. （９）．上記部材（３６）には所定の直径の中心穴（３
   ６）が形成され、上記粘着ウエハー（４４）には該所定
   の直径よりも小さい直径の中心穴（４７）が形成された
   ことを特徴とする請求項８記載の人工肛門用具の凸面状
   アダプタ。
10. （１０）．上記粘着ウエハー（４４）の露出部分は実質
    的に環状であることを特徴とする請求項９記載の人工肛
    門用具の凸面状アダプタ。
11. （１１）．上記粘着ウエハー（４４）は上記部材（３６
    ）の中心穴（４２）の縁に沿ってさらに露出部分を有す
    ることを特徴とする請求項９記載の人工肛門用具の凸面
    状アダプタ。
12. （１２）．上記粘着ウエハー（４４）を保護し、該粘着
    ウエハー（４４）と大略等しい輪郭を有するプラスチッ
    ク・シールド（４８）を備えたことを特徴とする請求項
    ８記載の人工肛門用具の凸面状アダプタ。
13. （１３）．上記取付手段（２０）はポーチ（１０）を取
    り外し可能に装着するための連結手段（１６）を有し、
    該連結手段（１６）は所定の内径を有する比較的硬い連
    結リングで構成され、上記部材（３６）の外径は該所定
    の内径よりも小さいことを特徴とする請求項８記載の人
    工肛門用具の凸面状アダプタ。
14. （１４）．上記連結手段（１６）は、上記部材（３６）
    を心合わせのために調整すべく、取付手段（２０）上に
    円形の領域を区画する比較的硬い連結リングで構成され
    たことを特徴とする請求項１３記載の人工肛門用具の凸
    面状アダプタ。
15. （１５）．身体にポーチ（１０）を取り付けるために身
    体側の面（２２）に接着層（２３）の被覆された取付手
    段（２０）を有するタイプの人工肛門用具と使用する凸
    面状のアダプタにおいて、 大略凸面状の表面を有する部材（３６）と該部材（３６
    ）のエッジと重ねられる粘着層（４４）を備え、該部材
    （３６）は、該粘着層（４４）と上記取付手段（２０）
    の間で、該粘着層（４４）に接する凸状面が粘着層（４
    ４）の所定部分を露出させた状態で位置し、少なくとも
    該露出部分の一部分が上記取付手段（２０）の身体側の
    面（２３）と接触し、上記部材（３６）には所定の直径
    の中心穴（４２）が形成され、上記粘着層（４４）には
    該所定の直径よりも小さい直径の中心穴（４７）が形成
    されたことを特徴とする人工肛門用具の凸面状アダプタ
    。
16. （１６）．上記粘着層（４４）の露出部分は大略環状で
    あることを特徴とする請求項１５記載の人工肛門用具の
    凸面状アダプタ。