JPH0399081A - チエノインドリジン誘導体 - Google Patents

チエノインドリジン誘導体

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JPH0399081A
JPH0399081A JP1236602A JP23660289A JPH0399081A JP H0399081 A JPH0399081 A JP H0399081A JP 1236602 A JP1236602 A JP 1236602A JP 23660289 A JP23660289 A JP 23660289A JP H0399081 A JPH0399081 A JP H0399081A
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JP
Japan
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group
formula
indolizine
lower alkyl
acetyl
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Pending
Application number
JP1236602A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichi Kakehi
筧 昭一
Suketaka Itou
伊東 祐隆
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kissei Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Kissei Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、抗アレルギー作用、消炎作用または鎮痛作用
などの薬理作用を有し、医薬品として有用な、一般式 (式中のR1はアセチル基、置換基としてニトロ基を有
していてもよい7エニル基、置換基としてハロゲン原子
、低級アルキル基またはフェニル基を有していてもよい
ベンゾイル基またはナフトイル基であり R2およびR
3は同じでも異なっていてもよく、それぞれ低級アルキ
ル基であり、nは0〜2の整数である)で表される3−
アミノチェノ(:3. 2− a )インドリジン誘導
体(式中のR’はアセチル基、置換基としてニトロ基を
有していてもよいフエニル基、置換基としてハロゲン原
子、低級アルキル基またはフェニル基を有していてもよ
いベンゾイル基またはナフトイル基であり、R2および
R3は同じでも異なっていてもよく、それぞれ低級アル
キル基であり、nは0〜2の整数である)で表される3
−アミノチェノ〔3,2−a〕インドリジン誘導体に関
するものである。
〔従来の技術〕
本発明の前記一般式(I>で表される様な3−アミノチ
ェノ(3. 2− a 〕インドリジン誘導体として、
本発明者らは先に、一般式 して鋭意検討した結果、2位にアシル基あるいはアリー
ル基をもつ化合物が良好な薬理作用を示し、医薬品とし
て有用であることを見出した。すなわち、一般式 (式中R4はメチル基であり、nは0〜2の整数である
)で表される3−アさノチェノ(3, 2− a 〕イ
ンドリジン誘導体を報告している。〔ケミストリーレタ
ーズ(Cllε旧STRY LIETTERS), 2
043〜2046ページ、1987年;ブレチン オブ
 ヂ ケミカルソサイアティー オブ ジャバン(Bu
ll, Chem.Soc,  Jpn,)、62  
巻,  119 〜127ページ、1989年〕〔発明
の解決しようとする課題〕 本発明の目的は医薬品として有用な新規な3−アミノチ
ェノ〔3, 2− a ]インドリジン誘導体を提供す
るものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、チエノインドリジン誘導体に関(式中の
R1はアセチル基、置換基としてニトロ基を有していて
もよいフエニル基、置換基としてノ\ロゲン原子、低級
アルキル基またはフエニル基を有していてもよいベンゾ
イル基またはナフl・イル基であり R2およびR3は
同じでも異なっていてもよく、それぞれ低級アルキル基
であり、nは0〜2の整数である)で表される3−アミ
ノチェノ〔3,2−a〕インドリジン誘導体が抗アレル
ギー作用、消炎作用または鎮痛作用などの薬理作用を有
し、医薬品として有用であることを見出し、本発明をな
すに至った。
ここで、低級アルキル基とは、炭素数1〜6のアルキル
基であり、ハロゲン原子とは、塩素原子、臭素原子、フ
γS原子等をいう。
本発明の一般式(1)の化合物は以下のようにして製造
することができる。すなわち、一般式CN (式中のR1、R2、R3およびnは前記と同じ意味を
もつ)で表されるインドリジン誘導体を塩基の存在下、
加熱することにより容易に製造することができる。
前記一般式(1)で表される化合物を製造する上記の反
応は、一般に不活性溶媒中で行われる。
不活性溶媒としては、例えば、エタノール、メタノール
、クロロホルム、テトラヒド口フラン、ベンゼン等を用
いることができる。
塩基としては、例えば、1.8−ジアザビシクロ(5.
 4, O ]−4−ウンデセン、1,5−ジアザビシ
クロ(4. 3. 0 ] ノン−5−エン、t−ブト
キシカリウム等の有機塩基、炭酸カリウム、炭酸ナトリ
ウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水素化ナト
リウム等の無機塩基を用いることができる。
反応温度は室温ないし還流温度が好ましい。
出発原料として用いられる前記一般式(■〉で表される
化合物は、以下のようにして得ることができる。すなわ
ち、一般式 〈式中のR5はシアノ基または低級アルコキシカルボニ
ル基であり、R2、R3およびnは前記と同じ意味をも
つ〉で表されるピリジニウムイリド化合物とプロモアセ
トニトリルより得られる、一般式存在下、一般式 (式中のR2、R3、R5およびnは前記と同じ意味を
もつ)で表されるビリジニウム塩をクロロホルム等の不
活性溶媒中、1,8−ジアヂビシクロ(5.. 4, 
O ]7−ウンデセン等の塩基の存在下、クロラニル等
の脱水素剤と加えて反応させることにより、一般式、 CN RICH2X (■〉 (式中のXはハロゲン原子であり Rlは前記と同じ意
味をもつ)で表される化合物と反応させることにより得
ることができる。
〔実施例〕
本発明を詳述するために以下に参考例および実施例をあ
げる。
参考例 1 (式中のR2、R3、R5および右は前記と同じ意味を
もつ)で表されるインドリジン誘導体を得る。さらに、
この化合物をN,N−ジメチルホルムアミド等の不活性
溶媒中、t−ブトキシカリウム等の塩基のヒリシニウム
 l一エトキシカルボニル−1−[2−(シアノエチル
チオ)チオカルボニル] メチリド1.18g をクロ
ロホルム10mfに溶解し、これにブロムアセトニトリ
ル0.6gを加え、室温でこのまま3日間放置した。こ
うして得られたピリジニウム塩の溶液にさらにクロロホ
ルム20−を加えた後、水浴中で冷却した。この反応液
に、攪拌しながら1.8−ジアザビシクロ[5. 4.
 0 〕−7−ウンデセン0.8gを滴下した。このま
まIO分間攪拌した後、クロラニル0. 98gを加え
、さらに5時間この温度で攪拌を続けた。この反応液を
ろ過し、不溶性の物質を除去し、ろ液を濃縮した。残渣
をアルミナカラムを用い、クロロホルムを溶媒として分
離後、溶媒を留去して、エチル ■−シアノ−2−(2
−シアノエチルチオ) インドリジン−3−カルボキシ
ラー}0.6gを得た。
融  点 :  129 〜 130℃IR (Ker
b:  1673, 2210, 2240  Cm−
’NMR (CDCI.) δ: 1.44(t, 3H), 2.79(br−t
, 2H). 3.53(br−t, 2H). 4.
60(q. 2H), 7.09(dt.ltl). 
7. 44(br−t,  lH), 7. 78(b
r−d,  lit),9. 60 (brJ, IH
) 元素分析値: 計算値 実測値 (C+sH+JJ2S として) C%     H%     N% 60,19     4,38    14.0460
J1     4.33    13.97参考例 2
〜6 相当する誘導体を用いて、参考例lと同様に操作して以
下の化合物を得た。
CN 参考例 7 エチル 1−シアノー2−(2−シアノエチルチオ)イ
ンドリジン−3−カルボキシラート0,3gをN,N−
ジメチルホルムアミド2 mlに溶解し、t−ブトキシ
カリウム0. 13gを加え、よく攪拌した。室温で1
0分間放置した後、フェナシルブロマイド0.2gをさ
らに加え、よく攪拌した。このまま約1時間放置した後
、希塩酸5d、ついで水20−を加えた。析出した粗結
晶をろ別した後、これを再びクロロホルムに溶解し、液
相分離ろ紙を通して脱水した。
集めたろ液を濃縮し、残渣をアルミナ力ラムを用い、ク
ロロホルムを溶媒として分離して、エチル1−シアノ−
2−(フェナシルチオ)インドリジン−3−カルボキシ
ラート0. 33g を得た。
融  点 :  163 〜 165℃IR (KBr
):  1672,  1686. 2200  am
NMR (CDCI.) δ: 1.37<t, 38), 4.38(q, 2
H), 4.79(s,2H),  7.00(dt,
  IH),  7.3 〜8.3(m,  71])
,9. 60 (br−d,  1N) 元素分析値’  (1,aot{+sN203S とし
て)C%   H%   N% 計算値  65.92   4.43   7.69実
測値  65.71   4.55   7.77?考
例 8〜29 相当する化合物を用いて、参考例7と同様に操作して、
以下の化合物を得た。なお、表中のBzはベンソイルM
ヲ、!)−CIBZはp−クロロベンゾイル基を、p−
BrBzはp−ブ0%ベンゾイル基を、p − !A 
e B zはρ−メチルベンソイル基ヲ、p−PhBz
はp−フエニルベンゾイル基を、o−NO2Ph は0
−ニトロフェニル基を、p−NO■ph はp−ニトロ
フェニル基をそれぞれ表す。
CN 実施例 1 エチル 2−アセトニルチオ−1−シアノインドリジン
−3−カルポキシラート0. 15g のエタノーノレ
溶液20mi!に、1,8−ジアザビシクD C5.4
.0]−7−ウンデセン0.4gを加え、水浴で12時
間加熱還流した。
反応後、この反応溶液を室温まで冷やした後、冷凍庫に
入れ一晩放置した。析出した結晶をろ別して、エチル 
2−アセチルー3−アミノチェノ 〔3, 2a〕イン
ドリジン−9−カルボキシラート0.11gを得た。
融  点 :  262 〜 263℃IR  (KB
r):   1673.  3300.  3400 
 cm −NMR (CDCI,) δ:  1.44(t,  3H),  2.36(s
,  3H),  4.40(q,2H).  6.9
0(br−s,  2H).  7.10(dt,  
LH),7.39(br−t,  IH),  7.8
1(br−d,  LH),  9.86(br−d,
  IH) 元素分析値’  (CISH14N203S として〉
C%   H%   X% 計算値  59.59   4.67   9.27実
測値  59。49   4.78   9.26実施
例 2〜23 相当する誘導体を用いて、実施例1と同様に操作して以
下の化合物を得た。なお、表中のBzはベンゾイル基を
、p−CIBzはp−クロロベンゾイル基を、11−B
rBzはp−プロモベンゾイル基を、p − M e 
B zはp−メチルベンゾイル基を、p−PhBzはp
−フェニルベンゾイル基ヲ、o−NO2Ph は0−ニ
トロフエニル基を、p一NO2Pfi はp−ニトロフ
ェニル基をそれぞれ表す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のR^1はアセチル基、置換基としてニトロ基を
    有していてもよいフェニル基、置換基としてハロゲン原
    子、低級アルキル基またはフェニル基を有していてもよ
    いベンゾイル基またはナフトイル基であり、R^2およ
    びR^3は同じでも異なっていてもよく、それぞれ低級
    アルキル基であり、nは0〜2の整数である)で表され
    る3−アミノチエノ〔3,2−a〕インドリジン誘導体
JP1236602A 1989-09-12 1989-09-12 チエノインドリジン誘導体 Pending JPH0399081A (ja)

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