JPH03120287A - チエノピラゾロピリジン誘導体 - Google Patents

チエノピラゾロピリジン誘導体

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JPH03120287A
JPH03120287A JP1257571A JP25757189A JPH03120287A JP H03120287 A JPH03120287 A JP H03120287A JP 1257571 A JP1257571 A JP 1257571A JP 25757189 A JP25757189 A JP 25757189A JP H03120287 A JPH03120287 A JP H03120287A
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JP
Japan
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formula
compound
reacting
base
agent
Prior art date
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Pending
Application number
JP1257571A
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English (en)
Inventor
Shoichi Kakehi
筧 昭一
Suketaka Itou
伊東 祐隆
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kissei Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Kissei Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kissei Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Kissei Pharmaceutical Co Ltd
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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、抗アレルギー作用、消炎作用または鎮痛作用
などの薬理作用を有し、医薬品として有用な、一般式 (式中のR1はアセチル基、置換基としてハロゲン原子
、メチル基またはフェニル基を有していてもよいベンゾ
イル基であり RFは低級アルキル基であり、nは0〜
2の整数である)で表されるチェノピラゾロピリジン誘
導体に関するものである。
〔従来の技術〕
本発明の一般式(I)で表される化合物は新規な化合物
であり、医薬品としての有用性も知られていない。
〔発明の解決しようとする課題〕
本発明の目的は医薬品として有用な前記一般式(I)で
表されるチェノピラゾロピリジン誘導体を提供するもの
である。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、チェノピラゾロピリジン誘導体に関して
鋭意検討した結果、一般式 (式中のR1はアセチル基、置換基としてハロゲン原子
、メチル基またはフェニル基を有していてもよいベンゾ
イル基であり R2は低級アルキル基であり、nは0〜
2の整数である)で表されるチェノピラゾロピリジン誘
導体が抗アレルギー作用、消炎作用または鎮痛作用など
の薬理作用を有し、医薬品として有用であることを見出
し、本発明をなすに至った。
ここで、低級アルキル基とは、炭素数1〜6のアルキル
基であり、ハロゲン原子とは、塩素原子、臭素原子、フ
ッ素原子等をいう。
本発明の一般式(I’)の化合物は以下のようにして製
造することができる。すなわち、一般式(2) (式中のRISR2およびnは前記と同じ意味をもつ)
で表されるピラゾロピリジン化合物を塩基の存在下、閉
環することにより製造することができる。
本発明の一般式(I)で表される化合物を製造する上述
した方法は、一般に不活性溶媒中で行われる。不活性溶
媒としては、例えば゛、エタノール、メタノール、クロ
ロホルム、テトラヒドロフラン等を用いることができる
塩基としては、例えば、1.8−ジアザビシクロ(5,
4,0)−7−ウンデセン、1.5−ジアザビシクロ[
4,3,0〕 ノン−5−エン、t−ブトキシカリウム
等の有機塩基、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム、水素化ナトリウム等の無
機塩基を用いることができる。
本発明において出発原料として用いられる前記一般式(
II)で表される化合物は以下のようにして得ることが
できる。すなわち、一般式ンデ七ン等の塩基の存在下、
クロラニル等の脱水素剤を加えて反応させ、一般式 %式% (式中のR3はシアノ基または低級アルコキシカルボニ
ル基であり R2およびnは前記と同じ意味をもつ)で
表されるイリド化合物を、クロロホルム等の不活性溶媒
中、ブロモアセトニトリルと反応させることにより得ら
れる、一般式 (式中のR2、R′lおよびnは前記と同じ意味をもつ
)で表されるピリジニウム塩をクロロホルム等の不活性
溶媒中、1.8−ジアザビシクロ(5,4,0) −7
−ウ(式中のR2、R3およびnは前記と同じ意味をも
つ)で表されるピラゾロピリジン誘導体を得る。さらに
、この一般式(■)で表される化合物をN、N−ジメチ
ルホルムアミド等の不活性溶媒中、む−ブトキシカリウ
ム等の塩基の存在下、一般式 %式% ( (式中のXはハロゲン原子であり RIは前記と同じ意
味をもつ)で表される化合物と反応させることにより製
造することができる。
〔実施例〕
本発明を詳述するために以下に参考例および実雄側を挙
げる。
参考例 l ヒドロキシルアミン−〇−スルホン酸11.3gを冷水
100 mlに溶解した。この溶液を水浴中で冷却しな
がら、苛性ソーダ水溶液で中和した。この中性溶液にピ
リジン11.9gを加え、室温で1日撹拌した。この反
応液に炭酸カリウム13.8gを加え、15分間撹拌し
てからエタノール300 mlをさらに加えた。析出し
た不溶性物質をろ別した後、ろ液をピリジン臭がしなく
なるまで減圧下に濃縮した。この溶液に再びエタノール
100 mlを加え、水浴中で撹拌しながら二硫化炭素
11.4g 、ついでアクリロニトリル5.3gを加え
、10分間程良く撹拌した後、室温で2時間放置した。
反応液からエタノールを完全に留去した後、残渣をアル
ミナカラムを用い、クロロホルムを溶媒として分離し、
ピリジニウム1− ((2−シアノエチルチオ) チオ
カルボニル〕アミニド10.9gを得た。
融  点 =  119〜120℃ IR(にOr):   959.1414.2240 
 cm−’’HNMR(CDCIs) δ: 2.6〜3.6(m、 4)1)、 7.6〜8
.8(m、 5H)元素分析値:  (Cs Hs N
 s S 2として)0%    6%    N% 理論値  48.41   4.06  18.82測
定値  48.21   4.06  19.01参考
例 2〜8 相当する誘導体を用いて、参考例1と同様に操作して以
下の化合物を得た。
\C82CH2CH2R3 参考例 9 ピリジニウム1− [(2−シアノエチルチオ)チオカ
ルボニル〕アミニド0.9g ’;−クロロホルム10
dに溶解し、これにブロムアセトニトリル0.6gを加
え、室温でこのまま3日間放置した。こうして得たピリ
ジニウム塩の溶液に、さらにクロロホルム20mj2を
加えた後、水浴中で冷却した。この反応液に撹拌しなが
ら、1,8−ジアザビシクロ(5,4,0]−]7−ウ
ンデセン0.8を滴下した。このまま10分間撹拌した
後、クロラニル1.0gを加え、さらに5時間この温度
で撹拌した。この反応液をろ過し、不溶性の物質を除去
し、ろ液を濃縮した。残渣をアルミナカラムを用い、ク
ロロホルムを溶媒として分離後、溶媒を留去し、2−(
2−シアノエチルチオ)ピラゾロ(1,5−a )ピリ
ジン−3−カルボニトリル0.38gを得た。
融  点 ;   80 ℃ JR(KBr):  1722.2217  cm−’
HNMR(CDCl2) δ:  1.2g(t、  :E)、  2.85(b
r−t、  2)1)、  3.50(br−t、  
2)1)、  4.19(q、  2H)、  6.6
4(dtLH)、  7.44(br−t、  IH)
、  7.67(br−d、  IH)。
8、49 (br−d、  LH> 元素分析値:  (CI3813N30□Sとして)0
%   8%   N% 理論値  56.71  4.76  15.26測定
値  56.64  4.94  15.07参考例 
10〜16 相当する誘導体を用いて、参考例9と同様に操作して以
下の化合物を得た。
N 参考例 17 2− ((2−エトキシカルボニル)エチルチオ〕ピラ
ゾロ(1,5−a)ピリジン−3−カルボニトリル0.
28gをN、N−ジメチルホルムアミド2dに溶解し、
これにt−ブトキシカリウム0.13gを加え、良(撹
拌した。このままさらに10分間放置した後、この反応
液にクロルアセトン0.14gを滴下した。この反応混
合物を良く撹拌した後、約1時間室温で放置した。この
反応混合物に希塩酸5dおよび水2〇−を加え、析出し
た結晶をろ別した。この結晶を再びクロロホルムに溶解
し、液相分離ろ紙を用いて脱水した後、溶媒を留去し、
残渣をアルミナカラムを用い、クロロホルムを溶媒とし
て分離し、2−(アセトニルチオ)ピラゾロ(1,5−
a )ピリジン−3−カルボニトリル0.19gを得た
融  点 :  137〜139℃ IR(KBr):  1705.2200  cm−’
’HNMR(CDC13) δ:  2JO(S、3H)、4.02(S、2H)、
6.93(dt。
IH)、  7.2〜7.8(m、  2H)、  8
.49(br−d、  LH)元素分析値’  (CI
+HsNs口Sとして)0%   N%   N% 理論値  57.13  3.92  18.17測定
値  56.99  3.70  18.53参考例 
18〜35 相当する誘導体を用いて、参考例1 に操作して以下の化合物を得た。
N (R2)。
7と同様 実施例 1 2−(アセトニルチオ)ピラゾロ[1,5−a )ピリ
ジン−3−カルボニトリル0.15gのエタノール溶液
20−に1.8−ジアヂビシクロ〔5,4,0)−7−
ウンデセン0.4gを加え、水浴で12時間加熱還流し
た。反応後、この反応液を室温まで冷やした後、冷蔵庫
に入れ一晩放置した。析出した結晶をろ別して、2−ア
セチル−3−アミノチェノC2,3−C)ピラゾロ〔1
°、5’−a)ピリジンを得た。
融  点 :  255〜257℃ IR(KBr):  1590.3257.3367 
 c+rr’HNMR(CI)[’+3> δ: 2.37(s、 3)1)、 7.01(br−
s、 2)1)、 7.03(dt、 1)1)、 7
.48(br−t、 IH)、 7.88(br−d。
IH) 、 8.43 (br−d、 IH)元素分析
値:  (CII89N30S として)0%    
H% 理論値  57.13   3.92 測定値  57.12   4.15 N% 18、17 17、95 実施例 2〜19 相当する誘導体を用いて、実施例1と同様に操作して以
下の化合物を得た。
(R2)n

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のR^1はアセチル基、置換基としてハロゲン原
    子、メチル基またはフェニル基を有していてもよいベン
    ゾイル基であり、R^2は低級アルキル基であり、nは
    0〜2の整数である)で表されるチエノピラゾロピリジ
    ン誘導体
JP1257571A 1989-10-02 1989-10-02 チエノピラゾロピリジン誘導体 Pending JPH03120287A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007331611A (ja) * 2006-06-15 2007-12-27 Sakae Riken Kogyo Co Ltd 車両用灯具及びその車両用灯具を備えた車両用ドアミラー装置
CN102234271A (zh) * 2010-04-21 2011-11-09 北京大学 芳杂(烷基)氨基二硫代甲酸酯类化合物、其制备方法和应用

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