JPH0398363A - 回線交換機の通信回線閉塞方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 回線交換機の通信回線閉塞方式に関し、通信回線の閉塞
制御をする際にチャネル盤が故障した場合でも、通信回
線の閉塞制御をして、故障回線を割り当てないようにで
きることを目的とし、 複数の通信回線を有する回線交換機の各通信回線毎の接
続処理を行うために各通信回線に対応して回線制御装置
に設けられた複数のチャネル盤と、上記複数のチャネル
盤に対する制御処理を行うために、上記複数のチャネル
盤に接続された上位の制御部とを有し、上記通信回線の
一つに異常があったときには、その通信回線に対応して
設けられているチャネル盤からの制御によってその通信
回線を閉塞するようにした回線交換機の通信回線閉塞方
式において、上記通信回線に異常があったときにその通
信回線に対応して設けられているチャネル盤に異常があ
るときは、上記上位の制御部からの制御によってその通
信回線を閉塞するように構成する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は回線交換機の通信回線閉塞方式に関する。

近年の通信分野では、特に無線通信や移動通信などにお
いてめざましい発展がみられる。そのため通信回線の使
用率もめざましく、回線トラブルなども頻繁になってく
るので、故障回線へ誤って接続しないようにする必要が
ある。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかし、チャネル盤からの制御だけで通信回線を閉塞す
るのでは、チャネル盤に異常が生じたとき、通信回線の
閉塞をすることができなくなってしまう。すると、加入
者の呼に対して、回線交換機が故障した通話回線を割り
当ててしまい、加入者の呼がいつまでたってもつながら
なくなるといった問題が生じていた。

本発明は、そのような従来の欠点を解消し、通信回線の
閉塞制御をする際にチャネル盤が故障した場合でも、通
信回線の閉塞制御をして、故障回線を割り当てないよう
にすることができる回線交換機の通信回線閉塞方式を提
供することを目的とする。

〔従来の技術〕

従来は、回線交換器の通信回線に異常があったときには
、その通信回線に対応して回線制御装置に設けられてい
るチャネル盤からの制御によって、その通信回線を閉塞
していた。

〔課題を解決するための手段〕

上記の目的を達成するため、本発明の回線交換機の通信
回線閉塞方式は、第１図に示されるように、複数の通信
回線１を有する回線交換機２の各通信回線１毎の接続処
理を行うために各通信回線１に対応して回線制御装置ｌ
Ｏに設けられた複数のチャネル盤３と、上記複数のチャ
ネル盤３に対する制御処理を行うために、上記複数のチ
ャネル盤３に接続された上位の制御部４とを有し、上記
通信回線１の一つに異常があったときには、その通信回
線ｌに対応して設けられているチャネル盤３からの制御
によってその通信回線１を閉塞するようにした回線交換
機の通信回線閉塞方式において、上記通信回線１に異常
があったときにその通信回線１に対応して設けられてい
るチャネル盤３に異常があるときは、上記上位の制御部
４からの制御によってその通信回線ｌを閉塞するように
したことを特徴とする。

〔作用〕

通信回線１の一つに異常があったとき、その通信回線１
に対応して設けられているチャネル盤３に異常がなけれ
ばチャネル盤３からの制御によって通信回線ｌが閉塞さ
れ、そのチャネル盤に異常があるときは、上位の制御部
４からの制御によつて通信回線１が閉塞される。

〔実施例〕

図面を参照して実施例を説明する。

第２図において、２は、複数の通話チャネル（通信回線
）１を有する回線交換機であり、１１は、例えば自動車
電話等の加入者である。加入者１１が自動車電話の場合
には、加入者１ｌと回線交換機２との間には無線通信が
介在し、加入者１１の数は通話チャネル１の数に比べて
多い。

１０は回線制御装置であり、各通話チャネル１毎の接続
処理を行うためのチャネル盤３が、各通信チャネルｌに
対して一対一に対応して、通話チャネルｌと同数設けら
れている。各チャネル盤３と通話チャネルｌとの間はペ
アケーブルｌ２によって接続されている。

各チャネル盤３内には、第３図に略示されるように、ペ
アケーブルｌ２に接続されたスイッチ３ａと、そのスイ
ッチ３ａの動作などチャネル盤３の動作制御を行う中央
演算処理装置（ＣＰＵ）３ｂなどが設けられている。

このスイッチ３ａは通常は開いている。そして、対応す
る通話チャネルＩに加入者ｌ１の回線か接続されている
状態のときにスイッチ３ａを閉じれば通話状態となる。

一方、その通話チャネル１に加入者１ｌの回線が接続さ
れていない状態のときに、スイッチ３ａを閉じたときは
、その通話チャネルｌは使用中と認識されて、新たにそ
の通話チャネルｌへの回線接続は行われなくなる。つま
り、その通話チャネルｌ（通信回線）は「閉塞」された
状態となる。

第２図にもどって、４ｂは、主制御盤であり、内蔵され
ているＣＰＵによってチャネル割り当て等の制御を行う
。４ａは、複数のチャネル盤３のＣＰＵをまとめて制御
するＣＰＵを有するチャネル制御盤であり、本実施例で
はシリアルインタフェースｌ５を介してすべてのチャネ
ル盤３が接続されている。このチャネル制御盤４ａは、
主制御盤４ｂからの電文を各チャネル盤３に振り分ける
。

したがって、主制御盤４ｂに大規模なＣＰＵを用いれば
、チャネル制御盤４ａの機能は主制御盤４ｂ内に含めて
構成することもできる。

４ｃは、主制御盤４ｂからの電文を整理して、監視制御
インタフェース盤４ｄと保守管理インタフェース盤４ｅ
とに振り分ける入出力インタフェース制御盤である。

監視制御インタフェース盤４ｄは、内蔵されているＣＰ
Ｕによって各盤の状態を監視して、障害等を検出したと
きには、情変情報を入出力インタフェース制御盤４ｃ経
由で保守管理インタフェース盤４ｅに送信する。

保守管理インタフェース盤４ｅは、モニタ画面とキーボ
ードなどを有する保守管理卓ｌ４との送受信を．管理し
ており、監視制御インタフェース盤４ｄから状変情報が
送られてきたときには、内蔵されているＣＰＵでその情
報に対する対応を判断して、それに対して必要な制御信
号を人出力インタフェース制御盤４ｃに出力する。

次に、上記実施例における、通話チャネルｌの閉塞動作
について、第４図のシーケンス図をも参照しながら説明
する。

各チャネル盤３においては、対応する通信回線、即ちペ
アケーブルＩ２によって接続された関係にある通話チャ
ネルｌに異常がないかどうかを常にチェックしている。

そして、通話チャネル１の異常（回線障害）が検出され
ると、その検出信号が、チャネル制御盤４ａから監視制
御インタフェース盤４ｄを経て、保守管理インタフェー
ス盤４ｅに送られる。

そして、その回線障害に対して通話チャネル１を閉塞す
る必要があるかどうかが保守管理インタフェース盤４ｅ
で判定され、その通話チャネルｌを閉塞する必要がある
と判断されたときは、閉塞要求の信号が監視制御インタ
フェース盤４ｄを経てチャネル制御盤４ａに送られる。

チャネル制御盤４ａでは、閉塞要求信号を受けると、閉
塞すべき通話チャネルｌに接続されているチャネル盤３
に異常がないかどうかをチェックする。そして、チャネ
ル盤３に異常がないときは、そのチャネル盤３に閉塞要
求信号を送る。その結果、チャネル盤３からの制御によ
ってスイッチ３ａが閉じられて、通信回線（通話チャネ
ルｌ）が閉塞される。しかし、チャネル盤３に異常あり
とチャネル制御盤４ａにおいて判断されたときには、ス
イッチ３ａを閉じるための制御信号が、チャネル制御盤
４ａから直接送られて通話チャネルｌが閉塞される。

なお、上記実施例においては、通話チャネルｌに異常が
あるときには、チャネル制御盤４ａにおいてチャネル盤
３に異常があるかどうか判定しているが、この判定は監
視制御インタフェース４ｄ又は保守管理インタフェース
４０などで行ってもよい。

〔発明の効果〕

本発明の回線交換機の通信回線閉塞方式によれば、チャ
ネル盤に障害が生じたときでも確実に通信回線を閉塞す
ることができるので、障害のある通信回線を誤って割り
当てることがなくなり、不完了呼の発生を未然に防ぐこ
とができるなど、回線接続の性能向上に寄与するところ
大である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の構成図、 第２図は実施例の構成図、 第３図は実施例のチャネル盤の略示図、第４図は実施例
の回線閉塞制御シーケンス図である。 図中、■・・・通信回線（通話チャネル）、２・・・回
線交換機、 ３・・・チャネル盤、 ４・・・上位の制御部。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 複数の通信回線（１）を有する回線交換機（２）の各通
   信回線（１）毎の接続処理を行うために各通信回線（１
   ）に対応して回線制御装置（１０）に設けられた複数の
   チャネル盤（３）と、上記複数のチャネル盤（３）に対
   する制御処理を行うために、上記複数のチャネル盤（３
   ）に接続された上位の制御部（４）とを有し、 上記通信回線（１）の一つに異常があったときには、そ
   の通信回線（１）に対応して設けられているチャネル盤
   （３）からの制御によってその通信回線（１）を閉塞す
   るようにした回線交換機の通信回線閉塞方式において、 上記通信回線（１）に異常があったときにその通信回線
   （１）に対応して設けられているチャネル盤（３）に異
   常があるときは、上記上位の制御部（４）からの制御に
   よってその通信回線（１）を閉塞するようにしたことを 特徴とする回線交換機の通信回線閉塞方式。