JPH0397966A - セルロース系繊維布帛の防炎加工方法 - Google Patents

セルロース系繊維布帛の防炎加工方法

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JPH0397966A
JPH0397966A JP1233285A JP23328589A JPH0397966A JP H0397966 A JPH0397966 A JP H0397966A JP 1233285 A JP1233285 A JP 1233285A JP 23328589 A JP23328589 A JP 23328589A JP H0397966 A JPH0397966 A JP H0397966A
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JP
Japan
Prior art keywords
flameproofing
washing
flame retardant
treating
drying
Prior art date
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Pending
Application number
JP1233285A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Sekoshi
瀬越 健治
Shoji Nakajima
中島 章二
Akiyoshi Tsutsumiuchi
堤内 昭義
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はセルロース系繊維布帛の防炎加工方法に関する
ものである。
(従来の技術) セルロース系繊維布帛に、耐洗濯性のある防炎性を付与
する加工は、近年種々の方法で行なわれてきた。例えば
繊維加工:第38巻: No 4第1頁〜第5頁(19
86)にはダウ・ケミカル社のAPO(トリス・1・ア
ジリジニル・ホスフインオキシド)、ストーファ・ケミ
カル社のFyrolFR−2(}リス・1・3・シクロ
イソブ口ビル・ホスフェート)、αL.マーチン社のT
RIS(}リス・2−3・ジブロモプロビル・ホスフエ
ート)、オルブライト・アンド・ウィルソン社のプロパ
ン加工法(テトラキスヒドロオキシホスホニウムサルフ
ェートを主として用いる)、チバ・ガイギ−社のPyr
ovatex C P ( N−メチロールジメチルホ
スホノプロピオンアミド)等を用いたセルロース系繊維
布帛の防炎加工方法について記載されている。そしてA
PO, Fyrol F R − 2、TRISは毒性
の問題で使用されなくなり、現在セルロース系繊維布帛
に耐洗濯性のある防炎注を付与するには、一般的にブロ
バン加工法とピロバテックスCP法が行なわれている,
との記載もある。
しかしながらプロパン加工法はテトラキスヒド口オキシ
ホスホニウムサルフエートと尿素の縮合化合物を防炎剤
として用いアンモニアガスで処理する方法であるので、
アンモニアガスで処理する為の別途の設備が必要で加エ
コストが高くつくという問題がある。一方ピロバテック
スCP法はビロバテックスCP1メラミン系樹脂、触媒
等の高濃度液を調整し布帛に付与するものであるので、
調整液の安定性が良くなく防炎性能が安定しないことや
、乾燥工程ではホルマリン臭が発生し作業環境がよくな
いという問題がある。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、N−メチロールジメチルホスホノプ口ビオン
アミドを防炎剤とするセルロース系繊維布帛の防炎加工
方法において、従来における上述の問題点を解決しうる
新規の防炎加工方法の提供を目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明は次の構成を有する。
即ち第1番目の発明は、セルロース系繊M?’llF帛
をN−メチロールジメチルホスホノブロビオンアミドか
らなる防炎剤、メラミン系樹脂及び上記防炎剤とメラミ
ン系樹訴の勿媒を配合した加工液中に浸漬した後、乾燥
及び熱処理することを複数回繰り返し、しかる後洗浄処
理することを特徴とするセルロース系繊維布帛の防炎加
工方法を要旨とするものであり、又第2番目の発明は、
セルロース系繊i布帛をN−メチロールジメチルホスホ
ノブ口ピオンアミドからなる防炎剤、メラミン系圏詣及
び上記防炎剤とメラミン系樹脂の触媒を配合した加工液
中に浸漬した後、乾燥することを複数回繰り返し、しか
る後熱処理及び洗浄処理することを特徴とするセルロー
ス系繊維布帛の防炎加工方法を要旨とするものである。
以下本発明を詳細に説明する。
本発明で云うセルロース系繊維布帛とは綿、麻等のセル
ロースmm及び/又はビスコースレーヨン、銅アンモニ
アレーヨン等の再生セルロース繊維を少なくとも50%
以上含有するi物、編物、不織布が挙げられる。
本発明で用いられるN−メチロールジメチルホスホノブ
口ビオンアえドの庚用量はセルロース系繊維の種類やセ
ルロース系繊維以外の混用率やその種類及び要求される
性能によって異るが、繊維重量に対して10〜35%の
割合で有効成分を付着せしめるのが好ましい。
本発明で云うメラミン系ri!脂とはトリメヂロールメ
ラミン、ヘキサメチロールメラミン及びその誘導体等が
挙げられ、その使用量は、N−メチロールジメチルホス
ホノプロピオンアミドの使用量の5〜25%(有効成分
換算で)程度が好ましい。
本発明で云う蝕媒とは燐酸、塩化アンモニウム、塩化マ
グネシウム6水和物、有機アミン塩酸塩等が挙げられ、
その使用量は例えば燐酸であればNーメチロールジメチ
ルホスホノプロピオンアミドとメラミン系樹脂の使用量
の5〜15%(有効成分換算で)程度が好ましい。
先ず、第1の方法はセルロース系繊維布帛をN−メチロ
ールジメチルホスホノブロビオンアミド、メラミン系樹
脂及び上記防炎剤とメラミン系樹脂の触媒、さらに必要
に応じて強力の低下を防止するための尿素や、風合を柔
軟にするための柔軟仕上剤を配合した加工液に浸漬した
後、絞液、乾燥及び熱処理する。上記の処理方法を複数
回(通常は2回)繰り返し、しかる後洗浄、乾燥する。
熱処理条件は通常140〜170℃で1.5〜3.5分
間、好ましくは150〜160゜Cで2.5〜3分間で
ある。また、洗浄は処理布を弱アルカリ性に保ち、酸の
残存による加水分解により加工効果が低減することを防
止するために行なうものであって、通常はソーダ灰等が
用いられる。
また、第2の方法はセルロース系繊維布帛をN一メチロ
ールジメチルホスホノプロピオンアミド、メラミン系m
fJH及び上記防炎剤とメラミン系樹脂の触媒、さらに
必要に応じて強力の低下を防止するための尿素や、風合
を柔軟にするための柔軟仕上剤を配合した加工液に浸漬
した後、絞液、乾燥する。上記の処理方法を複数回(通
常は2回)繰り返1ノ、しかる後熱処理及び洗浄、乾燥
する。熱処理条件、洗浄条件は第1の方法と同様に行な
われる。
(作用) 本発明におけるセルロース系a,+a布帛の防炎加工方
法は、反応性に富むN−メチロールジメチルホスホノブ
ロビオンアミドからなる防炎剤とメラミン系樹脂の加工
液中での濃度を低くすることができるので、防炎剤とメ
ラミン系樹脂が急速に加水分解あるいは縮合反応を起こ
すことが少なく、ホルマリン臭の発生が少なく、繊維に
対する反応性が失われないのである。
(実施飼) 以下、本発明を実施例に基づき詳細に説明する。
実施例1 綿100%朱子織染色布(組織・・・経30S1152
本/インチ:緯208172本/インチ;目付重量2 
35 f/rn’)を下記組成の加工液Aに浸漬し、絞
り率70%で絞り、120℃で予備乾燥し、ついで15
0″Cで3分間熱固着した。次に上記処理布を下記組成
の加工液Aに浸漬し、絞り率70%で絞り、120″C
で予備乾燥し、ついで150℃で3分間熱固着した。固
着後、ソーダ灰2 0 !/lからなる洗浄浴で90″
G,2分間洗浄し、乾燥し、本発明実施例1の製品を得
た。
(加工液A) ビロバテックスCPコンク   2 5 0 f/I;
!(チバ・、ガイギー社製、有効成分100%)スミテ
ックスレジンM−6     609/1(ヘキサメチ
ロールメラミン、住友化学社製、有効成分60%) 尿素      2 0 ’//1 ウルトラテツクスFSA      50f/1(シリ
コン系柔軟剤、CIBA−GEIGY社製、有効成分3
0%) 8 5 % ’J ン酸3 0 f / 1実施例2 実施例1で用いた朱子織染色布を用い、上記組成の加工
液Aに浸漬し、絞り率70%で絞り、120゜Cで予備
乾燥した。次に上記処理布を上記組成の加工液Aに浸漬
し、絞り率70%で絞り120゜Cで予備乾燥し、つい
で150″Cで3分間熱固着した。固着後、ソーダ灰2
 0 f/gからなる洗浄液で90゜C、2分間洗浄し
、乾燥し本発明実施例2の製品を得た。
比較列1 実施例1で用いIこ朱子織染色布を用い、下記組成の加
工液Bに浸漬し、絞り率70%で絞り、120゜Cで予
備乾燥し、ついで150’Cで3分間熱固着した。固着
後、ソーダ灰2 0 f/lからなる洗浄浴で90゜C
.2分間洗浄し、乾燥し、本発明比較例1の製品を得た
(加工液B) ビロバテックスCPコンク   5 0 0 fl/1
スミテックスレジンbL−6    1rJO9/1尿
 素             20ノ/l85%燐酸
           3 0 y/1ウルトラテック
スF8A      301/1次に上記の実施例で得
られた製品の防炎性及び風合を比較例と比較した結果を
第1表に示す。
尚、防炎性は消防庁告示第1号(昭和61年2月21日
) J(準じた方法で水洗洗濯5回した後、自治省令第
6号(昭和36年4月1日)の薄手布の防炎性試験に準
じた方法で性能を調べた。また、風合は10人の専門検
査員による触感テスト(○:風合ソフト、△:風合やや
粗削、×:風合粗削)で評価した。
第1表から明らかなように本発明実施例で得られた製品
は防炎性能に優れまた風合もソフトであることがわかる
(発明の効果) 以上詳述したように、本発明方法によって処理された布
帛は、きわめて良好な耐洗濯性を有する防炎効果を示し
、カーテン等のインテリア用品、ワーキングウエア、シ
ーツ、パジャマ等の着衣品、寝具品等に頗る有用である
。更に、■防炎性能の安定性の向上、■乾燥中のホルマ
リン臭の軽減・■ソフト風合が得られる、■加工液の性
状が安定し、バッダー内での加工液の昇温かないため、
加工液の加水分解がないので防炎剤の節減ができる等優
れた効果を奏する。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)セルロース系繊維布帛をN−メチロールジメチル
    ホスホノプロピオンアミドからなる防炎剤、メラミン系
    樹脂及び上記防炎剤とメラミン系樹脂の触媒を配合した
    加工液中に浸漬した後、乾燥及び熱処理することを複数
    回繰り返し、しかる後洗浄処理することを特徴とするセ
    ルロース系繊維布帛の防炎加工方法。
  2. (2)セルロース系繊維布帛をN−メチロールジメチル
    ホスホノプロピオンアミドからなる防炎剤、メラミン系
    樹脂及び上記防炎剤とメラミン系樹脂の触媒を配合した
    加工液中に浸漬した後、乾燥することを複数回繰り返し
    、しかる後熱処理及び洗浄処理することを特徴とするセ
    ルロース系繊維布帛の防炎加工方法。
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