JPH0665861A - セルロース−含有繊維材料のホルムアルデヒドなしでの容易なケア仕上げ - Google Patents
セルロース−含有繊維材料のホルムアルデヒドなしでの容易なケア仕上げInfo
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- JPH0665861A JPH0665861A JP5130764A JP13076493A JPH0665861A JP H0665861 A JPH0665861 A JP H0665861A JP 5130764 A JP5130764 A JP 5130764A JP 13076493 A JP13076493 A JP 13076493A JP H0665861 A JPH0665861 A JP H0665861A
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- JP
- Japan
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- acid
- cellulose
- boric acid
- formaldehyde
- drying
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- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06M—TREATMENT, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE IN CLASS D06, OF FIBRES, THREADS, YARNS, FABRICS, FEATHERS OR FIBROUS GOODS MADE FROM SUCH MATERIALS
- D06M13/00—Treating fibres, threads, yarns, fabrics or fibrous goods made from such materials, with non-macromolecular organic compounds; Such treatment combined with mechanical treatment
- D06M13/10—Treating fibres, threads, yarns, fabrics or fibrous goods made from such materials, with non-macromolecular organic compounds; Such treatment combined with mechanical treatment with compounds containing oxygen
- D06M13/184—Carboxylic acids; Anhydrides, halides or salts thereof
- D06M13/207—Substituted carboxylic acids, e.g. by hydroxy or keto groups; Anhydrides, halides or salts thereof
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06M—TREATMENT, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE IN CLASS D06, OF FIBRES, THREADS, YARNS, FABRICS, FEATHERS OR FIBROUS GOODS MADE FROM SUCH MATERIALS
- D06M13/00—Treating fibres, threads, yarns, fabrics or fibrous goods made from such materials, with non-macromolecular organic compounds; Such treatment combined with mechanical treatment
- D06M13/10—Treating fibres, threads, yarns, fabrics or fibrous goods made from such materials, with non-macromolecular organic compounds; Such treatment combined with mechanical treatment with compounds containing oxygen
- D06M13/184—Carboxylic acids; Anhydrides, halides or salts thereof
- D06M13/192—Polycarboxylic acids; Anhydrides, halides or salts thereof
Abstract
(57)【要約】
【構成】 ポリカルボン酸架橋剤および架橋触媒を含有
する水性液でセルロース−含有繊維材料を処理し、次い
で乾燥および熱処理することによってセルロース−含有
繊維材料をホルムアルデヒドなしで容易にケア仕上げす
る方法であって、この架橋剤として硼酸またはその誘導
体を使用することを含む。 【効果】 セルロース−含有繊維材料の架橋に使用する
のに好適である。
する水性液でセルロース−含有繊維材料を処理し、次い
で乾燥および熱処理することによってセルロース−含有
繊維材料をホルムアルデヒドなしで容易にケア仕上げす
る方法であって、この架橋剤として硼酸またはその誘導
体を使用することを含む。 【効果】 セルロース−含有繊維材料の架橋に使用する
のに好適である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セルロース−含有繊維
材料のホルムアルデヒドなしでの容易なケア仕上げ方法
に関する。
材料のホルムアルデヒドなしでの容易なケア仕上げ方法
に関する。
【0002】
【従来技術】長年来、新規のセルロース−含有繊維材料
またはセルロース繊維と合成繊維との混紡は、該繊維材
料がアイロンかけすることなしに洗浄および乾燥した後
に元の形状に戻すために(イージーケア)、永久的な、
形状安定化の仕上げを架橋剤を用いて付与されてきた。
既知の架橋剤は、多かれ少なかれ安定な化学的結合を綿
の遊離OH基と形成する化学的化合物である。
またはセルロース繊維と合成繊維との混紡は、該繊維材
料がアイロンかけすることなしに洗浄および乾燥した後
に元の形状に戻すために(イージーケア)、永久的な、
形状安定化の仕上げを架橋剤を用いて付与されてきた。
既知の架橋剤は、多かれ少なかれ安定な化学的結合を綿
の遊離OH基と形成する化学的化合物である。
【0003】これらは、共通してメチロール化された尿
素、例えばグルコシキ尿素誘導体である。一般に、セル
ロース繊維の完全な架橋を達成するために、これらの化
合物は、を架橋時間を短縮する機能も有している触媒と
一緒に使用される。立証された触媒は、特にマグネシウ
ムまたはアルミニウム化合物、殊にこれらの水溶性ハラ
イドである。架橋の反応条件の反応条件(30〜300
秒間140〜180℃)がホルムアルデヒドの分子のメ
チロール部分の分解を引き起こすことができるので、後
になってホルムアルデヒド−不含の架橋剤に対するトレ
ンドがある。
素、例えばグルコシキ尿素誘導体である。一般に、セル
ロース繊維の完全な架橋を達成するために、これらの化
合物は、を架橋時間を短縮する機能も有している触媒と
一緒に使用される。立証された触媒は、特にマグネシウ
ムまたはアルミニウム化合物、殊にこれらの水溶性ハラ
イドである。架橋の反応条件の反応条件(30〜300
秒間140〜180℃)がホルムアルデヒドの分子のメ
チロール部分の分解を引き起こすことができるので、後
になってホルムアルデヒド−不含の架橋剤に対するトレ
ンドがある。
【0004】最近の研究は、ポリカルボン酸の使用好適
な反応条件下にセルロースとの安定な架橋をもたらすこ
とを示している。米国特許第4 820 307号明細
書は、セルロースを架橋するために、燐−含有触媒、例
えば次亜燐酸、亜燐酸、ポリ燐酸および二水素燐酸アル
カリ金属の存在下にポリカルボン酸、、例えばマレイン
酸、クエン酸またはブタンテトラカルボン酸の使用を記
載している。
な反応条件下にセルロースとの安定な架橋をもたらすこ
とを示している。米国特許第4 820 307号明細
書は、セルロースを架橋するために、燐−含有触媒、例
えば次亜燐酸、亜燐酸、ポリ燐酸および二水素燐酸アル
カリ金属の存在下にポリカルボン酸、、例えばマレイン
酸、クエン酸またはブタンテトラカルボン酸の使用を記
載している。
【0005】ポリカルボン酸を用いて燐−含有触媒をセ
ルロース−含有繊維材料に使用することは、欠点なしで
はすまされない。まず、反応系を架橋または硬化させる
ために利用される高温は、亜燐酸水素化合物の形成を引
起し、これが不快な臭気を有しておりそして健康を害す
る危険を構成する。第二に、表面水の過剰な富化が増加
するので、工業界においてはできる限り燐化合物を置き
換える努力をしている。
ルロース−含有繊維材料に使用することは、欠点なしで
はすまされない。まず、反応系を架橋または硬化させる
ために利用される高温は、亜燐酸水素化合物の形成を引
起し、これが不快な臭気を有しておりそして健康を害す
る危険を構成する。第二に、表面水の過剰な富化が増加
するので、工業界においてはできる限り燐化合物を置き
換える努力をしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】既知の欠点のために、
セルロース−含有繊維材料の架橋に使用するのに好適な
触媒の興味がある。
セルロース−含有繊維材料の架橋に使用するのに好適な
触媒の興味がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】驚くべきことに、硼素−
含有化合物、特に硼酸およびその塩が触媒として使用す
ることができるということを見出した。
含有化合物、特に硼酸およびその塩が触媒として使用す
ることができるということを見出した。
【0008】従って、本発明は、ポリカルボン酸架橋剤
および架橋触媒を含有する水性液でセルロース−含有繊
維材料を処理し、次いで乾燥および熱処理することによ
ってセルロース−含有繊維材料をホルムアルデヒドなし
で容易にケア仕上げする方法であって、この架橋剤とし
て硼酸またはその誘導体を使用することを含む、上記方
法を提供する。
および架橋触媒を含有する水性液でセルロース−含有繊
維材料を処理し、次いで乾燥および熱処理することによ
ってセルロース−含有繊維材料をホルムアルデヒドなし
で容易にケア仕上げする方法であって、この架橋剤とし
て硼酸またはその誘導体を使用することを含む、上記方
法を提供する。
【0009】本発明の目的とするセルロース−含有繊維
材料として、例えば織布、編物繊維、ヤーンおよび可能
の全ての可能な段階の繊維が挙げられる。これらは、セ
ルロース繊維またはセルロース繊維とその他の繊維、例
えばポリエステル繊維、ポリアミド繊維、アクリル繊
維、ポリオレフィン繊維または羊毛との混紡からなるこ
とができ、その場合混紡は、30%以上、好ましくは5
0ないし90%のセルロース含有量を有している。
材料として、例えば織布、編物繊維、ヤーンおよび可能
の全ての可能な段階の繊維が挙げられる。これらは、セ
ルロース繊維またはセルロース繊維とその他の繊維、例
えばポリエステル繊維、ポリアミド繊維、アクリル繊
維、ポリオレフィン繊維または羊毛との混紡からなるこ
とができ、その場合混紡は、30%以上、好ましくは5
0ないし90%のセルロース含有量を有している。
【0010】セルロース−含有繊維材料用の好適な架橋
剤は、米国特許第4 820 307号明細書に記載さ
れている通り少なくとも3個のカルボキシル基を有する
脂肪族、脂環式および芳香族カルボン酸である。特に好
適なポリカルボン酸は、クエン酸、プロパントリカルボ
ン酸、シクロペンタンテトラカルボン酸、シクロヘキサ
ンヘキサカルボン酸および特にブタンテトラカルボン酸
である。
剤は、米国特許第4 820 307号明細書に記載さ
れている通り少なくとも3個のカルボキシル基を有する
脂肪族、脂環式および芳香族カルボン酸である。特に好
適なポリカルボン酸は、クエン酸、プロパントリカルボ
ン酸、シクロペンタンテトラカルボン酸、シクロヘキサ
ンヘキサカルボン酸および特にブタンテトラカルボン酸
である。
【0011】好適な架橋剤は、硼酸およびその誘導体、
例えばその塩またはエステルである。好適な硼酸は、メ
タ硼酸(HBO2 )、オルト硼酸(H3 BO3 )および
式H n-2 Bn O2n-1(式中、nは自然数である)で表さ
れるポリ硼酸である。メタ硼酸およびオルト硼酸の好ま
しい塩は、アルカリ金属塩およびアルカリ土類来な属塩
である。例えば、ペンデライト、コレマナイト、ウレキ
サイト、ボロカルサイト、ボラサイトおよびボレックス
である。本発明により使用される硼酸エステルは、式B
(OR)3 (式中、Rはアルキルが好ましく、特にC1
〜C6 −アルキルまたはアリール、好ましくはフェニル
である)を有している。
例えばその塩またはエステルである。好適な硼酸は、メ
タ硼酸(HBO2 )、オルト硼酸(H3 BO3 )および
式H n-2 Bn O2n-1(式中、nは自然数である)で表さ
れるポリ硼酸である。メタ硼酸およびオルト硼酸の好ま
しい塩は、アルカリ金属塩およびアルカリ土類来な属塩
である。例えば、ペンデライト、コレマナイト、ウレキ
サイト、ボロカルサイト、ボラサイトおよびボレックス
である。本発明により使用される硼酸エステルは、式B
(OR)3 (式中、Rはアルキルが好ましく、特にC1
〜C6 −アルキルまたはアリール、好ましくはフェニル
である)を有している。
【0012】セルロース−含有繊維材料に対する容易な
ケア性質を確認するために、これを2ないし5、好まし
くは3ないし4の範囲内のpHを有する水性液で処理す
る。pHをその範囲に、必要により好適な塩基、例えば
アンモニア、アルカリ金属水酸化物またはその水溶液を
添加することによって設定する。
ケア性質を確認するために、これを2ないし5、好まし
くは3ないし4の範囲内のpHを有する水性液で処理す
る。pHをその範囲に、必要により好適な塩基、例えば
アンモニア、アルカリ金属水酸化物またはその水溶液を
添加することによって設定する。
【0013】この水性液は、個々の成分としてまたは混
合物として液体1リットル当たり20gないし150g
の量で上記カルボン酸およびポリカルボン酸に基づいて
0.5ないし100重量%の量で架橋触媒を含有してい
る。
合物として液体1リットル当たり20gないし150g
の量で上記カルボン酸およびポリカルボン酸に基づいて
0.5ないし100重量%の量で架橋触媒を含有してい
る。
【0014】この水性液は、更に常套の助剤、例えば疎
水化剤、柔軟剤および繊維手触り変換剤(fabric
hand variator)を含有することができ
る。これは、仕上げられた繊維材料に対して付加的な特
定の性質、例えばはっ水性、はつ油で一般におよび快適
な繊維手触りだけでなくしばしば耐皺性をも付与する。
水化剤、柔軟剤および繊維手触り変換剤(fabric
hand variator)を含有することができ
る。これは、仕上げられた繊維材料に対して付加的な特
定の性質、例えばはっ水性、はつ油で一般におよび快適
な繊維手触りだけでなくしばしば耐皺性をも付与する。
【0015】セルロース−含有繊維材料は、水性液で処
理される。この処理は、通常含浸の形態で行われる──
水性液はスロップ−パジングによりセルロース−含有繊
維材料に適用され、次いで過剰の液体を、通常は50
%、好ましくは70ないし80%の湿潤絞り率にまで絞
られる。繊維材料を含浸させるために、水性液の成分を
水中に一緒に溶解し、そしてセルロース−含有繊維材料
に適用することができるか、あるいは核成分を別々の溶
液として適用される。
理される。この処理は、通常含浸の形態で行われる──
水性液はスロップ−パジングによりセルロース−含有繊
維材料に適用され、次いで過剰の液体を、通常は50
%、好ましくは70ないし80%の湿潤絞り率にまで絞
られる。繊維材料を含浸させるために、水性液の成分を
水中に一緒に溶解し、そしてセルロース−含有繊維材料
に適用することができるか、あるいは核成分を別々の溶
液として適用される。
【0016】含浸と同様にして、この処理を、セルロー
ス−含有繊維材料を噴霧、ニップパジングまたは発泡に
供することによって行ってもよい。これらの操作は繊維
の容易なケア仕上げの分野の当業者に非常によく知られ
ており、これ以上詳細に説明する必要はない。
ス−含有繊維材料を噴霧、ニップパジングまたは発泡に
供することによって行ってもよい。これらの操作は繊維
の容易なケア仕上げの分野の当業者に非常によく知られ
ており、これ以上詳細に説明する必要はない。
【0017】セルロース−含有繊維材料を、例えば含浸
により処理した後、約130℃まで、好ましくは100
ないし130℃の温度で通常0.5ないし5分間乾燥を
行う。
により処理した後、約130℃まで、好ましくは100
ないし130℃の温度で通常0.5ないし5分間乾燥を
行う。
【0018】これに続いて、約130ないし190℃、
好ましくは160ないし180℃の温度で、通常約0.
3ないし10分間、好ましくは0.6ないし5分間熱処
理が行われる。
好ましくは160ないし180℃の温度で、通常約0.
3ないし10分間、好ましくは0.6ないし5分間熱処
理が行われる。
【0019】乾燥および熱処理は、通常テンター中また
はスルー−サーキュレーション乾燥キャビネット中で行
われる。乾燥または熱処理はまた、1段階で、例えばS
TK−法(ショック−乾燥−凝縮)により140ないし
200℃の範囲の温度で0.5ないし8分間行ってもよ
い。
はスルー−サーキュレーション乾燥キャビネット中で行
われる。乾燥または熱処理はまた、1段階で、例えばS
TK−法(ショック−乾燥−凝縮)により140ないし
200℃の範囲の温度で0.5ないし8分間行ってもよ
い。
【0020】
使用例 110g/m2 のベース重量を有する100%綿シャツ
ポプリンを、スロップ−パジング装置により表1に記載
の水性液で含浸し、70%の湿潤絞り率にまで絞り、次
いで実験室テンター(Mathis Zurich社,
スイス製)中で乾燥および熱処理を行った。 〔表1〕 ──────────────────────────────────── 例 架橋剤 架橋 触媒 触媒 液体 乾燥 熱処理 剤量 量 pH 温度 時間 温度 時間 (g/l) (g/l) (℃) (秒) (℃) (秒) ──────────────────────────────────── 1 BTCA 60 H3BO3 5 2.5 110 180 180 90 ──────────────────────────────────── 2 BTCA 60 H3BO3 5 3.0 110 180 180 90 ──────────────────────────────────── 3 BTCA 60 H3BO3 5 4.0 110 180 180 90 ──────────────────────────────────── 4 BTCA 60 H3BO3 5 5.0 110 180 180 90 ──────────────────────────────────── 5 BTCA 100 H3BO3 4 3.5 110 180 160 300 ──────────────────────────────────── 6 BTCA 100 H3BO3 4 3.5 110 180 170 180 ──────────────────────────────────── 7 BTCA 100 H3BO3 4 3.5 110 180 180 60 ──────────────────────────────────── 8 BTCA 105 H3BO3 3.5 3.5 110 180 180 90 ──────────────────────────────────── 9 BTCA 60 NHP-1 2.5 2.2 110 180 180 90 ──────────────────────────────────── 10 なし なし - - - - - - - ──────────────────────────────────── BTCA:メソ-1,2,3,4- ブタンテトラカルボン酸 NHP-1: 次亜燐酸ナトリウム1水和物 このようにして仕上げされた繊維の技術的性質を、少な
くとも24時間20℃でそして65%相対湿度で条件付
けした後に以下の方法により測定した。 DIN 53 890: 繊維シート材料の皺回復角
(水平方向の折り返し皺および上方向のリムポイントを
有する)。 DIN 53 858: 繊維シート材料の繊維強度の
測定(不織布以外);強奪法。
ポプリンを、スロップ−パジング装置により表1に記載
の水性液で含浸し、70%の湿潤絞り率にまで絞り、次
いで実験室テンター(Mathis Zurich社,
スイス製)中で乾燥および熱処理を行った。 〔表1〕 ──────────────────────────────────── 例 架橋剤 架橋 触媒 触媒 液体 乾燥 熱処理 剤量 量 pH 温度 時間 温度 時間 (g/l) (g/l) (℃) (秒) (℃) (秒) ──────────────────────────────────── 1 BTCA 60 H3BO3 5 2.5 110 180 180 90 ──────────────────────────────────── 2 BTCA 60 H3BO3 5 3.0 110 180 180 90 ──────────────────────────────────── 3 BTCA 60 H3BO3 5 4.0 110 180 180 90 ──────────────────────────────────── 4 BTCA 60 H3BO3 5 5.0 110 180 180 90 ──────────────────────────────────── 5 BTCA 100 H3BO3 4 3.5 110 180 160 300 ──────────────────────────────────── 6 BTCA 100 H3BO3 4 3.5 110 180 170 180 ──────────────────────────────────── 7 BTCA 100 H3BO3 4 3.5 110 180 180 60 ──────────────────────────────────── 8 BTCA 105 H3BO3 3.5 3.5 110 180 180 90 ──────────────────────────────────── 9 BTCA 60 NHP-1 2.5 2.2 110 180 180 90 ──────────────────────────────────── 10 なし なし - - - - - - - ──────────────────────────────────── BTCA:メソ-1,2,3,4- ブタンテトラカルボン酸 NHP-1: 次亜燐酸ナトリウム1水和物 このようにして仕上げされた繊維の技術的性質を、少な
くとも24時間20℃でそして65%相対湿度で条件付
けした後に以下の方法により測定した。 DIN 53 890: 繊維シート材料の皺回復角
(水平方向の折り返し皺および上方向のリムポイントを
有する)。 DIN 53 858: 繊維シート材料の繊維強度の
測定(不織布以外);強奪法。
【0021】これらの測定の結果を表2に要約する。 表2から明らかな通り、硼酸触媒は、同一温度でしかも
より高い強度で燐−含有無機塩で触媒されたものに匹敵
する皺回復値を与える。
より高い強度で燐−含有無機塩で触媒されたものに匹敵
する皺回復値を与える。
Claims (8)
- 【請求項1】 ポリカルボン酸架橋剤および架橋触媒を
含有する水性液でセルロース−含有繊維材料を処理し、
次いで乾燥および熱処理することによってセルロース−
含有繊維材料をホルムアルデヒドなしで容易にケア仕上
げする方法であって、この架橋剤として硼酸またはその
誘導体を使用することを含む、上記方法。 - 【請求項2】 使用するポリカルボン酸が、クエン酸、
ブテンテトラカルボン酸、シクロペンタンテトラカルボ
ン酸またはシクロヘキサンヘキサカルボン酸である請求
項1の方法。 - 【請求項3】 使用する架橋触媒が硼酸、好ましくはオ
ルト硼酸、硼酸塩、好ましくはポリ硼酸のアルカリ金属
塩またはアルカリ土類金属塩または式B(OR)3 (式
中、Rはアルキルまたはアリールである)で表される硼
酸エステルである請求項1または2の方法。 - 【請求項4】 水性液が2.0ないし5.0、好ましく
は3.0ないし4.0のpHを有する請求項1ないし3
のいずれか一つの方法。 - 【請求項5】 使用する硼酸または硼酸誘導体の濃度が
ポリカルボン酸に基づいて0.5ないし100重量%で
ある請求項1ないし4のいずれか一つの方法。 - 【請求項6】 セルロース−含有繊維材料の処理を含
浸、噴霧、ニップ−パジングまたは発泡により行う請求
項1ないし5のいずれか一つの方法。 - 【請求項7】 乾燥を130℃まで、好ましくは100
ないし130℃の温度で行う請求項1ないし6のいずれ
か一つの方法。 - 【請求項8】 熱処理を140ないし200℃、好まし
くは160ないし180℃の温度で行う請求項1ないし
7のいずれか一つの方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4218091:0 | 1992-06-02 | ||
DE4218091 | 1992-06-02 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0665861A true JPH0665861A (ja) | 1994-03-08 |
Family
ID=6460176
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5130764A Withdrawn JPH0665861A (ja) | 1992-06-02 | 1993-06-01 | セルロース−含有繊維材料のホルムアルデヒドなしでの容易なケア仕上げ |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5352242A (ja) |
EP (1) | EP0572923A1 (ja) |
JP (1) | JPH0665861A (ja) |
CA (1) | CA2097483A1 (ja) |
FI (1) | FI932478A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003510478A (ja) * | 1999-09-27 | 2003-03-18 | ユニバーシティ・オブ・ジョージア・リサーチ・ファウンデイション・インコーポレイテッド | セルロース含有物質のためのホルムアルデヒドを含まない難燃処理 |
JP2007515562A (ja) * | 2003-10-14 | 2007-06-14 | レイヨニア プロダクツ アンド ファイナンシャル サービス カンパニー | シート形態のセルロース液体拡散繊維を製造するための有用な材料 |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US5496477A (en) * | 1992-12-21 | 1996-03-05 | Ppg Industries, Inc. | Non-formaldehyde durable press finishing for cellulosic textiles with phosphinocarboxylic acid |
GB9615613D0 (en) * | 1996-07-25 | 1996-09-04 | Unilever Plc | Fabric treatment composition |
US7169293B2 (en) * | 1999-08-20 | 2007-01-30 | Uop Llc | Controllable space velocity reactor and process |
US6841198B2 (en) * | 2001-10-18 | 2005-01-11 | Strike Investments, Llc | Durable press treatment of fabric |
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