JP3658380B2 - セルロース繊維製品の改質方法、セルロース繊維製品及び繊維加工製品 - Google Patents
セルロース繊維製品の改質方法、セルロース繊維製品及び繊維加工製品 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、セルロース繊維製品の改質方法及びセルロース繊維製品、並びにそれを素材とした繊維加工製品に関し、特に柔軟な風合いを有し、防汚性、防塵性及び耐久帯電防止性に優れた繊維製品を提供し得るセルロース繊維製品の改質方法、改質されたセルロース繊維製品、及びそのセルロース繊維製品を素材とした繊維加工製品に関する。
【0002】
【関連技術】
近年、花粉や埃等によるアレルギー症状が問題となっている。花粉や埃に対する対策として、マスク等で接触しないように予防することに加えて、外出時や洗濯乾燥時に服に付着した花粉や埃を屋内に持ち込まないようにすることが重要である。花粉や埃を付着させにくい素材としては、特殊な合成繊維フィラメントや、導電性繊維を用いて制電性を有した素材が開発されている。しかし、いずれも特殊な繊維を用いた方法であり、一般的な繊維、特にケバ立ちやすいセルロース繊維に対しては、帯電防止加工を施すのみでは十分な効果が得られなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記した問題点に鑑みてなされたもので、毛羽立ちを抑え平滑性に富む柔軟な風合いを有し、耐久制電性に優れ、塵、埃及び花粉等の汚れを付着し難く且つ容易に脱落可能としたセルロース繊維製品の改質方法及びセルロース繊維製品、並びにそれを素材とした繊維加工製品を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明のセルロース繊維製品の改質方法は、セルロース繊維製品の加工工程において、該セルロース繊維製品をセルロース分解酵素により処理する酵素処理工程と、該酵素処理されたセルロース繊維製品を帯電防止加工する帯電防止加工工程とを設けたことを特徴とする。
【0005】
本発明のセルロース繊維製品は、セルロース繊維製品の表面をセルロース分解酵素により平滑化処理した後、該セルロース繊維製品に帯電防止加工を施すことが好適である。
【0006】
上記帯電防止加工を、帯電防止加工剤を用いて行うことが好ましい。
【0007】
本発明のセルロース繊維製品は、上記セルロース繊維製品の改質方法を用いて加工されていることを特徴とする。
【0008】
本発明の繊維加工製品は、上記セルロース繊維製品を素材として用いることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態及び実施例を説明するが、本発明は、かかる実施の形態および実施例に限定されるものではなく、本発明の技術思想から逸脱しない限り種々の変形が可能なことはいうまでもない。
【0010】
本発明のセルロース繊維製品の改質方法は、セルロース繊維製品に対し、セルロース分解酵素処理及び帯電防止加工処理を施すことにより、防汚性、防塵性及び洗濯耐久性帯電防止効果に優れたセルロース繊維製品とするものである。本発明において、上記処理工程を施す時期は特に限定されず、酵素処理工程後に帯電防止加工を行ってもよく、また、帯電防止加工後に酵素処理工程を行っても良い。例えば、セルロース分解酵素による酵素処理を施し平滑化させた後に、帯電防止加工を行うことが好ましいが、帯電防止加工を施されている繊維製品に対し、セルロース分解酵素による酵素処理を行うことも可能である。
【0011】
本発明のセルロース繊維製品の改質方法において、繊維製品とは織物、編物及び不織布、並びにこれらを加工した物品を意味する。本発明のセルロース繊維製品の改質方法においてセルロース繊維製品とは、セルロースを主成分とした繊維からなる繊維製品を意味するものであり、例えば、綿、麻、レーヨン、キュプラ等のセルロース系繊維からなる織物、編物、不織布又はこれら繊維を2種以上混合した混紡糸や混繊糸からなる織物、編物等、並びにこれらを素材とした繊維加工製品が挙げられる。
【0012】
本発明においてセルロース分解酵素とは、β−1,4−グルカングルカノヒドロラーゼのことを示し、天然セルロースを分解するC1活性、セロデキストリン、セロトリオース、セロビオースを生成するCx1活性、Cxから生成されるセロデキストリンを分解し、グルコースを生成するCx2活性を有し、単一または複合した活性を有する酵素を示す。
【0013】
上記セルロース繊維製品をセルロース分解酵素で処理する酵素処理工程(以下、バイオ加工と称すこともある)は、セルロース繊維製品を、セルロース分解酵素を含有する水溶液中で処理を行うものであるが、処理液中のセルロース分解酵素濃度は0.2〜5質量%程度であることが好ましい。上記処理液中に適宜緩衝液、酢酸バッファ、クエン酸バッファ等を付加することができる。処理液のpHは酸性セルラーゼの場合4〜5、中性セルラーゼの場合6〜7.5が好適である。処理温度は40〜55℃程度が好ましい。処理時間は処理液のセルロース分解酵素濃度、pH、処理温度、及び繊維製品の形状、種類等によって異なり、特に限定されないが、20〜120分間処理することが好適である。セルロース繊維製品を処理する形態としては、セルロース分解酵素が繊維製品に対して0.2〜5質量部程度付加されるように、繊維製品を処理液中に浸漬する方法や、パッド−バッチ方法が好ましい。浸漬処理の際に繊維製品の酵素処理のための工業的機械を用いることがより好適である。機械への繊維製品の添加時期は、処理液の導入の前後いずれでもよく、更に、セルロース分解酵素は、繊維製品を添加する前に水中に存在していてもよく、繊維製品を浸漬させた後に加えてもよい。上記処理液で処理されたセルロース繊維製品を、熱処理により酵素を不活性化した後、水洗し、乾燥させる。上記バイオ加工により、繊維表面が平滑化されるが、0.5〜5%程度の減量が好適である。
【0014】
本発明の帯電防止加工としては、連続的、またはバッチ式にてセルロース繊維製品に、帯電防止能を有する薬剤を、パッド、浸漬、噴霧等により付着させ乾燥させる加工を用いることができる。
【0015】
上記帯電防止加工剤としては、帯電防止能を有する薬剤であれば特に限定されないが、ラクセットATW(洛東化成工業株式会社製)等の特殊アミノシリコン型、サンスタットE−818(三洋化成株式会社製)等のカチオン系水溶性樹脂、エレタットU−52(一方社油脂工業株式会社製)等の特殊カチオンポリマー、エラストロンW−11P(第一工業製薬株式会社製)等の水溶性ウレタン樹脂などを挙げることができる。処理液中の上記帯電防止加工剤の濃度は、0.1〜5重量%程度が好ましい。
【0016】
本発明のセルロース繊維製品の改質方法によれば、繊維表面を平滑化させる酵素処理及び帯電防止工程を組み合わせることにより、セルロース繊維製品を、毛羽立ちを抑え平滑性に富む柔軟な風合いを有し、且つ花粉、埃等の汚れが付着し難い、耐久帯電防止性に優れた繊維製品とすることができる。
【0017】
上記性質を有する本発明の繊維製品を素材として用いることにより、柔軟な風合いを有し、防汚性、防塵性及び耐久帯電防止性に優れた繊維加工製品を提供することができる。本発明において、繊維加工製品とは、加工された品物を意味するものである。上記繊維加工製品は、特に限定されず、例えば、パジャマ、下着等が挙げられる。
【0018】
【実施例】
以下に実施例をあげて本発明をさらに具体的に説明するが、これらの実施例は例示的に示されるもので限定的に解釈されるべきでないことはいうまでもない。
【0019】
下記実施例において、繊維製品として、加工を施していない織物及び編物を用いた。以下、織物及び編物を生地と総称する。実施例における生地の評価は、下記の試験方法で行った。
【0020】
花粉脱着試験
生地(20×20cm)を標準状態(温度20±2℃、湿度65±2%)で1時間放置した後、箱に入れ、花粉10mgを約30cm上から飛散させた。その後、マイクロスコープで花粉の個数を測定し、再び生地を標準状態で1時間放置した後、生地を3回振り、花粉をリリース(均一に力がかかるように棒に繊維製品の上端をクリップで止め、棒の両端を持って3回振る。)し、リリース後の花粉の個数を同様に測定した。花粉の個数測定は、リリース前後同じ箇所で5箇所の平均値を算出した。減少率は下記式(1)により計算した。
【0021】
【数1】
【0022】
制電性試験
生地に対し、JIS L 1094法に従い、摩擦布として、綿若しくは羊毛を用いて摩擦帯電圧を測定した。その後、JIS L−0217−103法に従い、洗濯を10回行った。洗濯後の繊維製品に対し、洗濯前と同様に摩擦帯電圧を測定した。
【0023】
(実施例1)
試験生地として、綿100%の織物(190g/m2)を用意し、下記バイオ加工及び帯電防止加工を施した。
【0024】
1)バイオ加工
液流染色機に、生地150kg、水1500L、及びラクセルRM−600(洛東化成(株)製、中性セルラーゼ)3kgを投入し、55℃にて60分間反応させた。反応終了後、80℃の湯で10分間洗浄を行い酵素を失活させた後、水洗、乾燥させた。
【0025】
2)帯電防止加工
ラクセット ATW(洛東化成工業株式会社製、特殊アミノシリコン型)1.5kgを、バイオ加工処理後の生地に含浸せしめた後、マングルを用いて、絞液(吸液率80%)し、120℃で3分間熱処理により乾燥させた。
【0026】
花粉脱着試験
上記処理後の生地に対し、スギ花粉を用いて花粉脱着試験を行った。その結果を表1に示す。
【0027】
(比較例1)
実施例1と同一の生地を用いて、バイオ加工及び帯電防止加工処理を施さない未処理生地の場合について、花粉着脱試験を行った。その結果を表1に示す。
【0028】
(実施例2)
試験生地として、綿100%編物を用いた以外は実施例1と同様の手順及び条件にてバイオ加工及び帯電防止加工を行い、スギ花粉を用いて花粉着脱試験を行った。結果を表1に示す。
【0029】
(比較例2)
実施例2と同一の生地を用いて、バイオ加工及び帯電防止加工処理を施さない未処理生地の場合について、スギ花粉を用いて花粉着脱試験を行った。結果を表1に示す。
【0030】
(実施例3)
試験生地として、40s/C 100% スムース生地を用いた以外は、実施例1と同様の手順及び条件にてバイオ加工及び帯電防止加工を行った。
【0031】
上記処理後の生地に対し、ブタクサ花粉を用いた花粉脱着試験及び制電性試験を行った。花粉脱着試験の結果を表1に、制電性試験の結果を表2にそれぞれ示す。
【0032】
(比較例3)
実施例3と同一の生地を用いて、バイオ加工及び帯電防止加工を施さない場合について、ブタクサ花粉を用いた花粉着脱試験及び制電性試験を行った。花粉脱着試験の結果を表1に、制電性試験の結果を表2にそれぞれ示す。
【0033】
(実施例4)
試験生地として、綿100% ブロード生地を用いた以外は、実施例1と同様の手順及び条件にてバイオ加工及び帯電防止加工を行った。
【0034】
上記処理後の生地に対し、制電性試験を行った。その結果を表2に示す。
【0035】
(比較例4)
実施例4と同一の生地を用いて、バイオ加工及び帯電防止加工を施さない未処理生地の場合について、制電性試験を行った。その結果を表2に示す。
【0036】
(比較例5)
一般に市販されている花粉防止用マスク(帯電防止加工のみ)に対して、制電性試験を行った。結果を表2に示す。
【0037】
【表1】
【0038】
表1に示した如く、本発明の改質方法により加工された生地は、スギ花粉及びブタクサ花粉に対し、付着し難く、脱落容易という、非常に優れた花粉付着防止効果を有していた。
【0039】
【表2】
【0040】
表2に示した如く、本発明の改質方法により加工された生地は、未処理の生地及び帯電防止加工のみの生地に比べ、優れた制電効果を有し、且つ洗濯耐久性も良好であった。
【0041】
【発明の効果】
以上述べたごとく、本発明のセルロース繊維製品の改質方法によれば、毛羽立ちを抑え平滑性に富む柔軟な風合いを有し、且つ、従来の加工に比べ、優れた制電効果を示し、塵、埃及び花粉等の汚れの付着が非常に少なく、汚れの付着があっても、簡単な手によるハタキ等で衣服から落とすことが可能であり、洗濯物の家への取り込みや、室外から室内に入る際など、塵、埃及び花粉等の汚れの付着防止に著しい効果があり、更には洗濯後もその効果が持続されるという大きな効果が達成される繊維製品を提供することができる。本発明のセルロース繊維製品及び繊維加工製品は、上記効果を有する繊維製品である。
Claims (5)
- セルロース繊維製品の加工工程において、該セルロース繊維製品をセルロース分解酵素により処理する酵素処理工程と、該酵素処理されたセルロース繊維製品を帯電防止加工する帯電防止加工工程とを設けたことを特徴とするセルロース繊維製品の改質方法。
- 前記酵素処理工程が前記セルロース繊維製品の表面をセルロース分解酵素により平滑化処理する工程であることを特徴とする請求項1記載のセルロース繊維製品の改質方法。
- 前記帯電防止加工を、帯電防止加工剤を用いて行うことを特徴とする請求項1又は2記載のセルロース繊維製品の改質方法。
- 請求項1から3のいずれかに記載のセルロース繊維製品の改質方法を用いて加工されていることを特徴とするセルロース繊維製品。
- 請求項4記載のセルロース繊維製品を素材として用いることを特徴とする繊維加工製品。
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