JPH039782Y2 - - Google Patents

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JPH039782Y2
JPH039782Y2 JP1984146967U JP14696784U JPH039782Y2 JP H039782 Y2 JPH039782 Y2 JP H039782Y2 JP 1984146967 U JP1984146967 U JP 1984146967U JP 14696784 U JP14696784 U JP 14696784U JP H039782 Y2 JPH039782 Y2 JP H039782Y2
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案はフイルタに関し、特に例えば半導体
装置等を製造するダウンフロー式クリーンルーム
内のレイアウト変更時に有用なものである。
従来の技術 半導体装置、特に高集積度の集積回路装置等を
製造する場合、非常に高い清浄度が要求される。
このため、一般に天井面から高清浄度の空気を流
下せしめるダウンフロー式クリーンルームが使用
されている。
このダウンフロー式クリーンルームについて、
第4図を参照して説明すると、1は天井面、2は
床面で、床面2上にグレーテイング3が設けられ
ている。4はエツチング装置等の生産設備で、グ
レーテイング3上に設置されている。5は天井面
1と生産設備4との間に設置された間仕切壁であ
る。6は間仕切壁5を含む壁面に固定されたチヤ
ンネル、7はチヤンネル6に設置されたHEPA
フイルタである。
上記の構成において、天井面1とフイルタ7と
の間に清浄空気8が送り込まれると、フイルタ7
を通つた清浄空気8はクリーンルーム9内を層流
となつて下方に流れ、グレーテイング3と床面2
との間を通つて、送風機およびプレフイルタ(図
示せず)を通つて再び天井面1とフイルタ7との
間に送り込まれる。このようにして、クリーンル
ーム9内を絶えず清浄空気8がダウンフローする
ので、仮に作業者の移動等によつて塵埃が発生し
ても、この塵埃は清浄空気8とともに下方に流
れ、グレーテイング2を通つて室外に排出される
ため、クリーンルーム9内が高清浄度に維持され
る。
考案が解決しようとする問題点 ところで、最近の半導体製造業界における技術
の進歩は目覚ましいものであり、生産設備4の改
良が急速であり、したがつてクリーンルーム9内
のレイアウト変更も著しい。このため、例えば、
第4図において、生産設備4が改良に伴つて図示
2点鎖線4′に示すように大型化した場合、間仕
切壁を2点鎖線5′の位置に移設し、これに伴つ
てチヤンネル6も2点鎖線6′のように移設また
は新設し、フイルタ7も切断したりして小型化す
る必要があり、空調を数日間停止しなければなら
ないため、生産設備の稼動率が低下するという問
題点があつた。
問題点を解決するための手段 この考案は、枠体間の任意の箇所に間仕切セパ
レータを、その下端を間仕切壁と接続可能にフイ
ルタ部材よりも突出させて設けたことを特徴とす
るものである。
作 用 上記の手段によれば、クリーンルーム内のレイ
アウト変更が必要な場合、既存の間仕切壁やチヤ
ンネルはそのまゝにして、フイルタの間仕切セパ
レータの下端突出部と生産設備との間に新間仕切
壁を設置することにより、短時間でクリーンルー
ムの変更が行なえる。
実施例 以下、この考案の実施例について図面を参照し
て説明する。
第1図Aはフイルタ10の平面図を示し、第1
図Bは第1図AのB−B線に沿う断面図を示す。
図において、11はアルミニウム、木材等よりな
る枠体で、2本の長い枠桟11a,11bと2本
の短い枠桟11c,11dとを矩形状に固着した
もので、前記長い枠桟11a,11bの長さ寸法
lの中間(l/2)位置に間仕切セパレータ12
がその下端をフイルタ部材13よりも突出するよ
うに固着されている。13はHEPAフイルタ部
材である。
次に、上記フイルタ10の使用方法について、
第2図を参照して説明する。第2図において、以
下の点を除いては第4図と同様であるため、同一
部分には同一参照符号を付して、その説明を省略
する。第4図と相違する点は、間仕切壁5に最も
近いフイルタ7に代えて、上記第1図に示すフイ
ルタ10を用い、間仕切セパレータ12の下端突
出部と生産設備4′との間に、新しい間仕切壁1
4を設置し、フイルタ10の不要部分の上にビニ
ール等のフイルム15を配置していることであ
る。すなわち、従来の間仕切壁5およびチヤンネ
ル6はそのまゝにしておいて、間仕切セパレータ
12を利用して、新しい間仕切を行なうのであ
る。このようにすれば、従来の間仕切壁5やチヤ
ンネル6の撤去と、新しい間仕切壁やチヤンネル
の設置、さらにはフイルタ7の切断等が一切不要
になり、短時間でクリーンルーム9の変更が実施
でき、生産設備4′の稼動率が高くなる。
なお、上記実施例においては、間仕切セパレー
タ12をフイルタ0の長さlの中間(l/2)位
置に設ける場合について説明したが、例えば第3
図に示すように、フイルタ10′の長さlのl/
4の位置に設けてもよい。このようにすると、フ
イルタ10′の向きを変更することによつて、間
仕切セパレータ12の位置を、l/4または3l/
4の位置に変更することができる。同様に、間仕
切セパレータ12を非対称位置に設けることによ
つて、種種の間仕切寸法に対応できる。
考案の効果 この考案によれば、以上のように、クリーンル
ーム内のレイアウト変更時に、間仕切セパレータ
の下端突出部に新しい間仕切壁を取り付けること
によつて、短時間でクリーンルームの仕切変更が
行なえ、生産設備の稼動率を高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例のフイルタを示
し、第1図Aは平面図、第1図Bは第1図AのB
−B線に沿う断面図である。第2図はこの考案の
フイルタの使用方法について説明するためのクリ
ーンルームの断面図である。第3図はこの考案の
他の実施例のフイルタの平面図である。第4図は
この考案の背景となるクリーンルームの断面図で
ある。 10,10′……フイルタ、11……枠体、1
2……間仕切セパレータ、13……フイルタ部
材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 枠体内にフイルタ部材を固着してなるフイルタ
    において、 前記枠体内の任意の箇所に間仕切セパレータ
    を、その下端を間仕切壁と接続可能にフイルタ部
    材よりも突出させて設けたことを特徴とするフイ
    ルタ。
JP1984146967U 1984-09-27 1984-09-27 Expired JPH039782Y2 (ja)

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JP1984146967U JPH039782Y2 (ja) 1984-09-27 1984-09-27

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JP1984146967U JPH039782Y2 (ja) 1984-09-27 1984-09-27

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JPS6161011U JPS6161011U (ja) 1986-04-24
JPH039782Y2 true JPH039782Y2 (ja) 1991-03-12

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JP1984146967U Expired JPH039782Y2 (ja) 1984-09-27 1984-09-27

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JPH0437614Y2 (ja) * 1987-08-11 1992-09-03

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6012582Y2 (ja) * 1981-09-21 1985-04-23 日本ケンブリツジ・フイルタ−株式会社 エアカ−テン付フイルタ−

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JPS6161011U (ja) 1986-04-24

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