JPH0397425A - 食器洗浄機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は，家庭用の食器洗浄機に関するものである。

従来の技術 従来、この種の食器洗浄機は、第２図に示すように構或
されている。第２図において、予め洗剤が投入された洗
浄槽１内に一定量の水が供給されると洗浄ポンプが始動
され，洗浄水がフィルター３を通し洗浄ポンプ２に吸入
され、加圧されてノズ／Ｉ／４から噴射される。そして
、ノズル４から噴射された洗浄水は、食器カゴ６上に載
せられた食器６を洗浄した後に洗浄槽１の底部に溜まシ
、再び洗浄ポンプ２に吸入され洗浄槽１内を循環する。

この時，ヒータ７によシ洗浄水を加熱昇温している。１
た、食器６に付着していた残菜は洗い落とされて．、洗
浄水とともに洗浄ポンプ２に吸入される際にフィルター
３に捕獲される。洗浄終了後、排水ポンプ（図示せず）
によう洗浄水が機外へ排出される。その後、再び一定量
の水が洗浄槽１内に供給されて洗浄時と同様にすすぎ洗
いが行われ、すすぎ洗い終了後再び排水が行われる。こ
のすすぎ工程を数回繰ｂ返して、次にヒータ７を断続通
電した状態で第３図に示す乾燥用の送風ファン８によう
機外の空気を吸気口９から洗浄槽１内に入れ，洗浄槽１
内の湿った空気を排気口１０より機外へ排出して、洗浄
槽１内と食器６を乾燥させて全工程が終了する。

発明が解決しようとする課題 しかし、このような従来の構或では、臭気の強い食品で
汚染された食器６を洗った場合に、食器洗浄機の全工程
終了後に蓋１１を開けた時に、洗浄槽１内に残存する悪
臭によって不快になることがあった。１た，乾燥終了後
洗浄槽１内に乾燥した食器６を放置した！！にしてかく
と、食器６に再結露してしまうという問題があった。

つｔｂ，魚やカレーなどで汚染された食器６を洗浄した
時に、洗浄中に食器洗浄機のプラスチック部品に吸着さ
れた臭気や、フィルター３に捕集された残菜の臭気が時
間が経過すると伴に、密閉された食器洗浄槽１内に気化
し濃縮されるため、蓋１１を開けた時に不快な奥を感じ
るものであった。また、全工程終了直後、即ち乾燥終了
後、食器洗浄機の洗浄槽１内は温度が高くなっている上
に、洗浄槽１底部や壁、部品に水滴が残っている。この
ために、全工程終了後は送風ファン８の運転が停止して
し１うため、洗浄槽１内は外との空気の流通がほとんど
なく相対湿度が１　００％ＲＨに近い状態となる。この
様な条件下で時間が経過すると食器６と洗浄槽１内の空
気は、徐々に冷たくなるが、機外の周囲の温度変化に影
響されるために，食器ｅと洗浄槽１内の湿った空気に温
度差が生じて、食器６の表面に再結露するものであった
。

そこで、本発明は食器洗浄機の全工程終了後、蓋を開け
た時に不快な臭気がしないようにするとともに，食器表
面に再結露することを防止するのを目的としている。

課題を解決するための手段 そして上記の目的を達或するために本発明は、食器洗浄
機の全工程終了後に、乾燥用の送風ファンを断続的に１
たは連続的に動くようにするものである。

作　　用 上記構戒によれば、乾燥用の送風ファンを断続的または
連続的に動かすため、洗浄檀外の空気を洗浄槽内へ吸入
し、臭気と相対湿度の高い洗浄槽内の空気を機外へ排出
することになる。この結果、洗浄槽内空気での臭気或分
濃縮を生じさせないばかりでなく、洗浄槽内に吸着され
ている臭気或分を気化させ機外へ排出することになり、
あわせて、食器洗浄機の洗浄槽内湿度を下げることとな
る。

よって、蓋を開けた時に不快な臭気を生じることなく、
また食器に再結露を生じさせない。

実施例 以下、本発明の実施例を、第１図にもとづいて説明する
。第１図ａの実施例１の工程Ａは従来の洗浄〜乾燥の工
程であり、本発明は工程Ａの後に断続送風の工程を設け
ている。

次に、この実施例１０作用を説明する。第１図のフィル
ター３に捕獲された残菜からの臭気やポリプロピレン樹
脂製のノズル４などに吸着された臭気戒分が、乾燥終了
後洗浄槽１内に気化してくると、第２図に示す乾燥用の
送風フ７冫８によシ機外の空気を吸気口９から洗浄槽１
内に入れ、臭気と湿った洗浄槽１内の空気を排気口１ｏ
よｂ機外へ排出して、洗浄槽１内の臭気と湿度が下がる
と、送風ファン８を停止させ、再び洗浄槽１内に臭気戒
分が気化して濃縮されて、かつ湿度が上がってくると送
風ファン８にょう、臭気と湿度を機外へ排出する。これ
を食器洗浄機の蓋１１を開ける筐で断続して繰）返えす
。この結果、洗浄槽１内の臭気を低くすることとなう、
食器洗浄機の蓋１１を開けても，不快な悪臭を感じるこ
とを防止することができる。１た、いつも洗浄槽１内の
湿度を低く押えているので食器６への再結露による食器
６のくもうを防止することができるものである。

次に実施例２を第１図ｂにより説明すると、従来の全工
程八の後に、本実施例では連続送風の工程を設けている
。

次に，この実施例２の作用を説明する。前記実施例１と
同様に、洗浄槽１内へ送風ファン８により機外の空気を
吸気口９から入れ、洗浄槽１内の臭気と湿気を排気口１
０よシ機外へ連続して排出する。これを食器洗浄機の蓋
１１を開ける筐で続ける。

この結果、臭気或分の洗浄槽１内での濃縮作用は生じな
いので蓋１１を開けても不快な悪臭を感じることはない
。また洗浄槽１内の湿気を連続的に排出して、機外の空
気を入れているので、機外の相対湿度とほぼ同等に低く
なるため、食器６への再結露によろくもｂは生じない。

尚、連続的に送風ファ冫８を動かしているので、実施例
１よジも、洗浄槽１内の臭気が残らなくかつ、送風ファ
ンの回転数を下げる（送風量を減らす）こともでき、こ
の結果、送風フ７ンの運転音を下げることができる。

発明の効果 以上のように本発明は、送風ファンによシ洗浄槽外の空
気を吸気口よう洗浄槽内へ入れ、洗浄槽内の臭気と湿気
を排気口より機外へ排出するので、臭気の強い食品によ
う汚れた食器を洗浄して、臭気成分が食器洗浄機の部品
に吸着され残っても、１た，フィｐターに残菜が残った
１會放置されても、洗浄槽内での臭気或分の気化による
濃縮を生じさせないので、食器洗浄機の蓋を開けた時に
、不快な悪臭を感じさせないようにすることができる。

１た、洗浄槽内へ断続的に１たは連続的に洗浄槽外の空
気を入れているために、洗浄槽内の湿度を下げているこ
とから、食器への再結露による食器の〈もりを生じさせ
ないものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す工程図、第２図は食器洗
浄機の洗浄機構を示す要部の縦断面図、第３図は食器洗
浄機の送風経路を示す要部の縦断面図である。 １・・・・・・洗浄槽，３・・・・・・フィルター，７
・・・・・・ヒータ、８・・・・・・送風ファン，９・
・・・・・吸気口，１０・・・・・・排気口、１１・・
・・・・蓋。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 洗浄槽と連通した吸気口および排気口と、前記洗浄槽内
   に吸気口を介して外気を送り込む送風ファンと、前記洗
   浄槽に供給された洗浄水またはすすぎ水をフィルターを
   介した後にノズルから噴射して、前記洗浄槽内の食器の
   洗浄、すすぎを行う洗浄ポンプと洗浄水、すすぎ水を機
   外に排水する排水ポンプと排水ポンプによる排水後、洗
   浄槽内を加熱するヒータを備え、前記送風ファンは前記
   ヒータによる加熱と同時に動作させて食器と洗浄槽内を
   乾燥し、さらに、ヒータを切ったまま、食器洗浄機の蓋
   を開けるまで断続または連続して、送風ファンを運転す
   ることを特徴とする食器洗浄機。