JP2542683Y2 - 食器洗い機 - Google Patents

食器洗い機

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JP2542683Y2
JP2542683Y2 JP872691U JP872691U JP2542683Y2 JP 2542683 Y2 JP2542683 Y2 JP 2542683Y2 JP 872691 U JP872691 U JP 872691U JP 872691 U JP872691 U JP 872691U JP 2542683 Y2 JP2542683 Y2 JP 2542683Y2
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JP
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air
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dishes
drying
washing tank
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JP872691U
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穣 多々納
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  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は洗浄槽内に食器を入れて
洗浄液によりこの食器の洗浄を行い、その後食器の乾燥
を行う食器洗い機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の食器洗い機は、洗浄槽内に入れら
れた食器を洗浄液により洗浄を行い、数回水すすぎを行
った後に熱湯で最後のすすぎを行い洗浄槽内の温度を高
めておき、その余熱によって食器の乾燥を行っていた。
【0003】また、食器の乾燥時に洗浄槽外より空気を
供給し、その空気をヒータで加熱してファンにより洗浄
槽内の食器へ強制的に送風し、この温風により食器を乾
燥させた後、多湿となった空気を排気させるものがあっ
た。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記のような余熱によ
って乾燥を行うものであれば、洗浄槽内の空気の循環が
行われないため、十分な乾燥が行われなかった。また、
ヒータ及びファンで発生した温風により乾燥を行うもの
であれば、多湿となった空気が食器洗い機を設置してい
る室内に排気されるため、システムキッチン等の家具を
傷めるという問題があった。そして、洗浄槽内の残水や
残菜から臭いや雑菌が発生するため、洗浄槽内に食器を
入れたまま長時間保管することができなかった。
【0005】本考案の食器洗い機は上記のような問題に
鑑みなされたものであり、洗浄槽内の空気を空気循環路
の乾燥路で循環させて空気中の水分を除湿し、食器の乾
燥を行い、乾燥完了後は空気循環路の保管路でオゾンを
含んだ空気を循環させ、このオゾンにより洗浄槽内の脱
臭,殺菌を行い食器の保管を行うことを目的とするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するために本考案の食器洗い機は、洗浄槽内に食器を入
れて洗浄液により食器の洗浄を行い、その後食器の乾燥
を行う食器洗い機において上記洗浄槽内の脱臭,殺菌を
行うオゾンを発生するオゾン発生器を設け、該洗浄槽に
吸気口及び排気口を設け、該吸気口と排気口とを連通し
て上記洗浄槽内の空気を循環させる空気循環路を設け、
該空気循環路を乾燥路と保管路とに分岐し、該乾燥路に
循環空気を冷却してこの循環空気中の水分を除湿する除
湿器を設け、上記保管路にオゾンを分解する触媒を設
け、上記空気循環路に循環空気の通路を上記乾燥路と上
記保管路とに択一的に切り換える切換弁を設けている。
【0007】
【作用】上記構成の食器洗い機は、食器を洗浄液により
洗浄した後、空気が乾燥路へ流通するように切換弁を切
り換え、洗浄槽内の空気を循環させてこの空気中の水分
を除湿器で除湿して食器の乾燥を行う。そして、食器の
乾燥完了後、切換弁を切り換えてオゾン発生器でオゾン
を発生させ、このオゾンにより洗浄槽内の脱臭,殺菌を
行い、脱臭,殺菌を行ったあとの余分なオゾンを含んだ
空気が保管路へ循環し、この余分なオゾンを触媒で分解
して回収し、洗浄槽での食器の保管を行う。
【0008】
【実施例】本考案の食器洗い機の一実施例を図1乃至図
3とともに説明する。本考案の食器洗い機は、洗い機本
体(図示せず)の洗浄槽1の底部に洗浄液やすすぎのた
めの水をためる貯水部2を設け、該洗浄槽1内に洗浄液
を吐出する噴出ノズル3を配設し、上記貯水部2に洗浄
液を該噴出ノズル3から吐出させるための洗浄ポンプ4
を接続し、該洗浄ポンプ4と上記噴出ノズル3とを連通
管5で接続している。上記洗浄槽1の底部に洗浄液,す
すぎ時の水を加熱し、乾燥時に洗浄槽1内の空気を加熱
するヒータ6を設け、上記洗浄槽1の貯水部2にオゾン
を供給して脱臭,殺菌を行うオゾン発生器7を設けてい
る。
【0009】そして、上記洗浄槽1に吸気口8及び排気
口9を設け、該吸気口8と排気口9とを連通して該洗浄
槽1内の空気を循環させる空気循環路10を設け、該空
気循環路10に循環ファン11を設けている。この空気
循環路10は乾燥路12と保管路13とに分岐され、該
乾燥路12に食器に付着した水を蒸発させた熱風を冷却
し、この熱風の蒸気を凝縮させ再び水にして空気の除湿
を行う冷却水噴射ノズル14を設け、上記保管路13に
洗浄槽1内の脱臭,殺菌を行った後の余分なオゾンを分
解する触媒15を設けている。上記乾燥路12に当該乾
燥路12を開閉成する乾燥路用切換弁16を設け、上記
保管路13に当該保管路13を開閉成する保管路用切換
弁17を設け、該乾燥路用切換弁16と保管路用切換弁
17を弁駆動部(モータ)18により開閉操作する。こ
の乾燥路用切換弁16と保管路用切換弁17とは、一方
が開成しているときは他方が閉成しており、どちらか一
方のみが開成するようになっている。
【0010】上記構成の食器洗い機の動作を説明する
と、貯水部2の洗浄液を洗浄ポンプ4でくみあげ噴出ノ
ズル3から吐出して食器を洗浄し、洗浄後、洗浄液を排
水しすすぎ水で食器のすすぎを行う。
【0011】次に、乾燥工程は、弁駆動部18により乾
燥路用切換弁16を開成し保管路用切換弁17を閉成す
る。洗浄槽1内の空気をヒータ6で加熱して食器に付着
した水を蒸発させ、この蒸気を循環ファン11で洗浄槽
1内を循環させる。この循環空気が空気循環路10の冷
却水噴射ノズル14から噴射される冷却水により冷却さ
れ循環空気中の水分を除湿して乾燥した空気を洗浄槽1
内へ排気口9から排気し、食器の乾燥を効率よく行う。
【0012】この乾燥工程完了後には、弁駆動部18が
乾燥路用切換弁16を閉成し保管路用切換弁17を開成
する。オゾン発生器7がオゾンを発生して貯水部2の残
水や残菜の脱臭,殺菌を行い、循環ファン11により洗
浄槽1内の空気を保管路13を介して循環させる。この
循環空気に含まれる余分なオゾンを触媒15で分解して
人体へ対する影響を防止し、食器の洗浄槽1での保管を
可能にしている。
【0013】
【考案の効果】本考案の食器洗い機は上記のような構成
であるから、多湿となった空気を食器洗い機を設置して
いる室内に排気することなく効率よく食器の乾燥を行う
ことができ、システムキッチン等の家具を傷めるのを防
止することができる。しかも、洗浄槽内の残水や残菜の
脱臭,殺菌を行っているので、食器を洗浄槽内に入れた
まま長時間の保管を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の食器洗い機の一実施例を示す概略断面
図である。
【図2】本考案の食器洗い機の乾燥工程時の状態を示す
要部断面図である。
【図3】本考案の食器洗い機の保管時の状態を示す要部
断面図である。
【符号の説明】
1 洗浄槽 3 噴出ノズル 6 ヒータ 7 オゾン発生器 8 吸気口 9 排気口 10 空気循環路 11 循環ファン 12 乾燥路 13 保管路 14 冷却水噴射ノズル 15 触媒 16 乾燥路用切換弁 17 保管路用切換弁 18 弁駆動部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄槽内に食器を入れて洗浄液によりこ
    の食器の洗浄を行い、その後食器の乾燥を行う食器洗い
    機において、 上記洗浄槽内の脱臭,殺菌を行うオゾンを発生するオゾ
    ン発生器を設け、 該洗浄槽に吸気口及び排気口を設け、 該吸気口と排気口とを連通して上記洗浄槽内の空気を循
    環させる空気循環路を設け、 該空気循環路を乾燥路保管路とに分岐し、 該乾燥路に循環空気を冷却してこの循環空気中の水分を
    除湿する除湿器を設け、 上記保管路にオゾンを分解する触媒を設け、 上記空気循環路に循環空気の通路を上記乾燥路と上記保
    管路とに択一的に切り換える切換弁を設けたことを特徴
    とする食器洗い機。
JP872691U 1991-02-25 1991-02-25 食器洗い機 Expired - Lifetime JP2542683Y2 (ja)

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JPH04108066U JPH04108066U (ja) 1992-09-18
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JP3775404B2 (ja) * 1997-03-28 2006-05-17 三浦工業株式会社 殺菌手段を備えた食品機械の運転方法
JP7014575B2 (ja) * 2017-11-17 2022-02-01 サクラ精機株式会社 洗浄装置

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