JP7014575B2 - 洗浄装置 - Google Patents

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Description

本発明は、洗浄装置に関する。
医療・介護用の尿器および便器の洗浄を行う洗浄装置においては、従来より、洗浄槽内にて洗浄液による当該尿器および便器の洗浄が行われた後、蒸気による熱消毒が行われている。
しかし、蒸気による熱消毒が完了した時点では、洗浄槽内に蒸気が充満しており、この状態で作業者が洗浄槽の開閉扉を開けた場合には、蒸気が洗浄槽内から作業空間へ流れ出し、作業者が火傷を負うおそれがある。
また、熱消毒が完了した時点で洗浄槽の開閉扉を開けて尿器および便器を取り出した場合には、尿器および便器は湿っているため、その後乾燥させなければ使用あるいは保管することができない。
このような問題を解決することを目的として、熱消毒が完了した後、洗浄槽内を冷却することが行われており、特許文献1(特表2007-508084号公報)には、洗浄槽内の温湿度状態に比べて、より低温且つ乾燥した外気を洗浄槽内へ強制的に注入し、洗浄槽内において蒸気を凝結液化させると共に、被洗浄物を冷却させ、注入した外気は残留蒸気と共に、排水管を介して洗浄装置の外へ排出するという方法が開示されている。
特表2007-508084号公報
上記の方法では、洗浄槽内に一定の空気の流れを作り出すために、洗浄槽からの排出管路および洗浄槽への注入管路にスライド弁やフラップ弁等の遮断要素を装備する必要があった。そのため、仮に遮断要素に不具合が生じた場合には、排出管路からの汚染空気の逆流、汚臭の拡散および洗浄槽内の冷却機構が作用しなくなるという問題があった。
また、上記の方法では、洗浄槽内において蒸気を凝結液化させた後に、洗浄槽内へ空気を注入し続けることによって、洗浄槽内の開閉扉を閉じたままで、被洗浄物の表面および洗浄槽の内面の水滴をとばして乾燥させることができるという、更なる効果が得られる旨記載されているが、外気の注入は自然乾燥に等しいために時間がかかってしまうという問題があった。
また、上記の方法では、被洗浄物は乾燥後においても高温となっており、この状態で作業者が洗浄槽の開閉扉を開けた場合には、蒸気が洗浄槽内から作業空間へ流れ出し、作業者が火傷を負うおそれがあるという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされ、積極的な乾燥促進機構を備えた構成によって、熱消毒後の尿器および便器の表面に付着した水滴をより短時間で除去することが可能な洗浄装置を提供することを目的とする。
本発明は、一実施形態として以下に記載するような解決手段により、前記課題を解決する。
本発明に係る洗浄装置は、医療・介護用の尿器および便器の洗浄を行う洗浄装置であって、前記尿器および便器を載置するラックと、洗浄ノズルを内部に有し、前記ラックを収納する洗浄槽と、前記洗浄槽内に導入する蒸気を発生させるジェネレータと、蒸気導入された前記洗浄槽内の空気を送出させて再び前記洗浄槽内に送入させる流路となる循環流路と、一端が前記循環流路における前記洗浄槽の下流側に接続され、他端が大気開放されて、前記空気の吸排気を行う分岐流路と、を備え、前記循環流路には、前記空気を送流させるファンと、前記空気に対して水滴状もしくは霧状に水を噴射する噴射ノズルを内部に有する消蒸冷却除湿器と、が設けられ、前記分岐流路には、前記空気の凝縮を行う排気凝縮器が設けられていることを要件とする
これによれば、熱消毒完了後に洗浄槽内に充満した蒸気が、洗浄槽内から送出し、ファンにより生じる送流によって循環流路を介して消蒸冷却除湿器内へ送り込まれる。さらに蒸気は消蒸冷却除湿器内で噴射ノズルから噴射された水と混合することにより、消蒸・冷却され凝縮する。その結果、除湿・乾燥した空気が消蒸冷却除湿器内から送り出され、循環流路を介して再び洗浄槽内に送入される。被洗浄物は熱消毒により高温で、その表面には無数の水滴が付着しているが、水滴は乾燥空気に触れることで気化し、被洗浄物は気化熱により冷却される。洗浄槽内の空気は多湿空気となって、再び洗浄槽内から送出される。多湿空気は消蒸冷却除湿器における上記の冷却除湿作用によって乾燥空気となり、再び洗浄槽内に送入され、洗浄槽内の水滴を気化させるというサイクルを繰り返す。すなわち、消蒸冷却除湿器における消蒸冷却除湿作用により積極的に生成した乾燥空気を洗浄槽内へ送入させて乾燥を行うため、自然の外気を注入することによる乾燥に比べ、より短時間で乾燥を行うことができる。また、熱消毒に用いた蒸気を洗浄装置内で内部循環させるため、前述のような遮断要素の不具合に係る問題も発生しない。さらに、循環流路に接続される分岐流路に設けられる排気凝縮器によれば、洗浄槽から送出し、前記分岐流路を通じて大気開放される蒸気(多湿空気)の水分の一部を凝縮させることで、大気へ放出する水分を低減させることができる。その結果、周囲環境の結露や温度上昇を低減させることができる。
また、前記循環流路には、前記消蒸冷却除湿器の下流側において前記空気の加熱を行うヒータが設けられていることが好ましい。これによれば、消蒸冷却除湿器の作用によって生成した乾燥空気を、さらに、高温にして洗浄槽内へ送入させることができるため、より洗浄槽内の乾燥を促進させることができる。
また、前記洗浄槽は、前記洗浄ノズルとして、上部位置および下部位置に外部用ノズル、下部位置に尿器用ノズル、および、中央部位置および下部位置に便器用ノズルを有することが好ましい。これによれば、医療・介護用の尿器または便器をラックに載置した際に、尿器または便器それぞれの形状に固有の洗浄液の到達しづらい部分に向けて洗浄液を噴射し、洗浄を行うことができる。
また、前記尿器用ノズルへの通水路を開閉する尿器用ノズル開閉弁と、前記便器用ノズルへの通水路を開閉する便器用ノズル開閉弁と、前記尿器用ノズル開閉弁および前記便器用ノズル開閉弁の開閉制御を行う制御部と、をさらに備え、前記制御部は、洗浄時において、前記ラックに載置される前記尿器もしくは前記便器の種別が入力された入力情報に応じて、前記尿器用ノズル開閉弁もしくは前記便器用ノズル開閉弁のいずれか一方のみを開きとする制御を行うことが好ましい。これによれば、尿器または便器の種別に対し、尿器用ノズルまたは便器用ノズルいずれか一方から洗浄液を噴射させることができるため、それぞれ洗浄液の到達しづらい部分に向けて、より強力に洗浄液を噴射し、洗浄を行うことができる。
本発明によれば、消蒸冷却除湿器において積極的に生成した乾燥空気によって、熱消毒後の尿器および便器の表面に付着した水滴をより短時間で除去することができる。
本発明の実施形態に係る医療・介護用の尿器および便器の洗浄を行う洗浄装置の例を示す概略図である。 医療・介護用の尿器の一般的な例を示す概略図である。 医療・介護用の便器の一般的な例を示す概略図である。 医療・介護用の尿器を図1に示す洗浄装置のラックに載置した例を示す概略図である。 医療・介護用の便器を図1に示す洗浄装置のラックに載置した例を示す概略図である。 医療・介護用の尿器を図1に示す洗浄装置のラックに載置して開閉扉を閉じた状態の洗浄槽内部の例を示す概略側面図である。 医療・介護用の便器を図1に示す洗浄装置のラックに載置して開閉扉を閉じた状態の洗浄槽内部の例を示す概略側面図である。 本発明の実施形態に係る医療・介護用の尿器および便器の洗浄を行う洗浄装置の洗浄槽内部の例を示す上方からの概略斜視図である。 本発明の実施形態に係る医療・介護用の尿器および便器の洗浄を行う洗浄装置の開閉扉を開いた状態の洗浄槽内部の例を示す概略側面図である。 本発明の第一の実施形態に係る医療・介護用の尿器および便器の洗浄を行う洗浄装置背面の内部循環装置の例を示す上方からの概略斜視図である。 本発明の第一の実施形態に係る医療・介護用の尿器および便器の洗浄を行う洗浄装置の例を示す配管系統図である。 本発明の第二の実施形態に係る医療・介護用の尿器および便器の洗浄を行う洗浄装置背面の内部循環装置の例を示す上方からの概略斜視図である。 本発明の第二の実施形態に係る医療・介護用の尿器および便器の洗浄を行う洗浄装置の例を示す配管系統図である。 本発明の第三の実施形態に係る医療・介護用の尿器および便器の洗浄を行う洗浄装置の例を示す配管系統図である。
(第一の実施形態)
以下、図面を参照して、本発明の第一の実施形態について詳しく説明する。図1は、本発明の実施形態に係る医療・介護用の尿器および便器の洗浄を行う洗浄装置の例を示す概略図である。図8は、本発明の実施形態に係る医療・介護用の尿器および便器の洗浄を行う洗浄装置の洗浄槽内部の例を示す上方からの概略斜視図である。図9は、本発明の実施形態に係る医療・介護用の尿器および便器の洗浄を行う洗浄装置の開閉扉を開いた状態の洗浄槽内部の例を示す概略側面図である。図10は、本発明の第一の実施形態に係る医療・介護用の尿器および便器の洗浄を行う洗浄装置背面の内部循環装置の例を示す上方からの概略斜視図である。図11は、本発明の第一の実施形態に係る医療・介護用の尿器および便器の洗浄を行う洗浄装置の例を示す配管系統図である。また、各実施形態を説明するための全図において、同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する場合がある。
本実施形態に係る洗浄装置10は、医療・介護用の尿器および便器の洗浄を行う洗浄装置である。本実施形態に係る洗浄装置10における被洗浄物である医療・介護用の尿器26および便器28(単に、「被洗浄物」と称する場合がある)の一般的な例を図2および図3に示す。
以下、洗浄装置10として、先ず、洗浄装置10の基本的構成を説明する。
図1に示す洗浄機構14は、被洗浄物の洗浄、消毒および乾燥を行う本体である洗浄槽20を有しており、洗浄槽20は、洗浄装置10の正面側に設けられた密閉可能な開閉扉22と、内部に被洗浄物を載置するラック24とを備える。洗浄槽20は、上面に傾斜を持たせた形状で、ラック24も洗浄槽20に対応した同様の形状を有し且つ開閉扉22の開閉に合わせて正面側または背面側に回転する仕組みになっている。これにより、開閉扉22を開けて洗浄前の被洗浄物をラック24に載置したり、洗浄後の被洗浄物を取り出したりすることができ、開閉扉22を閉めて洗浄槽20内を密閉空間にし、被洗浄物の洗浄、消毒および乾燥を行うことができる。なお、洗浄槽20およびラック24は上記形状に限られず、例えば直方体や立方体等であってもよく、ラック24の出し入れも、例えば前後にスライドさせるもの等であってもよい。また、ラック24は洗浄槽20に着脱可能であっても固定されていてもよい。被洗浄物をラック24に載置した例を図4および図5に、被洗浄物をラック24に載置して開閉扉22を閉じた状態の洗浄槽20内部の例を図6および図7に、それぞれ示す。
ここで、洗浄槽20の内部について説明する。図8、図9に示すように、洗浄槽20は、洗浄槽20内に蒸気を導入する給蒸口30が背面下部に、後述する内部循環装置42(図10参照)を構成する循環流路である送出口44が上面に、同様に循環流路である送入口72が背面下部に、洗浄槽20内の液体あるいは固体(例えば汚物等)を排出させる排出口32が漏斗状の底面中央に、洗浄槽20内の排水異常を検出する排水異常検出フロートスイッチ33が左側面下部に、それぞれ設けられている。排出口32は、洗浄槽20内の底面に設けることで、洗浄を行った後の洗浄液を排出させることができる。
また、洗浄槽20には後述する洗浄ノズル34が設けられている。洗浄ノズル34は、外部用ノズル36、尿器用ノズル38および便器用ノズル40を有している。外部用ノズル36は、洗浄槽20内において左右側面の上部位置に上部洗浄ノズル36a、および漏斗状の底面の下部位置に下部洗浄ノズル36bがそれぞれ設けられ、上下からラック24に向けて噴射口が開口する構成となっている。尿器用ノズル38は、洗浄槽20内において側面の下部位置に架橋状に設けられ、ラック24が収納された際には、直下からラック24に向けて噴射口が開口する構成となっている。便器用ノズル40は、洗浄槽20内において背面の中央部位置に上下して、および漏斗状の底面のうち背面側に左右してそれぞれ設けられ、ラック24が収納された際には、背面側の中央部および底部からラック24に向けて噴射口が開口する構成となっている。なお、洗浄ノズル34は、本実施形態の例に限られず、洗浄槽20の形状に応じてその位置を変更することができる。例えば、外部用ノズル36では、上面および底面に設けて上下からラック24に向けて噴射口が開口する構成としてもよい。
次に、洗浄装置10の背面に設けられる内部循環装置42について説明する。本実施形態に係る内部循環装置42は、洗浄槽20内から送出した空気を再び洗浄槽20内へ送入させる循環流路、および循環流路から分岐し、大気と洗浄装置10内の空気の吸排気を行う分岐流路を備えて構成される。以下、具体的構成について説明する。ここで、本実施形態に係る洗浄装置10の配管系統図を図11に示す。
内部循環装置42の構成として、先ず、洗浄槽20内の上部に連通して設けられた上流管路46によって送出口44と消蒸冷却除湿器62とが接続されている。上流管路46には、上流側には分岐管路47が分岐して設けられ、下端側には空気を送流させるファン58が設けられている。分岐流路47には吸排気口50が接続され、洗浄装置10の外に開口している。吸排気口50は、消毒工程において洗浄槽20内へ導入した蒸気によって洗浄槽20内が陽圧化すると大気開放し、乾燥工程において蒸気凝縮に伴って洗浄槽20内が負圧化すると吸気する。これによって、洗浄槽20内の圧力変化を緩和させることができる。
ここで、消蒸冷却除湿器62の内部には、空気流入口60付近に噴射ノズル66が設けられている。また、消蒸冷却除湿器62の複数箇所に貯水タンク54あるいはジェネレータ13からドレン排出チューブ49a、49bが接続されている。このため、消蒸冷却除湿器62は後述する蒸気(空気)の消蒸冷却除湿作用の他、洗浄装置10内で発生したドレン(蒸気や空気が熱を失って凝縮した不要な水)を洗浄槽20内へ送出させる作用も有している。すなわち、洗浄装置10内で発生したドレンはドレン排出チューブ49a、49bを介して消蒸冷却除湿器62に集められ、下流管路70を介して洗浄槽20内へ送出され、排出管路31を介して洗浄装置10の外へ排出される。
内部循環装置42の構成として、さらに、下流管路70によって消蒸冷却除湿器62と送入口72とが接続されている。なお、本実施形態における下流管路70は、上述のように、洗浄装置10におけるドレン排出管路として、且つ、循環流路の構成要素としての作用を有しているが、それぞれの役割を担う別々の管路として構成してもよい。
このようにして、洗浄槽20から送出した空気を再び洗浄槽20へ送入させる循環流路が構成される。なお、各図中における符号17は乾燥促進剤タンクを、54は貯水タンクを、符号64は給水管を、84は乾燥促進剤の添加を行うための添加剤送液ポンプを、86は送水ポンプを、92は給水給湯設備を、94は排水設備を、それぞれ示す。
続いて、内部循環装置42を中心に洗浄装置10の動作について説明する。
洗浄装置10においては、運転開始後、洗浄液による洗浄工程、次いで蒸気による消毒工程、最後に洗浄装置10内の循環空気による乾燥工程を経て運転が終了する。
ここで、洗浄工程が終了すると、引き続いてジェネレータ13によって発生した蒸気が給蒸口30から洗浄槽20内へ導入される。洗浄槽20内へ蒸気を導入させることで、洗浄槽20内の空気は分岐管路47、吸排気口50を通じて排気される。一方、洗浄槽20内は蒸気で満たされる。蒸気の湿熱によって被洗浄物は消毒される。
消毒工程が終了すると、上流管路46に設けられたファン58が作動し、空気の流れを生じさせる。これによって、内部循環装置42内の空気が循環する。また、噴射ノズル66から水が噴射され、下流管路70を介して送入口72から洗浄槽20に送入される。その水によって洗浄槽20内が冷却され、蒸気は一部凝縮される。一方、残留蒸気は上方に移動し、洗浄槽20上部の送出口44から洗浄槽20内を出て、上流管路46を介して消蒸冷却除湿器62へ流入する。
消蒸冷却除湿器62に流入した蒸気は、噴射ノズル66から噴射された水滴状もしくは霧状の水と混合することにより、消蒸、冷却、除湿され、乾燥空気となって消蒸冷却除湿器62から流出する。乾燥空気は下流管路70を介して送入口72から洗浄槽20内に送入される。高温で表面に水滴を有した被洗浄物に乾燥空気が触れることで水滴が気化し、被洗浄物は気化熱により冷却される。洗浄槽内の空気は多湿空気となって再び洗浄槽20内から送出され、循環サイクルが繰り返される。ここで、送出口44を洗浄槽20上部に設け、送入口72を洗浄槽20下部に設けることで、仮に水およびドレンが飛沫同伴した場合でも、被洗浄物に水滴が付着するリスクが低減される。
以上のように、本実施形態における洗浄装置10によれば、消蒸冷却除湿器62における消蒸冷却除湿作用により積極的に生成した乾燥空気を洗浄槽20内へ送入させて乾燥を行うため、自然の外気を注入することによる乾燥に比べ、より短時間で乾燥を行うことができる。また、熱消毒に用いた蒸気を洗浄装置10内で内部循環させるため、外気の注入管および排出管を備えない構成を実現できる。したがって、前述のような遮断要素の不具合に係る問題も発生しない。
続いて、洗浄ノズル34を中心に洗浄装置10の動作について説明する。
図1、図11に示すように、洗浄ノズル34を構成する尿器用ノズル38および便器用ノズル40は、それぞれ、通水路(ノズルチューブ41b、41c)と接続されており、さらに通水路(ノズルチューブ41b)には流路の開閉を行う尿器用ノズル開閉弁76が、また通水路(ノズルチューブ41c)には流路の開閉を行う便器用ノズル開閉弁78が設けられている。ここで、尿器用ノズル開閉弁76および便器用ノズル開閉弁78の開閉制御は、制御部80によって行われる。なお、外部用ノズル36に接続されるノズルチューブ41aには、開閉弁は設けられていない。
制御部80は、洗浄時において、ラック24に載置される尿器もしくは便器の種別が入力された入力情報に応じて、尿器用ノズル開閉弁76もしくは便器用ノズル開閉弁78の開閉を制御するようにプログラムされている。さらに、制御部80は、使用者が尿器または便器の種別を入力し得るタッチパネル、操作キー等によって例示される入力部80aを備えて構成されている。
ここで、仮に使用者が当該入力部により尿器を入力(選択)した場合には、使用者の入力情報が制御部80に伝達される。制御部80は、洗浄時において、尿器用ノズル開閉弁76のみを開きとし、便器用ノズル開閉弁78は開きとしない。その結果、尿器用ノズル38およびノズル開閉弁が設けられていない外部用ノズル36のみから洗浄液が噴射され、洗浄が行われる。
ここで、図2に示す医療・介護用の尿器26は、先端の長い靴状の形状をしており、先端面26aに対し概ね平行になっている面に開口部26bを有している。図4および図6に示すラック24に載置された尿器26は、開閉扉を閉じた状態で、開口部26bが下方に向けて載置されており、先端内部の洗浄を行うためには、下方から開口部26bへ向けた洗浄液の噴射が適している。したがって、洗浄槽20内の下部位置に設けられ、噴射口がラック24の直下から上方に開口する尿器用ノズル38からの洗浄液の噴射は、洗浄液が到達しづらい尿器先端内部への洗浄液の到達を容易にする。また、噴射液が噴射される外部用ノズル36および尿器用ノズル38からの噴射口の総面積は、全ての洗浄ノズル34の噴射口の総面積と比較して小さくなるため、外部用ノズル36および尿器用ノズル38のみからの噴射圧は、全ての洗浄ノズル34から洗浄液が噴射される場合の噴射圧と比較して大きくなる。
以上の作用により、外部用ノズル36および尿器用ノズル38のみからの洗浄液の噴射は、全ての洗浄ノズル34から洗浄液が噴射される場合と比較して、被洗浄物である尿器26の洗浄液の到達しづらい先端内部に向けたより強力な洗浄液の噴射が可能となる。その結果、被洗浄物である尿器26について、従来の洗浄装置では洗浄しづらかった部分まで洗浄を行うことができる。
同様にして、便器28の洗浄時には、便器用ノズル40および外部用ノズル36のみから洗浄液が噴射する。ここで、図3に示す医療・介護用の便器28は、扁平な靴状の形状をしており、先端面28aに対し概ね垂直になっている面に開口部28bを有している。図5および図7に示すラックに載置された便器28は、開閉扉を閉じた状態で、開口部28bが洗浄槽20背面側に向けて載置されており、内部の洗浄を行うためには、背面側から開口部28bへ向けた洗浄液の噴射が適している。したがって、洗浄槽20内において背面の中央部位置に上下して、および漏斗状の底面のうち背面側に左右してそれぞれ設けられ、噴射口がラック24の背面側の中央部および底部に開口する便器用ノズル40からの洗浄液の噴射は、洗浄液が到達しづらい便器内部への洗浄液の到達を容易にする。また、噴射液が噴射される外部用ノズル36および便器用ノズル40からの噴射口の総面積は、全ての洗浄ノズル34の噴射口の総面積と比較して小さくなるため、外部用ノズル36および便器用ノズル40からの噴射圧は、全ての洗浄ノズル34から洗浄液が噴射される場合の噴射圧と比較して大きくなる。
以上の作用により、外部用ノズル36および便器用ノズル40のみからの洗浄液の噴射は、全ての洗浄ノズル34から洗浄液が噴射される場合と比較して、被洗浄物である便器28の洗浄液の到達しづらい内部に向けたより強力な洗浄液の噴射が可能となる。その結果、被洗浄物である便器28について、従来の洗浄装置では洗浄しづらかった部分まで洗浄を行うことができる。
なお、洗浄ノズル34の位置は本実施形態の例に限定されず、被洗浄物が載置されるラックに応じた載置バリエーションによって適宜変更してもよい。例えば、開閉扉を閉じた状態で、便器の開口部が洗浄槽の左右いずれか一方の側面に向けて載置されるラックを用いた場合あるいは便器の開口部が左右対称に両方の側面に向けて載置されるラックを用いた場合には、それぞれ対応する一方あるいは両方の側面に便器用ノズルを設けることが適している。また、本実施形態における洗浄ノズル34は噴射方向が扇形のノズルを用いているが、上に述べた載置バリエーションに応じた洗浄ノズル34の位置によっては、噴射方向が直進等のノズルを用いることも考えられる。
また、本実施形態における洗浄ノズル34に特徴的な構成として、外部用ノズル36のうち上部洗浄ノズル36aおよび中央部位置に設けられた便器用ノズル40は、ノズルの側面に偶力を発生させる穴を開けた構成となっている(図示省略)。これにより、ノズルの噴射口から洗浄液が噴射される際、側面の当該穴からも洗浄液が噴射され、その噴射力によってノズルが回転する。この作用により生じる水流によって、より広範囲に洗浄液を到達させることができる。
以上のように、本実施形態における洗浄装置10によれば、洗浄を行う尿器26または便器28をラック24に載置した際に、尿器26または便器28それぞれの形状に固有の洗浄液の到達しづらい部分に向けてより強力に且つ広範囲に洗浄液を噴射し、従来の洗浄装置では洗浄しづらかった部分まで洗浄を行うことができる。
(第二の実施形態)
続いて、本発明の第二の実施形態に係る洗浄装置10について説明する。本実施形態に係る洗浄装置10は、第一の実施形態に係る洗浄装置10における基本的構成を全て備えているため、図1および図8~10に示した構成を全て備えている。したがって、以下、本実施形態に係る洗浄装置10として、第一の実施形態との相違点を中心に本実施形態について説明する。ここで、本実施形態に係る洗浄装置10の背面の内部循環装置の例を示す上方からの概略斜視図を図12に、配管系統図を図13に示す。
本実施形態に係る洗浄装置10は、第一の実施形態に係る洗浄装置10における基本的構成を全て備えた上で、さらに、分岐流路に排気凝縮器48を備えた構成となっている。この構成によれば、洗浄槽20から送出し、分岐流路を通じて大気開放される蒸気(多湿空気)の水分の一部を凝縮させることで、大気へ放出する水分を低減させることができる。その結果、周囲環境の結露や温度上昇を低減させることができる。
また、本実施形態に係る洗浄装置10は、図11に示す第一の実施形態のように、ドレン排出チューブ49bによってジュネレータ13と消蒸冷却除湿器62とを直接接続する構成ではなく、図13に示すように、排出チューブ49b、49cによってジェネレータ13と消蒸冷却除湿器62との間に排気凝縮器48を介した構成となっている。これによって、ジュネレータ13からドレンとともに流れてくる一部の蒸気を凝縮し、消蒸冷却除湿器62へ流すことができるが、第一の実施形態と同様に、ジェネレータ13と消蒸冷却除湿器62とを直接連結してもよい。また、本本実施形態に係る洗浄装置10は、吸排気凝縮器48から吸排気管路52を設けて吸排気口50を開口させているが、吸排気凝縮器48に直接吸排気口50を設けてもよい。
(第三の実施形態)
続いて、本発明の第三の実施形態に係る洗浄装置10について説明する。本実施形態に係る洗浄装置10は、第一の実施形態に係る洗浄装置10における基本的構成を全て備えているため、図1および図8~10に示した構成を全て備えている。したがって、以下、本実施形態に係る洗浄装置10として、第一の実施形態との相違点を中心に本実施形態について説明する。ここで、本実施形態に係る洗浄装置10の配管系統図を図14に示す。
本実施形態に係る洗浄装置10は、第一の実施形態に係る洗浄装置10における基本的構成を全て備えた上で、さらに、下流管路70の周囲に、下流管路70内を送流する空気を加熱するヒータ95を備えた構成となっている。この構成によれば、消蒸冷却除湿器62によって除湿、乾燥した空気を、さらに、ヒータ95で加熱し、高温にして洗浄槽20内へ送入させることができるため、洗浄槽20内の乾燥をより促進させることができる。
ここで、内部循環装置42おいて消蒸冷却除湿器62内を冷却する装置(図示省略)が併せて設けられることが好ましい。これによれば、先ず、洗浄槽20内の乾燥が進行した段階でヒータ95の作動を停止させる。続いて、消蒸冷却除湿器62内を冷却し、低温にした空気を洗浄槽20内へ送入させる。これによって、残りの水滴が気化されるとともに洗浄槽20の被洗浄物が冷却される。消蒸冷却除湿器62内を冷却する装置としては、例えば、熱交換器や冷却水を噴射させる装置等が考えられる。
また、本実施形態に係る洗浄装置10は、図11に示す第一の実施形態のように、循環流路の構成要素としておよびドレン排出管路としての作用を兼ねた単一の下流管路70とする構成ではなく、図14に示すように、それぞれの役割を担う別々の管路、すなわち下流管路70と、ドレン排出管路71とを有する構成となっている。この構成によれば、ヒータ95によって加熱された高温の乾燥空気がドレンと混合し、湿った空気となって洗浄槽20内に送入され、洗浄槽20内の乾燥作用が低下することを防ぐことができる。
以上、説明した通り、本発明に係る洗浄装置によれば、消蒸冷却除湿器における消蒸冷却除湿作用により積極的に生成した乾燥空気を洗浄槽内へ送入させて乾燥を行うため、自然の外気を注入することによる乾燥に比べ、より短時間で乾燥を行うことができる洗浄装置を提供することができる。また、熱消毒に用いた蒸気を洗浄装置内で内部循環させるため、外気の注入管および排出管を備えない構成を実現できる。したがって、前述のような遮断要素の不具合に係る問題も発生しない。
さらに、外部用ノズル、尿器用ノズルおよび便器用ノズルを備えた構成と、尿器用ノズルおよび便器用ノズルの開閉弁を制御する制御部の構成によって、洗浄を行う尿器または便器の洗浄液の到達しづらい部位に向けたより強力な洗浄液の噴射が可能となる。また、ノズルの回転により生じる水流の作用によって、より広範囲に洗浄液を到達させることができる。その結果、従来の洗浄装置では洗浄しづらかった部分まで洗浄を行うことが可能な洗浄装置を提供することができる。
なお、本発明は、以上説明した実施例に限定されることなく、本発明を逸脱しない範囲において種々変更可能である。
10 洗浄装置
13 ジェネレータ
14 洗浄機構
17 乾燥促進剤タンク
20 洗浄槽
22 開閉扉
24 ラック
26 医療・介護用の尿器
28 医療・介護用の便器
30 給蒸口
31 排出管路
32 排出口
33 排水異常検出フロートスイッチ
34 洗浄ノズル
36 外部用ノズル
36a 上部洗浄ノズル
36b 下部洗浄ノズル
38 尿器用ノズル
40 便器用ノズル
41a、41b、41c ノズルチューブ
42 内部循環装置
44 送出口
46 上流管路
47 分岐管路
48 排気凝縮器
49a、49b、49c ドレン排出チューブ
50 吸排気口
52 吸排気管路
54 貯水タンク
58 ファン
60 空気流入口
62 消蒸冷却除湿器
64 給水管
66 噴射ノズル
68 空気流出口
70 下流管路
71 ドレン排出管路
72 送入口
76 尿器用ノズル開閉弁
78 便器用ノズル開閉弁
80 制御部
80a 入力部
84 添加剤送液ポンプ
86 送水ポンプ
92 給水給湯設備
94 排水設備
95 ヒータ

Claims (2)

  1. 医療・介護用の尿器および便器の洗浄を行う洗浄装置であって、
    前記尿器および便器を載置するラックと、
    洗浄ノズルを内部に有し、前記ラックを収納する洗浄槽と、
    前記洗浄槽内に導入する蒸気を発生させるジェネレータと、
    蒸気導入された前記洗浄槽内の空気を送出させて再び前記洗浄槽内に送入させる流路となる循環流路と、
    一端が前記循環流路における前記洗浄槽の下流側に接続され、他端が大気開放されて、前記空気の吸排気を行う分岐流路と、を備え、
    前記循環流路には、前記空気を送流させるファンと、前記空気に対して水滴状もしくは霧状に水を噴射する噴射ノズルを内部に有する消蒸冷却除湿器と、が設けられ、
    前記分岐流路には、前記空気の凝縮を行う排気凝縮器が設けられていること
    を特徴とする洗浄装置。
  2. 前記循環流路には、前記消蒸冷却除湿器の下流側において前記空気の加熱を行うヒータが設けられていること
    を特徴とする請求項記載の洗浄装置。
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