JP2004321877A - 洗浄乾燥機 - Google Patents

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Abstract

【課題】丸底フラスコ等、口を下に向けて収容された器具の内面の乾燥を良好に行う。
【解決手段】洗浄運転時にラックURに設けた噴射パイプ103から水を噴出させるべく導水管101に水を圧送するための上部循環管路15bの途中に副排気管路31を接続し、該管路31には洗浄運転時に閉鎖する水阻止弁32を設ける。乾燥運転時にはファン28を作動させて洗浄乾燥室10内へと外気を連続的に送り込むとともに、その空気をヒータ24により加熱する。送風流量は排気口25を経た排気流量よりも大きいため、洗浄乾燥室10内の空気圧は機外の大気圧よりも高くなり、水の噴出時とは逆に洗浄乾燥室10内の加熱空気の一部は噴射パイプ103→導水管101→循環管路15a、15b→副排気管路31を経て機外へと流れる。これにより、器具Gの内面にも加熱空気が円滑に流通し、内面、外面ともに良好に乾燥される。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ビーカー、フラスコ、メスシリンダー、試験管などの器具類を洗浄・乾燥するため、或いは食器類などを洗浄・乾燥するための洗浄乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】
器具洗浄機は、ビーカー、フラスコ等の実験用器具類を収納した籠状のラックを洗浄室内に収容し、この洗浄室内に給水を行って洗浄室内底部に水を溜め、その水を循環ポンプにより小径の水噴射孔を複数設けたノズルアームへと送出し、水噴射孔から水を勢いよく噴射することにより上記器具類の洗浄やすすぎを行なう構成を有している。水噴射孔から噴射されて器具類や洗浄室内壁などに当たった水は洗浄室内底部へ流下し、再び循環ポンプにより吸引されて循環的に使用される。
【0003】
こうした器具洗浄機において、丸底フラスコや三角フラスコなど口が狭く内容積が大きな器具類を洗浄する場合には、上記のようにノズルアームから噴射する水だけでは器具内部まで水が行き渡りにくい。そこで、従来、各器具内部に直接的に水を噴射するような専用のノズルを設けた専用のラックが使用されている(例えば特許文献1、非特許文献1など参照)。
【0004】
すなわち、図7に示すように、籠状のラック(上記非特許文献1ではジェットラックと呼ばれている)100の底部には導水管101が配設されており、その導水管101の適宜の箇所には上向きに突出した噴射ノズル102が形成されており、必要に応じてその噴射ノズル102に様々な長さの噴射パイプ103を装着する。また、必要に応じて噴射パイプ103には保持具104を取り付ける。そして、丸底フラスコのような口が小さい器具Gは、図示するように口を下向きにして噴射パイプ103に覆いかぶせるように挿入され、その口の端部は保持具104に当接して保持される。
【0005】
この構成では、洗浄運転時に導水管101に水が圧送されると、噴射パイプ103の上端の水噴射孔から水が吹き上がり器具Gの内面に水が掛かる。一方、器具Gの外面は従来通りのノズルアームから噴射される水によって洗浄される。これにより、器具Gの内面、外面ともに確実に水が当たって洗浄が行われる。
【0006】
【特許文献1】
特開平10−180212号公報(段落0022、図2)
【非特許文献1】
“ジェット式器具洗浄機”「ジェットラック用アクセサリー」、[online]、三洋電機バイオメディカ株式会社、[平成15年4月17日検索]、インターネット、〈URL : http://www.sanyo−biomedical.co.jp/kokunai/index.htm〉
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、こうした器具洗浄機で洗浄に引き続いて乾燥を行う場合、洗浄室内に加熱空気を送り込んでも、図7に示したように配置された器具Gの内部の空気は非常に入れ替わりにくいため、その内面に付着している水分は蒸発しにくい。また、仮に器具Gの温度が上昇して器具G内面に付着していた水分が一旦蒸発した場合であっても、その水蒸気が器具G内部から逃げないため、器具Gの温度を下げたときに結露して再び水分が付着するという問題が発生する。
【0008】
こうした問題に対し、従来、乾燥運転時には導水管101内に水に代えて加熱空気を送給し、噴射パイプ103の上端から加熱空気を器具G内部に噴出させ、その器具Gの下方に向いた口から加熱空気が洗浄室内に流出する、という経路で加熱空気を洗浄室へ導入するような構成の器具洗浄機が知られている。
【0009】
しかしながら、こうした構成では、洗浄運転が終了した時点で導水管101内に或る程度の水が残ることが避けられないため、乾燥運転時に導水管101に導入された加熱空気はまず導水管101内に残っている水を蒸発させるために熱を奪われてしまい、乾燥運転の初期に充分に高温の空気を洗浄室へと送り込むことが困難である。また、当初、噴射パイプ103から吹き出す空気は水蒸気を含んで湿っているため、器具G内部の乾燥を効率よく行うことができない。さらにまた、洗浄室までの流路抵抗が大きいため、そもそも洗浄室への送風量を大きくすることが難しく、器具の外側などが乾燥しにくくなる。こうしたことから、乾燥効率があまり良好でなく、器具Gの乾燥所要時間が長くなるおそれがある。
【0010】
また、上記のように洗浄室の内底部に水を貯留する器具洗浄機では、洗浄運転時にその貯留水を加熱するべく洗浄室内底部に水加熱用のヒータが設けられているが、上記のように導水管101に加熱空気を送給するためには水加熱用のヒータとは別に空気加熱用のヒータを設けなければならず、2つのヒータを設置するためにコストが高いものとなる。
【0011】
本発明はかかる課題に鑑みて成されたものであり、その主な目的は、洗浄運転時に使用される水加熱用ヒータと乾燥運転時に使用される空気加熱用ヒータとを兼用しつつ、例えばフラスコなどの口の小さな器具も効率的に乾燥することができる洗浄乾燥機を提供することにある。なお、本明細書では特に器具類について説明しているが、食器類に関しても例えば徳利など口が小さく内容積が比較的大きな食器類においては同様の問題が発生する。
【0012】
【課題を解決するための手段、及び効果】
上記課題を解決するために成された本発明は、洗浄乾燥室と、該洗浄乾燥室内にあって口の小さな被洗浄物の内部を洗浄するべくその口を下向きにした状態で該被洗浄物が挿入されるノズルと、該ノズルの水噴射孔から水を噴射させるべく該ノズルに水を送るポンプと、を具備する洗浄乾燥機において、
a)乾燥運転時に前記洗浄乾燥室内に乾燥風を送り込む送風手段と、
b)前記ポンプから前記ノズルに至る送水管路の途中に接続され、他端が機外に連通する排気用の分岐管路と、
c)少なくとも前記ポンプの作動時に前記分岐管路を閉鎖するとともに乾燥運転時には該管路を開放する管路開閉手段と、
を備え、乾燥運転時には前記送風手段を作動させて前記洗浄乾燥室内に空気を送り込んで該室内の空気圧を機外の大気圧よりも高くし、それによって洗浄時とは逆に、該洗浄乾燥室内から前記水噴射孔を通してノズルに流入し前記分岐管路を経て機外へと排出される空気流を生起させることを特徴としている。
【0013】
本発明に係る洗浄乾燥機では、乾燥運転の際に洗浄乾燥室内の空気圧が機外の空気圧よりも高くなるようにすることによって、その口が下を向いた状態で被洗浄物が挿入されているノズルと上記分岐管路とを含む連通路内に、両端部の圧力差による自発的な空気流を生起させる。洗浄乾燥室内の空気圧を機外の大気圧よりも高くするためには、洗浄乾燥室に設けられた排気口などを介した排気流量よりも大きな送風流量を確保できる送風手段を用いればよい。これによって、例えば被洗浄物が丸底フラスコや徳利などのように口が小さい反面、内容積が相対的に大きな容器であった場合でも、下に向いた口を通して洗浄乾燥室側つまり該容器の外面側から内面側へと空気が流入し、その流入した空気は、例えば立設された管状のノズルの上端部に形成されている水噴射孔を介してノズル内に吸引される。したがって、容器の口を通過する空気の流れは外面側から内面側への一方向であるため円滑であり、容器内の空気は滞ることなく入れ替わる。
【0014】
このように本発明に係る洗浄乾燥機によれば、上記のような口の小さな器具や食器でもその内部に乾燥風が流通するので、その内部に付着している水を迅速に蒸発させることができる。また、蒸発した水蒸気はその器具や食器の内部から速やかに除去されるので、乾燥運転終了後に温度が下がっても結露によって器具や食器の内部に水が再付着することもない。これにより、こうした器具や食器の内部を効率よく乾燥させることができる。また、送風手段により乾燥した外気が洗浄乾燥室内に円滑に送られるので、器具や食器の外部も効率よく乾燥される。さらにまた、ノズル内や送水管路内などに水滴などが残っている場合でも、乾燥運転時にこうした部分を通過する空気は洗浄乾燥室内を通過して、既に乾燥に利用された後の空気であるため、乾燥効率などに悪影響を及ぼすことがない。
【0015】
本発明に係る洗浄乾燥機の好ましい一実施態様として、前記ポンプは前記洗浄乾燥室の底部に貯留した水を吸引して前記ノズルに送るものであり、前記洗浄乾燥室の底部でその貯留水に浸る位置に洗浄運転時の水加熱用と乾燥運転時の空気加熱用とを兼ねた加熱手段を配設した構成とするとよい。
【0016】
この構成では、乾燥運転時に送風手段により洗浄乾燥室内に送り込まれた空気は上記加熱手段により加熱され、洗浄乾燥室内に収容されている器具や食器の外面を乾燥させるとともに、その加熱空気の少なくとも一部は上述したようにノズル内に吸引されることによって、口の小さな器具や食器の内部をも確実に乾燥させる。洗浄運転時の水加熱用ヒータと乾燥運転時の空気加熱用ヒータとが兼用できることによって、コストの削減が可能であるとともに、ヒータを設置する空間を減らすことができ、例えば装置の小型化、或いは被洗浄物の収容能力の増強などが可能になる。
【0017】
また、本発明に係る洗浄乾燥機において、前記管路開閉手段は、前記ポンプの作動により前記送水管路に送られる水の圧力によって前記分岐管路を閉鎖し、該水の圧力が解除されるときには自発的に開放する開閉弁である構成とすることができる。
【0018】
この構成によれば、管路開閉手段として電磁弁のような電気的な制御の必要な部品を用いる必要がないので、コストの削減に寄与するとともに、電気回路も煩雑になることを回避でき、またマイクロコンピュータなどの制御プログラムを変更する必要がないという利点もある。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例である器具洗浄乾燥機を図1〜図6を参照して説明する。
図1は本実施例の器具洗浄乾燥機の正面外観図、図2は本実施例の器具洗浄乾燥機の内部構成を示す概要図、図3は本実施例の器具洗浄乾燥機の電気系の要部のブロック構成図である。なお、図2は内部構成を理解し易いように要部を展開して記載しているものであって、必ずしも本装置の断面図を示しているものではない。
【0020】
図1に示すように、本実施例の器具洗浄乾燥機1は箱型状の筐体2を有し、その前面には後述する洗浄乾燥室10の前面開口を開閉するためのドア3が、開放時には下端の水平軸を中心にして手前側に倒れるように設けられている。ドア3の上部には、ドア3を開放する際に手動操作するためのラッチ4が備えられ、またこのラッチ4はドア3の開閉を検知するためのドアスイッチの機能を兼ねている。ドア3の中央部左側にはLED表示器などを備える表示パネル5が設けられ、その右側には複数の操作キーを備える操作パネル6が設けられている。さらにドア3の下部には、洗浄乾燥室10の内部の様子を覗くことができるように透明な窓7が備えられている。
【0021】
筐体2の内部には、図2に示すような洗浄乾燥室10が設置されており、上記のようにドア3が開放されると、この洗浄乾燥室10の前面開口が大きく開放する。洗浄乾燥室10内には、器具類が収容される籠状の上段ラックUR及び下段ラックDRが上下二段の所定位置に設置され、両ラックUR、DRはドア3を開放した状態で前方側にスライド可能となっている。この上段及び下段ラックUR、DRはいずれも、図7に示したように導水管101やその導水管101から直立して設けられた噴射パイプ103などを有するものであって、フラスコなどの器具Gは口を下向きにして噴射パイプ103に覆い被せるように収容される。なお、図2及び後述する図5、図6では煩雑さを避けるために各ラックに1個ずつの噴射パイプ103及び器具Gしか記載していないが、図7に示したように導水管101に沿って複数の噴射パイプ103が設けられ、各噴射パイプ103にそれぞれ器具Gを装着することが可能である。また、この噴射パイプ103の形状や向きは洗浄対象物の形状等に応じて、例えば斜め上向きなど適宜に変えることができる。
【0022】
洗浄乾燥室10の内底部には一段低く窪んで貯水槽11が配設され、貯水槽11の上面には器具類から流れ落ちた固形物を捕集するためのメッシュ状のフィルタ12が着脱可能に設けられている。貯水槽11は吸込管路13により循環ポンプ14の吸込口に連結されており、その循環ポンプ14の吐出口には下部循環管路15a及び上部循環管路15bの二つに分岐する循環管路15が接続されている。また、貯水槽11は排出管路16により排水ポンプ17の吸入口に連結されており、排水ポンプ17の吐出口には排水ホース18が接続され、排水ホース18の他端は図示しないものの機外の排水溝などに至る。
【0023】
洗浄乾燥室10の底部には略水平面内で回転自在の下段ノズルアーム19が配設され、その上面には複数の水噴射孔19aが形成されている。この下段ノズルアーム19には上記下部循環管路15aを通して水が送給される。また、ノズルアーム19の略中央の回転軸の上部には連結管20が設けられ、図示したように下段ラックDRが所定位置にセットされた状態では、連結管20を介して下部循環管路15aと下段ラックDRの導水管101とが連結されるように構成されている。
【0024】
一方、上段ラックURの下部には、上記下段ノズルアーム19と同様に略水平面内で回転自在であって上面に複数の水噴射孔21aを有する上段ノズルアーム21が設けられている。この上段ノズルアーム21の略中央には給水軸22が立設されており、図示したように上段ラックURが所定位置にセットされた状態では、給水軸22の上端は洗浄乾燥室10の内天面に設けられている上部給水口23に連結され、それによって上部循環管路15bと上段ラックURの導水管101とが接続されるように構成されている。なお、水噴射孔19a、21aの一部は斜め方向に水を噴射するように形成されており、水の噴射の反動によりノズルアーム19、21は回転する。
【0025】
洗浄乾燥室10の内底部で洗浄運転時に洗浄乾燥室10内に貯留される水の水位よりも低い位置に、ループ状のヒータ24が配設されており、洗浄乾燥室10の底部に貯留された水を加熱することで洗浄効果やすすぎ効果を高められるようにしている。また、このヒータ24は、乾燥運転時に洗浄乾燥室10内の空気を加熱する加熱手段を兼ねている。洗浄乾燥室10の上部には洗浄乾燥室10内の空気を外部に排出するための排気口25が設けられている。さらに、洗浄乾燥室10の側壁下部には送風口26が設けられ、送風口26と機外に向けて開口した吸気口30との間は送風管路27で接続されている。送風管路27内にはファンモータ29により回転駆動されるファン28が設置されており、ファン28が駆動されると、吸気口30から吸い込まれた外気が送風口26から洗浄乾燥室10の底部に向けて吹き出される。
【0026】
上述したように循環ポンプ14の吐出口と上部給水口23とを接続する上部循環管路15の途中には、他端が機外に向けて開放した副排気管路31が本発明における分岐管路として接続されており、その副排気管路31には水阻止弁32が本発明における管路開閉手段として設けられている。
【0027】
図4(a)に示すように、副排気管路31は洗浄乾燥室10側から機外側へ向かって上り勾配となっており、その上壁に水平な軸32aを中心に蝶動自在に弁体32bが取り付けられている。また、副排気管路31の下壁の所定位置には弁座32cが設けられている。弁体32bは例えば金属等の適宜の重量を有する部材から成り、後述するように洗浄乾燥室10内の空気圧が機外の大気圧よりも高くなって副排気管路31を通して洗浄乾燥室10から機外へと向かう空気流が発生した場合でも、弁体32bの自重はその空気流による押圧力に優り、図4(b)に示すように弁体32bは弁座32cに当接しない。これにより、副排気管路31は開放状態に維持される。
【0028】
一方、後述する洗浄運転時などにおいて上部循環管路15bに水が送給されて副排気管路31内にも水が満ちてきた場合、この水による押圧力は上記のような空気流による押圧力よりも格段に大きいから、図4(c)に示すように弁体32bは水に押されて弁座32cに当接する。これによって、副排気管路31は閉鎖され、水が水阻止弁32よりも機外側へと流出することを防止することができる。
【0029】
次に、上記器具洗浄乾燥機の電気系の構成を図3に基づいて説明する。制御部40は主としてマイクロコンピュータを中心に構成されており、内部ROMに予め格納されている制御プログラムを実行することにより洗浄運転及び乾燥運転に関連する各制御動作を行なう。この制御部40には、操作パネル6に設けられた操作部6aよりキー入力信号が入力されるほかに、洗浄乾燥室10内部の貯留水の水位を検知する水位センサ(又は単に所定水位を検知するための水位検知スイッチ)42や、ヒータ24作動時に貯留水の温度又は洗浄乾燥室10内の空気の温度を検知する温度センサ43などから検知信号が入力される。また、制御部40は、洗浄運転の進行状況をモニタする表示等を表示パネル5に設けられた表示部5aに行なうために表示制御信号を出力するほかに、負荷駆動部41を介して、循環ポンプ14、排水ポンプ17、ヒータ24、ファンモータ29、及び給水バルブ44などの動作を制御するための制御信号を出力する。
【0030】
続いて本実施例の器具洗浄乾燥機の動作に関し、まず洗浄運転時の動作について図5を参照しながら説明する。操作部6aからのキー入力信号等に応じて洗浄運転が開始されると、制御部40はまず給水バルブ44を開放して、規定水位まで洗浄乾燥室10内に水道水を導入する。そして、ヒータ24に通電を行うことにより、洗浄乾燥室10内に貯留した水を適度に温め、循環ポンプ14を作動させる。
【0031】
循環ポンプ14が作動すると、図5中に矢印で示すように、貯水槽11内の水が吸込管路13を通して循環ポンプ14内に吸い込まれ、循環管路15へと高い水圧で以て吐出される。吐出された水は下部循環管路15a、上部循環管路15bをそれぞれ通って下段及び上段のノズルアーム19、21に到達するとともに、その水の一部は分岐されて上段及び下段ラックDR、URの導水管101内に送給される。そして、各ノズルアーム19、21の水噴射孔19a、21aから水が噴射し、下段ラックDR及び上段ラックURに収容されている器具Gの主として外面に当たって汚れを落とす。このとき、各ノズルアーム19、21は水の噴射の勢いにより回転するので、上段及び下段ラックUR、DRに載置されている器具類の外面に満遍なく水が行き渡る。
【0032】
一方、上段及び下段ラックUR、DR内の導水管101に供給された水は噴射パイプ103の上端の水噴射孔から噴出し、器具Gの内面に当たって汚れを落とす。したがって、器具Gには外面と内面の両方から水が掛かるので、これによって満遍なくきれいに洗浄される。器具Gや洗浄乾燥室10の内壁等に当たった水は洗浄乾燥室10の底部に流下し、フィルタ12により固形物が捕集されることで除去された後に貯水槽11へと流れ込み、再び循環ポンプ14により吸引される。このように洗浄乾燥室10内に貯留された水は循環的に使用される。
【0033】
上記のように循環ポンプ14が作動する際には上部循環管路15bに圧送された水は副排気管路31にも流入するが、図4で説明したように水阻止弁32によって副排気管路31の管路は閉鎖されてしまうため、水が機外へと漏れ出すことを防止できるとともに、上部循環管路15b内での水の圧送圧力も減じることがない。
【0034】
洗浄時には貯留水として洗剤水が利用され、洗浄が終了した後のすすぎ時には単なる水道水が利用されるが、基本的な水の噴射動作は洗浄時もすすぎ時も同じである。洗浄やすすぎ終了後に洗浄乾燥室10内の貯留水を機外へと排出する場合には、循環ポンプ14を停止させ、排水ポンプ17を作動させる。すると、貯水槽11に溜まっている水は排出管路16を通して排水ポンプ17に吸引され、その吐出口へと圧送される。したがって、所定時間排水ポンプ17を作動させることで、洗浄乾燥室10の底部に溜まった水を機外へと排出することができる。
【0035】
次に、乾燥運転時の動作について図6を参照して説明する。上記のような排水動作が終了した時点で、貯水槽11の底部や吸込管路13内部などには排出しきれない水が残るものの、循環管路15a、15bの水は引いた状態にあって(水滴等は残り得る)、上段及び下段ラックUR、DRの導水管101、循環管路15a、15b、及び副排気管路31は空気の流通路として完全に確保されている。
【0036】
乾燥運転が開始されると、制御部40はファンモータ29を駆動してファン28を回転させるとともに、ヒータ24への通電を開始する。ファン28の作動により外気が送風管路27を通して洗浄乾燥室10内に供給される。送風口24は洗浄乾燥室10の下部に設けられているため、送り込まれた冷たい外気はすぐにヒータ24によって加熱され、乾燥した加熱空気となって洗浄乾燥室10内を上昇する。その際に、器具Gや洗浄乾燥室10などに付着している水との熱交換を行い、こうした水を蒸発させる。ファン28の動作により洗浄乾燥室10内へは連続的に外気が供給され続け、蒸発した水蒸気を含む湿った空気は上部の排気口25を通して機外へと排出される。
【0037】
ここでファン28の送風流量(送風能力)は排気口25を通した排気流量よりも適宜大きいように定められている。そのため、乾燥運転の開始当初、洗浄乾燥室10内の空気圧は大気圧(機外の空気圧)とほぼ同一であるが、次第に洗浄乾燥室10内の空気圧は上昇してゆく。上述したように水阻止弁32は開放状態にあるため、洗浄乾燥室10内部と機外とは、噴射パイプ103、導水管101、循環管路15a、15b、及び副排気管路31から成る連通路を通して連通している。こうした連通路の両端にあって洗浄乾燥室10側のほうが機外側よりも或る程度空気圧が高くなると、洗浄乾燥室10内から上記連通路を通して機外へ流れるような空気流が自発的に発生する(図6中の矢印参照)。このときに副排気管路31を通して機外へと流れる空気の流量は、洗浄乾燥室10内の空気圧のほか、その連通路の流量抵抗に関連したパラメータ、例えば管路の内径や長さなどに依存する。
【0038】
上記のように空気圧の差によって生起される空気流により、洗浄乾燥室10内にあって口を下向きに保持されているフラスコなどの器具Gの周囲では、器具Gの外面側から口を通して器具G内面側に加熱空気が流入し、水の噴出経路とは逆に、噴射パイプ103上端の噴射孔を通り、噴射パイプ103から導水管101へと加熱空気は流れる。すなわち、器具Gの内面には乾燥した加熱空気が連続的に流入するから、器具Gの内面に付着している水はこの加熱空気との熱交換によって蒸発し、加熱空気はその水蒸気を伴って噴射パイプ103内に吸い込まれる。したがって、器具Gの内面にも確実に加熱空気が流入し、しかも、この加熱空気は器具G内部に滞留することなく連続的に入れ替わるので、器具Gの内面に付着していた水は迅速に蒸発されて機外へと運び去られる。
【0039】
また、本実施例では、導水管101や循環管路15a、15bなどの内部に水滴などが残っていた場合であっても、これらに流れる空気は既に洗浄乾燥室10内を通過した後のものであるので、洗浄乾燥室10内に収容されている器具などの乾燥に悪影響を与えることはない。また、上述したように副排気管路31を通って機外へと排出される加熱空気は洗浄乾燥室10内に大量に送り込まれる空気の一部であるため、洗浄乾燥室10内において充分に大きな送風量を確保して高い乾燥効率を達成することができる。
【0040】
このようにして、例えば丸底フラスコなどのような口が小さく内容積が大きな器具であっても、その外面、内面はともに迅速に乾燥され、それ以外の例えばビーカー、シャーレなどの器具類についても効率よく乾燥することができる。
【0041】
なお、上記実施例では水阻止弁32として循環ポンプ14の動作時に圧送される水の圧力によって閉鎖する構成を用いていたが、より確実に管路を閉鎖するために電磁弁のように制御信号を受けて能動的に開閉する構成としてもよい。その場合、例えば洗浄運転時のように循環ポンプ14を作動させる際には副排気管路31の管路を閉鎖し、それ以外のときには管路を開放するように電磁弁を制御すればよい。また、こうした電気的な制御を行わない構成でも、弁体32bの自重を利用して開放状態を維持するのではなく、ばね等の適宜の付勢手段などを利用して開状態又は閉状態を達成する構成としてもよい。
【0042】
また、上記実施例は本発明の一例にすぎないから、上記記載の点以外においても本発明の趣旨の範囲で適宜、変形、修正、追加を行えることは明らかである。例えば上記実施例は器具洗浄乾燥機の例であるが、類似した構成を有する食器洗浄乾燥機に本発明を適用できることは当然である。また、ラックの段数などの制限がないことも当然である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である器具洗浄乾燥機の正面外観図。
【図2】本実施例の器具洗浄乾燥機の内部構成を示す概要図。
【図3】本実施例の器具洗浄乾燥機の電気系の要部のブロック構成図。
【図4】本実施例の器具洗浄乾燥機における水阻止弁の構成を示す概略図。
【図5】本実施例の器具洗浄乾燥機における洗浄運転時の水の移動状態を示す図。
【図6】本実施例の器具洗浄乾燥機における乾燥運転時の空気流の状態を示す図。
【図7】フラスコ等の器具を洗浄する際に従来から利用されているラックの構成を示す概略図。
【符号の説明】
1…器具洗浄乾燥機
2…筐体
3…ドア
10…洗浄乾燥室
11…貯水槽
13…吸込管路
14…循環ポンプ
15…循環管路
15a…下部循環管路
15b…上部循環管路
16…排出管路
19…下段ノズルアーム
19a、21a…水噴射孔
20…連結管
21…上段ノズルアーム
22…給水軸
23…上部給水口
24…ヒータ
24…送風口
25…排気口
26…送風口
27…送風管路
28…ファン
29…ファンモータ
30…吸気口
31…副排気管路
32…水阻止弁
32a…軸
32b…弁体
32c…弁座
DR…下段ラック
UR…上段ラック
101…導水管
102…噴射ノズル
103…噴射パイプ
104…保持具
G…器具(丸底フラスコ)

Claims (3)

  1. 洗浄乾燥室と、該洗浄乾燥室内にあって口の小さな被洗浄物の内部を洗浄するべくその口を下向きにした状態で該被洗浄物が挿入されるノズルと、該ノズルの水噴射孔から水を噴射させるべく該ノズルに水を送るポンプと、を具備する洗浄乾燥機において、
    a)乾燥運転時に前記洗浄乾燥室内に乾燥風を送り込む送風手段と、
    b)前記ポンプから前記ノズルに至る送水管路の途中に接続され、他端が機外に連通する排気用の分岐管路と、
    c)少なくとも前記ポンプの作動時に前記分岐管路を閉鎖するとともに乾燥運転時には該管路を開放する管路開閉手段と、
    を備え、乾燥運転時には前記送風手段を作動させて前記洗浄乾燥室内に空気を送り込んで該室内の空気圧を機外の大気圧よりも高くし、それによって洗浄時とは逆に、該洗浄乾燥室内から前記水噴射孔を通して前記ノズル内に流入し前記分岐管路を経て機外へと排出される空気流を生起させることを特徴とする洗浄乾燥機。
  2. 前記ポンプは前記洗浄乾燥室の底部に貯留した水を吸引して前記ノズルに送るものであり、前記洗浄乾燥室の底部でその貯留水に浸る位置に洗浄運転時の水加熱用と乾燥運転時の空気加熱用とを兼ねた加熱手段を配設したことを特徴とする請求項1に記載の洗浄乾燥機。
  3. 前記管路開閉手段は、前記ポンプの作動により前記送水管路に送られる水の圧力によって前記分岐管路を閉鎖し、該水の圧力が解除されるときには自発的に開放する開閉弁であることを特徴とする請求項1に記載の洗浄乾燥機。
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