JP3436496B2 - 食器洗い乾燥機 - Google Patents

食器洗い乾燥機

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食器洗い乾燥機に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の食器洗い乾燥機は、ケーシング
の内部に配設した洗浄槽内にカゴを収容させておき、こ
のカゴに食器類を配置した後に、水位センサによって前
記洗浄槽内に所定量の水を取り入れ、その水をポンプに
よって洗浄槽内に循環供給して前記食器類を洗浄および
すすぎした後、乾燥させるものである。この食器洗い乾
燥機では、前記ポンプによる洗浄水およびすすぎ水の循
環供給用の通水路に残滓フィルタが配設され、食器から
洗い流された残滓でポンプが詰まらないようにされてい
る。
【0003】また、前記食器洗い乾燥機には、加熱ヒー
タが配設され、この加熱ヒータを、前記洗浄工程および
すすぎ工程で動作させることによって、所定温度に加熱
した温水によって洗浄、すすぎを行うようにしている。
また、食器類を乾燥させる乾燥工程では、食器類の余熱
に加え、ファンとともに断続的に動作させることによ
り、食器類の乾燥効率の向上を図っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記食
器洗い乾燥機では、すすぎ工程ですすぎ水を循環させる
と、すすぎ水が前記残滓フィルタを通過するため、微小
な残滓の汚れが食器類に再付着する可能性がある。ま
た、前記加熱ヒータとして水没方式のシーズヒータを適
用している場合には、このシーズヒータに残滓が付着す
るため、その残滓が乾燥工程で焦げ付き、異臭を発する
という不都合があった。
【0005】そこで、本発明では、食器類に対する汚れ
の再付着を防止するとともに、残滓の焦げ付きや異臭の
発生を確実に防止することを課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の食器洗い乾燥機は、食器類を収容する洗浄
槽と、該洗浄槽内に供給された洗浄水またはすすぎ水を
加熱する加熱手段と、前記洗浄槽内の洗浄水およびすす
ぎ水を循環させる循環手段と、前記洗浄槽内の洗浄水お
よびすすぎ水を外部に排水する排水手段とを備え、これ
ら加熱手段、循環手段および排水手段を制御して前記食
器類を洗浄、すすぎ、乾燥させる食器洗い乾燥機におい
て、前記洗浄槽の底に設けた膨出部に、前記循環手段お
よび排水手段の通水路をそれぞれ接続するとともに、各
通水路への流水経路を切り換える回動体からなる流水経
路切換手段を配設しており、前記回動体は、略円形状を
なす一対の側板部と、これらの間を仕切るように延び一
方に前記洗浄水およびすすぎ水の流路を形成する板体か
らなる遮蔽部と、前記流路内に立設するフィルタ部とか
らなり、この回動体を、前記流路を循環用通水路に連通
させるとともに前記遮蔽板により排出用通水路への流入
を防止した位置から、前記流路を排出用通水路に連通さ
せるとともに前記遮蔽板により循環用通水路への流入を
防止した位置にかけて回動させるように構成している。
【0007】前記食器洗い乾燥機によれば、フィルタ部
を設けた流路が、循環手段の通水路と連通する位置から
排水手段の通水路と連通する位置にかけて回動可能に配
設した回動体からなる流水経路切換手段を設けているた
め、洗浄工程で循環手段の通水路と連通させて洗浄水を
洗浄槽に循環供給すると、前記フィルタ部に残滓が集塵
される。そして、この残滓は、回動体を回動させて洗浄
水を排水する工程で、排水手段の通水路側に流れ込むこ
とになるため、すすぎ工程では、すすぎ水の流水経路中
に残滓が存在しない状態として隔離することができる。
そのため、すすぎ工程において、微小な残滓の汚れが食
器類に再付着するという問題を確実に防止することがで
きる。また、前記加熱手段が水没方式で、かつ、乾燥工
程で断続的に動作させることによって食器類を乾燥させ
る場合には、前記洗浄水およびすすぎ水の排水工程で、
水没方式の加熱手段の表面を含む洗浄槽内には、残滓が
略完全に排出された状態になるため、従来例のように、
加熱手段に付着した残滓が、この乾燥工程で焦げ付き、
異臭を発するという不都合を防止できる。
【0008】前記食器洗い乾燥機では、前記排水手段に
おける通水路の入口部側に、残滓フィルタを着脱可能に
配設し、食器類から洗い流された残滓を容易に取出可能
とすることが好ましい。
【0009】また、前記流路を前記排水用通水路と連通
させた状態で、前記膨出部と遮蔽部との間をシールする
シール材を設けた構成とすることが好ましい。または、
前記排水手段の通水路に弁を介設してもよい。このよう
にすれば、回動体の流路を循環手段側の通水路と連通さ
せた状態で、排水手段側の通水路への洗浄水およびすす
ぎ水の流入を確実に防止できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従って説明する。図1は本発明の食器洗い乾燥機1を
示す。この食器洗い乾燥機1は、ケーシング2と、洗浄
槽7と、循環ポンプ17と、ノズル21と、排水ポンプ
22と、加熱ヒータ27と、送風ファン28とを備えた
ものである。
【0011】前記ケーシング2は、正面を開口した箱で
あり、その開口部には開閉可能に密閉する蓋体3が配設
されている。このケーシング2と後述する洗浄槽7との
間は、前記各構成部品を収容する部品収容部を構成す
る。具体的には、ケーシング2の正面側には、従来と同
様の制御基板と操作パネルとを収容するための基板収容
部4が形成され、ケーシング2の背面側には、送風ファ
ン収容部5が形成されている。さらに、ケーシング2の
底部には、前記両ポンプ17,22、および、これらに
接続される通水路20,23の収容部6が形成されてい
る。
【0012】前記洗浄槽7は、内部にカゴ8が収容さ
れ、このカゴ8に図示しない各種食器類が配置されるよ
うになっている。この洗浄槽7内には、洗浄工程および
すすぎ工程の際に、図示しない給水管および水位センサ
を介して所定量の水が供給される。また、この洗浄槽7
の背部側下方には、後述する送風ファン収容部5に配設
した通風路29との接続口9が設けられている。さら
に、洗浄槽7の底の一部には、水溜凹部10が形成さ
れ、この水溜凹部10内に前記加熱ヒータ27が配設さ
れている。
【0013】また、本実施形態では、前記水溜凹部10
の底に膨出部10aが設けられ、この膨出部10aの側
部に前記循環ポンプ17に接続した循環用通水路20が
接続されるとともに、膨出部10aの底部に前記排水ポ
ンプ22に接続した排出用通水路23が接続されてい
る。
【0014】前記膨出部10aの内部には、前記各通水
路20,23への流水経路を切り換える回動体11から
なる流水経路切換手段が配設されている。この回動体1
1は、図2および図3に示すように、一対の側板部1
2,12と、これらの間に配設された遮蔽部13および
フィルタ部14とからなる。前記側板部12は、略円形
状をなし、そのうちの半円部分は若干小径とされ、その
中心部には軸部12aが突設されている。前記遮蔽部1
3は、側板部12の大径半円部と小径半円部とを仕切る
ように延びた板体からなり、前記側板部12,12と一
体成形されている。この遮蔽部13の大径半円部側は、
洗浄水およびすすぎ水の流路Rとなる。前記フィルタ部
14は、前記流路R内に立設するように、前記側板部1
2,12および遮蔽部13と一体成形した枠14aの内
部に、多数の孔15aを設けた多孔板15を配設したも
のである。ここで、前記孔15aは、下流側のノズル2
1が目詰まりする大きさの残滓の通過を防止できる大き
さとされている。
【0015】前記回動体11には、図4に示すように、
前記側板部12の一方にモータ16の出力軸16aが接
続され、このモータ16によって図5(A),(B)に
示すように、略90度の範囲内を回動するようになって
いる。そして、図5(A)に示すように、遮蔽部13を
水平に位置させた状態では、流路Rを循環用通水路20
に連通させるとともに排出用通水路23への流入を防止
し、図5(B)に示すように、遮蔽部13を垂直に位置
させた状態では、流路Rを排出用通水路23に連通させ
るとともに循環用通水路20への流入を防止するように
なっている。
【0016】本実施形態では、前記流路Rを前記循環用
通水路20と連通させた図5(A)に示す状態で、前記
膨出部10aの内面と前記遮蔽部13との間をシールす
るシール材24が、前記膨出部10aに配設されてい
る。なお、このシール材24は、流路Rを循環用通水路
20と連通させた図5(A)に示す状態、および、流路
Rを排出用通水路23に連通させた図5(B)に示す状
態で、遮蔽部13の両端縁をシールするようにそれぞれ
設けてもよい。
【0017】前記循環ポンプ17とノズル21は、洗浄
槽7内の洗浄水およびすすぎ水を食器類に所定水圧で噴
射する循環手段の役割をなす。
【0018】前記循環手段である循環ポンプ17は、空
冷用の冷却ファン19を有するモータ18を備えた周知
のものである。この循環ポンプ17の吸込口は前記洗浄
槽7の膨出部10aに水平に接続した循環用通水路20
に接続され、その吐出口は前記洗浄槽7の底を貫通して
ノズル21に接続されている。
【0019】前記ノズル21は、循環用通水路20と連
通するように洗浄槽7の底中央に設けた受部に回動可能
に取り付けられ、循環ポンプ17による洗浄水およびす
すぎ水の噴射圧により、所定方向に回転しながら洗浄水
およびすすぎ水を食器類に満遍なく噴射するものであ
る。
【0020】前記排水手段である排水ポンプ22は、前
記膨出部10aの底に接続した排出用通水路23を介し
て前記洗浄槽7内の洗浄水およびすすぎ水を外部に排出
するものである。前記排出用通水路23の入口部側に
は、食器類から洗い流された残滓を集める残滓フィルタ
25が着脱可能に配設されている。さらに、この排出用
通水路23におけるの排水ポンプ22との接続側には、
排水貯留槽26が設けられ、この排水貯留槽26の下部
に前記排水ポンプ22を接続している。
【0021】前記加熱手段である加熱ヒータ27は、水
没方式のシーズヒータであり、前記洗浄槽7の水溜凹部
10内に配設されている。この加熱ヒータ27は、従来
と同様に、洗浄水またはすすぎ水を加熱するとともに、
乾燥工程では、送風ファン28とともに断続的に動作さ
せることにより、食器類の乾燥効率の向上を図るもので
ある。
【0022】前記送風ファン28は、図1に示すよう
に、前記洗浄槽7に設けた接続口9に一端を接続した通
風路29の上部に配設し、洗浄槽7内に空気を供給する
ものである。なお、前記通風路29内における送風ファ
ン28の上流側に乾燥専用のヒータを配設し、洗浄水ま
たはすすぎ水を加熱する時のみ前記加熱ヒータ27を動
作させるようにしてもよい。
【0023】次に、前記食器洗い乾燥機1による食器類
の洗浄動作について説明する。まず、使用者は、洗浄槽
7の内部に食器類を配置するためのカゴ8を配置し、こ
のカゴ8に対して各食器を配置することによって、洗浄
槽7内に食器類を収容させるとともに所定量の洗剤を入
れて、蓋体3を閉じる。そして、ケーシング2の正面の
操作パネルを操作し、洗う食器の量(何人分か)等の情
報を入力した後にスタートスイッチを押す。
【0024】そうすると、食器洗い乾燥機1の制御基板
は、家庭の蛇口に接続された図示しない給水管より洗浄
槽7内に水を取り入れる。そして、図示しない水位セン
サを介して洗浄槽7内に所定量の水が取り入れられたと
判断すると、水の取り入れを停止する。なお、この状態
では、回動体11は、図5(A)に示すように、流路R
を循環用通水路20に接続するとともに、排出用通水路
23を遮蔽部13によって遮蔽した状態に位置してい
る。
【0025】ついで、循環ポンプ17を動作させて食器
類の洗浄を行う。この洗浄工程では、洗浄槽7内の洗浄
水が、水溜凹部10、流水経路切換手段の流路R、循環
用通水路20、および、ノズル21を介して洗浄槽7内
の食器類に所定圧力で噴射されるように循環供給され
る。この時、前記流水経路切換手段の回動体11のフィ
ルタ部14では、図5(A)中に示すように、多孔板1
5によって残滓が分離され、この残滓を図中左側の領域
Aに集塵し、略洗浄水のみを多孔板15の孔15aを通
してノズル21に供給する。なお、この洗浄工程で、ノ
ズル21が目詰まりする大きさの残滓は、略全て前記フ
ィルタ部14によって分離される。また、この洗浄工程
は、加熱ヒータ27を動作させながら行うことによっ
て、所定温度に暖めた洗浄水を供給してもよく、また、
常温の洗浄水を供給してもよい。
【0026】洗浄工程が終了すると、循環ポンプ17の
動作を停止させた後、流水経路切換手段のモータ16を
駆動させ、回動体11を図中X方向に回動させて、図5
(B)に示すように、回動体11の流路Rを排出用通水
路23に連通させるとともに、遮蔽部13によって循環
用通水路20を遮蔽して、排水ポンプ22を動作させ
る。
【0027】そうすると、洗浄槽7内の洗浄水が、水溜
凹部10および流水経路切換手段の流路Rを通過して自
重で排出用通水路23内に流れ込み、該排出用通水路2
3における排水貯留槽26に溜められ、その洗浄水を排
水ポンプ22によって台所の流しに排水する。この時、
前記流水経路切換手段の回動体11では、図示のよう
に、前記洗浄工程で残滓を集塵した領域Aが下部に位置
し、領域Bが水溜凹部10側に位置する。そのため、領
域Aに集塵した残滓は、排出用通水路23内に流れ込
み、残滓フィルタ25に集塵される。
【0028】そして、洗浄槽7内の洗浄水が全て流出す
ると、モータ16を駆動させて回動体11を図5(A)
中Y方向に回動させて、図示のように再び流路Rを循環
用通水路20に連通させてすすぎ工程に移行する。ここ
で、本実施形態では、前記排出用通水路23に排水貯留
槽26が設けられており、排水ポンプ22は、この排水
貯留槽26に溜められた水を流しに排水するようにして
いるため、流し(食器洗い乾燥機外)に洗浄水が完全に
排水されていない状態であっても、前述のように、すす
ぎ工程に移行することが可能である。
【0029】すすぎ工程では、前記洗浄工程と同様に、
水道の蛇口より洗浄槽7内に水を取り入れ、所定量の水
が取り入れられると、循環ポンプ17を動作させて食器
類のすすぎを行う。このすすぎ工程でのすすぎ水の流水
経路は、前記洗浄工程と同様である。
【0030】このすすぎ工程では、前記洗浄工程で略全
ての残滓が分離除去されているため、回動体11のフィ
ルタ部14には残滓は殆ど集塵されない。また、前記洗
浄工程で集塵した残滓は、回動体11の遮蔽部13によ
ってすすぎ水の流水経路とは隔離されているため、従来
例のように、流水経路中に配設した残滓フィルタに集塵
した残滓の汚れ等が、すすぎ水によって循環供給され、
食器類に再付着するという問題を確実に防止することが
できる。
【0031】すすぎ工程が終了すると、前記と同様に、
回動体11を図5(B)に示す状態に回動させるととも
に、排水ポンプ22を動作させて、すすぎ水の排水を行
う。なお、前記すすぎ工程は、常温の水によって2〜4
回、加熱ヒータ27を動作させて所定温度に加熱した水
(お湯)によって1回行われる。
【0032】すすぎ水の排水工程が終了すると、食器類
の量に応じた時間、食器類の余熱に加え、加熱ヒータ2
7を断続的に動作させるとともに送風ファン28を動作
させ、食器類の乾燥を行うと、全ての動作を停止して、
食器類の洗い、乾燥の全ての工程を終了する。
【0033】なお、前記乾燥工程では、前記洗浄水およ
びすすぎ水の排水工程で、加熱ヒータ27の表面を含む
洗浄槽7内には、残滓が略完全に排出された状態であ
る。そのため、加熱ヒータ27に付着した残滓が、この
乾燥工程で焦げ付き、異臭を発するという不都合を確実
に防止することができる。また、全ての工程が終了する
と、着脱可能に取り付けた残滓フィルタ25を引き出す
ことにより、集塵した残滓を容易に取り出して廃棄す
る。
【0034】図6(A),(B)は第2実施形態の食器
洗い乾燥機1を示す。この食器洗い乾燥機1は、第1実
施形態に示すシール材24の代わりに、排水用通水路の
入口側における残滓フィルタ25の下流側に電磁弁30
を配設した点でのみ相違している。
【0035】前記電磁弁30は、図6(A)に示すよう
に、洗浄水またはすすぎ水を洗浄槽7内に循環供給する
際に閉状態し、これら洗浄水およびすすぎ水が排水され
るのを防止する一方、図6(B)に示すように、排水す
る際に開状態として、前記と同様に洗浄水およびすすぎ
水を排水するものである。
【0036】このようにしても、前記第1実施形態と同
様の作用、効果を得ることができるとともに、電磁弁3
0を適用していることにより、洗浄工程およびすすぎ工
程での洗浄水またはすすぎ水の漏出を半永久的に維持す
ることができる。
【0037】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の食器洗い乾燥機では、回動体からなる流水経路切換手
段を設け、洗浄工程で回動体のフィルタ部に集塵した残
滓を、洗浄水の排水工程で排水手段の通水路側に流し込
み、すすぎ工程では、すすぎ水の流水経路と残滓とを隔
離できるため、このすすぎ工程では、流水経路中に残滓
が存在しない状態とすることができる。その結果、微小
な残滓の汚れが食器類に再付着するという問題を確実に
防止することができる。
【0038】また、前記加熱手段が水没方式で、かつ、
乾燥工程で断続的に動作させることによって食器類を乾
燥させる場合には、前記洗浄水およびすすぎ水の排水工
程で、水没方式の加熱手段の表面を含む洗浄槽内には、
残滓が略完全に排出された状態になる。その結果、従来
例のように、加熱手段に付着した残滓が、この乾燥工程
で焦げ付き、異臭を発するという不都合を確実に防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態の食器洗い乾燥機の断
面図である。
【図2】 図1の要部斜視図である。
【図3】 流水経路切換手段を構成する回動体の斜視図
である。
【図4】 回動体の駆動手段を示す断面図である。
【図5】 図1の要部を示し、(A)は循環手段の通水
路と連通させた状態の断面図、(B)は排水手段の通水
路と連通させた状態の断面図である。
【図6】 第2実施形態の食器洗い乾燥機の要部を示
し、(A)は循環手段の通水路と連通させた状態の断面
図、(B)は排水手段の通水路と連通させた状態の断面
図である。
【符号の説明】
1…食器洗い乾燥機、2…ケーシング、3…蓋体、7…
洗浄槽、8…カゴ、10…水溜凹部、10a…膨出部、
11…回動体、12…側板部、13…遮蔽部、14…フ
ィルタ部、14a…枠、15…多孔板、15a…孔、1
7…循環ポンプ(循環手段)、20…循環用通水路、2
1…ノズル、22…排水ポンプ(排水手段)、23…排
出用通水路、24…シール材、25…残滓フィルタ、2
6…排水貯留槽、27…加熱ヒータ(加熱手段)、28
…送風ファン、29…通風路、R…流路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−319328(JP,A) 特開 平8−107871(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 15/00 - 15/42

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食器類を収容する洗浄槽と、該洗浄槽内
    に供給された洗浄水またはすすぎ水を加熱する加熱手段
    と、前記洗浄槽内の洗浄水およびすすぎ水を循環させる
    循環手段と、前記洗浄槽内の洗浄水およびすすぎ水を外
    部に排水する排水手段とを備え、これら加熱手段、循環
    手段および排水手段を制御して前記食器類を洗浄、すす
    ぎ、乾燥させる食器洗い乾燥機において、 前記洗浄槽の底に設けた膨出部に、前記循環手段および
    排水手段の通水路をそれぞれ接続するとともに、各通水
    路への流水経路を切り換える回動体からなる流水経路切
    換手段を配設しており、 前記回動体は、略円形状をなす一対の側板部と、これら
    の間を仕切るように延び一方に前記洗浄水およびすすぎ
    水の流路を形成する板体からなる遮蔽部と、前記流路内
    に立設するフィルタ部とからなり、この回動体を、前記
    流路を循環用通水路に連通させるとともに前記遮蔽板に
    より排出用通水路への流入を防止した位置から、前記流
    路を排出用通水路に連通させるとともに前記遮蔽板によ
    り循環用通水路への流入を防止した位置にかけて回動さ
    せるようにしたことを特徴とする食器洗い乾燥機。
  2. 【請求項2】 前記排水手段における通水路の入口部側
    に、残滓フィルタを着脱可能に配設したことを特徴とす
    る請求項1に記載の食器洗い乾燥機。
  3. 【請求項3】 前記流路を前記排水用通水路と連通させ
    た状態で、前記膨出部と遮蔽部との間をシールするシー
    ル材を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2
    に記載の食器洗い乾燥機。
  4. 【請求項4】 前記排水手段の通水路に弁を介設したこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載の食器洗
    い乾燥機。
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