JPH0395556A - 電離放射線感応性レジスト材料組成物およびレジストパターン形成方法 - Google Patents

電離放射線感応性レジスト材料組成物およびレジストパターン形成方法

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JPH0395556A
JPH0395556A JP1231704A JP23170489A JPH0395556A JP H0395556 A JPH0395556 A JP H0395556A JP 1231704 A JP1231704 A JP 1231704A JP 23170489 A JP23170489 A JP 23170489A JP H0395556 A JPH0395556 A JP H0395556A
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resist
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JP1231704A
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English (en)
Inventor
Takahisa Namiki
崇久 並木
Kazumasa Saito
斎藤 和正
Shoji Shiba
昭二 芝
Keiji Watabe
慶二 渡部
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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  • Materials For Photolithography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 電離放射線感応性レジスト材料組戒物およびレジストパ
ターン形威方法に関し、 金属に対する腐食性の問題を低減することを目的とし、 基材樹脂とともに酸発生剤として式 (R) ,lX”HCO3一 〔上式中、Xは窒素原子、燐原子、硫黄原子、酸素原子
、珪素原子または炭素原子を表し、nはXが窒素原子ま
たは燐原子の場合には4であり、Xが硫黄原子または酸
素原子の場合には3であり、珪素原子または炭素原子の
場合には5であり、n個のRはそれぞれ独立にXに直接
結合している基(1) (2) を表わし、そのうちの少なくとも1つは炭素数4以上の
アルキル基、炭素数5以上のアシル基、炭素数6以上の
オキソアルキル基、アリール基で置換されたオキソアル
キル基、アリール基、またはアルキル基もしくはアルコ
キシ基で置換されたアリール基である〕 で示される化合物を用いて構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、電離放射線感応性レジスト材料組成物及びレ
ジストパターン形戒方法に関するものである。
〔従来の技術〕
現在、高集積半導体の配線パターンを作成するためのレ
ジスト材料として、酸発生剤を含むものが、化学増幅系
レジス1・と呼ばれ、高感度かつ高解像性のレジストと
して研究の対象となっている。
これは、電離放射線の照射によって酸発生剤が酸を発生
し、この酸が触媒的に作用して基材樹脂を架橋、あるい
は分解することにより、高感度なレジストとなるという
ものである。即ち、化学増幅系レジストでは、電離放射
線に対する感度は、基材樹脂や架橋剤、溶解阻止剤には
ほとんど関係無く、酸発生剤の酸発生能に依存している
のが大きな特徴であると言える。
S. I.Schlesingerは、1974年に芳
香族ジアゾニウム塩を酸発生剤として用いてエボキシド
の開環重合を行った。しかし、このジアゾニウム塩は、
酸を発生する際に同時に窒素ガスを発生し、パターン形
状を損なうという欠点がある。その後、J.V,Cri
velloは、一般にオニウl1塩と呼ばれる多くの酸
発生剤を開発し、同時に酸を触媒とするフオトボリマの
メカニズムを提唱した。これがきっかけとなって、酸発
生剤を利用したレジスト材料の研究は急激に進み、同時
に新規な酸発生剤も数多く発表された。現在、クロロメ
チル基を持つトリアジン化合物、オルトーニトロヘンジ
ルアルコールのスルホン酸エステルなどが広く知られて
おり、これらはレジスト組成物として使用され、いずれ
(3) (4) も高感度なレジスト材料となっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、これらの酸発生剤は共通の欠点を持っている。
J.V.Crivelloの手になるオニウム塩は、そ
のカウンターアニオンとしでSbF6−, PP.−,
AsF6−+ BF4−I CP3COO−などが用い
られるが、これらはいずれも腐食性の高いハロゲンであ
る弗素を含んでおり、またリン、アンチモン、ヒ素等の
金属も同様に腐食性が高い。このような腐食性が高い酸
発生剤を含むレジスト材料は、アルミ配線を傷つける恐
れがある(実際にそのようなトラブルは発生している)
ことから、実用化は極めて困難と言われている。現実に
、これらのレジストは、実験室レベルでは感度および解
像性ともに良好な結果を収めているにも関わらず、実用
には供されていない。クロロメチル基を持つトリアジン
化合物もハロゲンである塩素を含んでいるので、事情は
全く同じである。オルトーニトロベンジルアルコールの
スルホン酸エステルなどは腐食性の原子などは一切含ん
でいないが、これは肝心の酸発生能に難がある(酸発生
の光量子効率は0.02程度で低い)。発生する酸も触
媒としての力が不足している。即ち、感度の高い酸発生
剤は腐食性が強くて実用的でなく、腐食性の少ない酸発
生剤は実用的な感度を持たないことが現在化学増幅系レ
ジストが抱えるジレンマである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によれば、上記課題を解決するため、基材樹脂お
よび酸発生剤を含む電離放射線感応性レジスト材料組成
物であって、酸発生剤として下記式(1)、 (R)I1rnco.−          ( 1 
)〔上式中、Xは窒素原子、燐原子、硫黄原子、酸素原
子、珪素原子または炭素原子を表し、nはXが窒素原子
または燐原子の場合には4であり、Xが硫黄原子または
酸素原子の場合には3であり、珪素原子または炭素原子
の場合には5であり、n個のRはそれぞれ独立にXに直
接結合している基(5) (6) を表わし、そのうちの少なくとも1つは炭素数4以上の
アルキル基、炭素数5以上のアシル藁、炭素数6以上の
オキソアルキル基、アリール基で置換されたオキソアル
キル基、アリール基、またはアルキル基もしくはアルコ
キシ基で置換されたアリール基である〕 で示される化合物を含むことを特徴とする電離放射線感
応性レジスト材料組成物が提供される。
本発明によれば、また、上記レジスト材料組戒物に電離
放射線を照射し、現像することを含む、レジストパター
ン形戒方法が提供される。
本発明に用いる上記式(1)の化合物は、オニウム塩の
一種であり、カウンターアニオンとして炭酸水素イオン
(HCO3−)を含むのが特徴である。
この塩は、電離放射線の照射により炭酸(}12CO3
)を発生する。
炭酸は従来弱酸であると言われてきたが、必ずしもそう
ではない。それば以下に示す理由のためである。
?1■C(h””■ H” + IICO3−    
   ( 2 )?2)式における見掛けの平衡定数は
4.16X10−7である(この数値が小さいほど酸と
しての強度は小さいことになる)。しかし、これは見掛
けの値である。炭酸ガス(Go■)は水(H20) と
結合して総て炭酸、( (HO) 2CO :炭酸の実
際の構造を表している)となるわけではなく、大部分の
炭酸ガスは水とゆるく水和している(CO■・H20)
だけだからである。炭酸( (HO) zcO )の真
の解離定数は、2XIO−’であり、かなり強い酸であ
ると言える。このことから、炭酸をレジストの重合にお
ける触媒として使うことは、充分に可能であることが分
かる。また、炭酸は、ハロゲン、金属などの腐食の恐れ
のある原子を一切含まず、アルく配線作製用のレジスト
組成物として非常に実用的であると言える。
〔実施例〕
以下に実施例を挙げて、本発明をさらに説明する。
(7) (8) 合戒例 ジフェニルヨードニウムクロリド(PhZICj2) 
10g (0.03mo I!.)の300mf水溶液
と、炭酸水素ナトリウム(NaHCO3) 10 g 
 (0. 12mo j2)の50m1水溶液を室温で
混合し、さらに一時間室温で放置したのちエバポレータ
で溶媒である水を取り除いた。析出した沈澱物を少量の
水で洗った後、95%エタノールで再結晶した。
このようにして得られた炭酸水素化ジフェニルヨードニ
ウム(PhzIHCO:+) 9.0 gをクロロベン
ゼン10 0 malに溶解し、これにジフェニルスル
フィド(PbzS) 8.0gと安息香酸銅(無水)0
.2gを加えて、窒素気流下120〜125゜Cで3時
間撹拌した。
これを室温で放置して冷却後、析出した結晶を95%エ
タノールで再結晶した。こうして得られた炭酸水素化ト
リフェニルスルホニウム(Ph3SHCO3) (7)
収率は92.7%であった。
実施例1 (ネガ型レジスト) ■合成例により得られた炭酸水素化1・リフェニノレス
ノレホニウムを用いてレジス1・冫容冫夜をイ乍った。
ボリビニルフェノール(丸善石油化学■、Mw一4. 
5 XIO’ , Mw/Mn=2.0)14%、2.
6−ビス(ヒドロキシメチル)一P−クレゾール5%お
よび炭酸水素化トリフェニルスルホニウムl%のメチル
イソブチルケトン(MIBK)溶液とし、0. 2 N
l径のフィルタで濾過した。これをシリコンウェハに、
膜厚1tIIIlになるように塗布し、80゜Cで20
分間プリベークした。
■このように作製した試料に電子線を照射し、電子線感
度を測定した。現像をアルカリ現像液MF312(商品
名、シプレイ社製)を水で5倍に薄めたものを用いて6
0秒間行い、水で洗浄した。その結果、残膜率90%の
ところの照射量がほぼ10μC/ c+fの高感度電子
線レジストであることがわかった。さらに、解像性を調
べたところ、0. 5 unラインアンドスペースまで
解像可能であることがわかった(照射量は10μC/c
TM)。
■さらに、■で作製した試料に軟χ線を照射し、ライン
アンドスペースパターンを作製した。線源としてはPd
Lα線を用いた(波長4.4人)。照射(9) (10) 量は200mJ / c++Iであった。現像方法は■
と同しである。その結果、0.4μmラインアンドスペ
ースまで良好なパターンが現像できた。
実施例2(ポジ型レジスト) ■合威例により得られた炭酸水素化トリフェニルスルホ
ニウムを用いてレジスト溶液を作った。
ポリビニルフェノール(丸善石油化学■、lh一4. 
5 XIO’ , Mtn/Mn=2;0)16%、ト
リメチルシリル化ポリビニルフェノール(ポリビニルフ
ェノールの水酸基を、アルカリ触媒存在下でトリメチル
クロロシランで変性したもの)4%および炭酸水素化ト
リフェニルスルホニウム1%のメチルイソフ゛チノレケ
トン(MIBK)?容冫夜とし、0.2μm径のフィノ
レタで濾過した。これをシリコンウェハに、膜厚1坤に
なるように塗布し、80’Cで20分間プリベークした
■このように作製した試料に電子線を照射し、電子線感
度を測定した。現像方法は実施例1と同じである。その
結果、残膜率10%のところの(ボジ型レジストなので
、残膜率10%のところが実施例1のネガ型レジストの
場合の残膜率90%のところにあたる)照射量が5μC
/cJで、これもまた高感度電子線ボジ型レジストであ
ることがわかった。さらに、解像性を調べたところ、0
.5μn1ラインアンドスペースまで解像可能であるこ
とがわかった(照射量は5μC/cfl)。
■さらに■で作製した試料に軟X線を照射し、ラインア
ンドスペースパターンを作製した。線源としてはPdL
α線を用いた。Ilα則景は100mJ/(・ボにした
。現像方法は実施例1と同じである。その結果、0.4
μnラインアンドスペースまで良好なパターンが現像で
きた。
以上の実施例1および実施例2より、本発明になる炭酸
水素イオンをカウンターアニオンとしたオニウム塩を含
むレジスト材料が、高感度および高解像性で実用的なレ
ジストであることが確認できた。
〔発明の効果〕
本発明によれば、電離放射線に対して高感度お(l1) (12) よび高解像性で、しかもアルミ配線に対する腐食性の無
い、実用的なレジス1・材料を提供することができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、基材樹脂および酸発生剤を含む電離放射線感応性レ
    ジスト材料組成物であって、酸発生剤として下記式(1
    )、 (R)nX^+HCO_3^−(1) 〔上式中、Xは窒素原子、燐原子、硫黄原子、酸素原子
    、珪素原子または炭素原子を表し、nはXが窒素原子ま
    たは燐原子の場合には4であり、Xが硫黄原子または酸
    素原子の場合には3であり、珪素原子または炭素原子の
    場合には5であり、n個のRはそれぞれ独立にXに直接
    結合している基を表わし、そのうちの少なくとも1つは
    炭素数4以上のアルキル基、炭素数5以上のアシル基、
    炭素数6以上のオキソアルキル基、アリール基で置換さ
    れたオキソアルキル基、アリール基、またはアルキル基
    もしくはアルコキシ基で置換されたアリール基である〕 で示される化合物を含むことを特徴とする電離放射線感
    応性レジスト材料組成物。 2、請求項1に規定したレジスト材料組成物に電離放射
    線を照射し、現像することを含む、レジストパターン形
    成方法。
JP1231704A 1989-09-08 1989-09-08 電離放射線感応性レジスト材料組成物およびレジストパターン形成方法 Pending JPH0395556A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0442158A (ja) * 1990-06-08 1992-02-12 Hitachi Ltd 放射線感応性組成物及びそれを用いたパタン形成法
JPH0728237A (ja) * 1993-07-14 1995-01-31 Nec Corp 遠紫外線露光用感光性樹脂組成物
JPH0792675A (ja) * 1993-09-20 1995-04-07 Nec Corp 感光性化合物および感光性組成物
JP2017003927A (ja) * 2015-06-15 2017-01-05 Jsr株式会社 感放射線性樹脂組成物及びレジストパターン形成方法

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