JP2975315B2 - 3成分系化学増幅型フォトレジスト組成物 - Google Patents

3成分系化学増幅型フォトレジスト組成物

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は遠紫外線(deep U
V)又は248nm KrFエキサイマレーザーのよう
な放射線に感応する3成分系化学増幅型フォトレジスト
組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、半導体素子の高集積化が加速され
るにつれて、露光装置の光源はより短波長化されてい
る。従って、g線(436nm)又はi線(365n
m)の紫外線領域よりもずっと波長の短い遠紫外線、エ
キサイマレーザー(excimer laser)、X線等が検討され
ており、それにより光源に適するレジストの開発は必須
的であるといえる。
【0003】従来のポジティブフォトレジスト組成物と
しては、米国特許第3666473号、米国特許第41
73470号に記載されたように、”ノボラク型樹脂/
ナフトキノンジアジド置換化合物”等が実用化されて、
g線又はi線が使用された。
【0004】しかしながら、ノボラク樹脂とナフトキノ
ンジアジド化合物でなったレジストを遠紫外線又はエキ
サイマレーザーを使用したリソグラフィーのパターン形
成に使用すると、ノボラク及びナフトキノンジアジド化
合物が遠紫外線領域で強く吸収されるされるため、感度
が低く、それにより不良なパターンが形成しやすい。
【0005】このような問題を解決する方法の一つが化
学増幅型フォトレジスト組成物である。化学増幅型フォ
トレジスト組成物は、遠紫外線等の放射線の照射により
形成させ、発生された酸の作用で露光部と非露光部の現
像液に対する溶解性を変化させてパターンを基板に形成
させるパターン形成材料である。
【0006】従って、本発明は遠紫外線又はエキサイマ
レーザー等のような放射線に感応する化学増幅型フォト
レジスト組成物に関するもので、アルカリ水溶液に溶解
可能な樹脂(以下、アルカリ可溶性樹脂という)と、放
射線照射により酸を発生させる化合物(以下、光酸発生
剤という)と、酸により分解できる基( Radical)を有
する酸分解性溶解阻止化合物(以下、溶解抑制剤とい
う)とを含有する3成分系化学増幅型フォトレジスト組
成物に関するものである。
【0007】化学増幅型フォトレジストは通常3成分系
と2成分系に分けられる。2成分系は酸との反応により
分解される基を含む高分子樹脂および光酸発生剤とから
なっており、その例としてポリ(3価ブトキシカルボニ
ルオキシスチレン)と光酸発生剤であるオニウム塩とか
らなるレジスト( Electrochem、 Soc.1986、133、181)
が挙げられる。3成分系はアルカリ可溶性樹脂、溶解抑
制剤および光酸発生剤からなり、その例として、アルカ
リ可溶性樹脂としてノボラック樹脂を、溶解抑制剤とし
てナフタリンに3価ブトキシカルボニル基を導入した化
合物を、そして光酸発生剤としてオニウム塩を使用した
レジスト(Proc. SPIE、 920、 42(1988))を挙げることが
できる。他の例としては、J.Photopolym. Sci. Techno
l., 5、 1、1992、 67ー78に提示されているもので、ノボラ
ック樹脂をアルカリ可溶性樹脂として、3価−ブトキシ
カルボニルホスファゲン化合物を溶解抑制剤として、そ
してオニウム塩を光酸発生剤として使用して3成分系レ
ジストを製造する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記2
成分系化学増幅型フォトレジストの場合は、高分子樹脂
中の酸分解基が多くなる場合、放射線照射後のベーキン
グ(baking)工程でレジストの膜が収縮する欠点があ
る。一方、3成分系の化学増幅型フォトレジストの場合
は、アルカリ可溶性樹脂に対する溶解阻止性が不充分で
あるため、現像時に膜の減少が大きく、溶解抑制剤の骨
格構造への酸分解性基の導入量を多くする場合、レジス
ト溶媒に対する溶解性が低下する問題点がある。
【0009】従って、本発明は3成分系フォトレジスト
として、前記問題点を解決し得る化学増幅型フォトレジ
ストを提供することにその目的がある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明の3成分系化学増幅型フォトレジスト組成物
は、アルカリ可溶性樹脂、溶解抑制剤及び光酸発生剤か
らなる3成分系化学増幅型フォトレジスト組成物におい
て、アルカリ可溶性樹脂と、下記の一般式(I)で表示
される芳香族ポリヒドロキシ化合物の水酸基の水素位置
に構造式(II)−1、(II)−2、(II)−3、(II)
−4で表示される酸分解性化合物を置換させた溶解抑制
剤と一般式(III)のオニウム塩光酸発生剤とからなる。
【0011】
【化3】
【0012】ここで、R1 とR2 は水素、ハロゲン、ア
ルキル基又はアルコキシ基を示し、R1 とR2 はそれぞ
れ独立である。aは1〜3の定数であり、bは1〜8の
定数であり、cは1〜12の定数である。R3 は脂肪族
炭化水素基、又はエーテル基、メルカプト基、スルホキ
シド基、スルホン基、アリール基若しくはヒドロキシ基
を含む脂肪族炭化水素基である。
【0013】
【化4】
【0014】 Ar3 + - ・・・(III)
【0015】ここで、Arは芳香族炭化水素基又はハロ
ゲン置換芳香族炭化水素基のいずれかであり、Xは硫
(S)又はセレン(Se)のいずれかであり、YはBF
4 、PF6 、AsF6 、SbF6 又はCF3 SO3 のい
ずれかである。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明はアルカリ可溶性樹脂、光
酸発生剤および溶解抑制剤からなる3成分系化学増幅型
フォトレジスト組成物において、溶解抑制剤として次の
条件を満たす化合物を使用することを特徴とする。一番
目、ベーキング時に分解されない耐熱性を有すること。
二番目、レジスト溶媒に良く溶ける基本構造を有するこ
と。三番目、非露光部での溶解抑制効果を増大させるた
めに分子量が大きいこと。
【0017】本発明の溶解抑制剤は融点(M.P)が1
70℃以上であり、レジストの耐熱性を向上させること
ができ、アルカリ可溶性樹脂との相溶性がよいだけでな
く、レジスト溶媒に対する溶解度も優秀である。又、遠
紫外線領域で吸収がないアルキル鎖を多く導入して溶解
抑制剤を合成することにより分子量を増加させ、その結
果、非露光部での溶解抑制効果を増加させるとともに感
度を向上させたレジスト組成物を調製することができ
る。
【0018】本発明に使用される溶解抑制剤をより詳細
に説明すると次のようである。一般式(I)で表示され
る芳香族ポリヒドロキシ化合物の水酸基の水素に構造式
(II)−1、(II)−2、(II)−3、(II)−4の酸
分解性基を導入した溶解抑制剤を合成する。ここで、一
般式(I)に導入される構造式(II)−1〜(II)−4
の基は少なくとも二つ以上を導入することができ、これ
らは互いに同じであるか異なる。
【0019】
【化5】
【0020】ここで、R1 とR2 は水素、ハロゲン、ア
ルキル基又はアルコキシ基を示し、R1 とR2 はそれぞ
れ独立である。aは1〜3の定数であり、bは1〜8の
定数であり、cは1〜12の定数である。R3 は脂肪族
炭化水素基、又はエーテル、メルカプト基、スルホキシ
ド基、スルホン基、アリール基若しくはヒドロキシ基を
含む脂肪族炭化水素基である。R1 とR2 で表示される
アルキル基は炭素数1〜4の直鎖又は側鎖アルキル基が
使用でき、そのうち、メチル、エチル、イソプロピル、
t−ブチル等が特に望ましい。又、R1 とR2 で表示さ
れるアルコキシ基は炭素数1〜4の直鎖又は側鎖アルコ
キシ基が望ましく、そのうち、メチルアルコキシ、エチ
ルアルコキシ、イソプロピルアルコキシ、t−ブチルア
ルコキシ等が特に望ましい。
【0021】前記一般式(I)で表示される芳香族ポリ
ヒドロキシ化合物としては次に表示された化合物が望ま
しい。
【0022】
【化6】
【0023】ここで、eは1〜12の定数である。
【0024】
【化7】
【0025】ここで、eは1〜12の定数である。
【0026】
【化8】
【0027】ここで、eは1〜12の定数である。
【0028】
【化9】
【0029】ここで、eは1〜12の定数である。
【0030】
【化10】
【0031】
【化11】
【0032】
【化12】
【0033】
【化13】
【0034】
【化14】
【0035】
【化15】
【0036】
【化16】
【0037】ここで、fは0〜12の定数である。
【0038】
【化17】
【0039】ここで、fは0〜12の定数である。
【0040】
【化18】
【0041】ここで、fは0〜12の定数である。
【0042】
【化19】
【0043】ここで、fは0〜12の定数である。
【0044】
【化20】
【0045】ここで、gは1〜12の定数であり、Aは
O、S、SO2 およびSO中からなる群より選ばれる。
【0046】
【化21】
【0047】ここで、gは1〜12の定数であり、Aは
O、S、SO2 およびSOからなる群より選ばれる。
【0048】
【化22】
【0049】ここで、gは1〜12の定数であり、Aは
O、S、SO2 およびSOからなる群より選ばれる。
【0050】
【化23】
【0051】ここで、gは1〜12の定数であり、Aは
O、S、SO2 およびSOからなる群より選ばれる。
【0052】
【化24】
【0053】本発明に使用された化合物を詳細に説明す
ると次のようである。本発明に使用されるアルカリ可溶
性樹脂としては、ガラス転移温度(Tg)が高いか放射
線の波長で光吸収の少ない樹脂を使用することが望まし
い。具体的に、カルボキシ基含有メタクリル系樹脂及び
その誘導体、ノボラック樹脂、ポリビニルフェノール樹
脂等が挙げられる。そのうち、ポリビニルフェノール樹
脂はノボラック等の他の樹脂に比べて248nmで吸収
が少ないため、使用が有利である。しかしながら、ポリ
ビニルフェノール樹脂はアルカリ溶液での溶解速度があ
まりに速いという欠点がある。本発明では前記発明した
溶解抑制剤を組み合せることにより、ポリビニルフェノ
ール樹脂の溶解速度を調節することができた。
【0054】本発明に使用される光酸発生剤は放射線の
照射により分解されて酸を発生させる化合物で、主にA
3 + - で表記されるオニウム塩を使用し、これに
関してはJ.Am.Chem.Soc., 112,No16,1990, 6004と米
国特許第4,933,377号、ドイツ特許第29,0
46,260号等に詳細に言及されている。ここで、A
rは芳香族炭化水素基又はハロゲン置換芳香族炭化水素
基のいずれかであり、Xは硫黄(S)又はセレン(S
e)のいずれかであり、YはBF4 、PF6 、As
6 、SbF6 又はCF3 SO3 のいずれかである。光
酸発生剤の添加量は、アルカリ可溶性樹脂100重量部
に対して0.01〜30重量部の範囲で使用され、特に
0.5〜5重量部が適する。
【0055】本発明に使用された各組成物を溶解させる
溶媒はシクロヘキサノン、エチレンジクロライド、メチ
ルエチルケトン、γ−ブチロラクトン、エチレングリコ
ールモノメチルエテル、エチレングリコールモノエチル
エテル、エチレングリコールモノエチルエテルアセテー
ト、トルエン、メトキシプロピオン酸メチル、メトキシ
プロピオン酸エチル、N,N−ジメチルホルムアミド、
ジメチルスルホキシド等であり、これらは単独で使用さ
れるか、必要によって2種以上が混合されて使用され
る。
【0056】本発明に使用されるアルカリ現像液として
は、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム等の無機アルカ
リ類、エチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミ
ン等のアミン類、テトラメチルアンモニウムヒドロキシ
ド、テトラエチルアンモニウムヒドロキシド等の第四級
アンモニウム塩等が使用できる。前記アルカリ現像液に
界面活性剤を適量添加して使用することもできる。
【0057】前記レジスト組成物は公知の方法によっ
て、シリコンウェーハに塗布、露光前熱処理、露光、露
光後熱処理、現像の方法でパターンを形成することがで
きる。
【0058】本発明を合成例と実施例に基づいて説明す
ると次のようである。しかし、本発明はこの合成例と実
施例に限定されるものではない。
【0059】
【実施例】
<芳香族ポリヒドロキシ化合物の合成> 合成例1)反応器に4,4−ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)吉草酸50.0g、1,4−ブタンジオール7.
7g、ジブチル錫オキシド0.9g、テトラリン(Tetr
alin) 50mlを入れ、攪拌しながら190℃に徐々に
昇温し、反応器内を70mmHgに減圧し6時間反応さ
せて、副生成物として発生する水を除去する。6時間反
応させた後、反応器内に残っているテトラリンを除去す
るため、反応器内部を20mmHgに減圧させ3時間に
わたって溶媒をすっかり除去する。反応後、反応器の内
部温度を80℃に減温し、0.5gのシュウ酸と150
mlのエタノールを添加してから完全に溶かして濾過す
る。濾液を冷却して結晶化させ、乾燥して白色粉末であ
る次の構造式(A)の芳香族ポリヒドロキシ化合物44
gを得た。
【0060】
【化25】
【0061】合成例2)1,4−ブタンジオール7.7
gの代わりに1,6−ヘキサンジオール10.0gを使
用したことを除き合成例1と同様な方法で実施して次の
構造式(B)の芳香族ポリヒドロキシ化合物45gを得
た。
【0062】
【化26】
【0063】合成例3)1,4−ブタンジオール7.7
gの代わりに1,8−オクタンジオール12.4gを使
用したことを除き合成例1と同様な方法で実施して次の
構造式(C)の芳香族ポリヒドロキシ化合物52gを得
た。
【0064】
【化27】
【0065】<溶解抑制剤の合成> 合成例4)構造式(A)の化合物3.0gと18−クラ
ウン−60.1gと炭酸カリウム3.5gを反応器に入
れ、テトラヒドロプラン50mlを入れてから反応器の
周囲を冷却させた後、ジ−3価−ブチルジカーボネート
5.4gを注入した。注入が完了されると、3時間反応
させてから濾過する。濾過液をメタノールで沈澱させて
から数回再結晶して白色の化合物3.7gが得られ、液
体クロマトグラフと核磁気共鳴分析により、合成が円滑
に遂行されたことがわかった。この化合物をレジスト組
成物の溶解抑制剤として使用した。
【0066】合成例5)構造式(A)の化合物の代わり
に構造式(B)の化合物5.8gを使用したことを除き
合成例4と同様な方法で実施して溶解抑制剤4.6gを
得た。
【0067】合成例6)構造式(A)の化合物の代わり
に構造式(C)の化合物6.5gを使用したことを除き
合成例4と同様な方法で実施して溶解抑制剤5.2gを
得た。
【0068】実施例1)標準ポリスチレン換算平均分子
量が9,000であり、分子量分布が1.6であるポリ
ビニールフェノール100重量部に対し、前記合成例4
で得た溶解抑制剤30重量部と光酸発生剤であるトリフ
ェニルスルホニウムトリプレート3重量部をシクロヘキ
サノンに溶解させた。シクロヘキサノンは固形分(ポリ
ビニルフェノール、溶解抑制剤、光酸発生剤)の重量の
3.3倍を使用した。溶解されたレジストを0.1μm
のメンブレーンフィルターで濾過した。このレジスト溶
液をシリコンウェーハに0.8μmの厚さにコーティン
グした。これを90℃で90秒間ホットプレート上で熱
処理した後、248nmKrFエキサイマレーザーステ
ッターを使用して露光し、80℃で30秒間ホットプレ
ートで熱処理した。これを現像液で30秒間現像して
0.28μmのライン /スペースポジティブ型パター
ンを得た。ここに使用された現像液はドイツフェキスト
社のAZ現像液と脱イオン水( Deionized water)を
1:1の比率に混合した水溶液であり、ポリビニルフェ
ノールと光酸発生剤であるトリフェニルスルホニウムト
リプレートは公知の方法で得た。
【0069】実施例2)合成例4で得た溶解抑制剤30
重量部の代わりに合成例5で得た溶解抑制剤30重量部
を使用したことを除き実施例1と同様な方法でパターン
形成テストをした結果、0.30μmのライン/スペー
スポジティブ型パターンを得た。
【0070】実施例3)合成例4で得た溶解抑制剤30
重量部の代わりに合成例6で得た溶解抑制剤30重量部
を使用したことを除き実施例1と同様な方法でパターン
形成テストをした結果、0.32μmのライン/スペー
スポジティブ型パターンを得た。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の溶解抑制
剤は融点(M.P)が170℃以上であり、レジストの
耐熱性を向上させることができ、アルカリ可溶性樹脂と
の相溶性がよいだけでなく、レジスト溶媒に対する溶解
度も優秀である。又、遠紫外線領域で吸収がないアルキ
ル鎖を多く導入して溶解抑制剤を合成することにより分
子量を増加させ、その結果、非露光部での溶解抑制効果
を増加させるとともに感度を向上させたレジスト組成物
を調製することができる。
フロントページの続き (72)発明者 キム キ ダエ 大韓民国,タエジョン,ユソン−グ,シ ンソン−ドン,タエリン トレ アパー ト 101−507 (72)発明者 セオ ドン−チュル 大韓民国,タエジョン,ユソン−グ,シ ンソン−ドン,タエリン トレ アパー ト 101−907 (56)参考文献 特開 平9−54437(JP,A) 特開 平8−22127(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03F 7/00 - 7/42 H01L 21/027

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルカリ可溶性樹脂、溶解抑制剤及び光
    酸発生剤からなる3成分系化学増幅型フォトレジスト組
    成物において、アルカリ可溶性樹脂と、下記の一般式
    (I)で表示される芳香族ポリヒドロキシ化合物の水酸
    基の水素位置に構造式(II)−1、(II)−2、(II)
    −3、(II)−4で表示される酸分解性化合物を置換さ
    せた溶解抑制剤と、一般式(III)のオニウム塩光酸発生
    剤とからなる3成分系化学増幅型フォトレジスト組成
    物。 【化1】 ここで、R1 とR2 は水素、ハロゲン、アルキル基又は
    アルコキシ基を示し、R1 とR2 はそれぞれ独立であ
    り、aは1〜3の定数であり、bは1〜8の定数であ
    り、cは1〜12の定数であり、R3 は脂肪族炭化水素
    基、又はエーテル基、メルカプト基、スルホキシド基、
    スルホン基、アリール基若しくはヒドロキシ基を含む脂
    肪族炭化水素基であり、 【化2】 Ar3 + - ・・・(III) ここで、Arは芳香族炭化水素基又はハロゲン置換芳香
    族炭化水素基のいずれか一つであり、Xは硫黄(S)又
    はセレン(Se)のいずれかであり、YはBF4 、PF
    6 、AsF6 、SbF6 又はCF3 SO3 のいずれかで
    ある。
  2. 【請求項2】 構造式(II)−1、(II)−2、(II)
    −3又は(II)−4から選択された基の少なくとも二つ
    以上が一般式(I)に導入された溶解抑制剤を包含し、
    ここで、一般式(I)に導入された基は互いに同じであ
    るか異なる請求項1記載の3成分系化学増幅型フォトレ
    ジスト組成物。
  3. 【請求項3】 アルカリ可溶性樹脂100重量部に対
    し、10〜40重量部の溶解抑制剤と0.5〜30重量
    部の光酸発生剤とを含む請求項1記載の3成分系化学増
    幅型フォトレジスト組成物。
  4. 【請求項4】 アルカリ可溶性樹脂が標準ポリスチレン
    換算平均分子量で2,000〜20,000のポリビニ
    ルフェノールである請求項1記載の3成分系化学増幅型
    フォトレジスト組成物。
JP8271181A 1995-10-14 1996-10-14 3成分系化学増幅型フォトレジスト組成物 Expired - Fee Related JP2975315B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
KR35530/1995 1995-10-14
KR1019950035530A KR0164963B1 (ko) 1995-10-14 1995-10-14 3성분계 화학증폭형 포토레지스트 조성물

Publications (2)

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