JPH0395515A - 光アイソレータ及びその組立方法 - Google Patents

光アイソレータ及びその組立方法

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Publication number
JPH0395515A
JPH0395515A JP23148589A JP23148589A JPH0395515A JP H0395515 A JPH0395515 A JP H0395515A JP 23148589 A JP23148589 A JP 23148589A JP 23148589 A JP23148589 A JP 23148589A JP H0395515 A JPH0395515 A JP H0395515A
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JP
Japan
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optical isolator
wavelength
light source
optical
polarizer
Prior art date
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Pending
Application number
JP23148589A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Konno
良博 今野
Hiroshi Kume
久米 浩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Namiki Precision Jewel Co Ltd
Original Assignee
Namiki Precision Jewel Co Ltd
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Publication date
Application filed by Namiki Precision Jewel Co Ltd filed Critical Namiki Precision Jewel Co Ltd
Priority to JP23148589A priority Critical patent/JPH0395515A/ja
Publication of JPH0395515A publication Critical patent/JPH0395515A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は使用波長域で、広帯域でかつ広い温度範囲で5
0dB以上の消光比特性を示す、二段直結型光アイソレ
ータ及びその組立方法に関するものである。
[従来の技術] 半導体レーザを光源とした光通信,光計測システム等に
おいて半導体レーザの誤動作を防止する上で、50dB
以上の高い消光特性を有する光アイソレータの必要性が
望まれていた。これに対して多くの技術的提案がなされ
ている。たとえば特開昭55−138711号公報では
実質的に二個の光アイソレータを直結して二段構成とし
、かつファラデー回転子を互いに相反する永久磁石磁界
により逆方向に磁化し、ファラデー回転子の温度変化を
相殺することにより温度変化を緩和している。さらにフ
ァラデー回転子としてファラデー回転特性が、波長ある
いは温度に対して逆方向関係にある材料を用いて結合し
、互いに補償させることにより均一化し、波長あるいは
温度特性の広帯域化を実現した。また特開昭5 8 −
 6 8 7 1 8 .1公報ではファラデー回転子
の光路長を第一と第二の光アイソレータについて異なる
ように構威して、一方を45゜+△θとし、他方を45
6−Δθとすることにより、同じく広帯域化を具体化す
る提案と、ファラデー回転子は同一で、それぞれの光ア
イソレータの検光子の偏波面を第一の偏光子に対して4
5゜十Δθに調整することにより、同一効果をあげる提
案もあった。さらに特開昭61−147224号公報で
は第一と第二の光アイソレータをそれぞれ標準使用温度
に対して、一方は高温側,他方は低温側においてθf−
45゜どなるファラデ−回転子を用いる構造により、結
果としてファラデー回転子の厚みを変える提案がなされ
ている。
[発明が解決しようとする課題] 前記従来技術により初期の目的である広帯域な温度波長
で高消光比を示す光アイソレータの理論的構成はほぼ解
決ざれているが、それらを実際に量産規模で生産する場
合、多くの困難性が存在し、実際的な技術手段が望まれ
ている。
すなわち特開昭55−138711号公報で開示され−
Cいるファラデ一回転子用ガーネット結晶の波長,温度
特性的検討はなされているが、実際に組立てる際に二種
類のガーネット結晶を準備しなければならないし、それ
ぞれを個別に厚みを調整し、θ,−45°となるように
設定しなければならないので、■程上の繁雑さ,原利結
晶の特殊性から工業的規模の量産性には問題がある。ま
た特開昭58−68718,特開昭61−147224
号公報における技術も同様に45゜±八〇の厚み調整を
行なわなければならない。ファラデーガラスを用いた光
路長の長いファラデー物質の場合は前記問題は少ないが
、LPE法を用いたB1添加希土類鉄ガーネット結晶で
は、θr−45゜の厚みが70〜400IIIRであり
、研摩によりθ1を調整しており、現実の研摩では45
゜±0.5゜稈度の範囲で変動するため、機械的にΔθ
の増減を行なうことは量産時には無意味なものとなる。
[課題を解決するための手段] 本発明は、実用波長がλである二段直結型光アイソレー
タとして、一方をλ−Δλ、他方をλ+Δλの波長光源
を用いて、あらかじめ一段の光アイソレータとしてそれ
ぞれ単独に構威し、しかる後に波長λの光源を用いて第
一と第二の光アイソレータを結合した、光アイソレータ
及びその組立方法を提案するものである。
[実施例] 第1図は本発明の実施例を示し、第−の偏光子1,第一
のファラデー回転子5,第一の検光子2で構成された第
一の光アイソレータMを、1530nmの半導体レーザ
光源で組立てを行ない、5 第二の偏光子3,第二のファラデ−回転子6,第二の検
光子4で構戒された第二の光アイソレータNを、157
0nmの半導体レーザ光源で組立てを行なった。レーザ
光源として波長可変レーザを使用し、それぞれ波長15
30, 1570, 1550nmに設定して組立てを
行なった。これらの光アイソレータはそれぞれ2±Δλ
の波長に合わせ、逆方向挿入損失をとる方向に固定し、
偏光子側を回転調整して消光比が最大となる位置を調べ
た上で固定する。このとき本実施例ではBi添加希土類
鉄ガーネットを用いているが、組立後の偏光子と検光子
との偏光面角度は、それぞれ45゜±1.7”  (Δ
λ−20nm )になっている。第2図(a)はそれぞ
れ第一の光アイソレータM,第二の光アイソレータN単
独の波長一消光比特性を示したものである。次に155
0nmの半導体レーザ光源で、第一と第二の光アイソレ
ータとを挿入損失が最小となるように結合した。(b)
は波長λにおいて結合した本発明による二段直結型光ア
イソレータの波長一消光比特性を示す。明ら6 かに本発明による二段直結型光アイソレータは1550
nm±20r+n+の波長範囲において消光比60dB
以上となっている。また温度特性については第3図に示
すようにO〜60℃において消光比50dB以上を測定
した。第一の光アイソレータMにおける偏光素子1.2
間の偏光面角度は46.7゜で、第二の光アイソレータ
Nにおける偏光素子3.4間の偏光面角度は43.3゜
であった。このときΔλによる45゜からのズレ角はフ
ァラデー回転子の波長依存性により異なることは当然で
あるが、0.5〜2゜程度のズレ角から広帯域化が実現
できた。
[発明の効果] 本発明により、組立てに用いる光源波長を第,第二の光
アイソレータで異ならせることにより、高消光比が得ら
れる範囲を波長,温度に関して広帯域化することが可能
となり、かつ使用する光学部品は全て同一の標準品をそ
のまま利用することができるので、そのための光源を用
意すれば量産性の向上した組立方法となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の光アイソレータの概略図。 第2図は本発明による光アイソレータの波長消光比特性
図。 第3図は本発明による光アイソレータの温度特性図。 1,3;偏光子      2,4;検光子5.6−フ
ァラデー回転子 H:第一の光アイソレータ N.第二の光アイソレータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)偏光子、検光子、ファラデー回転子及び永久磁石
    でそれぞれ構成された第一と第二の光アイソレータが直
    結した波長λで使用される二段直結型光アイソレータに
    おいて、第一の光アイソレータにおける偏光子と検光子
    との偏光面角度が、λ−Δλ波長光源下において最大の
    消光比となる位置関係にあり、第二の光アイソレータに
    おける偏光子と検光子との偏光面角度が、λ+Δλ波長
    光源下において最大の消光比となる位置関係にあること
    を特徴とした光アイソレータ。
  2. (2)偏光子、検光子、ファラデー回転子及び永久磁石
    でそれぞれ構成された第一と第二の光アイソレータが直
    結した波長λで使用される二段直結型光アイソレータに
    おいて、第一の光アイソレータはλ−Δλの波長光源を
    用いて、第二の光アイソレータはλ+Δλの波長光源を
    用いて、それぞれの偏光子と検光子との偏光面角度が最
    大の消光比をとる位置関係で構成部品を組立後、次に波
    長λの光源を用いて、第一と第二の光アイソレータとを
    挿入損失が最小となるように結合することを特徴とした
    光アイソレータの組立方法。
JP23148589A 1989-09-08 1989-09-08 光アイソレータ及びその組立方法 Pending JPH0395515A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013041882A (ja) * 2011-08-11 2013-02-28 Fujitsu Ltd 光増幅装置

Cited By (1)

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JP2013041882A (ja) * 2011-08-11 2013-02-28 Fujitsu Ltd 光増幅装置

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