JPH03951Y2 - - Google Patents

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JPH03951Y2
JPH03951Y2 JP19761786U JP19761786U JPH03951Y2 JP H03951 Y2 JPH03951 Y2 JP H03951Y2 JP 19761786 U JP19761786 U JP 19761786U JP 19761786 U JP19761786 U JP 19761786U JP H03951 Y2 JPH03951 Y2 JP H03951Y2
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JP
Japan
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basket
rotating shaft
flat washer
recess
washer
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JP19761786U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、洗たく機の脱水兼洗たくバスケツト
の、回転軸への取付構造に関する。
〔従来の技術〕
例えば、一槽式洗たく機では脱水兼洗たく槽を
水受槽内に収め、水受槽の下方に脱水兼洗たくモ
ーターを配設し、該モーターに連結した回転軸を
前記脱水兼洗たく槽に連結して脱水兼洗たく槽を
回転して脱水し、あるいは該槽内に設けてあるか
くはん翼を回転して洗いやすすぎを行うようにし
ている。
ところで、脱水兼洗たく槽となるバスケツトを
回転軸に固定するには、第2図に示すようにバス
ケツト1の底部にバスケツト取付金具12を取付
けておき、該バスケツト取付金具12に形成して
ある挿通孔11に回転軸3を挿入するとともに、
該バスケツト取付金具12の外面に形成してある
凹部13にアルミダイキヤストの平座金14を装
着して、バスケツト1の内側からナツト4により
バスケツト取付金具12を回転軸3に締付固定し
ている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このように従来は、バスケツト1と回転軸3と
の締付固定を確実にするためのものとして平座金
14を用いているため、ガタツキ防止をより確実
なものとするには、平座金14の径をこれが装着
されるバスケツト取付金具12の凹部13の内径
と完全に等しくして隙間が生じないようにする必
要がある。しかし、平座金14の大きさを凹部1
3内径と完全に等しくすることは事実上困難で、
バスケツト1の回転軸3との間に隙間が生じてガ
タツキが生じることが多い。
本考案の目的は前記従来例の不都合を解消し、
バスケツトを回転軸に固定するにあたり、両者間
に隙間が生ぜずガタツキ発生を防止できる洗たく
機のバスケツト取付構造を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は前記目的を達成するため、バスケツト
の底部に取付けたバスケツト取付金具に座金装入
用の凹部を形成し、該凹部内に座金を装置するも
のにおいて、座金はサラ座金を使用し、締付け時
にサラ座金の外周端が凹部内壁に、サラ座金の孔
端がモーターに連結した回転軸の外周に当接する
ように装着することを要旨とするものである。
〔作用〕
本考案によれば、ナツトによりバスケツトを回
転軸に締付ければ、バスケツト取付金具の凹部内
に装入してあるサラ座金がこの締付力により平ら
につぶれ該凹部内に隙間が生じないように装着さ
れ、バスケツトは回転軸に対ししつかりと固定さ
れる。
〔実施例〕
以下、図面について本考案の実施例を詳細に説
明する。
第1図は本考案の洗たく機のバスケツト取付構
造の実施例を示す縦断正面図で、図中1はバスケ
ツト、5は該バスケツト1の外側に配設される水
受槽を示し、バスケツト1の底部にはバスケツト
取付金物2が取付けてある。
このバスケツト取付金物2は、中央に軸の挿通
孔6が形成してあり、この挿通孔6は、下部開口
縁を巾広の段違い凹部7に形成し、これに続く軸
との係止段部8aが形成される中間部8は成形の
際の脱形しやすいよう前記凹部7側に向かつて拡
がるテーパー状に形成した。
図中3は、モーター(図示せず)に連結される
回転軸を示し、その途中には前記係止段部8aに
係合する係止部3a、及びサラ座金との係止部3
bを形成してある。また10はサラ座金を示し、
このサラ座金10の径は前記凹部7の内径よりわ
ずか小さく、締付け前にはサラ座金10の外周端
と凹部7の内壁との間に隙間aが存し、サラ座金
10の孔端と回転軸3の外周との間に隙間bが存
し、締付け時にサラ座金10の外周端が凹部7の
内壁と、またサラ座金10の孔端が回転軸3の外
周に当接するようなものとしておく。
このようにして、バスケツト1を回転軸3に固
定するにはまず回転軸3にサラ座金10をはめ係
止部3bで係止しておき、この状態で回転軸3を
バスケツト1の下方からバスケツト取付金具2の
挿通孔6に差込めば、係止部3aが係止段部8a
に係合したところでそれ以上の挿入が阻止され
る。この際、中間部8はテーパー状に形成してあ
るから回転軸3の挿入はスムーズに行われる。
そして、この状態でサラ座金10が凹部7内に
遊嵌され、サラ座金10の外縁とバスケツト取付
金具2との間には隙間aが、またサラ座金10の
内縁と回転軸3との間には隙間bが存する。
次にバスケツト1の内側から回転軸3にナツト
4をかませてこれを締付ければ、回転軸3はバス
ケツト取付金具2側に徐々に締付けられていき、
その結果、凹部7内のサラ座金10は係止部3b
で内縁側を押されながら徐々に扁平になつてい
き、締付終了時点では隙間a,bがうめつくされ
た状態となつて凹部7内に収まる。
こうして、バスケツト1と回転軸3とはサラ座
金10により隙間なくしつかりと固定され、か
つ、このサラ座金10の復元力がバネとして作用
しナツト4のゆるみ止めとして働くので、バスケ
ツト1と回転軸3との間にガタツキが生じること
はない。また、バスケツト取付金物2の中間部8
がテーパー状に形成されて回転軸3との間に隙間
があつても、サラ座金10によりバスケツト取付
金具2が回転軸3に対し隙間なく固定されるので
支障が生じることはない。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案の洗たく機のバスケツ
ト取付構造は、サラ座金を用いることでバスケツ
トを回転軸に固定した際両者間のガタツキを防止
でき、しつかりと固定できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の洗たく機のバスケツト取付構
造の実施例を示す縦断正面図、第2図は従来例を
示す縦断正面図である。 1……バスケツト、2……バスケツト取付金
具、3……回転軸、3a,3b……係止部、4…
…ナツト、5……水受槽、6……挿通孔、7……
凹部、8……中間部、8a……係止段部、9……
回転軸、10……サラ座金、11……挿通孔、1
2……バスケツト取付金具、13……凹部、14
……平座金。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バスケツトの底部に取付けたバスケツト取付金
    具に座金装入用の凹部を形成し、該凹部内に座金
    を装置するものにおいて、座金はサラ座金を使用
    し、締付け時にサラ座金の外周端が凹部内壁に、
    サラ座金の孔端がモーターに連結した回転軸の外
    周に当接するように装着することを円特徴とした
    洗たく機のバスケツト取付構造。
JP19761786U 1986-12-23 1986-12-23 Expired JPH03951Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19761786U JPH03951Y2 (ja) 1986-12-23 1986-12-23

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JP19761786U JPH03951Y2 (ja) 1986-12-23 1986-12-23

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Publication Number Publication Date
JPS63103578U JPS63103578U (ja) 1988-07-05
JPH03951Y2 true JPH03951Y2 (ja) 1991-01-14

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JPS63103578U (ja) 1988-07-05

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