JPS6118870Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6118870Y2
JPS6118870Y2 JP1982132493U JP13249382U JPS6118870Y2 JP S6118870 Y2 JPS6118870 Y2 JP S6118870Y2 JP 1982132493 U JP1982132493 U JP 1982132493U JP 13249382 U JP13249382 U JP 13249382U JP S6118870 Y2 JPS6118870 Y2 JP S6118870Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
boss
bearing case
fitting recess
bearing
integrally formed
Prior art date
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Application number
JP1982132493U
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English (en)
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JPS5937084U (ja
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Publication date
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Publication of JPS5937084U publication Critical patent/JPS5937084U/ja
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Publication of JPS6118870Y2 publication Critical patent/JPS6118870Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 本考案の技術分野 本考案は洗濯機に関し、特に翼軸を軸支した
軸受ケースを洗濯槽の底部に止着する構造に関
する。
(ロ) 従来技術及びその問題点 第3図は従来の止着構造を示し、31は洗濯
槽の底面、32はこの底面31に形成した凹
所、33は凹所32に穿設された取付孔の周囲
に形成されたシール部材34の取付溝である。
又、35は翼軸36を上下2ケ所で軸受(図示
せず)によつて回転可能に支持した軸受ケース
で、上端に大径のフランジ37を形成すると共
に、上部周側にネジを切つている。
かくして、翼軸36を支持した軸受ケース3
5を槽内から取付孔に挿着し、フランジ37で
シール部材34を押圧し、ここで槽外下方から
軸受ケース35にナツト38を螺合する。そし
て、ナツト38を螺合することによつて軸受ケ
ース35を引下げ、シール部材34をフランジ
37で変形させて取付溝33内に密着させる。
従つて、軸受ケース35は凹所32に締付固定
され、シール部材34は取付孔周囲を水封す
る。この後、翼軸36の回転翼39をビス40
で止着する。
この従来技術では軸受ケース35をナツト3
8の螺合により、即ち締付力によつて取付孔に
止着することになるので、軸受ケース35の挿
入作業とナツト38の螺合作業を要し、しかも
この二つの作業を槽内と槽外とに分けて行なう
必要があつた。従つて、従来は作業性が非常に
悪かつた。
(ハ) 本考案の目的 本考案は軸受ケースの止着構造を改良して作
業性を向上し、一方ではこの作業の自動化を容
易にすることを目的とする。
(ニ) 本考案の構成及び作用 本考案は取付孔に代えてボスを有し、このボ
スに軸受ケースを上方から挿着するものであ
る。よつて、二つの作業を一方向からの挿入作
業だけに代えることができ、作業性が著しく改
善される。又、挿入後の軸受ケースが防げるの
を防ぐために、軸受ケースの端部にはボス端部
に対する係合爪が形成され、しかもこの係合爪
を挿入中には逃し空間に逃している。よつて、
挿入後の軸受ケースはボスに確実に止着されて
いる。又その係合爪は挿入中には空間に逃げる
ので、ボス内面に強く当接することがなく、摩
耗、破損することが少なく、挿入後に戻つた時
にはボス端部に確実に係合し、抜け止め作用を
果たす。更に、洗濯槽底部に非円形の嵌合凹所
を一体形成すると共に、ここに軸受ケースの同
形の側面を嵌合させたので、軸受ケースの回動
を阻止できるものである。
尚、逃し空間及び係合爪を軸受ケース側に設
けたのは、ボスはケースの挿入力に対してリブ
等に補強されるので、撓みにくいからである。
(ホ) 本考案の実施例 第1図イ,ロに於いて、1は二槽式洗濯機の
樹脂製洗濯槽の底面、2は底面に凹ませて形成
した非円形、例えば八角形の嵌合凹所である。
3は嵌合凹所2の底面中央に下方突出状に一体
形成された小径円筒状のボスで、その外側面の
4ケ所には挿入孔4…を囲むように膨出部5…
を形成している。
6は嵌合凹所2の底面の外周部上に全周に亘
つて配設されたシール部材である。
7は翼軸8を挿通させ且つ内部上下でオイル
レスメタル(図示せず)によつて支持した樹脂
製の軸受ケースで、外側面が八角形で上記嵌合
凹所2に嵌合されたフランジ部分9と、外側面
が円形で上記ボス3に圧入された本体部分10
を有している。この軸受ケース7は、フランジ
部分9によつてシール部材6を押圧し、このフ
ランジ部分9の下面からボス3の挿入孔4…内
に各々挿入された係合爪11…を一体に垂設
し、この係合爪11…と本体部分10との間に
逃し空間12を全周に亘つて形成している。そ
して、この各個独立した係合爪11…はケース
圧入中には逃し空間12側に撓んで挿入孔4…
の内面との圧接を避け、圧入後には自身の弾力
で戻つてボス3の膨出部5…の下端に下方から
係合し、上方への抜け止め作用を成す。
第2図イ,ロは他の実施例を示している。こ
こでは嵌合凹所2とボス3とを兼用しているの
が特徴である。即ち、嵌合凹所2、挿入孔4…
及び膨出部5…が省略される代りに、ボス3は
内面を四角形にしている。そして、軸受ケース
7は本体部分10を四角形にすると共に、各角
部を切り、その角部に対応するフランジ部分9
…の下面から係合爪11…を一体に垂設してい
る。この結果、圧入後には係合爪11…はボス
3の下端に係合するのである。
尚、フランジ部分9の側面形状はこの実施例
では任意なもので良い。
(ヘ) 本考案の効果 本考案は従来作業を上方からの挿入作業だけ
に代えたので、作業性、生産性を著しく向上さ
せることができる。又、軸受ケースを確実に回
り止めすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図イ,ロは本考案による軸受取付装置の半
断面図と底面図、第2図イ,ロは他の実施例の半
断面図と底面図、第3図は従来例の要部断面図で
ある。 2……嵌合凹所、3……ボス、7……軸受ケー
ス、8……翼軸、9……フランジ部分、10……
本体部分、11……係合爪、12……逃し空間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 洗濯槽の底部に非円形の嵌合凹所と下向き突出
    状のボスとを一体形成し、翼軸を軸受によつて回
    転可能に支持する軸受ケースに上記嵌合凹所と同
    形の側面を形成すると共に、この軸受ケースを上
    記嵌合凹所及びボスにシール部材を挾んで上方か
    ら挿着し、上記軸受ケースには挿入後にボスの下
    端部に係合する係合爪と挿入中に係合爪を内方に
    逃す逃し空間とを一体形成して成る洗濯機の軸受
    取付装置。
JP13249382U 1982-08-31 1982-08-31 洗濯機の軸受取付装置 Granted JPS5937084U (ja)

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JP13249382U JPS5937084U (ja) 1982-08-31 1982-08-31 洗濯機の軸受取付装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP13249382U JPS5937084U (ja) 1982-08-31 1982-08-31 洗濯機の軸受取付装置

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Publication Number Publication Date
JPS5937084U JPS5937084U (ja) 1984-03-08
JPS6118870Y2 true JPS6118870Y2 (ja) 1986-06-07

Family

ID=30299180

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JP13249382U Granted JPS5937084U (ja) 1982-08-31 1982-08-31 洗濯機の軸受取付装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63158008A (ja) * 1986-12-20 1988-07-01 フランスベッド株式会社 スプリング装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52120569A (en) * 1976-04-02 1977-10-11 Hitachi Ltd Centrifugal dehydrating washing machine

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JPS52120569A (en) * 1976-04-02 1977-10-11 Hitachi Ltd Centrifugal dehydrating washing machine

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JPS5937084U (ja) 1984-03-08

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