JPH0394251A - 撮影ユニット - Google Patents

撮影ユニット

Info

Publication number
JPH0394251A
JPH0394251A JP23237089A JP23237089A JPH0394251A JP H0394251 A JPH0394251 A JP H0394251A JP 23237089 A JP23237089 A JP 23237089A JP 23237089 A JP23237089 A JP 23237089A JP H0394251 A JPH0394251 A JP H0394251A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gelatin
layer
silver
film
photographic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP23237089A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2821774B2 (ja
Inventor
Toshihiko Yagi
八木 敏彦
Hideo Ota
太田 秀夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP1232370A priority Critical patent/JP2821774B2/ja
Publication of JPH0394251A publication Critical patent/JPH0394251A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2821774B2 publication Critical patent/JP2821774B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、従来の撮影システム、即ち撮影環境に精緻に
対応して最良に撮影条件を設定しうるカメラに感光材料
を着脱して感光材料の集中受入撮影処理を行う従来の撮
影システムに対して、撮影機会毎に簡便に即応し、光像
形戊のカメラ機能と受像記録する感光材料機能とを合体
して分散撮影処理を行う撮影ユニットに関する。
〔発明の背景〕
通常の生活の場において、撮影記録すべきシーンもしく
は資料に偶然或は必然的に逢着することがあるが、撮影
に用いるカメラの携帯は必ずしも約束されず、可惜撮影
機会を逸する。このような撮影機会の逃失は意外に多く
、撮影機会毎に簡便に即応しうる撮影システムの潜在的
要望は底深いものがあった。
この要望に対しては、既にハロゲン化銀感光材料技術並
びに樹脂レンズ及び樹脂精密成型技術を動員することに
よって、精緻な撮影仕上りは従来の撮影システムに譲る
としても、必要最小限の撮影目的を達しうる撮影システ
ムを構築することは可能となっている。
即ち瞼と、水晶体−ガラス体一網膜を鴬膜でまとめた眼
の機能に倣った、カメラ機能とフィルム機能を合わせた
“カメラフィルム″とでも称スべき撮影ユニットが既に
市販されており、“使い捨てカメラ”等と通称されてい
る。
〔解決すべき問題点〕
前記した撮影ユニットは、市場に現れて日も浅く、又低
コストを指向するあまり、撮影仕上りに不満足な点が次
々と指摘されその改善を望む声が高くなって来た。更に
撮影仕上りについての検討は、結像される光像或は写真
特性に関る画質のみならず画面自体の品位にまで及す必
要がある。
撮影ユニットに嵌挿されるハロゲン化銀感光材料(以後
フィルムと称す)は、従来の撮影システムのカメラに装
填される長い経験に基く完全包装の7イルムに比べ、各
種の物理的、化学的障碍に対して無防備に近く、しかも
“使い捨て”の呼び名に災されて、非常に環境に鋭敏な
フィルムが在中することが忘れられ、販売時及び/又は
使用時に兎角取扱が粗略となり、極めて苛酷な条件に曝
されることが多い。
撮影ユニットの外形をなす樹脂戊形の當体は、なるべく
薄く、簡易に形戊されており、嵌挿されるフイルムの家
体内姿勢、物理的或は化学的雰囲気は容易に環境に応じ
て変動し、店頭で直射日光に曝されたり、環境に裸呈さ
れて使用状態に置かれると直に影響を蒙り、環境の高温
及び/又は高温によって撮影仕上りの画質に支障を生ず
るのみならず、鴬体内でのフイルムの搬送に円滑を欠ざ
かつそれにより画面に疵がつき易くなる。従って一般使
用のフイルム以上に高温、高湿或はその伯に対する防備
性を高める必要が認められる。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、販売、使用環境の撮影仕上り画質に与
える障碍に対して防備性の高い撮影ユニットを提供する
ことにある。又他の目的は、高温及び/又は高湿下にお
いて、當体内搬送性のよい撮影ユニットの提供にある。
〔目的達或の手段〕
前記フィルムの防備性向上について検討した結果、意外
にもフィルムに使用するゼラチン、特にフィルムの最上
層一般には保護膜層のゼラチンのゼリー強度(パギー法
)と強い相関性があることを知った。
既にゼラチンのゼリー強度の効用については、特公昭5
1−43777号、特開昭53−9518号、同53−
13413号に開示する所があるが、これらは総てゼラ
チンの湿潤ゲル状態での膜物性を整えることを狙いとす
るものであり、乾燥ゲル状態で撮影仕上り画質(ピント
、像の歪み並びにかぶり等の写真特性)及び画面を良好
に保つ防備性を向上することは知られていなかった。防
備性の向上はパギー法によるゼリー強度280g以上で
顕著であり、特に高温及び/又は高湿下における耐擦過
性が向上することを知った。
〔発明の構成〕
前記した本発明の目的は、撮影ユニットに嵌挿されたフ
イルムに用いられるゼラチンのパギー法によるゼリー強
度270〜330gであることを特徴とする撮影ユニッ
トによって達威される。
本発明に係るゼラチンのゼリー強度はパギー法によって
求められる値270〜330gに特定するが、ゼラチン
の写真特性に及す影響及びコスト面を加味すると、好ま
しくは280〜320g、更に290〜310gが好ま
しい。
しかしながら本発明は保護膜層に施す場合に最も効果が
高いので保護膜ゼラチンに限れば290〜310gが好
ましい。
一般にゼラチンは動物の皮や骨の主戊分でめるコーラゲ
ンを熱水中で可溶化させて製造するのであるが原料を直
ちに熱水中に抽出することは困難であり、工業的製造方
法では原料を石灰乳に1〜3ケ月間浸漬する前処理即ち
石灰漬けと称する長期間の前処理を行ってコーラゲンを
予め部分的に加水分解している。一般的に数回行なわれ
る抽出のうち、最初に抽出されるものが高物性でゼリー
強度も300以上のものが抽出される。
本発明に係るフィルムには最も好ましい態様として最上
層にゼリー強度300g以上を与えるものであるが、該
特性のゼラチンを単独使用でもよいし、該ゼラチン以・
外のゼラチンを可能な範囲で併用してもよい。尚該ゼラ
チンが60%以上含まれることが望まれる。更にこの他
にゼラチン誘導体、酵素処理ゼラチン、親水性合戊高分
子物質(例えばビニル重合体、スチレン、無水マレイン
酸共重合体、スチレン、無水マレイン酸とポリビニルア
ルコールの縮金物、スチレン・マレイン酸共重合体とア
クリルアミドの共重合体又はブレンド組戊物、アクリル
酸共重合体等)、天然高分子物質(例えばセルロース誘
導体、アルギン酸ナトリウム、デキストラン、澱粉誘導
体等)などの親水性高分子物質をはじめ、特開昭50−
11023号のゼラチンとアクリル酸のクラフト重合物
、特開昭57−10416号の、コロイド状のシリカな
どを含んでいてもよい。
更に環境に対する防備性向上の一環としてホルマリンス
カベンジャの添加使用が好ましい。
又汚染防止剤、酸化防止剤等を添加して画質の向上に資
することができる。
前記本発明に従って防備性を高めたフィルムは鴬体内に
高温をもたらし易い黒色系當体の撮影ユニットに対し特
に顕著にその効果を現す。
本発明に係るフィルムの写真乳剤層、その他の親水性コ
ロイド層は、バインダ(又は保護コロイド)分子を架橋
させ、膜強度を高める硬膜剤を1種又は2種以上用いる
ことにより硬膜することが好ましい。硬膜剤は、処理液
中に硬膜剤を加える必要がない程度にフィルムを硬膜で
きる量添加することができるが、処理液中に硬膜剤を加
えることも可能である。
本発明に用いられる硬膜剤としては、選定した層だけが
硬膜されること、写真特性に悪影響がなく、硬膜速度が
速く後硬膜が起らず、溶解性がよくかつ層中で耐拡散性
であることが好ましい。
従ってボリマー硬膜剤が好ましく、少くとも保護膜には
用いられることが望ましい。
本発明に用いられるポリマー硬膜剤は下記一般式(HP
)で表すことができる。
一般式(: H P ) p 上記化合物はポリマーであるが故に相当自由に前記した
要求に沿って、A,Rを選ぶことができる。
Xは硬膜効果を具現する官能基であって、−CH−CI
{2或は求核基を有するか塩基によって水素と結合して
離脱しうる基Qを伴った−CHz  CH2一Q又は活
性エステル基等である。
尚Jは連結基である。
更に本発明に好ましく用いられるポリマー硬膜剤のその
代表的例を以下に掲げるがこれらに限定されるものでは
ない。
HP−1 H  P − 2 HP 〜3 Aは水溶性を付与するための基であり、下記のものが挙
げられる。
尚前記ポリマー硬膜剤の分子量はポリエチレングリコー
ル換算で5000ffl度である。
硬膜剤としては、本発明においてはポリマー硬膜剤が好
ましいが、その他に下記のものが用5%られる。即ち、
アルデヒド系、アジリジン系(例えばPBレポート、1
9,921,米国特許3.27Ll75号、特公昭46
−40898号、特開昭50−91315号に記載のも
の)、イソオキサゾール系(例えば、米国特許331.
609号に記載のもの)、エポキシ系(例えば米国特許
3,047,394号、西独特許1 ,085,663
号、英国特許1,033,518号、特公昭48−35
495号に記載のもの)、ビニルスルホン系(例えば、
PBレポート19,920、西独特許2,749.26
0号、英国特許1,251.091号、特公昭49−1
3563号、特開昭50−62250号、米国特許3,
539.644号に記載のもの)、アクリロイル系(例
えば、特開昭49−116154号、米国特許3.64
0.720号に記載のもの)、カルポジイミド系(例え
ば、米国特許4,061,499号、特公昭46−38
715号に記載のもの)、トリアジン系(例えば、西独
特許2,553.915号、米国特許3,325,28
7号、特開昭52−12722号に記載のもの)、その
他マレイミド系、アセチレン系、メタンスルホン酸エス
テル系、(N−メチロール系;)の硬膜剤が単独又は組
合せて使用できる。有用な組合せ技術として、例えば西
独特許2,514.245号、米国特許4,047.9
57号、特開昭52−127329号、特公昭48−3
2364号に記載の組合せが挙げられる。
ホルマリンスカベンジャとしては、例えば特開昭58−
150950号、米国特許4,464.463号、米国
防衛特許900,028号、西独特許3,227.96
2号、リサーチ・ディスクロージャー (Resear
ch Disclosure)10133号等に記載の
ものを好ましく用いることができる。
本発明に係るフィルムの乳剤層間(同一感色性層間及び
/又は異なった感色性層間)で、現像主薬の酸化体又は
電子移動剤が移動して色濁りが生じたり、鮮鋭性が劣化
したり、粒状性が目立つのを防止するために色かぶり防
止剤を用いることができる。
該色かぶり防止剤は乳剤層自身に含有させてもよいし、
中間層を隣接乳剤層間に設けて、該中間層に含有させて
もよい。
色かぶり防止剤として、ハイドロキノン誘導体、アミノ
フェノール誘導体、没食子酸誘導体、アスコルビン酸誘
導体などが好ましく、その具体例は、米国特許3,70
0.453号、特開昭59−5247号、特公昭50−
23813号等に記載されている。
画像安定剤としては、例えばハイドロキノン誘導体、没
食子酸誘導体、フェノール誘導体及びそのビス体、ヒド
ロキシクマラン及びそのスピ口体、ヒドロキシクロマン
及びそのスビロ体、ピペリジン誘導体、芳香族アミン化
合物、ペンゾジオキサン誘導体、ペンズジオキソール誘
導体、シリコン原子含有化合物、チオエーテル化合物等
が好ましい。その具体例として英国特許1,410.8
46号、特開昭59−10539号、特公昭52−27
534号、米国特許2,816,028号、同3,98
2,944号、同4,452.884号等が挙げられる
次に、本発明に係る7イルムの感光層に用いられるハロ
ゲン化銀乳剤について述べる。
本発明に用いるハロゲン化銀乳剤には、ハロゲン化銀と
して臭化銀、沃臭化銀、沃塩化銀、塩臭化銀及び塩化銀
等の通常のハロゲン化銀乳剤に使用される任意のものを
用いることができる。
ハロゲン化銀粒子の組或は、粒子内部から外部に至るま
で均一なものであってもよいし、粒子内部と外部の組戊
が異なってもよい。又、粒子内部と外部の組戊が異なる
場合、連続的に組成が変化してもよいし、不連統であっ
てもよい。
ハロゲン化銀粒子の粒子径は特に制限はないが、迅速処
理性及び感度等、他の写真性能等考慮すると、好ましく
は0.2乃至1.6μm1更に好ましくは0.25乃至
1.2μmの範囲である。
ハロゲン化銀粒子の粒子径の分布は、多分散であっても
よいし、単分散であってもよい。
本発明のハロゲン化銀写真乳剤には公知の写真用添加剤
を使用することができる。
公知の写真用添加剤としては例えば下表に示したリサー
チ゜ディスクローヂャのRD− 17643及びRD−
 18716に記載の化合物があげられる。
添加剤   RD−17643    RD−1871
6頁   分類    頁  分類 23    III      648一 右上23 
   1V      648右一右上29    1
XI      648一 右上24    Vl  
    649一 右下〃             
       〃25〜26  ■     649右
〜650左〃                   
〃26〜27  XI       650右26−2
7  1I       650右27    ff 
     650右/l 化学増感剤 増感色素 現像促進剤 かぶり防止剤 安定剤 紫外線吸収剤 フィルタ染料 塗布助剤 界面活性剤 可塑剤 滑り剤 スタチック防止剤 マット剤 バインダ 27    ■       〃 28    XVI      650右26   f
f      651右 本発明に係るフィルムをカラーフィルムとするときには
乳剤層に、発色現像処理において芳香族第1級アミン現
像剤(例えばp−フェニレンジアミン誘導体や、アミノ
フェノール誘導体など)の酸化体とカップリング反応を
行い色素を形戊する色素形戊カプラーが用いられる。該
色素形戊カプラーは各々の乳剤層に対して乳剤層の感光
スペクトル光を吸収する色素が形戊されるように選択さ
れるのが普通であり、青感性乳剤層にはイエロー色素形
成カプラーが、緑感性乳剤層にはマゼンタ色素形戊カプ
ラーが、赤感性乳剤層にはシアン色素形戊カプラーが用
いられる。しかしながら目的に応じて上記組合せと異な
った用い方でハロゲン化銀カラー写真感光材料をつくっ
てもよい。
これら色素形戊カプラーは分子中にバラスト基と呼ばれ
るカプラーを非拡散化する炭素数8以上の基を有するこ
とが望ましい。又、これら色素形成カプラーは1分子の
色素が形成されるために4分子の銀イオンが還元される
必要がある4等量性であっても、2分子の銀イオンが還
元されるだけでよレゝ2等量性のどちらでもよい。現像
に伴って現像抑制剤を放出し、画像の鮮鋭性や画像の粒
状性を改良するカプラーはDIRカブラーと呼ばれる◇
DIRカブラーに代えて、現像主薬の酸化体とカップリ
ング反応し無色の化合物を生或すると同時に現像抑制剤
を放出するDIR化合物を用いてもよい。
用いられるDIRカプラー及びDIR化合物には、カッ
プリング位には直接抑制剤が結合したものと、抑制剤が
2価基を介してカップリング位に結合しており、カップ
リング反応により離脱した基内での分子内求核反応や、
分子内電子移動反応等により抑制剤が放出されるように
結合したもの(タイミングDIRカプラー及びタイミン
グDIR化合物と称する)が含まれる。又、抑制剤も離
脱後拡散性のものと、それほど拡散性を有していないも
のを、用途により単独で又は併用して用いることができ
る。
芳香族第1級アミン現像剤の酸化体とカップリング反応
を行うが、色素を形或しない無色カプラー(競合カプラ
ーとも言う)を色素形戒カプラーと併用して用いること
ができる。
イエロー色素形或カプラーとしては、公知のアシルアセ
トアニリド系カブラーを好ましく用いることができる。
これらのうち、ペンゾイルアセトアニリド系及びビバロ
イルアセトアニリド系化合物は有利である。
用い得るイエロー発色カブラーの具体例は例えば、米国
特許3,891,445号、西独特許1,547.86
8号、英国特許1,425,020号、特開昭58−9
5346号等に記載されたものである。
マゼンタ色素形戊カブラーとしては、公知の5ビラゾロ
ン系カブラー ビラゾ口ペンツィミダゾール系カブラー
 ピラゾロトリアゾール系カプラー 開鎖アシルアセト
ニトリル系カブラー インダゾロン系カプラー等を用い
ることができる。
用い得るマゼンタ発色カプラーの具体例は、例えば米国
特許3,891,445号、西独特許1,810,46
4号、特開昭53−55122号等に記載のものが挙げ
られる。
シアン色素形戊カプラーとしては、公知の7ェノール系
又はナ7トール系カプラーを用いることができる。例え
ば、アルキル基、アシルアミノ基、或イハウレイド基な
どを置換したフェノール系カブラ−5−7ミノナ7トー
ル骨格から形或されるナ7トール系カプラー 離脱基と
して酸素原子を導入した二等量型ナフトール系カプラー
などが代表される。
用い得るシアン発色カプラーの具体例は、例えば、米国
特許3,779.763号、特開昭61− 10554
5号ナどに記載のものが挙げられる。
本発明の感光材料に用いることのできる支持体としては
、例えば前述のRD−17643の28頁、及びRD−
18716の647頁左欄に記載されているものが挙げ
られる。適当な支持体としてはポリマーフイルム、紙な
どで、これらは接着性、帯電防止性などを高めるI;の
処理がなされていてもよい。
〔実施例〕
以下に本発明の具体的実施例を述べるが、本発明の実施
の態様はこれらに限定されない。
以下の全ての実施例において、フィルム中の添加量は特
に記載のない限りlm2当りのg数を示す。又、ハロゲ
ン化銀とコロイド銀は銀に換算して示した。
トリアセチルセルロースフイルム支持体上番こ、下記に
示すような組或の各層を順次支持体側力)ら形戊して、
多層カラー写真要素試料lを作製しtこ。
試料−1(比較) 第l層;ノ1レーション防止層(HC−1)黒色コロイ
ド銀・ ・・・・   ・・0.20UV吸収剤(tJ
V−1)  ・・・ ・・0.20カラードカブラ−(
CC−1)  ・   ・0.05カラードカブラー(
CM−2)  ・ ・・0.05高沸点溶媒(Oil−
1)   ・・ ・0,20ゼラチン・ ・    ・
   ・・・・1.5第2層;中間層(IL−2) UV吸収(UV−2)   ・・・・・・・0.Ol高
沸点溶媒(Oil−1)・・・・・・0.0lゼラチン
・ ・          ・・1.5第3層:低感度
赤感性乳剤層(RL.)沃臭化銀乳剤( E m − 
1 )   ・ ・・1.0ll  (Em−2)・・
・ ・・0.5増感色素(S−1)・2.5X 10−
″(モノレ/銀lモノレ)//   (S − 2 )
− 2.5X 10”(    N       )/
/   (S − 3 )− 0.5X 10−’( 
   //       )シアンカブラー(C−1)
  ・・ ・ ・1.Oll     (C−2)  
        ・0.05カラードシアンカプラー(
CC−1)・0.05DIR化合物(D−1)  − 
 ・−0.002高沸点溶媒(○it−1)     
・・0.5ゼラチン・・・・・・       ・1.
5第4層;高感度赤感性乳剤層(R H)沃臭化銀乳剤
( E m − 3 )・ ・ ・ ・2.0増感a[
(s − 1 )− 2.Ox 10−’(モル/銀1
モル)n  (S  2 )・2.OX to−’(t
−ル/銀1 %&)//  (S  3)・0.lXl
O−’(モル/銀1モル)シアンカプラー(C−2) 
 ・・・   ・0.015tt     (C3) 
・・・  ・0.25カラードシアンカプラー(C C
 − 1 )  ・0.0+5D I R力7’ラ− 
(D  2) ・・0.05高沸点溶媒(Oil  1
)      ・・0.5ゼラチン・  ・・・・・ 
・・ ・・1.5第51!;中間層(IL−2) ゼラチン・ ・ ・         ・0.5第6層
;低感度緑感性乳剤層(GL) 沃臭化銀乳剤(Em−1)  ・   ・・i.o増感
色素(S−4)・5 X 10−’(モル/銀lモル)
//  (S−5)・I XIO−’(%ル/銀1 モ
ル)マゼンタカブラ−(M−1)  ・ ・・0.4カ
ラードマゼンタカプラ−(CM − 1 ) 0.05
DIRカプラー(D−3) ・ ・・・・0.015t
t    ( D − 4 )   ・・  ・0.0
20高沸点溶媒(Oi!−2)     ・ ・0.5
ゼラチン・・・           ・1.0第7層
;中間層(IL−3) ゼラチン・・・・・・・ ・ ・  ・0.8高沸点溶
媒(Oil−1)・    ・0.2第8層;低感度緑
感性乳剤層(GH) 沃臭化銀乳剤( E m − 3 )・ ・  ・1.
3増感色素(S−6)・l.5X 10−’(モル/銀
lモル)tt  (S  7)・2.5X 10−’(
モル/銀1モル)tt  (S  8)・0.5X 1
0−’(モル/銀1モル)マゼンタカプラー(M−2)
 ・ ・・・0.05tt        (M3) カラードマゼンタカブラ−(CM DIRカプラー(D−3) 高沸点溶媒(Oi!−3) ゼラチン・ 第9履;イエローフィルタ層(YC) 黄色コロイド銀・ 色汚染防止剤(SC−1) 高沸点溶媒(Oil  3) ゼラチン・ 第10層;低感度青感性乳剤層(B L)沃臭化銀乳剤
( E m − 1 ) tt    (Em2) 増感色素  (S−10)   ・・・イエローカプラ
ー(Y−1) //    (Y2) DIR化合物  (D−2) 高沸点溶媒 (Oil−3) ゼラチン・ 第11層;高感度青感性乳剤層(B H)・ 0.15 2 )  0.05 ・ 0.Ol ・ 0.5 ・ 1.0 ・ 0.1 ・ 0.1 ・ 0.1 ・ 0.8 ・ 0.25 ・ 0.25 7 7 i0引 ・ 0.5 ・ 0.1 ・ 0.Ol ・ 0.15 ・ 1.0 沃臭化銀乳剤(Em4)   ・・・・0.50// 
    (Em−1)  ・       l).20
増感色素(S − 9 )・1 x 10−’(モル/
銀1モル)tt  (S  10)・3 X 10−’
(モル/銀1モル)イエローカプラー(Y−1)  ・
  ・0.30//      (Y2)・・・・・0
.05高沸点溶媒 (○il3) ・・  ・0.07
ゼラチン・・・・・・・ ・・  ・・1.1第12M
J ;第l保護層(PRO−1)微粒子沃臭化銀乳剤 平均粒径0.08μAg!2モル%・  ・・ 0.4
tJ V吸収剤(UV−1)  ・・・ ・・0.10
7/   (UV2)・・・・ ・・0.05高沸点溶
媒(Oill)    ・ ・0.111   (01
+4)   ・ ・・0.1ホルマリンスカベンジャ(
HS−1)・O−5ゼラチン・・ ・ ・ ・・ ・・
 ・1.0第l3層;第2保護層(PRO−2) 界面活性剤(Su−1) ・・・0.005アルカリ可
溶性マット化剤(平均粒径2μm)・ 0.IO シアン染料(AIC−1)  ・・・・  ・0.00
5マゼンタ染料(AIM−1)  ・・・・・0.01
滑り剤(WAX−1)  ・  ・・・・0.04ゼラ
チン・・・           ・0.6尚各層には
上記組或物の他に塗布助剤S u − 2、分散助剤S
u−3、硬膜剤H−1及びH−2、防腐剤DI−1,安
定剤Stab  1 %かぶり防止剤AF−1,AF−
2を添加した。
E m − 1  平均粒径O、46μm1平均沃化銀
含有率7.5%、単分散性の表面低沃化銀含有型乳剤 E m − 2  平均粒径0.32μm1平均沃化銀
含有率2.0%、単分散性で均一組或の乳剤 E m − 3  平均粒径0.78μm1平均沃化銀
含有率6,0%、単分散性の表面低沃化銀含有型乳剤 E m − 4  平均粒径0.95μm1平均沃化銀
含有率8.0%単分散性の表面低沃化銀含有型乳剤 S−1 S−5 S−2 S−6 S−−3 S−7 S−4 S−8 S−9 cc−1 C−1 1.+.tl, C 2 CM−1 D−1 CQ S u−1 0i+−1 Oil 3 H O i  I −’2 OH ○1 1−4 HS− 1 MS−2 H−2 CH! −CHS020HffiOC}I!SO2CH
−ClttWAX−1 S  u − 2 H CH.−COOC.H., Oil AIC− l )0,K SO.K AIM−1 表一I 第1保護層と第2保護層に用いるゼラチンを表−tに示
すように変化させ試料1〜8を作成した。
乾燥後試料を断裁し、撮影ユニットを作戊した。
高温下での写真特性を見るため個々の撮影ユニットを樹
脂で被覆された包湿紙で密封した。この際内部の相対湿
度が55%(25゜C)となるよう調整した。
その後撮影ユニットを65゜Cで24時間保ち、高湿処
理なしのものとの性能比較を行った。
高湿下の耐擦過性は前記撮影ユニットを30℃RH80
%に保ったのちユニット内でフィルムの搬送テストを行
い発生したキズの程度を目視して評価した。
*青感性層の関する値 このようにして作或した各試料No.1〜8を、白色光
を用いてウエッジ露光したのち、下記現像処理を行った
処理工程(38℃) 発色現像     3分15秒 漂    白         6 分30秒水   
洗         3分15秒定    着    
     6分30秒水   洗         3
分l5秒安定化   l分30秒 乾    燥 各処理工程において使用した処理液組戊は下記の通りで
ある。
〔発色現像液〕
4−アミノー3−メチルーN一エチルーN−(βヒドロ
キシエチル)一アリニン・硫酸塩 4.75g無水亜硫
酸ナトリウム         4 . 25gヒドロ
キシルアミン・1/2硫酸塩    2.O g魚水炭
酸カリウム          37.5 g臭化ナト
リウム            1.3 gニトリロト
リ酢酸・3ナ]・リウム塩 (1水塩)               2.5 g
水酸化カリウム            1.0 g水
を加えてIQとする。
〔漂白液〕
エチレンジアミン四酢酸鉄 アルミニウム塩           100.0 g
エチレンジアミン四酢酸2 アンモニウム塩           10.0 g臭
化アンモニウム          150.0 g氷
酢酸               10.0+nff
水を加えて112とし、アンモニア水を用いてpl=6
.0に調整する。
〔定着液〕
チオ硫酸アンモニウム        175.0 g
無水亜硫酸ナトリウム         8.5gメタ
亜硫酸ナトリウム         2.3g水を加え
てIQとし、酢酸を用いてpH−6.0に調整する。
〔安定液〕
ホルマリン (37%水溶液)       1.5m
Ωコニダックス(コニカ社製)       7.5m
0.水を加えてN2とする。
結果を表−1に示す。
表−1から分かるように保護層のゼラチンのゼリー強度
を270〜330gとした本発明の撮影ユー、ソトは高
温下での写真性能変動及び高湿下での搬送性に優れてい
ることが分る。
又保護層が2層からなる本実施例においては第l保護層
、第2保護層が共にゼリー強度が270−330 gで
ある場合に最も効果が大きく、次に第2保護層のみゼリ
ー強度が270〜330gである場合が良いことも分か
る。
実施例2 実施例l試料4において第1保護層のホルマリンスカベ
ンジャを以下のように変化させて試料9〜11を作戒し
た。
表−3 *青感性層に対する値 表−3から分るように本発明の効果はホルマリ表−2 ンスカベンジャが存在するときに大きいことが分る。
実施例3 実施例1、試料4において保護層に用いた硬膜剤を以下
のように変化させ試料12〜l4を作或した。
表−4 次に実施例1と同様にして高温下での性能変化及び高湿
下での搬送性のテストを行った。
次に実施例l と同様にして高温下での性能変化 及び高湿下での搬送性のテストを行った・結果を表−5
に示す。
表−5 *青感性層に対する値 表−5から分るように本発明の効果はポリマー硬膜剤を
用いたとき大きいことが分る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 撮影ユニットに嵌挿されたハロゲン化銀感光材料に用い
    られるゼラチンのパギー法によるゼリー強度が270〜
    330gであることを特徴とする撮影ユニット。
JP1232370A 1989-09-06 1989-09-06 撮影ユニット Expired - Lifetime JP2821774B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1232370A JP2821774B2 (ja) 1989-09-06 1989-09-06 撮影ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1232370A JP2821774B2 (ja) 1989-09-06 1989-09-06 撮影ユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0394251A true JPH0394251A (ja) 1991-04-19
JP2821774B2 JP2821774B2 (ja) 1998-11-05

Family

ID=16938160

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1232370A Expired - Lifetime JP2821774B2 (ja) 1989-09-06 1989-09-06 撮影ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2821774B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49115329A (ja) * 1973-03-06 1974-11-05
JPS62163052A (ja) * 1986-01-11 1987-07-18 Konishiroku Photo Ind Co Ltd ハロゲン化銀写真感光材料
JPS63194254A (ja) * 1987-02-09 1988-08-11 Fuji Photo Film Co Ltd 露光機能を賦与した感光材料包装ユニツト

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49115329A (ja) * 1973-03-06 1974-11-05
JPS62163052A (ja) * 1986-01-11 1987-07-18 Konishiroku Photo Ind Co Ltd ハロゲン化銀写真感光材料
JPS63194254A (ja) * 1987-02-09 1988-08-11 Fuji Photo Film Co Ltd 露光機能を賦与した感光材料包装ユニツト

Also Published As

Publication number Publication date
JP2821774B2 (ja) 1998-11-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07209819A (ja) カメラ
JPH0394251A (ja) 撮影ユニット
JP2004133386A (ja) 感光性要素
JPH03223842A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPH02110539A (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料
JPH03289653A (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料
JP2979031B2 (ja) 塗設層の密着性が改良されたハロゲン化銀感光材料
JP2004163883A (ja) 感光性写真要素
US6028199A (en) Hardeners for photographic materials
JPH04157452A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPH03215855A (ja) 粒状性の優れた白黒画像形成方法と、それに適した撮影用ハロゲン化銀カラー写真感光材料
JPH04350845A (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料
JPH04157454A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JP2002072426A (ja) 包装されたカラーネガ型ハロゲン化銀多層フィルム
JPH03259241A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPH0427947A (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料
JPH02106739A (ja) 粒状性が改良されたハロゲン化銀カラー写真感光材料
JPH0416940A (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料
JPH0511396A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPH03240049A (ja) 多層カラー感光材料
JP2003302728A (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料
JPH10177231A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPH04321038A (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料
JPH04157451A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPH0220864A (ja) 新規なカプラーを含有するハロゲン化銀写真感光材料