JPH039369A - 液体現像剤 - Google Patents

液体現像剤

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JPH039369A
JPH039369A JP1142915A JP14291589A JPH039369A JP H039369 A JPH039369 A JP H039369A JP 1142915 A JP1142915 A JP 1142915A JP 14291589 A JP14291589 A JP 14291589A JP H039369 A JPH039369 A JP H039369A
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vinyl monomer
meth
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monomer
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Yasuo Yanagida
柳田 泰夫
Katsuyuki Ogura
克之 小倉
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子写真方式又は静電記録方式によって形成
された静電潜像の現像に用いられる液体現像剤(以下、
液体トナーという)に関する。
〔従来の技術〕
理想的な液体トナーは、色料と定着剤(分散性能、定着
性能及び固着性能を併せてもつ材料)が相互に一体的に
結合した、トナー粒子が電気絶縁性担体液中に安定に分
散していることが必要である。
この問題を解決するために特公昭52−3306号及び
特公昭56−10619号の各公報に記載された液体ト
ナーでは、担体液に可溶性のビニル重合体と担体液に不
溶性のビニル重合体をグリシジル基と酢酸ビニルモノマ
ーの反応によって相互にグラフト結合させて成るグラフ
ト重合体を定着剤として使用している。しかし、このよ
うな液体トナーを長時間繰返し使用し、又は長期間保存
した場合には、。液体トナーの分散安定性の悪化、荷電
極性の制御の経時的悪化及びそれによる画像濃度の低下
が起る。
これらは、グラフト重合体の製造時に比較的多量Gこ副
生するグラフト化されていない担体液に可溶性の重合体
が、トナー粒子から担体液中へ経時的に溶出することに
よって、前記した理想的な液体トナーの構成が崩壊する
ために起るものと考えられている。
グラフト重合体の上記のような欠点を改良する試みが近
年行われるようになり、例えば、特開昭5!l−831
74号公報には、担体液に可溶性重合体及び不溶性重合
体とからなり、これ等の重合体の双方に−COOfl、
−SO,11又は−〇C0CR,等の極性官能基を含有
させることによって、可溶性重合体の極性官能基と不溶
性重合体の極性官能基との間の吸着能を利用し液体トナ
ーの分散安定性を改善する技術が開示されている。
しかしながら、本発明者等の研究の結果、上記の様に単
に極性官能基を可溶性重合体及び不溶性重合体に持“た
せた液体トナーでは、分散安定性が成る程度向」−する
ものの画像のにtSみゃ尾引きが発生するので、静電現
像用液体現像剤に用いた場合、実用的には、なお問題が
ある事が判ってきた。
極性官能基との間の吸着能を利用した静体トナーの上記
のような欠点を改良するために、例えば、特開昭61−
208057号公報には、脂環族又は芳香族ビニルモノ
マーを含有した担体液可溶性の共重合体と不溶性の重合
体を自んでなる樹脂分散液を用いた液体]・ナーが開示
されている。
しかしながら、このような樹脂分散液は、画像のにじみ
や尾引きは成る程度向上するものの、可溶性共重合体と
不溶性重合体の相互作用が弱いため、不揮発分30重足
%での粘度(B型粘度計による値)が100センチボイ
ズ未満の乳白色エマルジョンの形態で分散(−でいるの
で、液体トナーとした場合は長時間の繰返し又シJ、長
時間の保存中に、分散安定性の悪化、荷重極性の制御の
経時的悪化及びそれによる画像濃度の低下が起こる。
このような問題点を解決するために、本発明者らは、特
開昭63−208866号公報で、不揮発分30重足%
での活用が100センチボイズ以−1−のゲル状ラテッ
クス状の縫鎖状重合体を提案し、長時間の使用又は、長
時間の保存後においても良好な分散安定性及び良好な画
像濃度を保持し得る液体j〜ルナ−提案した。
(発明が解決しようとする課題〕 本発明が解決しようとする課題は、上記特開昭63−2
08866号公報で提案した液体トナーの改良にあり、
特に2鎖状重合体の製造方法の改良し、長時間の使用又
は長時間の保存後においても、更に良好な分散安定性及
び良好な画像濃度を保持り、 4jjる液体トナーを提
供することにある。
〔!!題を解決するための手段〕
本発明は上記課題を解決するため、電気絶縁性担体液に
可溶性のビニル共重合体の中で、酢酸ビニルモノマーを
主成分とするビニルモノマーを重合する事によって得ら
れる分子鎖相互の縫れによって捕捉された前記担体液に
不溶性の2鎖状共重合体を定着剤として使用する液体ト
ナーを提供する。
本発明では、電気絶縁性担体液を共重合体を製造する際
の反応媒体及び液体トナーの担体液として用いる。電気
絶縁性担体液としては、例えば、ヘキサン、ペンタン、
6オクタン、ノナン、デカン、ウンデカン、ドデカンの
ばかエクソン化学社から「アイソパーG、H9に、L、
MJ等の商品名の下に販売されている有機溶剤の如き6
8〜250℃の温度範囲に沸点を有し、且つ109Ω・
(1以上の体積比抵抗と3未満の誘電率を有する各種の
脂肪族炭化水素溶剤を使用することができる。特に沸点
が100〜200 ’Cの溶剤、例えは、「アイソパー
GJ  rアイソパーH」が好ましい。
本発明の液体トナーは、前記担体液に可溶性のビニル共
重合体の中で酢酸ビニルモノマーを主成分とするビニル
モノマーを重合することによって得られる分子鎖相互の
纒れによって捕捉された前記担体液に不溶性の2鎖状共
重合体を定着剤として使用することζこ特徴がある。
前記担体液に可溶性の共重合体は、本発明の2鎖状共重
合体の分散を安定化させるための縫鎖セグメンt・を有
する共重合体であり、(Δ)炭素原子数8〜24のアル
コール残基を有する(メタ)アクリレート(以下第1千
ツマ−成分という。)が45〜95重景%と、(B)炭
素数1〜7のアルコール残基を有する(メタ)アクリレ
ート(以下、第2モノマー成分という、)が5〜55重
量%と更(7,二必要に応じて他の共重合可能なビニル
モノマー成分(以下第3千ツマ−成分という。)とから
製造することができる。
前記第1モノマー成分の使用割合が45重量%未満にな
ると、前記担体液に対する溶解性が悪くなるためトナー
の分散安定性が低下する傾向にあり、また第1モノマー
成分の含有型が95重量%を越えると、酢酸ビニルモノ
マーを主成分とするビニルモノマーとの分子鎖相互の縫
れが少なくなるために、トナーの帯電極性安定性が悪く
なる傾向にあるので好ましくない。
第1モノマー成分としては、例えば、オクチル(メタ)
アクリレート、2エチルヘキシル(メタ)アクリレート
、ラウリル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)
アクリl/−)、イソ2・′Jル(メタ)アクリレート
等を挙げることができる。
第2千ツマ−成分としては、例え1:1入メナル(ツタ
)アクリレ−1−、エチル(メタ′)アクリ1.・−(
・1、プロピル(メタ)チクリレー1、イソブr+ビル
(、メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート
、イソブチル(メタ)アイノリレート、ターシャリ−ブ
チル(メタ)アクリレ−川・、シクlコヘキシル(メタ
)アクリI、= −1、ベンジル(メタ)アクリ1/−
ト等を挙げる、二とができる。特17.:炭素原子数1
−3のアルコール残基を有する(メタ)アクリレートが
好ましい。
第3)干、ツマ−成分と17では、例えば−m式  C
1l、!=Cl−1 C0R (式中、Rは炭素原子数1=18のアルキル基苓表わず
。) で表わされる飽和脂肪酸ビニルエステル、C0ORC0
0R (式中、Rば炭素原子数1・〜18の?ルキル基イ表わ
す1、) で表わされる不仲用ジカルボン酸のジアルキルエステル
或いは、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートの如
き水酸基含有ビニルモノマー;特3′f請;IE(7)
範囲第(6)項記載の酢酸ビニルモノマー含有ビールモ
ノマー又はリン酸基含有ビニルビロ−ル11、スルホ&
 ’Q”17ビニル1ツマ−又はハロゲン原子含自ビニ
ル千ツアー;グリシジル(メタ)アクリ12・・−トの
如きエボ=(゛y4含¥3ビニル千ツマー; (メタ)
アクリル酸0) 2−メ1キシエチル、2−工1キシJ
チルJステル; (メタ)アクリロニトリル;ビニルメ
チルうトン、じユルイソプロベニルノ7[ン;スチレン
、ビニル1−ルエン、α−メメチスチ1/ン;ジメチル
ア捉)1チル(メタ)′7クリ1ノー1・、ジエチルア
ミノエチル(メタ)アクリl/−1、N〜ルビニルイミ
ダゾ・ル、N−ビニル−2メチルイミダゾール、J−ビ
ニルピロール、N−β−アクリロキシエチルインドール
、2−ビニルキノリン、4−ビニルピリジン、5−ビニ
ル−4−メチルチアゾール、3−メチル−5−イソプロ
ペニルピラゾール、N−ビニル−2−ピロリドン、Nビ
ニルピペリドン、N−ビニルキノリドン、ジメチルアミ
ノスチレン、ジメチルアミノメチルスチ1/ン、(メタ
)アクリルアミド塩基性窒素原子又はアミF基含有ビニ
ル千ツマー等を使用することができる。
前記担体液に可溶性のビニル共重合体の製造力法とし2
″?、、は、例えば、前記担体液を反応溶媒として用い
ることができ、第1千ツマ−成分と第2Tツマ−成分及
び更に必要に応[〉て第3モノマー成分を公知の重合触
媒の存在丁番、−重合反応をIjなう方法が挙げられる
3゜ 重合触媒としては、例えば、アブビスイソブチロ−トリ
ル、ベンゾイルバー第4”−ザイト、ジブチルパーオキ
サイド、ブチルパ・−オギシベンソエート等が挙げられ
、その使用量は、千ツマ・−成分の0.1−10.0重
量%の範囲が好まU7い。
かくして製造されるビニル共重合体1、;、−30°C
・−50°C(7)温度範囲で担体液に可溶性である。
本発明の前記担体液に不溶性の2鎖状共重合体の製造法
とL7ては、例えば、前記担体液を反応溶媒として用い
ることができ、前記担体液に可溶に1のビニル共重合体
の中で、(Δ)酢酸ビニル千ツマー50〜100重量%
と(■3)塩基性窒素原子又はアミF基を有するビニル
モノマ・−又は(c)酢酸ビニルモノマー、リン酸基、
スルホ基又はハロゲン原子を有するビニルモノ゛?−0
−50重量96.!−更に必要に応じて、他の共重合可
能な第3七ツマ−成分を、前記担体液の中で、前記重合
触媒の存在下に、知合させる方法が挙げられる。斯くし
て製造み相る2鎖状共重合体ば一30°−50°Cの温
度範囲で担体液に不溶性である、塩基性窒素原子又はア
モミ1′基を有オるビニルモノマーとしては、例えば、
ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、パ2工千
ルアミノエ・チル(メタ)アクリレ−[・、N−ビニル
イミダゾール、N′〜′ビニル−?、メチルイミダゾー
ル、1−ビニルピロール、N−β−アクリロキシエチル
インドール、2−ビニル4ノリン、4−ビニルピリジン
、5−ビニル−4−メチルチアゾール、3−メチル5−
イソプロペニルピラゾール、N−ヒール2−ピロリドン
、N−じニルピペリ1゛ン、N−ヒニルオキザゾリドン
、ジメチル゛アミノスチ1/ン、ジメチルアミノメチル
スチレン、(メタ)7クリルアミド等が挙げられる。
カルボキシル ゲン原子を有するビニル王ツマ−としては、例えば、(
メタ)アクリル酸;イタコン酸、クロF・ン酸、マレイ
ン酸、フマール酸、テ[・ラヒドロ無水フタル酸及びこ
れら多塩基酸のモノアルキルエステル; (メタ)アク
リロキシエチルホスフェート;P−スルホンスチレン;
スルホエチルアクリルアミド; (メタ)アクリル酸の
2−クロロエチルエステル、2−ヒト「】キシ−3−=
クロロブ!1ビルエステル、2,3−ジブロムグl:]
ビルエステル等が挙げられる。
前記担体液に可溶性のビニル共重合体と酢酸ビニルを主
成分とするビニル七ツマ−との使用割合は、重量比て2
0 : 80〜90:10の範囲が好まし7(、)。
前記用体液に可溶性のビニル共重合体の使用割合が20
重足%未渦になると、分子鎖相互の1沖れが少なくなる
ために、トナーの分散安定性が低下する傾向にあり、ま
た、前記担体液に可溶性のビニル共重合体の使用割合が
90重量%より多くなるとトナーの帯電極性安定性が悪
くなる傾向にあるので好ましくない。
本発明で用いられる包封としては、特に制限がなく、従
来公知の各種染料及び/又は顔料を使用することができ
、例えば、カーボンブランク、スピリットブラック、ア
ニリンブラック、オ・イルブラック、ニグロシン、ウー
ルブラック、ブルーフラックE1アルカリブルー、フタ
ロシア;ンブルー、オイルブルー、アシッドブルー、シ
アニジンブルー、ビクトリアブルー−、メチレンブルー
、クリソイジン、スータンバイオレット、クリスタルバ
イオレット、オイルバイオレッ[・、、メチルバイオレ
ット、フタロシアニングリーン、アシ1゛ブラツクグリ
ーン、マラカイトグリーン、ザフラニン、ブリリ゛7ン
トカーミン6B,ローダミン6G,ファーストレッド、
オイルレッド、コンゴーレツ1′、オーラミン、ローダ
ミンB1バリウムレツド2B。
カルシウムレッド2B,スI・ロンチウムレッド、マン
ガンレッド213、バリウムソールレッド、カルシウム
レッド52、1)−キレッドC,ホルマルーンL−5 
8、ブリリアントカーミノ3B,ブリリアントスカー1
/ツトG1キナクリドンマゼンタ、ヒスマルクブラウン
、ベンジジンイエロー、バイザイエロー、ファーストイ
エローC1ファース[・イエロー10G1ジスアゾイエ
ローAAA、ジスアヅイエローAΔMX、ジスアゾイエ
ローAAOT1ジスアヅイエローAAOA,カヤセット
イエローA−G、カヤセットレッドB1カヤセッI・ブ
ルーFR,カヤセロンイエローE.−5GXE−3GL
,E−HGL.、カヤ上ロン1/ツドE − G L、
IヱーBF.E−28N.、カヤロンイエーE−2Bl
、、E−BR,E−BC;、E−5G,力A7セロント
ルキーズブルーE−G N、、カヤロンネイビーブルー
E−EX,カーボンブランクE−EX、カ°ヤロンブリ
リアント・フラビンGLーSFSFGーS1カヤロンラ
イトイエロー5GS,カヤロンイエローHGL−SF,
YL−SE,4R−E。
P A L−E 、カヤロンレッドBR−S,AD−S
TL−SF.、BL−E,Hl、−SF.、PAL−E
カヤロンブルー3R−SF.、]ママーク2002R−
SF,OR−E,EBL−E.、PAL−E。
カヤロンブリリアントブルーFR−S,F2BS1カヤ
ロントルキーズブルー〇L−3200、カヤロンネイビ
ーブルーGX−SF200、カヤロンブランクS200
、BR  SF.、EX  SF200(以上日本化薬
社製)、スミ力ロングリリアントフラビンS−10G,
スミカロンイエ0 −SE−5G,SE−3GL Co
ne 、SE−RPD。
E−RPD,S−R.、S−RPD、スミカロンオレン
ジSE−RPD,S−R,スミカロンレッドE−3BR
..S−BDF,E−RPD.、E−FB■2、S−B
LF.、S−RPD.、S−BF,スミカロンブルーS
−3RF.、E−GRL,SE−RF。
E−R.、E−BL.、、E−FBL、ElマPD.、
SBG、、5E−RPD、スミカロンブランク5BI7
、F、−B (N)  (以上住友化学社製)等が挙げ
られる。
本発明で用いられる分散剤は、前記特定の定着剤である
本発明の縫鎖状共重合体とあいまって、トナーの分散安
定性、保存安定性、帯電極性安定性、画像濃度が著しく
向上させるために使用する。
前記正帯電性液体トナー用分散剤としては、例えば、ナ
フテン酸、オクチル酸、ステアリン酸の金属塩が挙げら
れ、金属塩を構成する金属とし7ては、Li、 Ca、
、Ba、 Zr、、Mn、、Co5Ni、、Cu、 7
.n、 Cd。
A/、 Pt、 Cr等の周期律表の第■族、第■族の
金属及び繊維金属が有効である。特に、ステアリン酸ア
ルミニウム、及びアルミニウムオキザイドアシレートの
多量体好ましくは三量体が好ましい。
アルミニウムオキザイド・アシレートの多量体としては
、例えば、オリーブADS (ホープ製薬社製)、オリ
ーブAOO(ホープ製薬社製)が好ましい。
前記負帯電性液体トナー用分散剤としては、例えば、F
デシルヘンゼンスルホン酸金属塩、大豆レシチン、ジオ
クチルスルホコハク酸金属塩が挙げられ、金属塩を構成
する金属としては、前記周期律表の第■族、第■族及び
遷移金属が有効である。特にドデシルベンゼンスルホン
酸Ca塩及び大豆レシチン及びジオクチルスルホコハク
MCa塩が好ましい。
分散安定剤等の助剤としては、通常液体現像剤に用いら
れているものをいずれも使用することができ、例えば、
パラフィンワックス、ポリエチ1/ンワックス、ポリプ
ロピレンワックス、エチレン共重合体、プロピレン共重
合体等が挙げられる。
本発明に係わる液体トナーは、前記の方法で装造した縫
鎖状共重合体の定着剤と顔料・や染料等の包封と、分散
剤と、更に必要に応じて分散安定剤等の助剤との混合物
をボールミル、サンドミル、アトライター等で均一に練
肉して10−1%程度の不揮発分を有する濃縮トナーを
調整し7、この濃縮トナーを前記脂肪族炭化水素溶剤か
ら成る電気絶縁性担体液で不揮発分が0.1−2%程度
となるように希釈することによって調整することができ
る。
本発明の液体トナーが適用される電子写真方式としては
、例えば、湿式の複写機、プリンター、酸化亜鉛マスタ
ー用製版機、及びOPC(有機光半導体)用製版機等が
ある。静電記録方式としては、例えば、ファクシミリ及
び静電ブロック−等がある。
本発明の液体トナーは、特定の11i状共重合体を定着
剤として用いるため、分散安定性に極めて優れているの
で、長時間の使用においても良好な画像濃度を保持する
ことができる。
[実施例〕 以下、実施例によって、本発明を更に具体的に説明する
が本発明は、その要旨を越えない限り、以下の実施例に
限定されるものではない。なお、実施例中、「部」は「
重量部」を表わす。
月刊Iイ■(q製−遺 第1表に記載した配合組成及び合成方法で電気絶縁性担
体液に可溶性の共重合体(以下、可溶性共重合体とい・
う。)を製造した。
また、比較のため、第2千ツマ−成分のない重合体を製
造した。
諺且m象生d蒼 第2表に記載した可溶性共重合体と酢酸ビニルを主成分
とするビニルモノマー成分から縫鎖状共重合体を製造し
た。また、比較のため比較例1゜2を可溶性共重合体と
した乳白色エマルジョンを製造した。
その際、同表に記載した重合触媒及び反応媒体を使用し
、同表に記載した反応条件を設定した。
/ / 液卦に二ノ二二−く(鼾コ艷41−造 第3表に記載した縫鎖状重合体、包封、電荷制御剤、助
剤及び担体液をボールミルで均一に混合練肉して濃縮ト
ナーを製造し、又、比較のため比較例1,2の乳白色エ
マルジョンを用いた濃縮トナーを製造しこの濃縮トナー
を担体液で稀釈した。
稀釈された各トナーの分散安定性及び画(11,濃度(
χ・クベス濃度)の測定結果を第3表に記載L7た。1
これらの結果から明らかなように実施例の各現像剤とも
、使用した静電ブロック−(松士電送社製1’EP−1
01JタイプAM)、酸化亜鉛マスク−製版機(岩崎通
仏機社!! ’Elefax AP−3Wl)XJ)、
蝮Jj′機(リコー社シワD 1’  5700 J 
)の如何によらず1. O以上の高い画像濃度を示し、
かつ1ケ月の連続繰り返し使用でも良好な画質を示t7
、かつ、)、ケ月の静置後の分散安定性も良好でi)っ
た。
しかし、比較例の各現像剤は、定着剤の分散安定性が悪
いため、1ゲ月の静置後の[・ナーの分散安定性が悪く
、II月の連結繰り返し使用ご画像濃度の低下や画質の
低Fが起こった。
第3表中、注1・−汁8はいずれも商品名である。
注1.注2・・・米国キャボット社製 注3・・・オリエント化学社製 注4.注5.注6・・・大目本インキ化学工業社製注7
・・・目本化薬社製 注8・・・米国アライドケミカル社製 [発明の効果〕 本発明で用いる定着剤は、電気絶縁性担体液に可溶性の
共重合体に、前記担体液に不溶性の酢酸ビニル千ツマ−
を主成分とするビニル共重合体が分子鎖相互の纏れによ
って捕捉されている縫鎖状共重合体であるため、定着剤
と包封とが相互に一体的に結合したトナー粒子を形成し
、前記担体液に安定に分散している。又、前記担体液に
可溶性の共重合体が、トナー粒子から担体液中に溶出す
ることがないので、本発明の液体現像剤は、連続繰り返
し使用においても、高い画像濃度と良好な帯電安定性を
有する。
このように優れた分散安定性、高い画像濃度と良好な帯
電安定性を有する本発明の液体現像剤は、神々の静電潜
像の現像の陥りこ使用される液体現像剤として好適であ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、電気絶縁性担体液に、 (a)前記担体液に可溶性のビニル共重合体の中で酢酸
    ビニルモノマーを主成分とするビニルモノマーを重合す
    ることによって得られる分子鎖相互の縺れによって捕捉
    された前記担体液に不溶性の縺鎖状共重合体から成る定
    着剤と (b)色料と (c)分散剤と を含有するトナー粒子を分散させて成る静電潜像用液体
    現像剤。 2、電気絶縁性担体液に可溶性のビニル共重合体が (A)炭素原子数8〜24のアルコール残基を有する(
    メタ)アクリレート45〜95重量%と (B)炭素原子数1〜7のアルコール残基を有する(メ
    タ)アクリレート5〜55重量%とを含有するビニルモ
    ノマー混合物から成る共重合体である請求項1記載の静
    電潜像用液体現像剤。 3、酢酸ビニルモノマーを主成分とするビニルモノマー
    の重合体が (A)酢酸ビニルモノマー50〜100重量%と (B)塩基性窒素原子又はアミド基を有するビニルモノ
    マー0〜50重量% とを含有するビニルモノマー混合物からなる重合体であ
    る請求項1記載の静電潜像用液体現像剤。 4、塩基性窒素原子又はアミド基を有するビニルモノマ
    ーがジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジエ
    チルアミノエチル(メタ)アクリレート、N−ビニルイ
    ミダゾール、N−ビニル−2メチルイミダゾール、1−
    ビニルピロール、N−β−アクリロキシエチルインドー
    ル、2−ビニルキノリン、4−ビニルピリジン、5−ビ
    ニル−4−メチルチアゾール、3−メチル−5−イソプ
    ロペニルピラゾール、N−ビニル−2−ピロリドン、N
    −ビニルピペリドン、N−ビニルオキサゾリドン、ジメ
    チルアミノスチレン、ジメチルアミノメチルスチレン、
    (メタ)アクリルアミドから成る群から選ばれるビニル
    モノマーである請求項3記載の静電潜像用液体現像剤。 5、酢酸ビニルモノマーを主成分とするビニルモノマー
    の重合体が (A)酢酸ビニルモノマーを50〜100重量%と (B)カルボキシル基を有するビニルモノマー、リン酸
    基を有するビニルモノマー、スルホ基を有するビニルモ
    ノマー又はハロゲン原子を有するビニルモノマーを0〜
    50重量%とを含有するビニルモノマー混合物からなる
    重合体である請求項1記載の静電潜像用液体現像剤。 6、カルボキシル基を有するビニルモノマー、リン酸基
    を有するビニルモノマー、スルホ基を有するビニルモノ
    マー又はハロゲン原子を有するビニルモノマーが(メタ
    )アクリル酸;イタコン酸、クロトン酸、マレイン酸、
    フマール酸、テトラヒドロ無水フタル酸及びこれら多塩
    基酸のモノ−アルキルエステル;(メタ)アクリロキシ
    エチルホスフェート;p−スルホンスチレン;スルホエ
    チルアクリルアミド;(メタ)アクリル酸の2−クロロ
    エチルエステル、2−ヒドロキシ−3−クロロプロピル
    エステル、2、3−ジブロムプロピルエステルから成る
    群から選ばれるビニルモノマーである請求項5記載の静
    電潜像用液体現像剤。 7、電気絶縁性担体液に可溶性のビニル共重合体と酢酸
    ビニルモノマーを主成分とするビニルモノマーの使用割
    合が重量比で20:80〜90:10の範囲にある請求
    項1記載の静電潜像用液体現像剤。 8、分散剤がナフテン酸金属塩、オクチル酸金属塩、ス
    テアリン酸金属塩又はステアリン酸アルミニウムである
    請求項1記載の静電潜像用液体現像剤。 9、分散剤がドデシルベンゼンスルホン酸金属塩、大豆
    レシチン又はジオクチルスルホコハク酸金属塩である請
    求項1記載の静電潜像用液体現像剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US4949752A (en) * 1989-05-12 1990-08-21 Chrysler Corporation Thermally compensated noise control device for a solenoid-actuated valve
US5462985A (en) * 1993-12-29 1995-10-31 Taogosei Co., Ltd. Matte electrodepositable coating composition and process for preparing the same

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