JPH0393523A - 多孔チューブ押出成形用ダイス及び多孔チューブ - Google Patents

多孔チューブ押出成形用ダイス及び多孔チューブ

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JPH0393523A
JPH0393523A JP1232151A JP23215189A JPH0393523A JP H0393523 A JPH0393523 A JP H0393523A JP 1232151 A JP1232151 A JP 1232151A JP 23215189 A JP23215189 A JP 23215189A JP H0393523 A JPH0393523 A JP H0393523A
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JP
Japan
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die
mandrels
hole
mandrel
main body
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Pending
Application number
JP1232151A
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English (en)
Inventor
Kazuo Onishi
和夫 大西
Tamotsu Kaide
開出 保
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Publication date
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  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、多孔チューブ押出成形用ダイス、並びに該ダ
イスを用いて形成した肉厚均等な多孔チューブに関する
ものである. 〔従来の技術〕 従来、多孔チューブ、特に肉厚の均一な多孔チューブを
作製する場合、第5図に示すように一般に、エア供給孔
90を備えたマンドレル91を二ノプル92の先端に片
持ばり状に突設し、該マンドレル9lをリング状のダイ
ス93の孔部94に挿入配置したダイス構造が使用され
る.すなわち、チューブ材料用樹脂をニップル92の上
流側からダイス93の孔部94に位置する複数のマンド
レル91間に流し込むと共に、マンドレル91によって
形成されるチューブの孔の孔径が一定になるようにマン
ドレル9lのエア供給孔90からエアを孔内に導入する
ことにより、所定の孔数を有する肉厚均等な多孔チュー
ブを作製している. 〔発明が解決しようとする課題〕 −iに樹脂は粘弾性流動を示すため、上記肉厚均等な多
孔チューブの作製では、マンドレル9l同土間及びマン
ドレル9lと孔部94との間における樹脂の流動速度に
差異が生じ、チューブの孔同士間を仕切る隔壁及び孔と
チューブの外周面との隔壁(以下、これらの隔壁を総称
してチューブの肉厚という)の厚さが不均一になる恐れ
がある.特に、最近の医療用ファイバカテーテル用の多
機能化多孔チューブでは、チューブ自体のみならずチュ
ーブ内の孔にも一段と極細径が要求されるため、肉厚部
の寸法は厳密な精度が要求される.しかしながら、上記
の如き構造のダイスでは、肉厚寸法精度の良い肉厚均等
な多孔チューブが得られ難いという不都合がある. 従って本発明の目的は、上記従来の問題点を解決すべく
、高精度の微細断面構造を有する肉厚均一な多孔チュー
ブを容易に製造することができる多孔チューブ押出或形
用ダイスを提供することにある. 本発明の別の目的は、肉厚寸法精度の高い多孔チューブ
を提供することにある. 〔課題を解決するための手段〕 前記目的は、ダイス本体の孔部内周面に複数の腕部を突
設し、マンドレルの外周面とダイス本体の孔部内周面と
の間隔及びマンドレル同士の相互に対向する外周面の間
隔が均一になるような断面形状を有するマンドレルを各
腕部の先端に連設し、エアがダイス本体から腕部を介し
てマンドレル内に導入されるようエア供給孔をダイス本
体、腕部、マンドレルに連通・穿設し、エア流出口をマ
ンドレルの下流側端面に開設した多孔チューブ押出戊形
用ダイスにより達戒される. また、前記ダイスを用いてチューブを押出戒形すること
により、容易に肉厚均等な多孔チューブが得られる. 本発明のダイスでは、ダイス本体の孔部においてマンド
レルの外周面と孔部内周面との間隔及びマンドレル同士
の相互に対向する外周面の間隔が均一になるような断面
形状を有するマンドレルが配設されているから、粘弾性
を呈する樹脂がダイスを通過する時に孔部内の部位によ
って樹脂の流速に差異が生じるようなことがない.さら
に、ダイス本体、腕部、マンドレルを順に連通ずるエア
供給孔から導入されるエアにより、マンドレルにてチュ
ーブに形成される孔の孔径が一定に保持される. それがため、本発明のダイスを用いて多孔チューブを形
戒することにより、高精度な肉厚寸法を有する多孔チュ
ーブが容易に得られる.〔実施例] 以下、本発明の多孔チューブ押出威形用ダイス及び多孔
チューブを実施例に基づいて説明する.第1図(a)、
(b)は一実施例のダイスを示す.本ダイス1は、リン
グ状ダイス本体lOと、断面が扇形状の4つのマンドレ
ル30とを備える.ダイス本体lOは同心円上に円形断
面の孔部12を有し、孔部12の内周面12aには複数
(本実施例では4つ)の腕部l4が等角度間隔を置いて
孔部12の中心に向かって突設されている.マンドレル
30の外周面と孔部12の内周面12aとの間隔及びマ
ンドレル30同士の相互に対向する外周面の間隔が均一
になるように、各腕部l4の先端にマンドレル30が連
設されている〔同図(bl参照〕.なお、マンドレル3
0の上流側の形状は、同図(a)から明らかなように、
粘弾性樹脂が可及的に抵抗なく孔部l2に流入するよう
に流線形になっている.ダイス本体10、腕部l4、及
びマンドレル30には、エアがダイス本体から腕部を介
してマンドレル内に導入されるようエア供給孔16が連
通・穿設されている.エア供給孔l6は、ダイス本体1
0を放射方向に貫通し、腕部14を通り、マンドレル3
0のほぼ中心部を下流側に向かって延在し、エア流出口
16aがマンドレル30の下流側端面に開設されている
。これにより、エアを同図(a)に矢印で示すように導
くことができる.次に、第1図(a)、(b)に示した
如きダイス1を用いた多孔チューブの押出威形を第2図
に基づいて述べる。
樹脂の押出成形に際しては、押出機から直接ダイスlの
孔部l2に樹脂を流し込んでもよいが、図に示すように
、ダイス1の上流側にテーパ状孔部51を有する円柱状
ブロック50を配置する方が好ましい.これは、ブロッ
ク50が樹脂の適度な混合領域の役目を果たし、テーバ
状孔部51中で樹脂が一旦滞留する間に樹脂の温度、圧
力が一層均一化されるからである. しかして、ブロック50はダイス1と同軸上に配置され
ている.また、ダイス1の下流側には、ダイス本体10
からのマンドレル30の下流側突出部長に相当する厚さ
を有するリング状ブロック70がダイスlと同軸上に配
置されている.ブロック70は、ダイス本体IOの孔部
l2と同径の孔部71を有し、ダイスlから押出戒形さ
れた樹脂の形状を保持する機能を果たす. かかるダイス押出構造において、押出機から樹脂が押出
され、まずブロック50の孔部51内に流入する.前述
したように、樹脂は孔部51内に滞留する間に温度及び
圧力共に均一化される.孔部51内の樹脂は続いてダイ
ス1の孔部12内に進入し、所定のチューブ径(孔部l
2の径に相当)に押出威形されながら、マンドレル30
によって第1図中)に示した如きマンドレルの断面形状
を有する多孔(本例では4つ)がチューブ内に形成され
る.ダイス1によって押出或形された多孔チューブは、
ブロック70の孔部7lによって案内されると共に、エ
ア供給孔16からエア流出口16aを通じてチューブの
孔内に導入されるエアによって孔径の精度が高められる
. また、マンドレル30の外周面と孔部12の内周面との
間隔及びマンドレル30同士の相互に対向する外周面の
間隔が等しいため、粘弾性樹脂がダイス本体10の孔部
l2を通過する時、孔部12内において樹脂は同じ流動
条件にあり、流速が均一で、孔部l2からの樹脂吐出量
に部位によって差がない.そのため、ダイスlの孔部1
2の断面形状とほぼ同一の断面形状の押出威形チューブ
が得られる. 第1図(a)、い)に示した如きダイスlを用いた第2
図のダイス押出構造による押出威形によって得られる多
孔チューブの断面形状を第3図(a)に示す.このチュ
ーブはマンドレル30の断面形状とばぼ同一の断筒形状
の4つの孔80を有し、肉厚8!(図中の斜線部分)は
全部位にわたって均一である.すなわち、本発明のダイ
スを用いればダイス断面形状とほぼ同じ断面形状の多孔
チューブが容易に得られることになる.それ故、例えば
第3図中)に示す如き大小異なる3つの孔85、86、
87を有する肉厚88の均等な多孔チューブを得たい場
合、この断面形状に類似する断面形状を有する大小3つ
のマンドレルをダイス本体の孔部に等間隔に配したダイ
スを用いればよい。
(実験例) 次に、本発明のダイスが如何に高精度な微細断面構造の
肉厚均等な多孔チューブの作製に有効であるかというこ
とを述べる. 実施例として、第4図(a)に示す断面形状〔第3図中
)と同一〕の多孔チューブにおいて、任意の3箇所の肉
厚をd1、d2、d3とし、3種類の大きさの孔をイ、
口、ハとする.比較例として、同様に(ロ)に示す断面
形状の多孔チューブにおいて、3箇所の肉厚をd4、d
5、d6とし、2種類の大きさの孔を二、ホとする.か
かる断面形状に類似する断面形状のダイスを用い、第2
図に示すようなダイス構造による押出威形によって図示
した断面形状を有する多孔チューブを作製した.チュー
ブの各肉厚に相当するダイスの設計寸法比と、得られた
チューブの肉厚寸法比とをそれぞれ表■に示した. 但し、押出或形条件は次の通りである.i)樹脂材料 
MFR2.0(ポリエチレン)密度   0.92  
g/ai ii )成形温度 140’C 市)チューブの各孔内のエア圧力(cmH.o)イ:2
、ロ:2、ハ:3、 二:12、ホ17 〔表I〕 表1より明らかなように、第4図(a)のような断面形
状のダイスであれば、ダイス設計寸法通りの肉厚を有す
る多孔チューブが得られるのに対し、第4図(b)のよ
うな通常の断面形状のダイスでは、ダイス設計寸法通り
の肉厚を有する多孔チューブが得られ難いことがわかる
. 〔発明の効果〕 本発明の多孔チェーブ押出威形用ダイス及び多孔チュー
ブは、以上説明したように構威されているので、以下に
記載されるような効果を奏する.ダイスは、マンドレル
の外周面とダイス本体の孔部内周面との間隔及びマンド
レル同士の相互に対向する外周面の間隔が等しくなるよ
うにマンドレルを孔部に配設したから、高精度な微細断
面構造を有する肉厚均等な多孔チューブがほぼダイス設
計寸法通りに容易に得られる. 多孔チューブは、本発明のダイスを用いて押出或形した
ものであるから、ダイス設計寸法との寸法誤差がほとん
どなく、肉厚が均一である.
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、(ロ)は本発明のダイスの一実施例を示
し、(a)はその正面図、(ロ)は(a)のダイスを下
流側から見た側面図、第2図は第1図のダイスを用いて
多孔チューブを押出威形する時のダイス構造を示す縦断
面図、第3図(a)、(b)は本発明のダイスを用いて
得られる多孔チューブの断面形状を示し、(a)はその
一例の断面図、(ロ)は別例の断面図、第4図(a)、
(ロ)は多孔チューブの断面形状を示し、(a)は本発
明の肉厚均等なチューブの断面図、(ロ)は通常のチュ
ーブの断面図、第5図は多孔チューブを押出成形する時
に通常使用されるダイス構造を示す縦断面図である. 1 10 12 12a 14 l6 16a 30 :ダイス :ダイス本体 :孔部 :孔部内周面 :腕部 :エア供給口 :エア流出口 :マンドレル 第1図 (a) !2 +6d (b) (al) 第2図 16 (1))

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ダイス本体の孔部内周面に複数の腕部を突設し、
    マンドレルの外周面とダイス本体の孔部内周面との間隔
    及びマンドレル同士の相互に対向する外周面の間隔が均
    一になるような断面形状を有するマンドレルを各腕部の
    先端に連設し、エアがダイス本体から腕部を介してマン
    ドレル内に導入されるようエア供給孔をダイス本体、腕
    部、マンドレルに連通・穿設し、エア流出口をマンドレ
    ルの下流側端面に開設したことを特徴とする多孔チュー
    ブ押出成形用ダイス。
  2. (2)肉厚均等な多孔チューブを請求項(1)記載のダ
    イスを用いて形成したことを特徴とする多孔チューブ。
JP1232151A 1989-09-06 1989-09-06 多孔チューブ押出成形用ダイス及び多孔チューブ Pending JPH0393523A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5258160A (en) * 1991-08-21 1993-11-02 Mitsubishi Cable Industries, Ltd. Process and apparatus for producing elongated body of elastic modulus changing type
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IT201600120563A1 (it) * 2016-11-29 2018-05-29 Gimac Di Maccagnan Giorgio Estrusore per manufatti o micro-manufatti multi-lume con disposizione multi-coronale

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