JPH059169B2 - - Google Patents

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JPH059169B2
JPH059169B2 JP61122217A JP12221786A JPH059169B2 JP H059169 B2 JPH059169 B2 JP H059169B2 JP 61122217 A JP61122217 A JP 61122217A JP 12221786 A JP12221786 A JP 12221786A JP H059169 B2 JPH059169 B2 JP H059169B2
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JP
Japan
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die
partition wall
hollow
mandrels
extrusion
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP61122217A
Other languages
English (en)
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JPS62279019A (ja
Inventor
Hiroyuki Yasui
Akira Fukui
Yasuo Misaki
Mikio Kita
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Aluminum Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Aluminum Co Ltd
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Publication date
Application filed by Furukawa Aluminum Co Ltd filed Critical Furukawa Aluminum Co Ltd
Priority to JP12221786A priority Critical patent/JPS62279019A/ja
Publication of JPS62279019A publication Critical patent/JPS62279019A/ja
Publication of JPH059169B2 publication Critical patent/JPH059169B2/ja
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  • Extrusion Of Metal (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、仕切り壁を有する中空型材を押出成
形するのに用いられる押出ダイに係り、さらに詳
しくは仕切り壁の幅が比較的大きい中空型材を押
出成形するのに適した押出ダイに関するものであ
る。
〔従来技術とその問題点〕
従来、例えば第11図に示すように、筒状の外
壁11の中に仕切り壁12が設けられた例えばア
ルミ製の中空型材13を押出により形成するに
は、第12図のような押出装置が用いられてい
る。
第12図において、14はビレツト、15はコ
ンテナ、16はデイスク、17はステム、18は
フロントダイ19とバツクダイ20からなる押出
ダイ、21はダイホルダー、22はボルスター、
13は押し出された中空型材である。押出ダイ1
8は第13図ないし第15図のような構造となつ
ている。すなわちバツクダイ20には、中空型材
13の外面形状を規制するダイ穴23と、その上
流側に押出材料の溜まりを作るチヤンバ24が形
成されている。またフロントダイ19には、上記
ダイ穴23内に延び、中空型材13の内面形状を
規制する日本のマンドレル25A,25Bと、上
記チヤンバ24に通ずる二つのエントリーポート
26A,26Bが形成されている。
ステム17がデイスク16を介してビレツト1
4を押圧すると、押出材料は二つのエントリーポ
ート26A,26Bを通つてチヤンバ24内に入
り、そこで二つの流れが合体したのち、ダイ穴2
3とマンドレル25A,25Bの間から中空型材
の外壁11の部分が、二本のマンドレル25Aと
25Bの間から仕切り壁12の部分が押し出さ
れ、仕切り壁12を有する中空型材13が成形さ
れるものである。
ところで以上のような押出方法では、仕切り壁
12は、第14図に示すように2つのエントリー
ポート26A,26Bから流入した押出材料が矢
印のように流れて二本のマンドレル25Aと25
Bの付け根の間に入り、そこで合体したのち、マ
ンドレル25Aと25Bの間(正確にはベアリン
グ部27Aと27Bの間)を通過することにより
形成されるわけである。このため例えば第16図
に示すように高さhより幅wの方が大きく、仕切
り壁12がその幅方向に設けられているような中
空型材13を、この方法で押出成形しようとする
と、仕切り壁12の幅が大きいため、二つのエン
トリーポート26A,26Bから流入した押出材
料を、二本のマンドレル25Aと25Bの間で合
流させることができず、仕切り壁の成形ができな
くなるという問題がある。
なお二つのエントリーポート26A,26Bか
ら流入した押出材料を、マンドレル25Aと25
Bの間で合体させるには、二つのエントリーポー
ト26Aと26Bの間隔を狭めればよいのである
が、そうするとマンドレル25A,25Bの付け
根の部分の幅が狭くなるため、その部分の断面積
が小さくなり、押出圧力に耐え得る十分な機械的
強度を得ることができない。
〔問題点を解決手段とその作用〕
本発明は、上記のような従来技術の問題点を解
決した押出ダイを提供するもので、その構成は、
フロントダイとバツクダイの組合せからなり、バ
ツクダイは、中空型材の外面形状を規制するダイ
穴と、その上流側に押出材料の溜まりを作るチヤ
ンバとを有し、フロントダイは、上記ダイ穴内に
延び中空型材の内面形状を規制する複数のマンド
レルと、上記チヤンバに通ずる複数のエントリー
ポートとを有しており、上記複数のエントリーポ
ートに押し込まれる押出材料を上記チヤンバ内で
一体化し、上記ダイ穴とマンドレルの間から中空
型材の外壁の部分を、上記複数のマンドレルの間
から中間型材の仕切り壁の部分を押し出して、仕
切り壁を有する中空型材を成形する押出ダイにお
いて、上記エントリーポートを、仕切り壁の幅方
向に三つ以上に分けて設け、かつ上記マンドレル
の付け根の部分を、上記3つ以上のエントリーポ
ートのうちの中空のエントリーポートを跨ぐよう
に形成したことを特徴とするものである。
このようにすると仕切り壁には両側のエントリ
ーポートからだけでなく、中間のエントリーポー
トからも押出材料が供給されるため、仕切り壁の
幅が大きくても、各エントリーポートから流入し
た押出材料が合体して、一体の仕切り壁が形成で
きる。またマンドレルの付け根は中間のエントリ
ーポートを跨ぐように形成することにより、十分
な断面積を確保することが可能となる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図ないし第8図
を参照して詳細に説明する。この押出ダイ18
は、第16図のような中空型材13を成形するた
めのものである。この押出ダイ18も従来同様フ
ロントダイ19とバツクダイ20とから構成され
る。バツクダイ19には、高さより幅の方が大き
い長方形のダイ穴23が形成されている。ダイ穴
23の上流側に押出材料の溜まりを作るチヤンバ
24が形成されている点は従来と同様である。フ
ロントダイ19は、上記ダイ穴23内に延びる上
下二つのマンドレル25A,25Bを有し、かつ
上記チヤンバ24に通ずる三つのエントリーポー
ト26A,26B,26Cを有している。三つの
エントリーポート26A,26B,26Cは図示
のようにダイ穴23の幅方向に所定の間隔をおい
て設けられ、両側のエントリーポート26A,2
6Bはダイ穴23の幅方向の両端より外側に、中
間のエントリーポート26Cはダイ穴23の幅方
向の丁度中央に位置している。
マンドレル25A,25Bの、ダイ穴23内に
位置する部分はそれぞれ一枚板の形であるが、付
け根の部分は第6図および第7図に示すように二
股に分かれており、それぞれエントリーポート2
6Aと26Cの間および26Cと26Bの間の肉
部と一体になつている。またマンドレル25Aの
付け根と25Bの付け根の間は、横方向に通ずる
トンネル28となつている。さらに中間のエント
リーポート26Cがマンドレル25A,25Bに
突き当たる部分には、ベアリング部27A,27
Bから上流側に突出する形の整流凸部29を形成
し、これによつて押出材料の流れを調整できるよ
うにしてある。
この押出ダイでは次のようにして中空型材が押
出成形される。すなわち、押出機のステムの動作
により、三つのエントリーポート26A,26
B,26Cに押し込まれた押出材料はチヤンバ2
4内で合体する。マンドレル25Aの付け根と2
5Bの付け根の間でも、上記のトンネル28を通
して隣同士の押出材料が合体する。合体した押出
材料は、ダイ穴23とマンドレル25A,25B
の間から押し出されて中空型材の外壁となり、二
つのマンドレル25A,25Bの間から押し出さ
れて中空型材の仕切り壁となり、かくして仕切り
壁を有する中空型材が成形されることになる。
以上は本発明の一実施例であり、本発明はこれ
に限定されるものではない。上記実施例では、仕
切り壁が一枚の中空型材を押し出す場合を説明し
たが、マンドレルを例えば三枚にすれば、第9図
のような仕切り壁が二枚の中空型材を押し出すこ
ともできる。このように仕切り壁の枚数は何枚で
も成形可能である。
また上記実施例ではエントリーポートの数を三
つにしたが、仕切り壁の幅がさらに大きい場合
は、例えば第10図に示すように、仕切り壁の幅
方向に四つのエントリーポート26A〜26Dを
設けてもよい。なお同図において、23はダイ
穴、25A〜25Cはマンドレルである。
さらに上記実施例ではバツクダイのダイ穴の形
を長方形としたが、本発明はこれに限られるもの
ではなく、例えば中空型材の外壁の外側に多数の
フインを形成する場合は、ダイ穴にそのフインの
形を彫り込んでおけばよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、フロント
ダイのエントリーポートを、成形すべき中空型材
の仕切り壁の幅方向に三つ以上に分けて設けたこ
とにより、仕切り壁の中間からも押出材料が供給
されるようになり、幅の大きい仕切り壁を有する
中空型材を押出成形することが可能となる。また
中間のエントリーポートを設けても、マンドレル
の付け根はそれを跨ぐように形成されているか
ら、各エントリーポートの間の肉厚を適当に選定
することにより、マンドレルとしての必要な強度
を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の一実施例に係る
押出ダイの背面図および正面図、第3図ないし第
8図はそれぞれ第1図の−線、−線、
−線、−線、−線、−線断面図、
第9図は本発明の押出ダイで成形される中空型材
の一例を示す断面図、第10図は本発明の押出ダ
イの他の実施例を示す背面図、第11図は従来の
押出ダイで押出可能な中空型材の一例を示す断面
図、第12図は従来の押出ダイを用いての押出状
態を示す断面図、第13図および第14図は従来
の押出ダイの背面図および正面図、第15図は第
13図の−線断面図、第16図は従来の
押出ダイでは成形できない中空型材の一例を示す
断面図である。 11〜外壁、12〜仕切り壁、13〜中空型
材、18〜押出ダイ、19〜フロントダイ、20
〜バツクダイ、23〜ダイ穴、24〜チヤンバ、
25A,25B,25C〜マンドレル、26A,
26B,26C,26D〜エントリーポート。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 フロントダイとバツクダイの組合せからな
    り、バツクダイは、中空型材の外面形状を規制す
    るダイ穴と、その上流側に押出材料の溜まりを作
    るチヤンバとを有し、フロントダイは、上記ダイ
    穴内に延び中空型材の内面形状を規制する複数の
    マンドレルと、上記チヤンバに通ずる複数のエン
    トリーポートとを有しており、上記複数のエント
    リーポートに押し込まれる押出材料を上記チヤン
    バ内で一体化し、上記ダイ穴とマンドレルの間か
    ら中空型材の外壁の部分を、上記複数のマンドレ
    ルの間から中空型材の仕切り壁の部分を押し出し
    て、仕切り壁を有する中空型材を成形する押出ダ
    イにおいて、上記エントリーポートを、仕切り壁
    の幅方向に三つ以上に分けて設け、かつ上記マン
    ドレルの付け根の部分を、上記3つ以上のエント
    リーポートのうちの中間のエントリーポートを跨
    ぐように形成したことを特徴とする仕切り壁を有
    する中空型材の押出ダイ。
JP12221786A 1986-05-29 1986-05-29 仕切り壁を有する中空型材の押出ダイ Granted JPS62279019A (ja)

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JPH059169B2 true JPH059169B2 (ja) 1993-02-04

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