JPH0393309A - プログラマブルフィルタ - Google Patents

プログラマブルフィルタ

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JPH0393309A
JPH0393309A JP23072289A JP23072289A JPH0393309A JP H0393309 A JPH0393309 A JP H0393309A JP 23072289 A JP23072289 A JP 23072289A JP 23072289 A JP23072289 A JP 23072289A JP H0393309 A JPH0393309 A JP H0393309A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A.産業上の利用分野 B.発明の概要 C.従来の技術 D,発明が解決しようとする課題 E.課題を解決するための手段 F,作用 G、実施例 G,.実施例の構成(第1図,第2図,第3図)G,.
実施例の動作および作用 G3.他の実施例と応用例(第4図,第5図)H.発明
の効果 A.産業上の利用分野 本発明は、アクティブフィルタを使用し、Qとカット才
フ周波数をプログラマブルに設定できるプログラマブル
フィルタに関するものである。
B.発明の概要 本発明は、複数のアクティブフィルタを使用してQとカ
ットオフ周波数をプログラマブルに設定するプログラマ
ブルフィルタにおいて、各アクティブフィルタの基準電
流源に電流出力型のディジタル/アナログ変換器を使用
し、その電流比をプログラマブルに設定することによっ
てフィルタ特性のカットオフ周波数を設定し、各ディジ
タル/アナログ変換器の共通の基準電圧ラインを他のデ
ィジタル/アナログ変換器で制御して、上記電流比は変
化させることなく、それらの電流の積の大きさを設定す
ることでカットオフ周波数の設定とは独立にフィルタ特
性のQを設定することにより、 フィルタの特性を任意に精度良く設定できるようにする
ものである。
C,従来の技術 先に本出願人は、特公昭61−55806号公報におい
て、定電流源を有し、その定電流源の吸い込み電流によ
りフィルタ特性を決定し得るアクティブフィルタを提案
している。第6図は、その一例であり、Qlは入力電圧
Viを接続するトランジスタ、Q,は出力電圧V。を帰
還させるトランジスタ、Q!.Q4はカレントミラー回
路、l1はトランジスタQ.,Q,のエミッタに接続さ
れて2Iの電流を吸い込む定電流源であり、これらはト
ランスコンダクタンスアンプlOを構成する。トランス
コンダクタンスアンプ10の出力は、交流負荷を形成す
るコンデンサCを接続して定電流源l2を接続したエミ
ッタフォロワのトランノスタQ,へ接続し、そのエミッ
タより出力電圧V。を取り出している。ここで、トラン
ジスタQ..Q,のエミッタ抵抗をr0とすると、この
アクティブフィルタの伝達関数H(ω)は、 となる。このトランジスタQ..Q,には、カレントミ
ラ−回路により■の電流(基準電流)が流れるので、エ
ミッタ抵抗r.と基準電流■との間には、 k:ボルツマン定数 T:絶対温度 q:電子の電荷 Vr: k.T,Qで決まる定数 が成り立つ。
上記において、基準電流Iは正確に設定することができ
るので、式(1)により第6図の回路は口−パスフィル
タとして動作させることができるとともに、そのカット
オフ角周波数ω。がω。=1/2Cr.であることから
、カットオフ周波数を基準電流I即ち定電流源1lの電
流2■の大きさで制御することができ、コンデンサCを
小さくしてIC(集積回路)に内蔵することが可能にな
る。
一般的には、上記アクティブフィルタを第7図(a)の
ように差動入力構成の積分器とし、例えば第7図(b)
のように複数個接続して、高次のフィルタ回路を形成す
ることができる。(a)のvt/2 rsX i/s’
c=voより、o(s)=vo/vt= 1/s 2C
rs=(c)c/s・・・(3) であり、カットオフ角周波数ω。は ωc== 1/2 r−C= 1/2VTC    −
 (4 )となり、基準電流■に比例するので、定電流
源llの電流2!で制御することができる。(b)のフ
ィルタ回路において、lは第1の積分器、2は第2の積
分器であり、2次ローバスフィルタを構成している。入
電電圧vlは第1の積分器1の非反転入力端子(+)へ
接続し、第1の積分器1の出力は第2の積分器2の非反
転入力端子(+)に接続し、その第2の積分器2の出力
からフィルタ回路の出力電圧V。を取り出すとともに、
その出力を第1および第2の積分器1.2の各反転入力
端子(−)へ接続している。ここで、第1の積分器lの
カットオフ角周波数をω1とし、第2の積分器2のカッ
トオフ角周波数をω,とすると、式(3)により各伝達
関数はH+ ( s ) =(IJI/ S . Ht
(q)=ω. / < )−む0、このフィルタ回蕗の
f−達関数H。(s) は、 ?−1 . ( s )一二一■ ・・・(5)Vi 
  s2+ω2S+ω1ω! であって、そのフィルタ回路のQとカットオフ角周波数
ω。で表わせば、 (Aは定数) であるから、 ω。=J丁7;フ,Q=r丁フ1可・・・(7)となる
。式(4)によりω,,ω2は、各積分器1.2の基準
電流に比例するので、各基準電流をII,とすると、 ω.=k「「下r,. Q=J [1/12・(8)と
なる。即ち、カットオフ周波数(ω./2π)は基準電
流の積I1・l,の大きさで決定することができ、Qは
基準電流の電流比1 ,/ I ,で決定することがで
きる。
D.発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来の技術における複数のアクティ
ブフィルタ(積分器)を使用したフィルタ回路では、プ
ログラマブルにフィルタ特性即ちカットオフ周波数やQ
を設定するうえで解決すべき問題点があった。
第8図は、一般的に考えられるプログラマプルな上記基
準電流1,,I,の設定回路であり、4通りの切り換え
例を示している。Q,.Q,はそれぞれ第7図(a)に
おける積分器電流源1lを形成するためのトランジスタ
であり、トランジスタQ6は第7図(b)の第1の積分
器1の基準電流■1の2倍を引き込み、Q7は第2の積
分器2の基準電流■,の2倍を引き込む。Qllはトラ
ンンスタQ6,Q7のベースに固定の基準電圧を与える
トランジスタであり、基準電流源l2を介してそのコレ
クタとベースを電源ラインVCCに接続するとともに、
各トランジスタQ.,Q7のベースに接続し、そのエミ
ッタを抵抗R。を介してOVラインに接続する。トラン
ジスタQ6のエミッタには基準電流■1を切り換えるた
めの抵抗R All Ra++ rj.:++RDlが
並列に接続され、それぞれの抵抗はスイッチ素子S A
l ,S Bl + S Cl r S DIを介して
OVラインに接続されている。同様に、トランジスタQ
,のエミッタには基準電流I,を切り換えるための抵抗
n A!. RBt+ R C2. R otが並列に
接続され、それぞれの抵抗はスイッチ素子S At. 
S at+ S ctSDtを介してOVラインに接続
されている。Aモードの人力は、スイッチ素子S A 
I + S A tを閉じ、抵抗RA,,RA,を選択
して、基Q電流の積のI,■,の大きさおよび電滝比I
I/12をある値に設定する。同様にB.C.Dモード
の人力は、上記を加えて合計4通りに抵抗値を切り換え
、4通りのフィルタ特性の設定を可能にする。
しかし、上記のフィルタ特性の設定回路では、以下の問
題点がある。
(1)フィルタ回路のカットオフ周波数(ω。
/2π)とQが基準電流r.,r,に連動して共?こ動
くので、定数の設定が煩雑で困難である。
(2)モードA.B,C.DによってトランジスタQ.
.Q,のコレクタ電流が変化するので、トランジスタQ
.,Q7のベース・エミッタ間電圧V8Eが変化し、一
方Q8のコレクタ電流は基準電流源l3の電流1 rs
+が一定であることから、基準電流1+.Itは正確に
抵抗比で決まる電流とはならないことも設定を困難にし
ている。
(3)あるモードにおけるカットオフ角周波数ω。とQ
が、設定後変更する必要がない場合には、当初よりカス
タム的に電流値を抵抗により設定してしまえばよいわけ
であるが、そうすると、モードA,B.C,Dのカット
オフ角周波数ω。とQは固定となってしまう。例えば最
少のマスク変更CAQ配線等による)により任意のω。
とQを選択できるようにすると、抵抗R AI− R 
Atは広い範囲で可変できる必要がある。その場合の実
現手段は、小さな単位抵抗を多数レイアウトし、その単
位抵抗を直列または並列に組み合わせて任意の抵抗を作
ることになるが、第7図(b)のように4通りにもなる
とその必要数は膨大になり現実的でない。
また、3次,5次といった複雑な伝達関数を持つフィル
タ回路の特性を可変にすることは、さらに抵抗値の範囲
が広がることになり、同様に実現的には実現不可能であ
る。
(4)定電流源I1を形成するトランジスタQ.,Q7
のエミッタ電流密度の誤差により、設定の精度や温度特
性が良くない。
本発明は、上記問題点を解決するために創案されたもの
で、フィルタ特性のQとカットオフ周波数をプログラマ
ブルに任意にかつ精度良く設定できるようにするととも
に、一・毛ノリシック化を可能にするプログラマブルフ
ィルタを提供することを目的とする。
E.課題を解決するための手段 」二記の目的を達成するための本発明のプログラマブル
フィルタの構成は、 基準電流源を有する複数のアクティブフィルタから成り
各アクティブフィルタの基準電流源の電流比と各電流の
積の大きさとからフィルタの特性を決定するフィルタ回
路を備え、 上記各基準電流源としてその電流の大きさを制御する基
準電圧ラインを有する電流出力型の第lのディジタル/
アナログ変換器を使用し、上記各ディジタル/アナログ
変換器の基準電圧ラインを共通に接続するとともに、 上記基準電圧ラインにその基準電圧を制御する第2のデ
ィジタル/アナログ変換器を接続し、上記各第1のディ
ジタル/アナログ変換器のディジタル入力の設定により
上記各基準電流源の電流比を設定し、 かつ上記第2のディジタル/アナログ変換器のディジタ
ル入力の設定により上記各基準電流源の電流の積の大き
さを設定することを特徴とする。
F.作用 本発明は、フィルタ回路を構成する各アクティブフィル
タの基準電流源に電流出力型のディジタル/アナログ変
換器を使用し、その電流比をプログラマブルに設定する
ことによってフーイルタ特性のカットオフ周波数を設定
し、各ディジタル/アナログ変換器の共通の基準電圧ラ
インの基準電圧を他のディジタル/アナログ変換器で制
御して、上記電流比は変化させることなく、それらの電
流の積の大きさを設定することでカットオフ周波数の設
定とは独立にフィルタ特性のQを設定することにより、
フィルタの特性を任意に精度良く設定できるようにする
G実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
G1.実施例の構成 第l図は本発明の一実施例を示すブロック図である。l
は第7図(a)と同様に構成したアクティブフィルタで
ある第1の積分器、2は同じく第2の積分器であり、第
7図(b)と同様に接続して2次ローパスフィルタを構
成している。即ち、入力電圧V,は第1の積分器lの非
反転入力端子(+)へ接続し、第1の積分器lの出力は
第2の積分器2の非反転入力端子(+)に接続し、その
第2の積分器2の出力からフィルタ回路の出力電圧V。
を取り出すとともに、その出力V。を第1および第2の
積分器1.2の各反転入力端子(−)へ接続している。
3,4.5は後記する3ビットの電流出力型のディジタ
ル/アナログ変換器(以下DACと略記する)であり、
DAC3は第1の積分器lの基準電流源を構成し、DA
C4は第2の積分器2の基準電流源を構成し、DAC5
はこれらの第IのDAC3,DAC4の基準電圧ライン
V8を制御するための第2のDACを構成する。DAC
3,DAC4.DAC5の基準電圧ラインVBは共通に
接続し、バッファアンプ6の出力に接続する。DAC5
はディジタルデータD0を入力して電源ラインVCCに
接続した基準電流源7の基準電流I ratを引き込ん
でOVラインへ流すように接続するとともに、基準電流
源7の接続点をバッファアンプ6の人力に接続する。D
AC3はディジタルデータD,を入力して2Lの電流を
引き込み、第1の積分器lに基準電流I,を与え、DA
C4はディジタルデータD,を入力して2t,の電流を
引き込み、第2の積分器2に基準電流!,を与える。
第2図は、第1図におけるDAC3,4.5の回路部分
の具体例を示す回路図である。各DAC3,4.5自体
は同一に構成されるので、ここでは、代表してDAC3
によりその回路構成を説明する。Q,。+ Qz,Q+
zは3ビットに対応する重み付けした電流源を形成する
トランジスタであり、各エミソタは重み付けした各電流
4 r.,  2 ro,1.を{5Iるための抵抗R
 lll+ R II+ R +tを介してOvライン
へ接続する。ρjえばそれらの抵抗値は、R ,,= 
rjとすると、R.2=R/2,R.,一R/4のよう
に設定する。トランジスタQ ..,Q ,I,Qの各
ベースは、共通に基準電圧ラインV8に接続ずる。トラ
ンジスタQl31Q+4の差動対はトランノスタQ +
oの電流源(4ro)をディジタルデータD.のヒット
D,。によりオンするためのものであり、トランジスタ
Q+s+Q+eの差動対はトランジスタQ.の電流源(
210)をディジタルデータD1のビソトD.によりオ
ンし、トランジスタQ,7,Q +8の差動対はディジ
タルデータD1のビットD,によりオンするためのもの
である。このため、トランジスタQ If Q 15+
 Q I7の各ベースにはそれぞれディジタルデータD
1の各ビットD1o D1I.DI2を接続し、トラン
ジスタQ,., Q,8, Q,の各ベースには電圧V
rの定電圧源l4を接続するとともに、トランジスタQ
I31Q+4のエミッタはトランジスタQ +oのコレ
クタに、トランジスタQs,Q+eのエミッタはトラン
ジスタQ.のコレクタにトランジスタQI7IQ+8の
エミッタはトランジスタQ1,のコレクタに接続する。
トランジスタQ 131 Q +5+ Q 17のコレ
クタは共通に接続して、第1の積分器Iの基準電流■1
の2倍の電流2lの引き込み端子へ接続し、トランジス
タQ...Qs.Q+eのコレクタは電流ラインへプル
アップする。DAC4においては、トランジスタQ,3
, Qzs+Qt,の各ベースが、ディジタルデータD
,の各ビットD,。+ Dt+,01tに接続され、そ
れらのコレクタが第2の積分器2の基準電流■,の2倍
の電流2+.の引き込み端子に接続される以外は、DA
C3と同一に構成される。また、DAC5においては、
トランジスタQ。3I QOS, QO7の各ベースが
ディジタルデータD。の各ビットD。o+Do++D 
02に接続され、それらのコレクタが基準電流源l2の
雷流r rslを引き込むように接続される以外は、D
AC3と同一に構成される。
第3図は、上記各DAC3,4.5のデイジタルデータ
D。.D1Dzを設定する手段の回路構成図てある。こ
の回路例は、第8図の従来例のように、・t通りにフィ
ルタ回路のカットオフ周波数とQと切り換える場合を示
している。本回路例では、4通り(モードA,B,C,
D)の特性に対応するデータをROM (リードオンリ
メモリ)に予め用意し、各モードA,B,C.Dのいず
れかを指定して、それに対応するディジタルデータD。
,D..D,を読み出す。ROMは、ディンタルデータ
の各ビットに対.応して差動対を形成するための一方の
トランノスタ列Q :+o− Q 38と、モード八の
ディジタルデータピットD。O−D 22を記憶するト
ランジスタ列2Iと、モードBのディジタルデータD。
Q%D22を記憶するトランジスタ列22と、モードC
のディジタルデータヒットD。o ” D,,を記憶す
るトランジスタ列23と、モードDのディジタルデータ
ピットD。o−Dttを記憶するトランジスタ列24と
、各ディジタルデー夕のデータラインとOVラインに接
続した電流源25,・・・から成る。各トランジスタ列
21〜24における各ビットの記憶設定は、各ビットの
トランジスタのエミッタを該当するデータラインD。O
%D22にっなぐ/っながないで行う。各トランジスタ
列21〜24毎にトランジスタのベースは共通に接続し
、そのコレクタは電源ラインにプルアップする。
トランジスタ列Q 3o= Q smのエミッタはすべ
てデータラインD0。〜I)ttへ接続し、それらのベ
ースは共通に接続してVr+Vag−0.3の電位を与
える。■,は第2図における定電圧源l4の電圧、VB
2は電流源のトランジスタQ。o − 0 2 2のベ
ース・エミッタ間電圧である。モートA−Dの人力は“
H−  (ハイ)レベルをV,+VBE+0.3とし、
この“H”レベルが与えられたモードのトランジスタ列
のディジタルデータD o(D OO+ D 01+ 
D O!),D+(D,o,  D++.  Dot)
,  Dt(Dzo,  Dt+.  Dzt)が読み
出される。
Gy.実施例の動作および作用 以上のように構成した実施例の動作および作用を述べる
まず、本実施例におけるフィルタ特性を表わすQとカッ
トオフ角周波数ω。の設定方法を述べる。
本実施例のフィルタ回路は、2次ローパスフィルタであ
り、従来の技術で述へた式(6)の伝達関数を持ち、式
(8)で示したように ω。−kJI.・rt.Q=r了77了である。ここで
、DAC3,4.5に入力されるディジタルデータD。
.D,,D,の十進数の値をN0.N,.N,とする。
第2図のDAC3,4.5では、ディジタルデータD。
, D +. D tが人力されると、“H”レベルの
ビット(“I”)が与えられた差動対Q.3,Q..(
またはQ x s * Q x sまたはQ.7. Q
。、ただし..。,1,)がオンとなり、2進の重み付
けがなされた電流が加算されて、10進数N。.N r
 , N tに比例した電流を引き込もうとする。DA
C5において、例えばディジタルデータD0DOO,D
OI, DQ2“が“l,0,o”のとき出力電流は4
■。であり、41.=I,.1となるように、バッファ
アンプ6を介してフィードバックされることにより基準
電圧ラインの電圧VBが定まる。
上記において、箪流I。は、 r o−{VB−Veg( 1 ,,一ro) ) /
R−( 9 )であり、VB − VBE ( I c
= I o) = Vs’  と置くと、式(9)は!
o=Vs’/Rとなり、Va’をI r*1で表わすと
VB’−t,.rn/4となる。上式においてVa’ 
はトランジスタQ IO+ Q Il+ Q +tのエ
ミッタの電位、VBE ( E .,= [ o)はコ
レクタ電点がI。のときのベース・エミッタ間電圧であ
る。
一般にディジタルデータD。の値がN。のとき、Va’
  = r r.tR/Na−( r Q )であり、
V1は1/NOに比例する。一方DAC4の出力2],
は2 [ 1=NIXVB’ /Rであるから、式(I
O)を代入すると 1 ,= I r.r/2 − N./N.−( l 
I )となる。同様にしてDAC4についても、I t
−1 、−t/ 2 ・Nt/No”’ ( 1 2)
が導かれる。式(II).(12)を式(8)へ代人す
ると、 t.) 。一k 3 ” I rsr/ 2 N o”
’ ( 1 3 )Q=FN7Iフ・・・(14) となる。即ち、これらの式の(13),(14)は、N
IXNtを一定に保ったままN,/N2を変化させてQ
を設定すると、カットオフ角周波数ω。はN。
を変えろのみで設定することができるようになり、フィ
ルタ特性の設定が極めて容易になる。DAC3とDAC
5およびDAC4とDAC5は基準電圧ラインVaが共
通に接続されており、各電流源トランジスタQ IO+
 Q III Q +tのベース・エミッタ間電圧VB
Hの値は一定であり、基準電流1 ratと各DAC3
.4の出力1r,,2t,は基準電圧V8によって定ま
るカレントミラー回路と同様に定まり、精度は抵抗値R
の比率のみで決まるので良好である。
G3.他の実施例と応用例 第4図は本発明の3次フィルタへの実施例を示すブロッ
ク図である。本実施例は3次ローバスフィルタの例を示
している。本実施例は第1図の実施例において第lの積
分4lの非反転入力端子(+)にアクティブフィルタ8
を介して入力電圧V,を入力したものである。このアク
ティブフィルタ8は非反転入力端子(+)に入力電圧V
lを接続し、それ自身の出力を反転入力端子(−)に帰
還させており、第6図と同様に構威したものである。9
はアクティブフィルタ8の基準電流■3の2倍の電流2
13を引き込むための電流源を構成するDACであり、
前述のDAC3,4.5と同様に構成し、その電流源の
トランジスタのベースは各DAC3,4.5と共通に基
準電圧v8ラインに接続するとともに、ディジタルデー
タD3を入力する。フィルタの種類としては、チェビシ
ェフ!dBリップルやバターワースやベッセルといった
名称のフィルタが知られているが、これらのフィルタ特
性のカットオフ角周波数ω。を変化させずQのみ変化す
るには、例えば表1に示す係数のDAC3,4.5のデ
ィジタルデータD,,D.,D3を設定する。その後、
DAC5によってカゾトオフ角周波数ω。を設定するこ
とにより、任意のフィルタ特性が実現できる。
表1基準電流の設定表 第5図は、本発明のFDD (フロッピーディスクドラ
イブ)の記録信号の再生回路への適用例を示すブロック
図である。31はフロッピーディスクの記録信号を再生
する再生ヘッド、32はその再生された信号(再生信号
)を増幅するプリアンプである。増幅された再生信号は
、3次のローバスフィルタ33と2次のバンドパスフィ
ルタ34を通して、微分処理が施される。μの微分処理
された再生信号は、コンパレータ35に入力され、そこ
で基準電圧源36の基準電圧でしきい値処理が施されて
ディジタル信号に変換され、信号処理回路37に入力さ
れて、それよりリードデー夕か出力される。上記におい
て、3次のローバスフィルタ33および2次のバンドパ
スフィルタを前述の実施例で構成し、そのフィルタ特性
のモードを外付けのスイッチの指定などで変更し得るよ
うに構成すれば、FDDの種類(例えば、3.5インチ
IMバイトあるいは3.5インチ2Mバイトあるいは5
.25インチIMバイトあるいは5 25インチ1.6
バイト等)によって周波数特性が変化しても、それに対
応してフィルタ特性をプログラマブルに変えることが容
易に可能となる。
以上述べたように、本発明はその主旨に沿って種々に応
用され、種々の実施態様を取り得るものである。
H.発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明のプログラマブ
ルフィルタによれば、フィルタ特性のQとカットオフ周
波数をそれぞれ設定するアクティブフィルタの電流源の
電流比と電流の積の大きさとをディジタル/アナログ変
換器で独立に変えられるようにしたので、そのQとカッ
トオフ周波数を情度良く、またその設定を極めて容易に
することができるとと乙に、回路をモノリンックにプロ
グラマブルに構成できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
本実施例のディジタル/7′ナログ変換器の回路部分の
具体例を示す回路図、第3図は上記ディジタル/アナロ
グ変換器のディジタルデー夕を設定する手段の回路構成
図、第4図は本発明の3次フィルタへの実施例を示すブ
ロック図、第5図は本発明の適用例を示すブロック図、
第6図は従来例のアクティブフィルタの構成図、第7図
(a).(b)は複数のアクティブフィルタで構成した
従来例のフィルタ回路、第8図は一般に考えられるフィ
ルタ特性の設定回路である。 ■・・・第lの積分器(アクティブフィルタ)、2・・
・第2の積分器(アクティブフィルタ)、3.4・・・
第1のディジタル/アナログ変換器、5・・・第2のデ
ィジタル/アナログ変換器。 (a) ,往来 第6図 (b) JJのフィル7回f1

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基準電流源を有する複数のアクティブフィルタか
    ら成り各アクティブフィルタの基準電流源の電流比と各
    電流の積の大きさとからフィルタの特性を決定するフィ
    ルタ回路を備え、 上記各基準電流源としてその電流の大きさを制御する基
    準電圧ラインを有する電流出力型の第1のディジタル/
    アナログ変換器を使用し、 上記各ディジタル/アナログ変換器の基準電圧ラインを
    共通に接続するとともに、 上記基準電圧ラインにその基準電圧を制御する第2のデ
    ィジタル/アナログ変換器を接続し、上記各第1のディ
    ジタル/アナログ変換器のディジタル入力の設定により
    上記各基準電流源の電流比を設定し、 かつ上記第2のディジタル/アナログ変換器のディジタ
    ル入力の設定により上記各基準電流源の電流の積の大き
    さを設定することを特徴とするプログラマブルフィルタ
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