JPH0391628A - 空気調和機の据付装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、空気調和ユニットの据付装置に関し、特に
空気調和ユニットを室内壁面に取り付けた壁ｆｆ１Ｆｉ
に据付けるための据付装置に関するものである。

［従来の技術］ 第５図〜第７図は、例えば実公昭６１−１８３４２号公
報に示された従来の空気調和ユニットの据付装置の一例
を示すものである。

同図において、空気調和ユニット（室内ユニット）■の
背面上部の左右両隅部には、壁掛板６の上端縁に形成し
た上部係止片７，７に係止される上部引掛部２．２が一
体に形成されている。壁掛板６は室内壁面に取り付けら
れるものである。３は空気調和ユニットｌの背面下端部
にその水平方向に沿って形成した配管収納用凹部で、こ
の凹部３内には熱交換器の冷媒配管４及び図示しないド
レン配管が収納されるようになっている。５は凹部３の
下面にほぼ全長に亘って形成した係合部であり、この係
合部５は壁掛板６の下端縁に形成した係止部８に係止で
きるようになっている。

また、９は剛性を有する金属線材等で成形されたユニッ
ト取り外し具で、係合部５にはユニット取り外し具９の
先端０字部９ａが差し込まれる切欠き５ａが形成されて
いる。

次に動作について説明する。

空気調和ユニッ）１を壁掛板６に装着する場合は、まず
、壁掛板６の係止片７．７に空気調和ユニットの引掛部
２．２を第７図に示す状態に係合させる。その後、空気
調和ユニット１の下端部を壁掛板６方向へ押し付ける。

すると、係合部５が壁掛板６の係止部８に弾発的に係止
し、これによって第６図に示す如く空気調和ユニットｌ
が壁掛板６に固定されることになる。

また、壁掛板６に装着された空気調和ユニットｌを取り
外す場合は、第６図に示す状態にある空気調和ユニット
ｌの係止部切欠き５ａから取り外し具９の先端０字部９
ａと差し込んで、これを凹部３の下面に第７図に示す如
く係合し、この状態で取り外し具９を第７図の矢印へ方
向へ操作することにより凹部下面を下方へ変形させて、
係合部５と係止部８との係合を第７図に示すように解除
する。これによって空気調和ユニットの取り外しを行う
ことができる。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、上述のような従来の空気調和機据付装置
では、空気調和ユニット１を壁掛板６から取り外す時、
専用の取り外し具９が必要となるため、専用の取り外し
具９を成形するのに費用がかかると共に、その保管が面
倒になり、しかも取り外し具を紛失した場合には空気調
和ユニットの取り外しができなくなるという問題があっ
た。

この発明は上記の点に鑑みなされたもので、専用の取り
外し具を廃止できる空気調和機の据付装置を得ることを
目的とする。

［課題を解決するための手段］ この発明は、空気調和ユニットの背面上部に引掛部を設
け、この引掛部を壁掛板に設けた係止片に係合すること
により空気調和ユニットを据付ける据付装置において、
前記空気調和ユニットの背面下部に係止部を設け、この
係止部を前記壁掛板に形成した穴に係合することにより
空気調和ユニットの下部を前記壁掛板に固定すると共に
、前記空気調和ユニットの任意コーナ部に着脱可能に設
けたコーナ部材に、前記空気調和ユニットの係止部と前
記穴との係合を解く突部を形成したものである。

［作　用］ 空気調和ユニットを壁掛板から取り外す場合は、空気調
和ユニットから分離したコーナ部材の突部側を穴から差
し込んで、その突部を係合状態にある係止部に引掛け、
この係止部を穴から外すことにより空気調和ユニットの
下端部を壁掛板との結合が解かれることになる。従って
、専用の取り外し具が不要になり、コーナ部材を利用し
て容易に空気調和ユニットの取り外しが可能になる。

［実施例］ 以下、この発明の実施例を第１図〜第４図について説明
する。

第１図は空気調和ユニッ）ｌの外観図を示すもので、第
５図と同一部分は同一符号を表している。

１０は凹部３の下面板３ａの左右端縁に上方へ向は突設
した係止部、１１は空気調和ユニッＩ−１のコーナ部材
で、空気調和ユニットの取り外し具を兼用するものであ
り、全体がＬ字状をなし、その両端に設けた係止爪１１
ａ、ｌｌｂによって空気調和ユニッ）１の背面左下コー
ナに着脱可能に装着できるようになっている。また、コ
ーナ部材１１の一端の内側角部には係止爪解除用の突部
１２が一体に形成されている。

第２図は空気調和ユニットｌが取り付けられる壁掛板６
の斜視図を示すもので、従来と同様に上縁部に空気調和
ユニット１の引掛部２，２が係合する係止片７，７が形
成されていると共に、下端に空気調和ユニット設置面側
へ折曲げた結合部１３には、前記空気調和ユニット１の
係止部１０゜１０が係脱する四角穴１４．１４が形成さ
れている。この穴１４．１４はコーナ部材１１の突部１
２の部分が挿入し得る大きさを有している。

次に動作について説明する。

空気調和ユニット１を壁掛板６に装着する場合は、まず
、空気調和ユニット１の引掛部２．２を壁掛板６の係止
片７，７に係合する。次に、空気調和ユニット１の下端
部を壁掛Ｆｉ６の方向へ押し込むと、空気調和ユニット
の係止部１０．１０が第３図に示す如く壁掛板６の穴１
４．１４に係合する。これにより空気調和ユニット１が
壁掛板６に固定されることになる。

また、空気調和ユニット１を壁掛板６から取り外す場合
は、空気調和ユニット１のコーナ部材１１を取り外し、
その突部１２側を第４図に示すように壁掛板６の結合部
１３の下面から矢印Ｂに示す如く差込み、突部１２を第
３図に示す如く係止部ＩＯの上端に係合させる。その後
、コーナ部材１１を矢印Ａ方向に引張ることにより凹部
３の下面板３ａを下方へ変形させて係止部■０を穴１４
から離脱させる。このような操作を両方の係止部１０に
おいて行えば、空気調和ユニッ）１の下端側は壁掛板６
から分離される。しかる後、空気調和ユニットｌの引掛
部２．２を壁掛板６の係止片７．７から外せば、空気調
和ユニット１を壁掛板６から取り外すことができる。そ
して、空気調和ユニットｌの取り外しに利用したコーナ
部材１１は空気調和ユニット１のコーナ部に装着する。

従って、空気調和ユニットｌの取り外し兼用のコーナ部
材１１の保管場所は常に明解で容易となるほか、従来の
ような専用の取り外し具を用意する必要がなくなる。こ
れに伴い据付装置の部品数が削減され、コストの低減も
可能になると共に、取り外し具の紛失により空気調和ユ
ニットの取り外しができなくなるという問題も解決し得
る。

［発明の効果］ 以上のように、この発明によれば、空気調和ユニットの
分割可能なコーナ部材を利用して空気調和ユニットの係
止部と壁掛板の穴との係合を解除できる構成にしたので
、専用の取り外し具が不要になり、工具の低コストがで
きると共に、その保管も容易となって空気調和ユニット
の取り外し操作が簡便にできるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明による空気調和機据付装置の一実施例
を示す空気調和ユニットの外観図、第２図は本実施例に
おける壁掛板の斜視図、第３図は本実施例における空気
調和ユニットの下部と壁掛板との係合状態及びコーナ部
材との関係を示す要部の断面図、第４図は本実施例にお
ける壁掛板とコーナ部材との関係を示す要部の斜視図、
第５図は従来の空気調和機据付装置を示す空気調和ユニ
ットの外観図、第６図及び第７図は従来における空気調
和ユニットの取り付け、取り外し状態を示す説明用の側
面図である。 ■・・・空気調和ユニット、２・・・引掛部、３・・・
凹部、６・・・壁掛板、７・・・係止片、ＩＯ・・・係
止部、１１・・・コーナ部材、１２・・・突部、１４・
・・穴。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 空気調和ユニットの背面上部に引掛部を設け、この引掛
   部を壁掛板に設けた係止片に係合することにより空気調
   和ユニットを据付ける据付装置において、前記空気調和
   ユニットの背面下部に係止部を設け、この係止部を前記
   壁掛板に形成した穴に係合することにより空気調和ユニ
   ットの下部を前記壁掛板に固定すると共に、前記空気調
   和ユニットの任意コーナ部に着脱可能に設けたコーナ部
   材に、前記空気調和ユニットの係止部と前記穴との係合
   を解く突部を形成したことを特徴とする空気調和機の据
   付装置。