JP3262420B2 - 空気調和機の室外機 - Google Patents

空気調和機の室外機

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JP3262420B2 JP21070793A JP21070793A JP3262420B2 JP 3262420 B2 JP3262420 B2 JP 3262420B2 JP 21070793 A JP21070793 A JP 21070793A JP 21070793 A JP21070793 A JP 21070793A JP 3262420 B2 JP3262420 B2 JP 3262420B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機の室外機に
係り、特に、室外機本体の前面部を構成するファンガー
ドとベルマウスの取付け構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】普通用いられる空気調和機は、被空調室
に取付けられる室内機と、建屋外部に据付けられる室外
機とを、冷媒管等を介して接続してなる。そして、室外
機は、建屋の壁面に可能な限り接近して、邪魔にならな
いよう配慮される。
【0003】従来、図6および図7に示すように、天板
部10aと前面部10bとを一体に連設成形した、側面
視でL字状のL字状板体10と、両側面部11a,11
aおよび後板部11bを一体に連設成形した、平面視で
コ字状のコ字状板体11と、底板4とからなる室外機本
体12が構成される。
【0004】天板部10a後端と、コ字状板体11の後
板部11b上端とは、掛止爪による引掛け構造となって
いる。底板4に対するL字状板体10およびコ字状板体
11の下端部は、ねじによる固定構造が採用される。
【0005】構成部品に対するメンテナンス時には、L
字状板体10を固定するねじを外し、掛止爪の引掛けを
外して、L字状板体10を解放状態にしてから上方に引
き上げる。このL字状板体10は、比較的簡単に取外し
ができて、室外機本体12内が露出状態になり、メンテ
ナンスができる。
【0006】すなわち、後板部11bもしくは側面部1
1aを、建屋外壁と近接して配置することにより、工具
が入る余裕がなくても、L字状板体10を固定するねじ
を外す方向が前面側に統一され、かつ取外し方向が上面
側であるので、この板体の取外しには何らの支障もな
い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記前面部
10bには開口部が設けられ、ここにファンガード13
が嵌め込まれる。上記ファンガード13の素材として、
美観の保持と、室外機自体の軽量化のため、合成樹脂材
が用いられる。さらに述べれば、成形加工が容易な熱可
塑性樹脂材が多用される。
【0008】これに対して、天板部10aおよび前面部
10bを一体に連設成形したL字状板体10は板金製で
あって、ファンガード13は、図示しない固定ねじを介
して前面部10bに取付け固定される。
【0009】同図で示す場合のファンガード13の外形
寸法は、前面部10b面積に対して比較的小さく、互い
の熱膨張率の相違における影響を受け難い。しかしなが
ら、近時、吹出し風のファンガード13による騒音を低
減するためや、ファンガード13部分の美観を向上させ
るために、ファンガード13の面積をより大にする傾向
にあり、前面部のほとんど全面積をファンガード13に
することもある。
【0010】このような場合は、ファンガード13の面
積が大きくなったことにより、外気温の変化の影響を受
け易くなり、さらには、たとえば冷房運転時に、送風機
からの吹出し温風と外気温との差が大なり、ファンガー
ドを構成する合成樹脂材が、L字状板体10を構成する
金属材よりも大きな膨張変形をなす。
【0011】したがって、ファンガードをねじ固定した
部分に亀裂が生じる虞れがあり、この亀裂が大きくなれ
ば破損に至るところから、信頼性が損なわれる。また、
前面部をファンガード13とした場合、底板4に対する
L字状板体10のねじ固定をファンガード13を介して
行わねばならず、この部分においても前述したような熱
膨張による亀裂が生じる虞れがある。
【0012】本発明は、上記事情に鑑みなされたもので
あり、その目的とするところは、ファンガードを熱可塑
性樹脂材で構成し、室外機本体を金属材で構成すること
を前提として、互いの素材の熱膨張率の相違を吸収し、
取付け固定箇所の亀裂の発生を確実に阻止して、信頼性
の向上を図れる空気調和機の室外機を提供することにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】熱可塑性樹脂材からなる
ファンガードを、室外機本体の前面部を構成するベルマ
ウスに取付け、上記室外機本体内に、熱交換器、送風機
および電気部品等の構成部品を配置した空気調和機の室
外機において、上記ファンガードの上下部もしくは左右
両側部の少なくとも一方に引掛け爪が突設され、上記ベ
ルマウスに、上記ファンガードの引掛け爪が掛止する掛
合部が設けられて、ファンガードが室外機本体に取付け
固定される。
【0014】上記掛合部は、上下部の一方もしくは左右
両側部の一方が、上記引掛け爪を固定的に掛合し、上下
部の他方もしくは左右両側部の他方に、ファンガードの
熱膨張変形にともなって上記引掛け爪が移動自在で、か
つ掛止状態を解除する空間を備えたことを特徴とする。
【0015】第2の発明の空気調和機の室外機は、ファ
ンガードを室外機本体の前面部に備え、上記室外機本体
内に、熱交換器、送風機および電気部品等の構成部品を
配置したものにおいて、上記ファンガードを、上記室外
機本体の前面部を構成し、かつ上記送風機から吹出され
る風を案内するためのベルマウスに取付け固定し、上記
ファンガードに、上記ベルマウスを室外機本体に取付け
固定する固定ねじの頭部直径よりも大きな直径の挿通用
孔を設け、この挿通用孔は、固定ねじでベルマウスを室
外機本体に取付け固定した状態で、着脱自在なキャップ
で閉塞されることを特徴とする。
【0016】
【作用】第1の発明では、ファンガードが熱膨張変形す
ると、引掛け爪が固定的に掛止される掛合部を支点と
し、空間を備えた他方の掛合部において引掛け爪が移動
し、ついには掛止状態を解除する。すなわち、熱可塑性
樹脂材のファンガードと、金属材のベルマウスとの熱膨
張率の相違を吸収して、ファンガードへの負荷がかかり
破損することを未然に防止する。
【0017】第2の発明では、ファンガードをベルマウ
スに取付け固定し、ファンガードに、固定ねじ径よりも
大きな直径の挿通用孔を設け、ここに固定ねじを挿通し
てベルマウスを室外機本体に取付け固定し、挿通用孔は
キャップで着脱自在に閉塞するから、ファンガードとベ
ルマウスとを一体にした着脱が可能となり、かつ美観を
損なわず、しかもベルマウスと底板とのねじ固定構造が
ファンガードを介していないので、ファンガードの熱膨
脹によってねじ固定の箇所に亀裂が生じることもない。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図面を参照して
説明する。図1に示すように、空気調和機の室外機は、
室外機本体20と、この室外機本体20内に配置される
室外熱交換器21、送風機22、圧縮機等の冷凍サイク
ル部品23および電気部品24から構成される。
【0019】上記室外機本体20は、天板25とファン
ガード26との連結体であるL字状板体27と、各構成
部品を載置する底板28と、両側面部29a,29aお
よび後板部29bが一体に成形されて、平面視でコ字状
のコ字状板体29とから構成される。
【0020】上記ファンガード26は、室外機本体20
前面に位置し、その前面部26aのほとんど全面積が格
子状の導風構造をなし、わずか周辺部のみ板状に残され
る。前面部26aの両側端に沿って、側方へ延出する側
部26bを一体に備えており、平面視でコ字状に形成さ
れる。
【0021】このファンガード26は、合成樹脂材のう
ちの、特に、熱可塑性樹脂材から形成されるのに対し
て、天板25と、底板28およびコ字状板体29は、全
て板金製である。
【0022】図2は、製造ラインでの組み込み状態を示
している。上記ファンガード26の内面側には、ベルマ
ウス30が設けられている。このベルマウス30とファ
ンガード26の組立て構造については、後述する。
【0023】しかして、実際の室外機の組立にあたって
は、底板28上の所定位置に、室外熱交換器21、送風
機22および冷凍サイクル部品23を載置し、適宜な手
段をもって底板に取付け固定をなす。
【0024】ついで、室外熱交換器21と送風機22が
配置される底板28上の空間室と、冷凍サイクル部品2
3が配置される底板上の空間室とを区画するための仕切
板32を、所定位置に取付け固定する。上記冷凍サイク
ル部品23上には、電気部品24を備えた電気部品箱を
載設することにより、全ての構成部品の組込みが終了す
る。
【0025】ついで、室外機本体20の成形に移る。は
じめ、コ字状板体29を底板28上に載置する。さらに
述べれば、コ字状板体29下端縁を底板28周縁に合わ
せる。
【0026】この状態で、図5に示すように、コ字状板
体29の一方の側部29aが、室外熱交換器21の端板
21aに当接するので、ねじ32で互いに連結固定す
る。また、コ字状板体29の下端部と底板28の当接部
とを、ねじで連結固定する。他方の側部29aには、パ
ックドバルブカバー33を取付け固定する。
【0027】別のサブラインでは、天板25とファンガ
ード26とが一体に連結化され、L字状板体27が成形
される。すなわち、図2および図3(B)に示すよう
に、ファンガード26の上端部に、後方に突出する片部
26c,26cが設けられていて、これが天板25前面
の取付片部25dに設けられる係止穴25a,25aに
挿入係合され、ファンガード26の上下位置が決められ
る。
【0028】図3(A)に示すように、天板25の取付
片部25dがベルマウス30の前面部30a上端に当接
し、ねじ33をもって互いに固定される。このねじ33
は、後述するように、ファンガード26をベルマウス3
0に取付けることによって、前面から遮蔽された状態に
なる。
【0029】上記ファンガード26の上端部には、掛止
部である複数の引掛け爪40が設けられていて、これら
が天板25に設けられる掛合部である上部角孔41に挿
入掛止され、ファンガード上端部の固定がなされる。
【0030】さらに、ファンガード26の下端部には、
掛止部である引掛け爪42が設けられていて、上記ベル
マウス30の下端部に設けられる掛合部である下部角孔
43に掛止され、ファンガード下端部の固定がなされ
る。ただし、上部の引掛け爪42を掛止する上部角孔4
1は、引掛け爪42をほとんど固定的に掛止するのに対
して、下部角孔43は、その上面に下部側の引掛け爪4
2を掛止している。したがって、下部角孔43は、引掛
け爪42の下部側に、爪が自由に移動可能な空間を備え
ている。
【0031】図からも明らかなように、各引掛け爪4
0,42は、互いの爪部の突出方向が上方へ向くよう設
定されている。これにより、室外機自体が極めて高温の
雰囲気下にあるとき、ファンガード26が熱膨張変形を
生じると、上部側の引掛け爪40は上部角孔41に固定
的に掛止されているので、ここを支点として、下部側の
引掛け爪42がファンガード26の変形にともなって下
部角孔43の空間を移動する。そして、ついには下部側
引掛け爪42の下部角孔43に対する掛止状態が解除さ
れて、引掛け爪42は下部角孔43から抜け易くなる。
上部側の引掛け爪40も上部角孔41から無理なく外れ
て、応力の集中によるファンガード26の破損事故を未
然に防止することができる。
【0032】図4に示すように、ファンガード26の前
面部26aで、図において左側部には、背面側へ突出す
る掛止部である引掛け爪44が設けられていて、これが
ベルマウス30に設けられる掛合部である掛合孔45に
掛止される。
【0033】同図に示すように、ファンガード26の前
面部26aで、図において右側部には、内面側へ突出す
る掛止部である引掛け爪46およびストッパ用リブ47
が設けられていて、これらがベルマウス30に設けられ
る掛合部である掛合孔48,48に掛止される。ここで
も、右側部の引掛け爪46を掛止する掛合孔48は、引
掛け爪46をほとんど固定的に掛止するのに対して、左
側部の掛合孔45は、その右側面に引掛け爪44を掛止
している。したがって、この掛合孔45は、引掛け爪4
4の左側部に、爪が自由に移動可能な空間を備えてい
る。
【0034】これにより、室外機自体が極めて高温の雰
囲気下にあるとき、ファンガード26が熱膨張変形を生
ると、右側部の引掛け爪46とストッパ用リブ47は
掛合孔48,48に固定的に掛止されているので、ここ
を支点として、左側部の引掛け爪44はファンガード2
6の変形にともなって掛合孔45の空間を移動する。そ
して、ついには左側部引掛け爪44の掛合孔45に対す
る掛止状態が解除されて、引掛け爪44は掛合孔45か
ら抜け易くなる。右側部の引掛け爪46とストッパ用リ
ブ47は掛合孔48,48から無理なく外れて、応力の
集中によるファンガード26の破損事故を未然に防止す
ることができる。
【0035】一方、再び図3(A)に示すように、ファ
ンガード26の下端部で、ベルマウス30下端部を底板
28に取付け固定するための固定ねじ34と対向する部
位には、上記ねじ頭部直径よりも大なる直径の挿通用孔
50が設けられる。この挿通用孔50の周面はねじ孔と
なっていて、ここにキャップ51が螺着される。
【0036】上記挿通用孔50をキャップ51で閉塞す
ることにより、固定ねじ34が遮蔽され、美観の保持が
なされる。そして、たとえばメンテナンス時など、ドラ
イバでキャップ51を外してから、同じドライバを挿通
用孔50に差し込み、固定ねじ34を外すことができ
る。すなわちベルマウス30は、天板25とファンガー
ド26とからなるL字状板体27と一体の状態で、取り
外しが可能となっている。
【0037】このようにして、ファンガード26をベル
マウス30に取付け、かつ天板25とファンガード26
とが一体に連結化されたL字状板体27を、先に取付固
定したコ字状板体29と底板28とに取付ける。
【0038】はじめに、ファンガード26下端を底板2
8上に載置する。同時に、ファンガード側部26bを、
コ字状板体29の両側端に掛合し、かつ天板縁部25b
をコ字状板体上端部に掛止する。
【0039】なお説明すれば、図5に示すように、コ字
状板体29の側部29aには受け爪52が設けられてい
て、ここにベルマウス30の側端部が掛合される。図3
(C)に示すように、コ字状板体29の後板部29b上
端には掛止爪36が設けられていて、ここに天板縁部2
5bが掛合して、天板25とコ字状板体29との掛合固
定がなされる。
【0040】ついで、ベルマウス30下端部と底板28
前面部とを、ねじ34により固定する。このとき、キャ
ップ51を外しておき、挿通用孔50を介してドライバ
と固定ねじ34を挿通し、螺着作業をなす。螺着後は、
キャップ51を挿通用孔50に螺着して、これを閉塞す
る。
【0041】最後に、コ字状板体29にパックドバルブ
カバー33を取付ければ、室外機が完成する。なお、上
記実施例においては、天板25と、ファンガード26と
を、予め一体に連結化したL字状板体27を用意し、後
で、底板28とコ字状板体29との組立物に取付けるよ
うにしたが、これに限定されるものではなく、天板25
と、ファンガード26は、組立ライン上で順次取付け固
定してもよい。
【0042】すなわち、底板28上に構成部品を配置し
た状態で、コ字状板体29を取付ける。ベルマウス30
下部を底板28にねじ34で取付固定し、上部に天板2
5を載設して、ねじ33で取付け固定する。後から、フ
ァンガード26をベルマウス30に係合し、コ字状板体
29にパックドバルブカバー33を取付ければ、室外機
が完成する。
【0043】このようにして出荷される室外機を、据付
現場に据付けた上、図示しない室内機と接続することに
より、冷凍サイクル運転が可能となる。室外機Sの構成
部品に対するメンテナンス時には、L字状板体27を室
外機本体20から取り外す。
【0044】具体的には、ドライバでキャップ51を取
外ししてから、同じドライバを挿通用孔50に挿通し
て、ファンガード26と底板28とを連結している固定
ねじ34を外す。
【0045】このとき、天板25とベルマウス30とを
連結固定する固定ねじ33はファンガード26によって
遮蔽されているから、このねじを取外すというような、
誤作業の発生がない。
【0046】ついで、L字状板体27を上方へ引き上げ
る。天板25とコ字状板体29との掛止爪36掛合が外
れるとともに、ベルマウス30側端部とコ字状板体29
との係合が外れる。
【0047】上記ベルマウス30はL字状板体27と一
体になって取り外しされ、手間がかからずにすむ。メン
テナンス終了後における取付けも、また同様に一体とな
ってなされるので、手間がかからずにすむ。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように第1の発明によれ
ば、ファンガードに引掛け爪が突設され、室外機本体に
掛合部が設けられ、この掛合部にファンガードの引掛け
が掛止され、ファンガードが室外機本体に取付け固定
されていて、一方の掛合部が引掛け爪を固定的に掛合
し、他方の掛合部は、ファンガードの熱膨張変形にとも
なって引掛け爪が移動自在で、かつ掛止状態を解除する
空間を備えたから、ファンガードを熱可塑性樹脂材で構
成し、室外機本体を金属材で構成することを前提とし
て、互いの素材の熱膨張率の相違を吸収し、取付け固定
箇所の亀裂の発生を確実に阻止して、信頼性の向上を図
れる効果を奏する。
【0049】第2の発明によれば、ファンガードをベル
マウスに取付け固定し、ファンガードに、固定ねじ径よ
りも大きな直径の挿通用孔を設け、ここに固定ねじを挿
通してベルマウスを室外機本体に取付け固定し、挿通用
孔はキャップで着脱自在に閉塞するから、ファンガード
とベルマウスとを一体にした着脱作業が可能となり、組
立ておよびメンテナンス時などの作業性の向上を図れる
とともに、美観を損なわず、しかもベルマウスと底板と
のねじ固定構造がファンガードを介していないので、フ
ァンガードの熱膨張によってねじ固定の箇所に亀裂が生
じることもない等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、室外機本体からL字
状板体を分解した斜視図。
【図2】同実施例の、室外機本体からファンガードおよ
びバックドバルブカバーを分解した斜視図。
【図3】(A)は、同実施例の、室外機前面部の一部縦
断面図。(B)は、(A)とは異なる部位の室外機前面
部の一部縦断面図。(C)は、室外機後面部の一部縦断
面図。
【図4】同実施例の、L字状板体の一部横断平面図。
【図5】同実施例の、室外機の一部横断平面図。
【図6】従来例の、室外機本体を分解した斜視図。
【図7】同従来例の、室外機の斜視図。
【符号の説明】
26…ファンガード、20…室外機本体、21…熱交換
器、22…送風機、24…電気部品、40,42,4
4,46…引掛け爪、47…ストッパ用リブ、41…上
部角孔、43…下部角孔、45,48…掛合孔,30…
ベルマウス、34…固定ねじ、50…挿通用孔、51…
キャップ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青藤 誠哉 静岡県富士市蓼原336番地 株式会社東 芝富士工場内 (72)発明者 坂本 純一 静岡県富士市蓼原336番地 株式会社東 芝富士工場内 (56)参考文献 特開 平4−169724(JP,A) 特開 平5−93530(JP,A) 特開 平4−131632(JP,A) 特開 平5−133563(JP,A) 実開 平2−70132(JP,U) 実開 昭49−31151(JP,U) 実開 平3−67931(JP,U) 実開 平4−95228(JP,U) 実開 平3−92169(JP,U) 実公 昭53−2800(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 5/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱可塑性樹脂材からなるファンガードを、
    室外機本体の前面部を構成するベルマウスに取付け、 上記室外機本体内に、熱交換器、送風機および電気部品
    等の構成部品を配置した空気調和機の室外機において、 上記ファンガードの上下部もしくは左右両側部の少なく
    とも一方に引掛け爪が突設され、 上記ベルマウスに、上記ファンガードの引掛け爪が掛止
    する掛合部が設けられて、ファンガードが室外機本体に
    取付け固定され、 上記掛合部は、上下部の一方もしくは左右両側部の一方
    が、上記引掛け爪を固定的に掛合し、上下部の他方もし
    くは左右両側部の他方に、ファンガードの熱膨張変形に
    ともなって上記引掛け爪が移動自在で、かつ掛止状態を
    解除する空間を備えた ことを特徴とする空気調和機の室
    外機。
  2. 【請求項2】ファンガードを、室外機本体の前面部に備
    え、 上記室外機本体内に、熱交換器、送風機および電気部品
    等の構成部品を配置した空気調和機の室外機において、 上記ファンガードを、上記室外機本体の前面部を構成
    し、かつ上記送風機から吹出される風を案内するための
    ベルマウスに取付け固定し、 上記ファンガードに、上記ベルマウスを室外機本体に取
    付け固定する固定ねじの頭部直径よりも大きな直径の挿
    通用孔を設け、 この挿通用孔は、固定ねじでベルマウスを室外機本体に
    取付け固定した状態で、着脱自在なキャップで閉塞され
    ることを特徴とする空気調和機の室外機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102404969A (zh) * 2010-09-08 2012-04-04 苏州昆拓冷机有限公司 机柜空调器

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