JPH0391414A - コンバインのクラッチ操作構造 - Google Patents

コンバインのクラッチ操作構造

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JPH0391414A
JPH0391414A JP22906489A JP22906489A JPH0391414A JP H0391414 A JPH0391414 A JP H0391414A JP 22906489 A JP22906489 A JP 22906489A JP 22906489 A JP22906489 A JP 22906489A JP H0391414 A JPH0391414 A JP H0391414A
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clutches
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Teruo Minami
照男 南
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、植立茎稈を刈取ると共に刈取った茎稈を脱穀
装置へ向けて搬送する刈取前処理装置、及びこれからの
刈取搬送茎稈を扱ぎ処理する前記脱穀装置を備えると共
に、これら両装置への動力を断続する脱穀クラッチ、刈
取クラッチを備えているコンバインのクラッチ操作構造
に関する。
〔従来の技術〕
前述したコンバインにおける刈取および脱穀の各クラッ
チは、従来では実開昭60−116834号公報でしめ
されるもののように双方共に操作レバーの手動による操
作によって入り切りするものであった。
〔発明が解決しようとする課題〕
一般に前記刈取クラッチ及び脱穀クラッチはベルトテン
ションクラッチが利用されるが、その操作力は比較的大
きいものであるために、レバー比の大きいクラッチレバ
−を使用することで、その操作力の軽減を図っている。
従って、従来では、クラッチレバ−の操作ストロークが
相当大きく、操縦部でのレバー操作スペースの占める割
合が大きいものとなっており、このため操縦者の居体ス
ペースが狭小になっている。
本発明は、かかる実情に着目してなされたものであって
、刈取クラッチ及び脱穀クラッチの操作スペースの減縮
を図ることができると共に、その操作性の向上を図るこ
とを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するための、本発明の特徴構成は、脱穀
クラッチ及び刈取クラッチの各操作部材を単一のアクチ
ュエータによって駆動変位される作動部材に連動連結す
ると共に、この作動部材の変位により前記両クラッチ共
に切りの作業停止状態、前記脱穀クラッチが入りで前記
刈取クラッチが切りの扱ぎ作業状態、前記両クラッチ共
に入すの作業状態の各状態をこの順で現出可能に構成し
てある点にある。
〔作 用〕
上記構成によると、操縦部に備えたスイッチ等の操作具
を操作して単一のアクチュエータを正又は逆に作動させ
ることで、両クラッチの切り状態、脱穀クラッチのみの
入り状態(枕扱き作業)、及び両クラッチの入り状態(
刈取脱穀作業)を得ることができる。
〔発明の効果〕
従って、本発明によれば、操縦部には大きい操作スペー
スを必要としない、かつ、操作が簡単なスイッチ等の操
作具を設置するだけでよく、操縦者の居住スペースの拡
大及び操作性の向上を図ることができた。
しかも、両クラッチを駆動操作するアクチュエータは単
一であるから、例えば、各クラッチを独立に駆動操作す
る2個のアクチュエータを利用する場合に比較して安価
に実施しやすい。
又、コンバインでは停止中の脱穀装置に刈取り殻稈が供
給されるのを阻止するために、刈取クラッチのみの入り
状態を牽制阻止する必要があり、上記のように2個のア
クチュエータを用いる場合には、この牽制手段を行う手
段を別途必要とするが、本発明では単一のアクチュエー
タの作動量によって両クラッチの作動状態が画一化され
ているために、刈取クラッチのみの入り状態の現出する
余地がなく、特別な牽制手段を要せず必要なクラッチ作
動形態だけを得ることができ、この点においても優れて
いる。
〔実施例〕
第5図にコンバインの前部が示されている。
このコンバインは、植立茎稈を刈取ると共に刈取った茎
稈を脱穀装置(1)へ向けて搬送する刈取前処理装置(
2)、及びこれからの刈取搬送茎稈を扱ぎ処理する前記
脱穀装置(1)を備えると共に、これら再装置(1)、
 (2)への動力を断続する脱穀クラッチ(C1)、刈
取クラッチ(C2)を備えてある。
第1図及び第2図に示すように、前記両クラッチ(C1
)、 (C2)の操作部材(3)、(4)を単一の電動
モータ(5)によって駆動変位される作動部材(6〉に
係合接当させると共に、この作動部材(6)の変位によ
り前記両クラッチ(C1)、 (C2)共に切りの作業
停止状態、前記脱穀クラッチ(C1)が入りで前記刈取
クラッチ(C2)が切りの扱ぎ作業状態、前記両クラッ
チ(C1)、 (C2)共に入りの作業状態の各状態を
この順で現出可能に構成してある。
前記作動部材(6)は支軸(7)に相対回動不能に外嵌
された円板(6)で成り、この円板(6)の左右面(6
a)、 (6b)に夫々ローラ(8)、(9)を所定角
度位相をずらして突設してある。
前記支軸(7)の一端部には軸方向に2枚の摩擦板(1
0)、 (10)で挟持された大径ギヤ(11)をこの
支軸(7)に対して相対回動自在に外嵌してあり、他端
部には手動操作レバー(12)を相対回動不能に外嵌し
てある。
そして前記大径ギヤ(11)に電動モータ(5)の小径
ギヤ(15)を咬合させると共に、支軸(7)と平行な
軸芯(P)周りで揺動可能な操作部材(3)。
(4)を前記ローラ(8)、(9)夫々に上方から保合
するように構成してある。
前記両操作部材(3)、 (4)は夫々両クラッチ(C
1)、 (C2)をロッド等によって機械的に入り切り
するものであり、これらクラッチ(C1)、 (C2)
はスプリング等によって切り側となる下方へ揺動する側
に付勢されている。
前記ローラ(8)、(9)は脱穀クラッチ側のローラ(
8)を刈取クラッチ側のローラ(9)よりも円板(6〉
の回転方向に所定角度先行する状態で位相をずらして配
置してあると共に、各操作部材(3)、 (4)にはロ
ーラ(8)、(9)との接触面に凹部(13)、 (1
4)を形成し、かつ、各操作部材(3)、(4)の先端
部との接当により入り切りされるリミットスイッチ(1
6)、 (17)を配設してクラッチ操作機構(A)を
構成してある。
次に、本実施例でによるクラッチ操作機構の作用を説明
する。
先ず、第3図に示す操縦部(I8)の脱穀装置起動スイ
ッチ(19)を入りにすると電動モータ(5)が回転し
、第4図(イ)にも示すように脱穀クラッチ用操作部材
(3)が脱穀クラッチ側ローラ(8)に押されることに
よって上昇揺動し、脱穀クラッチ(C1)を入りにする
と共に、脱穀クラッチ用操作部材(3)先端部と脱穀側
リミットスイッチ(16)との保合が解かれて前記モー
タ(5)は停止する。つまり、脱穀のみ入りの状態が維
持されるのである。
次に、操縦部(18)の刈取装置起動スイッチ(20)
を入りにすると再びモータ(5)が回転し、第4図(ロ
)にも示すように刈取クラッチ用操作部材(4)が刈取
クラッチ側ローラ(9)に押されることによって上昇揺
動し、刈取クラッチ(C2)を入りにすると共に、刈取
クラッチ用操作部材(4)先端部と刈取側リミットスイ
ッチ(17)との係合により前記モータ(5)は再び停
止するのである。このとき脱穀クラッチ(C1)は、そ
の操作部材(3)に形成した凹部(13)の円弧面(1
3A)と脱穀クラッチ側ローラ(8)との接当作用によ
って該操作部材(3)は脱穀クラッチ入り状態を維持し
続けることになる。つまり、前記円弧面(13A)は円
板(6)の回転中心を中心とする円弧面に設定され、か
つ、この円弧面(13A)は前記所定角度相当分、すな
わち両ローラ(8)、(9)の角度ずれ分に亘って形威
してあるのであり、これによって脱穀クラッチ(C1)
と刈取クラッチ(C2)は共に入りとなっている。
そして、刈取装置起動スイッチ(20)を切るとモータ
(5)が逆方向に回転して脱穀側リミットスイッチ(1
6)が作動する所で停止、すなわち脱穀クラッチ(C1
)だけが入りの状態に戻り、さらに脱穀装置起動スイッ
チ(19)も切るとモータ(5)はさらに逆方向に回転
し、刈取クラッチ(C2)と脱穀クラッチ(C1)との
双方共に切りの作業停止状態に戻るのである。
また、刈取り・脱穀作業状態のときに操縦部(18)の
非常停止スイッチ(21)を入りにすると、モータ(5
)は第4図の状態からさらに正転方向へ回転し、両凹部
(13)、 (14)の円弧面(13A)。
(14A)によって刈取クラッチ(C2)、脱穀クラッ
チ(CI)共に入りとなる状態が若干角度続いた後に両
操作部材(3)、(4)の凹部(13)、 (14)に
設けた深凹部(13B)、 (14B)と両ローラ(8
)、(9)の接当作用によって、前記両操作部材(3)
、 (4)は同時に急激に下降揺動し、結果、同時に、
かつ、非常停止スイッチ(21)を入りにした後、迅速
に脱穀・刈取の両クラッチ(C1)、 (C2)が切り
となるのである。
前記手動操作レバー(12)は、電気系のトラブル等に
よって電動モータ(5)が作動できなくなった場合に、
作動部材(6)を人為操作するためのものであり、支軸
(7)に直結してあるので、電動モータ(5)が停止し
ていても手動操作レバー(12)を強制揺動すれば大径
ギヤ(11)は摩擦板(lO)の存在によって支軸(7
)とスリップして手動操作優先となるのである。そして
、この手動操作レバー(12)は通常時には使用しない
ので、操縦部(18)の邪魔にならない箇所に設置して
ある。
尚、前記電動モータ(5)を制御するスイッチとして第
6図に示すように、多接点切換え型の4 スイッチ(22)と非常停止スイッチ(21)を利用し
てもよい。
又、本実施例では操作部材(3)、 (4)を電動モー
タ(5)で駆動したが、電磁ソレノイドや油圧シリンダ
等で駆動する構成としても良く、これらを総称してアク
チュエータ(5)と呼ぶ。
〔別実施例〕
上記した実施例に加えて、エンジンキーを切り操作する
とモータ(5)が回転して、刈取り、脱穀の作業状態の
如何にかかわらず、脱穀および刈取の両クラッチ(C1
)、 (C2)が切りとなるようにしておけば、次回の
使用のときのエンジン始動時に脱穀装置および刈取装置
の何れもが駆動されてしまうことが防止され、安全性が
良好となる。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図はクラッチ操作機
構の要部を示す構造図、第2図は支軸の駆動構造を示す
断面図、第3図は操縦部の平面図、第4図(イ)、(o
)はそれぞれ脱穀クラッチ用操作部材と刈取クラッチ用
操作部材の動きを示す作用図、第5図はコンバイン前部
の側面図、第6図はスイッチの別実施例を示す要部平面
図である。 (1)・・・・・・脱穀装置、(2)・・・・・・刈取
前処理装置、(3)、(4)・・・・・・操作部材、(
5)・・・・・・アクチュエータ、(6)・・・・・・
作動部材、(C1)、 (C2)・・・・・・クラッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 植立茎稈を刈取ると共に刈取った茎稈を脱穀装置(1)
    へ向けて搬送する刈取前処理装置(2)、及びこれから
    の刈取搬送茎稈を扱ぎ処理する前記脱穀装置(1)を備
    えると共に、これら両装置(1)、(2)への動力を断
    続する脱穀クラッチ(C1)、刈取クラッチ(C2)を
    備えてあるコンバインのクラッチ操作構造であって、前
    記両クラッチ(C1)、(C2)の各操作部材(3)、
    (4)を単一のアクチュエータ(5)によって駆動変位
    される作動部材(6)に連動連結すると共に、この作動
    部材(6)の変位により前記両クラッチ(C1)、(C
    2)共に切りの作業停止状態、前記脱穀クラッチ(C1
    )が入りで前記刈取りラッチ(C2)が切りの扱ぎ作業
    状態、前記両クラッチ(C1)、(C2)共に入りの作
    業状態の各状態をこの順で現出可能に構成してあるコン
    バインのクラッチ操作構造。
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JPS513542U (ja) * 1974-06-27 1976-01-12

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