JPH0390033A - 呼吸器疾患治療用ポリペプチドおよびそれを含有する医薬 - Google Patents

呼吸器疾患治療用ポリペプチドおよびそれを含有する医薬

Info

Publication number
JPH0390033A
JPH0390033A JP2222315A JP22231590A JPH0390033A JP H0390033 A JPH0390033 A JP H0390033A JP 2222315 A JP2222315 A JP 2222315A JP 22231590 A JP22231590 A JP 22231590A JP H0390033 A JPH0390033 A JP H0390033A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amino acid
fragment
protein
peptide
leu
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2222315A
Other languages
English (en)
Inventor
Virender K Sarin
ヴィレンダー・クマー・サリン
Jack L Fox
ジャック・ローレンス・フォックス
Shanker L Gupta
シャンカー・ラル・ギュプタ
Darryl R Absolom
ダリル・ロビン・アブソロム
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Abbott Laboratories
Original Assignee
Abbott Laboratories
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Abbott Laboratories filed Critical Abbott Laboratories
Publication of JPH0390033A publication Critical patent/JPH0390033A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/785Alveolar surfactant peptides; Pulmonary surfactant peptides
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P11/00Drugs for disorders of the respiratory system
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K38/00Medicinal preparations containing peptides

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Gastroenterology & Hepatology (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Pulmonology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、新規なポリペプチドおよび該ポリペプチドの
呼吸器疾患治療剤としての使用に関する。
本発明は、新規な組成物およびこれら組成物を用いた呼
吸障害の治療法に関する。本発明はまた、リン脂質の表
面活性物質様の性質を高めるポリペプチド(タンパク質
断片)の使用に関する。さらに詳しくは、本発明は、S
P−Bとして知られる天然低分子量疎水性表面活性物質
関連タンパク質の断片レプリカ(fragment r
eplicas)および該断片レプリカの類似体からな
る新規なポリペプチド、肺表面張力の確立、変更および
維持に有用な新規な医薬の調合に該ポリペプチドを使用
することに関する。
(従来の技術および発明が解決しようとする課題)本発
明の背景に関しては、下記明細書の教示および開示が参
考になる。
1、米国特許出願第860,239号明細書(1986
年5月6日出願) 2、米国特許出願第060,719号明細書く1987
年6月10日出願) 3、米国特許出願第101.680号明細書(1987
年10月1日出願) 4、米国特許山開第175,741号明細書く1988
年3月31日出願)および 5、米国特許出願第897.183号明細書(1986
年8月15日出願) さらに、米国特許第4,659,805号明細書(SP
−Aとして知られる低分子量表面活性タンパク質を開示
している)もまた参考のため本明細書中に引用される。
これら文献は、天然に存在する一群の哺乳動物表面活性
物質関連タンパク質の発見、単離方法、特徴付けおよび
使′用を開示している。この群を槽底する成員はSP−
A、SP−Bおよび5p−cと称されている。これらの
タンパク質は、天然および合成の両リン脂質の表面活性
物質様作用に影響を与えることが知られている。関連す
る科学文献では、SP−Bを5AP−B、SAP −(
Phe)、5AP−6(Phe)およびSPL(Phe
)とも称していることに注意すべきである。5p−cも
また先行文献において5AP−CSSAP−(Val)
、SAP  6(Val)およびSPL(Val)とも
称されている。これら2つのタンパク質(SP−Bおよ
び5AP−C)は、独特のアミノ酸配列を有する別の遺
伝子産物である。両タンパク質は、肺胞タイプ■上皮細
胞によって合成されるより大きな前駆体タンパク質のタ
ンパク分解によって生じる。
SP−Bは、一般に前駆体タンパク質のグルタミンーフ
・エニルアラニンベブチド結合での開裂によって生じ、
その結果、78のアミノ酸残基からなる天然タンパク質
が得られ、そのN−末端残基はフェニルアラニンであり
単純分子量は約8,700である。ヒト肺から単離され
たSP−Bは、スルフヒドリル還元後に相対分子量(M
r)が7〜8、 OOOの存在としてポリアクリルアミ
ドゲル上を移動する。スルフヒドリル還元をしないと、
この天然に存在するタンパク質はまた大きなオリゴマー
として観察される。S P−Bは極めて疎水性が大きく
、このことは、インビボでリン脂質と強力に会合するこ
と、およびクロロホルムやメタノールなどの有機溶媒に
溶解することと一致する物理的性質である。
5p−cは、アミノ末端グリシン残基、約3゜700の
分子量、ポリバリン配列を有し、SP−Bのように極め
て疎水性が高い。加えて、両タンパク質(SP−Bおよ
び5p−c)は、プロテアーゼ(トリプシン、キモトリ
プシンおよびスタヒロコッカスヌクレオチドV −8(
staphylococcusnucleotide 
V −8)など)、エンドグリコシダーゼFおよびコラ
−ゲナーゼによる酵素的分解に対して実質的に抵抗性で
ある。SP−BおよびSP−Cのいずれも、これらの酵
素で処理した後で分子量分布の劣化ないし変更を示さな
い。このような所作において、またアミノ酸配列の情報
に基づき、これらタンパク質は、−層親水性で高分子量
のタンパク質であるSP−A(SAP−35としても知
られる)とは明らかに異なるものである。
SP−Aは天然の肺表面活性物質中に存在し、30〜3
6.000の還元分子量を有する。5p−Aは、内部に
グリシンおよびヒドロキシプロリンに富んだコラーゲン
様領域を含む糖タンパク質である。このタンパク質は、
N−結合複合炭水化物、およびC−末端球状ドメイン中
にカルシウム結合部位を有している。SP−Aはリン脂
質と結合することが知られており、界面活性脂質に重要
な構造的構成を付与すると思われる。このタンパク質は
また、血漿または他のタンパク質による肺胞表面活性の
抑制を防ぐ役割を有すると思われている。
SP−Bおよび5p−cの完全なアミノ酸配列は、アミ
ノ酸分析から決定され、これらタンパク質をコードする
+aRNAから得たcDNAから導かれている。SP−
Bおよび5p−cタンパク質は、気管支肺胞の肺洗浄液
や細かく刻んだ肺組織などの天然源からの単離物として
、または組換えDNA法を適用することにより得られた
生成物とじて入手可能である。リン脂質(合成リン脂質
を含む)とともに調合したときには、これらのタンパク
質から肺疾患の治療に有用な組成物が得られる。
生物学的に活性な物質の場合にしばしばそうであるよう
に、疎水性SP−Bおよび5p−cタンパク質の場合も
、これらタンパク質を天然源から実質量を単離すること
は費用がかかり、労力も大変である。同様に、これらタ
ンパク質を組換えDNA法により産生ずる場合も、設計
の観点から、最適の宿主/ベクター発現系を達成して該
タンパク質の産生を容易にするために非常な努力が必要
となる。加えて、不必要な物質から所望の発現タンパク
質を単離精製するために有効な単離法を開発するための
かなりの努力が要求される。特にSP−Bタンパク質の
場合は、低分子量であり、極めて疎水性が大きく、また
システィン残基の数が多いため、有効な発現および/ま
たは単離法を商業的に開発することは極めて困難である
このような問題があるため、天然源からの単離によりS
P−Bを商業的に生産すること、または組換えDNA法
により該タンパク質を発現させることは困難である。医
学界では商業的量のSP−Bが必要とされており、本発
明は、有効な肺表面活性物質を調合するためにはSP−
Bタンパク質分子の一部のみが必要であるという発見に
より、そのような要求を満たすものである。
天然に存在するSP−Bおよび5p−cタンパク質の有
用性は、リン脂質混合物の表面張力低下能および再分散
能を著しく改善する能力にある。
天然のSP−Bおよび5p−cは、それら単独またはそ
れらの組合わせで、リン脂質の表面活性剤様作用を改善
するのを容易にすることが示されている。し・かじなが
ら、この最適の条件を達成するためにタンパク質配列の
全体が必要なのかどうか、またはこれらタンパク質のあ
る領域もしくは断片のみが単独かまたはある種の組合わ
せで同じ結果を達成することができるのかどうかは、こ
れまで確立されていなかった。従来技術では、本発明の
発見を示唆し、開示し、または想起することができなか
った。さらに、当業者は、どの断片が有用性を示すのか
、またはそのある種の断片が完全な天然タンパク質より
も優れた活性を有することをアプリオリに決定すること
はできない。
レゾ1ツカ断片または該レプリカ断片の類似体の合成に
より、全配列の化学的または組換え合成に数多くの利点
が得られることは明らかである。これらの利点としては
、低コスト、生産、単離および精製の容易さが含まれる
(課題を解決するための手段) 本発明により、リン脂質と混合したときに表面活性能を
示すSP−Bタンパク質の少なくとも一つの断片を含む
組成物であって、該断片が、少なくとも末端アミノ酸配
列を含むSP−Bタンパク質部分、またはその置換、欠
失、反復(repl 1cate)および付加類似体で
あることを特徴とする組成物が開示される。
本発明により、さらに上記SP−B断片またはその類似
体と少なくとも1種の脂質との組合わせからなる組成物
が開示される。脂質は、合成リン脂質、天然リン脂質、
中性脂肪、コレステロール、コレステロールエステル、
ホスファチジルコリン、ジ飽和(disaturate
d)ホスファチジルコリン、ホスファチジルグリセロー
ル、ジパルミトイルホスファチジルコリン、ホスファチ
ジルイニソチル(phosphatidyliniso
tyl)およびそれらの混合物よりなる群から選ばれた
ものである。
最も好ましい脂質は、ジパルミトイル−5n−ホスファ
チジルコリン(DPPC)、卵ホスファチジルグリセロ
ール(P G)およびパルミチン酸からなる混合物であ
る。
さらに、少なくとも末端アミノ酸配列を含む少なくとも
一つのSP−B断片と少なくとも1種の脂質と力1らな
る表面活性組成物からなることを特徴とする、肺表面活
性物質の不足状態(たとえば、ヒアリン膜症(硝子膜症
: 11yBline membranediseas
e)など)および/または異常な表面活性状態(たとえ
ば、呼吸障害症候群など)の治療および予防用剤が開示
される。
さらに、天然SP−B上の抗原決定基に特異的なポリク
ローナルまたはモノクローナル抗体の製遣方法であって
、SP−Bタンパク質の少なくとも一つの断片であって
、少なくとも末端アミノ酸配列を含むSP−Bタンパク
質部分、またはその置換、欠失、反復および付加類似体
である断片と適当な担体および/またはアジュバントか
らなる組成物の有効量で免疫することを特徴とする方法
が開示される。
本発明により、新規で天然には存在しない合成ペプチド
が開示され、該ペプチドは天然および/または合成リン
脂質の表面活性物質様作用を著しく増強する能力を有す
る。本発明の合成ポリペプチドは、天然に存在するSP
−Bの公知の連続したアミノ酸配列の部分(断片)のレ
プリカ(これはリン脂質単独と組み合わせてよいし、ま
た2またはそれ以上のSP−B類似体レプリカと組み合
わせてもよい)、および/または1またはそれ以上のS
P−B類似体レプリカと天然、合成もしくは組換え5p
−cおよび/またはSP−Aとの組合わせからなる。本
発明のポリペプチド断片は、化学的方法または組換え法
により容易に、また経済的に合成することができ、天然
または合成リン脂質とともに調合して混合物を得ること
ができ、該混合物はリン脂質混合物単独に比べて顕著に
増強された表面活性物質様作用を示す。
以下、本発明をさらに詳しく説明する。
天然のSP−Bタンパク質の種々の領域に対応する種々
の長さの多数のポリペプチドを、固相ペプチド合成法に
より合成した。しかしながら、同一または類似の断片も
また、公知の組換えDNA法により製造することができ
た。本発明は、組換え法を用いて種々のSP−B断片を
製造することができること、ある種のサイズ(アミノ酸
配列の長さ)の断片はこの方法により一層容易に製造さ
れるであろうことを当業者が評価するであろうことを想
定している。従って、本発明の範囲は、末端アミノ酸配
列を含み、表面活性物質様作用を示し、かつ組換え法に
より容易に製造することのできるSP−B断片をすべて
包含することを意図している。
下記第1表は、種々の合成SP−B断片の分子質量(m
olecular mass)、位置、およびそれらを
構成しているアミノ酸数、並びに本発明の目的のための
命名を示す。
第1表(合成SP−Bペプチド断片の命名、分子質量、
位置およびア礼)酸残基数)ケ負   分子質量 塗置
  アミノ酸数SP−B(1−78)  8663.4
  1−78 78(完全タンパク質) SP−B(1−20)  2402.1  1−20 
  20SP−B(1−40)  4504.9  1
−40   40SP−B(1−60)  6611.
6  1−60   60SP−B(30−60)  
3261.1 30−60   30SP−B(12−
60)  5277.8 12−60   49SP−
8(27−78)  5682.4 27−78   
52SP−B(53−78)  2975.9 53−
78   26調合実験並びに試験(以下で記載)の結
果、これら断片のうちのあるものはリン脂質混合物の表
面活性能を容易に高める、予測しなかった並外れた驚く
べき能力を示すことが本発明者らにより見出された。
本発明の最も好ましいポリペプチドとしては、以下のも
のが挙げられる。
(a)S P−B(1−20):  下記アミノ酸配列
を有し、SP−Bタンパク質のアミ7末端側の最初の2
0個のアミノ酸残基のレプリカを構成していることがわ
かる。
NH*−Phe−Pro −11e−Pro−Leu−
Pr。
−T yr −Cys −T rp −L eu −C
ys −A rg −A la −0 Leu −I le−Lys−Arg −11e−Gl
n−Ala −0 0H,および (b)SP−B(53−78):  下記アミノ酸配列
を有し、SP−Bタンパク質のカルボキシル末端側の最
後の26個のアミノ酸残基であることがわかる。
NH*−Tyr−8er−Vat −I Le −Le
u −Leu −3 Asp−Thr−Leu−Leu−Gly−Arg−M
et −0 L eu −P ro −G In −L eu −V
 al −Cys −A rg −0 Leu−Vat−Leu−Arg−Cys−3er−O
H;8 本発明のポリペプチドには、付加類似体(所定のSP−
B配列において、天然には存在しないlまたは2以上の
アミノ酸残基が合戊ボリベプチド中の末端または中間位
に加えられたもの)、欠失類似体(天然の配列から1ま
たは2以上のアミノ酸残基が欠失したもの)、置換類似
体(1または2以上のアミノ酸残基が他のアミノ酸残基
で置きかわったもの)および反復類似体く天然の配列中
の1または2以上の残基が反復され、複製されたもの)
も包含される。とりわけ、天然に存在するSP−Bタン
パク質の2以上の種(すなわち、ヒト、イヌ、ウシ、ブ
タなど)の混成レプリカからなる種間ハイブリッド類似
体、およびD−アミノ酸が天然のし一アミノ酸に置きか
わった類似体も包含される。本発明のポリペプチドはS
P−Bタンパク質の全体的な疎水性の性質を保持してい
るのが好ましく、また二次および三次フンホメーション
の実質要素を保持していることも望まれる。
天然のSP−B(完全なタンパク質)の場合と同様に、
本発明のポリペプチドも天然かまたは合成リン脂質とと
もに調合して、肺表面活性物質不足(たとえば、ヒアリ
ン膜症など)および/または異常な表面活性状態(たと
えば、呼吸障害症候群(RDS)など)の治療、および
肺医薬送り出しシステムに有用な混合物を容易に得るこ
とができる。本発明の合成断片はまた、天然のSP−B
上に存在する抗原決定基に対して特異性を示すポリクロ
ーナルおよびモノクローナル抗体の調製においてかなり
の有用性を有することが期待され、それゆえ、臨床免疫
診断における免疫精製および/またはSP−Bタンパク
質の定量評価に特に有用である。
本発明の他の側面および利点は、下記例示的な態様の詳
細な記載を考慮に入れると明らかであろう。
つぎに、本発明を実施例に基づきさらに詳しく説明する
・が、本発明はこれらに限られるものではない。
叉舅: 下記実施例は、本発明のポリペプチドの合成および試験
に関する。さらに詳しくは、実施例1〜3は、ヒトSP
−Bタンパク質について全アミノ酸配列上でパターン化
したポリペプチドの合成に関する。第1表(上掲)は、
種々の合成SP−B断片の位置、分子量および該断片を
構成するアミノ酸敗を示す。すべての断片を合成し、開
裂し、精製した。実施例4および5は、ポリペプチド/
リン脂質混合物の調合および試験に関する。そのデータ
の示すところによれば、本発明のペプチドと組み合わせ
たときに担体リン脂質の表面活性物質様作用が著しく改
善された。
本発明の化合物はまた、部分固相合成法、断片縮合法、
および「ペプタイド・シンセンス(peptide 5
ynthesis)J、第二版、ボダンスキー(M。
B odansky)、クラウスナー(Y、 S、 K
 1ausner)およびオンデッティ(M、 A、 
Ondetti)(1976)に記載の方法に代表され
る古典的な溶液法によって調製することができる。
実施例1 S P’−B(1−78)の合成: 天然ヒトSP−Bタンパク賃の全78アミノ酸残基配列
のレプリカを得るために、下記配列:N H、−Phe
 −P ro −T le −P ro−1、eu−P
ro−T yr −Cys −T rp −L eu 
−Cys −A rg −A la −Leu −11
e−Lys−Arg −T 1e−Gin−Ala −
0 Met −11e−Pro−Lys−Gly−Ala−
Leu −Arg−Val−Ala−Val−Ala−
Gin−Val −0 Cys −A rg −V al −V al= P 
ro −L eu −V a10 Ala−ciy−Gly −I 1e−Cys−Gin
−Cys −L eu −A la −G lu −A
 rg −T yr −S er −V al −0 11e−Leu−Leu−Asp−Thr−Leu−L
eu0 Gly−Arg−Met−Leu −Pro−Gin−
Leu −V al −Cys −A rg −L e
u −V al −L eu −A rg −0 Cys−3er−OH; 8 を有する分子を調製した。このポリペプチドを、バラニ
ー(Barany、G、)およびメリフィールド(Me
rrifield、 R,)により「ザ・ペプタイド(
ThePeptides)J、グロス(G ross、
 E 、)およびマイネンホーフ(Meinenhof
e、 J 、)tiAs 2.1〜284、アカデミツ
クプレス、ニューヨーク、N、Y、、1980に記載の
一般的方法に従い、段階固相合成法(カルボキシル末端
残基から開始する)によりフェニルアセトアミドメチル
(PAM)樹脂支持体上で組み立てた。C末端アミノ酸
残基のセリン(Set)を、PAM樹脂の高められた酸
安定性(トリフルオロ酢酸(T F A)での長期にわ
たる処理の間、改善された安定性を保証する)によって
、オキシメチルフェニルアセトアミドメチル(OMPA
)結合を介してPAM樹脂支持体にカップリングした。
C末端Setカップリングの後、この樹脂(0,72モ
ル/9.0.709)をアプライド・バイオシステムズ
・ペプチド・シンセサイザー・(AppliedBio
systems Peptide 5ynthesiz
er)モデル430Aの反応容器に移した。次の8個の
アミノ酸を、76位と72位にあるアルギニンの付加を
N、N−ジシクロへキシルカルボジイミド(DCC)/
ヒドロキシベンゾトリアゾール(HOBT)化学を用い
て二重カップリングした他は、前以て生成した対称無水
物カップリングプロトコールを用いて段階的にカップリ
ングした。ついで、これ以後のすべてのアミノ酸につい
ては、二重カップリングプロトコールを用いて合成を続
けた。すべてのアミノ末端残基は、t−ブチルオキシカ
ルボニル(1−BOC)結合により保護した。第一のカ
ップリングにおいて、アスパラギン、グルタミンおよび
アルギニン以外の保護アミノ酸は、DMF中に溶解した
前以て生成した対称無水物を用いてカップリングした。
個々のアミノ酸の対称無水物を塩化メチレン中で生成さ
せ、ついで溶媒をDMFに交換した後ペプチドシンセサ
イザーの反応容器に移した。対称無水物の第二のカップ
リングは、塩化メチレン中で行った。アミノ酸のグルタ
ミンおよびアスパラギンは、DCC/HOBTプロトコ
ールを用いてカップリングした。65位にメチオニンを
導入した後、インドール(1%w/v)およびエタンジ
オ・−ル(0,25%v/v)をTFAに加えた。
この変性溶液を、以下におけるNα Boa保護基のす
べての除去に用いた。
種々のアミノ酸残基の官能性側鎖を以下の基により保護
した。
Arg−Toe      (トシル)Lys  2C
LZ   (2−クロロヘンシルオキシカルボニル) Thr、5er−Bzl   (ベンジル〉Tyr−2
BrZ    (2−ブロモベンジルオキシカルボニル
) Cys−4MeBzl   (4−メチルベンジル)A
sp、C;1u−OBzl  (0−ベンジル)アミノ
酸のメチオニンおよびトリプトファンは、側鎖を保護す
ることなく用いた。
チロシンおよびロイシンをそれぞれ53位および27位
にカップリングした後、少量のペプチド−樹脂(0,6
9)を除いた。樹脂支持体上で組み立てたペプチド配列
の完全さ(integrity)は、該ペプチド断片の
固相シーフェンシングにより、また合成完了時にはAB
I  470Aガス相シークエンサー上で証明された。
充分に保護したペプチド−樹脂(330Q)を塩化メチ
レン中で5分間膨潤させた。Nα−BOC保護基を、上
記1%(w/V)インドールおよび0゜1%(V/V)
エタンジオールを含有するTFAを用いて開裂させた。
ついで、このブロックしていない膨潤ペプチド−樹脂を
、p−クレゾール(1籾)、p−チオクレゾール(0,
2y)およびジメチルスルホ牛シト(DMS)(1村)
を添加した無水フッ化水素(HF)(11zQ>で、O
oCにて60分間処理した。
この処理の結果、タンパク質またはペプチドが支持体樹
脂から開裂した。
HF/DMSを真空下、OoCにて留去した。この開裂
したペプチドおよび樹脂を冷ジエチルエーテルのL5R
Qアリコートで3回洗浄し、ついで遊離のペプチドを冷
TFAの10.w12洗浄液で3回洗浄することにより
抽出した。この洗浄液を直ちに濾過し、氷冷水(120
〜150i(りを加えて粗製のペプチドを沈澱させた。
ついで、この粗製のペプチドを、1000g、0°Cに
て30分間遠心分離にかけることによりペレット化した
固体として回収した。このペレットをジエチルエーテル
(15112)で洗浄し、ついで遠心分離した。この洗
浄工程を、3回はジエチルエーテルを用い、L回は酢酸
エチルを用い、2回は蒸留水を用いて繰り返した。
この粗製のペプチド(170!?、収率82%)を、溶
媒系として0.1%TFA(A)および100%アセト
ニトリル(B)を用いたC4カラム[ビダック(V y
dac)、カタログ#214−TP−54コ上の逆相高
速液体クロマトグラフィー(RPLC)により分析し精
製した。ペプチド精製に用いた溶媒勾配は、52%B溶
媒から開始した。このカラムを52%Bにて3分間保持
し、ついで直線勾配を用い72%Bまで20分間かけて
増加させた。最後に、このカラムを1分間で52%Bに
戻した。
溶出1夜中のペプチドの存在を225 nmおよび28
0nmでモニターした。この精製ペプチドのアミノ酸組
成を、5%(V/V)チオグリコール酸を含む12N 
HC1/TFA(2:1、v/v)で真空下、150°
Cにて4時間酸加水分解することにより決定した。酸を
除いた後、加水分解生成物をベックマン6300アミ/
酸アナライザーで分析した。
この精製ペプチドをn−プロパツール中に溶解し、ベッ
クマンDB分光光度計上の210nnおよび330nm
からUVスペクトルも得られた。
実施例2 SP−B(1−20)の合成: 実施例1に記載の合成法と同様の方法を用い、下記配列
: NH,−Phe −Pro −11e −Pro−Le
u−Pr。
−T yr −Cys −T rp −L eu −C
ys −A rg −A la −0 Leu −11e−Lys−Arg −11e−Gln
−Ala −0 0H。
を有する完全に保護されたペプチドを固体支持体上で組
み立てた。樹脂からのHF開裂および開裂SP−B(1
−20)ペプチドの精製は、本質的に実施例1に記載の
ようにして行った。p−クレゾール(0,5xQ)およ
びチオクレゾール(0,59)を添加した無水HF(9
112)を用い、0°Cにて1時間、ペプチドを樹脂か
ら開裂させた。HFおよび他の揮発成分を除いた後、開
裂ペプチドおよび樹脂を上記のようにしてエーテルで洗
浄した。このペプチドを、(1)15%酢酸水溶液の1
5i(アリコートで3回、(2)40%酢酸水溶液で3
回抽出した。
水性抽出物を集め、凍結乾燥させて粗製のペプチドを得
た。これを、実施例1に記載と同様の方法で精製した。
叉施舅ユ SP−B(53−78)の合成: 実施例1に記載の合成法と同様の方法を用い、下記配列
: NH,−Tyr−3er−Val −11e−Leu−
Leu −3 Asp−Thr−Leu−Leu−Gly−Arg−M
et −0 Leu −Pro−Gln−Leu−Val−Cys−
Arg0 Leu−Val−Leu−Arg−Cys−Ser−O
H;8 を有する完全に保護されたペプチドを固体支持体上で組
み立てた。チオクレゾールの代わりにエタンジチオール
を用いた他は、樹脂からのHF開裂および開裂SP−B
(53−78)ペプチドの精製は、本質的に実施例1に
記載のようにして行った。
上記の詳述した断片に加え、下記断片をもまた調製し、
試験した。方法は実施例1に記載と同様である。
S P−B(1−40): NHe−Phe−Pro −11e−Pro−Leu−
Pr。
−T yr −Cys −T rp −L eu −C
ys −A rg−A la −0 Leu −11e−Lys−Arg −11e−Gin
−Ala −0 Met −11e −Pro −Lys−Gly−Al
a −Leu −A rg −V al −A la 
−V al −A la −G In −V al −
0 Cys−Arg−Val−Val −Pro −Leu
−OH;0 S P−B(1−60): NH! −Phe −Pro −I le −P ro
 −Leu −Pr。
−Tyr−Cys−Trp−Leu−Cys−Arg−
Alal0 Leu −I le−Lys−Arg −11e−Gi
n−Alal0 Met −I le −Pro−Lys−Gly−Al
a−Leu −A rg −V al −A la −
V al −A la −G In −V al −0 Cys −A rg −V at −V al −P 
ro −L eu −V a10 Ala−Gly−Gly −11e−Cys−Gin−
Cys −L eu −A la −G lu −A 
rg −T yr −S er −V al −0 11e −L eu −L eu −A sp −T 
hr−〇H;0 S P−B(12−60) NHe−Arg−Ala−Leu −I le−Lys
−Arg−I 1e−G In −A la−Met 
−11e −P ro −Lys2〇 −Gly−Ala −Leu−Arg−Val−Ala
−Va10 −Ala−C;In−Val−Cys−Arg−Vat
−ValPro−Leu−Val−Ala−Gay−G
ly −I le0 −Cys−Gln−Cys −Leu−Ala−Glu
−A’rg0 −Tyr−Ser−Val −I 1e−Leu−Le
u−AspThr−OH; 0 SP−B(30−60): N Ht −A la −V al −A la −G
 In −V al −Cys0 A rg −V al −V al −P ro−L 
eu −V al −A la0 Gly−Gly −I le−Cys−Gin−Cys
−Leu−Ala−Glu−Arg−Tyr−8er−
Val −11e0 −Leu−Leu−Asp−Thr−OH;0 Leu−Val−Ala−Gly−Gly −11e−
Cys −0 Gln−Cys−Leu−Ala−Glu−Arg−T
yr −0 Ser−Val −I 1e−Leu−Leu−Asp
−Thr −Leu−Leu−Gly−Arg−Met
−Leu−Pro −G in −L eu −V a
t −Cys −A rg −L eu −V al 
−0 Leu−Arg−Cys−3er−OH8 精製した単独の各合成ペプチド断片かまたは種々の断片
の組合わせを合成リン脂質とインビトロで組み合わせた
混合物について、その生物物理(表面)活性を決定する
ための試験を行った。
実施例4 合成ペプチド混合物の調合: 表面活性を試験する前に、合成ペプチド断片を脂質と混
合した。脂質をクロロホルム:メタノール(2: 1 
)中に溶解することにより、68重量%L2−シバルミ
トイルーsn−ホスファチジルコリン(DPPC)、2
2重量%卵ホスファチジルグリセロール(P C)およ
び9重量%バルミチン酸からなる脂質混合物を調製した
。ペプチド断片の必要量をメタノール中に溶解し、60
’Cに10分間加熱し、ついで45°Cに冷却した。つ
いで、このペプチド溶液を前取て45℃に温めておいた
脂質混合物に加えた。試料をプツチロータパブ(Buc
chi rotavap)上で穏やかに渦巻混和させる
ことにより45°Cにて混合した。ついで、真空(60
0トル)を適用することにより、有機溶媒を45°Cに
て蒸発させた。蒸発後、穏やかな浴超音波処理を施しな
がら、固体を脱イオン蒸留水中の10%エタノール中に
懸濁した。この超音波処理した懸濁液を45°Cにて3
0分分間中かに混合したその後、真空(150トル)を
適用することによりエタノールを除去した。エタノール
を完全に除去した後、懸濁液を0.15M NaC1で
希釈し、リンI1w質濃度が25 my/ dの混合物
を得た。調合後試験前48時間の間、この混合物を4℃
にて貯蔵した。 合成ペプチド断片は、脂質とのみ混合
するか、第1表に示した他のペプチド断片と脂質の両方
と混合するか、または他の低分子量表面活性タンパク質
の断片、SP−C(すなわち合成SP−C(1−60)
または5p−c(6−41))と混合した。全6sp−
c断片は、アミノ酸配列を天然の5p−cのアミノ酸配
列に基づいた他は実施例1に記載と同様の方法により調
製した。
ペプチド2/脂質混合物を、最終的なペプチド濃度が0
 、5 m9/ xQ、(、固形分濃度が2%と等価)
となるように生成した。混合物に2種以上のペプチドを
用いた場合には、合計の最終的なペプチド濃度を常に0
.519/xQ<固形分2%)に維持した。2種のペプ
チドを用いた場合には、それぞれの最終濃度を0.25
麓9/xQとした。
これら混合物の相対的な表面活性を決定するために、こ
れらを市販の天然表面活性剤[サーファクタントT A
(S ur4actant T A)、アボット・ラボ
ラトリーズ;サーフアクテン(S urfacten)
、トーキジ−タナベコ、市販の合成表面活性剤[エクソ
サーフ(E xosurf)、バラーーウエルカム(B
 urroughs−Welcome)]および合成脂
質混合物標準と比較した。市販の表面活性剤は、容認さ
れたものを用いた。修正ウイルヘルミーバランス(mo
dified Wilhelmy balance)[
ラングミュアトラフ(Langmuir Trough
)]系および脈動泡表面活性計(pulsating 
bubble surfactometer)(P B
 S )の両者を用いて生物物理試験をアッセイした。
明解にするため、これら方法を下記に簡単に記載する。
修正ウイルヘルミー表面バランス (a)表面張力vs圧縮表面積: 修正ウイルヘルミー表面バランス(ラングミュアトラフ
)を用い、ペプチド/脂質混合物の動的表面張力低下能
を調べた。この装置は、全テフロントラフと、変動表面
積を含み定める可動のテフロンリボン(ダム)バリアー
システムからなっている。表面積は、このテフロンバリ
アーを駆動する定速可逆3相モーターを使用することに
より変化させた。液体−空気界面の表面張力を決定する
ために、サンドブラストをかけた1G!プラチナプレー
トおよびステンレス鋼吊り下げワイヤを備えたカーノ(
Cahn)2000電気バランス[カーノ・インスツル
メンツ(Cahn I nstruments)、セリ
トス(Cerittos)、CAコを用いた。装置全体
を45°Cにセットしたサーモスフシトインキュベータ
ー中に置いた。表面積−表面張力の測定は、0.15M
 NaC1(950if2)をトラフに加えることによ
り行った。測定の間、下相(subphase)温度を
36〜38℃に制御した。
各実験について、ペプチド/脂質混合物(27μ12)
をランダムな配列の13(!=、2μQ)小滴にて温度
制御下相の表面に加え、3分間自然に広がらせた。(2
7μQの添加は675μ9のリン脂質に対応する)つい
で、トラフの表面積を、3サイクル/分(圧縮比2.5
:1)の循環速度で最大表面積(445CI”)から最
小表面積(178c+’)へ、さらに最大表面積へと循
環させた。各適用について、7回の完全な圧縮−伸張循
環に対して動的表面張力vs表面積を記録した。
(b)吸収度(Absorption rate)+拡
散抵抗の存在しないときの吸収度を決定するために、ノ
ツター(Notter)ら[P ediatric R
es、 。
Li、515〜519(1982)]により記載された
のと同様の方法を用いた。上記修正ウイルヘルミー表面
バランスを用いた。しかしながら、ラングミュアトラフ
の代わりに円形テフロン皿(5゜ICj!直径)を用い
た。下相、0.15M NaCI(70村)をインキュ
ベーター中、37℃にて平衡化し、テフロンコーティン
グマグネチックスターラーで絶えず撹拌した。全リン脂
質(519)を含有するペプチド/脂質断片混合物のア
リコートを、10秒間撹拌することによりQ、 15M
 NaCI(10ic)中に分散させた。ついで、この
分散液を食塩水下相に加えた。電気バランス出力に接続
したストリップチャートレコーダーを用い、表面張力低
下能をモニターした。
これら方法の詳細は、ノツターらのP ediatrt
cRes、、15.515〜519(1982);ノツ
ターらのChem、 P hys、 L 1pids 
33.67〜80(1983);エガン(E gan)
らのJ 、 A pplied P hysiol。
55.875〜883(1983);バーメル(B e
rmel)らのLung162.99〜113(198
4):ノツタ・−らのP hys iol、 Res、
 + 20.569〜577(1985);ホルム(H
o1m)らのChemPhys Lipids失炙、2
87〜298(1985)に記載されている。
使用したPBS装置[エレクトロネティソクス(E 1
ectronet 1cs)、バッファーロー、−’−
x−〇I−クコは、エンホーニング(G、 E nho
rning)のJ。
Appld、 Physiol、 43.198〜20
3(1977)に詳細に記載されたものと本質的に同じ
ものであった。記録は、小さな空気泡の壁の圧力勾配に
ついて行った。この空気泡は、狭い煙突スタック(ch
imney 5tack)により周囲の空気とつながっ
ているが、それ以外はペプチド/脂質混合物(40μの
によって完全に囲まれている。これらの研究に用いた混
合物の濃度は1119/m(l全リン脂質(0、021
9/ zQ全ペプチド)であり、希釈液は0.15MN
iC1であった。試料チェンバに負荷する直前に、上記
希釈試料を15秒間超音波処理してガス核を除いた。
空気−水界面での圧力降下を圧力変換器により脈動の間
に測定し、対応する表面張力をヤングの法則およびラプ
ラスの等式を適用することにより決定した。測定はすべ
て37°Cにて行い、それぞれ最大(1,1ffりおよ
び最小(0,8m)泡直径が得られるように泡を20サ
イクル/分、で脈動させた。
(この圧縮/伸張は、空気−水界面の表面積の50%の
変化に対応する) 動的表面張力および吸収の容易さ(absorpt 1
onfacility)を第2表にまとめである。第2
表は、ウイルヘルミーバランスーラングミュアトラフシ
ステム上で種々のペプチド−脂質混合物について得られ
た動的表面張力および吸収データをまとめたものである
。低い最小動的表面張力値および減少した吸収表面張力
値が良好な表面活性剤調合物の望ましい性質であること
は当業者には明らかであろう。
上記第2表に示したデータから、単独かまたは他のSP
−B断片もしくは5p−cペプチドと組合わせた各合成
SP−B断片混合物は、天然の表面活性剤(たとえばサ
ーファクタントTA)により示されるものに匹敵するか
またはそれよりも優れた程度で最小動的表面張力を有意
に減少させることが明らかである。ただ1つの例外を除
いて、すべてのペプチド断片および2ペプチド混合物の
動的表面張力値はlダイン/cay未満であり、それに
対して天然の表面活性剤(たとえばサーフ1クタントT
’A)の最小動的表面張力値は約8ダイン/cmである
第3表は、脈動泡表面計上で種々のペプチド混合物につ
いて得られた空気−水界面での最小表面張力値をまとめ
たものである。ウイルヘルミーバランスの場合と同様、
低い表面張力値が良好な表面活性混合物の望ましい性質
であることは当業者には明らかであろう。
筆旦老(脈動泡表面計で5分間の脈動(tootイクル
)(注)a: b: C: すべての試料はI R9/MQリン脂質の濃度で試験を
行った。使用した希釈液は、ガラス蒸留脱イオン水中の
0.15M NaClであった。温度は37℃、脈動サ
イクルは20サイクル/分。
報告値は、5分間の脈動時間、すなわち100回の脈動
後に得られたものである。
全ペプチド濃度は、すべての場合に2%リン脂質(0,
5叶/lll12)である。
第3表に示したデータから、各SP−B断片が担体脂質
の表面張力低下能を有意に高めることが調べられた。さ
らに、末端アミノ酸配列を含む断片、とりわけ断片SP
−B(1−20)およびSP−B(53−78)が低い
表面張力値を容易にするのに特に有効であることも明ら
かである。この発見は予期しないものであると同時に驚
くべきことであり、部分的に本発明の基礎を形成するも
のである。
第2表および第3表の画表に示したデータは、最小表面
張力値により明示されるように、本発明のリン脂質とペ
プチド断片の混合物が、合成脂質のみを含有する混合物
と比較して著しく向上した表面活性能を示し、2つの市
販の調合物であるサーファクタントTAおよびサーフア
クテンに匹敵するものであることを示している。この2
つの末端ペプチド断片S P−B(1−20)および5
p−B(!53−78)は、表面張力低下能において特
に有効である。
実施例5 第2表および第3表に示すように、第1表に示したペプ
チド断片は単独かまたは種々の組合わせで担体脂質の最
小表面張力を有意に低下させることができる。それゆえ
、種々の断片のうちのどれが優れた活性を示すかを決定
し、さらに種々のペプチド断片(実施例4に記載した標
準脂質混合物と混合したもの)の相対表面活性を定める
ために、0.5m9/x(!(2%固形分)のペプチド
濃度を下げていって、表面活性を示す最低のペプチド濃
度を(修正ウイルヘルミー表面バランス上で)確立した
この比較の目的のために、「表面活性」を以下のように
定義する。すなわち、すべての所定のペプチド濃度につ
いて、混合物は、7回の連続的伸張/圧縮サイクルの各
サイクルにおいて5ダイン/cm未満の最小動的表面張
力となることが必要である。
すべての場合に脂質濃度を25vi/lQに維持できる
ように、混合物を実施例4に記載した合成脂質混合物で
希釈した。これらの研究のため、27μQの標準容量(
全リン脂質675μ2に相当)を最大面積が445c1
のラングミュアトラフに加えた。この研究の結果を下記
第4表に示す。
第4表に示したデータを解釈するためには、層有効な(
すなわち表面活性な)SP−B断片が一層低いペプチド
濃度で所定の標準を満足するであろうこと、すなわち、
所定の表面活性標準を満たすのに必要なペプチド濃度が
低ければ低いほど、そのペプチド断片の表面活性は優れ
ていることを認識する必要がある。第4表では、脂質コ
ントロールはタンパク質(ペプチド)が含まれていない
のでデータとして掲げていない。
箪4H(修正ウイルヘルミーバランスーラングミュアト
ラフ上で行った希釈研究により決定された、(注)a: b: すべての場合において675μ9のリン脂質を最大伸張
(445cm”)のラングミュアトラフに加えた。すべ
ての場合において、リン脂質濃度を25 o/叶に維持
できるようにペプチド試料を脂質混合物で希釈した。下
相は、ガラス蒸留脱イオン水中の0.15M NaC1
であった。
スヘての所定のペプチド濃度について、混合物は、7回
の連続的伸張/圧縮サイクルの各サイクルにおいて5ダ
イン/CJI未満の最小動的表面張力となることが必要
である。
第4表に示すデータは、これら希釈研究により示される
ように、種々のペプチド断片が表面活性を異なる種々の
程度で示すことを明らかに示している。特に、カルボキ
シル末端およびアミノ末端を含む断片SP−B(1−2
0)およびSP−B(5378)が、全SP−Bタンパ
ク質配列、すなわちS P−B(1−78)と等価また
はより以上の生物物理表面活性を示すことは驚くべきこ
とである。
第3表および第4表に示すデータから、本発明のSP−
Bペプチド断片が、合成脂質単独または合成脂質と他の
ペプチド断片との組合わせに比べて顕著に高められた表
面活性を有することが明らかである。上記2つの末端断
片SP−B(1−20)およびSP−B(53−78)
により示された並外れた表面活性は、驚くべきであると
同時に予期しないことである。
工業的利用可能性: 本発明は、天然、合成または組換えS P−B(1−7
8)に伴う多くの問題を克服するもの′である。
s p−B(1−78)分子のC−および/またはN−
末端のみを製造することが、肺表面活性生成物の商業的
生産を向上させ促進することは極めて明白である。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)リン脂質と混合したときに表面活性能を示すSP
    −Bタンパク質の少なくとも一つの断片を含む組成物で
    あって、該断片が、少なくとも末端アミノ酸配列を含む
    SP−Bタンパク質部分、またはその置換、欠失、反復
    および付加類似体であることを特徴とする組成物。
  2. (2)SP−Bタンパク質の断片が、 (a)【遺伝子配列があります】 (b)【遺伝子配列があります】 (c)【遺伝子配列があります】 (d)【遺伝子配列があります】 (e)【遺伝子配列があります】 【遺伝子配列があります】 (f)【遺伝子配列があります】 (g)【遺伝子配列があります】 (h)およびそれらの置換、欠失および付加類似体より
    なる群から選ばれたものである請求項(1)に記載の組
    成物。
  3. (3)SP−C、SP−A、SP−Cの断片、SP−A
    の断片およびそれらの混合物よりなる群から選ばれた化
    合物の少なくとも一つをさらに含む、請求項(1)に記
    載の組成物。
  4. (4)請求項(1)に記載の組成物と少なくとも1種の
    脂質とからなることを特徴とする組成物。
  5. (5)脂質が、合成リン脂質、天然リン脂質、中性脂肪
    、コレステロール、コレステロールエステル、ホスファ
    チジルコリン、ジ飽和ホスファチジルコリン、ホスファ
    チジルグリセロール、ジパルミトイルホスファチジルコ
    リン、ホスファチジルイニソチルおよびそれらの混合物
    よりなる群から選ばれたものである請求項(4)に記載
    の組成物。
  6. (6)請求項(1)に記載の組成物が下記アミノ酸配列
    ; 【遺伝子配列があります】;および 【遺伝子配列があります】 を有する断片の混合物である、請求項(4)に記載の組
    成物。
  7. (7)少なくとも末端アミノ酸配列を含む少なくとも一
    つのSP−B断片と少なくとも1種の脂質とからなる表
    面活性組成物からなることを特徴とする、ヒアリン膜症
    または表面活性物質の不足もしくは異常に伴う他の症状
    の治療および予防用剤。
  8. (8)(a)SP−Bタンパク質の少なくとも一つの断
    片であって、少なくとも末端アミノ酸配列を含むSP−
    Bタンパク質の部分である断片、(b)少なくとも1種
    の脂質、および (c)SP−Cおよび/またはSP−Aまたはそれらの
    機能性断片 からなることを特徴とする、ヒアリン膜症および表面活
    性物質の不足もしくは異常に伴う他の症状の治療および
    予防用剤。
JP2222315A 1989-08-22 1990-08-21 呼吸器疾患治療用ポリペプチドおよびそれを含有する医薬 Pending JPH0390033A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/397,151 US5238920A (en) 1989-08-22 1989-08-22 Pulmonary surfactant protein fragments
US397151 1989-08-22

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0390033A true JPH0390033A (ja) 1991-04-16

Family

ID=23570031

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2222315A Pending JPH0390033A (ja) 1989-08-22 1990-08-21 呼吸器疾患治療用ポリペプチドおよびそれを含有する医薬

Country Status (6)

Country Link
US (2) US5238920A (ja)
EP (1) EP0413957A3 (ja)
JP (1) JPH0390033A (ja)
KR (1) KR910004664A (ja)
AU (1) AU639937B2 (ja)
CA (1) CA2022443A1 (ja)

Families Citing this family (47)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE69125750D1 (de) * 1990-05-21 1997-05-28 Abbott Lab Fettsäure-Oberflächenaktives-Lungenprotein Konjate
EP0635028B1 (en) * 1992-04-10 2003-01-22 Abbott Laboratories Pulmonary surfactant protein fragments
US6509006B1 (en) 1992-07-08 2003-01-21 Inhale Therapeutic Systems, Inc. Devices compositions and methods for the pulmonary delivery of aerosolized medicaments
US6673335B1 (en) * 1992-07-08 2004-01-06 Nektar Therapeutics Compositions and methods for the pulmonary delivery of aerosolized medicaments
US6582728B1 (en) * 1992-07-08 2003-06-24 Inhale Therapeutic Systems, Inc. Spray drying of macromolecules to produce inhaleable dry powders
ATE220327T1 (de) * 1992-09-29 2002-07-15 Inhale Therapeutic Syst Pulmonale abgabe von aktiven fragmenten des parathormons
US7448375B2 (en) * 1993-01-29 2008-11-11 Aradigm Corporation Method of treating diabetes mellitus in a patient
US6024090A (en) * 1993-01-29 2000-02-15 Aradigm Corporation Method of treating a diabetic patient by aerosolized administration of insulin lispro
WO1995014488A1 (en) * 1993-11-24 1995-06-01 Ocutech, Inc. Compositions and methods for the treatment of dry eyes and other ocular disorders
US6051256A (en) 1994-03-07 2000-04-18 Inhale Therapeutic Systems Dispersible macromolecule compositions and methods for their preparation and use
KR100419037B1 (ko) * 1994-03-07 2004-06-12 넥타르 테라퓨틱스 폐를통한인슐린의전달방법및그조성물
US6290991B1 (en) 1994-12-02 2001-09-18 Quandrant Holdings Cambridge Limited Solid dose delivery vehicle and methods of making same
US5780014A (en) * 1995-04-14 1998-07-14 Inhale Therapeutic Systems Method and apparatus for pulmonary administration of dry powder alpha 1-antitrypsin
US6180596B1 (en) 1995-05-18 2001-01-30 Wisconsin Alumni Research Foundation Methods of inhibiting phospholipase A2 and phospholipase A2 stimulator activities
US5658877A (en) * 1995-05-18 1997-08-19 Wisconsin Alumni Research Foundation Method to treat endotoxin effects by administration of 33 kilodalton phospholipid binding protein
WO1997029738A1 (en) * 1996-02-16 1997-08-21 The Administrators Of The Tulane Educational Fund Methods and compositions for treating eustachian tube dysfunction by inhalation
US6020307A (en) * 1997-04-25 2000-02-01 Ony, Inc. Compositions and methods for isolating lung surfactant hydrophobic proteins SP-B and SP-C
US20030203036A1 (en) * 2000-03-17 2003-10-30 Gordon Marc S. Systems and processes for spray drying hydrophobic drugs with hydrophilic excipients
GB9703673D0 (en) * 1997-02-21 1997-04-09 Bradford Particle Design Ltd Method and apparatus for the formation of particles
US5958902A (en) * 1997-04-16 1999-09-28 Wisconsin Alumni Research Foundation Method and composition for treating sleep apnea
US6372720B1 (en) * 1998-02-05 2002-04-16 Kenneth J. Longmuir Liposome fusion and delivery vehicle
US6156294A (en) 1999-11-28 2000-12-05 Scientific Development And Research, Inc. Composition and method for treatment of otitis media
US6676930B2 (en) 1999-11-28 2004-01-13 Scientific Development And Research, Inc. Composition and method for treatment of otitis media
US7575761B2 (en) * 2000-06-30 2009-08-18 Novartis Pharma Ag Spray drying process control of drying kinetics
JP2004507485A (ja) 2000-09-01 2004-03-11 ラーソン,マーカス 動的膨張挙動を有する肺界面活性組成物
GB0027357D0 (en) 2000-11-09 2000-12-27 Bradford Particle Design Plc Particle formation methods and their products
GB0208742D0 (en) 2002-04-17 2002-05-29 Bradford Particle Design Ltd Particulate materials
US7582284B2 (en) * 2002-04-17 2009-09-01 Nektar Therapeutics Particulate materials
GB0216562D0 (en) * 2002-04-25 2002-08-28 Bradford Particle Design Ltd Particulate materials
US9339459B2 (en) 2003-04-24 2016-05-17 Nektar Therapeutics Particulate materials
SE0203591D0 (sv) 2002-12-04 2002-12-04 Siemens Elema Ab Förfarande för beredning av ett mediakament och en medicinsk anordning
US20080118442A1 (en) * 2003-09-10 2008-05-22 Map Pharmaceuticals, Inc. Aerosol Formulations for Delivery of Dihydroergotamine to the Systemic Circulations Via Pulmonary Inhalation
US8124588B2 (en) * 2003-12-18 2012-02-28 Justus Liebig Universität Giessen Chimeric plasminogen activators and their pharmaceutical use
US7464012B2 (en) * 2004-12-10 2008-12-09 L'air Liquide, Societe Anonyme A Directoire Et Conseil De Surveillance Pour L'etude Et L'exploitation Des Procedes Georges Claude Simplified process simulator
US7582312B2 (en) * 2004-11-15 2009-09-01 Discovery Laboratories, Inc. Methods to produce lung surfactant formulations via lyophilization and formulations and uses thereof
US8337815B2 (en) * 2004-12-23 2012-12-25 Discovery Laboratories, Inc. Pulmonary surfactant formulations
CA2593758A1 (en) 2005-01-06 2006-07-13 Discovery Laboratories, Inc. Surfactant treatment regimen for treating or preventing bronchopulmonary dysplasia
PT103484B (pt) * 2006-05-19 2008-03-31 Univ Do Minho Formulação com domínios de ligação hidrófobos e domínios de ligação a hidratos de carbono para aplicações cosméticas nomeadamente para tratamento de fibras queratinosas como o cabelo.
KR20090060348A (ko) * 2006-09-19 2009-06-11 디스커버리 래보래토리스, 인크. 폐 계면활성제 제제 및 점액 클리어런스 촉진 방법
WO2008097664A1 (en) 2007-02-11 2008-08-14 Map Pharmaceuticals, Inc. Method of therapeutic administration of dhe to enable rapid relief of migraine while minimizing side effect profile
CA2690089A1 (en) * 2007-06-05 2008-12-11 Paka Pulmonary Pharmaceuticals, Inc. Lung surfactant drug conjugates and uses thereof
WO2010068754A2 (en) 2008-12-10 2010-06-17 Paka Pulmonary Pharmaceuticals, Inc. Methods and compositions for delivery of medicaments to the lungs
WO2010151804A1 (en) * 2009-06-26 2010-12-29 Map Pharmaceuticals, Inc. Administration of dihydroergotamine mesylate particles using a metered dose inhaler
WO2011035140A1 (en) 2009-09-18 2011-03-24 Paka Pulmonary Pharmaceuticals, Inc. Methods and compositions for delivery of contrast moieties to the lungs
US9808030B2 (en) 2011-02-11 2017-11-07 Grain Processing Corporation Salt composition
WO2013188016A2 (en) 2012-05-04 2013-12-19 Discovery Laboratories, Inc. Surfactant therapy for exposure to ionizing radiation
WO2021151853A1 (en) 2020-01-28 2021-08-05 Chiesi Farmaceutici S.P.A. Polypeptides having improved properties

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0240550A4 (en) * 1985-09-26 1989-09-19 Genetics Inst LUNG SURFACE ACTIVE PROTEINS.
EP0290516A4 (en) * 1986-10-24 1989-11-14 Jeffrey A Whitsett PROTEINS RELATED TO SURFACE-EFFECTIVE HYDROPHOBIC LUNG ACTIVE SUBSTANCES.
JPH01501282A (ja) * 1986-12-08 1989-05-11 ホイツトセツト,ジエフリー エイ. 肺胞疎水性界面活性物質関連タンパク質
AU1996388A (en) * 1987-07-01 1989-01-30 Kabigen Ab Proteins and protein compositions and their use
JPH01121299A (ja) * 1987-11-05 1989-05-12 Teijin Ltd ヒト肺サーファクタントアポ蛋白質
US5164369A (en) * 1988-01-06 1992-11-17 The Scripps Research Institute Pulmonary surfactant protein and related polypeptide
AU3073789A (en) * 1988-03-31 1989-10-05 Abbott Laboratories Drug delivery using pulmonary surfactant to facilitate absorption

Also Published As

Publication number Publication date
US5302581A (en) 1994-04-12
CA2022443A1 (en) 1991-02-23
KR910004664A (ko) 1991-03-29
AU639937B2 (en) 1993-08-12
AU6120690A (en) 1991-02-28
US5238920A (en) 1993-08-24
EP0413957A3 (en) 1991-10-16
EP0413957A2 (en) 1991-02-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0390033A (ja) 呼吸器疾患治療用ポリペプチドおよびそれを含有する医薬
AU734991B2 (en) Novel pulmonary surfactants and therapeutic uses, including pulmonary lavage
EP0350506B1 (en) Pulmonary surfactant protein and related polypeptide
US5260273A (en) Pulmonary surfactant protein and related polypeptide
JP4754073B2 (ja) 表面活性をもつ人工ペプチドおよび人工のサーファクタントの製造におけるその使用
JP3090495B2 (ja) ペプチドアミド
US5700777A (en) Fatty acid - pulmonary surfactant conjugates
JP2003523348A (ja) ポリペプトイド肺サーファクタント
CN101522711B (zh) 具有改进性质的重组表面活性剂
US5547937A (en) Pulmonary surfactant protein fragments
BG100554A (bg) Нов синтетичен пептид, съдържащо пептида белодробно повърхностно активно вещество и лекарствено средство за лечение на дихателна недостатъчност
JP2010535721A (ja) 合成肺サーファクタントペプチド
McLean et al. Amphipathic α-helical peptides based on surfactant apoprotein SP-A
CA1341070C (en) Pulmonary surfactant protein and related polypeptide
JPH10182479A (ja) ペプチド誘導体類からなる薬剤
JPH06157591A (ja) 抗凝固性ペプチド
WO2007001094A1 (ja) 人工肺サーファクタント組成物
JPH0859698A (ja) 血液凝固調節能を有する新規ペプチド
JPH10265400A (ja) ペプチドと薬剤
JPH03255094A (ja) ヘキサデカペプチド