JPH0390033A - 呼吸器疾患治療用ポリペプチドおよびそれを含有する医薬 - Google Patents

呼吸器疾患治療用ポリペプチドおよびそれを含有する医薬

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JPH0390033A
JPH0390033A JP2222315A JP22231590A JPH0390033A JP H0390033 A JPH0390033 A JP H0390033A JP 2222315 A JP2222315 A JP 2222315A JP 22231590 A JP22231590 A JP 22231590A JP H0390033 A JPH0390033 A JP H0390033A
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protein
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leu
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ヴィレンダー・クマー・サリン
Jack L Fox
ジャック・ローレンス・フォックス
Shanker L Gupta
シャンカー・ラル・ギュプタ
Darryl R Absolom
ダリル・ロビン・アブソロム
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、新規なポリペプチドおよび該ポリペプチドの
呼吸器疾患治療剤としての使用に関する。
本発明は、新規な組成物およびこれら組成物を用いた呼
吸障害の治療法に関する。本発明はまた、リン脂質の表
面活性物質様の性質を高めるポリペプチド(タンパク質
断片)の使用に関する。さらに詳しくは、本発明は、S
P−Bとして知られる天然低分子量疎水性表面活性物質
関連タンパク質の断片レプリカ(fragment r
eplicas)および該断片レプリカの類似体からな
る新規なポリペプチド、肺表面張力の確立、変更および
維持に有用な新規な医薬の調合に該ポリペプチドを使用
することに関する。
(従来の技術および発明が解決しようとする課題)本発
明の背景に関しては、下記明細書の教示および開示が参
考になる。
1、米国特許出願第860,239号明細書(1986
年5月6日出願) 2、米国特許出願第060,719号明細書く1987
年6月10日出願) 3、米国特許出願第101.680号明細書(1987
年10月1日出願) 4、米国特許山開第175,741号明細書く1988
年3月31日出願)および 5、米国特許出願第897.183号明細書(1986
年8月15日出願) さらに、米国特許第4,659,805号明細書(SP
−Aとして知られる低分子量表面活性タンパク質を開示
している)もまた参考のため本明細書中に引用される。
これら文献は、天然に存在する一群の哺乳動物表面活性
物質関連タンパク質の発見、単離方法、特徴付けおよび
使′用を開示している。この群を槽底する成員はSP−
A、SP−Bおよび5p−cと称されている。これらの
タンパク質は、天然および合成の両リン脂質の表面活性
物質様作用に影響を与えることが知られている。関連す
る科学文献では、SP−Bを5AP−B、SAP −(
Phe)、5AP−6(Phe)およびSPL(Phe
)とも称していることに注意すべきである。5p−cも
また先行文献において5AP−CSSAP−(Val)
、SAP  6(Val)およびSPL(Val)とも
称されている。これら2つのタンパク質(SP−Bおよ
び5AP−C)は、独特のアミノ酸配列を有する別の遺
伝子産物である。両タンパク質は、肺胞タイプ■上皮細
胞によって合成されるより大きな前駆体タンパク質のタ
ンパク分解によって生じる。
SP−Bは、一般に前駆体タンパク質のグルタミンーフ
・エニルアラニンベブチド結合での開裂によって生じ、
その結果、78のアミノ酸残基からなる天然タンパク質
が得られ、そのN−末端残基はフェニルアラニンであり
単純分子量は約8,700である。ヒト肺から単離され
たSP−Bは、スルフヒドリル還元後に相対分子量(M
r)が7〜8、 OOOの存在としてポリアクリルアミ
ドゲル上を移動する。スルフヒドリル還元をしないと、
この天然に存在するタンパク質はまた大きなオリゴマー
として観察される。S P−Bは極めて疎水性が大きく
、このことは、インビボでリン脂質と強力に会合するこ
と、およびクロロホルムやメタノールなどの有機溶媒に
溶解することと一致する物理的性質である。
5p−cは、アミノ末端グリシン残基、約3゜700の
分子量、ポリバリン配列を有し、SP−Bのように極め
て疎水性が高い。加えて、両タンパク質(SP−Bおよ
び5p−c)は、プロテアーゼ(トリプシン、キモトリ
プシンおよびスタヒロコッカスヌクレオチドV −8(
staphylococcusnucleotide 
V −8)など)、エンドグリコシダーゼFおよびコラ
−ゲナーゼによる酵素的分解に対して実質的に抵抗性で
ある。SP−BおよびSP−Cのいずれも、これらの酵
素で処理した後で分子量分布の劣化ないし変更を示さな
い。このような所作において、またアミノ酸配列の情報
に基づき、これらタンパク質は、−層親水性で高分子量
のタンパク質であるSP−A(SAP−35としても知
られる)とは明らかに異なるものである。
SP−Aは天然の肺表面活性物質中に存在し、30〜3
6.000の還元分子量を有する。5p−Aは、内部に
グリシンおよびヒドロキシプロリンに富んだコラーゲン
様領域を含む糖タンパク質である。このタンパク質は、
N−結合複合炭水化物、およびC−末端球状ドメイン中
にカルシウム結合部位を有している。SP−Aはリン脂
質と結合することが知られており、界面活性脂質に重要
な構造的構成を付与すると思われる。このタンパク質は
また、血漿または他のタンパク質による肺胞表面活性の
抑制を防ぐ役割を有すると思われている。
SP−Bおよび5p−cの完全なアミノ酸配列は、アミ
ノ酸分析から決定され、これらタンパク質をコードする
+aRNAから得たcDNAから導かれている。SP−
Bおよび5p−cタンパク質は、気管支肺胞の肺洗浄液
や細かく刻んだ肺組織などの天然源からの単離物として
、または組換えDNA法を適用することにより得られた
生成物とじて入手可能である。リン脂質(合成リン脂質
を含む)とともに調合したときには、これらのタンパク
質から肺疾患の治療に有用な組成物が得られる。
生物学的に活性な物質の場合にしばしばそうであるよう
に、疎水性SP−Bおよび5p−cタンパク質の場合も
、これらタンパク質を天然源から実質量を単離すること
は費用がかかり、労力も大変である。同様に、これらタ
ンパク質を組換えDNA法により産生ずる場合も、設計
の観点から、最適の宿主/ベクター発現系を達成して該
タンパク質の産生を容易にするために非常な努力が必要
となる。加えて、不必要な物質から所望の発現タンパク
質を単離精製するために有効な単離法を開発するための
かなりの努力が要求される。特にSP−Bタンパク質の
場合は、低分子量であり、極めて疎水性が大きく、また
システィン残基の数が多いため、有効な発現および/ま
たは単離法を商業的に開発することは極めて困難である
このような問題があるため、天然源からの単離によりS
P−Bを商業的に生産すること、または組換えDNA法
により該タンパク質を発現させることは困難である。医
学界では商業的量のSP−Bが必要とされており、本発
明は、有効な肺表面活性物質を調合するためにはSP−
Bタンパク質分子の一部のみが必要であるという発見に
より、そのような要求を満たすものである。
天然に存在するSP−Bおよび5p−cタンパク質の有
用性は、リン脂質混合物の表面張力低下能および再分散
能を著しく改善する能力にある。
天然のSP−Bおよび5p−cは、それら単独またはそ
れらの組合わせで、リン脂質の表面活性剤様作用を改善
するのを容易にすることが示されている。し・かじなが
ら、この最適の条件を達成するためにタンパク質配列の
全体が必要なのかどうか、またはこれらタンパク質のあ
る領域もしくは断片のみが単独かまたはある種の組合わ
せで同じ結果を達成することができるのかどうかは、こ
れまで確立されていなかった。従来技術では、本発明の
発見を示唆し、開示し、または想起することができなか
った。さらに、当業者は、どの断片が有用性を示すのか
、またはそのある種の断片が完全な天然タンパク質より
も優れた活性を有することをアプリオリに決定すること
はできない。
レゾ1ツカ断片または該レプリカ断片の類似体の合成に
より、全配列の化学的または組換え合成に数多くの利点
が得られることは明らかである。これらの利点としては
、低コスト、生産、単離および精製の容易さが含まれる
(課題を解決するための手段) 本発明により、リン脂質と混合したときに表面活性能を
示すSP−Bタンパク質の少なくとも一つの断片を含む
組成物であって、該断片が、少なくとも末端アミノ酸配
列を含むSP−Bタンパク質部分、またはその置換、欠
失、反復(repl 1cate)および付加類似体で
あることを特徴とする組成物が開示される。
本発明により、さらに上記SP−B断片またはその類似
体と少なくとも1種の脂質との組合わせからなる組成物
が開示される。脂質は、合成リン脂質、天然リン脂質、
中性脂肪、コレステロール、コレステロールエステル、
ホスファチジルコリン、ジ飽和(disaturate
d)ホスファチジルコリン、ホスファチジルグリセロー
ル、ジパルミトイルホスファチジルコリン、ホスファチ
ジルイニソチル(phosphatidyliniso
tyl)およびそれらの混合物よりなる群から選ばれた
ものである。
最も好ましい脂質は、ジパルミトイル−5n−ホスファ
チジルコリン(DPPC)、卵ホスファチジルグリセロ
ール(P G)およびパルミチン酸からなる混合物であ
る。
さらに、少なくとも末端アミノ酸配列を含む少なくとも
一つのSP−B断片と少なくとも1種の脂質と力1らな
る表面活性組成物からなることを特徴とする、肺表面活
性物質の不足状態(たとえば、ヒアリン膜症(硝子膜症
: 11yBline membranediseas
e)など)および/または異常な表面活性状態(たとえ
ば、呼吸障害症候群など)の治療および予防用剤が開示
される。
さらに、天然SP−B上の抗原決定基に特異的なポリク
ローナルまたはモノクローナル抗体の製遣方法であって
、SP−Bタンパク質の少なくとも一つの断片であって
、少なくとも末端アミノ酸配列を含むSP−Bタンパク
質部分、またはその置換、欠失、反復および付加類似体
である断片と適当な担体および/またはアジュバントか
らなる組成物の有効量で免疫することを特徴とする方法
が開示される。
本発明により、新規で天然には存在しない合成ペプチド
が開示され、該ペプチドは天然および/または合成リン
脂質の表面活性物質様作用を著しく増強する能力を有す
る。本発明の合成ポリペプチドは、天然に存在するSP
−Bの公知の連続したアミノ酸配列の部分(断片)のレ
プリカ(これはリン脂質単独と組み合わせてよいし、ま
た2またはそれ以上のSP−B類似体レプリカと組み合
わせてもよい)、および/または1またはそれ以上のS
P−B類似体レプリカと天然、合成もしくは組換え5p
−cおよび/またはSP−Aとの組合わせからなる。本
発明のポリペプチド断片は、化学的方法または組換え法
により容易に、また経済的に合成することができ、天然
または合成リン脂質とともに調合して混合物を得ること
ができ、該混合物はリン脂質混合物単独に比べて顕著に
増強された表面活性物質様作用を示す。
以下、本発明をさらに詳しく説明する。
天然のSP−Bタンパク質の種々の領域に対応する種々
の長さの多数のポリペプチドを、固相ペプチド合成法に
より合成した。しかしながら、同一または類似の断片も
また、公知の組換えDNA法により製造することができ
た。本発明は、組換え法を用いて種々のSP−B断片を
製造することができること、ある種のサイズ(アミノ酸
配列の長さ)の断片はこの方法により一層容易に製造さ
れるであろうことを当業者が評価するであろうことを想
定している。従って、本発明の範囲は、末端アミノ酸配
列を含み、表面活性物質様作用を示し、かつ組換え法に
より容易に製造することのできるSP−B断片をすべて
包含することを意図している。
下記第1表は、種々の合成SP−B断片の分子質量(m
olecular mass)、位置、およびそれらを
構成しているアミノ酸数、並びに本発明の目的のための
命名を示す。
第1表(合成SP−Bペプチド断片の命名、分子質量、
位置およびア礼)酸残基数)ケ負   分子質量 塗置
  アミノ酸数SP−B(1−78)  8663.4
  1−78 78(完全タンパク質) SP−B(1−20)  2402.1  1−20 
  20SP−B(1−40)  4504.9  1
−40   40SP−B(1−60)  6611.
6  1−60   60SP−B(30−60)  
3261.1 30−60   30SP−B(12−
60)  5277.8 12−60   49SP−
8(27−78)  5682.4 27−78   
52SP−B(53−78)  2975.9 53−
78   26調合実験並びに試験(以下で記載)の結
果、これら断片のうちのあるものはリン脂質混合物の表
面活性能を容易に高める、予測しなかった並外れた驚く
べき能力を示すことが本発明者らにより見出された。
本発明の最も好ましいポリペプチドとしては、以下のも
のが挙げられる。
(a)S P−B(1−20):  下記アミノ酸配列
を有し、SP−Bタンパク質のアミ7末端側の最初の2
0個のアミノ酸残基のレプリカを構成していることがわ
かる。
NH*−Phe−Pro −11e−Pro−Leu−
Pr。
−T yr −Cys −T rp −L eu −C
ys −A rg −A la −0 Leu −I le−Lys−Arg −11e−Gl
n−Ala −0 0H,および (b)SP−B(53−78):  下記アミノ酸配列
を有し、SP−Bタンパク質のカルボキシル末端側の最
後の26個のアミノ酸残基であることがわかる。
NH*−Tyr−8er−Vat −I Le −Le
u −Leu −3 Asp−Thr−Leu−Leu−Gly−Arg−M
et −0 L eu −P ro −G In −L eu −V
 al −Cys −A rg −0 Leu−Vat−Leu−Arg−Cys−3er−O
H;8 本発明のポリペプチドには、付加類似体(所定のSP−
B配列において、天然には存在しないlまたは2以上の
アミノ酸残基が合戊ボリベプチド中の末端または中間位
に加えられたもの)、欠失類似体(天然の配列から1ま
たは2以上のアミノ酸残基が欠失したもの)、置換類似
体(1または2以上のアミノ酸残基が他のアミノ酸残基
で置きかわったもの)および反復類似体く天然の配列中
の1または2以上の残基が反復され、複製されたもの)
も包含される。とりわけ、天然に存在するSP−Bタン
パク質の2以上の種(すなわち、ヒト、イヌ、ウシ、ブ
タなど)の混成レプリカからなる種間ハイブリッド類似
体、およびD−アミノ酸が天然のし一アミノ酸に置きか
わった類似体も包含される。本発明のポリペプチドはS
P−Bタンパク質の全体的な疎水性の性質を保持してい
るのが好ましく、また二次および三次フンホメーション
の実質要素を保持していることも望まれる。
天然のSP−B(完全なタンパク質)の場合と同様に、
本発明のポリペプチドも天然かまたは合成リン脂質とと
もに調合して、肺表面活性物質不足(たとえば、ヒアリ
ン膜症など)および/または異常な表面活性状態(たと
えば、呼吸障害症候群(RDS)など)の治療、および
肺医薬送り出しシステムに有用な混合物を容易に得るこ
とができる。本発明の合成断片はまた、天然のSP−B
上に存在する抗原決定基に対して特異性を示すポリクロ
ーナルおよびモノクローナル抗体の調製においてかなり
の有用性を有することが期待され、それゆえ、臨床免疫
診断における免疫精製および/またはSP−Bタンパク
質の定量評価に特に有用である。
本発明の他の側面および利点は、下記例示的な態様の詳
細な記載を考慮に入れると明らかであろう。
つぎに、本発明を実施例に基づきさらに詳しく説明する
・が、本発明はこれらに限られるものではない。
叉舅: 下記実施例は、本発明のポリペプチドの合成および試験
に関する。さらに詳しくは、実施例1〜3は、ヒトSP
−Bタンパク質について全アミノ酸配列上でパターン化
したポリペプチドの合成に関する。第1表(上掲)は、
種々の合成SP−B断片の位置、分子量および該断片を
構成するアミノ酸敗を示す。すべての断片を合成し、開
裂し、精製した。実施例4および5は、ポリペプチド/
リン脂質混合物の調合および試験に関する。そのデータ
の示すところによれば、本発明のペプチドと組み合わせ
たときに担体リン脂質の表面活性物質様作用が著しく改
善された。
本発明の化合物はまた、部分固相合成法、断片縮合法、
および「ペプタイド・シンセンス(peptide 5
ynthesis)J、第二版、ボダンスキー(M。
B odansky)、クラウスナー(Y、 S、 K
 1ausner)およびオンデッティ(M、 A、 
Ondetti)(1976)に記載の方法に代表され
る古典的な溶液法によって調製することができる。
実施例1 S P’−B(1−78)の合成: 天然ヒトSP−Bタンパク賃の全78アミノ酸残基配列
のレプリカを得るために、下記配列:N H、−Phe
 −P ro −T le −P ro−1、eu−P
ro−T yr −Cys −T rp −L eu 
−Cys −A rg −A la −Leu −11
e−Lys−Arg −T 1e−Gin−Ala −
0 Met −11e−Pro−Lys−Gly−Ala−
Leu −Arg−Val−Ala−Val−Ala−
Gin−Val −0 Cys −A rg −V al −V al= P 
ro −L eu −V a10 Ala−ciy−Gly −I 1e−Cys−Gin
−Cys −L eu −A la −G lu −A
 rg −T yr −S er −V al −0 11e−Leu−Leu−Asp−Thr−Leu−L
eu0 Gly−Arg−Met−Leu −Pro−Gin−
Leu −V al −Cys −A rg −L e
u −V al −L eu −A rg −0 Cys−3er−OH; 8 を有する分子を調製した。このポリペプチドを、バラニ
ー(Barany、G、)およびメリフィールド(Me
rrifield、 R,)により「ザ・ペプタイド(
ThePeptides)J、グロス(G ross、
 E 、)およびマイネンホーフ(Meinenhof
e、 J 、)tiAs 2.1〜284、アカデミツ
クプレス、ニューヨーク、N、Y、、1980に記載の
一般的方法に従い、段階固相合成法(カルボキシル末端
残基から開始する)によりフェニルアセトアミドメチル
(PAM)樹脂支持体上で組み立てた。C末端アミノ酸
残基のセリン(Set)を、PAM樹脂の高められた酸
安定性(トリフルオロ酢酸(T F A)での長期にわ
たる処理の間、改善された安定性を保証する)によって
、オキシメチルフェニルアセトアミドメチル(OMPA
)結合を介してPAM樹脂支持体にカップリングした。
C末端Setカップリングの後、この樹脂(0,72モ
ル/9.0.709)をアプライド・バイオシステムズ
・ペプチド・シンセサイザー・(AppliedBio
systems Peptide 5ynthesiz
er)モデル430Aの反応容器に移した。次の8個の
アミノ酸を、76位と72位にあるアルギニンの付加を
N、N−ジシクロへキシルカルボジイミド(DCC)/
ヒドロキシベンゾトリアゾール(HOBT)化学を用い
て二重カップリングした他は、前以て生成した対称無水
物カップリングプロトコールを用いて段階的にカップリ
ングした。ついで、これ以後のすべてのアミノ酸につい
ては、二重カップリングプロトコールを用いて合成を続
けた。すべてのアミノ末端残基は、t−ブチルオキシカ
ルボニル(1−BOC)結合により保護した。第一のカ
ップリングにおいて、アスパラギン、グルタミンおよび
アルギニン以外の保護アミノ酸は、DMF中に溶解した
前以て生成した対称無水物を用いてカップリングした。
個々のアミノ酸の対称無水物を塩化メチレン中で生成さ
せ、ついで溶媒をDMFに交換した後ペプチドシンセサ
イザーの反応容器に移した。対称無水物の第二のカップ
リングは、塩化メチレン中で行った。アミノ酸のグルタ
ミンおよびアスパラギンは、DCC/HOBTプロトコ
ールを用いてカップリングした。65位にメチオニンを
導入した後、インドール(1%w/v)およびエタンジ
オ・−ル(0,25%v/v)をTFAに加えた。
この変性溶液を、以下におけるNα Boa保護基のす
べての除去に用いた。
種々のアミノ酸残基の官能性側鎖を以下の基により保護
した。
Arg−Toe      (トシル)Lys  2C
LZ   (2−クロロヘンシルオキシカルボニル) Thr、5er−Bzl   (ベンジル〉Tyr−2
BrZ    (2−ブロモベンジルオキシカルボニル
) Cys−4MeBzl   (4−メチルベンジル)A
sp、C;1u−OBzl  (0−ベンジル)アミノ
酸のメチオニンおよびトリプトファンは、側鎖を保護す
ることなく用いた。
チロシンおよびロイシンをそれぞれ53位および27位
にカップリングした後、少量のペプチド−樹脂(0,6
9)を除いた。樹脂支持体上で組み立てたペプチド配列
の完全さ(integrity)は、該ペプチド断片の
固相シーフェンシングにより、また合成完了時にはAB
I  470Aガス相シークエンサー上で証明された。
充分に保護したペプチド−樹脂(330Q)を塩化メチ
レン中で5分間膨潤させた。Nα−BOC保護基を、上
記1%(w/V)インドールおよび0゜1%(V/V)
エタンジオールを含有するTFAを用いて開裂させた。
ついで、このブロックしていない膨潤ペプチド−樹脂を
、p−クレゾール(1籾)、p−チオクレゾール(0,
2y)およびジメチルスルホ牛シト(DMS)(1村)
を添加した無水フッ化水素(HF)(11zQ>で、O
oCにて60分間処理した。
この処理の結果、タンパク質またはペプチドが支持体樹
脂から開裂した。
HF/DMSを真空下、OoCにて留去した。この開裂
したペプチドおよび樹脂を冷ジエチルエーテルのL5R
Qアリコートで3回洗浄し、ついで遊離のペプチドを冷
TFAの10.w12洗浄液で3回洗浄することにより
抽出した。この洗浄液を直ちに濾過し、氷冷水(120
〜150i(りを加えて粗製のペプチドを沈澱させた。
ついで、この粗製のペプチドを、1000g、0°Cに
て30分間遠心分離にかけることによりペレット化した
固体として回収した。このペレットをジエチルエーテル
(15112)で洗浄し、ついで遠心分離した。この洗
浄工程を、3回はジエチルエーテルを用い、L回は酢酸
エチルを用い、2回は蒸留水を用いて繰り返した。
この粗製のペプチド(170!?、収率82%)を、溶
媒系として0.1%TFA(A)および100%アセト
ニトリル(B)を用いたC4カラム[ビダック(V y
dac)、カタログ#214−TP−54コ上の逆相高
速液体クロマトグラフィー(RPLC)により分析し精
製した。ペプチド精製に用いた溶媒勾配は、52%B溶
媒から開始した。このカラムを52%Bにて3分間保持
し、ついで直線勾配を用い72%Bまで20分間かけて
増加させた。最後に、このカラムを1分間で52%Bに
戻した。
溶出1夜中のペプチドの存在を225 nmおよび28
0nmでモニターした。この精製ペプチドのアミノ酸組
成を、5%(V/V)チオグリコール酸を含む12N 
HC1/TFA(2:1、v/v)で真空下、150°
Cにて4時間酸加水分解することにより決定した。酸を
除いた後、加水分解生成物をベックマン6300アミ/
酸アナライザーで分析した。
この精製ペプチドをn−プロパツール中に溶解し、ベッ
クマンDB分光光度計上の210nnおよび330nm
からUVスペクトルも得られた。
実施例2 SP−B(1−20)の合成: 実施例1に記載の合成法と同様の方法を用い、下記配列
: NH,−Phe −Pro −11e −Pro−Le
u−Pr。
−T yr −Cys −T rp −L eu −C
ys −A rg −A la −0 Leu −11e−Lys−Arg −11e−Gln
−Ala −0 0H。
を有する完全に保護されたペプチドを固体支持体上で組
み立てた。樹脂からのHF開裂および開裂SP−B(1
−20)ペプチドの精製は、本質的に実施例1に記載の
ようにして行った。p−クレゾール(0,5xQ)およ
びチオクレゾール(0,59)を添加した無水HF(9
112)を用い、0°Cにて1時間、ペプチドを樹脂か
ら開裂させた。HFおよび他の揮発成分を除いた後、開
裂ペプチドおよび樹脂を上記のようにしてエーテルで洗
浄した。このペプチドを、(1)15%酢酸水溶液の1
5i(アリコートで3回、(2)40%酢酸水溶液で3
回抽出した。
水性抽出物を集め、凍結乾燥させて粗製のペプチドを得
た。これを、実施例1に記載と同様の方法で精製した。
叉施舅ユ SP−B(53−78)の合成: 実施例1に記載の合成法と同様の方法を用い、下記配列
: NH,−Tyr−3er−Val −11e−Leu−
Leu −3 Asp−Thr−Leu−Leu−Gly−Arg−M
et −0 Leu −Pro−Gln−Leu−Val−Cys−
Arg0 Leu−Val−Leu−Arg−Cys−Ser−O
H;8 を有する完全に保護されたペプチドを固体支持体上で組
み立てた。チオクレゾールの代わりにエタンジチオール
を用いた他は、樹脂からのHF開裂および開裂SP−B
(53−78)ペプチドの精製は、本質的に実施例1に
記載のようにして行った。
上記の詳述した断片に加え、下記断片をもまた調製し、
試験した。方法は実施例1に記載と同様である。
S P−B(1−40): NHe−Phe−Pro −11e−Pro−Leu−
Pr。
−T yr −Cys −T rp −L eu −C
ys −A rg−A la −0 Leu −11e−Lys−Arg −11e−Gin
−Ala −0 Met −11e −Pro −Lys−Gly−Al
a −Leu −A rg −V al −A la 
−V al −A la −G In −V al −
0 Cys−Arg−Val−Val −Pro −Leu
−OH;0 S P−B(1−60): NH! −Phe −Pro −I le −P ro
 −Leu −Pr。
−Tyr−Cys−Trp−Leu−Cys−Arg−
Alal0 Leu −I le−Lys−Arg −11e−Gi
n−Alal0 Met −I le −Pro−Lys−Gly−Al
a−Leu −A rg −V al −A la −
V al −A la −G In −V al −0 Cys −A rg −V at −V al −P 
ro −L eu −V a10 Ala−Gly−Gly −11e−Cys−Gin−
Cys −L eu −A la −G lu −A 
rg −T yr −S er −V al −0 11e −L eu −L eu −A sp −T 
hr−〇H;0 S P−B(12−60) NHe−Arg−Ala−Leu −I le−Lys
−Arg−I 1e−G In −A la−Met 
−11e −P ro −Lys2〇 −Gly−Ala −Leu−Arg−Val−Ala
−Va10 −Ala−C;In−Val−Cys−Arg−Vat
−ValPro−Leu−Val−Ala−Gay−G
ly −I le0 −Cys−Gln−Cys −Leu−Ala−Glu
−A’rg0 −Tyr−Ser−Val −I 1e−Leu−Le
u−AspThr−OH; 0 SP−B(30−60): N Ht −A la −V al −A la −G
 In −V al −Cys0 A rg −V al −V al −P ro−L 
eu −V al −A la0 Gly−Gly −I le−Cys−Gin−Cys
−Leu−Ala−Glu−Arg−Tyr−8er−
Val −11e0 −Leu−Leu−Asp−Thr−OH;0 Leu−Val−Ala−Gly−Gly −11e−
Cys −0 Gln−Cys−Leu−Ala−Glu−Arg−T
yr −0 Ser−Val −I 1e−Leu−Leu−Asp
−Thr −Leu−Leu−Gly−Arg−Met
−Leu−Pro −G in −L eu −V a
t −Cys −A rg −L eu −V al 
−0 Leu−Arg−Cys−3er−OH8 精製した単独の各合成ペプチド断片かまたは種々の断片
の組合わせを合成リン脂質とインビトロで組み合わせた
混合物について、その生物物理(表面)活性を決定する
ための試験を行った。
実施例4 合成ペプチド混合物の調合: 表面活性を試験する前に、合成ペプチド断片を脂質と混
合した。脂質をクロロホルム:メタノール(2: 1 
)中に溶解することにより、68重量%L2−シバルミ
トイルーsn−ホスファチジルコリン(DPPC)、2
2重量%卵ホスファチジルグリセロール(P C)およ
び9重量%バルミチン酸からなる脂質混合物を調製した
。ペプチド断片の必要量をメタノール中に溶解し、60
’Cに10分間加熱し、ついで45°Cに冷却した。つ
いで、このペプチド溶液を前取て45℃に温めておいた
脂質混合物に加えた。試料をプツチロータパブ(Buc
chi rotavap)上で穏やかに渦巻混和させる
ことにより45°Cにて混合した。ついで、真空(60
0トル)を適用することにより、有機溶媒を45°Cに
て蒸発させた。蒸発後、穏やかな浴超音波処理を施しな
がら、固体を脱イオン蒸留水中の10%エタノール中に
懸濁した。この超音波処理した懸濁液を45°Cにて3
0分分間中かに混合したその後、真空(150トル)を
適用することによりエタノールを除去した。エタノール
を完全に除去した後、懸濁液を0.15M NaC1で
希釈し、リンI1w質濃度が25 my/ dの混合物
を得た。調合後試験前48時間の間、この混合物を4℃
にて貯蔵した。 合成ペプチド断片は、脂質とのみ混合
するか、第1表に示した他のペプチド断片と脂質の両方
と混合するか、または他の低分子量表面活性タンパク質
の断片、SP−C(すなわち合成SP−C(1−60)
または5p−c(6−41))と混合した。全6sp−
c断片は、アミノ酸配列を天然の5p−cのアミノ酸配
列に基づいた他は実施例1に記載と同様の方法により調
製した。
ペプチド2/脂質混合物を、最終的なペプチド濃度が0
 、5 m9/ xQ、(、固形分濃度が2%と等価)
となるように生成した。混合物に2種以上のペプチドを
用いた場合には、合計の最終的なペプチド濃度を常に0
.519/xQ<固形分2%)に維持した。2種のペプ
チドを用いた場合には、それぞれの最終濃度を0.25
麓9/xQとした。
これら混合物の相対的な表面活性を決定するために、こ
れらを市販の天然表面活性剤[サーファクタントT A
(S ur4actant T A)、アボット・ラボ
ラトリーズ;サーフアクテン(S urfacten)
、トーキジ−タナベコ、市販の合成表面活性剤[エクソ
サーフ(E xosurf)、バラーーウエルカム(B
 urroughs−Welcome)]および合成脂
質混合物標準と比較した。市販の表面活性剤は、容認さ
れたものを用いた。修正ウイルヘルミーバランス(mo
dified Wilhelmy balance)[
ラングミュアトラフ(Langmuir Trough
)]系および脈動泡表面活性計(pulsating 
bubble surfactometer)(P B
 S )の両者を用いて生物物理試験をアッセイした。
明解にするため、これら方法を下記に簡単に記載する。
修正ウイルヘルミー表面バランス (a)表面張力vs圧縮表面積: 修正ウイルヘルミー表面バランス(ラングミュアトラフ
)を用い、ペプチド/脂質混合物の動的表面張力低下能
を調べた。この装置は、全テフロントラフと、変動表面
積を含み定める可動のテフロンリボン(ダム)バリアー
システムからなっている。表面積は、このテフロンバリ
アーを駆動する定速可逆3相モーターを使用することに
より変化させた。液体−空気界面の表面張力を決定する
ために、サンドブラストをかけた1G!プラチナプレー
トおよびステンレス鋼吊り下げワイヤを備えたカーノ(
Cahn)2000電気バランス[カーノ・インスツル
メンツ(Cahn I nstruments)、セリ
トス(Cerittos)、CAコを用いた。装置全体
を45°Cにセットしたサーモスフシトインキュベータ
ー中に置いた。表面積−表面張力の測定は、0.15M
 NaC1(950if2)をトラフに加えることによ
り行った。測定の間、下相(subphase)温度を
36〜38℃に制御した。
各実験について、ペプチド/脂質混合物(27μ12)
をランダムな配列の13(!=、2μQ)小滴にて温度
制御下相の表面に加え、3分間自然に広がらせた。(2
7μQの添加は675μ9のリン脂質に対応する)つい
で、トラフの表面積を、3サイクル/分(圧縮比2.5
:1)の循環速度で最大表面積(445CI”)から最
小表面積(178c+’)へ、さらに最大表面積へと循
環させた。各適用について、7回の完全な圧縮−伸張循
環に対して動的表面張力vs表面積を記録した。
(b)吸収度(Absorption rate)+拡
散抵抗の存在しないときの吸収度を決定するために、ノ
ツター(Notter)ら[P ediatric R
es、 。
Li、515〜519(1982)]により記載された
のと同様の方法を用いた。上記修正ウイルヘルミー表面
バランスを用いた。しかしながら、ラングミュアトラフ
の代わりに円形テフロン皿(5゜ICj!直径)を用い
た。下相、0.15M NaCI(70村)をインキュ
ベーター中、37℃にて平衡化し、テフロンコーティン
グマグネチックスターラーで絶えず撹拌した。全リン脂
質(519)を含有するペプチド/脂質断片混合物のア
リコートを、10秒間撹拌することによりQ、 15M
 NaCI(10ic)中に分散させた。ついで、この
分散液を食塩水下相に加えた。電気バランス出力に接続
したストリップチャートレコーダーを用い、表面張力低
下能をモニターした。
これら方法の詳細は、ノツターらのP ediatrt
cRes、、15.515〜519(1982);ノツ
ターらのChem、 P hys、 L 1pids 
33.67〜80(1983);エガン(E gan)
らのJ 、 A pplied P hysiol。
55.875〜883(1983);バーメル(B e
rmel)らのLung162.99〜113(198
4):ノツタ・−らのP hys iol、 Res、
 + 20.569〜577(1985);ホルム(H
o1m)らのChemPhys Lipids失炙、2
87〜298(1985)に記載されている。
使用したPBS装置[エレクトロネティソクス(E 1
ectronet 1cs)、バッファーロー、−’−
x−〇I−クコは、エンホーニング(G、 E nho
rning)のJ。
Appld、 Physiol、 43.198〜20
3(1977)に詳細に記載されたものと本質的に同じ
ものであった。記録は、小さな空気泡の壁の圧力勾配に
ついて行った。この空気泡は、狭い煙突スタック(ch
imney 5tack)により周囲の空気とつながっ
ているが、それ以外はペプチド/脂質混合物(40μの
によって完全に囲まれている。これらの研究に用いた混
合物の濃度は1119/m(l全リン脂質(0、021
9/ zQ全ペプチド)であり、希釈液は0.15MN
iC1であった。試料チェンバに負荷する直前に、上記
希釈試料を15秒間超音波処理してガス核を除いた。
空気−水界面での圧力降下を圧力変換器により脈動の間
に測定し、対応する表面張力をヤングの法則およびラプ
ラスの等式を適用することにより決定した。測定はすべ
て37°Cにて行い、それぞれ最大(1,1ffりおよ
び最小(0,8m)泡直径が得られるように泡を20サ
イクル/分、で脈動させた。
(この圧縮/伸張は、空気−水界面の表面積の50%の
変化に対応する) 動的表面張力および吸収の容易さ(absorpt 1
onfacility)を第2表にまとめである。第2
表は、ウイルヘルミーバランスーラングミュアトラフシ
ステム上で種々のペプチド−脂質混合物について得られ
た動的表面張力および吸収データをまとめたものである
。低い最小動的表面張力値および減少した吸収表面張力
値が良好な表面活性剤調合物の望ましい性質であること
は当業者には明らかであろう。
上記第2表に示したデータから、単独かまたは他のSP
−B断片もしくは5p−cペプチドと組合わせた各合成
SP−B断片混合物は、天然の表面活性剤(たとえばサ
ーファクタントTA)により示されるものに匹敵するか
またはそれよりも優れた程度で最小動的表面張力を有意
に減少させることが明らかである。ただ1つの例外を除
いて、すべてのペプチド断片および2ペプチド混合物の
動的表面張力値はlダイン/cay未満であり、それに
対して天然の表面活性剤(たとえばサーフ1クタントT
’A)の最小動的表面張力値は約8ダイン/cmである
第3表は、脈動泡表面計上で種々のペプチド混合物につ
いて得られた空気−水界面での最小表面張力値をまとめ
たものである。ウイルヘルミーバランスの場合と同様、
低い表面張力値が良好な表面活性混合物の望ましい性質
であることは当業者には明らかであろう。
筆旦老(脈動泡表面計で5分間の脈動(tootイクル
)(注)a: b: C: すべての試料はI R9/MQリン脂質の濃度で試験を
行った。使用した希釈液は、ガラス蒸留脱イオン水中の
0.15M NaClであった。温度は37℃、脈動サ
イクルは20サイクル/分。
報告値は、5分間の脈動時間、すなわち100回の脈動
後に得られたものである。
全ペプチド濃度は、すべての場合に2%リン脂質(0,
5叶/lll12)である。
第3表に示したデータから、各SP−B断片が担体脂質
の表面張力低下能を有意に高めることが調べられた。さ
らに、末端アミノ酸配列を含む断片、とりわけ断片SP
−B(1−20)およびSP−B(53−78)が低い
表面張力値を容易にするのに特に有効であることも明ら
かである。この発見は予期しないものであると同時に驚
くべきことであり、部分的に本発明の基礎を形成するも
のである。
第2表および第3表の画表に示したデータは、最小表面
張力値により明示されるように、本発明のリン脂質とペ
プチド断片の混合物が、合成脂質のみを含有する混合物
と比較して著しく向上した表面活性能を示し、2つの市
販の調合物であるサーファクタントTAおよびサーフア
クテンに匹敵するものであることを示している。この2
つの末端ペプチド断片S P−B(1−20)および5
p−B(!53−78)は、表面張力低下能において特
に有効である。
実施例5 第2表および第3表に示すように、第1表に示したペプ
チド断片は単独かまたは種々の組合わせで担体脂質の最
小表面張力を有意に低下させることができる。それゆえ
、種々の断片のうちのどれが優れた活性を示すかを決定
し、さらに種々のペプチド断片(実施例4に記載した標
準脂質混合物と混合したもの)の相対表面活性を定める
ために、0.5m9/x(!(2%固形分)のペプチド
濃度を下げていって、表面活性を示す最低のペプチド濃
度を(修正ウイルヘルミー表面バランス上で)確立した
この比較の目的のために、「表面活性」を以下のように
定義する。すなわち、すべての所定のペプチド濃度につ
いて、混合物は、7回の連続的伸張/圧縮サイクルの各
サイクルにおいて5ダイン/cm未満の最小動的表面張
力となることが必要である。
すべての場合に脂質濃度を25vi/lQに維持できる
ように、混合物を実施例4に記載した合成脂質混合物で
希釈した。これらの研究のため、27μQの標準容量(
全リン脂質675μ2に相当)を最大面積が445c1
のラングミュアトラフに加えた。この研究の結果を下記
第4表に示す。
第4表に示したデータを解釈するためには、層有効な(
すなわち表面活性な)SP−B断片が一層低いペプチド
濃度で所定の標準を満足するであろうこと、すなわち、
所定の表面活性標準を満たすのに必要なペプチド濃度が
低ければ低いほど、そのペプチド断片の表面活性は優れ
ていることを認識する必要がある。第4表では、脂質コ
ントロールはタンパク質(ペプチド)が含まれていない
のでデータとして掲げていない。
箪4H(修正ウイルヘルミーバランスーラングミュアト
ラフ上で行った希釈研究により決定された、(注)a: b: すべての場合において675μ9のリン脂質を最大伸張
(445cm”)のラングミュアトラフに加えた。すべ
ての場合において、リン脂質濃度を25 o/叶に維持
できるようにペプチド試料を脂質混合物で希釈した。下
相は、ガラス蒸留脱イオン水中の0.15M NaC1
であった。
スヘての所定のペプチド濃度について、混合物は、7回
の連続的伸張/圧縮サイクルの各サイクルにおいて5ダ
イン/CJI未満の最小動的表面張力となることが必要
である。
第4表に示すデータは、これら希釈研究により示される
ように、種々のペプチド断片が表面活性を異なる種々の
程度で示すことを明らかに示している。特に、カルボキ
シル末端およびアミノ末端を含む断片SP−B(1−2
0)およびSP−B(5378)が、全SP−Bタンパ
ク質配列、すなわちS P−B(1−78)と等価また
はより以上の生物物理表面活性を示すことは驚くべきこ
とである。
第3表および第4表に示すデータから、本発明のSP−
Bペプチド断片が、合成脂質単独または合成脂質と他の
ペプチド断片との組合わせに比べて顕著に高められた表
面活性を有することが明らかである。上記2つの末端断
片SP−B(1−20)およびSP−B(53−78)
により示された並外れた表面活性は、驚くべきであると
同時に予期しないことである。
工業的利用可能性: 本発明は、天然、合成または組換えS P−B(1−7
8)に伴う多くの問題を克服するもの′である。
s p−B(1−78)分子のC−および/またはN−
末端のみを製造することが、肺表面活性生成物の商業的
生産を向上させ促進することは極めて明白である。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)リン脂質と混合したときに表面活性能を示すSP
    −Bタンパク質の少なくとも一つの断片を含む組成物で
    あって、該断片が、少なくとも末端アミノ酸配列を含む
    SP−Bタンパク質部分、またはその置換、欠失、反復
    および付加類似体であることを特徴とする組成物。
  2. (2)SP−Bタンパク質の断片が、 (a)【遺伝子配列があります】 (b)【遺伝子配列があります】 (c)【遺伝子配列があります】 (d)【遺伝子配列があります】 (e)【遺伝子配列があります】 【遺伝子配列があります】 (f)【遺伝子配列があります】 (g)【遺伝子配列があります】 (h)およびそれらの置換、欠失および付加類似体より
    なる群から選ばれたものである請求項(1)に記載の組
    成物。
  3. (3)SP−C、SP−A、SP−Cの断片、SP−A
    の断片およびそれらの混合物よりなる群から選ばれた化
    合物の少なくとも一つをさらに含む、請求項(1)に記
    載の組成物。
  4. (4)請求項(1)に記載の組成物と少なくとも1種の
    脂質とからなることを特徴とする組成物。
  5. (5)脂質が、合成リン脂質、天然リン脂質、中性脂肪
    、コレステロール、コレステロールエステル、ホスファ
    チジルコリン、ジ飽和ホスファチジルコリン、ホスファ
    チジルグリセロール、ジパルミトイルホスファチジルコ
    リン、ホスファチジルイニソチルおよびそれらの混合物
    よりなる群から選ばれたものである請求項(4)に記載
    の組成物。
  6. (6)請求項(1)に記載の組成物が下記アミノ酸配列
    ; 【遺伝子配列があります】;および 【遺伝子配列があります】 を有する断片の混合物である、請求項(4)に記載の組
    成物。
  7. (7)少なくとも末端アミノ酸配列を含む少なくとも一
    つのSP−B断片と少なくとも1種の脂質とからなる表
    面活性組成物からなることを特徴とする、ヒアリン膜症
    または表面活性物質の不足もしくは異常に伴う他の症状
    の治療および予防用剤。
  8. (8)(a)SP−Bタンパク質の少なくとも一つの断
    片であって、少なくとも末端アミノ酸配列を含むSP−
    Bタンパク質の部分である断片、(b)少なくとも1種
    の脂質、および (c)SP−Cおよび/またはSP−Aまたはそれらの
    機能性断片 からなることを特徴とする、ヒアリン膜症および表面活
    性物質の不足もしくは異常に伴う他の症状の治療および
    予防用剤。
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