JPH038897A - 水解性・吸収性シート状体およびその製造方法 - Google Patents

水解性・吸収性シート状体およびその製造方法

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JPH038897A JP22618889A JP22618889A JPH038897A JP H038897 A JPH038897 A JP H038897A JP 22618889 A JP22618889 A JP 22618889A JP 22618889 A JP22618889 A JP 22618889A JP H038897 A JPH038897 A JP H038897A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 1粟上夏利反分見 本発明は、吸収性ないし水解性のシー1−状体およびそ
の製造方法に関する。
丈來二艮生 繊維状カルボキシメチルセルロースまたはカルボキシエ
チルセルロースを基材として用い水解性シートとするこ
とは、特公昭40−968号公報、同42−2925号
公報、同43−1214号公報、同48−27605号
公報、特開昭60−139839号公報、同6〇−13
9899号公報、米国特許第3,431,166号明細
書等に報告されている。例えば特公昭48−27605
号公報では、エーテル化度0.1〜1.0のカルボキシ
メチルセルロース(CMC)等を含む抄紙原料を抄造し
て湿紙とし、フェル1〜上でこの湿紙にアルカリ金属化
合物を添加して水溶性化し、乾燥して水解性シートを得
ている。
しかしながら、このような従来のCMC系水解性シート
は、以下のような問題点があった。
■ 製造に際して、抄紙が因業である。
■ 得られたシートの強度が十分でなく、吸放湿性が大
きいため、加工しにくい。
■ 溶解性、特に冷水に対する溶解性が十分でない。
■ 製造工程の関係で少量のアルカリ分が水解性シート
中に残留することが避けられないため、水解性シートの
保存中、特に夏期高温・高温期の保存、輸送中などに変
色したり、粘着性を示す。
■ 保存により、水解性が劣化する。
そこで、強度の改善や抄紙工程を容易にするために、パ
ルプなどの製紙用繊維を配合することも行なわれている
が、溶解液中に不溶性繊維が混在することになるため、
使用目的によっては、このような水解性シートを使用す
ることができない、また、CMC系シートの水解性や保
存安定性の十分な改善効果は、パルプ等の製紙用原料の
配合によっても、得られない。
一方、ポリビニルアルコール系の水解性シートも知られ
ている。これは、ケン化度80〜95モル%のポリビニ
ルアルコールをシート状にしたものであるが、長期保存
などにより硬化し、冷水に対する速やかな溶解性が失な
われるという問題があった。また、その伸度により、包
装材料などとして用いた場合に作業性が悪く、生産効率
に悪影響を与えるという問題もある。
また、セルロースをベースにした誘導体であるナトリウ
ムカルボキシメチルセルロース(CMC−Na塩)が一
般に、水および生理食塩水などに対する高吸収能を有す
ることは知られており、CMC−Naを繊維構造的に架
橋した吸水性ポリマーも特公昭47−17965号公報
に報告されている。
この他にも膨潤性のカルボキシアルキルセルロースとし
ては、カルボキシエチルセルロース(CEC)が知られ
ているが、一般にはCMCが安価かつ優れた吸収特性を
有することから、生理用ナプキンの吸収体、使い捨てお
むつの吸収バット、病院用アンダーバット等として各種
吸収性物品に用いられている。
しかしながら、従来のCMCを用いる吸収体は、CMC
が粉末1粒状または短いファイバーであるため、他の不
織布や紙のシート上にCMCを散布し、それに抱き合わ
せて吸収性物品とする必要があった。従って、CMC自
体が如何に高い吸収倍率を持っていても、吸収能力の低
い他の不織布等と抱き合わせた状態では、全体的にみれ
ば吸収能がさほど大きなものではなくなってしまう。
このような問題を克服するために、不織布に多量のCM
Cを抱き合わせようとしても、粉末状等のCMCが不織
布からこぼれ落ちたり、分散の均一度合によって吸収能
が異なってしまうなど、多量のCMCを抱き合わせるこ
とは事実上できなかった。
さらに、短いファイバーを用いて抄紙してペーパー状と
した吸収体もあるが、抄紙が困難であり、引張強度、柔
軟性、風合い及び取扱い易さ等の点でも問題があった。
が  しよ゛と る 本発明は、抄紙性、引張強度等に優れ、しかも吸収能力
が高く、また、大多量の水に対しては冷水であっても速
やかに溶解ないしは分散するシート状体およびその製法
を提供するものである。
光1J1組収 本発明の水解性・吸収性シート状体は、カルボキシメチ
ルセルロース(CMC)またはカルボキシエチルセルロ
ース(CEC)基材中に、水不溶性ないし水難溶性無機
粉体が内添されていることを特徴とし、吸収性ないし水
解性を示す。
また1本発明のシート状体の製造方法は、水不溶性ない
し水運溶性状態のCMCまたはCECと、水不溶性ない
し水難溶性無機粉体とを混抄した後、アルカリ剤を添加
して上記CMCまたはCECシートを水溶性化し、吸収
性ないし水解性のシート状体とすることを特徴とする。
以下、本発明についてさらに詳細に説明する。
本発明において用いられるCMCまたはCECは、セル
ロースの水酸基の一部をカルボキシメチル基またはカル
ボキシエチル基で置換した構造をとるものであり、本発
明に適した置換度(以下、DSと略し、グルコース単位
当たりの置換度で示す)は、0.1−1.5の範囲であ
る。
DSが0.1未満の場合、得られたシート状体は十分な
吸収性および水解性を示さない、一方、DSが1.5を
超えても、高DS化のために製造コストが高くつく割に
は、性能が向上しない。
好ましくはDSが0.2〜1.0の範囲である。
本発明における水不溶性ないし水難溶性無機粉体として
は、非金R,v機物、金属、水下(Jli)溶性塩など
が用いられる。これらの具体例としては、酸化アルミニ
ウム、酸化チタン等の金属酸化物;炭化ケイ素、炭化ホ
ウ素等の炭化物;四窒化三ケイ素、窒化ホウ素などの窒
化合物;水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウムなど
の金属水酸化物;雲母、長石族、シリカ鉱物族、粘土鉱
物1合成ゼオライト、天然ゼオライト等の珪酸塩鉱物;
チタン酸カリウム、チタン酸バリウム等のチタン酸塩化
合物;炭酸カルシウム、炭Mバリウム、炭酸マグネシウ
ム、炭酸亜鉛等の炭酸塩化合物;硫酸バリウム、硫酸カ
ルシウム、硫酸ストロンチウム等の硫酸塩化合物;珪酸
亜鉛、珪酸マグネシウム、珪酸カルシウム、珪酸バリウ
ムなどの珪酸塩化合物;リン酸亜鉛などのリン酸塩化合
物等が挙げられ、単独で、あるいは2種以上併用して用
いられる。
上記無機粉体の中でも、特に好ましくはゼオライト、カ
オリン、タルり、炭酸カルシウムである。ゼオライトを
用いた場合は、衣料用等の洗剤などを分包するシート状
体として好適である。
ゼオライトとしては、無水物として下記一般式(1)で
表わされるものが好適である。
kMe(,7g)O−A 1,03 ・m、S i O
,・n P、○s ”’(■)(Me:アルカリ金属ま
たはアルカリ土類金属 に:0.01N10 12:Meの価数 m : 1.5〜150 n:O〜10) 上記一般式(1)中のMeはゼオライト結晶中のカチオ
ンであり、アルカリ金属およびアルカリ土類金属から選
ばれる金属である。特にNa。
K、Li、Ca、Mgが好ましい。
一般式(1)において、n≠Oの系は特にリン含有ゼオ
ライトを示す、リン含有ゼオライトに関しても、リンを
含有しないゼオライトと同じく、A、B、O,R,Wな
どの種々の結晶形のものが存在し、それぞれP−A型、
P−B型、p−o型、P−R型およびp−w型と呼ばれ
、本発明のゼオライトとして有用である。
さらに、ゼオライトとしては、一般式(1)でm=1.
5〜20のゼオライトが好ましく、特にA型、X型、Y
型、P−A型、P−B型、 P−R型およびP−W型ゼ
オライトが好ましい。
水不溶性ないし水難溶性無機粉体の粒径は、30μm以
下が好ましく、さらに好ましくは0.01〜10μ−の
範囲であ−る。粒径が大きすぎるとCMCまたはCEC
との分散性が十分でなく、また、粒径が小さすぎると無
機粉体の歩留りが十分でなく抄紙時のr水性が悪くなり
、いずれの場合も十分なシートを抄紙することができな
い。
無機粉体は、(a)無機粉体と(b) CM Cまたは
CEC基材との重量比が、好ましくは(a)/、(b)
=90/10〜5795、より好ましくは60/40〜
10/90、さらに好ましくは40/60〜15/85
となるように内添される。この比率が90/ 10を超
え無機粉体が多くなると、抄紙は困難になり、強度が弱
くシート状体として使用することとが難しくなる。
一方、上記の重量比が5795未満となると、無機粉体
の添加効果が十分に発揮されず、抄紙時にワイヤーとの
剥離が困難となり、また、得られるシート状体が若干固
くなる。
さらに、CMCまたはCEC中への無機粉体の内添に際
して、凝集剤を共存せしめることにより、抄紙性をより
いっそう向上させることができる。
凝集剤としては、ポリアクリルアマイド類、ポリアクリ
ル酸ソーダ、ポリエチレングリコール類等の高分子系凝
集剤、硫酸アルミニウム、塩化アルミニウム、塩化第2
鉄、硫酸第2鉄などの無機系凝集剤、カチオン変性デン
プン、酸化デンプン、ジアルデヒドデンプン等のデンプ
ン誘導体等の天然系凝集剤などが用いられる。
凝集剤が固型分に対して用いられる量は、凝集剤の種類
や抄紙条件により決定されるが、0.01〜10重量%
程度が好適である。
さらに、シート状体にパルプを添加することもできるの
、これによりシート状体に柔軟性が付与されるので、特
に生理用ナプキン等の吸収性シートとしての応用に好適
である。
本発明のシート状体は、例えば、水不溶性ないし水溶性
状態の繊維状CMCまたはCECと無機粉体、あるいは
更に凝集剤を均一に混合して抄紙原料とし、これを抄紙
してシート状の湿紙とし、次に必要に応じて湿紙を脱水
した後、湿紙を可溶化処理することにより製造される。
なお、製造方法自体は特に限定されず1例えば、無機粉
体を抄紙原料中に混合し、混抄してシート状に抄紙する
以外は、前述の特公昭48−27605の方法をそのま
ま適用することもできる。
水下(ml)溶性状態のCMCまたはCECとしては、
遊離酸の状態(7)CMC−H,CEC−Hlその他種
々の塩、例えばアルミニウム塩(CMC−Al、CEC
−AI)、バリウム塩(CMC−Ba、CEC−Ba)
 、亜鉛塩 (CMC−Zn、CEC−Zn)、スズ塩(CMC−S
n、CEC−3n) 、マンガン塩(CMC−Mn、C
EC−Mn)などを用いることができ、これらは単独で
、あるいは2種以上併用して用いられる。
CMC−H等の水不溶性状態の繊維状CMCまたはCE
Cと無機粉体、および必要に応じて凝集剤、あるいは必
要によりその他の添加剤を水中に分散させて抄紙原料と
する。
この抄紙原料(紙料)を長網抄紙機、円網抄紙機等の抄
紙機のワイヤパート(長網部1円網部)に供給して湿紙
を形成する。この湿紙は、ついで、プレスパート(圧搾
部)、ドライパート(乾燥部)に順次移送されて、脱水
、乾燥され、シート状体とされる。
但し、上記湿紙をそのままシート状体に成形したのでは
、得られたシート状体は十分な吸収性および水解性を示
さない。そこで、湿紙に適当な段階で、噴霧、塗工等に
よりアルカリ剤を添加するなどして、水溶性化する。
アルカリ剤としては、例えば、水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム等の水酸化物、炭酸ナトリウム、炭酸カリウ
ム等の炭酸塩、硼砂等の硼酸塩、第二燐酸ナトリウム等
のリン酸塩、珪酸ナトリウム等の珪酸塩、およびこれら
の混合物などが用いられる。これらのアルカリ剤は、湿
紙の損壊を防ぐために、メタノール、アセトン等の有機
溶媒を含む水溶液の形で添加されることが好ましいが、
添加方法、アルカリ剤の種類によっては、単に水溶液の
形で゛添加してもよい。
アルカリ剤の添加量は、湿紙がCMC−HまたはCEC
−Hを主体として構成されている場合には、湿紙中に含
有されているCMC−HまたはCEC−Hの中和当量以
上、好ましくは。
水解性シートの経時変化による劣化を考慮して中和当量
の1〜2倍量が適当である。また、CMC−A1等の金
属塩を主体として構成されている場合には、湿紙を乾燥
した後の紙のpHが8〜I2、好ましくは8〜10の範
囲になるように調節することが望ましい。アルカリ処理
の後乾燥することにより、湿紙がCMC−HまたはCE
C−Hを主体として構成されている場合はCMC−Hま
たはCEC−Hがアルカリ塩に変化し、CMC−Al等
の金属塩を主体として構成されている場合は、アルカリ
剤が表面および繊維間に付着して、高吸収性ないし水解
性を示すシート状体が得られる。
このようなシート状体は、水、生理食塩水、経血等に対
して優れた吸収性を示すので、この特性を利用して高吸
収性シートとして利用できる。また、シート状体は大多
量の水中では、水に溶解ないし分散するので、水解性シ
ートとして利用できる。
本発明のシート状体は、大きな吸液倍率(g/g)を有
し、水で、10〜100g/g程度が好適である。
吸液倍率とは、シート状体が水に溶解、分散することな
く、液体を保持できる量である。吸液倍率は、無機粉体
やアルカリ剤の使用量等を制御することにより調整でき
る。
また、このシート状体は、パルプ等の水不溶性繊維を共
存させなくとも抄紙が容易であり、得られるシートの強
度も改善されることから、水不溶性繊維を含まないシー
ト状体も実現できる。
さらに上記のシート状体は、酸性・アルカリ性物質の存
在においても水解性を長期的に保存できる。
よって本発明のシート状体は、高吸収性または水解性が
要求される幅広い分野に応用できる。
例えば、主として吸収性シートとして、吸水紙;紙おむ
つ、生理用ナプキン、使い捨ておむつ、包帯等の衛生用
品や医療用品;野菜等の鮮度保持材;保水材等の農林業
分野や土木業分野の液体保持が必要とされる用途に好適
に利用できる。
また、主として水解性シートとして、衣料用洗剤、漂白
剤、ポリアクリル酸ナトリウム等のアルカリ性物質を包
装して使用に供する個装包装体;肥料の個装包装体;殺
虫剤、殺菌剤、除草剤等の農薬の個装包装体;浴剤、パ
イプ洗浄剤等の個装包装体などに利用できる。
ユ1立夏米 本発明によれば、CMCまたはCECを基材とするシー
トに水不溶性ないし水難溶性無機粉体を内添することに
より、抄紙性を改善し、弓張強度に優れ、しかも、高吸
水能を有し、大多量の水によっては水解するシート状体
を得ることができる。
以下実施例を挙げて本発明をより具体的に説明するが、
これに先立って実施例で採用した評価方法を説明する。
(1)吸液倍率 約6 cm X 17cmの大きさに切断したシート状
体を秤量しくW、)、40メツシユのステンレス金網に
つつみ蒸留水中に投入してすばやく取出し、3分間空気
中に放置後秤量し、金網の重量を除去した吸収後の重量
(W工)と上記W0との差から、シート状体の吸液倍率
を求めた。
(2)水解性 シート状体を2×2c11に切り取り、10℃の水IQ
を入れた水槽内に投入し、静置状態で1分間放置後、軽
く撹拌することにより氷解または溶解するものを″水解
性良好”と評価した。
(3)不溶物の混在 上記(1)の評価時に、不溶物の有無を肉眼で判定した
(4)保存安定性 シート状体(10X Loam)を、35℃、相対湿度
85%の条件下に40日間放置した後、上記(3)の方
法により水解性を評価した。
(5)柔軟性 シート状体の柔軟性と肌ざわりについて官能試験を行な
い、以下の基準で評価した。
O;柔らかく、肌ざわりが良い Δ:柔らかいがやや肌ざわりが悪い 又は肌ざわりは良いがやや硬い ×:硬く、肌ざわりが悪い (6)引張強度 @25mmのシート状体の試験片を、つかみ幅1501
、引張速度300+++m/分で引き裂く時の破断強度
を引張強度の値とした。
(7)抄紙性 繊維状CMC−Hと無機粉体からなる混合抄紙原料を用
い、各条件下でシートマシンにより手抄きシートを作成
する際、抄紙ワイヤーから剥離してシート状物を得る時
の抄紙性の難易度を、下記の基準で評価した。
0;ワイヤーからの剥離が容易でシート化可能Δ;ワイ
ヤーからの剥離がやや困難だがシート化可能X;ワイヤ
ーからの剥離が困難でシート化率可能ヌJliJIL 繊維状CMC−H(エーテル化度D S =0.65、
ニチリン化学製)80重量部とゼオライト(A型、Na
ao・2 S i O,・A 120. ・4.5H,
O1平均粒径5μ、水沢化学層)20重量部とからなる
混合抄紙原料を1%スラリー溶液とし、十分に撹拌分散
させた後、さらにスリワンモータによる1 50rpm
の撹拌下に凝集剤として10重量%硫酸バンド水溶液を
対原料当り5重量%の量で添加して2分間撹拌した後、
0.1%アニオン系ポリアクリルアマイド溶液(ハイホ
ルダー、栗田工業製)を対原料当り0.02重量%添加
して3分間撹拌後、0.5%スラリー溶液に希釈し、シ
ートマシンにより手抄きシート(坪量約120g/rr
r)を作成した。
得られたシートを80℃の熱風でシート状物に乾燥させ
た後、3重量%の水酸化ナトリウムを含有する50%メ
チルアルコール溶液を含浸させた後、80℃で熱風乾燥
し、表−1の試料Nl11のシート状体を調製した。
以下、シート状体の製造条件を表−1のように変えて試
料NQ1〜18のシート状体を得た。
これらについて、特性を評価し、表−2に示した。
表中で示した無機粉体等の詳細は以下の通りである。
ゼオライト:A型、水沢化学層 カオリン:H■−リHITE、日成共益製り)Ltり:
 MgO−8i O,、水沢化学製重質炭酸Ca: ソフトン2200、白石カルシウム製 無定型シリカ: トクシールGU−N、徳山曹達製 合成ケイ酸塩: Z n O−8i 02 ・A 1203.水沢化学製
アニオン系ポリアクリルアマイド: ハイホルダー、栗田工業製 カチオン系ポリアクリルアマイド: メイロップ1430.明成化学製 (以下余白)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、カルボキシメチルセルロースまたはカルボキシエチ
    ルセルロース基材中に、水不溶性ないし水難溶性無機粉
    体を内添したことを特徴とする吸収性ないし水解性のシ
    ート状体。2、凝集剤の存在下で内添した請求項1記載
    のシート状体。 3、水不溶性ないし水難溶性状態のカルボキシメチルセ
    ルロースと、水不溶性ないし水難溶性無機粉体とを混抄
    した後、アルカリ剤を添加して上記カルボキシメチルセ
    ルロースまたはカルボキシエチルセルロースを水溶性化
    し、吸収性ないし水解性のシート状体とするシート状体
    の製造方法。
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