JP3243066B2 - 水分散性シートの製造方法 - Google Patents

水分散性シートの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は水分散性シートの製造方
法、更に詳しくは、水不溶繊維状カルボキシメチルセル
ロースを含む抄紙原料を特定の炭酸塩または炭酸水素塩
で処理することにより、抄造工程において抄紙機の抄き
網およびフエルトからの湿紙の剥離性を改良すると共
に、かつ1段の簡便な処理で水に容易に分散(水解)しう
るシートを製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】水不溶繊維状カルボキシメチルセルロー
ス(以下、CMC繊維と称す)を含む抄紙原料を用いて水
分散性シートを製造する方法について、古くから研究、
開発が進められ、数多くの方法が報告されている。たと
えば、CMC繊維単独またはCMC繊維と繊維状原料の
混合物をシート状に抄造した後、このシート(湿紙)に、
アルカリ金属化合物、アンモニア等のアルカリ性物質を
含有する親水性有機溶媒に浸漬するなどの処理を行い、
カルボキシメチルセルロースをアルカリ塩に中和して、
水分散性を付与する方法(特公昭40−968号公報、
特公昭43−1214号公報等参照)、あるいはCMC
繊維を含む抄紙原料を抄造して湿紙とし、フエルト上で
この湿紙にアルカリ金属化合物をスプレー等により添加
し、次いで乾燥する方法(特公昭48−27605号公
報等参照)が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の従来方法では次のような問題点があった。 1)第一段階でCMC繊維を含むシートを抄造し、次工
程でアルカリ処理を行うため製造工程が煩雑で長くな
る。又、有機溶剤が作業環境を悪化させる。 2)湿紙にアルカリ性物質を添加して1段で製造する場
合も、湿紙の強度が弱いためスプレー圧の調整が難し
い。又、抄造速度を上げにくいため生産効率が悪い。 3)CMC繊維は一般的にパルプなどの繊維状原料に比
べて繊維長が短く強度も弱い為、その配合割合が増加す
るにしたがって湿紙の強度が低下し抄紙機の抄き網等か
らの剥離が難しくなる。特に、CMC繊維100%で抄
造する場合、非常に困難で不可能に近い。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らは、
抄紙機の抄き網等からの剥離性を改良し、且つ後工程を
必要とせず1段にて水分散性シートを製造する方法を提
供するため鋭意研究を進めた結果、CMC繊維単独また
はCMC繊維と繊維状原料の混合物をシート状に抄造す
る際に、炭酸水素ナトリウムや他のアルカリ金属もしく
はアンモニウムの炭酸水素塩、あるいはアルカリ金属も
しくはアンモニウムの炭酸塩を含有する水溶液に分散さ
せて抄造すれば、抄紙機の抄き網等からの剥離性が改善
でき、且つ1段の製造工程にて水分散性シートが得られ
ることを見出した。さらに検討を進めたところ、使用す
るCMC繊維の種類(特にCMC繊維のカルボキシメチ
ル基中のエステル結合形成の割合)によっては、CMC
繊維の水溶化によって抄造困難となったり、あるいは製
造された水分散性シートの風合いが非常に硬くなり実用
上障害となる傾向にあることがわかった。
【0005】すなわち、本発明は、CMC繊維(好まし
くはカルボキシメチル基の2%以上がエステル結合を形
成したもの)単独またはCMC繊維(好ましくは上記と同
様のもの)と繊維状原料の混合物をシート状に抄造する
際に、アルカリ金属もしくはアンモニウムの炭酸塩およ
び炭酸水素塩の群から選ばれる少なくとも1種を含有す
る水溶液に分散させて抄造することを特徴とする水分散
性シートの製造方法を提供するものである。
【0006】本発明において抄紙原料として用いるCM
C繊維は、一般に市販されている水溶性カルボキシメチ
ルセルロースと異なり、カルボキシメチル基がナトリウ
ム等のアルカリ金属塩に部分的に中和されたもの、ある
いは全く中和されていないものであり、親水性であるが
水中で多少膨潤する程度の性質を持つ。またその置換度
(以下、DSと称す)は特に限定しないが、通常0.2〜
1.2の範囲にあるものが適当である。DS0.2未満
であると、水分散性が不十分となる傾向にあり、またD
Sが1.2を越えても、製造コストが高い割りには水分
散性は向上しない。なお、上記カルボキシメチル基のア
ルカリ金属による中和率は、DSによって異なるが、通
常90%以下に抑えることが適当である(中和率が90
%を越えると、DSの高いCMC繊維の場合、水溶性が
強まり抄造困難となる傾向にある)。
【0007】さらに該CMC繊維のエステル結合に関し
て、カルボキシメチルセルロースが持つカルボキシメチ
ル基は熱処理、酸触媒との共存下等でセルロース骨格内
の水酸基と脱水反応によりエステル結合を形成すること
が知られている。本発明におけるCMC繊維としては、
これらの既存の方法でエステル結合を形成させたもの
で、そのエステル結合形成の割合(以下、エステル化率
と称す)がカルボキシメチル基中の2%以上(実用的には
20%以下)に設定されたものが好ましい。エステル化
率2%未満だと、後述のアルカリ金属もしくはアンモニ
ウムの炭酸塩を使用する場合、CMC繊維の水溶性が強
まり抄造困難となる傾向にあり、一方、アルカリ金属も
しくはアンモニウムの炭酸水素塩を使用する場合、水分
散性シートの製造は可能だが、出来上がったシートの風
合いが硬くて実用上不向きとなる傾向にある。
【0008】なお、上記エステル化率の算出はエステル
基が水素化ホウ素ナトリウムにより還元されてアルコー
ルを生成する性質を利用し、次のように行った。 i)CMC繊維約1g(乾燥量)を1%水素化ホウ素ナトリ
ウム水溶液100mlにて24時間処理する。 ii)処理した試料を約2N硫酸にて室温で1時間処理し
た後、水洗して酸を完全に除去し、十分乾燥する。ブラ
ンクとして、水素化ホウ素ナトリウム未処理の試料も同
様に処理する。 iii)これらの試料を正確に秤量しビーカーに入れた後、
0.1N−水酸化ナトリウム50mlを加え、カルボキシ
メチル基の中和を行う。この時中和されるカルボキシメ
チル基にはエステル基が加水分解して生じるカルボキシ
メチル基も含まれる。 iv)逆滴定により、中和で消費された試料1g当たりの水
酸化ナトリウムのmol数を求め、ブランクとの差をエス
テル量とし次式によりエステル化率を算出する。 エステル化率(%)=(ブランク−還元試料)/ブランク×
100
【0009】また、上記CMC繊維に必要に応じて配合
される繊維状原料としては、特に限定されるものではな
く、通常の木材パルプ、製紙用クラフトパルプ、サルフ
ァイトパルプ、非木材パルプ、化繊用溶解パルプ、レー
ヨン繊維、合成繊維(ポリアミド、ポリエステルなど)、
無機質繊維(グラスファイバー、石綿など)等が使用でき
るが、特に環境問題などを考えると生分解性のある材料
が好ましい。この場合の配合比率(重量比)は、CMC繊
維1に対して繊維状原料4以下の範囲となるように選定
すればよい。繊維状原料の比率が上記範囲を越えると、
シートの水分散性が低下する傾向にある。
【0010】本発明において上記抄紙原料の処理に用い
る炭酸塩や炭酸水素塩(以下、処理剤と称す)としては、
Na,K,Li等のアルカリ金属もしくはアンモニウムの炭
酸塩および炭酸水素塩が挙げられ、これらの少なくとも
1種を使用する。
【0011】本発明に係る水分散性シートの製造方法
は、上述のCMC繊維単独またはCMC繊維と繊維状原
料の混合物を抄紙原料とし、かつ該抄紙原料を上記処理
剤を含有する水溶液に分散させて抄造することを特徴と
する(この場合、一般的な湿式抄紙法に準じる)以外は、
通常の方法および条件に従って実施することができる。
以下、方法手順について詳述する。
【0012】I)先ず、抄紙原料を適度に離解、叩解し
た後、処理剤と共に水中に分散、たとえば上記離解、叩
解した抄紙原料を水中に分散せしめてから処理剤を添加
して、完全紙料とする。あるいは、抄紙原料を離解、叩
解する際に、予め処理剤を添加しておいてもよい。これ
らの場合、処理剤の添加量は、抄紙原料中のCMC繊維
の比率並びに湿紙のろ水率、目的シートの秤量および水
分散性の程度に応じて適宜に変化させることができる
が、通常、水中での濃度(後記抄紙機のワイヤーパート
で抄造するときの濃度)が0.01〜3.0%(重量%、
以下同様)、好ましくは0.04〜2.0%となるよう
に選定すればよい。上記濃度が0.01%未満では、目
的シートの水分散性が不足し、また3.0%を越える
と、残存アルカリの影響でシートが変色したり、経時変
化でシート劣化が起る傾向にある。また、処理剤以外
に、必要に応じて他の添加剤(たとえば油脂類、炭化水
素類、界面活性剤、アルコール類、殺菌消毒剤、湿潤
剤、防腐剤、香料等)を適量加えてもよい。
【0013】II)次に、得られる完全紙料を適度に希
釈し、円網式、長網式等一般的な抄紙機にて抄造して、
抄き網上に湿紙を形成した後(ワイヤーパート)、湿紙を
プレスパートに移送し脱水せしめ、次いでドライパート
で乾燥することにより、目的とする水分散性シートを得
る。
【0014】かかる本発明方法において、当該処理剤に
よる作用効果の論理的解明は不十分ではあるが、次のよ
うに考えられる。たとえば炭酸水素ナトリウムを用いた場合 炭酸水素ナトリウム水溶液は65℃で二酸化炭素を放出
して炭酸ナトリウムに変化する性質を持つ。すなわち、
湿紙を形成するワイヤーパート、プレスパートまでは常
温であるため炭酸水素ナトリウムは変化せずCMC繊維
の中和はあまり進行しない。又、湿紙に含まれる炭酸水
素ナトリウムが何らかの作用を及ぼし、ワイヤーパー
ト、プレスパートでの剥離性を改善するため、エステル
化率が2%未満のCMC繊維を原料とした場合でも、湿
紙の移動が容易となる。そして、ドライパートになると
炭酸水素ナトリウムは105〜130℃に加熱され炭酸
ナトリウムに変化するためCMC繊維の中和がより進行
し水分散性となる。このように当該処理剤は中和剤兼剥
離性改善剤として機能する。
【0015】一方、CMC繊維のエステル化率に着目した場合 カルボキシメチルセルロースのエステル結合が繊維間で
形成されると架橋構造となる。このようなCMC繊維を
アルカリ金属もしくはアンモニウムの炭酸塩水溶液中で
抄造する場合、未中和のカルボキシメチル基のある程度
はアルカリ金属塩、アンモニウム塩に中和されるが、エ
ステル架橋の影響で水溶性が抑えられ抄造可能となる。
この抄造された湿紙がドライパートに移ると水分の蒸発
と共に湿紙に含まれる炭酸塩の濃度が高まる為アルカリ
性が強まり、エステルの加水分解が起こる。この結果生
成したカルボキシメチル基は炭酸塩により中和され、乾
燥シートの水分散性は良好となる。また、アルカリ金属
もしくはアンモニウムの炭酸水素塩水溶液中で抄造する
場合、未中和のカルボキシメチル基の中和反応は炭酸塩
ほど進行しないので抄造はより容易となる。この抄造さ
れた湿紙がドライパートに移ると、湿紙に水溶液として
含まれる炭酸水素塩が二酸化炭素を放出して炭酸塩に変
化する為、カルボキシメチル基の中和がより進行する。
さらに前記の説明通り、エステルの加水分解も起こるた
め乾燥シートの水分散性は良好となる。ワイヤーパー
ト、プレスパートでの剥離性が改善されるのは、使用す
る炭酸塩、炭酸水素塩と中和反応を起こしたCMC繊維
が多少膨潤するため繊維同士の接着力が上昇し、湿紙の
強度が増すことも原因の一つと考えられる。
【0016】
【実施例】次に実施例および比較例を挙げて、本発明を
より具体的に説明するが、本発明はこれらに限定される
ものではない。 実施例1 DS0.43のCMC繊維および木材パルプ(NBKP)
を700mlcsfに叩解し、水中に所定の配合割合で混合
分散する。次に、炭酸水素ナトリウムを所定濃度となる
ように添加して完全紙料を調整し、抄紙、乾燥を経て秤
量80gの水分散性紙を得た。水分散性の評価方法は以
下のように行う。 (水分散性評価方法)水分散性紙を幅20mm、長さ120
mmの短冊状に切断し、その紙片の片側を40mm水に浸け
5秒後に持ち上げた時、ちぎれたものを水分散性良好と
判定する。これらの結果を表1に示す。
【0017】
【表1】
【0018】実施例2および比較例1 DS0.50のCMC繊維およびNBKPを650mlcs
fに叩解し、実施例1と同様に水分散性紙を作る操作を
行う際の抄き網からの剥離性を検討する。同時に、炭酸
水素ナトリウム未添加の場合と比較する。これらの結果
を表2に示す。
【0019】
【表2】
【0020】実施例3 DS0.42、中和率0%、エステル化率6%のCMC
繊維、及びNBKPを680mlcsfに叩解し、水中に所
定の配合割合で混合分散する。次に、炭酸水素ナトリウ
ム及び炭酸ナトリウムを所定濃度となるように添加して
完全紙料を調整し、抄紙、乾燥を経て秤量60gの水分
散性を得た。水分散性の評価方法は以下のように行う。 (水分散性評価方法)水分散性紙を5cm×5cmに切断し、
1リットルの水を入れ500rpmで撹拌しているビーカ
ー内にその紙片を投入し、崩れるまでの時間を測定す
る。これらの結果を表3に示す。
【0021】
【表3】
【0022】実施例4 DS0.42、中和率70%、エステル化率6%のCM
C繊維、及びNBKPを680mlcsfに叩解し、実施例
3と同様に水分散性紙を作る。これらの結果を表4に示
す。
【0023】
【表4】
【0024】実施例5および比較例2 DS0.52、中和率60%でエステル化率を変えたC
MC繊維とNBKPを90:10の割合で混合し700m
lcsfに叩解した後、実施例3と同様に水分散性紙を作
る。この際、抄き網からの剥離性及び乾燥後の紙の風合
いも調べる。これらの結果を表5に示す。
【0025】
【表5】
【0026】
【発明の効果】以上の構成から成る本発明方法によれ
ば、煩雑な後工程を必要とせず容易に水分散性シートを
作ることができ、且つワイヤーパート、プレスパートで
の剥離性も改善できるため、CMC繊維を高比率で含有
するより水分散性の高いシートを効率よく製造すること
ができる。なお、得られる水分散性シートは、衛生用
紙、生理用ナプキンの吸収体、使い捨ておむつの吸収パ
ット、病院用アンダーパット、除菌雑巾、機密文書用
紙、ラベル原紙等を含む事務用紙、包装紙等の各種の分
野で利用することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D21H 11/00 - 27/42

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水不溶繊維状カルボキシメチルセルロー
    ス単独または水不溶繊維状カルボキシメチルセルロース
    と繊維状原料の混合物をシート状に抄造する際に、アル
    カリ金属もしくはアンモニウムの炭酸塩および炭酸水素
    塩の群から選ばれる少なくとも1種を含有する水溶液に
    分散させて抄造することを特徴とする水分散性シートの
    製造方法。
  2. 【請求項2】 水溶液におけるアルカリ金属もしくはア
    ンモニウムの炭酸塩および炭酸水素塩の群から選ばれる
    少なくとも1種の濃度が、0.01〜3.0重量%であ
    る請求項1に記載の製造方法。
  3. 【請求項3】 水不溶繊維状カルボキシメチルセルロー
    スが、カルボキシメチル基の2%以上がエステル結合を
    形成したものである請求項1または2に記載の製造方
    法。
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