JPH038869A - 導電性繊維束の連続めっき方法 - Google Patents

導電性繊維束の連続めっき方法

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JPH038869A
JPH038869A JP14360389A JP14360389A JPH038869A JP H038869 A JPH038869 A JP H038869A JP 14360389 A JP14360389 A JP 14360389A JP 14360389 A JP14360389 A JP 14360389A JP H038869 A JPH038869 A JP H038869A
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JP
Japan
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fiber bundle
conductive fiber
plating
gilding
plating solution
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Pending
Application number
JP14360389A
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English (en)
Inventor
Takeshi Matsuda
健 松田
Teruo Takada
輝雄 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Kasei Corp
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Kasei Corp filed Critical Mitsubishi Kasei Corp
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Publication of JPH038869A publication Critical patent/JPH038869A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、連続的に走行される導電性繊維束の電気めっ
き方法に関するものである。更に詳しくは、導電性繊維
束を直線的に搬送させながら、且つ、電解液を導電性繊
維束に散液させな/ がら電気めっきを施す方法に関するものである。
〈従来の技術〉 連続的に走行される導電性繊維束て金属を被覆する方法
に、導電性繊維束をめっき液中を連続的に通過させ、陰
極と陽極間に所定の電圧を印加してめっきを施す電気め
っき法が一般的である。そして、めっき液の中に導電性
繊維束を引き込む方法は、駆動ロールを用いてめっき液
中で導電性繊維束に張力をかけない方法(特公昭!コー
μ3770号公報)やガイドロールでめっき液中の導電
性繊維束を引き込む方法(特開昭よター226/りよ号
公報)がある。前者の方法においては、駆動ロールを使
用する箇所で張力が掛かり、糸が切断され易く、後者の
方法では、ロールでめっき液中に引き込む時張力が発生
し、これもまた導電性繊維束が切れ易い。
〈発明が解決しようとする課題〉 導電性繊維束を連続めっきする時に1 ロールを用いて
めっき槽の中に導電性繊維束を引き込もうとすると、導
電性繊維束に張力が掛かり易いため、駆動ロールを何ケ
所かに入れる必要がある。また駆動ロールを何回も使お
うとすると導電性繊維束が切れ易く、切れた導電性繊維
束がロールに巻き付き、連続で流れてくる導電性繊維束
を巻き込み、ダンゴ状になり後続の糸束を痛め易い。
〈課題を解決する為の手段〉 本発明は、上記実情て鑑みなされたものであり、その要
旨は、導電性繊維束に電気めっきを連続的に施す方法で
あって、導電性繊維束を通電ローラーに接触させつつ実
質的直線状に走行させ、該導電性繊維束の上部には、底
部に多数の散液開口部を設け、且つ、内部に陽極を設け
ためっき槽を配置し、そして、該めっき槽から落下して
導電性繊維束に散液されためっき液を該導電性繊維束の
下部にて回収した後、前記めっき槽に循環することを特
徴とする導電性繊維束の連続めっき方法に存する。
以下、本発明を添付の第1図に従って詳細に説明する。
第1図は本発明を実施す□るなめの一例の説明図である
先ず、本発明における導電性繊維束(1)としては、例
えば、金属繊維束、炭素繊維束等が挙げられるが、特に
、炭素繊維に対して本発明は好適に使用し得る。これら
は、通常!〜20μmの平均径を有しており、一般には
、 2,000〜/ 0.000本の集合によって一つ
の束を構成している。また、本発明において適用される
めっきは、通常の電気めっきに可能な全ての金属が対象
となシ得、具体的には、Cu、Ni、C01Pb1Sn
、Au、Agおよびそれらの合金が挙げられる。
本発明においては、導電性繊維束(1)の下に通電ロー
ラー(2)% (2’)・・・・・・を多数個配置し、
前記導電性繊維束と前記通電ローラーを接触させつつ、
実質的直線状に走行させる。また、導電性繊維束の上部
には、底部に散液開口部を設け、且つ、内部に陽極(3
)、(3′)・・・・・・を設けためっき槽(4)を多
数個配置し、該めっき槽(4)から落下して導電性繊維
束(1)にめっき液を散液する。めっき槽(4)の数は
、導電性繊維束の走行速度にもよるが、通常は3〜2Q
個配置される。そして、陽極(3)S (3’)・・・
・・・と通電ローラー(2)、(”)・・・・・・の間
には図示しない直流電源に各々接続されている。
導電性繊維束(1)と陽極(3)、(3′)・・・・・
・の下部先端間の距離(以後、極間距離と称す)が離れ
過ぎていると、めっき液抵抗が増大しめっき電圧が上昇
するので、短い方が好ましく、本発明においては10〜
弘Owが好ましい。また。
散液開口部は、これの面積が少なく液の落下が不連続で
あると、同様に、めっき電圧が上昇するので、液の流れ
を連続に保つのが好ましく、通常は、2〜μ圏φの穴を
7〜10tmピッチで多数個配置したり、/〜μ圏幅の
スリットにしたり工夫される。一方散液間口部は、通電
ローラーを避けて、通電ローラーの間に位置するように
設けられる。その理由は、通電ローラーの上に直接めっ
き液が注がれると、通電ローラーの上に直接めっきがな
され、導電性繊維束へのめっきが困難になるためである
本発明においては、通電ローラー(−!−2′)の間隔
は100.!oo圏、好ましくは200問程度が良い。
通電ローラーの間隔が長すぎると、導電性繊維束がたる
み易いためである。
散液されためっき液は、導電性繊維束の下部で受皿(5
)で回収し念後、めっき液回収タンク(6)に送られる
。め、つき液は前記めっき液回収タンクからポンプ(7
)によって抜き出され、フィルター(8)を経て、配管
(9)を通じ前記めっき槽(4)に送り返される。
導電性繊維束(1)は、通常、脱脂、水洗、酸洗、触媒
付与、水洗、活性化、水洗の前処理を行なった後、めっ
き処理されるが、これらの前処理は、従来公知の方法に
より実施することができる。
本発明においては、上記のように構成されためっき槽下
部からめっな液を供給し、導電性繊維束(1)を通電ロ
ーラー(2)% (2’)・・・川に接触させ、かつ、
実質的直線状に走行、きせる。導電性繊維束(1)は、
めっき槽下部の散液開口部からの、めっき液の落下の力
によって、広げられ、また、導電性繊維束内部までめっ
き液が浸透し、その結果、束を構成する一本毎について
、均一なめっきが可能となる。
めっきの施された導電性繊維束(1)は、次いで、通常
は、水洗、賦活処理、水洗、サイジングの後処理が行な
われた後、乾燥され、適宜の手段によって巻き取られる
が、本発明においては、それらの後処理も、従来公知の
方法に従って、実施し得る。
〈実施例〉 以下、本発明を、実施例によシ、更て具体的に説明する
導電性繊維束として炭素繊維束ユニオンカーバイド社製
”p−2夕”(繊維束aooo本、糸径10μm)にN
iを連続的に電気めっきし友。連続めっきの工程を以下
の表1に示す。
表1 連続めっきの工程 (注)温度の記載がないものは常温とする。
導電性繊維束(1)は巻き出しから巻き取りまで一貫し
て直線状で処理した。
前処理は表/に示す通り、先ず、導電性繊維束は脱脂、
水洗され、酸洗された。その後、触媒(S n −P 
d系触媒)を付与し、水洗、活性化で余分の触媒を除去
し、導電性繊維束とめっきの密着性の向上を計った。次
いで、水洗を行ない、めっきに供した。
導電性繊維束(1)は、第1図の左から右に搬送される
。導電性繊維束(1)はめっき槽下部の散液開口部から
のめっき液の落下の圧力程度で開轍され念。
通電ローラー(2)% (2’)・・・・・・・・・は
めつき檜の下部に配置し、散液開口部を避けて配置し、
めっき槽の中に配置した陽極(3)% (3’)・・・
・・・・・・の間に各々通電された。この時導電性繊維
束(1)は、通電ローラー(2)、(2′)・・・・・
・を介して通電され、導電性繊維束(1)  に電気め
っきを施した。
本発明の電気めっき条件を以下に示した。電流は陽極(
3)と陽極のすぐ下の通電ローラー(2、λ′)の間に
2A、陽極(3′)と陽極のすぐ下の通電ローラー(2
%”)の間に2A流した。導電性繊維束の走行速度は/
 Ocm 7分、めっき液滞留時間はμ分、極間距離ば
20rtan、通電ローラーの間の距離は200rrr
mとした。次いで後処理として、水洗、賦活処理、水洗
、サイジングを行なり之結果、糸切れの無いN1被覆炭
素繊維が得られた。
〈発明の効果〉 本発明によれば、駆動ロールやガイドロールを用いない
ことによって、導電性繊維束を直線状に搬送しながらめ
っきを施すことが出来るので、導電性繊維束には張力が
かからず、従って、糸の切断が殆どなかった。特に、高
弾性の導電性束は、糸が切れ易いので、本発明方法てよ
る電気めっきには効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の各工程の概略を示す。 導電性繊維束 通電ローラー 陽極 めっき槽 受皿 めっき液回収タンク ポンプ フィルター 配管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)導電性繊維束に電気めっきを連続的に施す方法で
    あって、導電性繊維束を通電ローラーに接触させつつ実
    質的直線状に走行させ、該導電性繊維束の上部には、底
    部に多数の散液開口部を設け、且つ、内部に陽極を設け
    ためっき槽を配置し、そして、該めっき槽から落下して
    導電性繊維束に散液されためっき液を該導電性繊維束の
    下部にて回収した後、前記めっき槽に循環することを特
    徴とする導電性繊維束の連続めっき方法。
JP14360389A 1989-06-06 1989-06-06 導電性繊維束の連続めっき方法 Pending JPH038869A (ja)

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JPH038869A true JPH038869A (ja) 1991-01-16

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007332580A (ja) * 2006-06-13 2007-12-27 Alinco Inc 間仕切りパネル
JP2010106354A (ja) * 2008-10-28 2010-05-13 Korea Inst Of Machinery & Materials 多成分同時蒸着による多機能性複合纎維、これを具備した複合材料及びその製造方法
CN110373894A (zh) * 2018-04-13 2019-10-25 中国科学院苏州纳米技术与纳米仿生研究所 高性能碳纳米管/金属复合导电纤维及其制备方法

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