JP2007332580A - 間仕切りパネル - Google Patents

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邦彰 澤近
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Abstract

【課題】複数枚のパネルを側面どうし突き合わせた状態に配置して仕切りや仮囲いを形成した後、中間のパネルを取り外す必要がある場合に、その中間パネルの取り外しがパ容易に行える間仕切りパネルを提供する。
【解決手段】第1パネル1と、第1パネル1内に上下方向伸縮可能に収納される第2パネル2と、第2パネル2を第1パネル1に対し所要の伸縮位置に固定するロック手段3とからなる間仕切りパネルPであって、ロック手段3は、第2パネル2の正面側両端部に夫々上下方向に配設した多数のロック孔4の一つに、第1パネル1の正面側両端部に夫々設けたロック部材5A,5Bを係入してロック状態にすることにより、第1パネル1に対し収縮する方向への第2パネル2の移動を阻止すると共に、伸張する方向への第2パネル2の移動を許すようになっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、展示場で各展示コーナーを仕切る間仕切り、デパートにおける模様替え工事等の部分改装工事現場での仕切りや仮囲いに使用される間仕切りパネルに関するもので、特に、上下方向に伸縮可能に接続される上下2枚のパネルからなる間仕切りパネルに関する。
従来の間仕切りパネルとして、特許文献1に記載されたものがある。この間仕切りパネルは、第1パネルと、第1パネル内に上下方向伸縮可能に収納される第2パネルと、第2パネルを第1パネルに対して所要の伸縮位置にロックするロック手段とからなるもので、ロック手段は、第2パネルの側端部に上下方向に配設した多数のロック孔の一つに、第1パネルの側端部に設けたロック部材を係入してロック状態とすることにより、第1パネルに対し収縮する方向への第2パネルの移動を阻止すると共に、伸張する方向への第2パネルの移動を阻止するようになっている。
特開2005−273402号公報
特許文献1に記載された間仕切りパネルによれば、ロック手段が第1パネル及び第2パネルの左右両側面がわに設けられていて、各側面がわからロック操作及びロック解除操作を行なうようになっていることから、所定の場所にその一端から他端へと複数枚のパネルを側面どうし突き合わせた状態に配設して仕切りや仮囲いを形成した後、その仕切りや仮囲いに例えば出入口等を設けるために中間のパネルを取り外す必要がある場合、その中間パネルの取り外しが困難であった。
本発明は、上記のように複数枚のパネルを側面どうし突き合わせた状態に配設して仕切りや仮囲いを形成した後、中間のパネルを取り外す必要がある場合にその中間のパネルの取り外しがパ容易に行えるようにした間仕切りパネルを提供することを目的とする。
上記課題を解決するための手段を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明は、第1パネル1と、第1パネル1内に上下方向伸縮可能に収納される第2パネル2と、第2パネル2を第1パネル1に対し所要の伸縮位置に固定するロック手段3とからなる間仕切りパネルPであって、ロック手段3は、第2パネル2の正面側両端部に夫々上下方向に配設した多数のロック孔4の一つに、第1パネル1の正面側両端部に夫々設けたロック部材5A,5Bを係入してロック状態にすることにより、第1パネル1に対し収縮する方向への第2パネル2の移動を阻止すると共に、伸張する方向への第2パネル2の移動を許すように構成されてなることを特徴とする。
請求項2は、請求項1に記載の間仕切りパネルにおいて、ロック手段3のロック部材5Aは、第1パネル1の正面側両端部に夫々一端部が固定された板バネ8と、第1パネル1の正面側両端部を夫々貫通してロック孔4の一つに対し斜め方向に係入するように板バネ8の遊端部に設けられた傾斜状係入片9と、常時は傾斜状係入片9がロック孔4から離脱したロック解除位置に付勢されている板バネ8をそのバネ付勢力に抗して傾斜状係入片9がロック孔4に係入したロック位置に押圧保持し且つそのロック位置での板バネ8の保持を解放してロック解除位置に戻す操作手段13とからなるもので、ロック位置において第2パネル2を第1パネル1に対し伸張する方向に移動させることにより、傾斜状係入片9が楔作用によってロック孔4から離脱する方向にスライドして板バネ8を変形させ、ロック解除状態となるようになっていることを特徴とする。
請求項3は、請求項1に記載の間仕切りパネルにおいて、ロック手段3のロック部材5Bは、第1パネル1の正面側両端部に夫々一端部が固定された板バネ8と、第1パネル1の正面側両端部を夫々貫通してロック孔4の一つに対し斜め方向に係入するように板バネ8の遊端部に固定された傾斜状係入片9と、常時は傾斜状係入片9がロック孔4に係入したロック位置に付勢されている板バネ8をそのバネ付勢力に抗して傾斜状係入片9がロック孔4から離脱したロック解除位置まで引き離し且つロック解除位置にある板バネ8をロック位置に戻す操作手段18とからなるもので、ロック位置において第2パネル2を第1パネル1に対し伸張する方向に移動させることにより、傾斜状係入片9が楔作用によってロック孔4から離脱する方向にスライドして板バネ8を変形させ、ロック解除状態となるようになっていることを特徴とする。
請求項4は、請求項1〜3の何れかに記載の間仕切りパネルにおいて、第1パネル1を下側に位置させ、第2パネル2を上側に位置させるようにしてなることを特徴とする。
上記解決手段による発明の効果を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明の間仕切りパネルPによれば、ロック手段3は、第2パネル2の正面側両端部に夫々上下方向に配設した多数のロック孔4の一つに、第1パネル1の正面側両端部に夫々設けたロック部材5A,5Bを係入してロック状態にすることにより、第1パネル1に対し収縮する方向への第2パネル2の移動を阻止すると共に、伸張する方向への第2パネル2の移動を許すように構成されているから、複数の間仕切りパネルPを、パネル側面どうし互いに突き合わせて仕切りを形成した後で、その仕切りに例えば出入口等を設けるために中間の一つのパネルPを取り外す必要がある時は、その取り外しが必要な間仕切りパネルPの正面側両端部に夫々設けてあるロック手段3をロック解除し、そのパネルPの第2パネル2を第1パネル1内に収納することにより、中間の一つの間仕切りパネルPのみを簡単容易に取り外すことができる。
請求項2に係る発明によれば、常時はロック部材5Aの傾斜状係入片9がロック孔4から離脱したロック解除位置にあるから、ロック位置に切り換えるには、操作手段13を操作して、板バネ8をロック位置に押圧して保持すればよいし、ロック解除するには、そのロック位置での板バネ8の保持を解放してロック解除位置に戻せばよいから、ロック位置とロック解除位置との切り換えを簡単に行うことができる。
請求項3に係る発明によれば、常時はロック部材5Bの傾斜状係入片9がロック孔4に係入したロック位置にあるから、ロック解除位置にするには、操作手段18を操作して板バネ8をロック解除位置まで引き離せばよいし、ロックするには、その操作手段18によってロック解除位置にある板バネ8をロック位置に戻せばよいから、ロック位置とロック解除位置との切り換えを簡単に行うことができる。
請求項4に係る発明によれば、第1パネル1を下側に位置させ、第2パネル2を上側に位置させた場合は、第1パネル1の長さ(高さ)を十分に長く設定できるから、この第1パネル1の上端がパネルPの上方部に位置する、つまり第1パネル1と第2パネル2との境界部がパネルPの上方位置に来るため、外観上体裁、見栄えが良くなる。
以下に本発明の好適実施形態を図面に基づいて説明すると、図1の(a) は本発明に係る間仕切りパネルPの正面図、(b) は側面図で、上側の第2パネル2が下側の第1パネル1に対し上方へ伸張した状態を仮想線で示している。図2の(a-1) は第1パネル1の正面図、(a-2) は側面図であり、(b-1) は第2パネル2の正面図、(b-2) は側面図である。また図3は図1のイ−イ線拡大断面図、図4の(a) は図2の(b-1) のロ−ロ線拡大断面図であり、(b) は(a) の矢印ハから見た正面図、(c) は(b) の右側面図である。また図5の(a)
は図1の(a) の矢印ニで示す部分の拡大図、(b) は(a) のホ−ホ線断面図、(c) は(a) のヘ−ヘ線断面図である。
間仕切りパネルPは、図3に示すように左右両端部が略コ字状に形成された第1パネル1と、この第1パネル1と同様に左右両端部が略コ字状に形成されて、第1パネル1内に上下方向伸縮可能に収納される第2パネル2と、第2パネル2を第1パネル1に対し所要の伸縮位置に固定するロック手段3とからなるもので、第1パネル1が下側に配置され、その上側に第2パネル2が配置される。ロック手段3は、図1及び図2に示すように、第2パネル2の正面側両端部に夫々上下方向に配設した多数のロック孔4(図4参照)の一つに、第1パネル1の正面側両端部に夫々設けたロック部材5Aを係入させることによって、第1パネル1に対し収縮する方向への第2パネル2の移動を阻止すると共に、第1パネル1に対し伸張する方向への第2パネル2の移動を許すように構成されている。
上記間仕切りパネルPの構造について詳細に説明すると、第1パネル1は、鋼板によって一体に形成されたもので、図2及び図3から分かるように、背板部1aと、この背板部1aの左右両端に夫々連設された左右側板部1b,1bと、両側板部1b,1bに夫々横断面略L字形のツナギ板部1c,1cを介して連設された正面側フランジ部1d,1dとから構成される。
第2パネル2も、第1パネル1と同じく鋼板によって一体に形成されたもので、図2〜図4から分かるように、背板部2aと、この背板部2aの左右両端に夫々連設された左右側板部2b,2bと、両側板部2b,2bに夫々横断面略L字形のツナギ板部2c,2cを介して連設された正面側フランジ部2d,2dとからなり、各正面側フランジ部2dにはその幅方向中央部に凸条部6がフランジ部2dの全長にわたって形成され、この凸条部6の突端面にはその全長にわたって、ロック手段3の一部を構成するロック孔4がの長手方向に一定ピッチで形成されている。
図5及び図6は、第2パネル2を第1パネル1に対し所要伸縮位置に固定するロック手段3の一例を示すもので、図5はロック手段3がロック位置にある状態を示し、図6はロック手段3がロック解除位置にある状態を示す。このロック手段3は、第2パネル2の凸条部6に形成した多数のロック孔4の一つに、第1パネル1に設けたロック部材5Aを係入させることによって、第1パネル1に対し収縮する方向への第2パネル2の移動を阻止すると共に、第1パネル1に対して伸張する方向への第2パネル2の移動を許すように構成されている。
このロック手段3のロック部材5Aは、第1パネル1の正面側左右各端部に位置する正面側フランジ部1dの上端部側に基板7をリベット23で取り付け、基板7の上端部に開口部7aを設け、この基板7の下端部に形成された突起部7bに板バネ8の一端部をネジ具24で固定し、この板バネ8の他端部には、基板7の開口部7aからロック孔4の一つに対し図5の(b) に示すように斜め方向に係入する傾斜状係入片9を突設し、また板バネ8の長手方向中央部に縦長長方形のグリップ係脱用開口部8aを貫設し、この開口部8aに臨む基板7の長手方向中央部にナット10を固着し、このナット10に螺合した螺軸11に、縦向きにした状態で開口部8aを通り抜け出来且つ開口部8aを通り抜けた後横向きにすることにより開口部8aを通り抜け出来なくなるような直方体に形成されたグリップ12を固着してなるものである。
上記板バネ8は、常時は、図6の(b) に示すように、基板7と略平行な姿勢にあって、傾斜状係入片9がロック孔4から離脱したロック解除位置にあり、この時グリップ12は図6の(a) に示すように板バネ8の開口部8a内に縦向き姿勢で嵌まり込んだ状態となっている。
しかして、図6の(a) ,(b) に示すようにグリップ12が板バネ8の開口部8a内で縦向き姿勢にある状態から板バネ8をそのバネ付勢力に抗して基板7に接近するように押圧しながらグリップ12を開口部8aの外に突出させた状態で、このグリップ12を90度回転させて横向きとすることにより、傾斜状係入片9がロック孔4に係入したロック位置に板バネ8を保持して、第1パネル1に対し収縮する方向(下向き方向)への第2パネル2の移動を阻止することができる。また、このロック位置で横向きにあるグリップ15を90度回転させて縦向きにすると、グリップ12が板バネ8の開口部8aを通り抜けて、板バネ8がそのバネ付勢力によりロック解除位置に戻るようになっている。また、このロック位置において、第2パネル2を第1パネル1に対し伸張する方向(上向き方向)に移動させると、ロック孔4に対し斜め方向に係入している傾斜状係入片9がその楔作用でロック孔4から離脱する方向にスライドして、板バネ8の遊端部側を基板7から離間して反り返るように変形させ、それによりロック解除状態となるようになっている。
上記ロック部材5Aにおいて、基板7に固着されたナット10、このナット10に螺合した螺軸11、この螺軸11に固着したグリップ12及び板バネ8に設けた開口部8aは、ロック解除位置に付勢されている板バネ8をバネ付勢力に抗してロック位置に押圧保持し且つそのロック位置での板バネ8の保持を解放してロック解除位置に戻すようにするための操作手段13を構成する。
上記のような構成のロック部材5Aを備えたロック手段3によれば、常時はロック部材5Aの傾斜状係入片9がロック孔4から離脱したロック解除位置にあるから、ロック位置に切り換えるには、板バネ8を基板7側に押圧して、縦向きのグリップ15を開口部8aの外に出した後、90度回転させて横向きにすればよく、またこのロック位置からロック解除位置に切り換えるには、横向きにあるグリップ15を縦向きにするだけでよく、従ってロック位置からロック解除位置へ、またロック解除位置からロック位置への切換操作をワンタッチで簡単に行うことができる。
図7はロック手段3の他の例を示すもので、(a) は図5の(b) と同様な断面図で、ロック位置にある状態を示し、(b) は図6の(b) と同様な断面図で、ロック解除位置にある状態を示す。この図7に示すロック手段3も、図5及び図6に示すロック手段3と同様に、第2パネル2の凸条部6に形成した多数のロック孔4の一つに、第1パネル1に設けたロック部材5Bを係入させることによって、第1パネル1に対し収縮する方向への第2パネル2の移動を阻止すると共に、第1パネル1に対して伸張する方向への第2パネル2の移動を許すように構成されたものであるが、ロック部材5Bが、図5及び図6に示すロック手段3のロック部材5Aと多少異なっている。
このロック手段3のロック部材5Bは、第1パネル1の正面側フランジ部1dにリベット23で取り付けた基板7の上端部に開口部7aを設け、この基板7の下端部側には遊端部側が基板7に近接するように形成された板バネ8の一端部を固定し、この板バネ8の遊端部には、基板7の開口部7aからロック孔4の一つに対して図7の(a) に示すように斜め方向に係入する傾斜状係入片9を突設し、また板バネ8の長手方向中央部には透孔14を設けると共にその裏側にナット15を同心状に固着し、このナット15に板バネ8の表側から操作用ボルト16を螺入してなるもので、ボルト16の回転操作によって、常時は傾斜状係入片9がロック孔4に係入したロック位置(図7の(a) 参照)に付勢されている板バネ8を、そのバネ付勢力に抗して傾斜状係入片9がロック孔4から離脱したロック解除位置(図7の(b) 参照)まで引き離し且つこのロック解除位置にある板バネ8をロック位置に戻すようにしている。
図7の(a) に示すように傾斜状係入片9がロック孔4に係入したロック位置では、操作用ボルト16はナット15から突出しない程度に螺合されており、しかしてこのロック位置からボルト16をドライバーでねじ込み方向に回転させてナット15から突出させてゆくと、それに伴いボルト16の先端が基板7に当接したまま、板バネ8の遊端部側が付勢力に抗して基板7側から引き離されて傾斜状係入片9がロック孔4から漸次離脱し、図7の(b) に示すようなロック解除位置となる。また、ロック解除位置からボルト16を緩み方向に回転させてゆくと、板バネ8の遊端部側が付勢力によって基板7に接近し、同図の(a) に示すように傾斜状係入片9がロック孔4に係入したロック位置となり、それにより第1パネル1に対し収縮する方向(下向き方向)への第2パネル2の移動を阻止することができる。また、このロック位置において、第2パネル2を第1パネル1に対し伸張する方向(上向き方向)に移動させると、ロック孔4に対し斜め方向に係入している傾斜状係入片9がその楔作用によりロック孔4から離脱する方向にスライドして、板バネ8の遊端部側が基板7から離間すように変形し、それによりロック解除状態となる。
上記ロック部材5Bにおいて、基板7の中央部に設けた透孔14、この透孔14の裏側に取り付けたナット15、及びこのナット15に螺合したボルト16は、常時は傾斜状係入片9がロック孔4に係入したロック位置に付勢されている板バネ8をそのバネ付勢力に抗して傾斜状係入片9がロック孔4から離脱したロック解除位置まで引き離し且つロック解除位置にある板バネ8をロック位置に戻す操作手段18を構成する。このような構成のロック部材5Bを有するロック手段3によれば、ボルト16をドライバー等で回転操作するだけで、ロック位置からロック解除位置へ、またロック解除位置からロック位置への切換操作を簡単容易に行うことができる。また、操作手段18及びロック部材5Bは、第1パネル1の左右各側端部に形成された凹溝6に収納可能となり、外側方へ不都合に突出することがない。
以上説明したように構成される間仕切りパネルPの設置方法を図8及び他の図面を適宜に参照しながら説明する。設置にあたって、各間仕切りパネルPは、第1パネル1内に第2パネル2を収納して図1の(a) ,(b) に実線で示す状態(第2パネル2の上端部が若干突出する状態)にすると共に、ロック手段3をロック状態にしておく。このロック手段3をロック状態にするには、図5及び図6に示すロック手段3では、操作手段13によりロック部材5Aの傾斜状係入片9をロック孔4に係入させて図5の(b) に示す状態とし、図7に示すロック手段3では、操作手段18によりロック部材5Bの傾斜状係入片9をロック孔4に係入させて図7の(a) に示す状態とする。
しかして、詳しい図示は省略するが、夫々チャンネル材からなる上下部ランナー19,20を天井S及び床Fのパネル設置位置に釘止めや粘着テープによって取り付け、そして第2パネル2を収納した第1パネル1の下端部を下部ランナー20に嵌め込み、この第1パネル1を保持した状態で、第2パネル2を持ち上げて伸張させ、この第2パネル2の上端部2aを上部ランナー19に嵌め込めばよい。
この間仕切りパネルPの設置に際し、ロック手段3を上記のように予めロック状態にしておけば、第1パネル1の下端部を下部ランナー20に嵌め込んだ後、第2パネル2を持ち上げて、その上端部2aを上部ランナー19に嵌め込むだけの簡単な作業で、1つの間仕切りパネルPを設置することができる。これは、第1パネル1側のロック部材5A,5Bを係入してロック手段3をロック状態にすることにより、第1パネル1に対し収縮する方向への第2パネル2の移動が阻止されると共に、第1パネル1に対し伸張する方向への第2パネル2の移動が自在となるからである。尚、パネルPの設置途上でロック手段3のロック部材5A,5Bを適宜にロック解除操作してもよいわけである。
図8は上記のような方法で所定の場所にその一端から他端へと複数の間仕切りパネルPを上下部ランナー19,20に沿ってパネルPの側面どうし互いに突き合わせて仕切りを設置した状態を示す。しかして、このように複数枚の間仕切りパネルPを側面どうし突き合わせた状態で仕切りを形成した後で、その仕切りに例えば出入口を設けるために中間の一つのパネルPを取り外す必要がある時は、その取り外しが必要な間仕切りパネルPの正面側両端部に夫々設けてあるロック手段3をロック解除し、そのパネルPの第2パネル2を第1パネル1内に収納した後、第1パネル1を持ち上げることによって、中間の一つの間仕切りパネルPのみを簡単容易に取り外すことができる。
以上説明した実施形態の間仕切りパネルPは、第1パネル1を下側に位置させ、第2パネル2を上側に位置させるようにしたが、第1パネル1を上側、第2パネル2を下側に夫々位置させるように倒置して使用してもよい。しかしながら、この実施形態のように、第1パネル1を下側に位置させ、第2パネル2を上側に位置させるようにすれば、第1パネル1がその長さ(高さ)を十分に長く設定できるから、間仕切りパネルPとして設置した場合に第1パネル1の上端がパネルPの上方部に位置する、つまり第1パネル1と第2パネル2との境界部がパネルPの上方位置に来るため、外観上体裁、見栄えが良い。
(a) は本発明に係る間仕切りパネルPの正面図、(b) は側面図で、上側の第2パネル2が下側の第1パネル1に対し上方へ伸張した状態を仮想線で示す。 (a-1) は第1パネル1の正面図、(a-2) は側面図であり、(b-1) は第2パネル2の正面図、(b-2) は側面図である。 図1のイ−イ線拡大断面図である。 (a) は図2の(b-1) のロ−ロ線拡大断面図であり、(b) は(a) の矢印ハから見た正面図、(c) は(b) の右側面図である。 (a) は図1の(a) の矢印ニで示す部分の拡大正面図、(b) は(a) のホ−ホ線断面図、(c) は(a) のヘ−ヘ線断面図で、ロック手段3がロック位置にある状態を示す。 ロック手段3がロック解除位置にある状態を示すもので、(a) は図5の(a)と同様な正面図、(b) は図5の(b) と同様な断面図である。 ロック手段3の他の例を示すもので、(a) は図5の(b) と同様な断面図で、ロック位置にある状態を示し、(b) は図6の(b) と同様な断面図で、ロック解除位置にある状態を示す(a) と同様な断面図である。 複数の間仕切りパネルPを側面どうし互いに突き合わせて仕切りを設置した状態を示す正面図である。
符号の説明
1 第1パネル
2 第2パネル
3 ロック手段
4 ロック孔
5A ロック部材
5B ロック部材
8 板バネ
9 傾斜状係入片

Claims (4)

  1. 第1パネルと、第1パネル内に上下方向伸縮可能に収納される第2パネルと、第2パネルを第1パネルに対し所要の伸縮位置に固定するロック手段とからなる間仕切りパネルであって、ロック手段は、第2パネルの正面側両端部に夫々上下方向に配設した多数のロック孔の一つに、第1パネルの正面側両端部に夫々設けたロック部材を係入してロック状態にすることにより、第1パネルに対し収縮する方向への第2パネルの移動を阻止すると共に、伸張する方向への第2パネルの移動を許すように構成されてなることを特徴とする間仕切りパネル。
  2. ロック手段のロック部材は、第1パネルの正面側両端部に夫々一端部が固定された板バネと、第1パネルの正面側両端部を夫々貫通してロック孔の一つに対し斜め方向に係入するように板バネの遊端部に設けられた傾斜状係入片と、常時は傾斜状係入片がロック孔から離脱したロック解除位置に付勢されている板バネをそのバネ付勢力に抗して傾斜状係入片がロック孔に係入したロック位置に押圧保持し且つそのロック位置での板バネの保持を解放してロック解除位置に戻す操作手段とからなるもので、ロック位置において第2パネルを第1パネルに対し伸張する方向に移動させることにより、傾斜状係入片が楔作用によってロック孔から離脱する方向にスライドして板バネを変形させ、ロック解除状態となるようになっている請求項1に記載の間仕切りパネル。
  3. ロック手段のロック部材は、第1パネルの正面側両端部に夫々一端部が固定された板バネと、第1パネルの正面側両端部を夫々貫通してロック孔の一つに対し斜め方向に係入するように板バネの遊端部に固定された傾斜状係入片と、常時は傾斜状係入片がロック孔に係入したロック位置に付勢されている板バネをそのバネ付勢力に抗して傾斜状係入片がロック孔から離脱したロック解除位置まで引き離し且つロック解除位置にある板バネをロック位置に戻す操作手段とからなるもので、ロック位置において第2パネルを第1パネルに対し伸張する方向に移動させることにより、傾斜状係入片が楔作用によってロック孔から離脱する方向にスライドして板バネを変形させ、ロック解除状態となるようになっている請求項1に記載の間仕切りパネル。
  4. 第1パネルを下側に位置させ、第2パネルを上側に位置させるようにしてなる請求項1〜3の何れかに記載の間仕切りパネル。
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