JPH038862Y2 - - Google Patents

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JPH038862Y2
JPH038862Y2 JP1985147711U JP14771185U JPH038862Y2 JP H038862 Y2 JPH038862 Y2 JP H038862Y2 JP 1985147711 U JP1985147711 U JP 1985147711U JP 14771185 U JP14771185 U JP 14771185U JP H038862 Y2 JPH038862 Y2 JP H038862Y2
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JP
Japan
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tube
pipe
cavity
circumferential part
assembly
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JP1985147711U
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JPS6255789U (ja
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  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ガス管等の管の接続部に使用する管
継手用チユーブに関する。
〔従来の技術〕
従来、ガス管等の接続部分のシールは、ガス管
とセンブルとの間隙に麻肌とアスベストヤーンを
充填して行つていたが、作業員の健康上或は作業
能率等に種々の問題点があつた。そこで、本件出
願人は管の接続部に密封用チユーブを使用する方
法を開発した。この方法は特公昭59−11062号公
報に示されるもので、第5図の如く、ガス管1
1,11の接続部に密封用チユーブ20を嵌合
し、該密封用チユーブ220の両側部4,4をO
リング21或は接着性のあるアルミテープ等を巻
き付けた上にバンド14を巻回し、バンド14を
締付金具15で締付けてシールするものである。
そして、密封用チユーブ20の外側には、セン
ブル16を嵌合し、センブル16の縮径した端部
はガス管11に直接溶接18aし、他方の端部
は、リング15をガス管11に溶接し18bし、
そのリング17にセンブル16の端部を溶接18
cするものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記第5図に示されるようなものは、それ以前
に用いられたものの問題点の多くを解決し有効な
ものであつた。
しかしながら、前期のものは密封用チユーブ2
0のシールを、その両側部4,4を締付けて行な
つているので、バンド14やOリング21等の取
付け方が悪いと透き間或は締付不充分な部分がで
きてガス等の漏洩の原因となつた。すなわち、密
封用チユーブ20のの両側部4,4にバンド14
を巻回し、締付金具15で締付けると、密封用チ
ユーブ20が耐熱ゴム等の摩擦係数の大きなもの
であるため、バンド14に引つ張られて締付金具
15の部分に引き寄せられるようになり、その結
果、密封用チユーブ20は締付金具15の部分で
だぶ付き気味となる。加えて、締付金具15の部
分はバンド14を押圧する力が弱いので、ガス管
11と密封用チユーブ20との間に透き間が発生
し、或は、締付け不充分な部分となる。このよう
な問題点を防ぐため第5図に示されるものは、密
封用チユーブ20の外側にOリング21等を嵌合
し、その外側にバンド14を巻回しているが、前
前記問題点を完全に防止することは困難である。
また、ガス管11の内圧が高くなると密封用チ
ユーブ20全体が膨張し、両側部4,4は外側に
向かつて傾斜面状に変形し、バンド14やOリン
グ21を密封用チユーブ20の外側に押し出すよ
うに作用し、バンド14やOリング21の脱落の
原因となつた。
さらに、Oリング17を使用するとその分だけ
バンド14が大径となるため、接続するガス管1
1,11の芯がずれている場合等には、締付金具
15の位置によつてはセンブル16の挿入に支障
となつた。
そして、ガス管11,11にセンブル16やリ
ング15を溶接18a,18b,18cするた
め、その熱により密封用チユーブ20が変質する
虞れがある。
本考案は、前記事項に鑑みなされたものであ
り、密封性能がよく安全性が高く、かつ、取付も
簡単でバンドが脱落することなく、さらに、熱に
より変質する虞れのない管継手用チユーブとする
ことを技術的課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は耐熱ゴムを断熱材を介して積層して形
成した材料であつて、柔軟性を有し、かつ、気密
性を有する材料で環状の胴部2を形成し、該胴部
2は両側部4,4を残して内周部7と外周部8と
に分けられ、該内周部7と外周部8との間に環状
の空所3を設け、該空所3には流体注入口6を設
けて、空所3に圧力を有する流体を注入し密封で
きるように形成し、そして、前記両側部4,4の
外側部に、外方に突出する凸部5,5を設け、胴
部2の内周部7を内側に膨張できるようにして管
継手用チユーブとした。
〔作用〕
本考案の管継手用チユーブ1は第3図、第4図
に示されるように、ガス管11,11等の管の接
続部に被嵌して胴部2の両側部4,4をバンド1
4で締付け、その外側にセンブル16を嵌合し、
センブル16の縮径した端部をガス管11等の管
に溶接18aし、又は、溶接18aしない状態で
空所3に流体を圧入し、流体注入口6を閉鎖し、
そして、センブル16の他端にはリング17を介
挿し、それぞれ溶着18a,18b,18cして
使用するものであるが、空所3に流体が圧入され
ているので、胴部2は内外に膨張し、内周部7は
ガス管11,11等の管の継目の間隙13内まで
膨出し、管の外周及び管端角部12に圧接してシ
ールするとともに、内周部7が管に押し付けられ
ていて胴部2全体が大きく外方に膨張することが
なく、さらに、両側部4,4の外側に外方に突出
する凸部5,5が設けてあるので、バンド14,
14が前記両側部4,4から押出され脱落するこ
とがない。
また、第4図に示されるようにガス管11,1
1等の管の芯がずれている場合でも、間隙13内
に内周部7が膨出し、管の外周及び管端角部12
に圧接する。
そして、管継手用チユーブ1は、それ自身が耐
熱性を備えているとともに、胴部2の両側部4,
4に空所3がなく、かつ、凸部5,5が設けてあ
るので、両側部4,4は肉厚となり、センブル1
6の溶接時に発生した熱の伝導を遅くして管継手
用チユーブ1の変質を防止するとともに、熱に対
する効力も十分に備えるものである。
〔実施例〕
第1図乃至第4図は本考案の一実施例を示すも
のであり、胴部2は耐熱ゴムを断熱材を介し積層
した材料で形成されており、この材料は柔軟性を
有し、かつ、気密性を有するものである。そし
て、胴部2は両側部4,4を残して肉薄の内周部
7と肉厚の外周部8とに分けられ、内周部7と外
周部8との間に環状の空所3げ設けられている。
また、該空所3には流体注入口6が設けられると
ともに、該流体注入口6は適宜の手段で閉鎖でき
るようになつており、空所3に圧力を有する流体
を注入し密封できるようにしている。そして、前
記両側部4,4の外側部には外方に突出する凸部
5,5が設けられていて、ストツパーの役目をし
てバンド14の脱落を防止している。
本考案の管継手用チユーブ1は、ガス管11,
11に間隙13を設けて接続した部分に被嵌して
胴部2の両側部4,4にバンド14を巻回し、締
付け金具15で締付け、その外側にセンブル16
を嵌合し、センブル16の縮径した端部をガス管
11に溶接18aし、又は、溶接18aしない状
態で空所3に窒素・空気・液体・その他の流体を
圧入して流体注入口6を閉鎖し、そして、センブ
ル16の他端にはリング17を介挿してそれぞれ
溶接18a,18b,18cして使用するもので
ある。
なお、この実施例では、管継手用チユーブ1の
空所3内に流体を圧入すると外周部8は膨張して
センブル16の内面に接し、外周部8がそれ以上
膨張するのを押さえられているが、予め管継手用
チユーブ1の外側等にアルミテープその他の補強
材を巻き付けておき、外周部8の膨張を押さえる
ようにすることもできる。
〔考案の効果〕
本考案の管継手用チユーブはガス管11,11
等の管の接続部に被嵌し、バンド14,14で締
付け、その外側にセンブル16を外嵌固定し、空
所3内に圧力流体を封入すると、胴部2の内周部
7は、管の継目の間隙13内まで膨出し、管の外
周及び管端角部12に圧接してシールするので、
バンド14による締付部分におけるシールが不充
分であつても管内のガスが外部に漏洩するのを防
止できる。
また、空所3内の圧力流体が胴部2の内周部7
を管11に押付けているので、空所3内の圧力、
及び、管内の圧力により胴部2の外周部8が外方
に膨張しても、両側部4,4は、前記内周部7に
より管11側に引き付けられていて、大きく傾斜
面状に膨出せず、さらに、両側部の外側部に凸部
5,5が設けてあるので、バンド14,14が両
側部4,4から押し出され脱落するのを防止でき
る。
そして、管継手用チユーブ1は、それ自身が耐
熱性を備えているとともに、両側部4,4に空所
3がなく、かつ、凸部5,5が設けてあるので、
両側部4,4は肉厚となり、センブル16の溶接
時に発生した熱の伝導を遅くして管継手用チユー
ブ1の変質を防止するとともに、チユーブ自体が
耐熱性を有しているので、溶接等熱に十分耐える
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図はその斜視図、第3図はそれを管に装着した状
態を示す一部破断した図、第4図は第3図と同様
の図で接続した管の芯がずれているものを示す
図、第5図は従来例を示す一部破断した図であ
る。 1……管継手用チユーブ、2……胴部、3……
空所、4……両側部、5…凸部、6……流体注入
口、7……内周部、8……外周部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 耐熱ゴムを断熱材を介して積層して形成した材
    料であつて、柔軟性を有し、かつ、気密性を有す
    る材料で環状の胴部2を形成し、該胴部2は両側
    部4,4を残して内周部7と外周部8とに分けら
    れ、該内周部7と外周部8との間に環状の空所3
    を設け、該空所3には流体注入口6を設けて、空
    所3に圧力を有する流体を注入し密封できるよう
    に形成し、そして、前記両側部4,4の外側部
    に、外方に突出する凸部5,5を設けた管継手用
    チユーブ。
JP1985147711U 1985-09-27 1985-09-27 Expired JPH038862Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4936167A (ja) * 1972-08-07 1974-04-03

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4946316U (ja) * 1972-07-24 1974-04-23

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JPS4936167A (ja) * 1972-08-07 1974-04-03

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