JPS645191Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS645191Y2 JPS645191Y2 JP10776181U JP10776181U JPS645191Y2 JP S645191 Y2 JPS645191 Y2 JP S645191Y2 JP 10776181 U JP10776181 U JP 10776181U JP 10776181 U JP10776181 U JP 10776181U JP S645191 Y2 JPS645191 Y2 JP S645191Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- joint
- butt
- end cover
- tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004078 cryogenic material Substances 0.000 claims description 10
- 239000000126 substance Substances 0.000 claims description 5
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 7
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 4
- 230000008646 thermal stress Effects 0.000 description 4
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
- UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N Hydrogen Chemical compound [H][H] UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000005219 brazing Methods 0.000 description 1
- 239000001307 helium Substances 0.000 description 1
- 229910052734 helium Inorganic materials 0.000 description 1
- SWQJXJOGLNCZEY-UHFFFAOYSA-N helium atom Chemical compound [He] SWQJXJOGLNCZEY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000001257 hydrogen Substances 0.000 description 1
- 229910052739 hydrogen Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000035882 stress Effects 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Thermal Insulation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、液体ヘリウム、液体水素等の極低温
物質移送用の真空断熱配管継手に係り、特に、極
低温物質移送時の内管の破損防止および内管への
外部からの熱侵入を抑制するに好適な真空断熱配
管継手の改良に関するものである。
物質移送用の真空断熱配管継手に係り、特に、極
低温物質移送時の内管の破損防止および内管への
外部からの熱侵入を抑制するに好適な真空断熱配
管継手の改良に関するものである。
従来の真空断熱配管継手例を第１図により説明
する。第１図で、１は外管、２は内管、３は継管
で、外管１内に内管２、継管３は同心状に、か
つ、外管１と継管３、内管２と継管３は連結用の
端部カバー５、他の端部カバー４ａとおのおの溶
着され配設される。このように構成された真空断
熱配管同士は、次のように継合される。まず、渡
し管６を真空断熱配管の外管１に挿入させ、内管
２同士を突合せ継合する。その後、外管１に渡し
管６を跨設し、外管１外面と渡し管６両縁部とを
溶着する。なお、７は、外管１および渡し管６に
おのおの設けられた封じ切弁である。このような
継手により継合された真空断熱配管では、極低温
物質を流す前に、外管１、内管２、継管３、端部
カバー５、他の端部カバー４ａおよび渡し管６で
形成された空間８ａ，８ｂは、断熱のために封じ
切弁７により真空排気され真空を保持される。そ
の後、内管２内を極低温物質が移送される訳であ
るが、しかし、極低温物質移送開始時等非定常時
および極低温物質移送中の定常時に、特に、内管
２外面と他の端部カバー４ａの溶着部９ａでは過
大な熱応力が発生し、内管２を破損することもあ
り、また継管３、端部カバー５、他の端部カバー
４ａを伝導して外部から内管２に熱侵入し断熱性
能が低下するといつた欠点があつた。
する。第１図で、１は外管、２は内管、３は継管
で、外管１内に内管２、継管３は同心状に、か
つ、外管１と継管３、内管２と継管３は連結用の
端部カバー５、他の端部カバー４ａとおのおの溶
着され配設される。このように構成された真空断
熱配管同士は、次のように継合される。まず、渡
し管６を真空断熱配管の外管１に挿入させ、内管
２同士を突合せ継合する。その後、外管１に渡し
管６を跨設し、外管１外面と渡し管６両縁部とを
溶着する。なお、７は、外管１および渡し管６に
おのおの設けられた封じ切弁である。このような
継手により継合された真空断熱配管では、極低温
物質を流す前に、外管１、内管２、継管３、端部
カバー５、他の端部カバー４ａおよび渡し管６で
形成された空間８ａ，８ｂは、断熱のために封じ
切弁７により真空排気され真空を保持される。そ
の後、内管２内を極低温物質が移送される訳であ
るが、しかし、極低温物質移送開始時等非定常時
および極低温物質移送中の定常時に、特に、内管
２外面と他の端部カバー４ａの溶着部９ａでは過
大な熱応力が発生し、内管２を破損することもあ
り、また継管３、端部カバー５、他の端部カバー
４ａを伝導して外部から内管２に熱侵入し断熱性
能が低下するといつた欠点があつた。
本考案は、上記欠点の排除を目的としたもの
で、内管と継管との連結用の他の端部カバーの継
管との連結端部の形状をナイフエツジとし、該連
結端部と継管とを極低温物質移送開始時に破断可
能に溶着した真空断熱配管継手を提供するもので
ある。
で、内管と継管との連結用の他の端部カバーの継
管との連結端部の形状をナイフエツジとし、該連
結端部と継管とを極低温物質移送開始時に破断可
能に溶着した真空断熱配管継手を提供するもので
ある。
本考案の一実施例を第２図、第３図により説明
する。第２図、第３図で、第１図と同一部品等は
同一符号で示し説明を省略する。第２図、第３図
で、４ｂは、継管３との連結端部の形状がナイフ
エツジである他の端部カバーである。内管２の突
合せ接合前で、かつ、外管１と渡し管６との連結
前に内管２の外面と継管３の端部内面との間に挿
入される。その後、第３図ａのように、他の端部
カバー４ｂの内周縁端部と内管２の外面とは強固
に溶着される。一方、他の端部カバー４ｂのナイ
フエツジである連結端部と継管３とは、真空排気
される空間８ａ，８ｂの真空を保持するためのシ
ール効果を有し、かつ、内管２内部での極低温物
質移送開始時に破断可能つまり極低温物質移送開
始時に発生する熱応力により優先的に破断可能に
溶着、例えば、ロー付にて溶着される。このよう
な継手により真空断熱配管を継合した場合は、極
低温物質移送開始時つまり非定常時および極低温
物質移送中の定常時に発生する熱応力により、第
３図ｂのように、継管３と他の端部カバー４ｂと
の溶着部９ｂは破断し、極低温物質移送中には常
に離れた状態が維持される。
する。第２図、第３図で、第１図と同一部品等は
同一符号で示し説明を省略する。第２図、第３図
で、４ｂは、継管３との連結端部の形状がナイフ
エツジである他の端部カバーである。内管２の突
合せ接合前で、かつ、外管１と渡し管６との連結
前に内管２の外面と継管３の端部内面との間に挿
入される。その後、第３図ａのように、他の端部
カバー４ｂの内周縁端部と内管２の外面とは強固
に溶着される。一方、他の端部カバー４ｂのナイ
フエツジである連結端部と継管３とは、真空排気
される空間８ａ，８ｂの真空を保持するためのシ
ール効果を有し、かつ、内管２内部での極低温物
質移送開始時に破断可能つまり極低温物質移送開
始時に発生する熱応力により優先的に破断可能に
溶着、例えば、ロー付にて溶着される。このよう
な継手により真空断熱配管を継合した場合は、極
低温物質移送開始時つまり非定常時および極低温
物質移送中の定常時に発生する熱応力により、第
３図ｂのように、継管３と他の端部カバー４ｂと
の溶着部９ｂは破断し、極低温物質移送中には常
に離れた状態が維持される。
本考案は、以上説明したように、真空断熱配管
において、極低温物質移送開始時つまり非定常時
および極低温物質移送中の定常時に発生する熱応
力により継管と他の端部カバーとの溶着部が破断
し、また、極低温物質移送中には継管と端部カバ
ーの周縁端部が常に離れた状態が維持される継手
としたので、内管での破損が防止でき、かつ、内
管への外部からの熱侵入も抑制され、断熱性能を
向上できる効果がある。
において、極低温物質移送開始時つまり非定常時
および極低温物質移送中の定常時に発生する熱応
力により継管と他の端部カバーとの溶着部が破断
し、また、極低温物質移送中には継管と端部カバ
ーの周縁端部が常に離れた状態が維持される継手
としたので、内管での破損が防止でき、かつ、内
管への外部からの熱侵入も抑制され、断熱性能を
向上できる効果がある。
第１図は、従来の真空断熱配管継手継手例を説
明する断面図、第２図、第３図は、本考案の一実
施例を説明するもので、第２図は、真空断熱配管
継手の断面図、第３図ａは、第２図のＡ部拡大断
面図、第３図ｂは、極低温物質移送時の第２図の
Ａ部拡大断面図である。 １……外管、２……内管、３……継管、４ｂ…
…他の端部カバー、５……端部カバー、６……渡
し管、７……封じ切弁、８ａ，８ｂ……空間、９
ｂ……継管と他の端部カバーとの溶着部。
明する断面図、第２図、第３図は、本考案の一実
施例を説明するもので、第２図は、真空断熱配管
継手の断面図、第３図ａは、第２図のＡ部拡大断
面図、第３図ｂは、極低温物質移送時の第２図の
Ａ部拡大断面図である。 １……外管、２……内管、３……継管、４ｂ…
…他の端部カバー、５……端部カバー、６……渡
し管、７……封じ切弁、８ａ，８ｂ……空間、９
ｂ……継管と他の端部カバーとの溶着部。
Claims (1)
- 極低温物質が内部を流れ、かつ、突合せ接合さ
れる一対の内管と、該内管の突合せ接合される部
分を除く部分に対応し該内管の外側に同心状に配
設される一対の外管と、前記内管の突合せ接合さ
れる部分をはさみ該内管の外側に同心状に配置さ
れて前記外管に端部カバーを介して連結され、か
つ、前記内管に他の端部カバーを介して連結され
る一対の継管と、前記内管の突合せ接合される部
分に対応し該内管並びに前記継管の外側に同心状
に配置されて両端部を前記外管に連結される渡し
管とを有し、突合せ接合された前記内管の外周の
空間が真空排気されて保持される真空断熱配管継
手において、前記他の端部カバーの前記継管との
連結端部の形状をナイフエツジとし、該連結端部
と前記継管とを極低温物質移送開始時に破断可能
に溶着したことを特徴とする真空断熱配管継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10776181U JPS5814585U (ja) | 1981-07-22 | 1981-07-22 | 真空断熱配管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10776181U JPS5814585U (ja) | 1981-07-22 | 1981-07-22 | 真空断熱配管継手 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5814585U JPS5814585U (ja) | 1983-01-29 |
| JPS645191Y2 true JPS645191Y2 (ja) | 1989-02-09 |
Family
ID=29902189
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10776181U Granted JPS5814585U (ja) | 1981-07-22 | 1981-07-22 | 真空断熱配管継手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5814585U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0820033B2 (ja) * | 1986-02-14 | 1996-03-04 | 川崎重工業株式会社 | 真空断熱二重配管の構造 |
| JP5647478B2 (ja) * | 2010-09-30 | 2014-12-24 | 積水化学工業株式会社 | 二重配管構造及びこの構造に用いられる吸引口付き継手 |
-
1981
- 1981-07-22 JP JP10776181U patent/JPS5814585U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5814585U (ja) | 1983-01-29 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS645191Y2 (ja) | ||
| JPH02128065U (ja) | ||
| JPS60234196A (ja) | 蒸気搬送管組立体 | |
| JPH07208684A (ja) | 真空２重管の継手構造 | |
| JPH0280295U (ja) | ||
| JPH045839Y2 (ja) | ||
| JPH03107594U (ja) | ||
| JPS62188894A (ja) | 真空断熱二重配管の構造 | |
| JPH0122999Y2 (ja) | ||
| JPS63106583U (ja) | ||
| JPS5863490U (ja) | 断熱管 | |
| JPH0320639Y2 (ja) | ||
| JPH0311507Y2 (ja) | ||
| JPS5986490U (ja) | 真空断熱配管継手 | |
| JPH0128394Y2 (ja) | ||
| JPS6022286Y2 (ja) | 真空断熱容器の断熱筒 | |
| JPH038862Y2 (ja) | ||
| JPS6384494U (ja) | ||
| JPS586088U (ja) | 断熱耐圧配管 | |
| JPS6314222Y2 (ja) | ||
| JPH0332875Y2 (ja) | ||
| JPH08326992A (ja) | 可とう性断熱二重管 | |
| JPS61129991U (ja) | ||
| JPS5920595Y2 (ja) | 太陽熱集熱器 | |
| JPH01238797A (ja) | 真空断熱パイプ |