JPS62188894A - 真空断熱二重配管の構造 - Google Patents

真空断熱二重配管の構造

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JPS62188894A
JPS62188894A JP61029008A JP2900886A JPS62188894A JP S62188894 A JPS62188894 A JP S62188894A JP 61029008 A JP61029008 A JP 61029008A JP 2900886 A JP2900886 A JP 2900886A JP S62188894 A JPS62188894 A JP S62188894A
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pipe
vacuum
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海法 克治
戸田 久
靖夫 山田
一樹 小林
服部 正雄
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、真空断熱二重配管の現地継手構造に関する。
従来技術 液体水素や液体酸素等の極低fiI流体を輸送するため
の配管は・内管と外管とより成る二重管として構成され
、内管と外管との間の空間を真空にし、外部からの入熱
を遮断するようにしている。
上記の配管は、輸送の都合上、工場で運搬可能な長さ、
例えば15ff+程度のブロックとして製作し・これを
使用する施設の建設現地に輸送し、現地で一連の配管シ
ステムとして接続される。
第5図は、そのブロックの一例を示す図であって、内¥
!1と外管2とによって長さ15m程度の二重管として
形成され、内f!1の両端部を外管2の両端より若干突
出させ、外管2の両端縁と内管1の外1M面との間を円
環状蓋板3により気密に閉鎖し、両側の円環状蓋板3の
間で内管lにベローズ4を設けた構成とされ、内管1と
外管2との間にはスーパーインシュレーションを施し、
この空間を真空引きした後現地に搬入する。
第6図は、現地でのブロックどうしの継手部の従来の構
造の一例を示す図であって、隣接ブロックの内管1の継
手部5を突合溶接し、両側の外管2に若干型なるスリー
ブ状の継手部カバー6の両端部を両側のブロックの外管
2の端部付近に被せ、その端部を外管2の外周面に気密
に溶接し、継手部カバー6の内面とブロックの外面との
間に気密空間7を形成する。継手部カバー6には、配管
使用時の継手部の熱収縮を吸収するためベローズ8が設
けられている。継手部カバー6を溶接した後、気密空間
7は、弁9を経て真空引きされる。
さて、上記構成の従来の継手構造では、配管使用時の継
手部の熱収縮を吸収するため、継手部カバー6にベロー
ズ8が設けられている。空間7の容積は、内管1と外管
2との間の空間の容積に比べ相当小さいため、弁9から
のリーク等により空間7の真空度の劣化は内管1と外管
2との間の空間の真空度の劣化よりも速くなる。真空度
が許容値を越えれば(絶対圧力が上れば)断熱性が低下
するので、真空引きをしなければならない。通常、配管
本体の内管と外管との間の空間は1年乃至2年以上の間
隔で真空引きをすればよいように作られているが、継手
部の空間はその時期が来ないうちに真空引きをしなけれ
ばならないので、費用がかさみ不都合である。
さらに1ベローズはたわみ易くするため、肉厚を、薄く
作る必要があるが、継手カバーは外気に接するため、特
に海岸等に設けられる場合は腐食し易く、寿命が低下す
る欠点がある。
目   的 本発明は、上記構成の従来の真空断熱二重配管の継手構
造の上述の欠点にがんがみ、筒車な構成で、あらかじめ
設定された配管本体の内外管の間の空間の真空引きの期
間の間にでらに継手部の真空引きを必要とせず、かつ継
手カバーのベローズによる寿命の低下のない継手構造を
提供することを目的とする。
目的達成のための手段 本発明による二重配管構造は、上記の目的を達成させる
ため、上記構成の継手構造において、継手部カバーのベ
ローズを省略し、継手部の少くとも一方の外管端縁と内
管外周面との間に設けた円環状部材又は外管に、配管使
用時の内管と継手部カバーとの温度差により生ずる熱応
力ICより破壊する弱部を設けたことを特徴とする。
作  用 このように構成したことにより、流体が極低温の場合に
は配管使用時に継手部の内管は極低温流体により温度が
低下して収縮し、−万継手部カバーは常温VC保たれる
。しかし、継手部カバーにはベローズが設けられていな
いため内管に追随して収設けた弱部で円環状部材は破壊
し、内管と継手カバーとは互いに自由に伸縮できるよう
になるとともに1継手カバーと内管との間の空間は、配
管本体の外管と内管との間の空間VC連通し、雨空間の
真空度は常に同一に保持される。継手熱空間の容積は、
配管本体の内外管の間の空間の容積に比して遥かに小さ
いので、全体として、真空度の低下は概ね配管本体の内
外管の間の空間の真空度の低下に支配され、真空引きの
間隔が短かくなることはない。又、継手部カバーにベロ
ーズを設けないことにより、その部分の腐食による寿命
の低下も回避される。
実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第1図は、本発明による極低温流体用真空断熱二重配管
の継手構造の実施例を示す図である。図中、第6図Vこ
示す従来の継手構造と同一の部材には同一の符号を付し
、重複する説明は省略する◇継手部カバー6にはベロー
ズ8は設けられていない。又、継手部の一方の円環状蓋
板3には配管使用時の内管と継手カバーとの温度差によ
り生ずる熱応力により破壊する環状弱部10が設けられ
ている。
この環状弱i1oの構成の一例を第2図に示す。
この例では、円環状蓋板3は内管lに内周を溶接された
内側部分3aと、外管2の端縁に外周を溶接された外側
部分3bとより構成され、両者に重なる円環状板部材1
1の内外周縁を上記円環状蓋板の内側部分3a及び外側
部分3bとに夫々隅肉溶接することにより環状弱部が形
成されている。
施工時、常温下で第2図に示す如く、環状板部材11は
その内外周部を円環状蓋板の内側部分3a及び外側部分
3bに重ねて隅肉溶接され、内外管1.2の間の空間の
真空引きが行なわれ、現地に搬入され、内管の突合せ溶
接及び継手カバーの取付は及びその内部空間7の真空引
きが行なわれる。
配管の使用により、内管1は極低温流体に接することに
より、第3図に示す如く熱収縮するが、継手カバー6は
外気に接するため収縮せず、その結果、円環状蓋板外側
部分3bと、環状板部材1】外周縁との隅肉溶接部が外
れ、これらの間に間頂を生ずる。
その結果、内管lと継手部カバー6とは互いに自由に変
位可能となり、どの部材にも過大な熱応力が生ずること
が回避される。又、継手部カバー6内の空間7と、配管
本体の内外管1.2の間の空間とは、上記の間隙により
連通し、常に同じ真空度となる。
又、継手部カバー6にベローズが設けられていないので
、ベローズの存在に起因する寿命低下は防止される。
第4図(a) (b)は円環状蓋板3に環状弱部を形成
する手段の他の例を示す図である。第4図(a)の例で
は、蓋板3の片面に環状溝12を設け、薄い部分で内側
部と外側部とが繋がるようにしたものである。第4図(
b)は蓋板3の両面の同じ位置に環状溝]:3+14を
設け、両者の間に簿い部分を形成したものである。使用
時1内W1が低温になると、蓋板3はこの薄い部分で破
壊し、その内側部分と外側部分とがずれてその間に間隙
を生ずることは先の実施例と同様である。
環状弱部は環状蓋板に設ける代りに継手部カバー内の外
管に設けても同様の効果が得られる。
効  果 以上の如く、本発明によれば、簡単な構成で、真空断熱
二重配管の継手部の真空引きを配管本体部の真空引の間
隔の間に追加して実施する必要がなく、又継手部カバー
にベローズを設けた場合に起る寿命の低下を防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実m例の継手構造の一例を示す縦断面
図、第2図は第1図中のIIW15の拡大断面図、第3
図はその作用を説明する断面図、第4図(a) 、 (
b)は本発明の他の実施例の要部断面図、第5図は従来
の真空断熱二重配管のブロックの−@を示す縦断面図、
第6図はその現地継手部の構成を示す断面図である。 1・・・内管、2・・・外管、3・・・円環状蓋板、3
a・・・蓋板内側部分、3b・・・蓋板外側部分・4・
・・ベローズ、5・・・内管接手、6・・・継手部カバ
ー、7・・・継手部カバー内空間、】0・・・環状弱部
、11・・・環状板部材、12.13.14・・・環状
溝 第+ Jl 第2図    第3図 第5図 第6図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内管と外管とにより二重管として形成され、内管
    の両端部を外管の両端部より若干突出させ、外管の両端
    縁と内管の外周面との間を円環状部材で気密に閉鎖し、
    内管と外管の間の空間を真空引きし、真空断熱層を形成
    して成る運搬可能な長さのブロックを現地に搬送し、隣
    接ブロックの内管どうしを接合し、両側外管に若干重な
    る長さのスリーブ状の継手部カバーを両側外管の端部付
    近に被せその端部を外管外周部に気密に接合し、接合後
    上記継手部カバー内面と前記ブロック外面との間に形成
    された空間を真空引きする真空断熱二重配管の継手構造
    において、継手部カバー内の少くとも一方の外管又は円
    環状部材に、該配管使用時の内管と継手部カバーとの温
    度差により生ずる熱応力により破壊する弱部を形成した
    ことを特徴とする真空断熱二重配管構造。
  2. (2)上記の弱部は、上記円環状部材を外側部分と内側
    部分とに分割し、両部分に重なる環状板部材の内外周縁
    を上記内側部分と外側部分に隅肉溶接して形成されたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の真空断熱
    二重配管構造。
  3. (3)上記の弱部は、上記円環状部材に環状溝を設ける
    ことにより形成されたことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項に記載の真空断熱二重配管構造。
  4. (4)上記の弱部は上記継手部カバー内の外管に環状溝
    を設けることによつて形成されたことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項に記載の真空断熱二重配管構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0280295U (ja) * 1988-12-09 1990-06-20
JPH02113093U (ja) * 1989-02-23 1990-09-10
JP2012077786A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Sekisui Chem Co Ltd 二重配管構造及びこの構造に用いられる吸引口付き継手
JP2021503060A (ja) * 2017-11-14 2021-02-04 コンセプト グループ エルエルシー 断熱コネクタ部品

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5814585U (ja) * 1981-07-22 1983-01-29 株式会社日立製作所 真空断熱配管継手

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