JPS6340694Y2 - - Google Patents
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- JPS6340694Y2 JPS6340694Y2 JP527882U JP527882U JPS6340694Y2 JP S6340694 Y2 JPS6340694 Y2 JP S6340694Y2 JP 527882 U JP527882 U JP 527882U JP 527882 U JP527882 U JP 527882U JP S6340694 Y2 JPS6340694 Y2 JP S6340694Y2
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- Japan
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- metal plate
- covering metal
- opening
- core material
- main covering
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- Expired
Links
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- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 5
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 4
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Landscapes
- Gasket Seals (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はバルブのボンネツト、一般配管機器、
あるいは塔槽類等に用いる全被覆式のメタルジヤ
ケツト形ガスケツトに関するものである。
あるいは塔槽類等に用いる全被覆式のメタルジヤ
ケツト形ガスケツトに関するものである。
現在一般に用いられているこの種のガスケツト
は第3図の実線に示すように中芯材2′を断面C
字形の主被覆金属板3′にて包み、主被覆金属板
3′の開口部3C′を副被覆金属板4′にて封鎖した
ものであるが、主被覆金属板3′と副被覆金属板
4′との合口部は単に内外に重ね合せているだけ
であるから、大きな圧力が加わると中芯材が内外
方向に大きくクリープしてゆくため主被覆金属板
3′の両側が内圧によつて仮想線に示すように変
形して重ね合せ部がずれて開口し、そこから中芯
材がはみ出して被覆金属板とフランジ面との面圧
力が低下し、シール性が低下することがあつた。
は第3図の実線に示すように中芯材2′を断面C
字形の主被覆金属板3′にて包み、主被覆金属板
3′の開口部3C′を副被覆金属板4′にて封鎖した
ものであるが、主被覆金属板3′と副被覆金属板
4′との合口部は単に内外に重ね合せているだけ
であるから、大きな圧力が加わると中芯材が内外
方向に大きくクリープしてゆくため主被覆金属板
3′の両側が内圧によつて仮想線に示すように変
形して重ね合せ部がずれて開口し、そこから中芯
材がはみ出して被覆金属板とフランジ面との面圧
力が低下し、シール性が低下することがあつた。
特にこの現象はシール性を高めるために可撓黒
鉛シートを接触面に貼り合せた場合や、ガスケツ
トペーストを併用した場合によく現われていた。
そのため大きな締付け圧力が加わる場合には第4
図に示す二重被覆式のメタルジヤケツト形ガスケ
ツトが用いられるが高価であり、やはり前記同様
の傾向があり、完全なシールが期待できないので
あつた。
鉛シートを接触面に貼り合せた場合や、ガスケツ
トペーストを併用した場合によく現われていた。
そのため大きな締付け圧力が加わる場合には第4
図に示す二重被覆式のメタルジヤケツト形ガスケ
ツトが用いられるが高価であり、やはり前記同様
の傾向があり、完全なシールが期待できないので
あつた。
そこで本考案は主被覆金属板と副被覆金属板と
の合口部を溶接により一体的に連結して合口部の
開きを完全に防止することにより、前記欠点を解
決したメタルジヤケツト形ガスケツトを提供しよ
うとするものである。
の合口部を溶接により一体的に連結して合口部の
開きを完全に防止することにより、前記欠点を解
決したメタルジヤケツト形ガスケツトを提供しよ
うとするものである。
以下本考案の一実施例を図面に基づいて詳述す
る。
る。
第1図、第2図に示すメタルジヤケツト形ガス
ケツト1において、2はリング状の中芯材であ
り、石綿板、セラミツクフアイベ、石綿ジヨイン
トシート等のクツシヨン性を有する素材を用いて
形成している。
ケツト1において、2はリング状の中芯材であ
り、石綿板、セラミツクフアイベ、石綿ジヨイン
トシート等のクツシヨン性を有する素材を用いて
形成している。
3はリング状の主被覆金属板であり、内外両縁
3a,3bを半円状に折り曲げて断面C形に成型
し、中芯材2の外周の上面中央部を除く全体を被
覆している。
3a,3bを半円状に折り曲げて断面C形に成型
し、中芯材2の外周の上面中央部を除く全体を被
覆している。
4はリング状の副被覆金属板であり、内外両縁
4a,4bを残して中央部4cを上向きにやや膨
張成型したものあり、主被覆金属板3の開口部3
cを封鎖する状態に設け、内外両縁4a,4aを
主被覆金属板3の内外両縁3a,3bの内面側に重
ね合せて、適宜間隔おきにスポツト溶接により溶
接部5を形成し、一体的に連結している。
4a,4bを残して中央部4cを上向きにやや膨
張成型したものあり、主被覆金属板3の開口部3
cを封鎖する状態に設け、内外両縁4a,4aを
主被覆金属板3の内外両縁3a,3bの内面側に重
ね合せて、適宜間隔おきにスポツト溶接により溶
接部5を形成し、一体的に連結している。
上記のように構成したメタルジヤケツト形ガス
ケツト1は例えばゲート弁のボンネツトのように
平面座で使用し、両面からの締付けによる圧縮圧
力が加えられた場合中芯材2が内径および外径方
向にクリープして主被覆金属板3の内外両側部内
面に外向きの膨出力が作用し、開口部3cに拡が
り方向の応力が作用するが、開口部3cは副被覆
金属板4にて一体的に連結されており、拡がるこ
とがないから主被覆金属板3と副被覆金属板4と
の重合部がずれて開口することはなく、従つて中
芯材2が外部にはみ出してフランジ面への面圧力
が低下せず、ガスケツトのシール機能が低下する
といつた恐れは全くない。
ケツト1は例えばゲート弁のボンネツトのように
平面座で使用し、両面からの締付けによる圧縮圧
力が加えられた場合中芯材2が内径および外径方
向にクリープして主被覆金属板3の内外両側部内
面に外向きの膨出力が作用し、開口部3cに拡が
り方向の応力が作用するが、開口部3cは副被覆
金属板4にて一体的に連結されており、拡がるこ
とがないから主被覆金属板3と副被覆金属板4と
の重合部がずれて開口することはなく、従つて中
芯材2が外部にはみ出してフランジ面への面圧力
が低下せず、ガスケツトのシール機能が低下する
といつた恐れは全くない。
そして主被覆金属板のスポツト溶接部は肉厚変
化や強度変化がほとんどないのでフランジ面等へ
のなじみ性が良い。
化や強度変化がほとんどないのでフランジ面等へ
のなじみ性が良い。
上記実施例ではガスケツト形状を円形リング状
に形成したが、断面形状が同一であれば、いかな
る形状に形成しても同様の作用効果が得られる。
に形成したが、断面形状が同一であれば、いかな
る形状に形成しても同様の作用効果が得られる。
以上実施例に示すように本考案のメタルジヤケ
ツト形ガスケツトは、主被覆金属板と副被覆金属
板との合口部を重ね合せてスポツト溶接により一
体的に連結しているので、中芯材のクリープによ
る内圧によつて主被覆金属板と副被覆金属板との
重ね合せ部がずれ動いて開口せず、中芯材のはみ
出し現象はなくなり、しかも上記重ね合せ部をス
ポツト溶接しており、溶接部における肉厚及び強
度の変化がほとんどないので両金属板のフランジ
面等へのなじみ性が良く、低い圧縮圧力下のみな
らず、極めて高い圧縮圧力下においてもすぐれた
シール機能を発揮することができる。
ツト形ガスケツトは、主被覆金属板と副被覆金属
板との合口部を重ね合せてスポツト溶接により一
体的に連結しているので、中芯材のクリープによ
る内圧によつて主被覆金属板と副被覆金属板との
重ね合せ部がずれ動いて開口せず、中芯材のはみ
出し現象はなくなり、しかも上記重ね合せ部をス
ポツト溶接しており、溶接部における肉厚及び強
度の変化がほとんどないので両金属板のフランジ
面等へのなじみ性が良く、低い圧縮圧力下のみな
らず、極めて高い圧縮圧力下においてもすぐれた
シール機能を発揮することができる。
第1図、第2図は本考案の一実施例を示し、第
1図は全体斜視図、第2図は部分拡大斜視図、第
3図、第4図は従来例を示す断面図である。 2……中芯材、3……主被覆金属板、3c……
開口部、4……副被覆金属板。
1図は全体斜視図、第2図は部分拡大斜視図、第
3図、第4図は従来例を示す断面図である。 2……中芯材、3……主被覆金属板、3c……
開口部、4……副被覆金属板。
Claims (1)
- 中芯材の外周を断面C形の主被覆金属板にて被
覆し、主被覆金属板の開口部には開口部を封鎖す
るための副被覆金属板を設け、副被覆金属板と主
被覆金属板の合口部を内外に重ね合せるとともに
スポツト溶接により一体的に連結して成るメタル
ジヤケツト形ガスケツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP527882U JPS58106669U (ja) | 1982-01-18 | 1982-01-18 | メタルジヤケツト形ガスケツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP527882U JPS58106669U (ja) | 1982-01-18 | 1982-01-18 | メタルジヤケツト形ガスケツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58106669U JPS58106669U (ja) | 1983-07-20 |
JPS6340694Y2 true JPS6340694Y2 (ja) | 1988-10-24 |
Family
ID=30018089
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP527882U Granted JPS58106669U (ja) | 1982-01-18 | 1982-01-18 | メタルジヤケツト形ガスケツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58106669U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0648229Y2 (ja) * | 1988-05-04 | 1994-12-12 | 三笠技研工業株式会社 | ダクト用パッキング材 |
-
1982
- 1982-01-18 JP JP527882U patent/JPS58106669U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58106669U (ja) | 1983-07-20 |
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