JPH0239107Y2 - - Google Patents

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JPH0239107Y2
JPH0239107Y2 JP4764385U JP4764385U JPH0239107Y2 JP H0239107 Y2 JPH0239107 Y2 JP H0239107Y2 JP 4764385 U JP4764385 U JP 4764385U JP 4764385 U JP4764385 U JP 4764385U JP H0239107 Y2 JPH0239107 Y2 JP H0239107Y2
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JP
Japan
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piping
flange
valve
pipe
annular
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JP4764385U
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JPS61172288U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、各種バルブを配管の中途に取りつけ
るために用いる連結構造に関する。
〔従来の技術とその問題点〕
現在、あらゆる分野で使用されているバルブ
は、第6図に示すようにその両端にフランジ継手
部32を有するバルブ31が主流である。
そのため、同図に示すように曲げや伸縮を吸収
可能なジヨイント33を使用する配管34の場
合、一端にフランジ35を有し、他端にリング3
6を有する加工付短管37が必要となる。
しかし、この短管37はコスト面、省力化面及
び美観面でデメリツトとなり、本来不要なもので
ある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は、このような問題を解決することがで
きるバルブと配管の連結構造を提供することを目
的とする。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
本考案は、バルブの両端に設けたそれぞれのフ
ランジに配管を連結する構造であつて、配管の連
結側端面の近傍の周面に設けた凸又は凹の被拘束
部と、前記被拘束部を含めて配管の連結側端部の
周面を覆い且つ前記フランジの接合端面にボル
ト・ナツトによつて連結される2個の半円状の環
状分割片と、これらの環状分割片どうしを一体化
して前記配管の連結側端部の全周を覆う環状ハウ
ジングを創成するボルト・ナツトとを備え、前記
環状分割片は、その内周に前記配管の被拘束部を
半径方向及び軸線方向に自由度を持たせて係合可
能な拘束部を備え、更に前記環状ハウジングと前
記フランジとの間に、前記配管の周面と前記フラ
ンジの接合面とをシール面とする断面形状のシー
ル材を組み込んだことを特徴とする。
このような構成によつて、バルブのフランジに
対して配管の被拘束部がフランジにボルト・ナツ
トで接合された環状ハウジングの拘束部によつて
拘束され、バルブと配管との連結が環状ハウジン
グを介して行われる。このとき、被拘束部は拘束
部に対して半径方向及び軸線方向に自由度を持つ
て拘束されるので、配管とバルブとの間は可撓継
手と同様な接合によつて連結される。また、シー
ル材は配管の周面とフランジの接合面とにシール
面を持つので、配管の捩じれや曲がりを生じても
シールは常に確保される。したがつて、フランジ
付きの短管を必要としないバルブと配管の連結構
造が得られる。
〔実施例〕
以下、添付面に示す実施例に基づいて、本考案
を具体的に説明する。
第1図から第3図において、本考案に係るバル
ブと配管の連結構造の第1実施例を示す。
図中、1は両端にフランジ2を有するバルブで
あり、同フランジ2に、配管3が、本考案に係る
連結構造4によつて連結される。
かかる連結構造を第2図及び第3図を参照して
説明する。
図中、5は各フランジ2に連結される環状ハウ
ジングであり、同環状ハウジング5は、環状分割
片5a,5bを連結ボルト6によつて一体的に連
結することによつて構成している。
また、7は各環状分割片5a,5bに円周方向
に間隔を開けて開口したボルト挿通孔であり、同
ボルト挿通孔7は、フランジ2の対応位置に同様
に開口したボルト挿通孔8と整合可能であり、整
合後、連結ボルト9とナツト10を相互に緊締す
ることによつて、環状ハウジング5はフランジ2
に強力に連結される。
また、11は環状ハウジング5内に配設した配
管のフランジ連結部であり、同連結部11は、そ
の周面上であつて、かつ端面11aから一定間隔
離隔した位置に凸の被拘束部としての鉄線リング
12を溶接等で固定しており、同鉄線リング12
は、環状ハウジング5の内面に形成した環状の鉄
線リング収納溝13内に配設されている。
なお、鉄線リング収納溝13は鉄線リング12
の直径に対して相当長い軸線方向幅を有し、また
収納溝13の内面と鉄線リング12の外周との間
にも十分な間隙を設けたので、鉄線リング12は
リング収納溝13内を軸線方向のみならず、半径
方向にも自由に移動することができ、バルブ1に
対して、配管3は十分に伸縮及び曲げを行うこと
ができる。
そのため、バルブ1の両端における種々の応力
(熱、捩、振動、引張等)を開放、吸収すること
ができる。
さらに、鉄線リング収納溝13は、その一側に
鉄線リング12を半径方向及び軸線方向に自由度
を持たせて拘束するる拘束部としてのリング係合
壁14を有しており、かかる係合壁14によつ
て、環状ハウジング5、及びそれと一体をなすバ
ルブ1のフランジ2からの配管3の離脱を確実に
防止することができる。
また、15は環状ハウジング5のフランジ2と
接合端面に形成したリング挿入溝であり、同溝1
5内にゴムリング16が圧縮状態に装着される。
即ち、バルブ1のフランジ2とゴムリング16
との接続面は、連結ボルト9を緊締し、ゴムリン
グ16を軸線方向に圧縮することによつて十分な
シールを確保でき、また配管3とゴムリング16
との接続面は、連結ボルト6を緊締し、ゴムリン
グ16を半径方向に圧縮することによつて十分な
シールを確保できる。
以上の2面シールを行うと同時に、配管3内に
内圧Pが掛かれば、ゴムリング16のくり抜き部
17にも同内圧Pが掛り、U字型ワツシヤの原理
に基づき、より一層のシール効果を上げることが
できる。
なお、第4図及び第5図に、本考案に係るバル
ブの配管への連結構造の他の実施例を示す。
第4図に示す第2実施例は、第1実施例におけ
る鉄線リングの代わりに配管3の外周面に凹の被
拘束部としての環状溝20を設け、同溝20に環
状ハウジング5の一側周壁を嵌合したことを特徴
とする。
また、第5図に示す第3実施例は、第1実施例
における鉄線リングの代わりに凸の被拘束部とし
ての帯鉄リング21を溶接等によつて固着したこ
とを特徴とする。
〔考案の効果〕
以上述べてきた構成によつて、本考案は以下の
効果を奏する。
バルブのフランジに直接配管を連結できるの
で、従来連結用に用いていた加工付短管を不要
とすることができ、施工費を低減でき、省力化
を図れ、さらにバルブ取付部の美観も向上する
ことができる。
環状ハウジングに遊嵌状態に配管を係合した
ので、、配管はバルブのフランジに対して曲が
りかつ伸縮することができ、連結部における各
種応力の発生を確実に防止できる。
ライニング管、コーテイング管等現場で溶接
加工できない配管には付属短管が不要になり、
コストの低減、施工性の向上、工数の短縮化を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るバルブの配管への連結構
造の一部断面説明図、第2図は要部拡大説明図、
第3図は第2図−線による断面図、第4図は
第2実施例の説明図、第5図は第3実施例の説明
図、第6図は従来例の説明図である。 図中、1:バルブ、2:フランジ、3:配管、
4:連結構造、5:環状ハウジング、5a:環状
分割片、5b:環状分割片、6:連結ボルト、
7:ボルト挿通孔、8:ボルト挿通孔、9:連結
ボルト、10:ナツト、11:フランジ連結部、
11a:端面、12:鉄線リング、13:鉄線リ
ング収納溝、14:リング係合壁、15:リング
挿入溝、16:ゴムリング、17:くり抜き部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 バルブの両端に設けたそれぞれのフランジに配
    管を連結する構造であつて、 配管の連結側端面の近傍の周面に設けた凸又は
    凹の被拘束部と、 前記被拘束部を含めて配管の連結側端部の周面
    を覆い且つ前記フランジの接合端面にボルト・ナ
    ツトによつて連結される2個の半円状の環状分割
    片と、 これらの環状分割片どうしを一体化して前記配
    管の連結側端部の全周を覆う環状ハウジングを創
    成するボルト・ナツトとを備え、 前記環状分割片は、その内周に前記配管の被拘
    束部を半径方向及び軸線方向に自由度を持たせて
    係合可能な拘束部を備え、 更に前記環状ハウジングと前記フランジとの間
    に、前記配管の周面と前記フランジの接合面とを
    シール面とする断面形状のシール材を組み込んだ ことを特徴とするバルブと配管の連結構造。
JP4764385U 1985-03-30 1985-03-30 Expired JPH0239107Y2 (ja)

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JP4764385U JPH0239107Y2 (ja) 1985-03-30 1985-03-30

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JPS61172288U JPS61172288U (ja) 1986-10-25
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