JPH0387573A - 冷媒用制御弁 - Google Patents

冷媒用制御弁

Info

Publication number
JPH0387573A
JPH0387573A JP1222941A JP22294189A JPH0387573A JP H0387573 A JPH0387573 A JP H0387573A JP 1222941 A JP1222941 A JP 1222941A JP 22294189 A JP22294189 A JP 22294189A JP H0387573 A JPH0387573 A JP H0387573A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
refrigerant
pressure chamber
leakage
passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1222941A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kuno
博 久野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Saginomiya Seisakusho Inc
Original Assignee
Saginomiya Seisakusho Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Saginomiya Seisakusho Inc filed Critical Saginomiya Seisakusho Inc
Priority to JP1222941A priority Critical patent/JPH0387573A/ja
Publication of JPH0387573A publication Critical patent/JPH0387573A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は冷凍回路、特にそれぞれ独立に使用する複数の
蒸発用熱交換器を備えた冷凍回路に於ける冷媒の供給を
制御するためのパイロット型開閉弁に関する。
〔従来の技術〕
独立の冷蔵室や冷凍室を複数個備えた冷凍設備たとえば
プレハブ冷蔵倉庫等においては、冷媒圧縮機を常時運転
していて、必要な冷蔵室等のみに冷媒を供給するように
している。この様な場合の冷媒の供給II御用の開閉弁
は、通常それぞれの蒸発用熱交換器の前、特に膨張器の
直前に取り付けられるのが普通である。
従来、かかる開閉弁として手動のストップ弁などを用い
ていたときは、弁の上流側の配管内に滞留している冷媒
が膨張器に突入しないように徐々に弁開操作を行なうよ
うにしていた。ところが、遠隔制御のために電磁弁たと
えば電磁パイロット弁等を用いようとすると、急速な弁
開操作が行なわれるために冷媒の突入が起こる。しかも
、近時圧縮機が大型となり、また電磁制御弁が熱交換器
や膨張弁などと共に冷凍室内に一括して設けられるよう
になっているので、電磁制御弁の入口側の配管内に液化
して充満している冷媒は電磁制御弁が開くと同時に流入
し、膨張器たとえば膨張弁等に衝突して衝撃音を発生し
、また冷媒配管を振動させるばかりでなく、ときには膨
張弁等を破壊するなどの問題があった。
このような冷凍室の運転開始時における液状冷媒の突入
を緩和するには、冷媒の供給制御用の主電磁弁と並列に
小口径の副電磁弁を設けておき、まず副電磁弁を開いて
から適当な遅れ時間の後に主を磁弁を開くように制御す
ることが考えられている。しかし、電磁弁を並列に配管
で接続することは配管工事が複雑で設備費用が嵩むうえ
にごみなどの混入の機会が増加し、故障が発生しやすく
なる欠点がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
そこで本発明は、冷媒の供給制御用に用いて上記のよう
な欠点がなく、また特別な制御装置を用いることなく冷
媒の突入を抑制緩和することができる徐動型の冷媒用制
御弁を提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明の目的とする冷媒用制御弁は、冷凍回路において
膨張器の上流側に管路を介して設けられる冷媒制御用の
パイロット型開閉弁であって、第1漏洩流路と背圧室と
第2漏洩流路とパイロット弁とを順に直列に接続した制
御流路を上流通路と下流通路との間に設け、背圧室内圧
力と主弁ばねの押圧力との合力が上流通路圧力を下回っ
たとき開作動する主弁を上流通路と下流通路との間に制
御流路と並列に設け、パイロット弁入口内圧力と差圧弁
ばねの押圧力との合力が背圧室内圧力を下回ったとき閉
作動する差圧弁と第3漏洩流路とを直列に接続した制御
遅延流路を背圧室とパイロット弁との間に第2漏洩流路
と並列に設けてなり、前記第1、第2および第3漏洩流
路ならびに前記膨張器の冷媒の流通抵抗をそれぞれA、
B、C1Dとするとき、B >A >CでかつBADで
あることを特徴とするものである。
〔作 用〕
本発明の冷媒用制御弁は、上流側に圧縮機からの冷媒供
給配管を接続し、また下流側には結合用配管を介して膨
張弁および蒸発用熱交換器を接続して、−括して冷凍室
内に設けられる。このような冷凍設備において、別の冷
凍室を稼働するために圧縮機が運転されていて当の冷媒
用制御弁が閉止しているときは、該弁の上流側の配管内
の冷媒は液化しており、また該弁の下流側の結合用配管
以降の系内冷媒は圧縮機によって殆ど吸引回収されて低
圧のガスのみが残っている。
このような状態からまずパイロット弁を開放すると、パ
イロット弁入口内の冷媒は開放されて圧力が直ちに低下
する。しかし、背圧室内の冷媒は第2漏洩流路と第3漏
洩流路とを通じて一部気化しながら下流側配管内に流れ
出し、背圧室へは第1漏洩流路を通じて冷媒が供給され
るから、背圧室内圧力は直ちには低下しない。従ってこ
れらの漏洩流路の流通抵抗によって発生する差圧によっ
て瞬間に差圧弁が閉じ、第3漏洩流路の流通は停止する
。そうすると背圧室には液状冷媒が第1漏洩流路を経て
流入し、より流通抵抗の大きい第2漏洩流路から流出す
るから、背圧室内圧力は第1漏洩流路の流通抵抗と第2
漏洩流路の流通抵抗とによって決定される高いレベルに
維持される。従って、しばらくは背圧室内圧力と主弁ば
ねの押圧力との合力は上流通路内圧力より高く、主弁は
閉止状態に止まっている。
一方、膨張弁に到る下流側配管内には液状冷媒が一部気
化しながら流入するが、膨張弁の流通抵抗は第2漏洩流
路の流通抵抗より小さ(はないから、本発明の冷媒用制
御弁と膨張弁との間の下流側配管内の圧力は次第に上昇
する。そして、これに伴ってパイロット弁人口内圧力と
差圧弁ばねの押圧力との合力が背圧室内圧力を上回ると
差圧弁が開作動し、第3漏洩流路を通じて背圧室内圧力
がパイロット弁入口内圧力および下流側配管内の圧力と
速やかに均圧化される。そうすると背圧室内圧力の低下
によって主弁が開き、上流側配管内の液状冷媒は主弁を
通じてそのまま膨張弁に向かって流れることになる。
また、この状態からパイロット弁を閉じると、第1漏洩
流路から背圧室内に流入した冷媒は第2漏洩流路および
第3漏洩流路を通過できるもののパイロット弁で遮断さ
れるから、背圧室内圧力は速やかに上流通路内圧力と均
圧化し、主弁が閉止して冷媒の膨張弁への供給は停止さ
れる。
〔実施例〕
本発明の冷媒用制御弁の例を第1図に示す。
図において、1は弁本体であって、弁室1aの側面には
上流通路1bが連通して設けられ、また弁室1aの底面
には下流通路1dに通ずる弁座ICが設けられている。
弁室1a内にはピストン型の主弁体2が摺動自在に遊嵌
されていて、その背後に背圧室leを弁室1aから区画
するとともに主弁ばね3によって弁座1cに向けて付勢
されている。この主弁体2には弁室1a側と背圧室le
側とを連絡する第1漏洩流路2aが設けられている。
弁本体1の上部には、差圧室4cを形成した頭体4aと
帽体4bとが取り付けられており、頭体4aには背圧室
1eと差圧室4Cとを連絡する第3漏洩流路4dが設け
られている。更に、この第3漏洩流路4dの背圧室le
側開開口部接離できる差圧弁5が、差圧弁ばね6によっ
て常時は開位置を保つように付勢して設けられている。
また、この差圧弁5には背圧室1eと差圧室4cとを連
絡する第2漏洩流路5aが設けられている。
一方、弁本体lの側部には、差圧室4cに通ずる流路1
fと下流通路1dに通ずる流路1gとの間を開閉するこ
とができる電磁型パイロット弁7が設けられている。な
お、7aはボール状のパイロット弁体、7bはプランジ
ャ、7cは電磁コイルである。
このように構成された本発明の冷媒用制御弁Vを冷凍回
路の膨張弁Eおよび蒸発用熱交換器Hに組み合わせたと
きの回路構成を第2図に示すが、本発明の冷媒用制御弁
°Vにおいては、第1漏洩流路2a、第2漏洩流路5a
および第3漏洩流路4dの冷媒の流通抵抗をそれぞれA
、BおよびCとするときにB>A>Cの関係が成立する
ように構成されており、また膨張弁Eの冷媒の流通抵抗
をDとするときにBSDであるように選択されている。
このような冷媒制御用の回路構成を備えた冷凍回路にお
いて、冷媒用制御弁■に対する制iB信号が入力されて
いないときは、冷媒は上流通路lbからパイロット弁7
の入口までを満たして制御弁V内に滞留しており、下流
通路1dの冷媒は膨張弁Eを通じて吸引回収されて低圧
ガス状態となっている。
ここで冷媒用制御弁Vに対する制御信号が端子Rから入
力されるとパイロット弁7が開き、差圧室4C内の冷媒
が下流通路1dに流出してその圧力が低下するために、
直ちに差圧弁5が働いて第3漏洩流路4dを閉じ、背圧
室le内の冷媒は第2漏洩流路5aのみを通じて一部気
化しながら下流通路1dに流入する。この間に第2漏洩
流路5aより流通抵抗の小さい第1漏洩流路2aから液
状冷媒が背圧室le内に補給されるから、背圧室1e内
圧力はあまり低下しない、その一方で、膨張弁Eは流通
抵抗が第2漏洩流路5aより小さくはないから、下流通
路1d、従って差圧室4c内の圧力は次第に上昇してゆ
く。
こうして背圧室le内の圧力と差圧室4c内の圧力との
差が次第に縮まって差圧弁ばね6の押圧力より小さくな
ったときに差圧弁5が開く。そうすると背圧室le内の
冷媒は、第2漏洩流路5aとこれより更に流通抵抗の小
さい第3漏洩流路4dとを通じて急速に差圧室4c内、
従って下流通路1dへ流出し、背圧室le内の圧力が急
低下するに至る。その結果、主弁ばね3の押圧力によっ
て閉止されていた主弁体2が開いて、上流通路lbと下
流通路1dとが直通し、液状冷媒が下流通路1dに供給
されるようになる。
このように、本発明の冷媒用制御弁は冷媒の圧力を利用
して膨張弁への冷媒の供給量を一時的に抑制することに
より、液状冷媒の突入による衝撃を緩和させることがで
きる。
〔発明の効果〕
本発明の冷媒用制御弁は、出口側の冷媒圧力がある程度
増大してから主弁が作動するようにしたパイロット式電
磁弁であって、特に徐動用の制御装置を用いる必要がな
くまた回路構成も複雑にならないので、冷凍装置の組立
や配管工事等が容易であって効率的かつ経済的に実施で
きるばかりでなく、故障等の発生しにくい信頼性の高い
冷凍装置が得られるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の冷媒用制御弁の例の構造を示す断面図
であり、 第2図は本発明の冷媒用制御弁を用いて構成された蒸発
用熱交換器ユニット部の回路構成図である。 1・・・弁本体、1a・・・弁室、1b・・・上流通路
、lC・・・弁座、1d・・・下流通路、1e・・・背
圧室、1f1g・・・流路、2・・・主弁体、2a・・
・第1漏洩流路、3・・・主弁ばね、4a・・・頭体、
4b・・・帽体、4C・・・差圧室、4d・・・第3漏
洩流路、5・・・差圧弁、5a・・・第2漏洩流路、6
・・・差圧弁ばね、7・・・パイロット弁、7a・・・
パイロット弁体、7b・・・プランジャ、7c・・・電
磁コイル、E・・・膨張弁、H・・・蒸発用熱交換器、
R・・・端子、■・・・冷媒用制御弁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  冷凍回路において膨張器の上流側に管路を介して設け
    られる冷媒制御用のパイロット型開閉弁であって、第1
    漏洩流路と背圧室と第2漏洩流路とパイロット弁とを順
    に直列に接続した制御流路を上流通路と下流通路との間
    に設け、背圧室内圧力と主弁ばねの押圧力との合力が上
    流通路圧力を下回ったとき開作動する主弁を上流通路と
    下流通路との間に制御流路と並列に設け、パイロット弁
    入口内圧力と差圧弁ばねの押圧力との合力が背圧室内圧
    力を下回ったとき閉作動する差圧弁と第3漏洩流路とを
    直列に接続した制御遅延流路を背圧室とパイロット弁と
    の間に第2漏洩流路と並列に設けてなり、前記第1、第
    2および第3漏洩流路ならびに前記膨張器の冷媒の流通
    抵抗をそれぞれA、B、C、Dとするとき、B>A>C
    でかつB≦Dであることを特徴とする冷媒用制御弁。
JP1222941A 1989-08-31 1989-08-31 冷媒用制御弁 Pending JPH0387573A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1222941A JPH0387573A (ja) 1989-08-31 1989-08-31 冷媒用制御弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1222941A JPH0387573A (ja) 1989-08-31 1989-08-31 冷媒用制御弁

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0387573A true JPH0387573A (ja) 1991-04-12

Family

ID=16790271

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1222941A Pending JPH0387573A (ja) 1989-08-31 1989-08-31 冷媒用制御弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0387573A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07248162A (ja) * 1994-03-14 1995-09-26 Saginomiya Seisakusho Inc 絞り部内蔵型電磁弁
JP2004116349A (ja) * 2002-09-25 2004-04-15 Tgk Co Ltd 可変容量圧縮機用容量制御弁

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07248162A (ja) * 1994-03-14 1995-09-26 Saginomiya Seisakusho Inc 絞り部内蔵型電磁弁
JP2004116349A (ja) * 2002-09-25 2004-04-15 Tgk Co Ltd 可変容量圧縮機用容量制御弁

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3397862B2 (ja) 電磁弁付膨張弁
EP1394480A8 (en) Refrigerator with switching valve switching flow of refrigerant to one of refrigerant passages
JP2966597B2 (ja) 双方向電磁弁
JPH0387573A (ja) 冷媒用制御弁
US5131240A (en) Air conditioning apparatus
JPH06174319A (ja) 車両用空調装置
JP2740309B2 (ja) 遅延開型電磁弁
JPS63293373A (ja) 2段階動作型電磁弁
JPH01150081A (ja) 電磁弁
JPH0584429B2 (ja)
JP2645854B2 (ja) 二段式膨張弁
JPH08166171A (ja) 分離型空気調和機
JPS6340760Y2 (ja)
JP3387586B2 (ja) 電磁弁付膨張弁
JPS6152909B2 (ja)
JP2000130889A (ja) バイパス付冷凍サイクルの弁取付構造
JPS62141469A (ja) ヒ−トポンプ式空気調和機
JP2580210B2 (ja) 五方逆転弁
JPS6051022B2 (ja) 冷凍装置
JPH034082A (ja) 電磁弁
JP4446628B2 (ja) バイパス弁およびそれを用いた空気調和装置
JPH0250060A (ja) 五方逆転弁
JPH034794B2 (ja)
JPH05340625A (ja) 空気調和装置
JPH0593548A (ja) 冷凍装置