JPS63293373A - 2段階動作型電磁弁 - Google Patents

2段階動作型電磁弁

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JPS63293373A
JPS63293373A JP12702387A JP12702387A JPS63293373A JP S63293373 A JPS63293373 A JP S63293373A JP 12702387 A JP12702387 A JP 12702387A JP 12702387 A JP12702387 A JP 12702387A JP S63293373 A JPS63293373 A JP S63293373A
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JP
Japan
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valve
piston
fluid passage
valve body
solenoid valve
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JP12702387A
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Inventor
Tadashi Aoki
青木 忠
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Saginomiya Seisakusho Inc
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Saginomiya Seisakusho Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電磁弁の開口を徐々に行う技術に関するもの
であるり、特に複数台の室内ユニットを接続したマルチ
タイプのヒートポンプ式空調機に用いられる冷媒流路開
閉用電磁弁である。
〔従来の技術〕
1台の室外ユニットと複数台の室内ユニットからなる空
気調和機としては、例えば第2図に示すようなヒートポ
ンプを利用したマルチエアコンがある。図においてAは
室外ユニット、Bは室内ユニット、Cは気化された冷媒
を圧縮する圧縮機、Dは4方弁、Eは冷媒液化防止のた
めに用いられる電磁弁、Fは電気式膨張弁、Gは逆止弁
である。
図中の矢符量の実線は冷房時、破線は暖房時の冷媒の流
れる方向を示している。
このシステムでは、暖房時には電磁弁Eを開けて室内ユ
ニットへ高温高圧ガスとなっている冷媒の供給をする。
一方冷房時にはこの電磁弁Eは不要であり、開口してお
けばよいのであるが、単に開口しておくためだけに通電
するのは無駄であり、開口し忘れる危険性もある、その
ために、冷房時にはこの電磁弁Eは通電を止めて閉止し
、室内ユニットBで蒸発し過熱蒸気となった冷媒ガスは
この電磁弁Eと並列に設けられた逆止弁Gを通って圧縮
機Cに流れるようにしている。
このマルチシステムにおいて、暖房時に室内ユニットを
使用しない場合、その室内ユニットへの冷媒液化防止用
電磁弁Eを閉じて高温高圧のガスの状態にある冷媒の供
給を止める。しかし室内ユニットBに充満していたガス
はその後室内の温度により冷却され液化する。この液化
した冷媒が室内ユニットに溜るのを防ぐために膨張弁F
は開けておき、冷媒が室外ユニッ)A側に吸引されるよ
うにしておく。一方圧縮機Cは1台でも室内ユニットが
使用されていれば稼働するので、冷媒ガスの圧力は同じ
レベルを保つ。従って冷媒液化防止用電磁弁Eの両側に
は大きな圧力差がかかることになり、次に暖房をしよう
として電磁弁Eを開口すると、急激に大量の冷媒が通過
するので大きな冷媒通過音を発生するという問題を有し
ている。
〔発明が解決しようとする問題点〕 上記の冷媒通過音が発生するのは、従来の電磁弁はその
電磁コイルに通電されると、直ちに弁を全開してしまい
開口速度を加減出来ないという欠点があるためである。
また冷房時のために逆止弁を並列に取りつけるので、器
具や配管が余計に必要となりコストアップの原因ともな
る。電磁弁と逆止弁を並列に設けるかわりに1つの可逆
弁を設けることも考えられるが、冷房時には弁として機
能しないことが要件であり、この目的に合う可逆弁はな
い。
本発明は上記従来技術の欠点の解消を図ったもので、弁
の開口を徐々に行うとともに、逆方向の流れに対しては
弁として機能しない電磁弁を提供することを目的として
いる。
c問題点を解決するための手段〕 本発明は、上記の目的を達成するために、弁本体に第1
流体通路、第2流体通路開口部を設けるとともに、その
間に弁座を設け、弁室内に該弁座に接離する弁体を摺動
自在に嵌挿し、該弁体の上部にピストンを移動自在に設
け、該弁体とピストンとの間の弁室と上記第2流体通路
開口部との差圧を制御するパイロット電磁弁を設け、弁
体が弁座に当接している状態では該弁体はピストンとの
間に間隙を有し、該弁体の上昇時において該ピストンに
当接し押し上げることを特徴としている。
〔実施例〕
本発明の実施例を第1図により説明する。図においてl
は弁本体、2は弁室で、弁室の上部は拡大されて弁室拡
大部2′となっており、弁室と拡大部の間に仕切壁3が
介在している。弁室2の下部には第1流体通路開口部4
と、弁座5を形成された第2流体通路開口部6が設けら
れている。弁室2の下部には弁座5を開閉する弁体7が
摺動可能に嵌挿され、弁室上部の拡大部2′にはピスト
ン8がやはり摺動可能に嵌挿され、これら両者の間には
若干の間隙9があり、弁体7が弁座5から少し離れたと
きに当接するようになっている。ピストン8の上下の圧
力を均一にするために、ピストン8と弁室拡大部2′の
間に微小間隙による均圧路10が設けられている。弁体
7とピストン8の間の弁室2と第2流体通路6をフなぐ
管路11゜11′とこの管路の中間にバイロフト電磁弁
12が設けられ、管路の両端の差圧を制御する。符号P
1は第1流体通路4における圧力を示し、P2は第2流
体通路6における圧力を示す。
第3図は第1図に示す電磁弁を第2図の従来のマルチシ
ステムに使用したもので、対応する構成要素には同一の
符号を付して示しである。
次ぎに本発明の作用について第1図、第3図によって説
明する。室外ユニットAにより加熱され過熱蒸気となっ
た冷媒は、四方弁りにより圧縮機Cに送られ高温高圧の
ガスとなり再び四方弁を通って電磁弁iに供給される。
この電磁弁Eが開口されていると冷媒は室内ユニットB
へと流れ、室内ユニットの表面で室内の冷気と熱交換し
、室内を暖房するとともに自身は放熱して冷却され、過
冷却液となる。液化した冷媒は膨張弁Fを通り室外ユニ
ットAに戻って再び加熱され、暖房のサイクルを構成す
る。複数の室内ユニッ)Bのうち、不使用のものについ
ては電磁弁Eを閉じて冷媒の供給を停止する。第1図に
おいてパイロ7)電磁弁12が閉じ、弁体7が弁座5に
圧接した状態になるが、高温高圧の冷媒は第1流体通路
4から弁室2および弁室拡大部2′に充満し、その圧力
はPlと等しくなる。一方P2はPlより低いので弁体
7は弁座5に圧接され弁は閉止の状態をたもつ。このま
ま不使用としておけば、やがて室内ユニット内の圧力が
下がり、前述したようにPlとPlの差が大きくなって
くる。
PlとPlの差が大きくなった状態から再び使用する場
合は、まず第1図においてパイロット電磁弁12をオン
にすると弁室の弁体7とピストン8の間にある冷媒が第
2流体通路6へと流出し、弁室の圧力が下がりPlと等
しくなるので弁体7は上方へ若干の間隙9だけ押し上げ
られ弁は第1段階の開口をする。この開口は小さく通過
する冷媒の量も少ないことから冷媒の通過音は生じない
一方弁室拡大部3は当初P1の圧力となっていたが、均
圧路10から弁体上部へ徐々に冷媒が流出し、弁室拡大
部2′内の圧力は低下してピストン8は弁体7に徐々に
押し上げられるように上昇し、弁の第2段階の開口がさ
れる。
弁が開口され冷媒が流れている状態であっても弁による
圧力降下によってPlはPlと等しくならず、若干低い
圧力となっている。
弁を閉じる場合は、電磁弁12を閉じる。すると弁室の
弁体7の上部の圧力は上昇してPlとなり、弁体の下部
は第2流体通路6に面しているのでPlより若干低いP
lの圧力しかないから弁体7は下方に押し下げられ弁座
5に当接して弁を閉じる。弁室拡大部2′の内部の圧力
も均圧路10からの流体の流入により、Plの圧力へと
上昇しピストン8は仕切壁3に当接する。
本発明においては、ピストン8の慣性は弁体7のそれよ
り大きい方が弁の開口はよりゆっくりとなるので効果が
上がることから、ピストン8を下方に付勢するばね手段
を設けてもよい。均圧路10を狭くすれば第2段階の開
口を遅くすることができるので、ピストン8を嵌挿する
弁室は必ずしも拡大部である必要はなく、逆に小さくて
しもよい。
冷房時は、冷媒の流れる向きは反対となり、室内ユニッ
トで気化された冷媒は第2流体通路6に供給され、圧力
はPlの方がPlより高くなり、弁体7は押し上げられ
冷媒は弁を通過していく。
即ち、この方向の流体の流れに対しては弁として機能し
ない。従って第3図に図示するように逆止弁が不要とな
る。ただし、この場合電磁弁12は閉じられていなけれ
ばならず、もし開けられているとPlの圧が弁体7の上
下から加わり、受圧面積の大きい上方からの力が強くな
り、弁体7は弁座5に圧接されて開かなくなってしまう
〔発明の効果〕
本発明によれば、弁本体に第1流体通路、第2流体通路
開口部を設けるとともに、その間に弁座を設け、弁体の
上部にピストンを移動自在に設け、弁体とピストンとの
間の弁室と上記第2流体通路開口部との差圧を制御する
パイロット電磁弁を設け、弁体が弁座に当接している状
態では該弁体はピストンとの間に間隙を有し、該弁体の
上昇時において該ピストンに当接し押し上げることを特
徴としているので、第1流体通路から第2流体通路への
流れの流体に対しては、徐々に開口する電磁弁となり、
第2流体通路から第1流体通路への流れの流体に対して
は弁として機能させないことができる。
以上のような簡単な構造によりヒートポンプ式マルチシ
ステム運転等における電磁弁開口時に発生する冷媒の通
過音を防止することができるという格別の効果を達成す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例の2段駆動作型電磁弁の断面
図、 第2図はヒートポンプ式冷暖房装置のマルチシステムの
従来例を示す構成図、 第3図は同上のシステムへの本発明の使用例を示す構成
図である。 1・・・弁本体、2・・・弁室、4・・・第1流体通路
開口部、5・・・弁座、6・・・第2流体通路開口部、
7・・・弁体、8・・・ピストン、9・・・間隙、12
・・・パイロット電磁弁。 第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 弁本体に第1流体通路、第2流体通路開口部を設けると
    ともに、その間に弁座を設け、弁室内に該弁座に接離す
    る弁体を摺動自在に嵌挿し、該弁体の上部にピストンを
    移動自在に設け、該弁体とピストンとの間の弁室と上記
    第2流体通路開口部との差圧を制御するパイロット電磁
    弁を設け、弁体が弁座に当接している状態では該弁体は
    ピストンとの間に間隙を有し、該弁体の上昇時において
    該ピストンに当接し押し上げることを特徴とする2段階
    動作型電磁弁。
JP62127023A 1987-05-26 1987-05-26 2段階動作型電磁弁 Expired - Lifetime JPH0794873B2 (ja)

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JP62127023A JPH0794873B2 (ja) 1987-05-26 1987-05-26 2段階動作型電磁弁

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JPH0794873B2 JPH0794873B2 (ja) 1995-10-11

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006316852A (ja) * 2005-05-11 2006-11-24 Saginomiya Seisakusho Inc パイロット作動式電磁弁およびこれを用いた熱交換システム
JP2011094788A (ja) * 2009-11-01 2011-05-12 Zhejiang Sanhua Climate & Appliance Controls Group Co Ltd 流路開閉制御装置
CN108343775A (zh) * 2014-12-08 2018-07-31 赵红艳 电站主蒸汽系统用顶部排汽电磁泄压阀

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JPS5487660U (ja) * 1977-12-02 1979-06-21

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