JPH038749B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH038749B2
JPH038749B2 JP61212384A JP21238486A JPH038749B2 JP H038749 B2 JPH038749 B2 JP H038749B2 JP 61212384 A JP61212384 A JP 61212384A JP 21238486 A JP21238486 A JP 21238486A JP H038749 B2 JPH038749 B2 JP H038749B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
surimi
fibrous
soy protein
nugget
screw extruder
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP61212384A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6368061A (ja
Inventor
Misuzu Iizuka
Gota Taguchi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nisshin Oillio Group Ltd
Original Assignee
Nisshin Oil Mills Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nisshin Oil Mills Ltd filed Critical Nisshin Oil Mills Ltd
Priority to JP61212384A priority Critical patent/JPS6368061A/ja
Publication of JPS6368061A publication Critical patent/JPS6368061A/ja
Publication of JPH038749B2 publication Critical patent/JPH038749B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (a) 産業上の利用分野 本発明はすり身を原料としてナゲツトタイプの
新規な食品を製造する方法に係る。
(b) 従来の技術 すり身はかまぼこを中心とした水産練製品の主
原料であるが、水産練製品は風味・食感ともに単
一化の傾向にあり、ここ数年需要は低迷してい
る。そこですり身の利用分野の拡大を計るべく
種々の試みがなされている。そのようなもののひ
とつとして、大豆蛋白をすり身に混合する方法が
知られている(特開昭55−88681号、同55−
104877号、同58−146260号の各公報)。
(c) 発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記の方法は、いずれも練製品の
品質改良に関するもので、従来のかまぼこの領域
を出ていない。
本発明の目的は、すり身を原料として従来のか
まぼこ的な食品ではなく、ソフトで繊維感のある
食感をもつナゲツト風の食品(以下フイツシユナ
ゲツトという)を製造することである。
(d) 問題点を解決するための手段 本発明者らは種々研究の結果、二軸型エクスト
ルーダーを用い押し出し成形法により製造された
新しい素材である繊維状大豆蛋白を用いると上記
の目的が達成されることを見出した。
即ち本発明は、二軸型エクストルーダーにより
製造された繊維状大豆蛋白をすり身に混合し、成
形後バツターおよびパン粉をつけ160〜180℃でフ
ライすることを特徴とするフイツシユナゲツトの
製造法である。
上記の繊維状大豆蛋白は、分離大豆蛋白、濃縮
大豆蛋白(アルコール洗浄法または酸洗浄法によ
るもの)、脱脂大豆粉末などの大豆蛋白、小麦粉、
小麦でんぷん、馬鈴薯でんぷん、コーンスター
チ、甘薯でんぷんなどのでんぷん類および必要に
応じて油脂を原料とし、水を添加しながら二軸型
エクストルーダーに供給し、加圧、加熱して製造
されるものである。
二軸型エクストルーダーは搬送性、混合性が高
いなど二軸型エレクトルーダーの基本的性能を有
するものであれば、この発明の目的を達成でき
る。
エクストルーダーの先端バレル温度は100〜200
℃、好ましくは140〜180℃、ダイ直前の圧力は20
〜80Kg/cm2、スクリユー回転数は80〜180rpmが
適当である。
この繊維状大豆蛋白は、従来法による繊維状大
豆蛋白とは異なり微細な繊維の束からできてお
り、水または湯でもどし切断しないタイプのミキ
サーで撹拌することによつて微細な繊維がからみ
合う。これをすり身に混合すると、繊維とすり身
が均一に混合し、成形もしやすく、これに衣をつ
け160〜180℃の油中でフライするとソフトで繊維
感のある食感が出現してくる。これは短時間に急
激に加熱されることによつて、すり身が強く結着
するとともに繊維状大豆蛋白の繊維が強化され両
者が相乗的に作用するためと思われる。
水または湯でもどした繊維状大豆蛋白(水分75
〜80%)は、すり身に対し10〜40重量%好ましく
は20〜30%混合する。10%未満の場合は従来の水
産練製品的なものとなり、40%をこえると繊維感
が強くなりすぎて好ましくない。
(e) 実施例 実施例 1 分離大豆蛋白5部、および馬鈴薯でんぷん3部
をよく混合し、二軸型エクストルーダー供給口か
ら投入する。同時に、全原料中の水分が30%とな
るように、流量制御装置の設備された注水部から
水道水を供給する。用いた二軸型エクストルーダ
ーの仕様は以下の通りであつた。
スクリユー回転数……180rpm 先端バレル温度………150℃ ダイ直前の圧力………25Kg/cm2 この条件で、原料の投入量を1時間当たり55Kg
とする。エクストルーダーから得られた繊維状大
豆蛋白を切断(直径8mm 長さ5cm)、乾燥し、
約15倍量の熱湯(約90℃)で10分間もどし、2回
水洗し、脱水を繰り返す。このもの30部に1.2部
のシーズニングエキスを加え、ケンウツドミキサ
ーでよくほぐしておく。
冷凍すり身(2級)70部にあらかじめ濃縮大豆
蛋白(日清製油(株)製 商品名 ソルピー600)1.5
部、食塩1部を添加して荒ずりおよび塩ずり工程
をロボツトカツターにて行う。
以上の繊維状大豆蛋白およびすり身をケンウツ
ドミキサー(またはリボンミキサー)で混合、さ
らにグルタミン酸ソーダ0.2部、サラダ油7部を
加え、よく混練する。1個20gに成形し、ナゲツ
ト用の衣(バツターおよびパン粉)をつけフライ
(170℃で2分)する。
(f) 発明の効果 本発明により得られる食品は従来のすり身利用
食品の代表であるかまぼことは異なる食感を持
ち、ソフトで繊維感のあるナゲツトタイプの食品
となる。そのため本発明はすり身の利用分野の拡
大に資するとともに、市場に新しい感覚の食品を
提供するものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 二軸型エクストルーダーにより製造された繊
    維状大豆蛋白をすり身に混合し、成形後、バツタ
    ーおよびパン粉をつけ160〜180℃でフライするこ
    とを特徴とするフイツシユナゲツトの製造法。 2 繊維状大豆蛋白(水分75〜80%)をすり身に
    対し、10〜40重量%混合する特許請求の範囲第1
    項記載の製造法。
JP61212384A 1986-09-08 1986-09-08 フイツシユナゲツトの製造法 Granted JPS6368061A (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS6368061A JPS6368061A (ja) 1988-03-26
JPH038749B2 true JPH038749B2 (ja) 1991-02-06

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US7303778B2 (en) * 2004-04-27 2007-12-04 Solae, Llc Low carbohydrate coating system for breaded foods
US7938060B2 (en) 2004-09-13 2011-05-10 Southeastern Mills, Inc. Breadcrumb manufacturing system and method
TW202236972A (zh) * 2021-03-16 2022-10-01 日商不二製油集團控股股份有限公司 油炸魚類食品的製造方法

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