JPH0387146A - だんご・もち類 - Google Patents

だんご・もち類

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Publication number
JPH0387146A
JPH0387146A JP1226512A JP22651289A JPH0387146A JP H0387146 A JPH0387146 A JP H0387146A JP 1226512 A JP1226512 A JP 1226512A JP 22651289 A JP22651289 A JP 22651289A JP H0387146 A JPH0387146 A JP H0387146A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
curdlan
rice
mochi
dumplings
dango
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1226512A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Okura
大倉 裕二
Tetsuya Taguchi
哲也 田口
Yukihiro Nakao
行宏 中尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0387146A publication Critical patent/JPH0387146A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、カードランを含有してなるだんご・もち類に
関する。
従来の技術およびその課題 従来の方法で製造された、だんご・もち類はみつ豆、し
るこ、ぜんざい等のように水中に存在させる食品に用い
る場合、レトルト等の加熱時において、煮くずれを起こ
しやすく、軟化による形状の変化や溶出によって商品価
値が低下することがある。そのため、だんご・もち類を
液汁とは別包装にする等の対応が必要となり、工程が煩
雑となり、生産性低下の原因となっている。
同様に、だんご・もち類を水中に入れて加熱調理する場
合にも煮くずれが起こるため、調理時間や調理してから
食するまでの時間が制限される。
従って、たとえばおでんのような用途においても、長時
間怠こむことができないので、大量調理をしにくいとい
う問題点がある。
課題を解決するための手段 そこで、本発明者らはかかる課題を解決するために鋭意
研究を行った結果、だんご・もち類を製造するにあたり
、カードランの特定量を添加することによって、点くず
れが有効に防止できることを見い出し、本発明を完成し
たものである。
すなわち、本発明は澱粉質原料量に対し、カードランを
2〜6.5重量%含有せしめてなるだんご・もち類であ
る。
本発明でいうカードランは、β−1,3−グルコシド結
合を主体とする加熱凝固性多糖類の総称であって、たと
えば、アルカリ土類金属またはアグロバクテリウム属の
微生物によって生産される該多糖類が挙げられる。具体
的にはアルカリゲネス・フェカリス・バール・ミクソゲ
ネス菌類l0C3Kにより生産される加熱凝固性多糖類
[アグリカルチュラル・バイオロジカル・ケミストリー
(Agricultural Biological 
C1〕emistry )Vol 。
30.196頁(1966)]、アルカリゲネス・フェ
カリス・バール・ミクソゲネス菌株1003にの変異株
NTK−u (IFOl 3140)により生産される
加熱凝固性多糖類(特公昭4832673号)、アグロ
バクテリウム・ラジオバクター(IFO13127)お
よびその変異株Ui9 (IFO13126)により生
産される加熱凝固性多糖類(特公昭48−32674号
)などが使用し得る。
次に、本発明のだんご・もち類の製造に用いる澱粉質原
料はもち米、うるち米およびそれらを製粉した米穀粉な
どの米澱粉質原料の1種以上を必須原料とするが、適宜
他の澱粉質原料を添加しても良い。具体的に米穀粉とし
ては生粉製品である白玉粉、もち粉(求肥粉)、上新粉
、土用粉等があげられ、糊化製品である寒梅粉、みじん
粉、道明寺粉、上南粉、早並粉等も使用可能である。ま
たその他の澱粉原料としては、小麦粉、うき粉。
ぐず粉をはじめ、片栗粉、コーンスターチ ワキシーコ
ーンスターチ、馬鈴薯澱粉、せ薯澱粉、タピオカ澱粉等
の澱粉類あるいはそれらの加工澱粉があげられる。一般
に、米澱粉質原料を1ffi量部に対し、その他の澱粉
質原料は約4重量部程度まで混和してもよい。なお、寒
天、アルギン酸およびアルギン酸塩、カラギーナン、ペ
クチン、ローカストビーンガム、グアーガム、カルボキ
シメチルセルロース、キサンタンガム等のゲル化剤や糊
料、食塩、砂糖、しょう油等の調味料や、あん、もち草
、卵等などを適宜添加してもよい。
本発明のだんご・もち類の製造において、カードランの
添加は粉末状態で澱粉質原料に混合するのが最も簡便で
あるが、さらに別法としてカードラン水懸濁液を50°
Cから80’Oの温度範囲にいったん加熱した後、静置
冷却して得られるローセットゲルや、カードラン水懸濁
液をホモジナイザーで処理して得られるカードラン分散
液として加えることも可能である。カードランの添加量
は、2〜6.5重量%で煮くずれ防止効果が認められ、
かつテクスチャーも良好であるが、この添加量を大きく
越えて添加するとテクスチャーがかたくなりすぎて好ま
しくない。
本発明のだんご・もち類は、製造直後の水分が約60%
程度までのものが好ましい対象である。
だんご・もち類の製造に際し、カードランは、80°C
以下の温度で澱粉質原料と混和される。
例えば、だんごの場合、カードランと澱粉質原料とを水
で混ねつし、成形後、85°C以上に加熱することによ
って有利に製造できる。ここで、混ねつ、成形、加熱(
蒸煮、茹上げ)の操作は自体公知のだんごの製造法によ
って実施すればよい。
方、もちのようにもち米(米粒)を用いて、蒸煮、搗き
(混ねつ)、成形の工程で製造される場合には、搗き(
混ねつ)工程で温度が80°C以下までに降下した時点
でカードランを添加し、さらに搗き(混ねり)をして均
一に混和するのが好ましい。
次いで成形した後、85°C以上に加熱するが、この加
熱は包装後の加熱殺菌や、調理加熱などによっても目的
を達することができる。
かくして得られる本発明のだんご・もち類は、みつ夏用
、ぜんざい・しるこ用、雑煮・きんちゃくなどの調理素
材用など煮込んで食する場合に好適であって、従来のも
のに比較して煮くずれが少ないという特徴を有する。
大稟勇 以下に実験例および実施例をあげて本発明をさらに詳し
く説明するが、本発明はこれらにより限定されるもので
はない。
また、カードランはアルカリゲネス・フェカリス・バー
ル・ミクソゲネス菌株10C3にの変異株NTK−u 
(IFO13140)を培養し生産・精製されたものを
スプレードライして用いた。
実験例1 上記の各配合物に水300mQを加え、ミキサでこねた
後、円盤状に底形し、茹上げ(3分)後急冷して、もち
だんごを調製し、冷凍保存した。
得られたもちだんごの評価は以下のように行っIこ。
まず、沸騰水中で2時間加熱し、煮くずれを観察した。
またこれとは別に5分間沸騰水中で加熱した各もちだん
ごの食感を評価した。
第1表 カードラン添加量(%)煮くずれの有無 食感無添加 
       あり     良好1.0      
   あり     良好2.0      わずかに
あり  良好4.2        なし     良
好6.4        なし     はぼ良好第1
表の結果から明らかなようにカードラン2〜6.4重量
%の添加で煮くずれの少ないテクスチャー良好なだんご
が得られた。
実施例1 もち粉384g、カードラン16gおよび水300gを
用いて、実験例1と同様な方法でもちだんごを調製し、
煮くずれのない良好なもちだんごを得た。
実施例2 もち粉188g、カードラン24g1ワキシーコーンス
ターチ188gおよび水300gを用いて、実験例1と
同様な方法でだんごを調製し、煮くずれのない良好なだ
んごを得た。
実施例3 上新粉392g、カードラン8gおよび水300gを用
いて、実験例1と同様な方法でだんごを調製し、煮くず
れのない良好なだんごを得た。
実施例4 もち米150gを水に一夜浸漬後水きりし、もち粉60
g、ワキシコーンスターチ60g、上新粉30g、水1
20gを混合して30分間蒸煮した。これを搗きなから
75°Cに温度が降下した時点でカードラン12gを搗
き込み、もちを調製した。
得られたもちは煮くずれの少ない良好なもちであった。
発明の効果 本発明は、だんご・もち類を製造するに際し、その澱粉
質原料量に対し、2〜6.5重量%のカドランを含有せ
しめるものであり、得られる製品は長時間、煮込んでも
煮くずれがなくみつ夏用、ぜんざい・しるこ用、雑煮あ
るいはきんちゃくなどの調理素材用として好適である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 澱粉質原料量に対し、2〜6.5重量%のカードランを
    含有せしめてなるだんご・もち類。
JP1226512A 1989-08-31 1989-08-31 だんご・もち類 Pending JPH0387146A (ja)

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JP1226512A JPH0387146A (ja) 1989-08-31 1989-08-31 だんご・もち類

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JP1226512A JPH0387146A (ja) 1989-08-31 1989-08-31 だんご・もち類

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JPH0387146A true JPH0387146A (ja) 1991-04-11

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ID=16846288

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JP1226512A Pending JPH0387146A (ja) 1989-08-31 1989-08-31 だんご・もち類

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09238630A (ja) * 1996-03-08 1997-09-16 Daito Shiyokuken Kk 餅様食品及びその製造方法
JP2011115114A (ja) * 2009-12-07 2011-06-16 Kirin Kyowa Foods Co Ltd もち様食品用ミックス
JP2016116450A (ja) * 2014-12-18 2016-06-30 株式会社ヤヨイサンフーズ 餅様食品およびその製造方法
JP2020184926A (ja) * 2019-05-14 2020-11-19 株式会社 信玄食品 調理済み餅入り食品の製造方法

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