JPH0387031A - 半導体集積回路 - Google Patents
半導体集積回路Info
- Publication number
- JPH0387031A JPH0387031A JP13349188A JP13349188A JPH0387031A JP H0387031 A JPH0387031 A JP H0387031A JP 13349188 A JP13349188 A JP 13349188A JP 13349188 A JP13349188 A JP 13349188A JP H0387031 A JPH0387031 A JP H0387031A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- type
- epitaxial layer
- barrier diode
- npn transistor
- integrated circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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- 230000004888 barrier function Effects 0.000 claims abstract description 21
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 16
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract 2
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 4
- 230000003071 parasitic effect Effects 0.000 description 4
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
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- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は半導体集積回路に関し、特に高速スイッチング
特性を有するショットキー・クランプ型NPN トラン
ジスタを含む半導体集積回路に関する。
特性を有するショットキー・クランプ型NPN トラン
ジスタを含む半導体集積回路に関する。
従来、この種の半導体回路は第2図に示すような構成を
有していた。図中、1はシリコンからなるP型半導体基
板、2はN型高濃度埋込領域、3はP型絶縁領域、4は
N型エピタキシャル層、5はP型ベース領域、6はN型
エミッタ領域、7はN型コンタクト領域、8は酸化シリ
コン膜、9−1〜9−4は配線用アルミニウム膜であり
、P型ベース領域5及びN型エミッタ領域6で縦型NP
Nトランジスタを、又、配線用アルミニウム膜9−4の
直下には酸化シリコン膜8が存在せず、直接、配線用ア
ルミニウム膜9−4とN型エピタキシャル層が接触して
いるため、ショットキー・バリヤー・ダイオードを形成
している。
有していた。図中、1はシリコンからなるP型半導体基
板、2はN型高濃度埋込領域、3はP型絶縁領域、4は
N型エピタキシャル層、5はP型ベース領域、6はN型
エミッタ領域、7はN型コンタクト領域、8は酸化シリ
コン膜、9−1〜9−4は配線用アルミニウム膜であり
、P型ベース領域5及びN型エミッタ領域6で縦型NP
Nトランジスタを、又、配線用アルミニウム膜9−4の
直下には酸化シリコン膜8が存在せず、直接、配線用ア
ルミニウム膜9−4とN型エピタキシャル層が接触して
いるため、ショットキー・バリヤー・ダイオードを形成
している。
第3図は、第2図の半導体集積回路の等価回路図を示し
た図であり、縦型NPNトランジスタのコレクタ・ベー
ス間に、ショットキー・バリヤー・ダイオードを挿入し
ている。即ち、NPNトランジスタのコレクタにショッ
トキー・バリヤー・ダイオードのカソードを、エミッタ
にアノードを接続している。
た図であり、縦型NPNトランジスタのコレクタ・ベー
ス間に、ショットキー・バリヤー・ダイオードを挿入し
ている。即ち、NPNトランジスタのコレクタにショッ
トキー・バリヤー・ダイオードのカソードを、エミッタ
にアノードを接続している。
第3図に示した様に、NPNトランジスタのコレクタ・
ベース間にショットキー・バリヤー・ダイオードを挿入
することにより、NPNトランジスタが導通した際、コ
レクタ電圧が過剰に飽和状態にならない様、即ち、トラ
ンジスタが活性領域で動作する様にショットキー・バリ
ヤー・ダイオードによって、クランプされるために、C
−B接合に蓄積した電荷がショットキー・バリヤー・ダ
イオードで放電されることでスイッチング・スピードを
早くしている。
ベース間にショットキー・バリヤー・ダイオードを挿入
することにより、NPNトランジスタが導通した際、コ
レクタ電圧が過剰に飽和状態にならない様、即ち、トラ
ンジスタが活性領域で動作する様にショットキー・バリ
ヤー・ダイオードによって、クランプされるために、C
−B接合に蓄積した電荷がショットキー・バリヤー・ダ
イオードで放電されることでスイッチング・スピードを
早くしている。
上述した従来の半導体集積回路のショットキー・クラン
プ型NPN トランジスタが活性領域で動作し高速のス
イッチング特性を有するためには、コレクタ・エミッタ
間電圧VCEが、ショットキー・バリヤー・・ダイオー
ドでクランプされる状態、即ち、 VCE = VBE VF (1)V
az : トランジスタのベース・エミッタ間順方
向電圧 VF : ショットキー・バリヤー・ダイオードの順
方向電圧 と表わされる電圧が、トランジスタのコレクタ・エミッ
タ間の飽和電圧Vcε(SAT )より、大きい場合に
限られる。
プ型NPN トランジスタが活性領域で動作し高速のス
イッチング特性を有するためには、コレクタ・エミッタ
間電圧VCEが、ショットキー・バリヤー・・ダイオー
ドでクランプされる状態、即ち、 VCE = VBE VF (1)V
az : トランジスタのベース・エミッタ間順方
向電圧 VF : ショットキー・バリヤー・ダイオードの順
方向電圧 と表わされる電圧が、トランジスタのコレクタ・エミッ
タ間の飽和電圧Vcε(SAT )より、大きい場合に
限られる。
しかし、従来の半導体集積回路を接合温度の高い状態で
使用した場合、トランジスタのベース・エミッタ間順方
向電圧は負の温度係数を、又コレクタ・エミッタ間の飽
和電圧は正の温度係数を各々有しているため、コレクタ
・エミッタ間の飽和電圧の方が〈1)式で表される電圧
よりも大きくなり、NPNトランジスタが、飽和に近い
状態に追い込まれ、ベースに蓄積した電荷が増加し、ス
イッチング・スピードが遅くなるという欠点がある。
使用した場合、トランジスタのベース・エミッタ間順方
向電圧は負の温度係数を、又コレクタ・エミッタ間の飽
和電圧は正の温度係数を各々有しているため、コレクタ
・エミッタ間の飽和電圧の方が〈1)式で表される電圧
よりも大きくなり、NPNトランジスタが、飽和に近い
状態に追い込まれ、ベースに蓄積した電荷が増加し、ス
イッチング・スピードが遅くなるという欠点がある。
本発明の半導体集積回路は、P型半導体基板とその上に
設けられたN型エピタキシャル層との界面に選択的に設
けられたN型高濃度埋込領域を有する半導体チップに、
前記N型高濃度埋込領域をコレクタの一部として有する
縦型NPNトランジスタ及び前記N型エピタキシャル層
をカソードとして有するショットキー・バリヤー・ダイ
オードを形成してなるショットキー・クランプ型NPN
トランジスタを含む半導体集積回路において、前記ショ
ットキー・バリヤー・ダイオード直下の前記N型エピタ
キシャル層の前記P型半導体基板との界面にP型埋込領
域が選択的に設けられているというものである。
設けられたN型エピタキシャル層との界面に選択的に設
けられたN型高濃度埋込領域を有する半導体チップに、
前記N型高濃度埋込領域をコレクタの一部として有する
縦型NPNトランジスタ及び前記N型エピタキシャル層
をカソードとして有するショットキー・バリヤー・ダイ
オードを形成してなるショットキー・クランプ型NPN
トランジスタを含む半導体集積回路において、前記ショ
ットキー・バリヤー・ダイオード直下の前記N型エピタ
キシャル層の前記P型半導体基板との界面にP型埋込領
域が選択的に設けられているというものである。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。
。
第1図は本発明の一実施例を示す半導体チップの断面図
である。
である。
この実施例は、シリコンからなるP型半導体基板1とそ
の上に設けられたN型エピタキシャル層6との界面に選
択的に設けられたN型高濃度埋込領域2を有する半導体
チップに、N型高濃度埋込領域2をコレクタの一部とし
て有する縦型NPNトランジスタ及びN型エピタキシャ
ル層4をカソードとして有するショットキー・バリヤー
・ダイオードを形成してなるショットキー・クランプ型
NPNトランジスタを含む半導体集積回路において、前
述のショットキー・バリヤー・ダイオードの陽極A直下
のN型エピタキシャル層のP型半導体基板1との界面に
P型埋込領域1oが選択的に設けられているというもの
である。
の上に設けられたN型エピタキシャル層6との界面に選
択的に設けられたN型高濃度埋込領域2を有する半導体
チップに、N型高濃度埋込領域2をコレクタの一部とし
て有する縦型NPNトランジスタ及びN型エピタキシャ
ル層4をカソードとして有するショットキー・バリヤー
・ダイオードを形成してなるショットキー・クランプ型
NPNトランジスタを含む半導体集積回路において、前
述のショットキー・バリヤー・ダイオードの陽極A直下
のN型エピタキシャル層のP型半導体基板1との界面に
P型埋込領域1oが選択的に設けられているというもの
である。
従来例とのちがいは、ショットキー障壁電極(A>の直
下には、N型高濃度領域2がなく、その代りにP型埋込
領域1oがあるということである。
下には、N型高濃度領域2がなく、その代りにP型埋込
領域1oがあるということである。
この実施例を接合温度が高い状態で動作させた場合、前
述した様にNPN)ラジスタの飽和電圧が大きくなり、
前記(1〉式で決るコレクタ・工ミッタ間電圧よりも大
きくなることがある。従って、NPNトランジスタは、
飽和に近い状態となるため、動作時、NPNトランジス
タのベース・コレクタを各々エミッタ、ベースとし、P
型半導体基板をコレクタとするサブストレートPNP構
造の寄生トランジスタが発生する。かつ、前述した様に
、ショットキー・バリヤー・ダイオードの直下にはP型
窩濃度埋込領域10を有しているため、寄生PNPトラ
ンジスタのhPEは非常に大きくすることが出来る。従
って、NPNトランジスタのベースに流入したベース電
流のうちP型半導体基板へ分流する成分が寄生PNPト
ランジスタの高hFEの様に増大し、NPNトランジス
タの有効ベース電流成分は減少するため、NPNトラン
ジスタのコレクタ・ベース接合に蓄積される電荷量を減
少出来るので、接合温度が高い状態でも高速のスイッチ
ング特性が実現できる。
述した様にNPN)ラジスタの飽和電圧が大きくなり、
前記(1〉式で決るコレクタ・工ミッタ間電圧よりも大
きくなることがある。従って、NPNトランジスタは、
飽和に近い状態となるため、動作時、NPNトランジス
タのベース・コレクタを各々エミッタ、ベースとし、P
型半導体基板をコレクタとするサブストレートPNP構
造の寄生トランジスタが発生する。かつ、前述した様に
、ショットキー・バリヤー・ダイオードの直下にはP型
窩濃度埋込領域10を有しているため、寄生PNPトラ
ンジスタのhPEは非常に大きくすることが出来る。従
って、NPNトランジスタのベースに流入したベース電
流のうちP型半導体基板へ分流する成分が寄生PNPト
ランジスタの高hFEの様に増大し、NPNトランジス
タの有効ベース電流成分は減少するため、NPNトラン
ジスタのコレクタ・ベース接合に蓄積される電荷量を減
少出来るので、接合温度が高い状態でも高速のスイッチ
ング特性が実現できる。
以上説明した様に本発明は、ショットキー・バリヤー・
ダイオード直下のP型半導体基板とN型エピタキシャル
層間に、P型埋込領域を設けることにより、接合温度が
高い状態で動作し、NPNトラジスタが飽和に近い状態
になった時、NPNトラジスタのベース・コレクタ及び
P型半導体基板を各々エミッタ、ベース、コレクタとす
る寄生PNPトランジスタのhFEを大きくすることが
できるため、NPNトランジスタの有効ベース電流成分
を減少できるため、ベース蓄積電荷を減少できるので、
高速のスイッチング特性を実現することができる効果が
ある。
ダイオード直下のP型半導体基板とN型エピタキシャル
層間に、P型埋込領域を設けることにより、接合温度が
高い状態で動作し、NPNトラジスタが飽和に近い状態
になった時、NPNトラジスタのベース・コレクタ及び
P型半導体基板を各々エミッタ、ベース、コレクタとす
る寄生PNPトランジスタのhFEを大きくすることが
できるため、NPNトランジスタの有効ベース電流成分
を減少できるため、ベース蓄積電荷を減少できるので、
高速のスイッチング特性を実現することができる効果が
ある。
第1図は本発明の一実施例を示す半導体チップの断面図
、第2図は従来例を示す半導体チップの断面図、第3図
は一般に使われるショットキー・クランプ型NPNトラ
ンジスタの回路図である。 1・・・P型半導体基板、2・・・N型高濃度埋込領域
、3・・・P型絶縁領域、4・・・N型エピタキシャル
層、5・・・P型ベース領域、6・・・N型エミッタ領
域、7・・・N型コンタクト領域、8・・・酸化シリコ
ン膜、9−1.9−3.9−4・・・配線用アルミニウ
ム膜、10・・・P型埋込領域、A・・・ショットキー
・バリヤー・ダイオードの陽極、B・・・ベース電極、
C・・・コレクタ電極、E・・・エミッタ電極、K・・
・ショット−・バリヤー・ダイオードのカソード電極。
、第2図は従来例を示す半導体チップの断面図、第3図
は一般に使われるショットキー・クランプ型NPNトラ
ンジスタの回路図である。 1・・・P型半導体基板、2・・・N型高濃度埋込領域
、3・・・P型絶縁領域、4・・・N型エピタキシャル
層、5・・・P型ベース領域、6・・・N型エミッタ領
域、7・・・N型コンタクト領域、8・・・酸化シリコ
ン膜、9−1.9−3.9−4・・・配線用アルミニウ
ム膜、10・・・P型埋込領域、A・・・ショットキー
・バリヤー・ダイオードの陽極、B・・・ベース電極、
C・・・コレクタ電極、E・・・エミッタ電極、K・・
・ショット−・バリヤー・ダイオードのカソード電極。
Claims (1)
- P型半導体基板とその上に設けられたN型エピタキシ
ャル層との界面に選択的に設けられたN型高濃度埋込領
域を有する半導体チップに、前記N型高濃度埋込領域を
コレクタの一部として有する縦型NPNトランジスタ及
び前記N型エピタキシャル層をカソードとして有するシ
ョットキー・バリヤー・ダイオードを形成してなるショ
ットキー・クランプ型NPNトランジスタを含む半導体
集積回路において、前記ショットキー・バリヤー・ダイ
オード直下の前記N型エピタキシャル層の前記P型半導
体基板との界面にP型埋込領域が選択的に設けられてい
ることを特徴とする半導体集積回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13349188A JPH0387031A (ja) | 1988-05-30 | 1988-05-30 | 半導体集積回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13349188A JPH0387031A (ja) | 1988-05-30 | 1988-05-30 | 半導体集積回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0387031A true JPH0387031A (ja) | 1991-04-11 |
Family
ID=15106011
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13349188A Pending JPH0387031A (ja) | 1988-05-30 | 1988-05-30 | 半導体集積回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0387031A (ja) |
-
1988
- 1988-05-30 JP JP13349188A patent/JPH0387031A/ja active Pending
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