JPH0386622A - サンルーフ装置 - Google Patents

サンルーフ装置

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JPH0386622A
JPH0386622A JP22020289A JP22020289A JPH0386622A JP H0386622 A JPH0386622 A JP H0386622A JP 22020289 A JP22020289 A JP 22020289A JP 22020289 A JP22020289 A JP 22020289A JP H0386622 A JPH0386622 A JP H0386622A
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Hiroshi Imai
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、自動車のスライド及チルトアップタイプのサ
ンルーフ装置に関するものである。
従来の技術 一般に、自動車のサンルーフ装置の1つのタイプとして
、ルーフパネルの下面をスライドパネルがスライドする
と共に、ルーフパネルの後端が持ち上がるチルト機構を
備えたスライド及チルトアップタイプのものがある。
従来、すべりレールに摺動自在に係合したリンク機構に
旋回レバーの旋回ボルトをガイドするすべりレールと平
行なスリットを設けると共に、このスリットの上側に旋
回レバーに設けた昇降ローラを係合するカム軌道を形成
し、リンク機構をすベリレールに沿って前後移動するこ
とにより、旋回ボルトをスリット内で摺動させると同時
に、昇降ローラをカム軌道に従動させ、カバーの後端を
チルトアップさせるようにした車両の摺動旋回ルーフが
特開昭59−73326号公報として提案されている。
発明が解決しようとする課題 ところが、特開昭59−73326号公報記載のものは
、カバーの後端を旋回レバーによりチルトアップさせる
に際し、カバー〇後端を旋回レバーにより持ち上げるの
で、カバー後部の大きな荷重を旋回レバーのみで支える
必要があった。
本発明の目的は、上述する問題点に対処して、スライド
パネルの後端を第1のリヤリンク及び第2のリヤリンク
により安定して持ち上げ、かつ、チルト状態を確実に保
持し、スライドパネル後部の荷重をこれらリンクにより
安定して支えることが可能なサンルーフ装置を提供する
ことにある。
課題を解決するための手段 本発明のサンルーフ装置は、車体のルーフパネルに開口
部を設け、その両側に車体の前後方向に沿って平行なガ
イドレールを配設し、開口部に配置したスライドパネル
を前記ガイドレールとスライドパネル間に設けたチルト
機構を有する駆動リンク機構でチルト及びスライド操作
するサンルーフ装置において、チルト機構が前記ガイド
レールに車体の後方から第1のリヤガイド、第2のリヤ
ガイド及び規制体をそれぞれ移動自在に備え、前記スラ
イドパネルの後端寄りの下部に案内体を有し、前記第1
のリヤガイドに第1のリヤリンクの一端部を揺動自在に
連結すると共に、前記第2のリヤガイドに第2のリヤリ
ンクの一端部を揺動自在に連結し、第1のリヤリンク及
び第2のリヤリンクの軸着された他端部を前記案内体に
形成した長孔に摺動自在に係合し、第1のリヤリンクに
案内体に形成したスライドパネルの昇降用補助カム面に
従動する第1の係合ピンを設け、第2のリヤリンクの一
端に規制体の前面に形成した第2のリヤリンクの起伏用
カム面に従動する第2の係合ピンを設けた構造を有する
ことを特徴とする構成を有するものである。
作用 車体のルーフパネルの開口部に配置したスライドパネル
が開口部を閉塞する。
スライドパネルがローフパネルの開口部を閉塞する全閉
状態において、第1のリヤガイドが開口部の両側に配設
したガイドレールに沿って車体の前方に向かって移動す
ると、規制体が第2のリヤガイドの車体の前方への移動
を規制し、第1のリヤリンク及び第2のリヤリンクの軸
着された他端部が案内体に形成した長孔に係合しながら
摺動し、第1のリヤリンクに設けた第1の係合ピンが案
内体に形成したスライドパネルの昇降用補助カム面より
離脱し、第2のリヤリンクに設けた第2の係合ピンが規
制体の前面に形成した起伏用カム面に係合しながら移動
する。
第1のリヤガイドのガイドレールに対する車体前方への
移動により、第1のリヤリンク及び第2のリヤリンクが
回動しながら起き上がり、スライドパネルの後端が第1
のリヤリンク及び第2のリヤリンクにより持ち上げられ
、スライドパネルの後端がチルトアップされる。
実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第1図において、1は車体のルーフパネルであり、ルー
フパネル1には開口部2が設けられると共に、開口部2
の両側には、第2図に示すように、車体の前後方向に沿
って互に平行なガイドレール3.3がそれぞれ配設され
、開口部2にはスライドパネル4が配置され、スライド
パネル4の外周縁には全閉時の雨洩れを防止するための
ウェザストリップ5が設けられている。
ガイドレール3には、第1図に示すように、スライドパ
ネル4の前縁帯りに第1のフロントガイド6かつ、また
、後縁寄りに第1のリヤガイド7がそれぞれ移動自在に
設けられ、第1のフロントガイド6の後方には第2のフ
ロントガイド8が配設され、第1のリヤガイド7の前方
には第2のリヤガイド9が配設されている。
そして、第2のりャガーfド9の前部には第2のリヤガ
イド9の前方への移動を規制する規制体10が配設され
、第1のフロントガイド6及び第2のフロントガイド8
は車体の前方から順にガイドレール3に対してそれぞれ
移動自在に配置されると共に、第1のリヤガイド7.第
2のリヤガイド9及び規制体10は車体の後方から順に
ガイドレール3に対してそれぞれ移動自在に配置されて
いる。
スライドパネル4の両側下部にはブラケット11.11
がそれぞれ設けられ、ブラケット11の前端寄りの下部
には支持部12が形成され、支持部12にはスライドパ
ネル4の前方に向かって突出する支持アーム13が設け
られると共に、ブラケット11の後端寄りの下部には案
内体14が設けられている。
第1のフロントガイド6にはフロントリンク15の長平
方向中央付近が支持ピン16を介して揺動自在に連結さ
れ、第2のフロントガイド8には長孔17が形成され、
第2のフロントガイド8の長孔17はガイドレール3と
平行な直線部17aと、直線部17aに続いてスライド
パネル4に向かって傾斜する傾斜部17bとを有する。
第2のフロントガイド8の長孔17にはフロントリンク
15の一端部が連結ピン18を介して摺動自在に係合さ
れ、ブラケット11の支持部12にはフロントリンク1
5の他端部が支持ピン19を介して揺動自在に連結され
ている。
ガイドレール3の第1のフロントガイド6の前方にはス
ライドパネル4の前方への移動を阻止するストッパ20
が設けられ、ストッパ20には支持アーム13の一端を
嵌合してスライドパネル4を上下方向に誘導する誘導部
21が形成され、ガイドレール3の外側に位置するレー
ル溝22の上部には、第2図に示すように、誘導部21
に続いて支持アーム13の一端を案内する案内溝23が
側方に開口して設けられている。
支持アーム13の一端部りの外側には係合ローラ24が
回動自在に設けられ、支持アーム13の係合ローラ24
はストッパ20の誘導部21に嵌合され、ブラケット1
1はスライドパネル4の下部に配置したインナパネル2
5の下面にボルト26とナツト27により固定されてい
る。
第1のリヤガイド7には第1のリヤリンク28の一端部
が支持ピン29を介して揺動自在に連結されると共に、
第2のリヤガイド9には第2のリヤリンク30の一端部
が支持ピン31を介して揺動自在に連結されている。
第1のリヤリンク28は第1のリヤガイド7の両側に跨
がって配置されると共に、第2のリヤリンク30は第2
のリヤガイド9の両側に跨がって配置されている。
ガイドレール3とスライドパネル4間にはチルト機構3
2を有する駆動リンク機構32′が設けられている。
そして、スライドパネル4の後端を持ち上げるためのチ
ルト機構32は案内体14.第tのリヤリンク28.第
2のリヤリンク30及び規制体10により構成されてい
る。
駆動リンク機構32′は第1のフロントガイド6、第2
のフロントガイド8.フロントリンク15、第1のリヤ
ガイド7.第2のリヤガイド9゜案内体14.第1のリ
ヤリンク28及び第2のリヤリンク30により構成され
ている。
ブラケット11の案内体14にはスライドパネル4と平
行な直線状の長孔33が形成されると共に、長孔33の
側部にはスライドパネル4の昇降用補助カム面となるカ
ム溝34が形成され、カム溝34は案内体14の下縁を
切欠いた第1の傾斜部34aと、第■の傾斜部34aに
続く長孔33と平行な直線部34bと、直線部34bに
続いてスライドパネル4に向かって傾斜する第2の傾斜
部34cとを有する。
第1のリヤリンク28及び第2のリヤリンク30の軸着
された他端部が連結ピン35を介して案内体14の長孔
33に摺動自在に係合され、第1のリヤリンク28の長
手方向中央付近には案内体14のカム溝34に係合しな
がら従動する第1の係合ピン36が設けられている。
規制体10の前面には第2のリヤリンク30の起伏用の
円弧状のカム面37が形成され、第2のリヤリンク30
の一端には規制体IOのカム面37に係合しながら従動
する第2の係合ピン38が設けられている。
第1のリヤガイド7の下部には、第2図に示すように、
駆動シュー39が設けられ、駆動シュー39の両側縁が
ガイドレール3のレール溝22゜22にそれぞれ嵌入さ
れ、駆動シュー39は第1のリヤガイド7の下端にネジ
等により固定され、駆動シュー39がガイドレール3の
レール溝22に沿って摺動されるようになっている。
駆動シュー39の内側縁には駆動ケーブル40が連結さ
れ、駆動ケーブル40にはギヤ(図示せず)が噛合って
設けられ、ギヤにはスライドパネル4をガイドレール3
に沿って移動するための駆動手段となるモータ(図示せ
ず)が連結されている。
第1のフロントガイド6及び規制体10の下部には駆動
シュー39と同形状のフロントシュー(図示せず)がそ
れぞれ設けられると共に、第2のフロントガイド8及び
第2のリヤガイド9の下部には駆動シュー39と同形状
のりャシュ−(図示せず)がそれぞれ設けられ、フロン
トシューは第1のフロントガイド6及び規制体10の下
端にネジ等により固定され、リヤシューは第2のフロン
トガイド8及び第2のリヤガイド9の下端にネジ等によ
り固定されている。
フロントシュー及びリヤシューの両側縁がガイドレール
3のレール溝22.22にそれぞれ嵌入され、第■のフ
ロントガイド6及び規制体10の下部のフロントシュー
は第2のフロントガイド8の下部のりャシューに挿通し
たロッド(図示せず)により連結され、第2のフロント
ガイド8及び第2のリヤガイド9の下部のりャシューは
規制体10の下部のフロントシューに挿通した別のロッ
ド(図示せず)により連結され、フロントシュー及びリ
ヤシューはガイドレール3のレール溝22に沿って摺動
されるようになっている。
第2のフロントガイド8及び第2のリヤガイド9は、ス
ライドパネル4を全閉位置からガイドレール3に向かっ
て下降させる際に、第1のリヤガイド7と共にガイドレ
ール3に沿って車体の後方に向かって移動されるように
なっている。
また、第1のフロントガイド6及び規制体IOは、スラ
イドパネル4をルーフパネル1の下部の収納部に収納す
る際に、第1のリヤガイド7.第2のフロントガイド8
及び第2のリヤガイド9と共にガイドレール3に沿って
車体の後方に向かって移動されるようになっている。
第1図においては、支持アーム13の係合ローラ24が
ストッパ20の誘導部21に嵌合され、フロントリンク
15の連結ピン18が第2のフロントガイド8の長孔1
7の直線部17aの一端41aに位置されている。
また、第2のリヤガイド9の前面が規制体10の後面に
当接され、第1のリヤリンク28と第2のリヤリンク3
0の連結ピン35が案内体14の長孔33の一端33a
寄りに位置され、第1のリヤリンク28の第1の係合ピ
ン36が案内体14のカム溝34の直線部34bの第1
の傾斜部34a寄りに位置され、第2のリヤリンク30
の第2の係合ピン38が規制体10のカム面37の上部
に位置され、スライドパネル4がルーフパネルlの開口
部2を閉塞する全閉状態となり、スライドパネル4の周
縁のウェザストリップ5が開口部2の内側に当接して車
室内と外部との密閉遮断を行う。
次に、この実施例の作用について説明する。
[チルトアップ] まず、スライドパネル4が第1図に示すルーフパネル1
の開口部2を閉塞している全閉状態から、スライドパネ
ル4を移動するモータを駆動し、駆動ケーブル40をモ
ータの回転により押すように移動すると、駆動ケーブル
40が駆動シュー39をガイドレール3のレール溝22
に沿って車体の前方に向かって摺動し、第1のリヤガイ
ド7が駆動シュー39と共に車体の前方に向かって移動
する。
このとき、支持アーム13の係合ローラ24がストッパ
20の誘導部21に当接しているので、第1のフロント
ガイド6は固定状態にあり、また、フロントリンク15
.支持ピン16を介して規制体10も固定状態にあり、
第2のリヤガイド9は規制体10に当接した状態にある
したがって、第1のリヤガイド7が車体の前方へ移動す
ると、ストッパ20が支持アーム13を介してスライド
パネル4の車体の前方への移動を阻止すると同時に、規
制体10が第2のリヤガイド9の車体の前方への移動を
規制するので、第1のリヤリンク28及び第2のリヤリ
ンク30の連結ピン35が案内体14の長孔33に沿っ
て係合しながら摺動し、また、第1のリヤリンク28の
第1の係合ピン36が案内体14のカム溝34の直線部
34bから第1の傾斜部34aに向かって係合しながら
摺動し、さらに、第2のリヤリンク30の第2の係合ピ
ン38が支持ピン31を支点として規制体10のカム面
37に係合しながらT方に向かって移動し、第1のリヤ
ガイド7は第2のリヤガイド9へ向かって距離を縮める
ように移動する。
すると、第3図に示すように、連結ピン35が案内体1
4の長孔33の一端33aに位置し、第1のリヤリンク
28の第1の係合ピン36が案内体14のカム溝34よ
り離脱し、第2のリヤリンク30の第2の係合ピン38
が規制体10のカム面37の下端位置に係合した状態と
なり、第1のリヤリンク28が支持ピン29を支点とし
て起き上がると同時に、第2のりャリンク3oが支持ピ
ン31を支点として起き上がる。
この結果、スライドパネル4の後端が支持ピン19を支
点として第1のリヤリンク28及び第2のリヤリンク3
0により持ち上げられ、すなわち、スライドパネル4は
チルト機構32によってチルトアップ状態とされ、ルー
フパネル1の開口部2が車体の後方に向かって開口する
支持アーム13の係合ローラ24はストッパ20の誘導
部21の溝に半分係合したような状態となる。
また、lライドパネル4のチルト機構32によるチルト
アップに際し、第2のリヤリンク30の第2の係合ピン
38が規制体10のカム面37に係合することにより、
第2のリヤガイド9は規制体10で前後移動が阻止され
た状態に保持される。
[チルトダウン] チルトアップ状態(第3図)から、駆動ケーブル40を
モータの回転により引張るように移動すると、駆動ケー
ブル40が駆動シュー39をガイドレール3のレール溝
22に沿って車体の後方に向かって摺動し、第1のリヤ
ガイド7が駆動シュー39と共に車体の後方に向かって
移動する。
第1のリヤガイド7が車体後方へ移動する初期の間は、
支持アーム13の係合ローラ24とストッパ20の誘導
部21の溝との係合により、前記と同縁に第1のフロン
トガイド6、規制体10は固定状態にあるので、規制体
10のカム面37に第2の係合ピン38を係合した第2
のリヤリンク30と支持ピン31で結合された第2のリ
ヤガイド9は前方に移動できない。
このため、第1のリヤガイド7が後方に移動されると、
第2のリヤガイド9と第1のりギガ41フ間の距離が拡
大し、両リンク28.30は支持ピン29.31を中心
に倒れるように回動し、連結ピン35が下降する。
この結果、スライドパネル4の後端が支持ピン19を支
点として下降し、第1図の全閉状態となる。
この間、第2のリヤリンク30における第2の係合ピン
38は該リンク30の回動に伴って規制体10のカム面
37を上昇し、全開状態では規制体10の上面位置に達
している。
また、連結ピン35は案内体14の長孔33を一端33
aから中間位置に達する。
さらに、第1のリヤリンク28における第1の係合ピン
36は案内体14のカム溝34の第1の傾斜部34aと
直線部34bの境界部に達している(第1図)。
[全閉状態の維持] 前記の状態からさらに、第1のリヤガイド7が後方に移
動されると、今回は第2の係合ピン38が規制体10の
カム面37からすでに離脱してぃるので、第2のリヤガ
イド9は第1のリヤリンク28.第2のリヤリンク30
を介して後方へ移動する。
すると、第2のフロントガイド8がフロントリンク15
の連結ピン18に係合しながらガイドレール3に沿って
規制体10に向かって移動し、連結ピン18が第2のフ
ロントガイド8の長孔17の直線部17aの傾斜部17
b寄りに位置する。
この間、第2のリヤガイド9が規制体10より離脱し、
第1のリヤリンク28及び第2のリヤリンク30の連結
ピン35が案内体14の長孔33に沿って係合しながら
摺動し、第1のリヤリンク28の第1の保合ピン36が
案内体14のカム溝34の直線部34bに係合しながら
摺動し、第2のリヤリンク30の第2の保合ピン38が
規制体10の上面に係合しながら移動する。
そして、連結ピン35が案内体14の長孔33の他端3
3b寄りに位置し、第1のリヤリンク28の第1の係合
ピン36が案内体14のカム溝34の直線部34bの第
2の傾斜部34c寄りに位置し、第2のリヤリンク30
の第2の保合ピン38が規制体10の上面に係合してい
るが、スライドパネル4は前記長孔33.直線部34b
が水平であることにより、ガイドレール3に向かって下
降せずにルーフパネル1の開口部2を閉塞する全閉状態
のままを維持する。
[下 降] 第1のリヤガイド7がさらに車体後方へ移動されると、
第2のフロントガイド8及び第2のリヤガイド9が同時
に第1のリヤガイド7と共にガイドレール3に沿って車
体の後方に移動するが、当初、第2の係合ピン38はい
まだ誘導部21と停台状態にあるので、第1のフロント
ガイド6及び規制体10はガイドレール3に対して移動
しない。
しかし、第2のフロントガイド8はガイドレール3に沿
って規制体10に向かって移動するので、フロントリン
ク15の連結ピン18が第2のフロントガイド8の長孔
17の傾斜部17bに係合しながら摺動し、該長孔17
の傾斜部17bの他端部41bに位置する。
これにより、フロントリンク15の支持ピン19が支持
ピンi6を支点としてガイドレール3に向かって下方に
移動すると同時に、支持アーム13の係合ローラ24が
ストッパ20の誘導部21に係合しながら下方に向かっ
て移動し、誘導部21の溝から離脱する。
この間、第1のリヤリンク28及び第2のリヤリンク3
0の連結ピン35は案内体14の長孔33に沿って係合
しながら摺動し、第1のリヤリンク28の第1の係合ピ
ン36が案内体14のカム溝34の第2の傾斜部34c
に係合しながら摺動し、第2のリヤリンク30の第2の
保合ピン38は規制体10の上面より離脱する。
これにより、連結ピン35は案内体14の長孔33の他
端33bに位置し、第1のリヤリンク28の第1の係合
ピン36が案内体14のカム溝34の第2の傾斜部34
cの上端に位置し、連結ピン35は第1のリヤリンク2
8.第1のリヤリンク30が支持ピン29.31を支点
としてさらに倒れることにより、ガイドレール3に向か
って下方に移動する。
このため、ルーフパネル1の開口部2を閉塞するスライ
ドパネル4がガイドレール3に向かって下降する(第5
図)。
[引き込み・収納] さらに、スライドパネル4が第5図に示すガイドレール
3に向かって下降した状態から、第1のリヤガイド7を
車体後方へ移動すると、支持アーム13の係合ローラ2
4はすでに誘導部21の溝から離脱しているので、第1
のフロントガイド6゜第2のフロントガイド8.第2の
リヤガイド9及び規制体10が第(のリヤガイド7と共
にガイドレール3に沿って車体の後方に向かって移動し
、スライドパネル4がフロントリンク15及び第1のリ
ヤリンク28により車体の後方に向かって移動され、ス
ライドパネル4をルーフパネル1の下部に形成した収納
部(図示せず)に収納する。
そして、ルーフパネル1の開口部2は開放状態となる。
[押出しコ 収納位置において、駆動ケーブル40をモータの回転に
より押出すように移動すると、駆動シュー39が押され
、第1のリヤガイド7、第1のリヤリンク28.連結ピ
ン35.第2のリヤリンク30、支持ピン31.第2の
リヤガイド9.第2のフロントガイド8.フロントリン
ク15.支持ピン16及び19.支持アーム13を介し
て、スライドパネル4とチルト機構32.駆動リンク機
構32′の全体がガイドレール3のレール溝22に沿っ
て車体の前方に向かって摺動し、第5図のように、開口
部2の位置で下降伏態となる。
この状態では、支持アーム13の係合ローラ24がスト
ッパ20の誘導部21の下部に当接した状態にある。
[全 閉コ 第1のリヤガイド7がさらに車体の前方へ移動されると
、フロントリンク15は前方へ移動できないので、第2
のフロントガイド8が第1のフロントガイド6に向かっ
て移動し、第2のリヤガイド9が規制体10に向かって
移動する。
そして、フロントリンク15の連結ピン18が第2のフ
ロントガイド8の長孔17の傾斜部17bに係合しなが
ら摺動し、該長孔17の直線部17aの傾斜部17b寄
りに位置する。
これにより、フロントリンク15の支持ピン19が支持
ピン16を支点として上方に移動し、支持アーム13の
係合ローラ24がストッパ20の誘導部21に係合しな
がら上方に向かい該誘導部21の溝に係合する。
この間、第1のリヤリンク28及び第2のリヤリンク3
0の連結ピン35が案内体14の長孔33に沿って係合
しながら摺動し、第1のリヤリンク28の第1の係合ピ
ン36が案内体14のカム溝34の第2の傾斜部34c
に係合しながら摺動して、連結ピン35が支持ピン29
.31を支点として上方に移動することにより、スライ
ドパネル4は上昇し、全閉位置となる(第4rl!J)
なお、第2のリヤリンク30の第2の保合ピン38は規
制体10の上面に係合する。
そして、第4図に示すように、連結ピン35が案内体1
4の長孔33の他端33b寄りに移動し、第1のリヤリ
ンク28の第1の係合ピン36が案内体14のカム溝3
4の直線部34bの第2の傾斜部34c寄りに位置し、
第2のリヤリンク30の第2の係合ピン38が規制体1
0の上面に係合する。
発明の効果 以上に述べたように、本発明のサンルーフ装置によれば
、スライドパネルの後端を第1のリヤリンク及び第2の
リヤリンクにより持ち上げるので、スライドパネルの後
端を安定した状態でチルトアップさせることができる。
また、スライドパネル後端のチルトアップに際し、第2
のリヤリンクの第2の保合ピンが規制体のカム面に係合
するので、第2のリヤガイドはガイドレールに対して移
動しないように確実に保持され、第2のリヤガイドの起
き上がった状態が不測に崩れることがなく、スライドパ
ネル後部の荷重を第1のリヤリンク及び第2のリヤリン
クにより安定に支えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例のサンルーフ装置の概略正面
図、 第2図は、同上の要部側断面図、 第3図は、スライドパネルのチルトアップ状態を示す概
略正面図、 第4図は、スライドパネルの全閉状態を示す概略正面図
、 第5図は、スライドパネルの下降伏態を示す概略正面図
である。 1・・・ルーフパネル、2・・・開口部、3・・・ガイ
ドレール、4・・・スライドパネル、5・・・ウェザス
トリップ、6・・・第1のフロントガイド、7・・・第
1のリヤガイド、8・・・第2のフロントガイド、9・
・・第2のリヤガイド、10・・・規制体、11・・・
ブラケット、12・・・支持部、13・・・支持アーム
、14・・・案内体、15・・・フロントリンク、16
・・・支持ピン、17・・・長孔、17a・・・直線部
、17b・・・傾斜部、18・・・連結ピン、19・・
・支持ピン、20・・・ストッパ、21・・・誘導部、
22・・・レール溝、23・・・案内溝、24・・・係
合ローラ、25・・・インナパネル、26・・・ボルト
、27・・・ナツト、28・・・第1のリヤリンク、2
9・・・支持ピン、30・・・第2のリヤリンク、31
・・・支持ピン、32・・・チルト機構、32′・・・
駆動リンク機構、33・・・長孔、33a・・・一端、
33b・・・他端、34・・・カム溝、34a・・・第
1の傾斜部、34b・・・直線部、34c・・・第2の
傾斜部、35・・・連結ピン、36・・・第1の係合ピ
ン、37・・・カム面、38・・・第2の係合ピン、3
9・・・駆動シュー、40・・・駆動ケーブル、41a
・・・一端、41b・・・他端。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 車体のルーフパネルに開口部を設け、その両側に車体の
    前後方向に沿って平行なガイドレールを配設し、開口部
    に配置したスライドパネルを前記ガイドレールとスライ
    ドパネル間に設けたチルト機構を有する駆動リンク機構
    でチルト及びスライド操作するサンルーフ装置において
    、チルト機構が前記ガイドレールに車体の後方から第1
    のリヤガイド、第2のリヤガイド及び規制体をそれぞれ
    移動自在に備え、前記スライドパネルの後端寄りの下部
    に案内体を有し、前記第1のリヤガイドに第1のリヤリ
    ンクの一端部を揺動自在に連結すると共に、前記第2の
    リヤガイドに第2のリヤリンクの一端部を揺動自在に連
    結し、第1のリヤリンク及び第2のリヤリンクの軸着さ
    れた他端部を前記案内体に形成した長孔に摺動自在に係
    合し、第1のリヤリンクに案内体に形成したスライドパ
    ネルの昇降用補助カム面に従動する第1の係合ピンを設
    け、第2のリヤリンクの一端に規制体の前面に形成した
    第2のリヤリンクの起伏用カム面に従動する第2の係合
    ピンを設けた構造を有することを特徴とするサンルーフ
    装置。
JP22020289A 1989-08-29 1989-08-29 サンルーフ装置 Expired - Lifetime JPH06102411B2 (ja)

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JPH06102411B2 JPH06102411B2 (ja) 1994-12-14

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160127247A (ko) * 2015-04-24 2016-11-03 현대자동차주식회사 강성 증대를 위한 가이드 구조를 가지는 선루프 이동 장치

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KR20160127247A (ko) * 2015-04-24 2016-11-03 현대자동차주식회사 강성 증대를 위한 가이드 구조를 가지는 선루프 이동 장치

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