JPH0386192A - 自動ミシンにおける被縫製物の押え装置 - Google Patents
自動ミシンにおける被縫製物の押え装置Info
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
被縫製物の押え装置に関する。
の記憶媒体に所要の縫いパターンのデータを記憶させ、
この情報に基づいて被縫製物を移動させることにより自
動的に縫製を行うようにした自動ミシンが知られている
。
カフスあるいはポケットの垂れ等の特定形状を有する被
縫製物を保持し、ミシンの縫い針に対して相対的に移動
して所定の縫い目を形成するために、それぞれの縫いパ
ターンに対応した可動押圧部材が必要となる。
、且つ流行が目まぐるしく変化するので。
なければならない。
は、例えば特公昭63−25794号公報に記載された
ようなものがある。
字状のリンク部101が屈伸自在に装着され、酩動部1
02が第1のエアシリンダ103に駆動されて屈伸動し
、その開き度を第2のエアシリンダ104によって規制
している。
接板106が水平度を保って上下動可能に取付けられ、
その下方には、XY方向へ移動する送り台上に押えベー
ス107が設けられている。
回動自在に装着され、その上面に取付けられた摺動部1
08aが摺接板106の裏面に摺接しており、押え腕1
08の先端部には被縫製物を押圧して固定する押え部1
09が設けられている。
を突出状態に保ってリンク部101の開き角を最小とし
、摺接板106を持上げると押え腕108が押え部10
9を伴って上昇する。
板上の所定の位置にセットした後、第Iのエアシリンダ
103のロッドを後退させると、リンク部101の開き
角が増して摺接板10Bが水平状態を保ったまま下降し
、リンク部101の一部が第2のエアシリンダ104の
ロッドに当接するに及んで停止する。
し、その押圧板109bに下方へ付勢して摺動自在に取
付けられた押圧杆109aが第1の被縫製物W1を押圧
して固定するが、押圧板10日すはまだ上がった状態に
ある。
の被縫製物W2を挿入して第1の被縫製物Wl上の所定
の位置に載置した後、第2のエアシリンダ104のロッ
ドを後退させると、第1のエアシリンダ103のロッド
はさらに後退して摺接板106が下降し、押圧板109
bが第1.第2の被縫製物wt 、W2を押圧して固定
してIl製準備が完了する。
縫製物の押え装置にあっては、上下動する摺接板106
が、送り台がいかなる位置にあっても押え腕108の摺
接部108aに摺接している必要があるので、その大き
さは少なくとも送り台の移動範囲以上の面積が必要とな
る。
106が著しく大きく且つ重くなり、その上下開動装置
も大きくなってミシンアームの下部に収納できなくなる
おそれがあった。
しているだけであるので、送り台が移動限近くに位置し
た場合には、連結杆105に大きな曲げモーメントがか
かり、上下動がきわめて重くなり著しい時には上下動が
不能になる場合も生じる。
、第1のエアシリンダの移動を途中で停止させる第2の
エアシリンダを共にミシンアームの内部に設けているの
で、途中停止位置を変化させる調整装置もアーム内部に
設けなければならず。
、そこから油もれが発生して被縫製物を汚損するおそれ
がある。
から容易に調整可能な調整手段を有する構造簡単で作動
確実な自動ミシンにおける被縫製物の押え装置を提供す
ることを目的とする。
一体的に設けられ、被縫製物を押圧して位置決めする可
動押圧部材を上下動可能に装着した筐体と、この筐体内
に設けられ、上記可動押圧部材を上下方向に駆動可能な
駆動手段と、上記可動押圧部材をその下降途中で係止し
得る係止手段と、この係止手段による係止可能位置を外
部から可変し得る調整手段とを設けたものである。
可動押圧部材の駆動機構とその昶動源とを設けるように
したので、装置をミシンアーム側と布送りベース側とに
二分する必要がなく、これらを連結する大形の摺接板が
不要になり、被縫製物の押え装置の構成を簡略化するこ
とができ、小形、軽量化が可能になる。
を送り台上で作業者の容易に操作できる範囲に設けるこ
とができるので、調整作業がきわめて容易になる。
の詳細な説明するが、具体的な構成の説明に先立ち、こ
の実施例に用いる反転押えについて簡単に説明する。
いはポケットの蓋等の閉パターンを縫製するために用い
られるものであり、第5図はその原理を示すものである
。
持腕12Cは、縫いパターンP上の点Cを中心とする円
弧状の針逃げ部12dを備え1反転押え12を押圧状態
に保ったまま軸線12eを中心として180度反転させ
ることができる。
ーンを縫製するには、支持腕12cを実線の状態にして
点Cの左側の点Aから矢示のように右方、下方、左方、
上方、右方へと縫い進む。
ることができる。
ける押え装置の一実施例を示すものである。
xya動装置によって任意の方向へ移動可能な送り台3
上に台座4を設け、この台座4をコの字状の支持板5に
架設したX方向のガイド軸6に摺動自在に装着し、さら
にこの支持板5をミシンアーム2に嵌入して図で左右に
摺動するY方向のガイド軸7の一端に固設している。
設し、このベツドカバー8に開口部8aを設けて送り台
3の移動を妨げないようにし、送り台3と一体に補助カ
バー9を設けて開口部8aを覆うようにして外観を整え
ると共に塵埃等の侵入を防止している。
、筐体11の前面に設けた垂直面11aに上下方向の2
本のガイド溝11b、11Qを設け、ガイド溝11bに
可動押圧部材である反転押え12の基部12aを、ガイ
ド溝11cに同じく可動押圧部材である外押え13の基
部13aをそれぞれ上下方向に摺動可能に装着する。
部12bとを180度反転可能な支持腕12Qにより連
結し、支持腕12cに自動ミシンの針逃げ部12dを設
け、外押え13にコの字状の枠部13bを一体とし、反
転押え12の外周部で被縫製物W2を押圧して固定する
。
リンダ14を軸15により駆動自在に枢着し、そのロッ
ド14aの先端部にL字状のレバー16の一端を連結ピ
ン17により連結し、レバー16の中部を軸18により
筐体11の固定部に駆動自在に枢着して、その他端を垂
直面11aの長孔11dを挿通して反転押え基部12a
に係合させている。
転押え12が上下動し得るようにし、第1のエアシリン
ダ14.レバー1日により反転押え12の駆動手段を構
成する。
ダ20を駆動自在に枢着し、そのロッド20aに係止レ
バー21の一端を軸22で連結し、筐体11に固設した
受台23の軸24により係止レバー21の中部を駆動自
在に枢着して、その他端爪部21aによりレバー16を
係止し得るようにして係止手段を構成している。。
5を一体に固設して調整ねじ26を螺着し、この調整ね
じ26の先端部をロッド20aの先端部に当接し得るよ
うにしてロッド20aの伸長量を可変し得るようにし、
これにより係止レバー21の駆動角を規制してレバー1
日を介して反転押え12の下降量を調整し得るようにし
、アーム25及び調整ねじ26により反転押え12の係
止可能位置を外部から調整し得る調整手段を構成してい
る。
らの装置の向う側、すなわち、第2図の左半部には、第
1のエアシリンダ14及びレバー16からなる駆動手段
と全く同様の駆動手段をさらに1組設けて外押え基部1
3aを上下に駆動し得るようにしている。但し、こちら
側には第2のシリンダ20.係止レバー21.調整ねじ
2Bからなる係止手段及び調整手段と同様の機構を設け
る必要はない。なお、外押え13と外押え枠61とはね
じ13dで一体に固着され、130はそのガイドである
。
系を第3図を参照して説明する。
う)31に、制御プログラムを記憶する読出し専用メモ
リ(以下rROMJという)32と入力装置やフロッピ
ディスクからのデータを一時格納する読書きメモリ(以
下rRAMJという)33を接続してマイクロコンピュ
ータ30を構成する。
方向及び布送り量を縫いパターン毎に記憶するフロッピ
ディスク装置34を接続し、さらに、縫いパターンの形
成に必要な布送り方向及び布送り量に関する縫製データ
を入力するキーボード等の入力装置35と、ミシンの始
動スイッチや縫製のための原点位置から縫いパターンの
縫合に入るためのスイッチ等を設けたスイッチ装置37
等も接続している。
2.43iを介してミシンモータ44及びXYl!動装
置のX方向送り用パルスモータ45とY方向送り用パル
スモータ46をそれぞれ接続し、そのX方向送り用パル
スモータ45及びY方向送り用パルスモータ46によっ
て第1図の送り台3をxy方向へ駆動する。
、54をそれぞれ個別に作動させ、第1のエアシリンダ
14.第2のエアシリンダ20及び第1図に図示してい
ない第3のエアシリンダ27に空気源55からのエアを
それぞれ供給し得るようにする。
に構成したこの実施例の作用を説明する。
上昇しているものとする。そして、被縫製物である布W
1を外押え枠61の所定の位置にセットした後、布W2
を反転押え12の下方に挿入して、押えスイッチをオン
にすると、CPU31がそれを判断して電磁弁ドライバ
51を介して電磁弁53を制御して第2のエアシリンダ
20を作動(オン)させる。
当接するまで伸長し、係止レバー21が軸24を支点と
して左旋して停止する。
経過すると、電磁弁ドライバ51を介して電磁弁52を
制御して第1のエアシリンダ14を作動(オン)させる
。
16が係止レバー21の爪部21aに止められるまで伸
長し、反転押え12が下降する。
とにより、反転押え12の押え部12bが布W2を押え
る直前でレバー16の右旋を停止させることができる。
布W2と反転押え12との位置関係を調整して確認した
後、再び押えスイッチをオンにすると、cpty31が
それを判断して、電磁弁53を切換え制御して第2のエ
アシリンダ20を非作動(オフ)にする。
その爪部21aによるレバー16の拘束を解く、シたが
って、第1のエアシリンダ14のロッド14aがさらに
伸長し、レバー16を介して反転押え12が下降して布
W2が針板補助カバー5aとの間に挾持される。
が一気に下降し、外押え枠61が布w1を針板補助カバ
ー3aとの間に挾持して固定する。
ンにしてミシンを起動すると、CPU31がそれを判断
して、x、y方向送り用パルスモータ45,4Bをそれ
ぞれ駆動して送り台3を原点位置に送り1次いで縫い始
め点に移動させて縫製作業を開始する。
複合の可動押圧部材を示したが、この発明はこれに限る
ものではなく1通常押え足と称される単一の可動押圧部
材であっても差支えない。
中で係止する係止手段、その係止位置を外部から調整す
る調整手段も上記実施例に限られるものではない。
方向へ駆動する送り台の上部に押え装置の駐動源と駆動
機構を設けたので、従来必要とされてきたミシンアーム
側と送り金側とを連結する大形の摺接板が不要になり、
送り台の移動範囲が大きい場合にも簡単でコンパクトな
機構により可動押圧部材の上下動を小さな翻動力で確実
に行うことができる。
が作業者の操作範囲内にあるので、その調整もきわめて
容易となる。
す斜視図、 第2図はその要部平面図、 第3図はその制御系を示すブロック図、第4図はその作
動を示すフロー図。 第5図はこの実施例に用いた反転押えの原理図、第6図
は従来の押え装置を例示する斜視図である。 1・・・ベツド 2・・・ミシンアーム3・・
・送り台 4・・・台座11・・・筐体
12・・・反転押え13・・・外押え 14
・・・第1のエアシリンダ1日・・・L//<−20・
・・第2のエアシリンダ21・・・係止レバー 26
・・・調整ねじ27・・・第3のエアシリンダ 30・・・マイクロコンピュータ 44・・・X方向送り用パルスモータ 45・・・Y方向送り用パルスモータ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 被縫製物を可動押圧部材により押圧して位置決めし
た送り台をX軸及びY軸方向に移動させることにより、
所定の縫いパターンを得る自動ミシンにおいて、 前記送り台の上部に一体的に設けられ、前記可動押圧部
材を上下動可能に装着した筺体と、該筐体内に設けられ
、前記可動押圧部材を上下方向に駆動可能な駆動手段と
、前記可動押圧部材をその下降途中で係止し得る係止手
段と、該係止手段による係止可能位置を外部から可変し
得る調整手段とを設けたことを特徴とする被縫製物の押
え装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1225144A JP2603726B2 (ja) | 1989-08-31 | 1989-08-31 | 自動ミシンにおける被縫製物の押え装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1225144A JP2603726B2 (ja) | 1989-08-31 | 1989-08-31 | 自動ミシンにおける被縫製物の押え装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0386192A true JPH0386192A (ja) | 1991-04-11 |
JP2603726B2 JP2603726B2 (ja) | 1997-04-23 |
Family
ID=16824639
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1225144A Expired - Lifetime JP2603726B2 (ja) | 1989-08-31 | 1989-08-31 | 自動ミシンにおける被縫製物の押え装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2603726B2 (ja) |
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JPH0686882A (ja) * | 1992-04-28 | 1994-03-29 | Vibemac Srl | ミシンにおける布地保持装置と基布搬送装置 |
JP2008019679A (ja) * | 2006-07-14 | 2008-01-31 | Ishikawajima Constr Materials Co Ltd | 穴の掘削方法及び集水井の施工方法 |
JP2009207821A (ja) * | 2008-03-06 | 2009-09-17 | Juki Corp | ミシンの押さえ装置 |
CN107237054A (zh) * | 2017-07-20 | 2017-10-10 | 宁波舒普机电股份有限公司 | 一种缝纫机的压料结构 |
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JPS62390A (ja) * | 1985-06-27 | 1987-01-06 | 三菱電機株式会社 | ラベル自動縫製装置 |
-
1989
- 1989-08-31 JP JP1225144A patent/JP2603726B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP2603726B2 (ja) | 1997-04-23 |
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