JPH038535Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH038535Y2 JPH038535Y2 JP11486485U JP11486485U JPH038535Y2 JP H038535 Y2 JPH038535 Y2 JP H038535Y2 JP 11486485 U JP11486485 U JP 11486485U JP 11486485 U JP11486485 U JP 11486485U JP H038535 Y2 JPH038535 Y2 JP H038535Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- pinion
- cross member
- rack
- floor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004575 stone Substances 0.000 description 6
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 4
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000001012 protector Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、前輪のみならず後輪も操舵可能とし
た４輪操舵車におけるリヤステアリング装置に関
するる。
た４輪操舵車におけるリヤステアリング装置に関
するる。
上述のような４輪操舵車として、ラツク・ピニ
オン式のリヤステアリング装置を備えたものが従
来知られている（特開昭56−5270号公報参照）。
オン式のリヤステアリング装置を備えたものが従
来知られている（特開昭56−5270号公報参照）。
そして、このようなリヤステアリング装置にお
けるピニオンをモータ駆動するようにしたもの
を、本件出願人は先の出願で開示している。
けるピニオンをモータ駆動するようにしたもの
を、本件出願人は先の出願で開示している。
ところで前記のリヤステアリング装置における
ピニオン駆動用のモータは、フロアの下方に露出
して配置される関係から、路面からの石跳等で破
損し易いという問題ががあつた。
ピニオン駆動用のモータは、フロアの下方に露出
して配置される関係から、路面からの石跳等で破
損し易いという問題ががあつた。
そこで本考案は、路面からの石跳等からモータ
を保護できるようにした４輪操舵車のリヤステア
リング装置を提供することを目的とする。
を保護できるようにした４輪操舵車のリヤステア
リング装置を提供することを目的とする。
この目的のため本考案は、フロア立壁部の後方
にクロスメンバーが配置され、このクロスメンバ
ー内に挿通したラツクと、このラツクに噛合うピ
ニオンと、このピニオンを駆動するモータとを主
体にラツク・ピニオン機構が構成される４輪操舵
車のリヤステアリング装置において、上記モータ
は、クロスメンバーとフロア立壁部との間の空間
内に横置き配置したことを要旨とする。
にクロスメンバーが配置され、このクロスメンバ
ー内に挿通したラツクと、このラツクに噛合うピ
ニオンと、このピニオンを駆動するモータとを主
体にラツク・ピニオン機構が構成される４輪操舵
車のリヤステアリング装置において、上記モータ
は、クロスメンバーとフロア立壁部との間の空間
内に横置き配置したことを要旨とする。
このような手段により、モータはフロア立壁部
の後方に隠れ、路面からの石跳があつてもこれが
モータを直撃することがない。
の後方に隠れ、路面からの石跳があつてもこれが
モータを直撃することがない。
以下、図面を参照して本考案の一実施例を具体
的に説明する。
的に説明する。
第１図、第２図において、符号１は４輪操舵車
の後輪を示し、これはアクスル１１に連結されて
駆動可能となつている。この後輪１はセミトレー
リングアーム式のサスペンシヨン２により支持さ
れるもので、シヨツクアブソーバ２１などを介し
て車体側に支持されるインナメンバ２２の基端部
に、後輪１を回転自在に支持するアウタメンバ２
３の基端部がキングピン２４を介して連結され、
インナメンバ２２に対してアウタメンバ２３をナ
ツクルアームとして揺動することで後輪１がキン
グピン２４廻りに操舵されるようになつている。
の後輪を示し、これはアクスル１１に連結されて
駆動可能となつている。この後輪１はセミトレー
リングアーム式のサスペンシヨン２により支持さ
れるもので、シヨツクアブソーバ２１などを介し
て車体側に支持されるインナメンバ２２の基端部
に、後輪１を回転自在に支持するアウタメンバ２
３の基端部がキングピン２４を介して連結され、
インナメンバ２２に対してアウタメンバ２３をナ
ツクルアームとして揺動することで後輪１がキン
グピン２４廻りに操舵されるようになつている。
ここで車両のフロア３は、後輪１付近より前方
がフロア縦壁部３１を介して１段低い階段状に形
成され、このフロア縦壁部３１の後方で、後輪１
の直前位置には、クロスメンバー４１が車両の左
右方向に向けて配置される。このクロスメンバー
４１は、モータ駆動のラツク・ピニオン機構によ
るリヤステアリング装置４の一部を構成する筒状
のもので、ピニオン４２を回転自在に支持するギ
ヤボツクス４３の両側に連設され、ブラケツト４
４を介して図示省略したシヤーシに横架されてい
る。そしてこのようなクロスメンバー４１内に、
前記ピニオン４２に噛合うラツク４５が挿入さ
れ、その両端部がクロスメンバー４１の両端部か
ら延出している。そこでこのようなラツク４５の
端部に前記サスペンシヨン２のアウタメンバ２３
の前端部がブツシユ４６を介して軸方向移動を拘
束して軸廻りに揺動自在に連結され、また、イン
ナメンバ２２の前端部がブツシユ４７を介してク
ロスメンバ４１に固設したブラケツト４８に揺動
自在に連結されている。
がフロア縦壁部３１を介して１段低い階段状に形
成され、このフロア縦壁部３１の後方で、後輪１
の直前位置には、クロスメンバー４１が車両の左
右方向に向けて配置される。このクロスメンバー
４１は、モータ駆動のラツク・ピニオン機構によ
るリヤステアリング装置４の一部を構成する筒状
のもので、ピニオン４２を回転自在に支持するギ
ヤボツクス４３の両側に連設され、ブラケツト４
４を介して図示省略したシヤーシに横架されてい
る。そしてこのようなクロスメンバー４１内に、
前記ピニオン４２に噛合うラツク４５が挿入さ
れ、その両端部がクロスメンバー４１の両端部か
ら延出している。そこでこのようなラツク４５の
端部に前記サスペンシヨン２のアウタメンバ２３
の前端部がブツシユ４６を介して軸方向移動を拘
束して軸廻りに揺動自在に連結され、また、イン
ナメンバ２２の前端部がブツシユ４７を介してク
ロスメンバ４１に固設したブラケツト４８に揺動
自在に連結されている。
しかして前記ギヤボツクス４３には、ピニオン
４２と一体のウオームホイール４９を駆動するモ
ータ５が固定される。このモータ５は軸方向をク
ロスメンバー４１と平行にし、すなわち横置きに
してクロスメンバー４１とフロア立壁部３１との
間の空間内に配置されている。
４２と一体のウオームホイール４９を駆動するモ
ータ５が固定される。このモータ５は軸方向をク
ロスメンバー４１と平行にし、すなわち横置きに
してクロスメンバー４１とフロア立壁部３１との
間の空間内に配置されている。
以上の構成では、モータ５の作動によりピニオ
ン４２が減速回転されてラツク４５が車体の左右
方向に移動すると、サスペンシヨンに２における
アウタメンバ２３がナツクルアームの機能を兼用
してインナメンバ２２に対してキングピン２４廻
りに揺動し、後輪１が所定方向に操舵される。
ン４２が減速回転されてラツク４５が車体の左右
方向に移動すると、サスペンシヨンに２における
アウタメンバ２３がナツクルアームの機能を兼用
してインナメンバ２２に対してキングピン２４廻
りに揺動し、後輪１が所定方向に操舵される。
そして、車両の走行中、路面からの石跳があつ
た場合、モータ５はフロア立壁部３１の後方に隠
れているから、直撃されることがない。
た場合、モータ５はフロア立壁部３１の後方に隠
れているから、直撃されることがない。
以上説明したとおり本考案によれば、モータは
フロア立壁部の後方に隠れるから、路面からの石
跳があつてもこれがモータを直撃することなく、
モータの破損が防止される。またフロアの立壁部
後方のデツドスペースを利用して石跳からの保護
を図つているので、プロテクタなどを別途設ける
のに較べて構造が簡単であり、重量増加の不都合
もない。
フロア立壁部の後方に隠れるから、路面からの石
跳があつてもこれがモータを直撃することなく、
モータの破損が防止される。またフロアの立壁部
後方のデツドスペースを利用して石跳からの保護
を図つているので、プロテクタなどを別途設ける
のに較べて構造が簡単であり、重量増加の不都合
もない。
第１図は本考案の一実施例を一部省略して示す
平面構成図、第２図は同配置関係を示す概略側面
図である。 １…後輪、１１…アクスル、２…サスペンシヨ
ン、２１…シヨツクアブソーバ、２２…インナメ
ンバ、２３…アウタメンバ、２４…キングピン、
３フロア、３１…フロア立壁部、４…リヤステア
リング装置、４１…クロスメンバー、４２…ピニ
オン、４３…ギヤボツクス、４４…ブラケツト、
４５…ラツク、４６，４７…ブツシユ、４８…ブ
ラケツト、４９…ウオームホイール、５…モー
タ。
平面構成図、第２図は同配置関係を示す概略側面
図である。 １…後輪、１１…アクスル、２…サスペンシヨ
ン、２１…シヨツクアブソーバ、２２…インナメ
ンバ、２３…アウタメンバ、２４…キングピン、
３フロア、３１…フロア立壁部、４…リヤステア
リング装置、４１…クロスメンバー、４２…ピニ
オン、４３…ギヤボツクス、４４…ブラケツト、
４５…ラツク、４６，４７…ブツシユ、４８…ブ
ラケツト、４９…ウオームホイール、５…モー
タ。
Claims (1)
- フロア立壁部の後方にクロスメンバが配置さ
れ、このクロスメンバ内に挿通したラツクと、こ
のラツクに噛合うピニオンと、このピニオンを駆
動するモータとを主体にラツク・ピニオン機構が
構成される４輪操舵車のリヤステアリング装置に
おいて、上記モータは、クロスメンバーとフロア
立壁部との間の空間内に横置き配置したことを特
徴とする４輪操舵車のリヤステアリング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11486485U JPH038535Y2 (ja) | 1985-07-26 | 1985-07-26 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11486485U JPH038535Y2 (ja) | 1985-07-26 | 1985-07-26 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6223174U JPS6223174U (ja) | 1987-02-12 |
| JPH038535Y2 true JPH038535Y2 (ja) | 1991-03-01 |
Family
ID=30997987
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11486485U Expired JPH038535Y2 (ja) | 1985-07-26 | 1985-07-26 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH038535Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-07-26 JP JP11486485U patent/JPH038535Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6223174U (ja) | 1987-02-12 |
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