JPH0385216A - パンティストッキングへの台紙挿入方法及び装置 - Google Patents

パンティストッキングへの台紙挿入方法及び装置

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JPH0385216A
JPH0385216A JP20974389A JP20974389A JPH0385216A JP H0385216 A JPH0385216 A JP H0385216A JP 20974389 A JP20974389 A JP 20974389A JP 20974389 A JP20974389 A JP 20974389A JP H0385216 A JPH0385216 A JP H0385216A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上曵朝里公立 本発明は、パンティストッキングに台紙を挿入するパン
ティストッキングへの台紙挿入方法及びその実施に使用
するパンティストッキングへの台紙挿入装置に関する。
災来坐及歪 パンティストッキングは一般に透明フィルムからなる包
装袋に収納された状態で商品台に陳列される。そして、
パンティストッキングの品質や履かれた状態の色、柄を
消費者に確認させるために、台紙を介して折り畳まれ、
装入れされている。特にポリウレタン糸等の高伸縮糸を
用いたサポートタイプのパンティストッキングの包装に
おいては、その見栄えをよくするために、片側の脚部の
一部に台紙が挿入される。
即ち、かかる位置に台紙を挿入すれば、脚部の一部が拡
げられ、編地のループが均質化されて見栄えがよく、透
明感も増す。また、これを折り畳むことにより脚部の他
の部分との幅寸法の差により、r川流れ状711Jを現
出できる。それ故、台紙により浮き上がらされた部分と
他の部分とのコントラストにより消費者がパンティスト
ッキングの品質、色、柄等を容易に確認できることにな
る。
従来、かかる台紙の挿入は、手作業で行われていた。
<”′ しよ°  るi しかしながら、手作業で台紙を挿入する方法による場合
は、能率が悪いと共に、コストアップにつながるという
欠点がある。
本発明はかかる現状に鑑みてなされたものであり、広大
なスペースを要することなく、パンティストッキングに
対して台紙を能率よく挿入できることになるパンティス
トッキングへの台紙挿入方法及びその実施に使用するパ
ンティストッキングへの台紙挿入装置を提供することを
目的とする。
i   °  るt−の 本発明は、パンティストッキングの片側の脚部に台紙を
挿入するパンティストッキングへの台紙挿入方法におい
、て、水平方向に対設した一組の水平対設部材を上下に
備え、且つ少なくとも上下片側の水平対設部材が水平方
向への開閉自在になった生地保持部材に、胴体側より前
記パンティストッキングの両脚部を分離させた状態で挿
入し、その後、前記生地保持部材を水平姿勢を保った状
態で回転させてパンティストッキングを台紙挿入位置に
供給し、次いで、少なくとも一方の水平対設部材を水平
方向に開き、開かれた状態にある片側の脚部に台紙挿入
機構を介して胴体側より台紙を挿入することを特徴とし
ている。
また、本発明に係るパンティストッキングへの台紙挿入
装置は、概要、少なくとも上下片側のものが水平方向へ
の開閉自在になった上下一組の水平対設部材からなり、
両脚部が分離された状態で胴体側より挿入される前記パ
ンティストッキングを上下一組の水平対設部材間に保持
する生地保持部材と、前記生地保持部材を一又は複数支
持し、生地保持部材を水平姿勢に保った状態で回転させ
る回転機構と、生地保持部材の回転域に設けられ、水平
方向に開かれた状態にある前記パンティストッキングの
片側の脚部に、胴体側より台紙を押し込む台紙挿入機構
とを具備することを特徴としている。
立−一一一風 上記パンティストッキングへの台紙挿入方法によれば、
上側水平対設部材に一方の脚部を、下側水平対設部材に
他方の脚部を挿入されたパンティストッキングがこの姿
勢、即ち水平姿勢を保った状態で回転され、次いで回転
位置において水平方向に開かれる片側の脚部に、パンテ
ィストッキングの移動方向と直交する水平方向から供給
される台紙が挿入されることになる。即ち、かかるパン
ティストッキングへの台紙挿入方法によれば、パンティ
ストッキングの移動方向と台紙の挿入方向が直交するこ
とになるので、限られたスペース内で台紙の挿入作業を
行えることになる。
そして、上記パンティストッキングへの台紙挿入装置に
よれば、かかる一連の挿入作業が機械的に行われので、
挿入作業を迅速、確実に行える。
裏−腹一斑 以下本発明の一実施例を図面に従って具体的に説明する
。第1図は本発明に係るパンティストッキングへの台紙
挿入方法に使用する装置を示す全体斜視図、第2図は台
紙挿入工程及びこれに付随する工程を示す斜視図、第3
図はバンチイス)7キングへの台紙挿入装置の制御系を
示すブロック図である。
〔台紙挿入装置の概略構成〕
まず、第1図に従い台紙挿入装置の概略構成について説
明する。この台紙挿入装置は、作業者により挿入される
パンティストッキングPS(第2図参照〉を保持する4
個の生地保持部材1・・・と、生地保持部材l・・・を
支持し、これら生地保持部材1・・・を水平姿勢を保っ
た状態で図示するA、B、C,Dの各位置に回転させる
回転筒体2と、生地保持部材1・・・に挿入された状態
でBの位置に回転されてくるパンティストッキングPS
の片側のストッキング部Sに台紙PBを挿入する台紙挿
入機構3と、台紙挿入機構3に台紙ストフカ−4に積層
状態で多数枚収納された台紙PB(第2図参照)を−枚
ずつ供給する台紙移送コンベアー5と、台紙挿入後のパ
ンティストッキングPSを折り畳む折り畳み機構6と、
折り畳まれたパンティストッキングPSをCの位置で生
地保持部材1・・・から抜き取る抜き取り機構7とを有
し、これら各機構の動作タイミングを制御装置8(第3
図参照)が制御する基本構成をとる。
〔台紙挿入装置の概略工程及び各工程を行う機構の詳細〕
次に、第1図乃至第3図に従いこの台紙挿入装置の概略
工程と各工程を実行する機構について説明する。まずへ
の位置において、作業者がパンティストッキングPSを
これのパンティ部P側より生地保持部材1・・・に挿入
する。生地保持部材1・・・は上側生地保持部材10と
下側生地保持部材11からなり、パンティストッキング
PSが図示する第1の挿入位置検出センサS、の位置ま
で挿入されると、挿入位置検出センサS1がオンし、挿
入状態が制御装置8に報じられる。そうすると、制御装
置8が後述する上下方向開閉機1111を駆動し、下側
生地保持部材11を下方に押し開く。
下側生地保持部材11が下方に押し開かれると、作業者
がパンティストッキングPSの一方のストッキング部(
脚部)Sを上側生地保持部材10に挿入し、且つ他方の
ストッキング部Sを下側生地保持部材11に挿入するこ
とになる。そして、この状態から挿入作業を更に進め、
パンティ部Pの先端が第2の挿入位置検出センサS2の
位置に達すると、挿入位置検出センサS2が挿入完了状
態を検出し、これを制御装置8に報じる。なお、挿入位
置検出センサS+ SStとしては、例えば光電スイッ
チを用いるとよい。
そうすると、制m装置8が前記上下方向開閉機1111
を駆動状態から停止状態に切換え(又は逆方向に駆動)
、下側生地保持部材11を閉じる。
かくして、パンティストッキングPsが上側生地保持部
材10と下側生地保持部材11との間に保持されること
になる。そして、この状態から回転筒体2が所定角度回
転し、パンティストッキングPSをBの位置に移動させ
る。そうすると、制御装置8が台紙挿入機構3を駆動し
、台紙ストッカー4及び台紙移送コンベアー5から受は
取った台紙PBを図上右側に相当する生地保持部材1の
基端側からパンティストッキングPSの上側のストッキ
ング部Sに挿入する。
なお、生地保持部材1・・・は上記した如く水平姿勢を
保った状態でA、B、C,Dの各位置に移動されること
になるが、かかる移動状態を実現する具体的な手段につ
いては後述する。
台紙ストッカー4内に積層状態でストックされた台紙P
Bは第1図に示すモータM1の駆動により上昇され、台
紙ストッカー4の後端部における上端面よりの部分に設
けられる、例えばソレノイド等のアクチュエータからな
る台紙送り機構40(第3図参照)により一枚ずつ分離
され、台紙移送コンベアー5上に送り出される。
台紙移送コンベアー5にはこれの幅方向に適当なピッチ
で複数設けた台紙用のストッパ50・・・からなるスト
ンパ装置51を長手方向に複数設けてあり、各ストッパ
装置51間に保持した状態で台紙PBの移送を行う構成
になっている。ストッパ50・・・は上下方向に進出、
退入可能になっており、定位置に固定されている0台紙
移送コンベアー5の駆動及びストッパ50・・・の進退
動作は制御装置8により制御されるようになっており、
制御装置8が第3図に示す昇降回路53を介してストッ
パ50・・・を退入させることになる。なお、台紙移送
コンベアー5の駆動は台紙移送コンベアー駆動装!!5
2を介して行われる。
かくして、後端側に位置する先頭の台紙PBが進退部材
50・・・を乗り越え、台紙移送コンベアー5の後端寄
りの部分に設けた台紙受戦台・30上に定置されること
になる。
台紙受載台30上に台紙PBが定置されると、制′a装
置8が台紙挿入機構3の駆動源たるモータM8を駆動し
、台紙挿入腕体31を図上左側に相当する前方に走行さ
せ、台紙PBをパンティストッキングPSの上側のスト
ッキング部Sの所定位置に挿入する。
台紙挿入機構3の構成を今少し詳述すると、台紙挿入腕
体3工はL字状をなし、上端部に形成した摺動部31a
を前後のガイド部材32.32間に左右方向へのスライ
ド自在に設けである。加えて、台紙挿入腕体31はモー
タMtの駆動軸に連結される駆動スプロケット33と前
側のガイド部材32の左端部に設けた従動スプロケット
34間に張設した無端状のチェーン35の所定位置に係
止連結されている。
かくして、モータM2を正、逆転駆動すると、チェーン
35が駆動スプロケット33と従動スプロケット34と
の間を周回移動し、これに伴い台紙挿入腕体31が矢印
a方向に往復移動し、これの下端に設けた台紙挿入部3
1bが台紙PBの挿入動作を行うことになる。台紙挿入
腕体31の移動域には台紙挿入腕体31の走行開始位!
!(ホームポジション)及び最大走行位置(台紙挿入位
置)を夫々検知する位置検出センサS4 、S。
(例えば、すξットスインチ)を設けである0位置検出
センサSs、Ssの検出結果は制御装置8に人力される
ようになっており、これを受けた制?II装置8が台紙
挿入腕体31の走行動作、即ち、台紙PBの挿入動作を
制御することになる。
台紙PBの挿入動作が完了すると、制御装置8が折り畳
み機構6を駆動し、パンティストッキングPSの踵より
の部分をパンティ部P側に向けて折り返す折り畳み動作
を行なわせる。この折り畳み動作は具体的には前記ガイ
ド部材32.32間に左右方向へのスライド自在に設け
た走行台車60から垂設した折り畳み棒65により行わ
れる。
走行台車60の走行動作は、前記同様のチェーン・スプ
ロケット機構により行われる。即ち、前記モータM2の
後方位置には駆動軸に駆動スプロケット61を連結した
モータM、を対設してあり、駆動スプロケット61と従
動スプロケット62間に張設した無端状のチェーン63
の所定位置に走行台車60を係止連結しである。
かくして、モータM3を正、逆転すると、走行台車60
がガイド部材32.32の間を矢印a方向に走行するこ
とになる。なお、従動スプロケット62は後側のガイド
部材32の左端末に回転自在に設けられる。
走行台車60にはエアーシリンダ64を立設してあり、
エアーシリンダ64のロッド64aの下端に前記折り畳
み捧65が連結される。折り畳み棒65は棒材をU字状
に折り曲げ形成してなり、上下の腕部65u、65d間
にBの位置に回転されてくるパンティストッキングPS
の踵寄りの部分を受載する(第2図参照)。
かくして、第2図に矢印すで示すように、エアーシリン
ダ64を駆動し、ロッド64a、即ち折り畳み棒65を
上昇させ、次いでモータM3を駆動し、走行台車60を
右側に走行させると、パンティストッキングPSが第2
図にCの位置で示すように折り畳まれることになる。折
り畳み動作が完了すると、走行台車60はモータMsの
逆回転により、元の位置に復帰され、次いで折り畳み棒
65が元の位置に下降され、次項のパンティストッキン
グPSの折り畳み動作に備えることになる。
第3図に示すように、モータMs及びエアーシリンダ6
4の駆動は制御装置8により制御される。
即ち、走行台車60の走行域には第1図に示すように、
走行台車60の移動位置を検出する位置検出センサS&
、S?(例えば、リミットスイッチ)を設けてあり、こ
れら位置検出センサS4、S7の検出結果を受けた制御
装置8が走行台車60の走行制御を行う構成をとる。な
お、位置検出センサSbは走行台車60のホームポジシ
ョンを検出し、位置検出センサS?は走行台車60の最
大走行位置、即ち折り畳み動作の完了位置を検出する。
一方、エアーシリンダ64の具体的な駆動制御は以下の
ようにして行われる。即ち、第1図に示すように、回転
筒体2の主軸20には回転筒体2の回転数(回転角度位
置)を検出する角度センサSv  (例えば、ロータリ
エンコーダ)を設けてあり、一方折り畳み棒65の昇降
域にはこれの上昇位置を検出する位置検出センサS、(
例えば、リミットスイッチ)を設けである。角度センサ
S9及び位置検出センサS1の検出結果は制御装置8に
入力される。
かくして、角度センサS、からの検出信号を受けた制御
装置8が回転筒体2の回転角度位置、即ち該当する生地
保持部材1の回転位置を割り出し、この生地保持部材1
がBの位置に回転されて来たことを検知すると、制御装
置8がエアーシリンダ64を駆動し、折り畳み棒65を
上昇させる。そして、位置検出センサS、が折り畳み棒
65の上昇位置を検出した時点でエアーシリンダ64の
駆動を停止する。なお、折り畳み棒65の下降動作は走
行台車60がホームポジションに復帰した時点で行われ
る。それ故、折り畳み棒65が脚部挿入部材1・・・の
回転に支障を来すことがない。
なお、上記実施例において、チェーン・スプロケント機
構の代わりに、ベルト・ブーり機構により台紙挿入腕体
31及び走行台車60の走行動作を行う構成をとること
にしてもよい。
折り畳み工程を終えた生地保持部材1、即ちパンティス
トッキングPSはCの位置に回転される。
第1図及び第2図に示すように、Cの位置には折りtま
れたパンティストッキングPSを生地保持部材1から抜
き取る抜き取り機構7が設けられる。
抜き取り機構7は、モータM4の回転により、第2図に
矢印Cで示す方向に回転する上下一対の抜き取りローラ
対70と、モータM4及び抜き取りローラ70を支持す
るフレーム71を左右方向に往復移動させるエアーシリ
ンダ72からなる。
抜き取り動作は以下のようにして行われる。
即ち、角度センサS、からの検出信号により折り畳まれ
たパンティストッキングPSがCの位置に回転されて来
たことを検知すると、制御装置8がエアーシリンダ72
及びモータM4を駆動し、ロンドア2aを右側に進出さ
せ、回転状態にある抜き取りローラ対70間にパンティ
ストッキングPSの左端部を噛み込ませる。そして、噛
み込み動作が完了すると、エアーシリンダ72のロンド
ア2aを元の位置に復帰させ、これでパンティストッキ
ングPSの抜き取り動作を完了する。
パンティストッキングPSが抜き取られた生地保持部材
1は次にDの位置に回転される。このDの位置には第2
図に示すように、例えば透過型の光センサからなる検出
センサS、。を設けである。
検出センサS、。はパンティストッキングPSの抜き取
り動作が正常に行われたか否かを検出するセンサであり
、検出結果を制御装置8に入力する。
抜き取り動作が正常に行われなかった場合、即ちパンテ
ィストッキングPSを保持した状態の生地保持部材1が
Dの位置に回転された場合は、工程逅スを発生したこと
になるので、この場合には制御装置8が台紙挿入装置の
駆動を禁じ、トラブルを未然に防止する。一方、抜き取
り動作が正常に行われた場合は、空の生地保持部材1が
Dの位置に回転されて来るので、作業者がこの生地保持
部材1に次のパンティストッキングPSを挿入すること
になる。
〔生地保持部材及びこれを上下方向と横方向に開閉する機構の詳細な構造〕
次に、第4図及び第5図に従い生地保持部材lの詳細に
ついて説明する。但し、第4図は脚部挿入部材1を示す
側面図、第5図は第4図をX方向から見た矢視図である
第5図に示すように、上側生地保持部材10及び下側生
地保持部材10は共に左右一対の保持部材100L、1
00R,ll0L、llORで構成されている。この内
、保持部材100L、100Rは対向面側に割り溝を備
えた断面ブロック状をなし、一方、保持部材110L、
llORは板状に形成されている。保持部材110L、
110の基端側は下方に傾斜した状態にある。保持部材
110L、110Rは基端側を支点にして上下方向に開
閉自在に構成されると共に、左右方向にも開閉自在にな
っている。一方、保持部材100L、100Rは左右方
向にのみ開閉自在になっている。
保持部材110L、llORを上下方向に開閉させる上
下方向開閉機構111は以下のように構成されている。
保持部材110Lの基端側にはL字状をなす連結部材1
12を設けである。連結部材112は第5図に示される
左側の揺動アーム117Lに挿通連結されている。揺動
アーム117Lはこれの上端部を挿通する水平軸118
Lを支点にして鉛直方向に揺動自在になっている。それ
故、揺動アーム117Lを揺動させると、下側生地保持
部材11が第4図に仮想線で示すように下方に開放され
ることになる。
一方、第5図に示すように右側の保持部材110Rの基
端側は揺動アーム117Rに挿通連絡されている。揺動
アーム117Rは同様に前記水平軸118Lと縁切りさ
れた水平軸118Rに支持されている。かくして、水平
軸118Rを支点にして揺動アーム117Rを揺動させ
ると、保持部材110Rが下方に開放されることになる
揺動アーム117Rの揺動動作は、これの下端部に支持
された揺動ローラシャフト116の右端に軸支された揺
動ローラ113Rを図中仮想線で示す位置に回動して行
われる。即ち、第4図に示すように、図上左側に相当す
る揺動ローラ113Rの先端側には、これを矢印d方向
に押圧操作する上下開閉アタッチメント115を設けて
あり、この上下開閉アタッチメント115をロフト11
4aの先端に連結したエアーシリンダ114を駆動する
ε、ロフト114aが進出し、上下開閉アタッチメント
115が揺動ローラ113Rを仮想線で示す位置に回動
し、揺動ローラシャフト116を介して揺動ローラ11
3Rに連結された揺動アーム117R1即ち保持部材1
10Rが開放する構造になっている。
なお、エアーシリンダ114の駆動は前記挿入位置検出
センサS、からの検出信号を受けた制御装置8がその時
点で行う。
一方、左側の保持部材110Lの開放動作は前記保持部
材110Rの開放動作に連動して行われる。即ち、第5
図に示すように、前記揺動ローラシャフト116の左端
には前記同様の揺動ローラ113Lを回転自在に軸支し
てあり、揺動ローラ113Rの回動動作に連動して、前
記同様の揺動アーム117Lが水平輪118Lを支点に
して揺動し、保持部材110Lを下方に開放することに
なる。
次に、第4図、第5図及び第6図乃至第12図に従い上
側生地保持部材10及び下側生地保持部材11を横方向
(左右方向)に開閉動作させる横方向開閉機構101の
詳細について説明する。但し、第6図は生地保持部材1
・・・を回転筒体2に連結した状態を示す側面図、第7
図は第6図のY方向矢視図、第8図は生地保持部材1の
平面図、第9図はリンク機構の動作を示す原理説明図、
第10図は開閉カム140の側面図、第11図は開閉カ
ム140の正面図、第12図はカム装置150のカムw
A図である 図示するように、保持部材100R1揺動アーム117
R及び保持部材110Rは上側ホルダ120、ベースプ
レート121及び下側ホルダ122を介して回転筒体2
に挿通連結される生地保持部材支持軸170に固定され
ている。一方、保持部材100L、+!動アーム117
L及び保持部材110Lはベースプレート121上に設
けられるリンク機構160に連結されている。
第6図に示すように、生地保持部材支持軸170は各生
地保持部材1・・・に装備され、上側ホルダ120の基
端部には開閉アタッチメント130を設けである。開閉
アタッチメント130は鉛直軸回りに回転自在になった
ローラ状のカムフォロワ131を主要構成部材とし、前
記リンク機構160に連結されている。但し、リンク機
構160の詳細については後述する。
カムフォロワ131は生地保持部材支持軸170に連結
される開閉カム140の先端側に形成される傾斜カム面
141上を転動し、傾斜カム面141の高低差に起因し
て矢印e方向に往復移動する。即ち、かかるカムフォロ
ワ131と開閉カム140によりカム装置150が構成
される。カムフォロワ131が図上左側に移動すると、
リンク機構160を介して保持部材IQOL、揺動アー
ム117L及び保持部材110Lが第5図に示されるス
ライドシャフト132に案内されて、矢印f方向に移動
し、これで上側生地保持部材lO及び下側生地保持部材
11の横方向への開閉動作が行われる基本構成になって
いる。
第6図に示すように、各生地保持部材1・・・は前記し
た如く生地保持部材支持軸170・・・を回転筒体2に
挿通連結して回転筒体2に固定される。即ち、開閉カム
140は回転筒体2と一体になって回転する。
第7図は開閉カム140とカムフォロワ131との位置
関係を示しており、回転筒体2を矢印g方向に回転する
と、開閉カム140の基準位置O、点は図中■、■、■
、■で示す各点において、図示する位置に占位すること
になる。
一方、生地保持部材1・・・は上記した如く、また後で
詳述するように、水平姿勢を保った状態で回転される。
それ故、生地保持部材1・・・、より具体的には左右方
向へのスライド可能になった生地保持部材支持軸170
−・・に連結されたカムフォロワ131・・・は第6図
に示す如く、開閉カム140の先端面の上端周縁部に常
時位置することになる。
即ち、かかる両者の関係により、回転筒体2のの回転動
作にかかわらず、カムフォロワ131・・・が■、■、
■、■の各位置において水平姿勢を保った状態で静止し
、これに対して開閉カム140・・・が回転する関係を
有することになる。
開閉カム140の先端面、即ち傾斜カム面141は第1
0乃至第12図に示される形状をなしている。即ち、背
面を基準とする厚み寸法が最大となる平坦面Oと、厚み
寸法が最小となる平坦面Rと、平坦面OとRとの間に設
けられる上り傾斜面Pと下り傾斜面Qとからなる。
これら平坦面0.R及び傾斜面P、Qの具体的な領域は
、基準位置O1を基準とする場合に、−例として、角度
4〜口の間に上り傾斜面Pを設け、口〜ハの間に平坦面
0を、ハル二の間に下り傾斜面Qを、二〜イの間に平坦
面Rを夫々設けた構成をとる。
かかる構成のカム装置150によれば、上記した理由に
より、開閉カム140の回転動作に伴い、カムフォロワ
131が開閉カム140の前記平坦面0.R及び上り傾
斜面P、下り傾斜面Q上に順次占位し、その際の高低差
によりカムフォロワ131が左右方向にスライドするこ
とになる。
次に、リンク機構160の詳細について説明する。第8
図に示すように、生地保持部材支持軸170の中間部に
は係合ピン172を打ち込んである。この保合ピン17
2はリンク機構160を構成する一方のリンク161に
設けられる長穴161aに嵌合連結している。より具体
的には、リンク161の該当する位置に連結されたブロ
ック状のスライダ163に立設した係合ピン172を長
穴161aに嵌合連結する構造になっている。リンク機
構160はリンク161とこれにピン結合されたリンク
162とからなる0両リンク161.162の他端側は
ベースプレート12及び保持部材100Lに夫々ピン結
合されている。
かくして、第8図に矢印りで示すように、カムフォロワ
131を図上左側に押すと、これに伴いスライダ163
が左側に移動し、係合ピン172がリンク161を矢印
iで示すように前端支持点164回りに回動させること
になる。そうすると、リンク162の後端支持点165
が矢印j方向にスライドし、保持部材100Lがスライ
ドシャフト132.132に案内されて矢印f方向にス
ライドすることになる。即ち、保持部材100Lが矢印
f方向に開放されることになるのである。
リンク機構160のかかる動作は、第9図によれば一層
明らかである。即ち、ガイド溝166に案内されてスラ
イダ163が矢印り方向にスライドすると、これに伴い
後端支持点165が同様のガイド溝167に案内されて
、後方側にスライド移動する構成になっている。
なお、図中168は戻しばねであり、開閉カム140の
平坦面0でこれから離反する向きに押され、平坦面Rの
位置でかかる開放動作が完了する保持部材100Lの復
帰動作を行なわせる。そして、この復帰動作を上り傾斜
面Pがスムーズに行わせ、また平坦面0から平坦面Rへ
の移行動作を下り傾斜面Qがスムーズに行なわせる。な
お、開閉カム140の立体的な形状については、第1図
及び第2図に示す通りである。
〔回転筒体の詳細な構造及び生地保持部材の具体的な取付は構造〕
次に、第13図及び第14図に従い回転筒体2の具体的
な構造及び回転筒体2に対する生地保持部材1・・・の
具体的な取付は構造について説明する。
但し、第13図は回転筒体2及びこれの周囲の構造を示
す側面図、第14図は回転筒体2に対する生地保持部材
1・・・の移動位置を模式的に示す図面である。
図示するように、回転筒体2の中央にはこれを回転駆動
する主軸20を挿通連結しである。主軸20の基端側は
フレーム21に立設した軸受22、22により回転自在
に支持されている。主軸20の駆動は、第1図に示すモ
ータM5により行われる。モータM、の駆動軸と主軸2
0は図外のベルト・ブーり機構等の伝導手段を介して連
結されている。
回転筒体2の基端側側面2aの近傍には固定プーリ23
を設けである。固定プーリ23は取付は板24を介して
フレーム21に固定されている。
固定プーリ23は主軸20に対して同心状に配置される
。但し、固定プーリ23の中央穴は主軸20に対して遊
嵌状態にあり、主軸20の回転に支障を来たさないよう
になっている。
生地保持部材1・・・の一つの生地保持部材支持軸17
0は第13図に示すように、基端側側面2aから突出し
、突出端に従動ブーI725を連結しである。従動プー
リ25と固定プーリ23との間には無端状のタイミング
ベルト26を張設しである。
加えて、各生地保持部材支持軸170・・・の回転筒体
2内に位置する部分には遊星プーリ27′a、27′b
、27′C127′dを夫々連結しである。各遊星プー
リ27’a、27’b、27’c。
27′dには無端状のタイ逅ングベルト28′を張設し
である。
かかるベルト・ブーり機構によれば、以下に示す理由に
より主軸20及び回転筒体2の回転中に生地保持部材1
・・・が水平姿勢を保った状態で回転することになる。
即ち、第14図に示すように主軸20を矢印に方向(反
時計方向)に90″′回転した状態を仮定すると、前記
した如く固定プーリ23は回転しないので、この場合に
は固定プーリ23が主軸20に対して相対的に時計方向
に90@回転したことになる。そして、固定プーリ23
と従動プーリ25とがタイミングベルト26で連結され
、且つ各遊星プーリ27’a%27’b、27′C12
7′dがタイミングベルト28により連結されているの
で、各遊星プーリ27′a、27′b、27′C127
′d及びこれを支持する各生地保持部材支持軸170・
・・も主軸20に対して時計方向に90@回転すること
になる。
一方、各生地保持部材支持軸170・・・は主軸20に
より回転される回転筒体2に連結されているので、主軸
20の反時計方向への90″の回転に伴い、同様に反時
計方向に90″回転することになる。
以上の理由により、生地保持部材支持軸170・・・の
回転角度は相殺されることになる。従って、主軸20の
回転動作にもかかわらず各生地保持部材支持軸170・
・・に連結された生地保持部材1・・・が水平姿勢を保
った状態で回転することになるのである。
それ故、かかるベルト・プーリ機構を備えた回転筒体2
による場合は、主軸20が回転し、これに伴い各生地保
持部材1・・・が第1図に示すASB、CSDの各位置
に回転したとしても、各生地保持部材1・・・、より具
体的には上側生地保持部材10及び下側生地保持部材1
1が水平姿勢に保たれ、上記した一連の工程が支障なく
行えるのである。
〔開閉量調整手段の詳細〕
これに加えて、本発明台紙挿入装置は、前記した上、下
生地保持部材10.11の横方向への開閉量を調整でき
る手段を備えている。以下第15図及び第16図に従い
この開閉量調整手段の詳細について説明する。但し、第
15図は開閉量調整手段を模式的に示す正面図、第16
図はその側面図である。
この開閉量調整手段200は、前記生地保持部材支持軸
170・・・の前記遊星ブー’J27’a、27’b、
27’c、27’dの先端側に夫々連結された遊星プー
リ27 a、 27 b、 27 c、 27d (第
13図参照)と、これらの遊星プーリ27a、27 b
、 27 c、 27 dと同一の鉛直面内に配置した
一対の小プーリ201u、201dと、図上下側の小ブ
ーIJ 201 dに連結されるノブ202との組み合
わせにより、前記開閉カム140の左右方向位置を調整
し、カムフォロワ131・・・の変位量、即ち、上、下
の生地保持部材1O111の開き量を調整する基本構成
をとる。
即ち、図示するように回転筒体2の基端側側面2aと先
端側側面2b間には小プーリ201u及び201dを夫
々軸支する支持軸203u、203dを設けである。支
持軸203dの先端は先端側側面2bから突出し、突出
端にノブ202を連結しである。小プーリ201u、2
01dと各遊星プーリ27 a、 27 b、 27 
C,27dとの位置関係は第15図に示される通りであ
り、これら小プーリ201u、201dにも前記タイミ
ングベルト28が掛は回されている。
一方、生地保持部材支持軸170・・・の遊星ブー’J
27a、27b、27c、27dの先端側に位置する部
分には雄ネジ204・・・を設けである。雄ネジ204
・・・は開閉カム140・・・の基端側に連結されるフ
レーム205・・・に形成された雌ネジ(図示せず)に
締結している。フレーム205と開閉カム140との連
結は連結シャフト206.206を介して行われる。
かかる構造において、第16図に示すようにノブ202
を矢印1方向に所定角度回転すると、タイ旦ングベルト
28を介してノブ202の回転量に対応した量だけ遊星
プーリ27a、27b、27C127dが回転し、その
分、雄ネジ204−・・がフレーム205・・・側に進
出することになる。それ故、回転筒体2に対する開閉カ
ム140・・・の位置が変更され、結局、カムフォロワ
131・・・の変位量が調整されることになる。
なお、第16図はあくまでも開閉量調整手段200を説
明するための図面であり、第13図に比べて構造を簡略
化しである。
〔制御装置の制御手順〕
次に、第17図に示すフローチャートに従い制御装置8
の制御手順について具体的に説明する。
但し、このフローチャートは一つの生地保持部材lにつ
いての制御手順を示すものである。
制御装置8は、まず挿入位置検出センサS、がオンした
かどうかを判断しくSL)、オンしたことを確認すると
、Aの位置にある生地保持部材1にパンティストッキン
グPSのパンティ部Pが挿入されたことになるので、エ
アーシリンダ114を駆動し、下側生地保持部材11を
下方に開く(S2)。
そうすると、作業者がパンティストッキングPSの挿入
作業を更に進め、ストッキング部S、Sを上下の脚部挿
入部材10.11に挿入することになる。そして、挿入
作業が完了すると、パンティ部Pの先端が挿入位置検出
センサS!の位置に達し、挿入位置検出センサStがオ
ンすることになるので、制御装置8は挿入位置検出セン
サS。
がオンすることを待って(S3)、エアーシリンダ11
4のロッド114aを退入させ、下側脚部挿入部材11
を上側生地保持部材lOに閉じ合わす(S4)、かくし
て、上下の生地保持部材10.11間にパンティストッ
キングPSが挟着保持されることになる。
次いで、制御装置8はモータM、を駆動し、主軸20、
即ち回転筒体2を所定角度回転する(S5〉、そして、
角度センサS9からの検出信号によりAの位置にあった
生地保持部材1がBの位置に占位したことを検知すると
、主軸20の回転を一旦停止し、生地保持部材1をBの
位置に停止させる(S6〉。なお、この時点で制御装置
8はモータMl と台紙送り機構40及び台紙移送コン
ベアー駆動装置52を駆動しており、台紙移送コンベア
ー5上のストッパ装置51間に台紙PBを供給した状態
にある。
また、このときすでに台紙受載台30上に台紙PBが待
機しており、台紙受載台30上に設けられる図外の台紙
検出スイッチのオン信号が与えられると(37)、モー
タM8を駆動して台紙挿入腕体31を走行させ、台紙P
Bを上側のストッキング部Sの所定位置に挿入する(S
8)。なお、上記したカム装置150の機能により、B
の位置において上下の生地保持部材10.11が横方向
に開かれ、パンティストッキングPSのストッキング部
S、Sが横方向に拡げられた状態にある。
台紙挿入腕体31が台紙挿入完了位置に到達すると、こ
の位置に設置した位置検出センサS、がオンすることに
なるので、制御装置8ば位置検出センサS、からの検出
信号を待って(S9)、モータM8を逆転駆動しく51
0)、次いで位置検出センサS4からの検出信号が入力
されると(S11)、その時点でモータM2の駆動を停
止し、台紙挿入腕体31をホームポジションに復帰させ
!(S12)。ホームポジションに復帰した台紙挿入腕
体31は一旦停止されることになる。
尚、台紙挿入腕体31がホームポジションに復帰した時
点で、次層の台紙PBが台紙受載台30上にセットされ
る。
次いで、制御装置8はモータM、を駆動して走行台車6
0を走行させ、且つこれと同時にエアーシリンダ64を
駆動し、折り畳み棒65を上昇させる(S13)、なお
、折り畳み棒65の上昇は位置検出センサS、がオンし
た時点で停止されることになる。、そして、走行台車6
0が位置検出センサS7の位置に到達し、位置検出セン
サS、からの検出信号(オン信号)により、パンティス
トッキングPSの折り畳み動作が完了したことを検知す
ると(S14)、モータM、を逆転駆動し、走行台車6
0をホームポジションに復帰させ、その際入力される位
置検出センサS、からの検出信号により、走行台車60
を一旦停止させる(315)。且つ、併せて折り畳み棒
65を元の位置に下降させる(S 16)。
次いで、主軸20の回転を百行し、折り畳まれたパンテ
ィストッキングPSを保持する生地保持部材1をBの位
置からCの位置に移動させる(S17)、そして、この
状態からモータM4及びエアーシリンダ72の駆動を行
ない、回転状態にあるローラ対70をパンティストッキ
ングPSの先端部に位置せしめて噛み込み動作を行わせ
る(S18)。そして、図外の検出センサからの検出信
号により、噛み込み動作が完了したことを検知すると、
エアーシリンダ72を逆駆動してローラ対70を生地保
持部材1から離反させ、これからパンティストッキング
PSを抜き去る抜き取り動作を行う(S 19) 、そ
れ故、エアーシリンダ72としては、2位置切換型のエ
アーシリンダを用いればよい。
そして、図外の検出センサにより抜き取り動作が完了し
たことを報じられると、主軸20の回転を百行し、生地
保持部材1をCの位置からDの位置に移動させる(S2
0)。次いで、検出センサS1゜のオン・オフ状態を判
断しく521)、検出センサS10がオンしている場合
、即ち、パンティストッキングPSが抜き取られ、生地
保持部材1が空の状態にある場合は、主軸20の回転を
百行し、生地保持部材1をAの位置に移動させ、この生
地保持部材lに次回のパンティストッキングPSを挿入
し、上記一連の手順を百行する。そして、必要枚数分の
パンティストッキングPSの台紙挿入動作及び抜き取り
動作が完了した時点で(S22)、処理内容を終了する
一方、ステップS21において、検出センサS1゜がオ
フ状態の場合は、Cの位置でパンティストッキングPS
の抜き取りミスを発生していることになるので、この場
合は、台紙挿入装置全体を停止しく323)、)ラブル
の発生を未然に防止することになる。
図示する実施例の全容は以上の通りであるが、本発明は
以下に述べる各種の変更が可能である。
即ち、上記実施例では、回転筒体に生地保持部材を4個
取付けることとしたが、生地保持部材の個数については
特に限定されるものではない。但し、上記の如き位置に
4個取付ける場合は、台紙挿入動作及びパンティストッ
キングの抜き取り動作が併せて行われることになり、か
かる作業を能率よく行う上で都合のよいものになる。
また、上記実施例では角度センサからの検出信号に従い
、主軸の回転制御等を行うこととしたが、生地保持部材
の回転域に複数の回転位置検出センサを設けることにし
てもよい。
また、上記実施例では、上下の生地保持部材を共に横方
向に開閉することとしたが、台紙挿入対象のストッキン
グ部が挿入される生地保持部材のみを開閉することにし
てもよい。
また、上記実施例では、下側の生地保持部材を開閉する
こととしたが、上側の生地保持部材を開閉することにし
てもよいし、両方とも開閉しない形態をとることにして
もよい。但し、挿入作業を迅速に行う上では片側の生地
保持部材を開閉することが好ましいものになる。
また、上記実施例では、折り畳み機構や抜き取り機構成
いは台紙移送コンベアー等を設けることとしたが、これ
らの工程を作業者が行うことにしてもよい。但し、上記
実施例の構成によれば、かかる一連の工程をいわば自動
的に行えることになるので、確実、且つ能率のよい工程
を享受できるという利点がある。
発里坐盈且 請求項1記載のパンティストッキングへの台紙挿入方法
によれば、パンティストッキングの移動方向と台紙の移
動方向とが直交することになるので、−直線状に配置さ
れたライン上で台紙の挿入工程を行う場合に比べて、そ
の実施に使用する装置の設置スペースを格段に低減でき
ることになる。
また、台紙挿入作業を手作業で行う上記従来方法に比べ
て台紙挿入作業を迅速、確実に行えるという利点がある
そして、請求項1記載のパンティストッキングへの台紙
挿入方法を請求項2記載のパンティストッキングへの台
紙挿入装置が実現する。更に、請求項2記載の台紙挿入
装置において、生地保持部材を複数組設けるものとすれ
ば、その分、台紙挿入動作に要するインターバルを短縮
でき、能率のよい台紙挿入動作が行えることになる。
また、特に、請求項3記載のパンティストッキングへの
台紙挿入装置によれば、パンティストッキングを上下の
生地保持部材に挿入する際に、上下の生地保持部材を上
下方向に開く構成をとるので、挿入動作を迅速、且つ確
実に行えるという利点がある。
また、特に請求項4記載のパンティストッキングへの台
紙挿入装置によれば、台紙挿入後の筒状生地がキチンと
折り畳まれることになるので、後工程における包装作業
等を迅速に行えるという利点がある。
また、特に請求項5記載のパンティストッキングへの台
紙挿入装置によれば、台紙が台紙挿入機構の位置に自動
的に供給されることになるので、その分、台紙挿入動作
を迅速、確実に行えるという利点がある。
4゜ また、特に請求項6記載のパンティストッキングへの台
紙挿入装置によれば、台紙を挿入されたパンティストッ
キングがキチンと折り畳まれ、その後、生地保持部材か
ら自動的に引き出される構成をとるので、後工程におけ
る包装作業等をより一層迅速に行えるという利点がある
更に、請求項7記載のパンティストッキングへの台紙挿
入装置によれば、台紙挿入工程〜パンティストッキング
の抜き取り工程に到る一連の工程を制御装置により制御
する構成をとるので、かかる一連の工程を迅速、確実に
行えるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るパンティストッキングへの台紙挿
入方法に使用するパンティストッキングへの台紙挿入装
置を示す全体斜視図、第2図は台紙挿入工程及びこれに
付随する工程を示す斜視図、第3図は台紙挿入装置の制
御系を示すブロック図、第4図は生地保持部材1を示す
側面図、第5図は第4図をX方向から見た矢視図、第6
図は生地保持部材を回転筒体に連結した状態を示す側面
図、第7図は第6図のY方向矢視図、第8図は生地保持
部材の平面図、第9図はリンク機構の動作を示す説明図
、第10図は開閉カムの側面図、第11図は開閉カムの
正面図、第12図はカム装置のカム線図、第13図は回
転筒体及びこれの周囲の構造を示す側面図、第14図は
回転筒体に対する生地保持部材の移動位置を模式的に示
す図面、第15図は開閉1m整手段を模式的に示す正面
図、第16図はその側面図、第17図は制御装置の制御
手順を示すフローチャートである。 1・・・生地保持部材、2・・・回転筒体、3・・・台
紙挿入機構、4・・・台紙ストッカー、5・・・台紙移
送コンベアー、6・・・折り畳み機構、7・・・抜き取
り機構、8・・・制御装置、10・・・上側生地保持部
材、11・・・下側生地保持部材、20・・・主軸、1
31・・・カムフォロワ、140・・・開閉カム、15
0・・・カム装置、160・・・リンク機構、170・
・・生地保持部材支持軸、200・・・開閉量調整手段
、Mr 、Mz 、Mz4 MS ・・・モータ、 PS・・・パンティストツキ ング、 S・・・ストッキング部。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)パンティストッキングの片側の脚部に台紙を挿入
    するパンティストッキングへの台紙挿入方法において、 水平方向に対設した一組の水平対設部材を上下に備え、
    且つ少なくとも上下片側の水平対設部材が水平方向への
    開閉自在になった生地保持部材に、胴体側より前記パン
    ティストッキングの両脚部を分離させた状態で挿入し、
    その後、前記生地保持部材を水平姿勢を保った状態で回
    転させてパンティストッキングを台紙挿入位置に供給し
    、次いで、少なくとも一方の水平対設部材を水平方向に
    開き、開かれた状態にある片側の脚部に台紙挿入機構を
    介して胴体側より台紙を挿入することを特徴とするパン
    ティストッキングへの台紙挿入方法。
  2. (2)パンティストッキングの片側の脚部に台紙を挿入
    するパンティストッキングへの台紙挿入装置において、 少なくとも上下片側のものが水平方向への開閉自在にな
    った上下一組の水平対設部材からなり、両脚部が分離さ
    れた状態で胴体側より挿入される前記パンティストッキ
    ングを上下一組の水平対設部材間に保持する生地保持部
    材と、 前記生地保持部材を一又は複数支持し、生地保持部材を
    水平姿勢に保った状態で回転させる回転機構と、 生地保持部材の回転域に設けられ、水平方向に開かれた
    状態にある前記パンティストッキングの片側の脚部に、
    胴体側より台紙を押し込む台紙挿入機構と を具備することを特徴とするパンティストッキングへの
    台紙挿入装置。
  3. (3)前記上下の水平対設部材の内の一方を上下方向に
    開閉させる開閉機構を備え、パンティストッキングが挿
    入される時点で上下の水平対設部材を上下方向に開き、
    挿入が完了すると、上下の水平対設部材を閉じ合わせる
    ようにしたことを特徴とする請求項2記載のパンティス
    トッキングへの台紙挿入装置。
  4. (4)前記生地保持部材の回転域を挟むようにして前台
    紙挿入機構に対設され、台紙挿入後の前記パンティスト
    ッキングのトウ先側を保持し、この部分を台紙挿入部側
    に折り畳む折り畳み機構を備えたことを特徴とする請求
    項2記載の台紙挿入装置。
  5. (5)前記台紙を前記台紙挿入機構の位置に自動的に供
    給する台紙供給機構を備えたことを特徴とする請求項2
    記載のパンティストッキングへの台紙挿入装置。
  6. (6)前記生地保持部材の回転域を挟むようにして前台
    紙挿入機構に対設され、台紙挿入後の前記パンティスト
    ッキングのトウ先側を保持し、この部分を台紙挿入部側
    に折り畳む折り畳み機構と、生地保持部材の回転域にお
    ける折り畳み機構の下流側に設けられ、折り畳まれた前
    記パンティストッキングの端部を保持し、これを上下一
    組の水平対設部材から抜き取る抜き取り機構とを備えた
    ことを特徴とする請求項2記載のパンティストッキング
    への台紙挿入装置。
  7. (7)パンティストッキングの片側の脚部に台紙を挿入
    するパンティストッキングへの台紙挿入装置において、 少なくとも上下片側のものが水平方向への開閉自在にな
    った上下一組の水平対設部材からなり、両脚部が分離さ
    れた状態で胴体側より挿入される前記パンティストッキ
    ングを上下一組の水平対設部材間に保持する生地保持部
    材と、 前記生地保持部材を一又は複数支持し、生地保持部材を
    水平姿勢に保った状態で回転させる回転機構と、 生地保持部材の回転域に設けられ、水平方向に開かれた
    状態にある前記パンティストッキングの片側の脚部に、
    胴体側より台紙を押し込む台紙挿入機構と、 台紙挿入機構に台紙を自動的に供給する台紙供給機構と
    、 前記生地保持部材の回転域を挟むようにして前台紙挿入
    機構に対設され、台紙挿入後の前記パンティストッキン
    グのトウ先側を保持し、この部分を台紙挿入部側に折り
    畳む折り畳み機構と、前記生地保持部材の回転域におけ
    る前記折り畳み機構の下流側に設けられ、折り畳まれた
    前記パンティストッキングの端部を保持し、これを上下
    一組の水平対設部材から抜き取る抜き取り機構と、前記
    水平対設部材の開閉タイミング、回転機構の回転動作、
    台紙挿入機構の挿入タイミング、台紙供給機構の供給タ
    イミング、折り畳み機構の折り畳み、タイミング及び抜
    き取り機構の抜き取りタイミングを制御する制御装置と を具備することを特徴とするパンティストッキングへの
    台紙挿入装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH07187157A (ja) * 1993-12-27 1995-07-25 Gunze Ltd パンティストッキングの折り畳み方法

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