JPH038517Y2 - - Google Patents

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JPH038517Y2
JPH038517Y2 JP2822886U JP2822886U JPH038517Y2 JP H038517 Y2 JPH038517 Y2 JP H038517Y2 JP 2822886 U JP2822886 U JP 2822886U JP 2822886 U JP2822886 U JP 2822886U JP H038517 Y2 JPH038517 Y2 JP H038517Y2
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wiper
motor
glass surface
pivot
moving
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JP2822886U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は車両のガラス面を払拭するワイパに関
する。更に詳しくは揺動運動と水平運動を複合し
て単一のワイパプレードで広範囲のガラス面を払
拭する複動ワイパに関するものである。
[従来の技術] 従来、この種のワイパは、第3図に示すように
4節リンク機構を用いてワイパモータの回転運動
をワイパアーム1の基端のピボツト2を支点とす
る揺動運動に変換して、図示するワイパパターン
となるようにワイパアーム1及びワイパプレード
3を連動させている。
[考案が解決しようとする問題点] しかし、従来のピボツト2の位置は固定式であ
つて、ワイパプレード3は円弧状にしかガラス面
4を払拭できないため、規定された払拭面積を確
保するには、第3図に示すようにワイパプレード
3及びワイパアーム1を2組備えなければならな
かつた。
本考案の目的は、1組のワイパプレード及びワ
イパアームで広範囲のガラス面を払拭することが
できる複動ワイパを提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案を実施例に
対応する第1図により説明する。本考案の複動ワ
イパは、ガラス面20を払拭するワイパプレード
13が取付けられたワイパアーム11をこのワイ
パアーム11の基端に固着されたピボツト12を
支点としてリンク機構14,18,17を介して
ワイパモータ15により揺動するワイパを改良し
たものであつて、ピボツト12とワイパモータ1
5がガラス面20に沿つて水平移動可能に構成さ
れる。そしてワイパモータ15を水平移動させる
移動用モータ27を備え、コントローラ30によ
りワイパモータ15及び移動用モータ27をワイ
パプレード13がガラス面20全体を払拭するよ
うに制御するものである。
[作用] コントローラ30は、ワイパモータ15及び移
動用モータ27の駆動タイミング、回転速度等の
駆動条件を予め記憶したメモリ32を備える。両
モータ15,27はメモリ32の記憶データに基
づいて回転する。移動用モータ27が回転する
と、ワイパモータ15及びピボツト12が水平移
動する。払拭位置によつてワイパモータ15が回
転してワイパプレード13が第2図に示すように
ガラス面20全体を払拭する。
[実施例] 次に本考案の実施例を図面に基づいて詳しく説
明する。
第1図に示すように、ワイパアーム11の基端
にはピボツト12が固着される。このワイパアー
ム11の先端にはワイパプレード13が取付けら
れる。ピボツト12には第1リンク14の一端が
固着される。第1リンク14はワイパモータ15
により揺動するようになつている。即ち、ワイパ
モータ15のウオーム15aにはヘリカルギヤ1
6が噛合し、この回転軸16aには第2リンク1
7の一端が固着する。第2リンクの他端は第3リ
ンク18を介して第1リンク14の他端に回転自
在に連結される。
本考案の特徴ある点は、ピボツト12とワイパ
モータ15がガラス面20に沿つて水平移動可能
に構成されたことにある。即ち、ピボツト12は
その基端12aがガラス面20に沿つて車体に取
付けられたレール溝21に挿入される。またワイ
パモータ15は台車22に載置され、レール溝2
1に平行に取付けられたレール23上を移動する
ようになつている。台車22の一端には第4リン
ク24を介して第5リンク25の一端が回転自在
に連結される。第5リンク25の他端にはヘリカ
ルギヤ26の回転軸26aが固着する。ヘリカル
ギヤ26は移動用モータ27のウオーム27aに
噛合する。移動用モータ27は車体に載置され
る。
30はワイパモータ15及び移動用モータ27
を制御するためのコントローラである。コントロ
ーラ30はこの例ではマイクロコンピユータによ
り構成され、CPU31及びメモリ32を内蔵す
る。メモリ32には、上記ワイパプレード13が
第2図に示すワイパパターンとなるように、ワイ
パモータ15及び移動用モータ27の駆動タイミ
ングが記憶されている。33,34はI/Oポー
ト、35はワイパスイツチ、36,37はそれぞ
れワイパモータ15、移動用モータ27の駆動回
路である。
このような構成の複動ワイパは、ワイパスイツ
チ35を入れると、CPU31はメモリ32に予
め記憶されたデータを読取り、駆動回路36,3
7を介して、第2図のAの範囲ではワイパモータ
15のみを回転させ、Bの範囲ではワイパモータ
15及び移動用モータ27を両方回転させ、Cの
範囲では移動用モータ27のみを回転させるよう
に制御する。
なお、上記例では、コントローラはワイパモー
タ15及び移動用モータ27の駆動タイミングの
み制御する例を示したが、各モータの回転速度を
可変にするようにしてもよい。
[考案の効果] 以上述べたように、本考案によれば、従来のワ
イパモータとワイパアームのピボツトをガラス面
に沿つて水平移動できるようにして、ワイパモー
タを別の移動用モータで移動させることにより、
1組のワイパプレード及びワイパアームでガラス
の規定された面積は勿論、これより広い面積を確
実に払拭することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例複動ワイパの構成図。第
2図はそのワイパパターン。第3図は従来例のワ
イパパターン。 11:ワイパアーム、12:ピボツト、13:
ワイパプレード、14,17,18,24,2
5:リンク、15:ワイパモータ、20:ガラス
面、21:レール溝、23:レール、27:移動
用モータ、30:コントローラ、32:メモリ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ガラス面を払拭するワイパプレードが取付けら
    れたワイパアームをこのワイパアームの基端に固
    着されたピボツトを支点としてリンク機構を介し
    てワイパモータにより揺動するワイパにおいて、 上記ピボツトと上記ワイパモータが上記ガラス
    面に沿つて平移動可能に構成され、上記ワイパモ
    ータを水平移動させる移動用モータと、上記ワイ
    パモータ及び上記移動用モータの駆動条件を予め
    記憶したメモリを内蔵し上記ワイパプレードが上
    記ガラス面全体を払拭するように上記ワイパモー
    タ及び上記移動用モータを制御するコントローラ
    とを備えたことを特徴とする複動ワイパ。
JP2822886U 1986-02-28 1986-02-28 Expired JPH038517Y2 (ja)

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JP2822886U JPH038517Y2 (ja) 1986-02-28 1986-02-28

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JP2822886U JPH038517Y2 (ja) 1986-02-28 1986-02-28

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JPS62139873U JPS62139873U (ja) 1987-09-03
JPH038517Y2 true JPH038517Y2 (ja) 1991-03-01

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WO2016203906A1 (ja) * 2015-06-17 2016-12-22 アスモ 株式会社 車両ワイパ装置
CN107614331B (zh) 2015-06-17 2020-07-24 株式会社电装 车辆刮水器装置
JP6503921B2 (ja) * 2015-06-23 2019-04-24 株式会社デンソー 車両ワイパ装置

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JPS62139873U (ja) 1987-09-03

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